関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
熱中症にご用心!
遅い夏の到来に早くも困惑気味な甲州"熱"紀行
山梨県/長野県編

2003年08月03日

2003年8月2日になって、ようやく関東地方でも梅雨明けがやってきた。実は、8月になってからの梅雨明けというのは、過去50年間においてこれが3度目らしい。この長々とした梅雨のおかげで渇水な夏は回避されたものの、逆に冷夏のせいで野菜や米が心配だ。

そんな梅雨明け宣言の翌日は、「待ってました」といわんばかりの晴天。我々にとっては最もなじみ深い山梨・長野の旅を決行である。しかもこの日に限っては、冷夏なんてなんのその、猛暑になりそうな空ではないか。特に暑さにとことん弱い"こあ"氏には、特に辛い1日になりそうだ。

というわけで、今回廻るコースは、既に2003年5月、つまり2ヶ月ちょっと前に「吉田のうどんを食べる旅」と題して走ったばかりではあるが、ほぼ同じルートを利用して、今度はスタンプラリーの旅に出ることになる。なんだ、あまり変わりばえしない旅なのか、とお思いの皆さん、多分、そのとおりかもしれない。

おまけに、そろそろこのコースにもマンネリの影が見え隠れするかもしれないが、「たったひとつでも新しい発見」ができればそれで良しとしよう、ということで、ご了承頂ければ幸いである。


【東京都下出発時刻】06:21 【東京都下到着時刻】翌01:38
色は山梨県の道の駅 色は長野県の道の駅
  国道20号/国道16号/国道413号 どうし
08:05
国道413号/(県)729号/国道138号 富士吉田
09:37
国道138号/国道139号/国道137号/
(県)714号/村道/(県)710号
かつやま
10:32
(県)710号/村道/(県)714号/国道139号 なるさわ
11:14
国道139号/国道358号/(主)29号/
国道140号
とよとみ
12:17
国道140号/(主)12号/国道52号 しらね
13:33
(主)39号/国道52号/(主)6号/
国道141号
にらさき
14:12
国道141号 南きよさと
15:05
国道141号/(主)32号/(県)606号/
国道20号
はくしゅう
16:16
国道20号 信州蔦木宿
17:02
国道20号/(主)11号/中央道
小淵沢IC- 長野道 塩尻IC/国道20号
小坂田公園
18:16

▼道の駅「どうし」へのルート:
自宅から国道20号/国道16号/国道413号 (距離:約68.4km)


さて、朝一番のスタートとして既に定番化している道の駅「どうし」、自宅から相模原方面へ向かう車の量は、5月走行時と比べればかなり多めだ。やはり、これぞ夏ドライブ効果だろうか。それでも、相模原市街地を抜けて国道413号にさしかかる頃には、車の量も少しずつ減ってきている。

「おや、夏の山中湖ドライブと称した車が多いのかと思ったのだが、予想は外れたかな」と首を傾げつつも快調に国道413号、通称「道志みち」の山道を走る我々。まぁ、車の量は少ないといっても、ここは途中コーナー続きの山道ゆえ、ペースはのんびり気味だ。

そういえば、道路脇の各所にたつ小屋の看板には、やたら「入漁券」の文字が目立つ。いや、"ほし"の目にはそれが「入漁」とは読めず、どう見ても「人魚」にしか見えなかったため、「ここって人魚と何か関係があるの?」と真顔で"こあ"氏に聞いてしまい、顰蹙をかう一幕も。あぁ、早くも疲れてるのか、"ほし"。

こうして、やはり本日も快調なまま、道の駅「どうし」に到着だ。やはり、東京西部を6時半前に出発すればどんなに遅くても8時過ぎには着いてしまうらしい。といって、出発をあと30分遅らせれば良いという訳ではないあたりが、交通事情がナマ物ゆえだろうか。

 
 
どうし」開館前から人・人・人!もはやここは道志みちのオアシス? (山梨県道志村)
到着時刻:08:05 スタンプ設置場所:館内観光案内所横
それにしても9時の開館時間まではまだ1時間ほどあるというのに、この人・人・人の嵐は一体どういうことだ、と呆然とたちすくむ我々。

もともと集客力が高い道の駅のひとつではあるが、年々立ち寄る客はうなぎのぼりのようである。

既に観光バスまで停まっていたりもするのだから、この国道413号も神奈川方面から山中湖・河口湖へ抜ける観光コースにしっかりと組み込まれているのだろう。
更に驚いたことに、水汲み場には人だかりが出来ているではないか。2000年に訪問した当時は水汲み場にはこれほどの人は集まっていなかったというのに、今、目の前には、ポリタンク、それも1個や2個ではない量ものタンクやペットボトルに水を汲んでいる人・人・人だらけな風景が繰り広げられているのだ。

「これも、天然水ブームのせいだろうか」、そういえば、山梨には"名水"場が多い。その、いずれの場所にもこうして人だかりが出来ているのだから、いやはや、名水ブームのパワーにはおそれいった。
我々は開館までの時間、公園内をぶらりぶらりと歩いてみたり、裏手の道志川をぼんやりと眺めてみたり、朝の散歩を楽しんでいたものの、駅の建物をみて、ひとつ気がかりなことがある。

「道の駅"どうし"の建物ってこんなにゴミが多かったっけ。蜘蛛の巣もいっぱい、吸い殻はあちらこちらに落ちているし、柱もどこか疲れてきてるみたいだ」、利用者が多くなればなるほど、マナー面等でも課題は出てくるだろうが、どうやら最近は清掃が追いついていないのか。
さて、売店施設の扉が開き、いよいよ開店である。時計をみると、まだ9時にはなっていないのだが、多くの客が待っている配慮から、早めに開店してくれたようだ。

まずは案内所内に設置されているスタンプを押印、「あれ、今年は黒インクだ」。
売店内やレストランも覗いてみたが、特に前回と変わったところはないようだ。売店内の道志特産クレソンコーナーでは、別の客が「まぁ、クレソンがいっぱいだわ」と物色中。我々は駅内のレストランで、クレソンうどん(ふるさとうどん)を食することが多いが、今回はうどん(乾麺)を購入、自宅で調理してみることにしよう。さぁ、ここのレストランのような味が再現できるだろうか、それは帰ってからのお楽しみだ。

本日の嬉しい発見:「今更だが、名水コーナーに群がる人の多さ」
 
 

▼次なる道の駅「富士吉田」へのルート:
どうしから国道413号/(県)729号/国道138号 (距離:約24.9km)


車に戻ると、早くも車室内はサウナ室状態であった。まだ、朝9時を少し過ぎたばかりだというのに、なんだこの暑さは、と"こあ"氏はげんなりとしている。(まずいぞまずいぞ、これは"こあ"氏の不機嫌度が気温と共に上昇していくぞ)、"ほし"の頭の中は不安度上昇中だ。

そんな、まとわりつくような暑さのなか、次に向かうは道の駅「富士吉田」。5月訪問時はこの「富士吉田」をメイン訪問地としていたが、今日はあくまでもスタンプラリーの立ち寄り箇所のひとつである。
 
▽道志みちの紫陽花ロード

国道413号を山中湖方面へと走れば、まだ道路脇には紫陽花が咲いているではないか。

しかも、「この道沿いってこんなに紫陽花があったっけ」と思わせてくれる程、右をみても左をみても暑さに無縁な紫陽花がまだまだ元気に咲いているのだ。
 
先週訪れた御殿場のあじさいロードとまではいかないにしても、この道志みちの紫陽花も十分に目の保養である。

そんな紫陽花たちも、道志村からお隣である山中湖町に入った途端、忽然と姿を消してしまった。
 
▽定番コースで今日も拝もう、山中湖の富士山

国道413号から県道729号に入れば、そこは山中湖だ。既にこのコースもお馴染みであり、この道を通る度に山中湖の後方にみえる富士山を車窓から拝むのも、我々にとっては定番事項である。しかし、山中湖畔で夏の休日を過ごす人々で、早くも道は混雑気味だ。

まぁ、混雑しているからこそ、車窓からたっぷり富士山を拝むことが出来る、と思えば、混雑も悪くない。

そうして国道138号に出れば、あとは富士吉田に向かって北上するだけだ。交通量が多いのは、ここも例外ではないが、ほんの少しの辛抱である。ほどなく道の駅「富士吉田」の案内看板が見えてきたからである。
 

 
 
富士吉田」前回は未販売だった道の駅きっぷを発見! (山梨県富士吉田市)
到着時刻:09:37 スタンプ設置場所:案内所内入口付近
道の駅「富士吉田」散策記は5月25日のオフシーズン旅日記を読んで頂ければ、だいたいは把握して頂けるだろう。今回は、吉田うどんの再購入とスタンプ押印が主目的である。

ところが、道の駅「富士吉田」の駐車場は早くもかなりの混雑、これでは車を停めるのも一苦労である。どうやら、本日は隣接の富士山アリーナ(多目的施設)で車のイベントを開催しているらしい。なにやら賑やかなサウンドも聞こえてくる。
いや、道の駅「富士吉田」の建物前も、アリーナに負けじと大賑わい。そう、ちょうど朝市開催中だったのである。

そして、朝市のなかでも特に目立つのが、桃などの果物類だ。さすが山梨、フルーツ王国ならではの桃・桃・桃の陳列に、買い物客もにんまりだ。
さて、スタンプはといえば、既に5月訪問時にその存在は確認しており、スタンプラリーが開催されている現在も同じ位置に設置されている。

そそくさとスタンプを押印すると、何か後方にオーラのようなものを感じ、はっと案内カウンターの方を振り向いた。そう、その案内カウンターの上には「道の駅きっぷ」が堂々と掲げられているではないか。5月に訪れた際に「要望が多ければ前向きに検討しますね」といった案内員さんの言葉をはっと思い出した"ほし"、思わずカウンターに駆け寄ると、早速購入だ。
続いて売店コーナーへ向かえば、やっぱり購入したくなるのが、名物「吉田のうどん」。レストランで食べるだけでは飽きたらず、売店でも購入したのがきっかけですっかり吉田のうどんのファンになった我々は、結局今回もしっかりとその手にうどんの束が握りしめられていたのであった。

そして、忘れてはならない"ふじやまビール"、更には、売店内に貼られていた人気商品第3位にランクインされている「酒まんじゅう」にまで手がのびる。きっと、次回訪れた際にも同じものを買っていくことであろう。

結局、買い物のみにいそしんだ今回の散策だが、駅の施設として数えられているただいま建設中の富士山レーダードームや親水公園が完成した暁には、また是非とも遊びに来たいものである。

本日の嬉しい発見:「やっぱり道の駅きっぷの発見だろうか」
 
 

▼次なる道の駅「かつやま」へのルート:
富士吉田から国道138号/国道139号/国道137号/(県)714号/村道/(県)710号 (距離:約9.7km)


さぁ、次に向かうは河口湖畔の道の駅「かつやま」である。梅雨明けの恵まれた天候とくれば、特に湖畔は人で賑やかだろうと考えると、訪問自体も少々勇気が必要だ。というのも、道の駅「かつやま」の駐車場は毎度毎度混雑しており、駐車苦労度は人気の「なるさわ」以上なのだ。

とりあえず考えるのはよそう。ただでさえこんなに暑いのに、頭の中まで暑く、いや、熱くなってきそうだ。というわけで、「富士吉田」を出発した我々は、混雑の国道138号から逃れるように国道139号に入り込むと、河口湖を目指してほどなく国道137号へ。

富士吉田の市街地を走れば、「この周辺には、吉田のうどん屋さんが沢山あるのだろうな」とキョロキョロ辺りを見回しながら、車窓からの眺めを楽しむ。更に富士急ハイランドの横を通過しながら、なおも河口湖へと近づくべく、県道へ進めばようやく交通量は減ってきた。

湖畔近くまでやってきたというのに、早々に湖畔沿いの道に出ることなく、ついついいつものクセで湖畔より一本南側の道を走る我々の目には、民家が建ち並ぶどこにでもある風景が流れていく。そうしてひょっこりと湖畔へと出てきたと思ったら、すぐそこには道の駅「かつやま」が現れた。
 

 
 
かつやま」ありがたや、第2駐車場の存在!夏の河口湖はやっぱり混雑だ (山梨県勝山村)
到着時刻:10:32 スタンプ設置場所:直売所前
とりあえず未舗装の第2駐車場の横を通過し、道の駅「かつやま」の敷地内に入った我々だったが、やはり予想どおり、どこにも車なんぞ停める場所はなく、つまり駐車場は既に満車状態であった。そんな駐車場を前に、すごすごと退散するしかなかった我々は、結局、さきほど通過してきた第2駐車場に戻ってきた。

第2駐車場は「かつやま」のメイン施設がある敷地から少しだけ離れているが、こちらは混雑することなく平穏を保っている。ちなみに、「少し離れている」と表現したが、この第2駐車場に隣接して小さなレストランがあり、そのまた隣に位置するのが、道の駅「かつやま」なのだ。まぁ、歩いて200m以内といったところだろうか。
てくてくと歩いて「かつやま」の敷地内に戻ってくると、目の前に広がる河口湖にはボートが多数出ており、どうやら釣りを楽しんでいる人が多いようだ。

湖畔の芝生で過ごす姿もこれまた夏だからこそ、といったところか。そんな風景を横目にみながら、早速建物に近づく。
スタンプは、例年どおり直売所入口外に設置されているので、なにはともあれ、押印しておこう。

その後、売店をぐるりと一周し、結局またしても道の駅かつやまワインに手が伸びる(昨年も買ったのだ)。"こあ"氏といえば、売店の片隅で販売されている富士五湖の"まりも"が気になるようだ。しばらく、まりもの前から離れない。
道の駅「かつやま」自体は特に例年と変わる様子はないが、今日は客足も多く、売店内で土産物色中な人々、ベンチでソフトクリームを頬ばりながら一息ついている人々など、にぎわいをみせている。"ほし"も、ベンチな人々に触発されたかのごとく、ブルーベリー・バニラソフトクリームを頬ばりながら、建物前に咲くひまわりをしばし鑑賞だ。

「夏がやって来たんだなぁ」、ひまわりが太陽の光を受けて笑っている。
おっと、今食べている、このブルーベリー・バニラミックスソフトのお味のほうだが、ブルーベリーがもつ酸味は割と控えめ、バニラとのミックスのせいかもしれないが、まったりとした口あたりとまろやかな甘みが調和されて、ブルーベリーの酸味が緩和されているのだろう。あれよあれよという間に平らげていたのであった。

「さぁ、次に行こう」、気温はグングン上昇中だが、今のところ風はまだ爽やかさを保っている。

本日の嬉しい発見:「ブルーベリーソフトに舌鼓」
 
 

▼次なる道の駅「なるさわ」へのルート:
かつやまから(県)710号/村道/(県)714号/国道139号 (距離:約6.5km)


さて、次に向かうは勝山村のお隣に位置する鳴沢村の道の駅「なるさわ」である。幸い、「かつやま」を出て、県道714号から国道139号に至るまでほとんど交通量もなかったため、あっという間に国道139号大田和交差点に出てきた。

ところが、我々が走る国道139号上九一色村方面はもとより、反対車線、つまり富士吉田方面も交通量はかなり多めだ。これは先が思いやられる、と左右にひろがるキャベツ畑を横目にみながら走れば、ほどなく道の駅「なるさわ」である。車で走る6.5kmの距離は、やはり「あっ」という間なのだ。

 
 
なるさわ」今の時期ならばブルーベリー狩りはいかが? (山梨県鳴沢村)
到着時刻:11:14 スタンプ設置場所:観光案内所内
あいかわらずの盛況ぶりを見せつけられる道の駅「なるさわ」の駐車場だが、場内を迷走しているうちにようやく駐車スペースを発見、すぐさま車を停め、いざドアを開けると熱波がやってきた。ちらりと"こあ"氏の表情を見た"ほし"は、海より深いため息をつかざるを得ない。そう、"こあ"氏は今にも「もう帰りたい」と言い出しかねない表情と化していたのである。

あぁ、夏の旅なんて金輪際、計画するものか、その時はそう心に誓うのだが、そんな誓いも一週間経過する頃にはどこかに消え失せている。
まぁそれはさておき、まずは道の駅「なるさわ」後方の富士山を拝もうと空を見上げる。ところが、山中湖畔や道の駅「富士吉田」では美しい姿を見せつけていた富士山も、すっかり雲に覆われてしまっているではないか。「富士山にまで見放されてるのか」、そう言い放つと少々不機嫌になった"ほし"はそのまま観光案内所へ。勿論、スタンプを押すためである。

道の駅「なるさわ」のスタンプは、2000年に初めて訪問した時からずっと同じ位置に、同じデザインのものが設置されている。そろそろ新たなデザインのスタンプが見たい今日このごろであるが、切符型デザインのオリジナルスタンプは割と気に入っているのだ。
売店を覗けば、丁度今の時期はブルーベリーの摘み時期なのだろうか、「ブルーベリー狩り」をアピールした貼り紙とともに、鳴沢村産ブルーベリーが山積みされている。そういえば、観光案内所の入口にも「ブルーベリー狩り案内」の看板が設置されていたため、意識せずとも現在が丁度ブルーベリーの旬な時期であることを知らされた気分である。

そうして、売店内を散策後、館外にでると「そうだ、店頭でおやきを販売しているんだっけ。今日はここらでおやきでも食べようか」と言いかけた瞬間、"ほし"は目撃してしまった。おやき屋の店員さんが、おやきを焼くヘラをガンガン叩いて客の呼び込みをしている、その姿を。いや、多くは語るまい、しかしヘラはあくまでもおやきを焼くための道具であって、客を呼び込みするための道具ではないはずだ。そう思ってしまう"ほし"自身、もしかしたら"こあ"氏以上に暑さに負けていたのか。

結局、我々はそのまま車に戻ってしまったのであった。

本日の嬉しい発見:「ほほぉ、鳴沢村ってブルーベリー狩りが出来るのか」
 
 

▼次なる道の駅「とよとみ」へのルート:
なるさわから国道139号/国道358号/(主)29号/国道140号 (距離:約30.7km)


さて、次は「なるさわ」から約30kmほど離れた位置にある豊富村の道の駅「とよとみ」である。午前中に廻った各駅はどれも皆駅間距離が短いため、ようやく車室内が涼しくなってきたかと思ったら駅に到着してしまう、といった繰り返しであった。しかし、30kmも離れていれば、ある程度車室内で涼みながらのドライブが可能だ。「夏の間は、駅間が長いコースを選びたいものだ」と"こあ"氏がぽつりとつぶやく。

そうして国道139号をしばし西へ西へと走れば、国道358号へと誘導する看板が見えてきた。豊富村に向かうためには、この国道358号を北上する必要があるのだ。我々は左手に精進湖を見ながら国道358号にて山越え開始である。

ところが、予想以上にこの国道358号を利用して甲府へと抜ける車が多いため、ペースはなかなか上がらずじまいだ。そんななか、道ばたでなにやら後ずさりしている黒ずくめな男性を発見、「なにやってるのだろう」、遠くからみるとかなり怪しげである。しかし、ほどなくその怪しげな男性の横を通過、彼はちっとも怪しくはなかったのである。なにやってるって、道ばたの小さなお地蔵様だったか、鳥居だったかの写真を撮影していただけなのだ。そんな姿も、遠くからみれば十分怪しく見えてしまった訳だが、こうして他人が写真撮影している姿をまじまじと見ると、はっと己の姿を重ね合わさずにはいられない。

もしかしたら、"ほし"が駅内で写真を撮っている姿は十分に怪しげなのではないだろうか。そういえば、最近やたら道の駅で写真を撮る姿が目につく。あれは本人が思っている以上に結構目立っているのだ。「・・・」、とりあえず考えるのはよそう。

おっと、またしても余談でとんだ長話になってしまった。さて、国道358号を北上し、無事に山を越えれば中道町内から主要地方道29号へ。このまま国道358号から直接「とよとみ」の沿線である国道140号に出ることも可能ではあるが、この主要地方道29号も十分走りやすい道なのだ。

そうして、主要地方道29号から国道140号にひょっこりと出てきたらすぐ横は道の駅「とよとみ」である。

 
 
とよとみ」美味い!ソフトクリームコーナーのフランクフルト (山梨県豊富村)
到着時刻:12:17 スタンプ設置場所:交流促進センター内中央総合案内所
道の駅「かつやま」でも第2駐車場に救われたが、ここ「とよとみ」でも第2駐車場の存在に救われることになり、混雑のメイン駐車場を横目にまだまだ余裕がある駐車場側に車を停め、とりあえずひと安心だ。

それにしても、この「とよとみ」もいつ訪れても大賑わい。その人気の中核を担っているのが、やはり農産物直売所だろう。
早速覗いた売店コーナーは、特に農産物直売コーナーを中心に多くの人で賑わっており、特産のとうもろこしを籠いっぱいに入れている風景も視界にとびこんでくる。

我々はといえば、すっかり猛暑に負けてしまったのか、ここらで昼食をとっておこうと思っていたのに、食欲もわかずじまいだ。いや、こんなことでは今日1日を乗り切ることは出来ない、と少しでも胃の中に何か入れておこうと向かった先は、ソフトクリームコーナー。
以前はソフトクリームを中心に販売していたこのコーナーだが、いつの間にか手作りフランクフルトやソーセージ等も販売開始されたらしく、「夏バテ回復には、これだ!」といわんばかりにフランクフルトを指さす。

ソフトクリームコーナーを含むこのフロアには、漬物やハム等を販売している与一味工房があるので、このフランクフルトの類も与一味工房自慢の味という訳だろう。
実際にかぶりついてみると、ギュッと肉がひきしまりボリューム満点、それでいてパリッと焼いた周囲の皮が歯ごたえ良い。これは確かに小腹が空いた時の一品としては最適だ。

実は、与一味工房では、とよとみハム、そしてソーセージも以前購入したことがあるのだが、ソーセージはややジューシーさに欠け、我々的にはいまひとつだったのだ。しかし、今日ここでフランクフルトを食べ、"ほし"の調理法が悪かったことを思い知らされる結果となってしまった。
夏にピッタリ「クリームソーダ」も、ここならではのシルクアイス入り。クリームソーダといえば、強烈な緑色のソーダーが多いなか、ここはどことなくりんごジュースを感じさせる色あい。しかし、味はしっかりとメロン味である。

ソフトクリームといったら1口食べたらもう要らないという"こあ"氏も、クリームソーダに入ってるアイスならば喜んで頂けるらしく、「美味い美味い」と言いながら、体内の熱をアイスで冷やしているのであった。
そして、7月27日に押し損ねたスタンプを押印、「ここのスタンプも2000年訪問以来、変わらないね」などと言いながらスタンプ帳を鞄にしまうと、意を決したようにうだる暑さの中に飛び込んでいった。

本日の嬉しい発見:「タイトル同様だが、フランクフルトが美味い!」
 
 

▼次なる道の駅「しらね」へのルート:
とよとみから国道140号/(主)12号/国道52号 (距離:約11.2km)


さて、次に向かうは南アルプス市の道の駅「しらね」である。「とよとみ」から距離にして約11kmほどと割と近い位置にあり、しかも、韮崎市の道の駅「にらさき」との丁度中間地点辺りに設置されているのだ。

ちなみに「しらね」の位置は、丁度、中部横断自動車道 白根ICのすぐそばだったりもする。中部横断自動車道といえば、山梨と静岡(第2東名高速)を結ぶ路線らしいが、現在のところ供用中なのは1区間のみ、それが白根ICなのである。道路公団民営化うんぬんで騒がれている昨今、あぁ、どうなってしまうのか。

「とよとみ」を出ると、すぐ目の前にある笛吹川を渡り、我々は主要地方道12号を右へ左へと走りながら、西へ西へ。今度は釜無川を越え、まだまだ西へと走れば国道52号甲西バイパスだ。その間、幸いなことに交通量は実に少なく、この暑ささえなければ快適なドライブだったといえよう。

あいかわらず交通量が少ない国道52号バイパスを北上すれば、道の駅「しらね」の看板が、あ・・・、木々に隠れて看板が見えないではないか。

 
 
しらね」青い屋根と白い壁が今日も映える小さな駅 (山梨県南アルプス市)
到着時刻:13:33 スタンプ設置場所:館内インフォメーションカウンター
道の駅「しらね」は、小さな観光案内所的な存在。付近の交通量も少ないせいか、駐車場内に停まる車の数もかなり少なめである。それでも、我々は結構この駅の雰囲気が好きだったりする。

まさしく「ちょっとした休憩場所」の原点的な存在だからだろうか。白い壁、青い屋根、緑の芝、これがまた妙に心癒されるのである。まぁ売店は、道を挟んだ向かい側にあるということだし、ここではジュースでも飲みながら一息つこう、そんな場所なのだ。
勿論、観光案内所内には常に案内員さんが常駐しているので、周辺の観光スポットを聞いてみるのもよさそうだ。というわけで、早速館内へ。

「おや?」、広々としたインターネットコーナーフロアにはテーブルと椅子が設置されている。その風景がまるでどこぞの会社の小さなミーティングルームのようにも思えるから、思わずクスッと笑ってしまったり。
そして、インフォメーションコーナーのカウンター上にはしっかりとスタンプも設置されている。5月訪問時にはまだ未設置だったため、我々にとってはこれが初の出逢いとなる訳だが、これがまたなかなか可愛いデザインである。しかも、まだスタンプ自体が新しいため、十分に満足できる押印だ。

館内は冷房もよく効いており、実に快適である。「しばらくここから動きたくないね」、"こあ"氏の尻は館内の椅子に接着剤でもつけたかといわんばかりになかなか動こうとしなかった。

本日の嬉しい発見:「やはりなんといっても道の駅スタンプの登場だろうか」
 
 

▼次なる道の駅「にらさき」へのルート:
しらねから(主)39号/国道52号/(主)6号/国道141号 (距離:約11.9km)


ようやく車に戻り、次なる道の駅「にらさき」を目指す我々だったが、気温はいっそううなぎのぼりである。やはり甲府盆地は暑いのか、それを全身で実感する羽目となり、"こあ"氏の表情は徐々に苦痛に満ち満ちていく。

そんななか、主要地方道39号から国道52号 富士川街道へと進めばしばしの北上だ。遠くにみえる山々や田園がひろがるのどかな風景は、ある種の清涼剤である。といっても、韮崎の市街地へ近づけば交通量も増え、周囲も暑苦しい空気が漂うばかりだ。

韮崎市内から主要地方道6号を経て国道141号を走ると、再び北上を続け、前方に近未来的な橋が見えてくれば、それが道の駅「にらさき」到着を意味する。

 
 
にらさき」隣接のゆ〜ぷる韮崎はドラマ「WATER BOYS」にも登場だ! (山梨県韮崎市)
到着時刻:14:12 スタンプ設置場所:物産店奥情報コーナー
駐車場に車を停めると、疲れ切った"こあ"氏には休息をとらせ、"ほし"のみが敷地内散策すべく建物へ。お題目にも掲示したとおり、道の駅「にらさき」お隣の温泉・屋内プール施設「ゆ〜ぷる韮崎」は、現在フジテレビ系列で放映中であるドラマ「WATER BOYS」(男子高校生たちによるシンクロナイズトスイミングをテーマとしたドラマである)にも登場しているのだ。しかも、そのドラマにゆ〜ぷる韮崎が登場していることに気づいたのは、"ほし"ではなく、記憶力には自信が"無い"と語る"こあ"氏であった。

そういえばここ数年、たまに道の駅の施設がドラマ等の舞台として登場することがあり、それを発見した時はなんともいえぬ喜びだったりもする。
売店はといえば、特に目立って変わった点はみられない。ただ、いつの間にか館内2階が中華レストラン「かじか」から、「甲斐道一番」なる食事処に変わっているではないか。2002年に訪れた時には2階には足を運ばなかったため、全く気づかなかったのだが、いつ変わったのだろう。

メニューは和食を中心とした各種定食類や居酒屋風なつまみ類等が並んでいる。
再び1階に戻ってくると、スタンプを押すべく情報コーナーへ。すると、3人の年輩の女性がスタンプを前にはあれやこれやと楽しそうに騒いでいる。よくよく見れば、その手にはスタンプ帳が握りしめられているのだ。あまりに楽しそうにスタンプを押しているものだから、ついついこちらも、よいしょっと椅子に座ってその様子をしばしぼんやりと眺めていたのであった。

やがて嵐が去った後のごとく静かになった情報コーナーで、ひとりスタンプを押す"ほし"の周りには少々寂しい風が吹いている。

売店で蕎麦を購入し、急いで車に戻れば、"こあ"氏は車内で爆睡しながら"ほし"を待っていた。

本日の嬉しい発見:「今更ながらの発見だが2階のレストランが変わったことだろうか」
 
 

▼次なる道の駅「南きよさと」へのルート:
にらさきから国道141号 (距離:約14.2km)


次に向かうは「にらさき」から約14kmほど北上した、同沿線上の道の駅「南きよさと」である。5月にはスタンプの有無を確認しに訪れた南きよさとだったが、残念ながらその際には道の駅のスタンプを見つけることはできなかった。しかし、スタンプラリー開催中である現在ならば、当然スタンプも設置されているだろう。本日の目的は、スタンプラリー帳にスタンプを押す、ということよりも、どんなスタンプが置いてあるのだろう、という純粋な好奇心の方が強いかもしれない。

というわけで、「にらさき」を出ると、国道141号をせっせと北上である。いつもは交通量もそれほど多いと感じないこの周辺の道だが、今日は少々車の量も多めである。といっても、走行ペースは快調そのもの、なんらストレスも感じない。

そうして、避暑地「清里」のリゾート気分を感じさせる整備された道をしばし走れば、やがて道の駅の案内看板も現れ、右手には道の駅「南きよさと」南八ヶ岳花の森公園入口が見えてきた。

 
 
南きよさと」ショック!エントランスの花文字が無い? (山梨県高根町)
到着時刻:15:05 スタンプ設置場所:エントランス
建物に最も近い位置の駐車場は相変わらずの混雑ぶりだが、建物からかなり離れた箇所はほとんど車もおらず、ガランとしている。我々は最初から建物から最も遠いエリアの駐車場に向かうと、誰も停まっていない静かな位置に車を停める。

どうやら"こあ"氏はもう少し休息を要するらしい。再び"ほし"のみが駅内散策をすべく、車を降り、まずはエントランスへと歩いていく。
ところがところが、毎度のように目を楽しませてくれるエントランスの花文字が今日に限っては何も描かれていないではないか。昨年夏に訪問した際には「道の駅」、そして今年5月訪問時には「南きよさと」と描かれたあの花文字、今日はどんな文字で"ほし"の目を楽しませてくるのだろう、とかなり期待していたのだ。

「ショックだ・・・」しばし花文字板の前で佇む"ほし"の横を、何人もの人々が通り過ぎる。
しかし、ここでいつまでも立ちすくんでいても、花文字が浮き上がってくる訳でもあるまい、気を取り直してエントランスをくぐろう。と、入口に足を踏み入れると、早速スタンプを発見。

5月には、やや事務調なスタンプが置いてあったスタンプコーナーだが、スタンプラリー開催前に道の駅のスタンプが導入されたらしく、無事に「道の駅」表記入りのスタンプに遭遇できたのであった。
さぁ、エントランスから入り、まず最初に遭遇する施設といったら、農産物直売所だろう。新鮮野菜も嬉しいが、ここではきよさとの乳製品も入手できるのだ。前回は、飲むヨーグルトを購入して帰ったのだが、"ほし"の本当のお目当てといったら「きよさとミルクプラント・カマンベールチーズ」。5月はその存在を発見できずじまいだったのである。ところが、よくよく目をこらしてみれば、冷蔵ケース内に何個も並んでいるではないか。

「あ、あった!」、ついつい声を出してしまった"ほし"。一斉に振り向く周囲の人々。「すみません・・・」と頭をかきかき、それでもすぐさま冷蔵ケースに飛びつき、念願のカマンベールチーズを手にすることが出来たのであった。あの赤いパッケージもなかなか可愛らしく、チーズ好きな人向けのお土産にもピッタリだ。
こうして満面の笑みを浮かべ、暑さも忘れて園内をしばし散策である。初めて訪れた際には、リフトカーに乗って山の上の公園まで上がっていったのだが、さすがに今日はひとりきりの散策ゆえ、リフトカーは我慢しよう。しかし、山の上に上がらなくとも、美しい風景には出逢えることは出来るのだ。なかでも最も"ほし"が好きな場所といえば、池と木々の遊歩道(写真)だ。木陰の道を歩けば、暑さだって気にならない。

いきなりやってきた猛暑に花もビックリしたのか、園内の花々と少々お疲れ気味、そんな中をしばし右へ左へと歩き回る"ほし"も、そろそろ水分がきれた葉のようにしおれてきた。「戻ろう・・・」

本日の嬉しい発見:「正式なスタンプに出逢えたことだ」
 
 

▼次なる道の駅「はくしゅう」へのルート:
南きよさとから国道141号/(主)32号/(県)606号/国道20号 (距離:約17.7km)


「ひとりで散策していた割には、随分長々と居たもんだね」、車に戻ってきた"ほし"に、"こあ"氏が苦笑い。時計をみれば、50分近くもひとりでフラフラしていたことが判明。一体どこでそんなに時間を費やしたのだろう。

どうやら"こあ"氏もようやく回復の兆しが現れたらしく、「よし、次に行くぞ」とステアリングを握る。なんといっても、本日はあと3箇所ほど廻らねばならないのだ。ここらでそろそろ気合いも入れ直して貰わねばならない。

というわけで、次は白州町の道の駅「はくしゅう」である。「南きよさと」から国道141号を一旦南下、主要地方道32号へと右折すると国道20号に出るべく西へ西へ。この主要地方道32号は中央道 長坂IC出入口沿線でもあるため、しばらく走っていると前方に電光掲示板が現れ、高速道路の交通状況を表示している。

いや、何事もなければ何も表示されない訳だが、この案内板が輝いているということは、既に高速道路は渋滞しているということか。はっと時計をみれば丁度16時を過ぎたところだが、「中央道 小仏トンネル20km渋滞」なる文字が目に飛び込んできたのだ。「はやくも行楽帰り渋滞が発生しているのか」

といっても、我々の旅はまだまだ終わらない。とりあえず中央道上り線は既に混んでいることだけを頭に入れると、主要地方道32号から県道606号にバトンタッチし、小さな山越えだ。幸い、前方に走る車もおらず、快調なペースでコーナーをこなしていき、前方に見えてきたは国道20号、道の駅「はくしゅう」から1kmほど南に位置する交差点であった。

国道20号に出れば、「はくしゅう」はすぐそこである。

 
 
はくしゅう」やっぱり今日も名水コーナー前は大賑わい (山梨県白州町)
到着時刻:16:16 スタンプ設置場所:館内入口正面奥
道の駅「はくしゅう」到着時の一言、これは過去この駅を訪問した際に掲載した旅日記いずれにも表現されている言葉だ。そう、「大賑わい」「混雑」の文字が必ずちりばめられている。

もう、この言葉を言い続けて早何年、そろそろ別の表現をしたいのだが、今、目の前に繰り広げられている光景は、やっぱり「混んでいる」の一言につきるのだ。
そして、これもまた定番的な言葉、「あぁ、今日も名水コーナーは大賑わい」、ポリタンクやペットボトルを持って並ぶ人の列は、いつ訪れても変わることはないのかもしれない。

館内入口付近のひまわりも、その光景を見て笑っているようにも見えたり。
早速、館内へと入ると、売店コーナーには相変わらず多くのお客で賑わっており、そのせいだろうか、白州米は早々と売り切れであった。といっても、白州米を使用した清流寿司等を発見、「今回はこれだ!」と鱒寿司を手にしながら、道の駅はくしゅうがオープンした際に頂いた白州米のおにぎりの味をふと思い出していた。

5月に訪れた時にも感じたことだが、訪れる度に野菜類や酒類もますます充実してきており、何かしら買わずにはいられないオーラが、この売店にはあるようだ。
その後、スタンプを押すべく、正面入口奥の情報コーナーへ。スタンプラリーシーズンは、特設テーブルが設置され、その上にスタンプが置かれているが、ラリーが終われば、情報コーナーの奥に移動するという形がここ数年続いている。まぁ、こうやってスタンプが目立って設置されているのは非常に嬉しいことなのだが、子供がスタンプを玩具代わりに至るところに押す、あの風景だけは頂けない(世の親御さん、子供から目を離さないで頂けると助かる)。

そうしてスタンプを押印すると、今回はジェラートは食べずにそのまま館外へ。駐車場にはまだまだ次から次へと車が入ってきている。

今回の嬉しい発見:「道の駅限定日本酒を発見!」
 
 

▼次なる道の駅「信州蔦木宿」へのルート:
はくしゅうから国道20号 (距離:約7.9km)


うだるような暑さもようやくピークを過ぎ、蒸し風呂状態な車室内も不快指数60%程度まで落ちてきた(本日の昼間は、まさしく不快指数100%ふりきっていた気分である)。

我々は次なる道の駅「信州蔦木宿」をめざし、国道20号を北上する。このあたりのコースもすっかりお馴染みゆえ、既に語り尽くされた感があり、我々の間にも会話すら無いというのが少々寂しい。というわけで、何事もないままに、8kmほど走れば、見慣れた道の駅「信州蔦木宿」が現れた。

 
 
信州蔦木宿」情報ステーション前のスタンプリニューアル! (長野県富士見町)
到着時刻:17:02 スタンプ設置場所:情報ステーション前の公衆電話横/てのひら館内
あいかわらずの混雑の駐車場で、なんとか駐車スペースをみつけると、躊躇なく車を停める。ここで躊躇は禁物だ。「もっと別の場所があるかもしれない」なんて場内を1周しているうちに、折角見つけた駐車スペースも埋まってしまっているのだ。

駐車場から温泉へ向かう者、売店やレストランへ向かう者、はたまた、施設前でひといきついている者と、夕刻の信州蔦木宿は、まさしく旅人の癒しの場となっている。この駅を訪れる度に、「昔の人々もこうして茶屋等で休憩をしながら旅をしていたのだろうな」と感慨深いものを感じるのだ。多分、それはこの建物の外観がそんな情緒をかもし出しているせいだろう。
売店は5月に訪れた時と特に変わった様子はなく、結局我々は今回も「そばドラ」を手にしている。この行動はきっと未来も変わらぬままだろう。

勿論、売店「てのひら館」には他にも生そばや漬物、菓子類も多数扱っているし、「富士見高原飲むヨーグルト」は酸味控えめでかなり飲みやすいことは、以前も語ったとおりだ。
さて、今回最も大きな発見といえば、やはり情報ステーション前に設置された公衆電話横のスタンプではないだろうか。ここのスタンプは、もともと「通行手形」デザインのスタンプであり、紫色のスタンプ台と共に並んで置いてあったのだ。ところがところが、いざ公衆電話の前に立ってみると、いつもの見慣れた風景とは何かが違う。

そう、そこには、スタンプと思われる立派な機械が置かれているではないか。「おぉ!」ついつい感動の声をあげてしまった"ほし"、その横で「あれ、何か変わったっけ」と既に過去のことは忘れ去っている"こあ"氏。

スタンプのデザインは、「てのひら館」内に設置されている円形スタンプと同様だが、あちらはスタンプ台にインクを付けて押す通常タイプ、色は黒。それに対してインク付け不要の押すだけタイプ、更にインク色は紫である。インクもたっぷり入っているらしく、力を入れすぎると、インクがのりすぎて紙の裏面にまでうつりこんでしまうので注意が必要だ。

今回の嬉しい発見:「既にお分かりだと思うが、情報ステーション前のスタンプリニューアルは嬉しい発見だ」
 
 

▼次なる道の駅「小坂田公園」へのルート:
信州蔦木宿から国道20号/(主)11号/中央道 小淵沢IC- 長野道 塩尻IC/国道20号 (距離:約51.1km)


さぁ、いよいよ本日最後の道の駅「小坂田公園」に向かうとしよう。毎度「小坂田公園」は夕刻訪問ゆえ、たまには別の日の、しかも昼間に訪れたいと考えるのだが、結局また今回もこうして夕刻にせっせと向かっている訳である。

国道20号から主要地方道11号へと曲がり、道なりに進めば中央道 小淵沢IC入口、我々はいつもどおりにその入口に向かって走っていた。
 
▽え?小淵沢道の駅って一体なにもの?

ところが、いきなり"こあ"氏が前方を指さす、「ねぇ?あれってなにもの?」。指さしたその先にあるのは、道路上にある普通の案内看板である。ところが、問題はそこに書かれていた内容なのだ。普段、その手の看板の類は"ほし"の方が先に発見するはずなのに、珍しく"こあ"氏が発見したそれは、「小淵沢 道の駅」と書かれていたのである。

「小淵沢に道の駅なんてあったっけ」「いや、無いよ」「じゃぁあれはなんだ?」「謎だ。それとも小淵沢に新しい道の駅でも出来たのだろうか」、そういえばそろそろ新しい道の駅が国土交通省から発表される時期でもある。「よし、行ってみよう」

小坂田公園に向かうことも忘れ、我々はその看板に従って直進してみる。
 
▽その正体は「まちの駅」であった

小淵沢IC入口を通り越してまで、看板に書かれていたとおりに2.9kmほど直進してみたのだが、どうもそれらしき看板は見当たらない。途中、チーズ工房等、なにやら心そそられる施設はあったというのに、「道の駅」の看板なんて何処にもないのだ。

しかし、看板の「小淵沢道の駅」をもう一度よく考えてみたところ、これはもしかしたら「まちの駅」のことを指しているのではないかという結論に達する。たまに、道の駅とまちの駅を混同して表現されている箇所はあったり、はたまた、「まちの駅」兼「道の駅」という場所だって多く存在するのだ。

どうやらその判断は正しかったらしく、看板地から2.9km前後に「小淵沢まちの駅ニューこぶち」なる案内板を発見。
 
その敷地には、宿泊施設やら温泉・体験施設等(スパティオ小淵沢)が建ち並び、駐車場には多くの車が停まっていたのである。「道の駅」の看板に誘われて、小淵沢の人気スポットを発見してしまった我々であった。

(後日、新しい道の駅が発表されたが、小淵沢には道の駅は追加されていなかったことを付け加えておこう)

気を取り直して、小淵沢IC入口まで戻ってくると、中央道本線へ。特に目立った混雑もないまま、塩尻ICから国道20号へと進めば、道の駅「小坂田公園」の看板が見えてきた。あぁ、すっかり空は夕暮れ色である。
 

 
 
小坂田公園」2003年リニューアルで売店やレストランがガラリと模様替え! (長野県塩尻市)
到着時刻:18:16 スタンプ設置場所:売店奥情報コーナー、及び公園管理棟
いつもよりも少々混雑気味な駐車場に車を停め、ふと建物の方へと視線を向けると「ん?」、一同、首を傾げる。

蝶の博物館は見慣れた建物、階段を挟んで売店やレストランがある施設も、施設外観こそは2002年に見た光景そのものなのだが、掲げている店名が変わり、しかも1階にまで喫茶店風な店がオープンしているではないか。確か、2002年度までは1階はテーブルと椅子が並ぶだけのちょっとした休憩場所だったのだ。
おまけに、建物前には不思議な(いや、失礼)遊戯施設まで設置されている。まずはこちらから見てみよう。近づいて案内板をみれば、その名称は「ユーロバンジートランポリン」らしい。

どうやら本日の受付は終わってしまったらしく、実際に遊んでいる人を見ることはできなかったのだが、ゴム製のひもを身体につけて飛ぶバンジージャンプのようなトランポリンのようである。看板には「ジャージお貸しします」と、なかなかの配慮付きだ。
さて、すぐにでも売店施設に行きたい衝動をぐっと抑え、その奥にあるゴーカートへ。これをみる度に「乗りたいぞ乗りたいぞ」指数が急上昇だが、遊んでいる姿はほとんど子供ばかり。

結局、気恥ずかしさから、観戦者になり下がる"ほし"であった。こういう時は、子供連れの家族がうらやましいのだ。
続いて公園管理棟に近づいていく。照明は既に消えていたものの扉は開放されていたため、入るかどうか入口で悩んでいると、奥から「いらっしゃいませー」なる声が聞こえてきた。実は例年、売店の他にこの公園管理棟にもスタンプが設置されているので、また今年も置いてあるかな、と覗かずにはいられなかったのだ。

我々はほっとしながら「すみませーん、スタンプ押させてください」と管理棟に入っていくと、気の良い職員さんが「どうぞどうぞ」と照明もつけてくれる。そしてスタンプ帳を広げていると、職員さんが「どう?もうだいぶ押した?」と、どうやら既に多くのスタンプラリー参戦者たちが訪れているせいか、職員さん自体、ラリー慣れしているらしい。「いやぁ、ここの駅を押してやっと37駅目です」と照れながら返答する我々。「おぉ、ずいぶん押したじゃない。頑張ってねぇ」、こうやってエールをおくられるるのは、やはり嬉しいものだ(皆さんもきっとそうだと思うが)。
さぁ、いよいよ次は売店・レストラン施設散策だ。実は、レストランが4月にリニューアルしたこと自体は雑誌の記事で知っていたのだが、この目で見るのはこれが初めてだ。

1階の喫茶店「カフェ・パッソ」は既に本日の営業を終えているので、内容こそ確認できなかった(情報によれば、7月〜9月は20時までのはずだった)のだが、2階売店・レストランはまだまだ営業中。というわけで、2階の売店へ足を踏み入れると、「うわっ・・・」。

そこは今までとガラリと変わり、売店エリアがかなり広々と確保されているではないか。しかも、昔、売店だったフロアが農産物直売コーナーへ、そしてレストランフロアだった部分を大々的に特産品販売コーナーに、そしてその一角に情報コーナーや休憩スペースが設けられているのだ。「これは大々的な改革だ」と、とにかく驚きに満ち満ちた表情で店内を行ったり来たり。

商品群は塩尻に限らず、信州土産全般に扱っているのだが、"ほし"的に特に嬉しいのが、塩尻の地酒・地ビール・そしてワインが多数並んでいる点だったりもする。とにかく、それまでの「小坂田公園」の売店から飛躍的な進歩なのである。
今までレストランだったフロアが、このように売店フロアになってしまったということは、レストランは一体何処へいってしまったのか。勿論、レストランは存在するので安心して欲しい。

位置的には、売店奥の窓際に沿った一角をレストランとし、名称は「茜里」という。以前は、焼肉やしゃぶしゃぶ食べ放題等の庶民派レストランだったが、リニューアルした現在は、地域産食材にこだわったレストランに生まれ変わった。その内容も、手打ちそば、安曇野放牧豚、手作りの豆腐、これらをメインに掲げている。豚好きな我々としては、これは食べずには帰れないと、既に食べる気まんまん。

レストラン内も「和」を基調とした雰囲気の良い造り、難点は座敷席がほとんどという点ではあるが、中には足をテーブルの下におろせるタイプもあるので、店員さんに申し出て該当席が空いていれば案内してくれる。

そうして実際に頂いた料理は、"こあ"氏が「放牧豚のロースカツ丼」、そして"ほし"は「放牧豚のロースカツ膳」であった。本当ならば、手打ちそばも食べてみたかったのだが、やはり豚好きな我々としては、「放牧豚」に軍配が上がったのである。それはまるで某テレビ番組「どっちの料理ショー」の最後の審判を思わせる悩み方だったりも。おっと、「どっちの料理ショー」といえば、この店で扱っている安曇野放牧豚は、番組の特選素材で取り上げられた食材でもある。
さぁ、その特選素材のお味はいかがだろう。それは、"こあ"氏の表情をみても大いに分かる。"暑さ負け"で食欲なんか無い、こんなに食べられないかもしれないと、ロースカツ丼を目の前にして言い放った一言なんて既に忘れ去っているかのごとく、あれよあれよという間に平らげてしまったのだ。

肉の旨みもさることながらそれらを包んでいる卵もふんわりとしている。更にご飯もたっぷりでボリューム満点な丼、これで900円ならば、「是非ともまた食べたい」に値する料理だとか。
勿論、"ほし"が楽しみにしていた「放牧豚のロースカツ膳」、こちらも負けてはいない。いや、"ほし"的にはこちらのカツ膳の方が好みだが、それにしても肉の厚みも柔らかさも旨みも、いやはや、どれも「満足」の一言に尽きる。多分、またここに来たら、このカツ膳を注文したくなってしまいそうだ。

ロースカツといえば、道の駅「小谷」(長野県小谷村)の野豚が我々にとっては最も強く印象に残っていたのだが、"ほし"的にはこちら「安曇野放牧豚」に軍配をあげ、"こあ"氏はあくまでも小谷の野豚が好きだと譲らない。そんな豚討論をしばし繰り広げていながら、結局、"どっちも美味い、優劣なんてつけるのはおこがましい"なる結論に達したのであった。そんな話をここで公開すると、異常に長くなるので、その話はここまでとしよう。

すっかり満足顔になって店を出る頃には、辺りはすっかり真っ暗となっていた。

今回の嬉しい発見:「それはなんといっても売店・レストランのリニューアルで満足度アップといったところだろう」
 
 

本日の駅巡りはこれにて終了、これからは都内へと戻る旅が待っている。ところが、夕食時はすっかり元気を取り戻していた"こあ"氏は、そこで体力を使い果たしたか、今度は睡魔に襲われる結果となり、慌てて中央道 八ヶ岳PAで停まる羽目になる。

といっても、中央道の渋滞はまだまだ続いていることだし、ここらで仮眠をとっておいた方が安全のためにも、そして精神衛生上にも良いだろう、と我々はすっかり寝込んでしまった。しかし、渋滞の動きが気になる"ほし"は、1時間ほどして目が覚め、ハイウェイテレホンで現在(21時半現在)の中央道の状況を確認、「談合坂−小仏トンネル渋滞19km」

「もう少し寝よう」、そのまま再び寝入ってしまったというのは言うまでもない。その後、どのくらいの時間が経過しただろうか、次に目が覚めたのは23時半を過ぎていた。いやはや、すっかり熟睡してしまったではないか。そろそろ渋滞も解消しているだろう、と再び本線に戻った我々だったが、夏の渋滞はそんなに甘いものではなかった。23時半を過ぎても、談合坂−小仏トンネル間は、13kmの渋滞が続いているらしい。

それでも、今更一般道におりる元気もなかった"こあ"氏、「我慢して渋滞の列に並ぼう」、そうつぶやくと大月を越え、なおも都内に向けて走る。そんな時、前方に道路状況を伝える新たなる表示が輝いた。「相模原IC-八王子 渋滞18km」・・・っておいおい、今度は何の渋滞か、とおそれをなした我々は結局すごすごと上野原IC出口から一般道へと退避するしかない。

あぁ、今シーズンもこれからこんな渋滞に巻き込まれながら関東圏内を巡り巡るのだろうか。幸いにも一般道はそれほど混雑しておらず、なんとか都内に帰り着いたのは、夜中の1時半過ぎであった。八ヶ岳PAで2時間ほど仮眠していなかったにしても、もしかしたら同じような時間帯に帰り着く羽目になっていたのかもしれない、そう思うことにしよう。

というわけで、本日は甲州〜信州11駅を周り、無事に旅を終えたのであった。最近、高速道路等での事故も多いため、皆さんも気を引き締めて(まぁ、我々も含めてだが)走って欲しい。

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最終更新日:2003年08月22日