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| さぁ、今年もいよいよ始まった関東の道の駅スタンプラリー2004。我々が初めて参戦してから今年で5回目となる2004年、一体今シーズンはどんな出来事が待ち受けているのか、楽しみでもあり不安でもある。関東のスタンプラリーに既に参戦している人も、そうでない人も、これから繰り広げられるであろう珍道中を呆れることなく笑って読んでやって欲しい。 さて、参戦にあたって、ひとつ残念なことといえば、関東の道の駅(既に供用している駅 全102駅)のなかで、4駅がラリー参加を見合わせるということだろうか。2003年度は長野の「みまき」が未参加だったが、これに加え、「マルメロの駅ながと」「池田」、そして群馬の「くろほね・やまびこ」が未参加なのだ。参加を見合わせる理由は駅によって様々であろうが、利用者のマナー低下も含まれているようだ。 利用者側としても、スタンプを押してそのまま立ち去るのではなく、道の駅をもっと楽しく利用してみてはいかがだろうか。夕食の食材物色から楽しいランチ、はたまた、子供の夏休みの宿題のネタまで、道の駅はあれこれ楽しさが詰まっているのだ。 というわけで、さっそく本題に入ることにしよう。我々が今シーズンのラリースタートの地として選んだのは、房総半島である。いつもは夏の海渋滞を恐れて冬に廻るのが「我々的スタンプラリーの廻り方」なのであったが、なにをどこで間違えたのか、「よし、今シーズンは房総の夏を経験するのだ」・・・おいおい、大丈夫か。早くも不安を抱えてのスタートの予感だ。また、今シーズンからは"こあ"氏も撮影隊(ってたった二人の隊だが)に加わってくれるので、ようやく"ほし"の負担も少しは軽くなりそうである。 |
| 自宅(東京)発06:43→ 中央自動車道/首都高速/東京湾アクアライン/館山自動車道 木更津南IC/国道127号→ 国道127号/(主)89号→ (主)89号/国道127号→ 国道127号/(県)185号→ (県)185号/国道127号/県道296号/(主)88号→ (主)88号/(県)296号/村道/市道/(県)187号/国道410号/町道→ 町道/国道410号/(県)297号→ (県)297号/国道128号→ 国道128号/(主)24号/鴨川道路/(主)24号→ (主)24号/市道/国道465号/町道/国道297号→ 自宅着 20:35 |
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到着時刻:08:25 スタンプ設置場所:きょなん観光案内所内 房総の道の駅巡りといえば、スタートの地はやはり道の駅「きょなん」。朝6時半過ぎに都内を出発した我々は、首都高速からアクアラインを介し、館山自動車道
君津ICまでそれはそれは快調に走る走る。「日曜朝の首都高速は流れが良い」というのは我々が過去何年間かにわたった統計的なものではあるが、それにしてもすんなり過ぎる。更に君津から一般道を南下する道中も、「房総の夏はまだ本番ではない」ことを実感させる交通量だ。ややかすんだ青空の下、国道127号を気持ちよく南下していけばあれよあれよという間に道の駅「きょなん」に到着である。 ところが、「幸先良いぞ、この旅は・・・」と思ったのもつかの間、我々の目の前には暗雲立ちこめる一枚の貼り紙が。それは海産物販売所の前に貼られた「本日、臨時休業です」の文字であった。道の駅「きょなん」といえば、海産物売店や食事処、菱川師宣記念館が建ち並ぶ駅であるが、売店がお休みとあっては、スタンプを押すだけで立ち去らねばならないのか、と複雑な思いで敷地内を歩く。 |
![]() ▲ショック・・・ |
![]() ▲黄色いお屋根の情報館 |
![]() ▲開いてて嬉しい情報館内 |
すると、大きな朗報が目の前に飛び込んできた。黄色の屋根がまぶしい「情報館」(現
観光案内所)、この扉が開いているではないか。しかも、なにやら中に入っても良い様子である。そう、この黄色の屋根の建物は、情報館という名でありながら平日のみ開館しており、土日祝日は閉館という、旅人を極めて無視したといってよい施設だったのである。職員さんに聞いてみれば、5月の連休からこの情報館が鋸南町管理になったことで、土日開館になったらしい(もともとは国土交通省管理の施設だったのだ)。ありがとう、鋸南町。"ほし"は、思わず職員さんに「ここが土日に開いてくれて、本当に本当に嬉しいです!」と強く力説してしまったのは言うまでもない。というわけで、スタンプもこの観光案内所内に設置されている。職員さんたちも皆、「おはようございます」と声をかけてくれるなど、道の駅「きょなん」に対する印象がグッとアップだ。 |
![]() ▲生クリーム大福!美味しい |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲2Fの惣菜屋の人気品たち |
| 「そうだ!2階の惣菜屋さんもかなり美味しいってメールで教えてくれた人がいるよ」(メールをくださった人、感謝!)と"ほし"が思い出したように、軽食コーナーが並ぶ2階の奥へと歩き始める。「えー? 丼食べたいよー」とごねる"こあ"氏だが、惣菜屋で店員さんに「どうぞ」といわしのハンバーグの試食品を貰うと、パーッと顔が明るくなる。「美味しい美味しい!」 "ほし"はその隣に並ぶ「伏姫さんが」が気になる様子、すると店員さんは「こちらもどうぞ」と促す。いや、決して催促した訳ではないのだ。と、まぁ食べてみるとこれも美味い。これはまるごと食べなければ気が済まない、と「いわしハンバーグと伏姫さんが、1個ずつくださいな」と我々の遅い朝食が決定した。 「いわしハンバーグ」も、そして「伏姫さんが」も、魚のすり身を焼いたものだが、まさしく漁港の味わいといった感じであり、思わず「食」が進んでしまいそうだ。特に「さんが」は大葉をのせて焼いてあり、これがまた風味を一段と良くしているのだ。魚は生が一番!と思っていた"ほし"の心をひっくり返したのがこの「伏姫さんが」である。ちなみに、この「さんが」、もし焼かなければ「なめろう」というのは知っている人も多いだろう。 こうして、満足な時間は過ぎていった。 |
![]() ▲新発売!枇杷クリーム |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲夏の裏庭風景 |
| 入口のインフォメーションでスタンプを押すと、建物の裏手に廻ってみた。春や冬の風景は何度か楽しませてもらった道の駅「とみうら」だが、初めてみる夏の風景はまた違った魅力があり、季節の花々、そして川の流れ、緑の芝生に「夏らしさ」を実感させられる。 そういえば、富津竹岡ICから鋸南富山ICまで開通している富津館山道路も、2004年5月29日に富浦ICがオープン、つまり全線開通となり、富浦町へ容易に行けるようになったのも特筆すべき事項だろう。 |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲夏の温室 |
![]() ▲芝広場の癒し・・・ |
| それにしても、夏の温室は暑い。その暑さに耐えられぬか、"こあ"氏はそそくさと外の芝生で涼んでいる。アジサイも水分を失いグッタリしており、それがまるで我々の今の姿のようにも見えたりも。また、夏の花なのか、名は分からぬが黄色の花が疲れた我々に癒しを与えているようでもある。そこでふと思ったことといえば、「この暑い時期に花摘みをした場合、車に花を置きっぱなしにする訳にもいかないだろうし、結局観光もせず帰らざるを得ないのだろうか」という疑問である。花摘み体験歴が極めて少ない"ほし"ゆえに、浮かんできた疑問だが、皆さんはどうされているのだろうか。 結局、我々が行き着いた結論、それはここ「花倶楽部」を訪れるならば、春をオススメしたい、ということである。 |
![]() ▲とろぶたポスター |
![]() ▲地ビールのポスター |
![]() ▲スタンプ |
| 三芳村で飼育された「まほろばポーク
とろぶた」あたりもかなり気になるが、さすがに夏の炎天下をこれから走る身としては、購入を断念せざるを得ない。生肉・生魚を購入したいならば、やはり寒い時期の訪問に限るか、としょんぼりしながら、野菜だけを買うと隣の「鄙の里」へ。こちらは売店やレストラン、情報コーナー等が1フロアに配置されているのだ。 豚は買えなかったがビールは買うぞ、といきなり売店に突進した"ほし"は、陳列ケースから安房麦酒 季節限定「ブルーベリーエール」と蛍米を使用した「蛍まいエール」を手にとる。安房麦酒といえば、その昔は紫芋エールやレモンエール等のユニークなビールもあったらしいのだが、いつの間にかラインナップから消えてしまい、飲めなかったことをいまだに後悔している。次は新作が出たらすぐに買おう。って、"こあ"氏に言わせれば、それはただの「ビールを買う」口実に過ぎないのだとか。そのとおりである。 というわけで、情報コーナーに設置されたスタンプを押印し、これにて午前中の駅巡りは終了だ。特に焦って廻っている訳でもなく、それでいて午前中に5駅も廻れるとは、なかなか快調ではないか、と満足気味な我々であったが・・・ |
![]() ▲磯笛入口 |
![]() ▲天ぷら定食 |
![]() ▲地魚刺身定食 |
| そんな我々が今回選んだ料理は、"こあ"氏が「天ぷら定食」、そして"ほし"が「地魚刺身定食」、更に本日のオススメの一品である「岩がき」、以上3品だ。漁協直営というと、白飯はどんぶり茶碗で盛られているのかと思いきや、割と上品な器であり、"こあ"氏は少々量的には不足気味だったようだが、味は満足だと頷いている。それ以上に特記すべき事項といえば、なんといっても「岩がき」だろう。ホワイトボードに書かれた「岩がき(大)700円」、しかし、それがどんな大きさなのか、岩がきを食べた経験がない我々は想像するよしもなかったのだ。 |
| そして、我々の目の前に現れたその岩がきの姿に、思わず「えっ」と声をあげたのは"ほし"だけではなかった。冬に見慣れたあの牡蠣と比べるとそれはあまりに巨大だったのである。「これ、大サイズというよりは、特大サイズだよね」と"こあ"氏が耳打ちするが、実は、夏に食べられる「岩がき」は冬に食べる牡蠣よりも全体的に大きいと言われているのだ。殻も大きければ当然、中身も大きいというわけで、とても一口で食べられるサイズではない。 | ![]() ▲岩がきをタバコと比較してみる |
![]() ▲スタンプ |
| 牡蠣といえば、一口でちゅるっと食べるのが醍醐味だと思っていた"ほし"は、「うぅ」とうなるしかない。味のほうは、磯の香りが実に強く、しかもずっしりとした濃厚な味わいである。 あぁ、ついつい牡蠣話で長々と語ってしまったが、その後、食堂の向かいの観光案内所でスタンプを押した我々は、売店巡りをしながら結局購入したのは、定番土産「さざえ釜飯の素」であった。我々の間ではヒット商品のひとつだったりするのだ。 |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲テラス席でティータイムはいかが |
![]() ▲夏のローズマリーガーデン |
| 数年前まではシェイクスピアカントリーパーク(有料施設)とローズマリーガーデンがいわゆる道の駅であり、道の駅らしくない道の駅として名を知られていたこの場所も、交流センターや売店・食事処が出来たことで、道の駅らしさがプラスされたのではないだろうか。 それでも、美しい風景を満喫できるローズマリーガーデンには、ついつい足を運んでしまうのだ。有料施設のシェイクスピアカントリーパーク内の公園を無料で散歩が出来る点も、2003年度から現在までずっと続いている。更に、敷地内の4箇所(交流センター、カントリーパークのエントランス、パーマーズファーム、ローズマリーガーデンのホール)に設置されたスタンプもこれまた2003年度から変わっていない。 |
| 1階の観光案内窓口でスタンプを押すと、その横に飾られた笹の葉に視線を向ける。そうか、もうすぐ七夕なのか、と短冊を眺めるその横で若いお兄ちゃんたちがせっせと願い事を書き連ねている。高校生くらいになると、七夕など目もくれぬものかと思っていたのだが、願い事には年は関係ないらしい。 | ![]() ▲スタンプ |
![]() ▲短冊に何を書く? |
売店で買い物後、外に出てみると建物の裏手に黄色い一角がみえる。「あれはなんだ?」と指さしながらその方向へと歩いてみれば、花直売所のすぐ側に小規模ながら向日葵畑があるではないか。思わぬところで、夏の風景を目にした我々は、しばらくの間、向日葵相手に語り合いの時間を楽しんだのであった。あぁ、花ってやっぱり良いものだ。 |
![]() ▲大多喜の米は美味い |
![]() ▲スタンプ |
![]() ▲願い事を笹の葉に |
| 食堂は17時で閉店なので、食堂側の自動ドアは開かない。しかし、スタンプは食堂側の入口付近に設置されているため、その自動ドアから入ろうとする人は少なくない。そんなとき、開かないドアに「あれ?」と首を傾げる、そんな人の姿を何度見たことか。しかし、売店側のドアから入って中の通路から食堂へ行けるので、ご安心を。こうして、我々は本日最後のスタンプを押印し、ほっとひといきだ。 もしかしたら「たけゆらの里おおたき」は間に合わないかもしれない、そう思って、別の駅で米を調達してしまった我々だが、実は「たけゆらの里おおたき」で販売している白米はかなりのお気に入りである。ただ、暑い時期はどうしても痛みやすいため、ここは購入をグッと我慢するしかない。 その代わりといってはなんだが、「筍ワイン」なるものを買ってみた。大多喜町といえばなんといっても「筍」。それを使用したワインなのだ。あいかわらず、変わり種なものがお好みの"ほし"である。そのお味のほうはまた別途紹介するとして、本日の駅巡りはこれにて終了だ。 |
| 本来は、「たけゆらの里おおたき」から北上していけば、市原市の道の駅「あずの里いちはら」もあるのだが、18時で閉館ゆえ、今から向かってもなにをどう考えても間に合う訳がない。あぁ、「あずの里いちはら」が20時まで開館していてくれれば、1日で千葉南部〜中部の駅に立ち寄れただろうに。そう思ってしまう我々は、かなり我が儘だろうか。 実際のところ、1駅の滞在時間をもう少し短縮すれば、「きょなん」に始まり「あずの里いちはら」に終わる、それは可能であろう。しかし、道の駅の様々な誘惑に負けてしまう我々の場合、なかなか困難な壁である。昨年度もそれがゆえに、「あずの里いちはら」だけのために再び千葉の地を踏んだのであるから。今シーズンはそんな無様な廻り方をしないように、もう少し綿密な計画を練ることにしよう。 というわけで、たけゆらの里おおたきを出た我々は、そのまま北上、袖ヶ浦ICからアクアラインを経て浮島ICへ、そして一般道をせっせと北上しながら都内へと戻っていったのであった。 関東スタンプラリー参戦第1回、皆さんはどんな旅を繰り広げただろうか。まだまだラリーは始まったばかりだ。気合いを入れすぎると息切れすることもあるので、ペースをうまく作って楽しい旅にしよう。さて、次回は何処に行こうか。 |
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最終更新日:2004年07月13日