道の駅をたずねて何千キロ
関東 道の駅スタンプラリー2004参戦記 2004/07/18 群馬編
 
「えぇ?またラベンダーなの?」、これを読んでいる皆さんの誰もが思うであろうが、そう、我々の7月はまさしくラベンダー月間である。というわけで、再びラベンダーを求めて選んだ場所、それが群馬県北部に位置する沼田市の玉原高原、「たんばらラベンダーパーク」だ。"こあ"氏が会社帰りに、駅の構内で「たんばらラベンダーパーク」のポスターを見て、「今行くならば、ここしかない!」と思ったらしい。この玉原高原を中心に、群馬の北部から南部へとさまよう道の駅スタンプラリーの旅を決行することにしよう。

嬉しいことに、「たんばらラベンダーパーク」は午前7時から開園しているため、1日をたっぷりと有効に使えそうではないか。ただ、7月17〜19日は3連休という人も多いゆえ、ある程度の混雑は覚悟しておかねばならなそうだ。そんなことを考えつつ、早朝3時半に目が覚めると、さっそく出発の準備である。「今日こそは暑さ対策品を持参しないとね」と、鞄のなかに熱冷却シートをしのばせてみたが、さぁ、我々の熱をすいとってくれるか、冷却シートよ。
 
本日のルート
自宅(東京)発05:11→
中央道 高井戸IC/環八/(主)8号/関越道 練馬IC-沼田IC/国道120号/(県)266号→
公園たんばらラベンダーパーク(群馬)07:12着
(県)266号/農道/(県)265号/(主)61号/国道291号→
道の駅水上町水紀行館(群馬)09:53着
国道291号/(主)61号/(県)271号→
道の駅月夜野矢瀬親水公園(群馬)10:36着
(主)61号/国道17号/(県)274号/市道/国道120号/(主)64号→
道の駅川場田園プラザ(群馬)11:44着
(主)64号/村道/国道120号/村道→
道の駅白沢(群馬)12:29着
村道/国道120号/(主)62号/国道122号→
道の駅くろほね・やまびこ(群馬)14:04着
国道122号/(県)333号/国道353号→
道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡(群馬)15:46着
国道353号/(主)4号/(主)34号/国道353号/国道17号/国道353号→
道の駅おのこ(群馬)17:03着
国道353号/(主)35号/国道17号→
道の駅こもち(群馬)17:45着
国道17号/(主)11号/(主)13号→
道の駅ふじおか(群馬)19:21着
自宅着 23:29
2004/07/18のルート

たんばらラベンダーパーク
到着時刻:07:12

たんばらラベンダーパークの入口朝5時過ぎに都内の自宅を出た我々は、関越道に入るととにかく北へ北へ。ところが、まだ朝6時前だというのに、車の量はかなり多めだ。やはり夏の日曜日、しかも連休ともなればこれは仕方がないのか。それでも埼玉を過ぎて、藤岡JCTあたりになると、ようやく車の量も減りはじめ、ほっと一安心。

沼田ICから一般道をひた走り、玉原高原へと向かう県道を走れば、道の駅「川場田園プラザ」の標識が見えてくる。実は、玉原高原から最も近い道の駅といえば、川場田園プラザだったりする。まぁ今はその標識を目でおいながら、玉原高原へと続く道をとにかく走り続けよう。

ところでこの県道、高原が近くなればなるほど、きつい山道へと変化するため、もし交通量が多ければ大幅なペースダウンを強いられそうだ。それでも、朝7時前後にこの道を走る者はそう多くはないらしく、渋滞とは無縁なまま、「たんばらラベンダーパーク」に到着である。

「たんばらラベンダーパーク」は、標高1,300mの玉原高原のスキー場を利用した、いわゆる花いっぱいのガーデンである。7月中旬から8月中旬まではラベンダーフェスティバルと称し、コンサートやクラフト教室等も開催している。丘に沿っておよそ5万株のラベンダーが咲きほこる風景は、見事としかいいようがない。無料のドッグランもあるので、犬を連れた客も多い。
花いっぱい
▲入口に広がる花の坂道
ここで記念写真はいかが
▲ここで記念写真はいかが
欲張りな蜂さん
▲欲張りな蜂さん
さて、さっそうと車を停めて、いざ外へ。すると「うわっ、寒い!」、車から出しかけた足をそのまま引っ込めようか、そう思うほどに寒々しさで満ちている。さすが標高1,300mの高原ならではだろう。しかし、ここはぐっと我慢だ。暑さを覚悟してきたはずが、寒さを我慢することになろうとは、なんとも妙な誤算である。

そうして我々はおよそ2時間もの間、ラベンダー散策にいそしむことになるのだが、おいおい、何かかんじんなことを忘れていないか。この後にはラリーの旅も待っているのだというのに、ここで体力を使い果たすつもりか。というのも、園内はとにかく広く、健康体でないとかなりしんどい思いをすることになりそうなのである。"ほし"は園内を半分ほど廻ったところで、早くも息切れ状態。そんな横を、老齢の客たちが元気に通り過ぎていくと、己の体力のなさを恥ずかしくも思ったりもするのだ。
紫の絨毯が広がる
▲紫の絨毯が広がる
メルヘンな時間
▲メルヘンな時間(とき)
ラベンダーの丘
▲ラベンダーの丘
園内はラベンダーが中心ではあるが、その他にもニッコウキスゲやアスチルベ、サルビア等も見られ、紫色の絨毯に変化をつけているあたりがこれまた華やかである。そんな美しさに酔いしれながら園内をぐるりと回り終えると、何時の間にやら"こあ"氏はドッグランの前でカメラを構えているではないか。住宅事情により犬を飼えないがために、こんなところで見知らぬ飼い主の犬を撮っているとは(ちょっと寂しい)。

"ほし"はといえば、あれほど寒い寒いと言っておきながら、しっかりとラベンダーソフトクリームを頬ばっている。すると、その横を「今日はソフトクリームを食べる気候じゃないよなぁ」と言いながら集団が通過していく。確かに、7月下旬だというのに、ソフトクリームよりもおでんが似合う、そんな気候だ。それでも、真っ先にそんな言葉を言いそうな"こあ"氏が、"ほし"のソフトクリームを奪いながら「うん、なかなか美味いじゃないの。」と満足げ。
お手入れご苦労様です
▲お手入れご苦労様です
ドッグランでワンちゃん走る!
▲ドッグランでワンちゃん走る!
ラベンダーソフト
▲ラベンダーソフト
そして、帰りがけにラベンダービールとラベンダーシュークリームを購入し、「来て良かったねぇ」と満面の笑みを浮かべながら駐車場に戻ってみれば、あらびっくり。7時過ぎにはまだほとんど停まっていなかった駐車場が、9時を過ぎたあたりには大混雑状態と化していたのである。

道の駅「水上町水紀行館」
到着時刻:09:53 スタンプ設置場所:売店入口(外)

道の駅「水上町水紀行館」 外観たんばらラベンダーパークの駐車場を出てからも、反対車線は長蛇の行列が発生しており、今更ながらに「ここって有名な観光スポットだったんだね」なんて言葉が口から出てしまう始末だ。そんな車の列を横目でみながら、我々が次に向かう先、それは道の駅「水上町水紀行館」である。

玉原高原の真西に位置する水上町ではあるが、直接向かう道が無いため、一旦南下してから再び北上しなければならないあたりが非効率ではあるが、愚痴を言ってもはじまらない。のどかな田園風景を眺めながら、更には少々きつめな、いや、空腹な胃にはかなりきつめな山道を数十分ほど走れば、そこは水上町である。

国道291号に出るとほどなく現れた道の駅「水上町水紀行館」は、朝からやや混雑気味。おまけに、暑い。玉原高原では、鳥肌がたつくらいの寒さを味わったというのに、今度は汗がにじむ暑さを体験することになろうとは。

と、それはさておき、敷地内をぐるりと見渡す。売店やレストラン、水産学習施設や公園など、特に昨年訪れた時と変わったところはなさそうだ。いや、水産学習施設の入口には、昨年に引き続きいまだ「リニューアルオープン」の看板が掲げられたままであるのが、少々気になったりも。「それとも、またリニューアルしたのかな?」
おや、階段が設置された?
▲階段が設置された?
噴水が涼しさを演出
▲噴水が涼しさを演出
利根川は気持ち良いワン
▲利根川は気持ち良いワン!
水上町水紀行館のスタンプ場所リニューアルといえば、建物と駐車場の間には大きな段差があるため、今までは建物の端からスロープに沿って歩かなければならなかったのだが、いつの間にか建物正面の段差部分に階段が設置されており、これにはビックリ。

敷地横の階段から下りればそこは噴水の公園があり、横を流れる利根川を眺めながら、少しでも涼しさを味わいたい人たちが集まっている。しかも、利根川の岸辺で犬が楽しげに泳いでいる姿までみえる。「犬も暑いんだろうなぁ」

気持ちだけでも涼んだ我々は、建物入口に設置されたスタンプを押すと、館内へ。売店内をぐるり一周し、結局手にしたのは、昨年も購入した生クリーム大福であった。我々にとっては、この大福が定番土産として位置づけられたようである。

道の駅「月夜野矢瀬親水公園」
到着時刻:10:36 スタンプ設置場所:館内情報コーナー

道の駅「月夜野矢瀬親水公園」 外観次は、月夜野町の道の駅「月夜野矢瀬親水公園」。水上町から9km弱ほど南下したところに位置し、特に混雑することもなくすんなりと到着だ。ところが、直売所の向かいにある駐車場は既に満車状態。まぁ、直売所向かいの駐車場はかなり小さいため仕方がないかと、すごすごと公園側の駐車場に移動すると、こちらはまだまだ余裕たっぷりだ。

矢瀬遺跡を目当てに訪れる人も多いだろう道の駅「月夜野矢瀬親水公園」、公園側の駐車場に停めたので久々に公園内を通って直売所へ向かうことにしよう。すると、遺跡の前に枯れかけた紫陽花が視界に飛び込んできた。「もう少し早い時期に訪れていれば、きっと美しい紫陽花を見ることが出来ただろうに」と思うと、少々悔しい。更に、敷地の一角にはラベンダーも咲いており、あの独特の香りを漂わせている。
緑が映える公園
▲緑が映える公園
ちょっと北海道みたい?
▲ちょっと北海道みたい?
月夜野矢瀬親水公園のスタンプ場所
▲スタンプ
ほたるまんじゅうそうして散策をしているうちに、いつの間にか直売所の前まで来ていた。直売所内の情報コーナーに設置されたスタンプを押すと、月夜野産の野菜を物色。ホタルの里にちなんだ「ホタルまんじゅう」も美味しそうだ。しかし、さすがに今は夏真っ盛り、特産のりんごの姿はまだ無いようだ。

駐車場に戻ったあたりで、暑さに負けた我々は、とうとう熱冷却シートを首筋に貼ってみた。「うーん、ひんやりだ」と幸せ気分になったはいいが、首を動かすとシートがずれて効果半減。「シートの上からテーピングでもしないとだめかな」

道の駅「川場田園プラザ」
到着時刻:11:44 スタンプ設置場所:観光案内所

道の駅「川場田園プラザ」の外観さぁ、次に向かうは道の駅「川場田園プラザ」。沼田の市街地に近づくにつれて交通量はやや増えてきたものの、流れ自体はそれほど悪くはない。しかし、沼田IC付近に近づくと、なにやら渋滞の香りが漂ってきた。「ま、まさかたんばらラベンダーパーク渋滞か、それとも・・・?」、それは定かではないが、IC付近にズラリと並ぶ車の列を見ると、この先が心配になってくる。

その不安は、見事的中したといって良いだろう。道の駅「川場田園プラザ」は、駐車場に停めることが出来ない車が右往左往、あちらこちらで行く手をふさいでいるような状態なのである。実は、ただいまブルーベリー時期まっただ中、川場田園プラザでもブルーベリー摘みの体験ができるので、これを目当てに訪れる人も多く、臨時駐車場まで車があふれかえっている、という訳だ。

幸い、数台の車が一気に駐車場から出て行ったため、数十分も待たされることなく、車は停められたものの、右を見ても左を見ても、人・人・人だらけ。もともと集客力が高い駅であり、更に昼前後の時間帯に訪れた我々も悪かったのかもしれない。「もっと早い時間帯に訪れるべきだったか・・・」

広い敷地に直売所や物産館、レストラン、ちょっとした遊具施設、ブルーベリーの丘などが点在する川場田園プラザは、乳製品や地ビールなど、心そそられる土産もいっぱい。また、特に夏の時期ならば、敷地内に広がる緑の芝生が美しいことも印象に残る。
大盛況!ブルーベリー園
▲大盛況!ブルーベリー園
川場田園プラザのスタンプ場所
▲スタンプ
癒し効果抜群の池
▲癒し効果抜群の池
アップルパイとブルーベリーパイを買おうところで、敷地内を歩いていると、昨年度と何かが違うことに気が付いた。観光案内所が、トイレ横の目立つ位置に移動しているのだ。従って、スタンプもそちらにお引っ越しされている。いかんせん、観光案内所の露出度が上がったため、案内所に立ち寄る人も増えたような気がしてならないのだが、気のせいか。

蕎麦処は屋外にまで長蛇の列、レストランも焼きたてパンコーナーも人だらけで、そのあまりの人の多さに気後れした人は、きっと我々だけではあるまい。それでも、川場定番土産であるアップルパイ、そしてそれに加えてブルーベリーパイだけは譲れない、とせっせと購入したのは言うまでもない。

「やっぱり午前中の早い時間帯に来るべきか、ここは・・・」、そう言い残してコソコソと立ち去る我々は、少々哀れであった。

道の駅「白沢」
到着時刻:12:29 スタンプ設置場所:売店入口(外)

道の駅「白沢」の外観次は川場村の南に位置する白沢村の道の駅「白沢」。全く道を知らなかった頃は、主要地方道64号からわざわざ国道120号まで律儀に戻っていたのだが、川場田園プラザを出て、ほどなく村道に入り込むことで大幅な時間短縮が出来るのだ。

というわけで、あっという間に到着した「白沢」。この駅はなんといっても温泉付き道の駅ということで、万年混雑を覚悟して訪れる場所である。ところが、どうしたことか、駐車場はまだまだ余裕たっぷりであり、逆に不気味なくらいだ。「こんなに空いているならば、食事もゆっくり出来るかな」

それは甘かった。早速向かった温泉施設の入口で「ただいま満席につき、利用できません」の貼り紙に呆然と立ちすくむしかなかったのである。敷地内を歩く人はまばらだというのに、食事処は満席なのか?と遠目に食事処をみれば、確かに隙間もないほどの大混雑が伝わってくる。「だいたい昼時に食事をしようとする考えが甘いんだよ」、"こあ"氏が"ほし"を睨む。「だってだって・・・」
遠くに見える満席の食堂
▲遠くに見える満席の食堂
すべり台
▲えへっ、楽しいぞ
白沢のスタンプ場所
▲スタンプ
仕方なく、しばらく待ってみよう、と奥の遊具広場で童心に返って遊んでみる。「ほらほら、その長い滑り台を滑ってみて。ダーッと!」、とあくまでも"ほし"は言うだけ、実際にあれこれ動かされるのは"こあ"氏である。このあたりに力関係が見え隠れするのか。よくよく考えてみれば、こんな暑い中をわざわざ体力消耗するようなことをして、どうするのだ。

ブラックベリーソフトクリーム結局、食事処の「満席」の貼り紙が消えることは無かった。というわけで、我々のランチタイムはお預けとなり、直売所でりんごジュースを調達しただけで終わってしまう・・・わけはなかった。「今の時期のソフトクリームは何かな(ここに音符マークでも入れたいところだが)」、と白沢高原ソフトクリーム屋さんの前にたつと「ブラックベリーソフトクリーム」のポスターが貼っている。

「むむむ、ブラックベリーか。どんな味だろう?」と興味津々な割にはバニラとのミックスを頼むあたりが、中途半端な好奇心である。そして空いているベンチを探して一休みしながら、まずは"こあ"氏がパクリと頬ばる。"ほし"が財布におつりを閉まっている間に、なおも「パクパクパクパクパクパク」・・・っておいおい、いつもは一口で突っ返すクセに、おのれは全部食べる気か、とあっけにとられる"ほし"。「いやぁ、やっぱり白沢高原のソフトクリームはどれを注文しても美味いねぇ」、と"こあ"氏の元を離れ、ようやく"ほし"の手元に戻ってきたソフトクリームは半分以下になっていた。

まぁ、それくらい美味しかったという感想が伝わってくれただろうか。ちなみにブラックベリーとは木イチゴの仲間、甘酸っぱくさっぱりとした味わいなのに木イチゴ独特の風味が楽しめるソフトクリームに仕上がっている。個人的にはバニラとの組み合わせにより、よりマイルドな味を楽しめるので、さっぱりマイルド派にはミックスがオススメだ。しかし、夏だったらブラックベリー単品で爽やかな気分になれるかも。

食事が頂けなかった分、ついついソフトクリーム話を力説してしまった。しかし、これで胃が満腹になった訳ではないのが残念。「あぁ、これから長い山越えが待っているというのに、空腹だとかなり危険だ」

道の駅「くろほね・やまびこ」
到着時刻:14:04 スタンプ設置場所:館内情報コーナー(但しラリーには不参加)

道の駅「くろほね・やまびこ」の外観実は、次に向かう道の駅「くろほね・やまびこ」は今シーズンのスタンプラリーには参加していない駅である。残念とは思いながらも、ついつい寄らずにはいられないのが我々、というわけで、「白沢」から赤城山の東部の道をひたすら南下しながら山越えだ。一昨年の秋に走った際には交通量も少なく、快調なペースで走った山道も、なにやら今日は交通量が多く、気が付けば前にも後ろにも車の列が発生している。「車が少ない道だからと思って選んだはずなのに、これは誤算だ」と、ここは苦笑いするしかない。

結局、駅の沿線である国道122号に出るまで、数台の車と旅を共にし、これはもしかしたら皆「くろほね・やまびこ」に向かうのではなかろうか、とさえ思えてならなかった。なにしろ、売店と食堂のみのこじんまりとした駅である「くろほね・やまびこ」は、多くの車であふれかえっていることが多く、毎度毎度、車を停めるのも一苦労なのだ。ところが、前方の車は全て駅の前を通過していき、駅の駐車場へと入ったのは我々だけではないか。しかも、駐車場もすんなり停められ、逆に「えっ、いいの?これで」と首を傾げてしまう始末。あぁ、植え付けられてしまった先入観は、なかなか消えないものだ。

「何か食べさせてくれなきゃ、もう一歩も動かないもんね」と"こあ"氏自ら率先して食堂に向かえば、昼時の混雑も既に解消されたか、店内はのんびりとした空気が流れている。時は既に14時を過ぎ、遅すぎる昼食をとる者はあまりいないという訳か、とニンマリしながら席へつく我々。
やまびこ定食
▲ボリューム満点!やまびこ定食
天ざるそば
▲天ざるそば
くろほね・やまびこのスタンプ場所
▲ラリー未参加だけど
スタンプはこちら
「くろほね・やまびこ」の食堂で食べたいものといえば、やっぱり「天ぷら」と「蕎麦」というわけで、"こあ"氏は「やまびこ定食」を、そして"ほし"は「天ざるそば」を注文だ。やまびこ定食といえば、"ほし"が2002年に食べた、あのボリューム満点な定食だが、やはりそのボリュームぶりは健在。いざ目の前に出てきた料理をみて、"こあ"氏が「す、すごい量だなぁ」と感動の声をあげる。さぁ、これを活力源として食後もたっぷり走ってもらおう。一方、天ざるそばも、その量は負けていない。「むむ、完食できるだろうか」

そんなことを言っておきながら、隣の席に座るライダーたちのテーブルにのせられた、ある一品が気になってしかたがない。「ねぇねぇ、あの大きな団子のようなもの、あれなんだろう?」「メニューにはそれらしきものは書いてないよね」「あれ、興味あるなぁ」、結局、その場ではその一品で何であるかわからぬままであったが、それにしてもまだ食べる気か。

上州名物 焼きまんじゅう食後、売店で黒保根産と書かれたミョウガを買うと、情報コーナー等がある隣の建物へ。すると、先程の回答がそこにあったのである。あの巨大団子のようなもの、それは「上州名物 焼きまんじゅう」であった。ここで注文すると、食堂まで持っていってくれるのだ。「えー、あれ食べたい食べたい食べたい!」、あぁ、"ほし"の我が儘が始まった。つい先程、胃がはちきれんばかりの食事をしたというのに、「まだ食べるか、責任もてないぞ」、といわんばかりの"こあ"氏だが、同様に気になる様子。

結局、誘惑に負けて食べてみた「焼きまんじゅう」は、甘辛いたれにつけて焼いたパンのようなものであった。「これが焼きまんじゅうなのか」、ふわっとした食感ゆえ、それこそ、あれよあれよという間に皿は空になっている。見た目と実際に食べた印象がこれほど異なるものも、なかなか珍しいのではないだろうか。

というわけで、「くろほね・やまびこ」グルメ三昧なひとときを送った我々であった。

道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」
到着時刻:15:46 スタンプ設置場所:キャンプ場側のレストハウス外と直売所入口の2箇所

道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」の外観さて、次に向かうは道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」。国道122号から、次の駅の沿線である国道353号に出るには、県道333号といったショートカット的な道が不可欠だ。この県道が一部すれ違い不可な山道であることは過去のラリー参戦記でも掲載してきたが、交通量が少ないのが救いだったりする。

国道353号に出てから道なりに走れば、まずはキャンプ場やミニ遊園地などがあるエリアの「ぐりーんふらわー牧場・大胡」が見えてきた。ここ数年はこちらのエリアは通過してしまい、数100m先にある直売所側へと直接向かってしまったのだが、今回は久々に寄ってみよう。

まずは園内の動物たちにご挨拶だ。と、小屋を覗いてみると、出迎えてくれたのは山羊さんたちである。ところが、しばらくは興味津々で我々の姿を目で追っていたものの、しばらくすると「なんだ、エサはくれないのか」とでも言いたげにに小屋の中へと入っていってしまった。

レストハウスの入口でスタンプを押印すると、館内へ。すると、暑さから逃げるように館内はお客さんでいっぱいである。「あぁ、牧場のソフトが食べたいのにな」と後ろ髪をひかれるような思いで、結局その場を後にした我々は、数100m先の直売所へ。
小屋の山羊さん
▲小屋で山羊さんがお待ちかね
ぐりーんふらわー牧場・大胡のスタンプ場所
▲スタンプ
牧場の風車
▲牧場の風車
直売所のとうもろこし暑さでそろそろ体力消耗の兆しがみえてきた"こあ"氏を駐車場に残し、"ほし"は急いで直売所に飛び込む。

ところが、こんな夕方に来ても遅いよ、と言わんばかりに、ことごとく野菜陳列コーナーは空・空・空。そんななか、大胡産とうもろこし(味来)を見つけた"ほし"は、その中から「これぞ美味そう!」な1束を手に取る。やはり、夏といったら「とうもろこし」、これぞ旬な野菜だと満足げに外に出ると、急いで"こあ"氏が待つ駐車場へと走る。

道の駅「おのこ」
到着時刻:17:03 スタンプ設置場所:食堂側の情報コーナー

「ぐりーんふらわー牧場・大胡」の次に向かうとしたら、西側近隣の駅である道の駅「こもち」なのであるがこちらは閉館時間が19時、それに対し、更にその西にある「おのこ」の閉館時間が18時であるため、先に「おのこ」に向かうことにした。夕刻になると、閉館時間も考慮して廻らなければならないため、厄介なのだ。

ところが、「ぐりーんふらわー牧場・大胡」を出て、国道353号を走り出したはいいが、なにやら混雑の空気が充満中、これでは到着予想時間を大幅にオーバーしてしまうかもしれない、と危惧した"ほし"、「ええい、適当なところから県道に入って渋川市方面へ向かおう」とカーナビの地図を見ながら偉そうに指示する。(たまにはカーナビより優位にたちたいと思っている"ほし")。こうして、多少遠回りではあるが、流れが良い県道を走って渋川市内へ。そして、再び国道353号に合流すると、「うわっ、反対車線がすさまじい渋滞だ!」。つまり、「おのこ」からその次の「こもち」に向かう際に、思い切りこの渋滞に巻き込まれるということなのだ。

まぁ今はとにかく「おのこ」に向かうことに専念しよう。そうして国道353号をせっせと小野上村へと走れば、まもなく右手に道の駅「おのこ」が見えてきた。売店と食堂のみのこじんまりとした駅だが、休日の昼間を中心に混雑していることが多く、駐車もままならない。
道の駅「おのこ」の外観
▲いつも混雑の道の駅「おのこ」
おのこのスタンプ場所
▲スタンプ
乾燥まいたけ
▲乾燥まいたけ
さすがに17時を過ぎて混雑は解消しているものの、それでも立ち寄る車は多めだ。我々もすぐに車を停めると、急いで館内へ。食堂側の一角にある情報コーナーに設置されたスタンプを押印、続いて売店内を一回りする。野菜類が安価で販売され、楽しい買い物のひとときであるが、そんななか、小野上村特産コーナーの一角に乾燥舞茸を発見。「乾燥舞茸ならば、保存もきくから良いかな」と"ほし"が手にとろうとすると、横から"こあ"氏が「やっぱり生舞茸を買って、天ぷらが良いな」とぽつりと呟く。

ところが、周囲に生舞茸は見当たらない。こんな夕方に来たら売り切れていても当たり前かと、うなだれながらその場を後にする我々であったが、よくよく考えればのんびりとしょげている場合ではないのだ。

道の駅「こもち」
到着時刻:17:45 スタンプ設置場所:情報・休憩施設内

道の駅「こもち」の外観「おのこ」から次に向かう「こもち」へは、今走ってきた国道353号を戻る形で走るのが通常なルートなのだが、延々と続くあの車の行列に並んでいては、いつ着くかわからない。すると、"こあ"氏が川向こうを指さしながら「川向こうに、この国道353号とほぼ平行して走る道があるみたいだよ。あの道で"こもち"方面に向かおう」と提案。確かに、利根川をはさんだ向こう岸に県道がみえる。

これが果たして正解だったのかどうかは定かではないのだが、少なくともいつ動くかわからないような渋滞の列に並ぶよりはましである。というわけで、交通量はやや多めではあったものの、とりあえず流れは悪くない状態のまま、国道353号の渋滞を回避し、道の駅「こもち」に到着だ。

この周辺が昔、白井宿であったことを感じさせる外観が印象的な道の駅「こもち」は、いつ訪れても集客力の高さを実感させられる場所である。特に休日の昼間は車を停めるのも一苦労だが、臨時駐車場も用意されているので、随分と立ち寄りやすくなっているようだ。売店や食堂、休憩施設、公園など、特に前回訪れた時とは変わっていないものの、そんななかで大きく変わった点がひとつある。それは、スタンプの場所だ。
日本情緒たっぷりの公園
▲日本情緒たっぷりの公園
こもちのスタンプ場所
▲スタンプ場所が変わった
こもちの定番土産チンゲンサイ
▲定番土産はチンゲンサイ
2003年度までは、売店入口のアイスクリーム冷蔵ケースの上で窮屈そうに置かれていたスタンプが、2004年度から情報・休憩施設内に移動されたのである。過去、何度押しづらいと思ったことか、実際にラリー日記でも愚痴を掲載してしまったこともあったのだが、ようやく広い場所を与えられたということは、実に喜ばしいことだ。

そして今回、売店で手にとった商品は「チンゲンサイ」キムチ味。夏の暑い時期、ご飯のお供にピッタリな漬物として食卓に並ぶであろう。

道の駅「ふじおか」
到着時刻:19:21 スタンプ設置場所:観光案内所内

今更言う話ではないが、本日は「ぐりーんふらわー牧場・大胡」で終わるはずであった。ところが、予想を超えて快調に廻った結果、「おのこ」や「こもち」にも立ち寄れてしまった。えぇい、調子にのって更にもう1箇所ほど立ち寄ってみよう、と次に向かった先が「ふじおか」である。

道の駅「ふじおか」のスタンプ場所ところが、いざ走り出してからしばらく経ち、何気なくスタンプ帳を見返していると、道の駅「ふじおか」の欄に「スタンプ押印時間:10:00〜17:00」と書かれているではないか。「な、なに? スタンプが設置されているであろう観光物産館は、確か休日は20時まで開いているはずなのに?」、それともスタンプは、観光物産館から別の場所に移されてしまったとでもいうのだろうか。

謎を残したまま、それでもなお向かう我々は、前橋市を越えて高崎市方面へとひたすら南下だ。なかでも、途中走る主要地方道13号、これまた実に走りやすい道だったりする。

そうして、19時半少し前に道の駅「ふじおか」に着くと、一目散に観光物産館へと飛び込んでいく。すると、観光案内コーナーのカウンター付近にあったはずのスタンプが「あれ、ない!」。やはり、押印は17時まで、というのは本当の話だったのか。と、"こあ"氏がぼそっと、「あそこにあるよ、スタンプ」と指さした先は、観光パンフレット等が並ぶ壁際の一角である。「なんだぁ、良かった良かった」と本日最後のスタンプを押印だ。
夜の道の駅「ふじおか」噴水 夜のダンス
▲噴水、夜のダンス
消灯寸前のミニ観覧車
▲ミニ観覧車の照明が消える1分前?
ハイウェイオアシスを兼ねた道の駅「ふじおか」を夜間に訪れると、食事目的で立ち寄る人が多いのか、「味処 上州藤岡」の店前には行列まで出来ている。やはり、「おやじのヒレカツ丼」をはじめとするボリューム満点な料理が人気なのか。ところが、"こあ"氏はといえば、昼間食べた料理がいまだに胃にたまっているのか、「食事は勘弁」と言って"ほし"を悲しませる。

その代わりといってはなんだが、夜のとっておきの1枚を撮ってあげるよ、と噴水広場で"こあ"氏が写真をパチリ。更には、道の駅「ふじおか」の目印的存在であるミニ観覧車の前でパチリ。ところが、「もう1枚とってよ」と"ほし"の催促で、"こあ"氏が再びファインダーを覗き、いざシャッターを押そうとすると、「バチッ」、なんと、ミニ観覧車の照明が消えてしまった。「えっもう消灯時間なの?」と時計をみれば20時。あぁ、あっけない幕切れである。

というわけで、本日の駅巡りはここまで。この後は、ひたすら一般道を走りながら都内へと南下していくわけだが、最終的に夏バテを引き起こしていたのは、"ほし"のほうだったのか、途中からなんとかして高速道路を利用しようと画策していた。しかし、夏の関越道といったら、渋滞していない訳がない。各所で10数キロの渋滞表記をみると、「高速使おう気分」もみるみるうちにしぼんでいき、結局は延々と一般道を走って都内へと戻っていくしかなかったのであった。

本日のスタンプ数は、もし「くろほね・やまびこ」がラリーに参加していれば9駅!と言いたいところであったが、8駅である。12月の開催終了までまだまだたっぷりある、とは言っても、気を抜いているとすぐに冬になってしまいそうだ。実は、決して気を抜いた訳ではないのだが、このラリー旅の後日、"こあ"氏が夏風邪でダウン。約1週間もの間、高熱と喉の痛みに悩まされ続ける羽目となってしまった。おまけにそんな厄介な風邪を"ほし"にまで移すものだから、当分は「風邪早く治し隊」と言い続けそうである。

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最終更新日:2004年07月28日