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| 実は、8月になったら是非とも訪れたい場所がある。それが山梨県明野村である。まぁ、道の駅とは特に関係はないのだが、明野村といえば日本で最も日照時間が長い村としてアピールしており、この村のひまわり畑は全国でも有名な場所でもあるのだ。 幸い、道の駅「にらさき」「南きよさと」の近隣に位置するため、スタンプラリーを兼ねて訪れるには丁度良い。というわけで、たえず開花状況を村のWebサイトでチェック、そして訪れる日を8月8日に設定したのだ。ところが、いざ、天気予報をみれば、前日である7日の甲府方面は午後から雷雨、更に8日は「曇り時々雨」となっているではないか。ひまわりといったらやっぱり青空、これが見られないとなっては、訪れる楽しみも半減してしまう。 8月8日、当日になっても、出発するか否かでまだ悩んでいた。都内の空も厚い雲に覆われており、好天候は望めそうになかったのである。それでも、何の根拠もない一筋の希望を抱きながら、都内を出発するしかなかった。「今週を逃したら、最も広い敷地のひまわり畑の満開時期を逃してしまう」、それだけの理由で。 えっ?スタンプラリーのことは何も考えていないって? いや、ひまわり畑を十分に堪能した後、甲府から北にある道の駅を中心に廻ろうと思っている。思ってはいるのだが、まさか西だ東だ、北だ南だと迷走する羽目になるとは、まだその時は思いも寄らなかったのであった。 |
| 自宅(東京)発05:28→ 国道20号/中央道 調布IC-韮崎IC/(主)27号/広域農道→ 広域農道/村道/国道141号→ 国道141号/(主)32号/(県)606号/国道20号→ 国道20号→ 国道20号/(主)11号/中央道 小淵沢IC-長野道 塩尻IC/国道20号→ 国道20号/長野道 塩尻IC-中央道-中部横断道 白根IC/(主)39号→ (主)39号/国道52号/(主)6号/国道141号→ 国道141号/広域農道→ 広域農道/国道20号/(主)22号/(主)34号/国道137号/河口湖大橋/(県)707号/国道139号/国道138号→ 自宅着23:28 |
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| 到着時刻:07:14 地図を見て頂ければわかると思うのだが、中央道 韮崎ICからまず道の駅「にらさき」に向かい、それから明野村へと北上するのが順当なルートである。しかし、明野村のひまわり畑は、毎年多くの人で賑わっていることは各所で伝えられている情報から明らかだ。更に、道の駅「にらさき」の開館時間は10時、この2点を考慮すると、本日のスタート地点はおのずと決まってくる。人ごみで混雑する前に明野村に到着し、十分にひまわりを堪能してからスタンプラリーに臨むことにしよう。 というわけで、こうして早朝の中央道をせっせと走っているのである。8月8日といえば、一般的にはお盆休み等で帰省する車も目立つわけだが、交通量は多いものの、特に混雑している感じでもない。しかしながら、途中、雨には降られるわ、厚い雲の隙間から青空が見えたりと、そんな車窓の風景に一喜一憂。無事に、青と黄色のコントラストがまぶしいひまわり風景に出逢うことはできるのか。 |
さて、韮崎ICから一般道にでると、県道を経て茅ヶ岳広域農道へ。これを道なりに北上していけば明野村のひまわり畑群が見えてくるはずだ。明野村のひまわり畑は3箇所に分かれており、明野ふるさと大陽館付近のメイン会場のひまわり畑は、約19,000平方メートル、そしてメイン会場からやや南に位置する明野村農村公園会場のひまわり畑は約4,000平方メートル、メイン会場から北に位置する浅尾新田会場は約9,000平方メートルのひまわり畑が広がっている。8月上旬はちょうどメイン会場のひまわり畑が見頃を迎えており、我々はまっすぐにメイン会場へと向かったのだが、7時をちょっと過ぎたばかりだというのに、車はいるわいるわ、三脚とカメラを担いだ人たちも既にとっておきな場所を陣取っている。 |
![]() ▲広がる黄色の絨毯 |
![]() ▲青空とアルプスと向日葵と |
![]() ▲働き蜂さん |
| 「す、すごいなぁ・・・」、ひまわりの美しさの前にその人・人・人に圧倒されるばかり。しかし、まだまだこんな混雑は序の口だ。まぁそれはさておき、いざひまわり畑へ視線を向けると、それは見事な黄色の絨毯ではないか。心配していた天候も、日頃の行いが良いのか、それともただの気まぐれなのか、美しい青空である。 早速、ひまわり畑へと向かい、とっておきの花を探して廻る我々。あぁ、やはりひまわりには青空がよく似合う。大陽に向かって咲きほこるひまわりの花々は、皆どれも堂々としており、気迫すら感じられるのだ。あぁ、こんな姿を見習わなければ。 |
![]() ▲陽の光を浴びて |
![]() ▲朝露キラリ |
![]() ▲もうすぐ咲きます |
| そうして約1時間の間、ひまわりの周りを飛ぶ蜂のごとく、畑内をあっちだこっちだと歩き回りながら散策を楽しんだ我々は、駐車場の一角にある直売所で明野村のじゃがいもをたっぷり買い込み、満足げに車に戻っていったのであった。 |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲新鮮野菜が並ぶ直売所 |
![]() ▲お疲れ気味なひまわり |
さて、緑と花がいっぱいの道の駅「南きよさと」は、なんといっても敷地内の公園がポイント・・・のはずなのだが、今年の猛暑のせいか、敷地内の木々や花々は皆、お疲れぎみ。公園内の一角に咲くひまわりもその例外ではない。本日1箇所目のスタンプを押印し、直売所でフレッシュ野菜を購入した我々は、無料ドッグランと化した(いや、普通の芝生広場である)芝生広場をしばらくの間ぼんやりと眺めていた。 |
![]() ▲こちらも暑さでお疲れ気味 |
![]() ▲白州米ジェラート |
![]() ▲ごちそう屋おじら |
| それでも、10時半になろうかとしていたその時、一組の老夫婦がやはり食事処が開くのをじっと待っていることに気が付いた。それに励まされるように、じっとじっと待つこと・・・何十分、ここまでくると、ただの執念である。ところが、営業時間の11時になってもまだ開かない。さすがの"ほし"もこれには狼狽し、ジェラート売り場の店員さんに聞いてみると、「申し訳ありません、ちょっと準備に時間がかかってしまい、もう少々お待ち願えませんか。もうすぐ開くと思いますので」と申し訳なさそうに答えてくれた。 そうして更に15分ほどが過ぎ、ようやく食事処が開くと、どこからともなくドヤドヤと人が店内へと流れ込んでいく。我々だけでなく、周囲の人たちもただただ待っていたのだ。それほどまでに人気があるのか、ごちそう屋「おじら」(それが、この食事処の名称である)。 |
![]() ▲豚肉の生姜焼き定食 |
![]() ▲夏野菜カレー |
![]() ▲スタンプ |
| 白州の名水を使った地うどんも人気だが、とことん腹を空かせた我々はもう少しどっしりとした料理を食べたい、というわけで、今回選んだのが「豚肉生姜焼き定食」と「夏野菜カレー」。勿論、米は白州米、野菜も地場産である。ボリューム満点で、しかも700円前後の値段で食べられるのであれば、これはかなりオトクではないだろうか。我々が食べ終える頃には、食事処の外で席を待つ組もみられるほどの盛況ぶりである。 というわけで、道の駅「はくしゅう」の集客パワーは、今年も健在であった。 |
![]() ▲夏まつり開催中! |
![]() ▲寒天大福? |
![]() ▲いよいよ始まる流しそうめん |
| 更に敷地内を歩いていると、店先に「信州名物
寒天大福」なる幟を発見、なんだそれは?と興味津々に近づく。見た目はごく普通の大福だが、店員さんいわく、餅に寒天が混ざっており、これによって普通の大福よりも柔らかさが維持されるとのことだ。実際に2個ほど買ってみたが、さぁ、どんな味わいなのか、それは帰ってからのお楽しみだ。 "ほし"が寒天大福を買っている間に、流しそうめんが始まったらしい。"こあ"氏が慌ててそうめんコーナーへと走る。いや、決して食べるためではない、ベストショットを狙うためである。そうして、しばらくして戻ってくるなり、「うーん、良い感じに撮れたとは思うんだけどな」と、いやはや、すっかりカメラマンになっている。 |
![]() ▲そうめん入れます! |
![]() ▲大人も子供も必死! |
![]() ▲スタンプ |
| "ほし"はといえば、「ちっ、本当は食べたかったんだけどな、流しそうめん」・・・って、箸の使い方が下手な"ほし"に流しそうめんは困難このうえないことは、己が一番よく知っている。 そうして、スタンプを押印すると、まるでルーチンワークのように売店で定番土産「そばドラ」を購入し、車に戻っていったのであった。 |
![]() ▲蝶の博物館入口 |
![]() ▲ゴーカートは今日も見るだけ・・・ |
![]() ▲スタンプ |
| というわけで、トランポリンはやむなく断念、現物がないのだから、諦めるしかない。その代わりといってはなんだが、いや、最初から立ち寄るつもりでいた蝶の博物館に向かう。夏休み期間中は子供は無料で利用できるあたりが、ニクイ演出である。が、どうみても子供には見えない我々は、入口で入館料を払うと、いざ館内へ。 館内は撮影禁止なのでその様子をお伝えすることは出来ないが、とにかく蝶の標本がズラリと並んでいる。右を見ても、左を見ても、蝶・蝶・蝶だらけなのだ。ただ、素人向けにもう少し凝った展示をしているかと期待していたのだが、展示自体は実に地味だったりもする。「ある意味、じっくりと蝶と向き合える場所かもしれない」 その後、公園管理事務所でスタンプを押し、また今日もゴーカートのサーキットをただただうらやましそうに見るだけであった。というのも、ゴーカートに乗っているのは子供ばかりなのだ。いや、実は子供に負けるのが恥ずかしい、これが"ほし"の本音だったりもする。 |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲向かいにあるフルーツ直売所 |
![]() ▲完熟プラム「太陽」 |
| 館内の観光案内カウンターでスタンプを押し、涼しい館内でしばし休憩。そして公道を挟んだ向かい側の直売所も覗いてみると、ただいまの季節はプラムがズラリと並んでいる。「おぉ、完熟だ!」と品定めしてみたものの、よくよく考えてみれば保冷ケースの中は既に野菜でいっぱい、これではプラムが潰れてしまうと思うと、諦めるしかない。そんな横で、見知らぬおじさんが美味しそうにプラムを頬ばっていた。 |
![]() ▲駅の横に整備された川辺の公園 |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲軽食コーナー 紙で隠された下には何が? |
| 振り向けばそこにあるのは軽食コーナー、「じゃぁ時間もまだまだあることだし、何か軽食でも食べようか」と選んだのは、「マヨ好み」なるお好み焼きもどきな一品を"こあ"氏が、そして"ほし"は相変わらずソフトクリームだ。しかも、この駅では初めて目にする「白桃」味である。いつもは「巨峰」味を大々的に宣伝しているソフトクリームコーナーだが、もしかしたらただいま「桃」のシーズンだからだろうか。初めて食べる味にかなり満足である。「うーむ、まさしく"桃"だ」と。しかし"ほし"の場合、相変わらずバニラとのミックスを食べる習性があるため、マイルド感たっぷりな味わいを楽しむことになるのだが、クリーム全てが桃味だったとしたら、これぞ「とことん桃!」のさっぱり感が味わえることだろう。 |
| お好み焼きというよりは、巨大たこ焼きのような感覚の「マヨ好み」を頬ばりながら、"こあ"氏が「うーむ、夕暮れまではまだまだ時間があるなぁ」と時計を気にする。どうやら心は既に明野村に飛んでいるらしい。 「じゃぁ売店内をゆっくり散策しながら、時間調整しよう」と"ほし"が一足先に売店コーナーへ出向く。結局、売店内を何周廻ったことか、これでは不審者に間違えられてしまう。それでも、山梨土産では定番過ぎる定番「信玄餅」と「ほうとう」、更には100円の茄子が50円に値引きされていたのを発見、すかさず手にすると、ようやくレジへ。 |
![]() ▲白桃ミックスソフト |
![]() ▲これがマヨ好み ソースとマヨネーズをかけて頂く |
| 「ほうとう」といえば、冬にフーフーいいながら食べたい一品、夏に買うならば、やはり冷房は必須か。 |
![]() ▲明野村農村公園にて |
![]() ▲可憐なひまわり |
![]() ▲駐車場からみる |
| しばらく農村公園のひまわりを堪能し、夕暮れ度が増してきた頃を見計らってメイン会場に移動すると、まだまだ見物客はいっぱい。それでも、朝から日中にかけての混雑ほどではないのだろう。再びひまわり畑に飛び込んでいくと、確かに朝とは違う印象を受ける。"こあ"氏はといえば、「あーでもない」「こーでもない」と、まるで蜂のごとくひまわりの周りを移動中。"ほし"だって負けじとシャッターを押すのだが、実はやみくもに撮っているだけであった。 |
![]() ▲夕暮れ雲とひまわりの共演 |
![]() ▲明日も綺麗に咲こう |
![]() ▲はーい!こっち向いて |
そうして、朝のひまわり散策以上にたっぷりの時間をかけて夕暮れひまわりを堪能し、いざ駐車場に戻ろうとすると、"こあ"氏が指をさす。「あっ、ひまわりソフトは食べなくていいの?」。 辺りはそろそろ暗くなりかけ、屋台や直売所も閉店準備中ではあるが、ひまわりソフトはまだ販売中のようだ。と、いざ財布を取り出そうとすると、いきなりひとりの若者が話しかけてきた。屋台を出している店のお兄さんである。そういえば、朝に立ち寄った際、そのお兄さんに誘導されて駐車したのだ。それが、夕刻になっても我々のことを覚えていてくれたとは、素晴らしい記憶力である。実は覚えていてくれた要因、それは我々が乗っている車であった。その彼も同じ車に乗っており、それがきっかけでしばらく間、車談義に盛り上がったのは言うまでもない。明野村で野菜を育てているというそのお兄さん、楽しいひとときをありがとう。 その後は「ひまわりソフト」を頬ばりながら、暮れゆくひまわり畑を駐車場から眺め、こうして我々のひまわりな1日は終わっていったのである。ちなみにこのひまわりソフト、独特なコクとバナナ風な甘みが特徴的であったことを付け加えておこう。 |
| というわけで、本日は山梨北西部を行ったり来たりの迷走旅であったが、ひまわりを200%楽しむ旅としては満足できたつもりである。ただ、道の駅のスタンプラリーな旅としてはやや難ありといったところか。まぁ、本日の主目的が「ひまわり」ゆえ、それも仕方がない。 さて、ひまわり畑の駐車場を出ると、「渋滞」という憂鬱なイベントが待っている。案の定、大月の先から八王子にかけて20kmの渋滞が発生しているらしい。結局、我々がとるべき道は一般道であった。ところが、途中、甲府付近は当然ながら交通量も多かったものの、河口湖方面へ抜ける国道137号は車がほとんど走っていないではないか。逆に不気味さすら感じるなか、快調に河口湖付近までたどり着くと「お腹すいたな」、またしても"こあ"氏の訴えである。 |
![]() ▲鰻の串焼き丼 (うなぎがちょっと小さい) |
![]() ▲山賊のスペアリブ (おぉ、スパイシー!) |
![]() ▲限定ビール 「シュバルツ」 |
| おっと、ここで疲れている場合ではないのだ。といっても、幸い、山中湖を抜けて国道413号に入ってからも渋滞に巻き込まれることなく、快調なペースで都内へと近づいていく。「中央道が混雑しているから、その影響が国道413号にもあるかと思っていたのに、渋滞はもう解消しているのかな」、いや、やはり中央道の道路表示板はあいかわらず「20km渋滞」のままである。 というわけでなんとか無事に都内にたどり着いた我々だが、自宅に着くなり"こあ"氏は再び「お腹すいたな」、あぁ、聞かなかったことにしよう、"ほし"は耳をふさぐようにその場を立ち去る。 本日のスタンプ数は6駅分、時間をもっと有効に使えば更に多くの駅を廻ることが出来たのだろうが、開店時間のしがらみ等でなかなか効率良い旅は出来ていないのが現状だ。さて、次回の旅はいつになることやら。 |
前の日記を読む?(2004/07/18)
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最終更新日:2004年08月20日