関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
真夏の青空に誘われて出かけてみれば
やっぱり猛暑の罠が待っていた!噴水公園に幸せ感じる日
埼玉/茨城/栃木県編

2003年08月10日

前日、つまり8月9日は台風10号により関東地方でも凄まじい風雨、これは翌日の旅は無理だろうかと窓に打ち付ける雨と風をただただ見ているしかなかった。ところが翌日、つまり10日当日は台風一過で見事な青空。しかも、なにやら今日は暑くなりそうな予感である。ということは今日も暑さによる"熱"との闘いが待っているのか、と不安はよぎる。「といっても、今日廻るのはたったの6駅だけだから」、そう言い聞かせて、結局真夏の青空に誘われるがまま、今日も旅に出る。"暑さ負け"した際には首筋に冷タオルを添えれば、少しは身体も冷えるだろうと、保冷ケースにいつもより多く保冷剤を忍ばせておいたのだが、これは役に立つのだろうか。

というわけで、今回我々が廻るのは、都内に最も近い道の駅である埼玉県の「川口・あんぎょう」から北上するコースである。特に夏の暑さに対して無理は禁物だ、と廻る駅数も6駅に抑えてみたのだが、そんなことで暑さの負担から逃れられるはずもないだろう。

さぁ、どうなる今日の旅。


【東京都下出発時刻】07:20 【東京都下到着時刻】20:10
色は埼玉県の道の駅 色は茨城県の道の駅 色は栃木県の道の駅
  中央道/首都高速 初台ランプ/
(都)317号山手通り/
国道17号/(都)318号環七/
(県)239号/安行吉岡から(県)不明
川口・あんぎょう
08:34
国道298号/(県)103号/(県)161号/
(主)49号/国道4号/国道16号/
埼葛広域農道
アグリパーク
ゆめすぎと
10:18
埼葛広域農道/町道/国道4号/
(主)26号/(主)17号
さかい
11:42
(主)17号/国道354号/(主)46号 童謡のふる里おおとね
12:34
(主)46号/(主)9号/(主)16号 どまんなか たぬま
14:41
(県)270号/(主)7号/(主)57号/
国道354号/国道407号
めぬま
16:27

▼道の駅「川口・あんぎょう」へのルート:
自宅から中央道/首都高速 初台ランプ/(都)317号山手通り/国道17号/(都)318号環七/(県)239号/安行吉岡から(県)不明 (距離:約44.4km)


まず本日最初に訪れる駅は、埼玉県川口市の「川口・あんぎょう」。駅巡りといえば、朝7時前には自宅を出ていた我々ではあったが、今日に限って7時を大幅に過ぎてしまい、早くも渋滞の予感が漂っている。というのも、昨日の台風のせいで、お盆の帰省を本日に変更した車も多そうなのだ。あぁ、ついつい油断してしまった。

中央道都内方面から首都高速へと入った我々だが、行く手には渋滞を示す赤い輝きが交通情報表示板に現れる。まずい、このままではいつ到着するかわかったものではない。カーナビもそれを察知したのか「初台ランプで降りなさい」と案内している。これは素直に従った方が良さそうだ。

我々は折角払ったばかりの首都高速料金700円が少々悔やまれるものの、初台ランプから一般道に出ると、山手通りを池袋方面へ。この山手通りも、平日は凄まじい混雑なことはよく知っている。ところが、日曜日の朝、しかもまだ8時前という時間帯のせいか、交通量はそれほど多くない。

首都高速を利用して安直に「川口・あんぎょう」に向かうよりは、この山手通りと環七通りを駆使して北上した方が距離的にも、そして時間的にもお得なのではないかと、今更ながら気が付いたのである(これも、日曜の朝だからこそ通用することであって、土曜日はことごとく裏切られるので注意が必要だ)。

というわけで、山手通りを北上、北池袋から国道17号に合流、更に環七通りへと進む。山手通りも環七通りも交通量こそ多いものの流れは実に良く、拍子抜けだ。「意地張って首都高速を利用したままでは、この快適さは味わえなかったかもしれないね」と満足げにうなづく"ほし"に対し、"こあ"氏は乾いた声で笑う。

鹿浜橋を越え、鹿浜交差点から左折すれば、ここからは首都高速川口線下の県道をしばらく北上だ。嬉しいことに、この県道は首都高速ほどではないにしても、片側2車線の快適道であり、しかも流れも非常に良いのだ。

そうして、足立区を越えればそこは川口市である。民家等が建ち並ぶ風景の中、県道を右へ左へと走れば、いつの間にか道の駅「川口・あんぎょう」、つまり緑化センター「樹里安」の横まで来ていたのであった。

 
 
川口・あんぎょう」台風翌日につき開館前の清掃も大変だ! (埼玉県川口市)
到着時刻:08:34 スタンプ設置場所:建物1階の情報案内コーナー
それにしても早々と着いてしまった。時計をみれば、8時半を過ぎたところである。開館時間である9時までにはまだ時間が有り余っているのだ。

目の前にそびえたつ川口緑化センター「樹里安」も、屋外植木展示販売へと続く門はまだ閉ざされ、館内入口の自動ドアも開く様子はみられない。とにかく、今は待つしかないか、と入口付近で右だ左だとウロウロと歩いていると、我々同様、扉が開くのをひたすら待っている年輩の男性がいる。その男性もきっとスタンプラリー参戦者に違いない、そんな勝手な憶測を頭に描きながら待っていると、門の奥では従業員の皆さんたちがせっせと清掃中だ。
前日の台風のせいで、屋外の植木展示販売コーナーにも木々の葉が多数落ちており、それらを必死に片づけているのである。やはり緑が多い場所ゆえ、台風後の清掃はさぞかし大変だろう、本当にご苦労様です、と思いながらしばしその様子を見ているしかなかった。

9時を前にして、いつの間にか入口の自動ドアが開いている。これ幸いと我々はすぐさま館内へと入ると、先程見かけた年輩の男性も同じく館内に入り、スタンプがある情報コーナーへと近づく。おぉ、やはりそうだったか、とちょっと嬉しくなったりも。
そうして、本日1駅目のスタンプを押印だ。この「川口・あんぎょう」のスタンプといったら、多くの皆さんもご存じのとおり、季節によってスタンプデザインが異なっている。

このような企画も、最初のうちは意気込んでやっいる駅もあるようなのだが、これを「持続」させるということは案外難しい。そんななか、この道の駅は企画倒れになることなく、現在も続けているのだ。ここを訪れてスタンプを見る度に、感心させられる。
しかし、"ほし"は今更ながら、あることに気づいてしまった。「うわっ、売店って10時からだ・・・」、今日も「樹里安まんじゅう」(訪れたら必ず買いたい"ほし"イチオシの菓子)を買うのを楽しみに訪れたというのに、なんということだ。いや、そんなことよりも、この駅には何度となく足を運んできたというのに、どうして今まで知らずじまいだったのか。

といっても、アトリウムや植木販売、2階の資料展示コーナーは9時から利用可能である。というわけで、1階のアトリウムをしばし散策だ。数々ある花木等をみていると、なんとも癒される気分になったり、はたまた、楽しい気分になったり、良いものだ。

本日の嬉しい発見:「やはり、川口・あんぎょうの新たなるスタンプを押印できたことだろう」
 
 

▼次なる道の駅「アグリパークゆめすぎと」へのルート:
川口・あんぎょうから国道298号/(県)103号/(県)161号/(主)49号/国道4号/国道16号/埼葛広域農道 (距離:約24.5km)


さて、次に向かうは、杉戸町の道の駅「アグリパークゆめすぎと」である。2002年度の夏に「川口・あんぎょう」から「アグリパークゆめすぎと」へ向かったことを思い出しながら、「まさか今日もこの暑いなか、あのだだっ広い公園を歩くだなんて言わないよね」と"こあ"氏は表情を曇らせる。

だだっ広い公園というのは、いわゆるアグリパークゆめすぎとの施設裏手に広がる芝公園のことを指しており、2002年も猛暑のなかをさまよい歩いたのだ。あぁ、あの日も暑かったが、今日も負けじと暑くなりそうだ。

というわけで、「川口・あんぎょう」を出た我々は国道298号から県道103号を経て県道161号に入り込むと、越谷方面へ。前回は越谷の市街地を走りつつ極細道に迷いこんでしまったため、今回はそんなことはないようにカーナビだけに頼らず、道路標識もチェックだ。

杉戸町へ向かうには国道4号北上が早道ではあるが、国道4号越谷周辺は相変わらずの混雑ゆえ、早々に国道4号に出るのは得策ではない。それならば、国道4号の東側を平行して走る主要地方道49号をしばし走り、渋滞を回避しながら国道4号に出れば良い、そう考えたのは、暑さで早くも疲れているはずの"こあ"氏であった。多少、住宅街をさまよったものの、無事に国道4号バイパスに出てくれば、交通量は多いながらも流れは良さそうだ。

あとは順調に国道4号から国道16号、そして広域農道へと走れば、道の駅の案内看板も現れる。「昨年は"まちの駅"の看板しかなかったよね」、そう、もともと「アグリパークゆめすぎと」は"まちの駅"として供用されていたのである。

あと1.8kmの看板を通過し、なおも広域農道を北上すれば、オレンジの屋根が見えてきた。しかし・・・

 
 
アグリパークゆめすぎと」売店の尋常でない混雑にタジタジ! (埼玉県杉戸町)
到着時刻:10:18 スタンプ設置場所:食堂・観光案内施設入口入って左手
ある程度の予想はしていた。しかし、予想をはるかに超える混雑風景が、今、目の前にある。建物前のメイン駐車場は一台として車が停めるスペースは残されていなかった。そのせいか、周辺道路には路上駐車の嵐である。「これは昨年以上の混雑だよ。どうする?」、どうするって、どうしよう・・・と、芝公園の更に西側にも駐車場があることを思い出し、「第2の駐車場へ行こう」とすごすごと裏手へ廻る。

そうして裏手の駐車場も覗いてみたものの、こちらも満車状態。まずい、"こあ"氏の表情がますます暗くなっていく、それを見て焦った"ほし"はキョロキョロと辺りを見回し、隣に未舗装の駐車場を発見。「臨時と思われる駐車場が隣にあるよ」と指をさす。確かに、そこは臨時駐車場らしい。幸い、未舗装な場内はまだまだ余裕もあり、こうしてなんとか車を停めるに至ったのであった。
「アグリパークゆめすぎと」はもともと集客力の高い駅のひとつだが、更にフリーマーケット等を開催することによって、より人が集まってくるらしい。

更に夏らしい風景としては、芝公園の噴水公園で水浴びする親子連れの多さではないだろうか。子供を噴水で遊ばせ、ぐったりと横になっている親もいる。
そんな様子を横目に見ながら、とにかくまずは食堂・観光案内施設へ飛び込む。特に2002年訪問時と変わった様子はみられないが、ひとつ変わったことといえば、スタンプが設置されたことだろう。スタンプといえば、既に2003年初めには設置されていたらしいが、我々はなかなか訪れる機会がなく、今日に至ってしまった。

ようやく念願をスタンプを押印し、満面の笑みを浮かべながらスタンプ帳を鞄にしまうと、ひょいっと休憩スペースを覗く。「うわっ、人だらけだ」、これではとても休憩どころではなさそうだ。
仕方なく、休憩をあきらめ、続いて直売所へ。

ところが、こちらも人・人・人の嵐。これではとても呑気に野菜類を物色するなんて出来そうにもない。混雑の中での買い物というのは、とにかく体力勝負だ。人だらけの海に飛び込んでいったら遭難しそうだと、これまたすごすごと野菜類の物色を諦め、特産加工品側のコーナーへ。こちらは、野菜売り場ほどの混雑はないものの、それでも我先にと物色する者が多い。
そんななか、今回、手にしたのが「アグリパークゆめすぎとせんべい」。杉戸米を使用した醤油煎餅である。2002年訪問時には無かった商品なので、2002年夏以降に販売開始した新たな名物なのかもしれない。そうして、レジに並ぶ長蛇の列の後ろに並び、ひたすら己の番を待つのであった。

というわけで、あまりの凄まじい人だらけな施設を前に、休憩どころか逆に体力消耗する軟弱体質な我々は、直売所を後にした。
しかし、こんな道の駅が家の近くにあったら常連になってしまいそうだ。野菜は安いし、芝広場は美しい、お隣のアイガモ池で夕暮れ散歩というのもなかなか良さそうである。

本日の嬉しい発見:「アグリパークゆめすぎとせんべいは、袋入りだけでなくビッグサイズの缶入りもあるのだ」
 
 

▼次なる道の駅「さかい」へのルート:
アグリパークゆめすぎとから埼葛広域農道/町道/国道4号/(主)26号/(主)17号 (距離:約11.1km)


さて、次に向かうは茨城県の道の駅「さかい」だ。昨年同様のルートゆえ、緊張感が全く無いという点がやや頂けないが、他に代わりとなるルートも見つからず、結局町道から国道4号に出るとそのまま北上だ。大型トラック等の往来が比較的多い国道4号だが、今日は流れもよく、スムーズに走行が出来るのが嬉しい。

ところが、主要地方道26号境町方面へと曲がった途端、かなり長き区間にわたって片側相互通行になっているではないか。しかも、なかなか前に進ませてくれない。「何の工事だろう」と工事風景を見ると、電信柱の上部にケーブルを引っ張り上げている。もしかしたら、これも前日の台風が影響しているのだろうか、と思うと改めて自然の脅威を感じずにはいられない。

ようやく再び走り出した我々は、まもなく江戸川、更に利根川を越え、茨城県入りである。すると、左手に白い壁がまぶしい道の駅「さかい」が見えてきた。

 
 
さかい」高瀬舟さかい丸は台風の影響でお休みだとか (茨城県境町)
到着時刻:11:42 スタンプ設置場所:直売所内案内カウンター
道の駅「さかい」といえば、売店や食堂、休憩所といったオーソドックスな構成なのだが、この駅の駐車場が混雑していない日は無いのではないかと言いたくなる程、多くの車で満ち満ちている。

しばらく待ったうえで、やっと車を停めることに成功、暑さから逃げるように建物に近づこうとしたその時、屋外トイレ近くに静かに置かれている舟に目がとまる。
と、それとともに「台風の影響により運休致します」と書かれている貼り紙を発見、

そういえば利根川を渡る際に見た川は水位もかなり高く、更に濁流と化していたのだ。さすがにこんな日に観光船を出航させるのは危険きわまりない、というわけだ。
さて、休憩所を経由して売店へ向かおうとすると、休憩所入口にスタンプ押印紙が置かれているではないか。道の駅「さかい」はもともと24時間いつでもスタンプが押せるように、屋外トイレの前にスタンプが設置されていたのだが、2001年に盗難に遭って以来、営業時間外はスタンプを押印することが出来なかったのだ。2003年度はどうやら押印紙で対応してくれているらしい。

そういえば、2003年度はこのスタンプ押印紙を置いてくれている駅が多いようだ。本日最初に訪れた道の駅「川口・あんぎょう」でも、スタンプ押印紙コーナーを入口外に設けている(但し、朝8時半の時点では、既に1枚も残されていなかったのだが)。
そして、冷房がよく利いた休憩所にてしばし俳句を見ながら休息、これも既に定番化している行動である。その後、売店へと進むと、昼間は特に野菜類を求めて訪れる客も多いのか、買い物籠片手に野菜を物色する姿がよく目立つ。"ほし"も、前駅である「アグリパークゆめすぎと」で買い損ねた野菜類を物色、更に境の手延べ麺を手にとると、そのままレジへ。

ちなみにこの境の「手延べ麺」、我々的にはかなり好評だったりする。というのも、細麺でつるつるっとした喉ごしながら実にコシがあるのだ。最近、我々の間でブームな「吉田のうどん」(道の駅 富士吉田)とは大きく性格が異なる麺ではあるが、どちらも美味いのは実証済みだ。
おっと、買い物にいそしむあまり、スタンプを忘れるところだった。かんじんのスタンプは、例年どおり直売所側の案内カウンター上に設置されている。実はその横には、道の駅きっぷもあるので、興味ある人は店員さんに声をかけてみよう。我々はスタンプを押印すると、再び休憩所を経て駐車場に戻っていった。

本日の嬉しい発見:「やはり、スタンプ押印紙を設置してくれたことだ」
 
 

▼次なる道の駅「童謡のふる里おおとね」へのルート:
さかいから(主)17号/国道354号/(主)46号 (距離:約20.8km)


次は、再び埼玉県の道の駅「童謡のふる里おおとね」である。本日これまで廻ってきたコースは、多少ルートこそ異なるものの2002年度とほぼ同様なため、皆さんも「またか・・・」とお思いのことであろう。最もそれを強く思っているのは、当の本人たちなのだから、始末におえない。

といっても、毎度国道354号から早々に主要地方道にそれ、大利根町内を走る主要地方道60号をメインに走る例年のルートとは異なり、今回はあくまでも国道354号を中心としたルートである。これが吉と出たのか凶と出たのかは、我々自身もわからない。しかし、国道354号は、前方に車はいても交通量自体が多いという訳ではないので、あれよあれよという間に、利根川にかかる埼玉大橋のたもとまでやってきた。

この埼玉大橋を渡ればそこは大利根町、道の駅「童謡のふる里おおとね」が左手に見えてくる。

 
 
童謡のふる里おおとね」農村レストランで大利根の味を堪能だ! (埼玉県大利根町)
到着時刻:12:34 スタンプ設置場所:農村レストラン内
過去数回訪れている道の駅「童謡のふる里おおとね」だが、本日改めて訪れてみると、いつもと風景が違ってみえる。そう、売店の右手、やや離れた位置に新たなる「農村レストラン」があるではないか。

もともと今日はここで昼食をとろうと思っていただけに、重ねて嬉しい発見であったが、それは同時に甘い考えであることを思い知らされる。
というのも、レストラン入口までやってくると、食事を待つ人々で入口付近があふれかえっているのだ。丁度、昼過ぎという時間帯も重なったせいもあるだろうが、これではしばらく食事にありつけそうにもない。

「先に売店を見て廻って、時間をつぶした方が良さそうだね」、まったくもってそのとおりだ。
というわけで、我々は売店、いや、その前に建物裏手のホテイアオイ散策へ。

この駅に訪れると必ず心の癒しをもとめて、このホテイアオイ畑に向かってしまうのだ。しかし、まだ8月中旬前のせいか、ホテイアオイ畑はまだまだ緑ばかりが目立っている。
そんななかでも、可憐な薄紫の花が「今日は暑いねぇ」と語り出しそうな表情で咲いているのが嬉しい。

ホテイアオイに別れを告げ、売店へと入ると、野菜や古代米たちがお待ちかねだ。毎度、古代米の加工品はよく手にする我々だが、今回は古代米そのものを購入してみようと、黒米や赤米等の前で物色しているとちょうど店員さんがやってきた。すると、"こあ"氏がしっかりと炊き方をレクチャーされているではないか。これで、きっと自宅でも美味い古代米飯が頂けるに違いない。

そうして、売店内を一回りした後に古代米を購入し、そこであることに気づいた。「昨年までは売店横にあったスタンプ、何処に行ってしまったのだろう」、そう、2002年度までは売店外の自動販売機コーナーに設置されていたはずのスタンプが、何処にも見当たらないのだ。

結局探すよりも聞いてしまった方が早いと判断した"ほし"は、店員さんに「すみません、スタンプは何処に移動されたのでしょう?」と聞いてみる。すると、「あ、スタンプはお隣のレストランにありますよ」とレストランの方を指さす。
お礼を言ってそそくさとレストランへ向かった我々ではあったが、やはり入口付近には席を待つ人・人・人でごったがえしている。しかも、レストラン内は冷房もほとんど利いておらず、暑さが身体にこたえるのだ。なにはともあれ、まずはスタンプを押しておこうと、レストラン内を見回すとテーブル席の奥にスタンプを発見。しかし、テーブルで食事をしている人の横を通って押しに行かねばならない位置にあるため、店内が空いている時ならば気にならないが、今日のように混雑時は実に押しづらい。

食事中の人の横を申し訳なさそうに通りながら、スタンプを押印すると、まだまだ席の確保までには時間がかかりそうな店内でぼんやりと待つしかない。その間にも、"こあ"氏の額からは汗が流れ出る。その顔には「どうしてもここで食べないとだめなの?」といった表情すら伺えるのだ。

それでも、ようやく我々にも席が与えられ、ほっと一安心である。これだけ暑さにも我慢して待ったのだから、期待はずれな料理だったら我々は立ち直れないかもしれない、と思いつつ、"こあ"氏が注文したのは「童謡のふる里丼」(つまり、天丼)、"ほし"は「野菜天ざる黒米うどん」を注文。そうして、再びぼんやりと料理が来るのを待つ。その間にも、店員さんたちは料理を運ぶわテーブルを片づけるわで大忙しである。注文される料理のなかでもやはり人気が高いと思われるのは、"ほし"が注文した「野菜天ざる黒米うどん」らしく、いたるところで黒米うどんをすする音が聞こえてくる。
さぁ、まずは"こあ"氏が注文した「童謡のふる里丼」がやってきた。「こんなに食べられるかなぁ」と心配げな"こあ"氏であったが、野菜やエビがたっぷりとのったボリュームある丼を確実に胃のなかにおさめていく。

「米も美味いし、野菜の天ぷらもなかなか美味いよ。ただ、ちょっと天ぷらは揚げすぎな感があるかな」なんて言いながらも、気が付けば平らげている。
"ほし"が食する「野菜天ざる黒米うどん」、地元産の野菜類を使った天ぷらと大利根ならではの黒米うどんのセットだが、店が「定番メニュー」というだけあって、これがまた美味い。カボチャやなす、かき揚げなどの野菜類も新鮮な野菜の甘みがあり、更に黒米うどんはもちもちっとした食感がたまらない。これで700円ならば、また食べたいと思わせてくれるものである。

というわけで、我々が食べ終わる頃にはようやく混雑も一段落したものの、まだまだ入口では席を待つ人々もいる。料理の値段がかなりリーズナブルである点も、人気のひとつなのかもしれない。

本日の嬉しい発見:「農村レストランの黒米うどんは美味い!」
 
 

▼次なる道の駅「どまんなか たぬま」へのルート:
童謡のふる里おおとねから(主)46号/(主)9号/(主)16号 (距離:約26km)


さて、次に向かうは栃木県田沼町の道の駅「どまんなか たぬま」である。実は、「童謡のふる里おおとね」から「どまんなか たぬま」に向かうのはこれが初めてなのだが、距離にして約26kmほど、地図で確認する限りは決して遠そうにも感じられない。

というわけで、道の駅「童謡のふる里おおとね」を出ると、再び埼玉大橋を経て一旦群馬県に入り、主要地方道46号を北上だ。そして、渡良瀬遊水池なる運動公園沿いを走る主要地方道9号へと出ると更に北上、佐野市・田沼町方面へ。ところどころに目につく「渡良瀬川」の文字をみながら、"こあ"氏が「渡良瀬川って森高千里の"渡良瀬橋"(という歌がある)の、あの渡良瀬、かな。」とぽつりとつぶやく。そう、そのとおりである。

おっと、渡良瀬川沿いに走っていては行く先が違ってしまう。この渡良瀬川沿いに走れば足利市を経て、群馬県の「くろほね・やまびこ」に行き着いてしまうのだ。

我々は、主要地方道9号から逸れぬよう、とにかく道なりに北上、佐野市街地にさしかかる。そういえば、佐野の市街地は片道2車線の道ながら、右側車線が右折兼用だったことをはっと思い出す。信号手前で、右折車がいるために後続の直進希望車が左側車線に入れず、オロオロしている姿に遭遇することもあるのだ。

 
 
どまんなか たぬま」ただいまお化け屋敷開催中! (栃木県田沼町)
到着時刻:14:41 スタンプ設置場所:道の駅ホール(情報コーナー)内
「どこにも停める場所が無いよ」、我々は駐車場内で途方に暮れていた。本日これまで訪れてきた駅はいずれも大賑わい、それ自体は実に喜ばしいことだが、停める場所がないのは、やはり困る。我々同様、駐車の場所に困った車たちが右往左往しており、これはどうやらしばらく停められそうになさそうだ。

と、しばらく時間が経過、ようやく車を停めることが出来た我々は、今日も賑やかな「どまんなか たぬま」の建物へ飛び込んでいく。直売所「朝採り館」に並ぶ野菜たちをみると、それだけで十分な客寄せ効果があるように思え、事実、せっせと買い物にいそしむ主婦の姿が目立つ。
そして、お隣のメイン施設へと入れば、情報コーナーのカウンターには例年どおりスタンプが設置されている。そそくさとスタンプを押していると、やや離れた位置から珍しげにそのスタンプ帳を見ている女性2人組がいる。

小耳にはさんだ会話はといえば、「へぇー、あんなスタンプ帳もあるんだぁ」、どうやら道の駅スタンプラリーの存在を知らないらしい。カウンターにもこんなに大きくポスターが貼られているというのに、ちょっと寂しい。その女性たちがもう少し近くにいれば、思わず「どうです?あなた方も参加してみません?」と勧めてしまうところであった。
さて、情報コーナーをぐるりと見渡せば、その一角にオカリナコーナーを発見。「あれ、以前から設置されていたっけ?」と近づいていくと、ガラスケースの中には数々オカリナ、そして火山久氏の紹介が掲示されている。火山久氏(1997年にお亡くなりになっている)はオカリナ製作者であると共に演奏者であり、ここ田沼町 飛駒に工房をもっていたという。

そういえば売店にもオカリナの菓子等が並んでいたりと、田沼の新たなる名物の予感である。
どまんなかホールでは、ただいま夏ならではの催し物「お化け屋敷」を開催中、入場料が必要だが、なにやら中では盛り上がっている様子である。

といっても、お化け屋敷を待っているのは子供やら親子連ればかり、さすがに大人だけの入場ははばかられる。というわけで、ホール入口に立つお化け人形に挨拶するのみとなってしまった。
その代わり、というわけではないのだが、館内の「ジェラート倶楽部」(アイスクリームコーナー)で何か食べていくことにしよう。壁には、「当店の人気メニューベスト5」が堂々と掲げられている。「えっ、なになに?1位が・・・杏仁豆腐?」、なかなか珍しいジェラートが1位になるものだな、と少々首を傾げながらも、結局"ほし"が選択したのは4位の「ブルーベリーマーブル」だ。そして、いざ注文しようと店員さんに話しかけようとしたその時、別の店員さんが4位の「ブルーベリーマーブル」を1位に変更しているではないか。

おぉ、たった今1位になったばかりの「ブルーベリーマーブル」を味わうことになろうとは、あまりの絶妙なタイミングに注文する己の声も少々笑いが含まれる。と、店員さんもクスクスッと笑いながら「はい、ブルーベリーマーブルですね」と確認する。
地元産のブルーベリーをジャム状にして混ぜ込んだジェラートは、ブルーベリー自体の爽やかな酸味がジェラートと調和してなんとも美味い。ジャム状にはしているが、ブルーベリーの果肉がフレッシュ感をかもしだしているようだ。というわけで、お化け屋敷を待つ小学生の横で、美味い美味いを連発しつつ食べ続ける"ほし"であった。

本日の嬉しい発見:「ジェラート倶楽部では更にユニークなジェラートもあるのだ、その名もミニトマトシャーベット!某テレビ番組でも取り上げられたその味に、今度は挑戦してみたいものだ」
 
 

▼次なる道の駅「めぬま」へのルート:
どまんなか たぬまから(県)270号/(主)7号/(主)57号/国道354号/国道407号 (距離:約31km)


さて、本日最後となる道の駅は「めぬま」、再び埼玉県の駅である。午後になってから一層暑さが身にしみてきた我々は、最後の駅にたどり着けるだろうか、という重々しい不安でよけいに暑さが増してくる。

とにかく「どまんなか たぬま」を出よう、と交差点で信号待ちをしていた、その時であった。右折レーンにいた我々は、交差点の向かい側、右折レーンにいた"ある1台"の車が目にとまったのである。それは、まるで我々の姿を鏡にうつし出したような状態、そう、車(年式同一)も色もホイールも、更には後付けのマッドガードまで同じではないか。しかも、その時乗り合わせた乗車人数、ドライバーはサングラスをかけている、という点まで一緒とくれば、偶然を越えた偶然である。相手もそれに気が付いたらしく、思わず笑わずにはいられない。

信号が青に変わり、互いに右折する際に笑いながら手を振って別れた訳だが、「そんな偶然はどこにでもあるのでは?」と割と思われがちかもしれない。しかし、実はこの車に乗り始めて3年半が過ぎ、全く同じ車に出逢うのは初めてだったのである(勿論、色違いやら年式違いの車にならば、これまでも何度も出逢っているのだが)。それだけに、車室内では暑さを忘れてしばしその話題で持ちきりだ。

おっと、そんなにはしゃいでいると、またまた室温が上昇してしまいそうだ。ようやく車内に静けさが戻るなか、我々は館林市方面へと南下、市街地へとさしかかると交通量もぐっと増えるものの、ひたすら耐えながら国道354号に出れば、西へ西へと走る。

この国道354号(館林市から高崎市へ向かう道)も夕刻にはかなりの混雑になり、以前はなんとか裏道を探しながら走ったものだ。しかし、本日はそんな余計な労力を使うこともなく、走れそうである。ただひとつ難点をいえば、丁度太陽が西へ傾いている時刻ゆえ、太陽に向かって走らねばならず、とにかくまぶしい、ということだろうか。

目を細めながら走れば、ようやく国道407号を示す看板がみえてきた。まぶしい太陽からやっと解放されると、ほっと一安心、国道407号埼玉方面へ曲がり、県境の橋を渡ればそこは妻沼町である。

 
 
めぬま」夕刻の公園散歩もまた良いものだ (埼玉県妻沼町)
到着時刻:16:27 スタンプ設置場所:観光案内(めぬぱる1F)
昼間は多くの車で賑わう道の駅「めぬま」だが、我々はここ数回、夕刻に訪れることが多いせいか、余裕ある駐車スペースにほっと一安心。

早速、車を停めるとメイン施設である「めぬぱる」へ近づく。
いや、館内散策の前に裏手に広がる公園散歩としゃれこもう。

初めて訪れた晩秋は華やかさに欠けた公園だったのだが、こうして緑深い夏に訪れると、公園の美しさもしみじみと感じられる。
といっても、前日の台風の影響で、一部のエリアがなぎ倒されている。それでも、背の低い花々は台風なんぞに負けてたまるかといった表情で、元気に咲いており、花の命のたくましさに元気づけられるのである。

夕刻になるにつれて、雲も厚くなってきたせいか、重々しい空の下での散歩だが、夏の夕暮れにはもってこいの公園だ。
そうしてしばし散歩に時間を費やすと、その足で館内へ。スタンプは例年どおり、入口の観光案内窓口に設置されており、スタンプ自身のデザインも変わりない。

本日最後のスタンプを押印したところで、"こあ"氏が近づいてきて、耳より情報を"ほし"に伝授する。
「"吟ぎん寿司"なるものが新発売らしいよ。道の駅めぬま名物だって」と貼り紙を指さしたのだ。「えっ?なになに」とその方向に目をむける。現物は既に完売してしまったらしいが、めぬまの代表的な味である「いなり寿司」と太巻きのセットが新発売らしい。

おぉ、道の駅「めぬま」も頑張ってるな、と嬉しくなりながら、2階の売店に行くと、こちらでも手作りまんじゅうや、妻沼町産の野菜を美味しく食べられる野菜スティック等が並んでいる。以前購入した大和芋入りタルトに引き続き、手軽に野菜を味わえるといった、その心意気がたのもしい。

館外に出る頃には、夕陽も雲に覆われてしまい、辺りは暗くなっていた。

本日の嬉しい発見:「観光案内所で道の駅旅案内 全国版を購入したら、職員さんに「道の駅めぬまステッカーをどこかに貼ってくれると嬉しいな」とシールを差し出された」
 
 

というわけで、17時過ぎには本日廻る予定だった駅を全て廻り終え、あとは都内に戻るだけである。当然、周辺を走る高速道路、つまり関越道は混雑している。ということは、必然的に一般道で帰ることになるのだが、夕刻の一般道も当然ながら混雑を覚悟しなければならない。

ところが、お盆帰省シーズンといった普通の日曜日とは少々異なる状況ではあったものの、特に何らいつもと変わることはなさそうである。結局、交通量の多さを感じながらも、うんざりする程の渋滞に巻き込まれることはないまま、埼玉県内を南下。いつの間にか都内に戻ってきていたのであった。

「お盆時期に混むのはやはり高速道路くらいなのか」と苦笑しながら20時過ぎには自宅の扉を開いていた。確かに、この日の夜間は、関越道や中央道、東名高速いずれも大渋滞、そのいずれもが上り線の混雑ゆえ、帰省渋滞というよりは行楽帰り渋滞のようである。

今年の夏は本当に短いのだろうか、とすれば、この短い夏を惜しむように無理してでも出かける人も多そうだ。2003年の夏は、暑さも渋滞も短期集中型になるのかもしれない。

さて、我々はといえば、今後の旅をいまだ計画できていない。諸事情につき、もしかしたらこのまま中断せざるを得ないかもしれないし、もしかしたら再開できるかもしれない。折角、旅日記を楽しみにしてくれている皆さんには申し訳ないのだが、今しばらくは2002年度の参戦記を参考にして頂けると嬉しい。

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最終更新日:2003年08月29日