ふゆのほし的「道の駅」ご案内   道の駅をたずねて何千キロ
道の駅 おがち
◆小町の郷◆

秋田自動車道 横手ICから湯沢横手道路へと入り、終点である湯沢ICでおり、国道13号に出たら雄勝町・新庄市方面へと向かう。雄勝町内に入るとあちらこちらに「小町の郷」と書かれた看板を目にすると思うが、やがて右側に道の駅「おがち」が見えてくるはずだ。

道の駅「おがち」は、笠の中央に巾子がある特長をもつ市女笠が駅のモチーフとして採用されており、それは女流歌人「小野小町」の生誕の地である雄勝町に実にふさわしい駅である。さらに、この「おがち」、道の駅グランプリ2000で優秀賞を受賞した駅であり、休日ともなると多くの利用客で賑わっている。ここも駐車場へ入るのにはある程度の覚悟が必要そうな駅のひとつである。


 
 
 
道の駅基本データ
場所/地図 秋田県雄勝郡雄勝町小野字橋本90
沿線 国道13号
駅付近の交通量 午後:★★★(多)
連絡先 0183-52-5500
各施設開館時間 09:00〜19:00(物産館)
※季節によっては〜20:00
10:00〜21:00(レストラン)
休館日 無休
駐車場 63台(大:15 普:47 身障者用:1)
トイレ数 男:20 女:15 身障者用:2
石鹸:有
印象に残った名産品、
珍しいもの等
秋田小町(銘柄米)
小町ようかん
酒類(ワイン・日本酒等)
豆福かすてら など
訪問履歴 1st:2001/05/03 15:42
 
 

 

施設内容
物産販売施設(1F)
レストラン二ツ森(2F)
道路案内所
休憩所
公園
スタンプ:休憩所 及び売店入口の2箇所
 
見取り図
 

 

道の駅制覇し隊 この駅どんな駅?みつぼしチェック
目玉なお買い物度 ★★★ 小野小町ファンの人ならば喜んでしまう小町グッズ、そして小野小町にちなんだ特産品等も多数揃えている
食事しましょう度 ★★ 2階のレストランで食事が可能。食事のメニューも小野小町ラーメン、手打ち小町(天ざる)等
ちょいと休憩度 ★★★ 道の駅休憩所有り。カーペット状のスペースも有り、横になって休憩も可。
休憩所には、コインシャワーがあり100円で3分間お湯が出る。
ゆったり休憩度 ☆☆☆
ここで遊ぼう度 ☆☆☆
ここで体験度 ☆☆☆
文化に親しもう度 ☆☆☆
トイレ印象度 ★★★ 屋外・屋内共に非常に清潔なトイレ
訪問時混雑度 ★★★ 訪問時休日午後:大大混雑!誘導員も出て大忙し状態
身障者への配慮 駐車場から休憩所や売店等へはスロープがある。2階のレストランへはエレベータで可

道の駅ギャラリー
次に「おがち」を様々な角度から撮影した写真をお楽しみいただければと思う。ってそんな大層な写真はないのだが、少しでも雰囲気を感じてもらえれば幸いである。
建物の外も賑わう道の駅「おがち」

 

建物の屋根は、市女笠をモチーフに造られた

 

屋外にも観光・道路案内の看板あり 店先では和菓子等の販売に人が集まる

 

同じく店先では名物「豆富かすてら」の販売 自販機前の休憩所

 

各所にちょっと座れるスペースがある 売店風景

 

休憩所内

道の駅チェックレポート
道の駅にはそれぞれ特徴がある。我々「道の駅制覇し隊」が実際に道の駅を訪れたなかで、見どころや気になるところなどをレポートする。時にはべたぼめあり、辛口も混ぜておおくりするが、あくまでも一個人のレポートゆえ、人によっては異なった感想をもたれる場合もあるかもしれない。その点は予めご了承願いたい。
 
 
駅全体像チェック:小野小町のふるさと 雄勝町
学校の授業等で必ず一度はその名を口にすることもあっただろう、そして百人一首で「花の色は移りにけりな いたずらに・・・」こんな詩を読み上げたり記憶したり、そんなことはなかっただろうか。それこそ、平安の女流歌人「小野小町」が詠んだ歌である。恥ずかしながら、学校で学んだことで記憶に残っているのは、この歌程度で、小野小町の生涯については今回改めて調べ、なんともせつない気持ちにさせられながら、書き留めておく。

小野小町は出羽の国福富荘桐の木田(現在の雄勝町小野字桐木田)に生まれる。幼い頃から歌や琴等の才能に恵まれ、やがて京に上がり宮中に仕えることになる。その際に「小町」という名を頂き、天皇にもたいそう可愛がられた。小町は才能のみならず美貌にも恵まれ、多くの恋文も届いていたとか。しかし、彼女の心は動くことがなかった。長い京の暮らしをするにしたがって、小町の心はふるさとを思うことが多くなる。美貌と才能を持つが故にねたみ等もあったのではないだろうか、このあたりは何時の時代も人間は進歩しないものだ(苦笑)。

結局、小町は京を退き、ふるさとへと戻り、歌を詠んだり琴をひいたりと静かな暮らしをしていた。そんな中、小町を想う深草少将が、小町に逢いたいがゆえに京から小町のふるさとへとやって来る。深草少将は小町へ「逢いたい」旨の手紙を書いたのだが、小町は逢いたい気持ちを抑え、「私を心から慕ってくださるならば、毎日一株の芍薬を高土手に植え続け、それが百株になったら、あなたの御心にそいましょう」なる返事を書いた。それから、深草少将は毎日のように芍薬を植え続ける。逢えない理由には幾つかの説があるらしいのだが、一説には小町自身が疱瘡を患っていたという。100日も経過すれば治るのではないか、という意味も含まれていたのではないだろうか。

しかし、とうとう百株目の夜に悲劇が起こる。雨のせいで深草少将は橋ごと流されてしまったのである。雨だろうがなんとしてでも約束を果たしたいという深草少将の気持ちは分かるが、これもまた運命なのだろうか。小町は少将を二ツ森に葬り、その後も泣き暮らしていたが、やがて岩屋堂に移り住み、余生を自像を刻みながら過ごした。

以上が"ほし"なりの解釈を含めた小町の生涯なのだが、地方によってはまた解釈が異なるところもあるらしい。こうして、道の駅から歴史に触れるのはなんとも面白いものである。

ところで、ここの駅のスタンプの図案にも採用されている小町のキャラクターは、なかなか可愛くてお気に入りである。小町といえば「美人」を想像するが、この図案はまるで子供の頃の可愛い小町を想像してしまいそうだ。
駅内チェック:売店でみつけた特産品の数々 銘柄米「あきたこまち」
何処のスーパーでもよく見かける銘柄米「あきたこまち」、我々の食卓でも毎晩のように「あきたこまち」のホカホカご飯を味わっている。ところで、「あきたこまち」という名は何処から来たのだろう。そう、それは「小野小町」にちなんだものである。美味しい米として世に広く知れ渡って欲しいという思いから、「秋田」の「小町」として命名したらしい。昭和59年秋田県農業試験場で育成されたもの。食味については、ササニシキやコシヒカリと遜色ないという評価が一般的だ。

あきたこまち名称の発祥とも言える地「雄勝町」のあきたこまちは、売店内にドーンと山積みされている。(勿論、あきたこまちファンな我々も買って帰ったのであった)
駅内チェック:売店でみつけた特産品の数々 小町にちなんだ商品群
「小野小町の郷」ならではの小町商品群。

小野小町のレターセット等の文具類、置物等から、小町ようかん、小町ゆべし等の菓子類、そして純米酒「小野こまち」、小町ワイン等の酒類等、多岐にわたる商品群が所狭しと並んでいる。
駅内チェック:売店でみつけた特産品の数々 豆富かすてら
豆富かすてらは、大豆を原料に、卵、ハチミツ、カタクリ、水飴等を加えた秋田県の祝事、法事の添え菓子である。雪国の健康を考えた自然食品でダイエット等にも最適だとか。我々が訪れた時には店先で販売、人も群がっており、好評のようであった。
 
 

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データ作成日:2001年07月05日 最終更新日:2003年04月19日
(詳細案内は2001年05月現在のものです)