関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
関東ラリーも最終日!世間はすっかりクリスマス
千葉県編

2002年12月15日

ようやくこの日がやってきた。そう、今日は12月15日、つまり関東道の駅スタンプラリーの開催最終日である。と同時に、我々にとってもラリー最終戦である。それにしても今回は完走までに時間がかかりすぎてしまった。今シーズンのラリーを開始した当初は、まさか開催最終日にまでもつれ込むとは思いも寄らなかったのだ。

というわけで、本日は前回廻りきることができなかった千葉県の残り3箇所(きょなん、とみうら、三芳村)に立ち寄り、スタンプを押印、めでたく「三芳村」にて完走の予定である。しかし、最後まで何が起こるかわからない。本日は臨時休業日なんてことだけは無いだろうが、3箇所だからといって油断は禁物だ。

幸い、本日はラリー最終日にふさわしく、青空が広がっている。ここのところ、ずっと雨続きな日曜日だっただけに、嬉しい贈り物のような気がしてならない。そんななか、我々は千葉に向けて走り出した。


【東京都下出発時刻】06:41【東京都下到着時刻】20:14
 色は千葉県の道の駅 (赤文字はスタンプラリー未参加または押印の必要の無い駅)
  中央自動車道/首都高速/東京湾アクアライン/
館山自動車道 木更津南IC/国道127号
きょなん
08:25
国道127号/(主)89号 富楽里とみやま
09:55
(主)89号/国道127号 とみうら
11:02
国道127号/県道296号/(主)88号 三芳村
11:27
(主)88号/(県)296号/村道/市道/
(県)187号/国道410号/町道
ちくら・潮風王国
13:37
町道/国道410号/(県)297号 ローズマリー公園
丸山町

14:39
町道/(県)296号/(主)88号 三芳村(再)
16:56

▼道の駅「きょなん」へのルート:
自宅から中央自動車道/首都高速(途中で道を間違えて一部一般道を走る)/東京湾アクアライン/館山自動車道 木更津南IC/国道127号 (距離:約116.3km)


さて、本日最初に向かう道の駅は、鋸南町の道の駅「きょなん」である。既に寒さ厳しい冬の始まりという割には、出掛ける車も多いのか、既に中央道から首都高速にかけて混雑が始まっている。12月も中旬を過ぎればクリスマスシーズンということで、遊びに行く人も少なくないのだろう。そんななか、ただただアクアラインを目指して首都高速環状線を走っていくと・・・
 
▼道を間違えた!アクアラインにのれない?

環状線から浜崎橋JCT辺りにさしかかると、前方は更に混雑度を増していくばかり、これは「まいったな」と渋滞回避のつもりでついつい平和島方面へ走ってしまった我々は、その後いくら走ってもアクアラインの案内看板は出てこない。それもそうだ、このまま走ったら横浜方面まっしぐら、首都高速1号線 羽田ランプまで来てしまえば、もうアクアラインどころではない。

「そうか、羽田まで来てしまうと、もう川崎浮島JCTには行けないのか」と頭をかく"こあ"氏は、慌てて羽田ランプから一旦一般道へ出ると、羽田空港の真横を通りながら軌道修正をすべく、湾岸環八ランプへ急ぐ。

さすが羽田空港のすぐ横を走る道だけあってか、車窓からは飛び立つ飛行機やら滑走路へ向かう飛行機たちが実によく見える。「おぉ、離陸する飛行機を下から見上げられるよ」と思わず空を指さす"ほし"。そこには、青空へとはばたく飛行機の姿があった。

 
▼千葉方面はきわめて天気悪し?厚い雲に覆われた空に悲壮感漂う車内

さて、なんとか無事に川崎浮島JCTまでやってきた我々はアクアラインの長きトンネルをひた走り、やがて海上へと出てきた。すると、都内はあれほど美しい青空が広がっていたというのに、千葉方面は泣きたくなるような厚い雲が空一面に広がっているではないか。「都内が晴れているからって、千葉も天候が良いとは限らないのだね」ということを、実感せざるを得ない状態だ。

「やはり我々の今回のラリーには雨はつきものなのか」、すっかり意気消沈である。

海を越え、木更津南ICから一般道に出れば、あとはひたすら国道127号を南下だ。ICからしばらくは片側2車線が確保された広々とした道が続くものの、まもなく1車線へとなってからは、のんびりとした田園風景が広がるばかりである。そんななかを、ただただ南下していけば、富津市内から右手に海が見え隠れしはじめる。

「冬の千葉は周囲の風景も寒々しいけれど、ただ走る分にはなんといっても快適だね」、渋滞が嫌ならば千葉は冬に限る、そう思うのは我々だけではあるまい。そうして、富津市から鋸南町へとさしかかれば、まもなく右手に現れるは道の駅「きょなん」である。

 

 
 
きょなん」本日は浮世絵の祖である菱川師宣の記念館を見学だ (千葉県鋸南町)
到着時刻:08:25 スタンプ設置場所:菱川師宣記念館入口カウンター
途中、渋滞に巻き込まれるわ道は間違えるわで、当初は一体何時に着くのやら、と心配されたものの、いざ着いてみれば8時半前。木更津南ICから一般道を延々33km程走らねばならなかったのだが、幸いオフシーズンの千葉は交通量もグッと少なかったせいか、実に快調にここまでやって来てしまったのだ。

しかし、早く着きすぎれば着き過ぎたで、おおいに時間をもてあそぶこととなり、開館時間である9時まで何をするでもなく、ただぼんやりと待つしかない。公園でもあれば、朝の散歩もしただろうに、残念ながら敷地内にはそのようなものも無いのだ。敷地内には、いかにも漁港の近くを感じさせる売店やらちょっとした食事処、そして菱川師宣記念館が建ち並び、その向かいに整備された駐車場は、まだ開館前のせいかほとんど車が停まっておらず、どことなく寂しさを感じさせる。
時刻は、ようやく9時になろうとしていた頃、どんよりとしていた空も少しは青みを取戻してきた。「頼むからこのまま晴れてくれ」、そう祈りつつ、スタスタと向かった先は「菱川師宣記念館」である。本日のここの駅における主たる目的は、この記念館を訪れること、プラス スタンプを押すことであった。

菱川師宣といえば、浮世絵の祖として知られる人物、そして、ここ鋸南町は菱川師宣の生誕地でもあるのだ。館内には、作品群や各種資料等がズラリと展示されており、勿論、あの有名な作品である見返り美人をはじめとして、様々な美人画も飾られている。まぁ、"ほし"的には、もともと菱川師宣といえば、「浮世絵の祖」というよりも、記念切手に描かれている「見返り美人」の作者という、少々偏った印象を持っていただけに、ここらで他の作品に触れてみるのも悪くない、と今回の見学を決めたのだ。

さて、館内に足を踏み入れてみると、たった今開館したばかりのせいか、入口でせっせと清掃しながら職員さんが「いらっしゃいませ」と声をかける。「おはようございます」と会釈をしながら我々も入口で入館料を払い、更に中へ入ろうとする。するとと、年輩の職員さんが各展示室について細かく説明をしてくれるではないか。割と最近、この手の記念館を覗くことが多いのだが、こうして概要を説明してくれるのはやはり嬉しいものだ。

丁度、我々が訪れた期間中は、企画展として「女優 李香蘭・山口淑子展」を開催中であり、職員さんはこの企画展についても熱く語っている。「李香蘭さんって知ってます?」から始まり、彼女がこの記念館を訪れた事、年をとられてもいかに美しいか、波瀾万丈な人生について等、それこそ職員さんの話をきけば、展示をみなくても概要がわかってしまう程、たっぷりと話を聞かせてくれたのだ。偶然にも、その少し前に、テレビで李香蘭の特集を見ていたせいか、我々も職員さんの話にうむうむ、と頷く。

職員さんの話を聞き終えた我々は、そのまま奥の展示室をぐるりと歩きながら、作品や資料等を見学、江戸庶民芸術という世界を堪能したのであった。
帰り際にスタンプを押し、記念館を出ると、いつの間にか車の往来も増え、駐車場も賑やかになってきた。

店先ではこの「きょなん」では既に見慣れた光景となった「魚の天日干し」が今日も繰り広げられている。これを見ると「あぁ、きょなんに来たなぁ」と実感するのだ。勿論、店内にも魚の干物や枇杷製品が多数並んでいる。こうして、売店をしばらく物色しながら、「きょなん」の香りを肌で感じると、次なる駅へ向かうべく、車に戻っていったのであった。
 
 

▼次なる道の駅「富楽里とみやま」へのルート:
きょなんから国道127号/(主)89号 (距離:約4.7km)


さぁ、次なる道の駅は鋸南町の南に位置する富山町「富楽里とみやま」だ。「え?この駅はスタンプラリー参加駅ではないのでは?」と思った皆さん、そのとおりである。この駅は2002年に新しく登録された場所であり、しかも正式な店舗はまだ完成していない(2003年4月完成予定だとか)のだ。ところが、既に町としては気合い十分なのか、なんと仮店舗で営業中なのである。これは是非とも覗いてみたいだろう、というわけで、距離にして5km以内ゆえ、ちょっぴり立ち寄ってみることにした。

「きょなん」を出た我々は、国道127号を更に南下、ほどなく商店街を抜けて富山町に入ると、すぐに主要地方道89号を内陸部に向かって進む。すると、田園が広がる周囲の景色を楽しむ余裕もなく、それこそあっという間に「とみやま町物産センター 富楽里」の看板が見えてきた。

「実にあっけない到着だな」、そんな言葉がどちらからともなく出てきたのは言うまでもない。

 
 
富楽里とみやま」仮店舗だけど活気に満ち満ちた物産センター富楽里だ!(千葉県富山町)
到着時刻:09:55 スタンプ設置場所:2002年12月現在未設置
さぁ、早速駐車場に車を停めようと敷地内に入ると、早くも駐車場は混雑気味だ。幸い、数台の空車があったから良かったものの、あと数分遅く到着していれば、駐車待ちになるところであった。仮店舗前の駐車スペースはそれほど広いとはいえないが、それでも50台以上の車は停められるのだ。「もしかして、この駅は早くも人気の予感?」

というわけで、今回はあくまでも仮店舗の散策だ。道の駅「富楽里とみやま」のメイン施設は、「南房総とみやま町物産センター富楽里」、農産物だけでなく海の幸も多数並ぶ豊富な陳列の売店の他、ソフトクリームコーナーや軽食コーナー等、仮店舗ながらボリュームたっぷりの駅だったりする。
2003年の春には、この仮店舗の裏手に「富山ハイウェイオアシス」として完成予定、我々が訪れた時には外観はほとんど完成していた。売店の他に海鮮レストラン等もあるらしく、とにかく今から完成が楽しみだ。

さて、早速物産センターへと近づいていくと、店先では農産物の直売の他に、富山町内にあるペンションの手作り菓子を販売しており、可愛らしそうな洋菓子に思わず足をとめる者も少なくないようだ。何を隠そう、"ほし"もそのひとりだったりする。テーブルの上に並べられたケーキやクッキー等を見ていると、あぁ、きっとペンションでもこんな暖かな料理が食べられるに違いない、とほのぼのとした気分になったりも。
続いて、店内へと足を運んでみる。確かに仮店舗というだけあってか、店内の造りは洒落っ気こそ無いものの、これがなかなか活気に満ち満ちているではないか。しかも、この仮店舗状態におけるパンフレットまで用意されているのだ。このパワーには感服せずにはいられないといったところだろう。

店内は、農産物直売の他に海産物コーナーや特産加工品のコーナー等、とにかく商品の品揃えも充実、奥に進めば軽食コーナーやソフトクリームコーナー等、嬉しいコーナー満載だ。
仮店舗でここまで気合いをいれて営業する富山町の元気さにつられ、ついつい買い物もすすんでしまうから、楽しいような怖いような気分である。なかでも気になった商品といえば富山町のびわを使用した伏姫ワイン、更に生クリーム大福も種類も豊富に並んでおり、どれを買おうか目移りしてしまいそうだ。

というわけで、とにかくここには「富山」色たっぷりな商品たちで埋め尽くされているのである。
ソフトクリームコーナーでは、富山町内の近藤牧場で飼育された牛の乳を使ったソフトクリームを販売しており、これがまた口あたりが良く美味しい。他にクレープメニューもあり、軽食っぽいものからデザートまで数種類提供されている。

なお、今回はあくまでも仮店舗の散策ゆえ、この駅の真の姿は2003年4月以降にならなければわからないのだが、仮店舗でも十分に気迫を感じさせてもらったような気がする。
これは新店舗での営業にも期待大だろう。なにしろ、このような仮店舗ながら、休憩スペースや各種情報提供コーナーまでしっかりと用意されていたのだ。

館外に出て、裏手の新店舗の工事風景を眺めながら、思わずつぶやいた「このパワーをそのまま新店舗でも受け継いでおくれ!」と。
 
 

▼次なる道の駅「とみうら」へのルート:
富楽里とみやまから(主)89号/国道127号 (距離:約8.9km)

さぁ、次に向かうは富山町の南に位置する富浦町の道の駅「とみうら」、そう、道の駅グランプリ2000最優秀賞駅である「枇杷倶楽部」である。鋸南→富山→富浦と、隣接した町を南下していきながらの駅巡りは、駅間がすべて10km以内とかなり近い。そのせいか、車内もすっかりくつろぎムードが漂っている。

主要地方道89号から国道127号に復帰すると、またしても南下を開始だ。遠くに海を見ながら、いくつものトンネルを越えていくと、まもなく富山町から富浦町へとさしかかる。そして商店街を抜ければ、ほどなく国道127号は大きく左に曲がり、その先に現れるは道の駅「とみうら」だ。


 
 
とみうら」枇杷倶楽部オリジナル商品もますますパワーアップ! (千葉県富浦町)
到着時刻:11:02 スタンプ設置場所:枇杷倶楽部入口付近の案内コーナー
関東圏内でも多くの人が好んで立ち寄りたくなる駅のひとつであるこの「とみうら」、我々も駅自体は実に好ましく感じているのだが、ひとつだけ難点がある。それは、駐車場の広さだ。これだけ集客力が高い駅の割には、どうも駐車スペースが不足気味に感じるのだが、訪れた皆さんはどう思われているだろうか。

そう言いながらもなんとか車を停めることに成功した我々は、そそくさと建物の方へと歩いていく。道の駅「とみうら」は千葉県内で最初に登録された駅なのだが、いつ訪れても華やかさを保っており、しかも古さを感じさせないのだ。敷地内には「枇杷倶楽部」という名称にふさわしく、枇杷づくしなショップやカフェ、休憩スペース等があり、館内は全体的に洒落た雰囲気をかもしだしている。
まずは入口付近に設置された案内カウンターで、スタンプを押す。「さぁ、残り1駅!」と思うだけでも気持ちが高揚してくるものだ。しかし、ここで焦ってはいけない。

昨年同様、今回もまた何らかの枇杷商品を買って帰ろう、とショップに足を踏み入れると、扱う商品群も年々更にパワーアップされているように感じられる。というのも、「枇杷倶楽部オリジナル商品」なるものが多く見受けられるのだ。
そのなかで今回特に目にとまったのが、「びわ月夜」なる菓子である。あの有名な仙台銘菓である「荻の月」(ふんわりとした蒸しケーキの中にカスタードクリームが入っているもの)のいわゆる「びわ」版的なものであり、可愛い巾着袋の中に入っているのだ。これは老若男女幅広い層に喜ばれそうな菓子ゆえ、ちょっとしたお土産にもピッタリだ。

他にも、枇杷倶楽部のゴーフレットやら枇杷ソース入りのチーズケーキ等、オリジナル色もたっぷり。
また、2001年に訪れた時には気が付かなかったのか、それとも無かったのかは定かではないのだが、エントランスには富浦のお土産展示コーナーも設置されており、これがまた綺麗なディスプレイで客の心をつかんでいる。「ほぉ、こんな商品もあるのか」と、その展示を指さしながら眺める姿も何度か見受けられた。

こうして、枇杷の商品たちに囲まれるひとときを過ごし、また今回も枇杷菓子を多数入手すると満足げに外に出た。この駅に来る楽しみは、山のような枇杷商品の中から選りすぐりの一品を探すことかもしれない。

時は既に冬、さすがに駅周囲の風景は寂しげだが、春になれば数々の花で美しい枇杷倶楽部が見られるだろう。
 
 

▼次なる道の駅「三芳村」へのルート:
とみうらから国道127号/県道296号/(主)88号 (距離:約7.4km)


さぁ、いよいよ関東 道の駅スタンプラリー、我々にとっての最終駅が近づいてきた。今回のラリーにおける88駅目の駅、それは千葉県の「三芳村」である。

「とみうら」を出ると、尚も国道127号を館山市方面へと南下、そこは南国情緒あふれる風景が広がっており、まるで冬とは無縁にも感じられたりもするのだが、その寒さは間違いなく「冬」であることを実感させる。そんななかをさっそうと走っていけば、まもなく三芳村方面を指し示す県道296号の文字が見えてきた。ところがこの県道296号、曲がり角が一見分かりづらく、少しでも気を抜けばそのまま通り過ぎてしまいかねない。

既に何度もこの道を走っている割には、毎度毎度「ここで良いんだよね」と不安げに曲がるのだから、進歩が無い我々である。そうして、田園風景のなかをしばし東へと走れば、やがて主要地方道88号との交差点にさしかかる。道の駅「三芳村」の案内看板も設置されているため、何の迷いもなく主要地方道88号を左折、するとほどなく右手に見えてくるは道の駅「三芳村」である。
 

 
 
三芳村」ようやく88駅完走!労をねぎらい昼食でお祝いだ (千葉県三芳村)
到着時刻:11:27 スタンプ設置場所:物産・食事処「鄙の里」の情報コーナー
実はここに来るまでの数十分間、まさか「三芳村」が臨時休業なんてことになっていたらどうしよう、という心配だけが心にひっかかっていた。それならば、電話で問い合わせてみるのが早道ではないか、と皆さんは思うに違いない。しかし、それに気付いたのは、恥ずかしながら当日になってからだったのだ。まぁそう言いながらも、クリスマスが近い日曜日にまさか臨時休業なんてあり得ない、という全く根拠のない自信から、結局問い合わせることもなく、ここまで来てしまった。

すると、前方には我々と同様、道の駅「三芳村」に入ろうとしてる車がいる。更に、駐車場には何台もの車が停まっている。「めでたい、ようやく完走だ」とその光景をみながら、三芳村が営業中であることを確信した"ほし"、まだ最後のスタンプも押していないうちから、すっかり完走した気分になっている。

道の駅「三芳村」は鄙の里と物産センターから構成されており、鄙の里には観光案内所の他に食事処や休憩スペース、工芸品や特産品等を扱うコーナーがある。そして隣接の物産センターでは地域農産物を中心に扱っており、これがまたなかなかの混雑ぶりである。
なにはともあれ、最後のスタンプを押しに「鄙の里」へ行こう。バタバタと館内に入った我々は、観光案内コーナーの一角に置かれたスタンプを押し、小さな声で「おめでとう!おめでとう!完走だぁ」と万歳三唱。

さぁ、いよいよ職員さんにスタンプ数を数えてもらって応募用紙を提出だ、とその時、ふと気付いた。「ちょっと待てよ、応募用紙に何も書いてないよ」、確かに応募用紙に記入すべき氏名やら住所、簡単なアンケート等、すべて空欄のままであった。
「じゃぁ、昼食でもとりながら、応募用紙にゆっくり記入しようか」と、同じフロア内にあるレストランに入ると、完走祝いがてらランチタイムを楽しみつつ、ついでに応募用紙提出の準備もしてしまおう、ということになった。

三芳村の「農村レストラン」は、初めて訪れた時にも一度食事をした記憶があり、おにぎり定食のおにぎりの大きさに驚いたものだ。あのおにぎりにも魅力は感じるのだが、やはりここは別の料理を食べてみたい、そう考えた我々はしばしメニューとにらめっこ、あれこれ悩んだあげく、"ほし"が選んだのは「鄙の里定食」そして、"こあ"氏は「野菜てんぷら定食」であった。
「鄙の里定食」は、野菜類の小鉢料理の組み合わせであり、煮物や和え物等、まさしく「おふくろの味」を感じさせる。おからや白和えの小鉢をみていると、現代人のカロリー過多な食生活を改めて見直したくなったりもする。

また、一緒についてくる「ごった汁」が具だくさんで、これだけでもかなり満足だ(っと、これは2000年訪問時も感じたことだが)。
そして「野菜天ぷら定食」のほうも、地場産の野菜類をフワッと揚げた天ぷらをメインに、白飯、ごった汁、卵焼き、デザートがついてくる。天ぷらが全て野菜類なため、ボリューム的にいまひとつかと思いきや、食べ終える頃には"こあ"氏もすっかり満足感に達していたようだ。

こうして満足のうちに食事を終えると、「道の駅×××は全体的にバランスがとれた駅だったね」「道の駅△△△は昨年と比較すると飛躍的な進歩だったよ」等と、しばしこれまで廻ってきた88駅を振り返りながら応募用紙のアンケートに記入していく。しかし、いざこの応募用紙の前に向かうと、印象に残りやすい駅とそうでないものの差がどうしても出てきてしまう。皆さんにとっての印象に残りやすい駅とは一体どのようなものだろうか。きっと、スタンプラリーに参加された人はこの応募用紙を書きながら、数々の道の駅を思い出したことだろう。
全ての記入を終え、レストランを出た我々は早速案内カウンターへと向かい、そこで職員さんにスタンプ数のチェックをして貰う。

「湯の香しおばら」や「なるさわ」ではスタンプが押された各ページをチェックしながら職員さんとあれこれ話をした記憶があるのだが、ここではあくまでも事務的にチェックを終えると、「どうもお疲れさまでした」とステッカーを手渡されただけであった。年々、全駅制覇をする者が増え、特に珍しいことでもなくなったのかもしれない。
外に出ると、中庭にはクリスマス用なのか、イルミネーション用の電球を施されたワイヤー状のオブジェが設置されている。「あぁ、気が付けばもうクリスマスなんだね」、関東のラリーを開始した頃はそれこそ夏真っ盛りだったはずなのに、我々がノロノロと廻っているうちに、すっかりクリスマスシーズンになってしまったのだ。

まぁ、ゆっくり廻ったら廻ったで得られるものもあるのだが、12月に入ってからはスタンプラリー参加者とすれ違うこともほとんどなく、「ま、まさか、いまだにスタンプ求めて走り回っているのは、我々なのか」と思ってしまう程であった。やはり、もう少し日程的に余裕をもったラリースケジュールにすべきだったのかと、ほんの少し後悔はしてみたものの、それでもとりあえず完走出来たことに、ほっと一安心である。

ところで、これからどうしようか、時刻はまだ13時を少しまわったところである。このまま帰るのも勿体ない、車に戻ってから行く先を決めようか。
 
 

というわけで、意外にあっけない終わり方ではあったが、やっとのことで我々のスタンプラリーも終わりの時を無事に迎えたのであった。あとは余韻に浸りつつ、更に沿線の駅をブラリ立ち寄りながらあてもなく走るとしよう。って、先週もこの付近にやって来たばかりではなかったか。
 
▼次なる道の駅「ちくら・潮風王国」へのルート:
三芳村から(主)88号/(県)296号/村道/市道/(県)187号/国道410号/町道 (距離:約16.4km)


結局、次に向かうは先週立ち寄ったばかりの「ちくら・潮風王国」。前回はあまりの寒さに、館外を歩く余裕もなく慌てて館内に飛び込んでしまった。というわけで、今回は館外散歩をするべく立ち寄ってみることにしたのである。

「三芳村」を出た我々は、主要地方道88号を逆戻りし、県道296号との交差点までやってくると丸山町方面へ。ほどなく、国道128号に向かう適当な農道風な道を発見、真っ直ぐにのびる快適な道を南下していけば、国道128号との交差点が見えてくる。

しかしここで国道128号に出るのではなく、そのまま直進していけばそこは県道187号、館山千倉線という名のとおり、道なりに走れば千倉町である。「来シーズンのラリーは、このコースを走ることになるだろうか」そんな事を考えながら、山あいの道を走っていけば、やがてJR千倉駅の横を通過しながら国道410号に出てきた。ここまでくれば、先週通ったばかりの道、千倉の商店街を抜け、国道410号からそれて町道海岸線へと出れば、そこは道の駅「ちくら・潮風王国」である。

 
 
ちくら・潮風王国」千倉の海を眺めながら海岸散歩をしよう (千葉県千倉町)
到着時刻:13:37 スタンプ設置場所:2002年12月現在未設置
いざ、駐車場に入ってみるとそこは先週とは一転、かなりの混雑ではないか。妙な言い方ではあるが、この混雑があってこそ潮風王国、と思っているだけに、先週のあまりの客足の少なさに異常すら感じていたのだ(この文章の内容が分からない人は、前回分のラリー日記を読んでみよう)。しかし、混雑が嬉しいはずはない。今回はタイミング良く、1台の車と入れ替わりに駐車出来たのだが、春先からは更に駐車場待ちも増しそうな予感である。

「来シーズンのスタンプラリーも、やはり夏は避けたいね」、そう思ったのは言うまでもない。
というわけで、駅の概要等は前回の参戦記を参照して頂くとして、今回はあくまで館外散歩。駅の敷地横に広がる海を見ながら、しばしゆとりの時間を過ごそうという訳だ。

今日はどんよりとした空ではあるものの、先週と比べれば暖かく、外で遊ぶ親子等も見受けられる。そんななか、まず向かった先は、建物の前方に静かにたたずむ漁船である。
これは、実際に漁船の中を見学することが出来、更に甲板から海を眺めれば、まさしく船に乗った気分だ。

また、海岸線に沿って、洒落た街灯とベンチが配置されており、それはまさしく海を眺めながらの語らいの空間にもってこいである。
まだ14時をやっと過ぎたという時刻の割には、既に夕暮れ時のような空が広がる、千倉の海をのんびりと眺めながら、「やっぱり駅巡りはこれくらいのんびりとしないとね」としみじみと語り合ったのであった。

"こあ"氏に至っては、駅散策よりも、車を運転している時間のほうが休息に値しているらしい。休憩の場であるはずの道の駅で疲れていては、本末転倒ではないか。いやはや困ったものである。その間にも、車は次から次へと駐車場に入ってくる。そろそろ場所を明け渡さないと、と思った我々は、慌てて車に戻っていった。
 
 

▼次なる道の駅「ローズマリー公園・丸山町」へのルート:
ちくら・潮風王国から町道/国道410号/(県)297号 (距離:約10.1km)


さて、ここまで来たら近隣の駅ということで、再び「ローズマリー公園・丸山町」へも立ち寄ってみよう。先週は小雨が降っていたせいか、新設された直売所である「ときめきプラザ」を覗いただけで、ローズマリーガーデンの方へは立ち寄らずじまいであった。というわけで、今日は久々にローズマリーガーデンを堪能しよう、と再び丸山町へ行くことにしたのだ。

「ちくら・潮風王国」を出ると国道410号に復帰して再び北上、右手にチラチラと見え隠れする海を見れば、先週とは逆ルートをとりながら丸山町を目指していることを実感したりも。やがて国道410号と県道297号の分岐点へとさしかかり、ここで県道297号側を走ればまもなく左手に道の駅「ローズマリー公園・丸山町」が見えてくる。

 
 
ローズマリー公園・丸山町」やはり春が待ち遠しい?冬のローズマリーガーデン (千葉県丸山町)
到着時刻:14:39 スタンプ設置場所:ときめきプラザの交流施設内
冬の間はやはり訪れる人もそれほど多くはないのか、静かな駐車場に車を停めた我々は早速ローズマリーガーデンへと歩いていく。冬の公園が物寂しく感じるのは、花が少ない季節ゆえ、仕方がない事実ではあるものの、そんななかでもこのローズマリーガーデンは、パンジー等を植えて華やかさを維持しようと頑張っている姿勢が伺える。それだけに、花が咲き乱れる春が待ち遠しく感じるものだ。

それにしても、毎度この駅を訪れるのは午後が多いせいか、ローズマリーガーデン内にあるチャペル風な建物(ショップ)を見上げると丁度逆光になってしまうことが多い。このチャペルの前で記念写真を撮りたい人は、やはり午前中の訪問の方がお勧めかもしれない。
そうしてショップへと入っていくと、丁度クリスマスシーズンのせいか、クリスマスを感じさせるグッズが多数並んでいる。クリスマスリース等の雑貨用品も手頃な価格で買えるのがなんといっても嬉しいところだ。

「時間もたっぷり余っていることだし、シェイクスピアカントリーパークも歩いていこうか」、それは珍しく"こあ"氏からの提案であった。その手の有料施設の場合、だいたい"ほし"が無理矢理"こあ"氏を引っ張っていくパターンが多いのだが、ゆとりたっぷりの時間に気分も良いのか、はたまた、このまま早々と帰途についたとしても、都内の渋滞にうんざりなのか、いずれにせよこういった提案は大歓迎である。「でも、以前一度入ったことがあるのは、覚えてるよね」、上目遣いに"ほし"が呟く。すると"こあ"氏「まぁ、完走祝い代わりってやつだよ」、ん?、多少意味不明ではあるが、こうして久々にシェイクスピアカントリーパークを再訪することにしたのである。

早速、ショップでチケットを購入すると、「ただいまシェイクスピアカントリーパークでクイズラリーを開催していますので、是非これに答えて賞品を手にしてくださいね」と店員さんから紙を手渡された。「あ、ちなみに×問目の答えはこのショップ内にありますよ」、その言葉を受けて我々は急遽クイズラリーをしながらシェイクスピアカントリーパーク内を散策することとなったのであった。「スタンプラリーが終わったら、今度はクイズラリーか。」、いやはや、我々はどこまでいってもラリーから離れられないらしい。
そうして、ローズマリーガーデンからカントリーパーク側へと進めば、まず最初に駆け寄ったのは建物、ではなく、池のほとりであった。実は、さきほどローズマリーガーデンへ向かう途中、このカントリーパークの敷地内に鴨が生息していることを垣根越しに発見、それも1羽2羽どころではなく、かなりの数がいそうである。なるほど、"こあ"氏が今回進んでカントリーパークにも行ってみよう、と言ったのは、鴨と戯れたい口実だったのか。

しかもここの鴨たちは、人間を動じようともせず、「なんだ、またうるさい奴らがやってきたな」のごとく、ゆっくりと身体を起こすと、テクテクと歩いていき、またちょこんと芝の上に座る、そんな繰り返しであった。まぁ、エサを持っている訳でもなかったため、愛想をふりまいてもこの人間から得られるものは無いと判断したのかもしれない。まぁ、折角ひなたぼっこをしている鴨たちを邪魔する訳にもいかず、少し離れたところから鴨観察をする我々であった。

それにしても、以前訪れた時には鴨らしき姿は見なかったはずなのだが、いつ頃から鴨たちが生息するようになったのだろうか。
ようやく鴨たちの観察に終わりを告げると、次に向かったのはティールームがある建物。おいおい、かんじんのクイズラリーはどうしたのか、とそれはさておき、ここらでちょっとティータイムときめこもう。裏手のときめきプラザが出来たことで、有料施設外でも簡単な食事やお茶を飲むことが可能になったここ「ローズマリー公園・丸山町」ではあるが、折角カントリーパーク内に入ったのだから、ここでヨーロッパを感じつつ、至福の時を感じたい。

というわけで、さっそうと館内に入った我々は、入口で「うーむ、ここは洒落た気分で、紅茶とスコーンにしようかな」と"ほし"。"こあ"氏はそのスコーンというものが何物かがわからぬらしく、一口貰えれば良いや、と紅茶だけを頼む。すると、「スコーンは今ちょうど焼き上がったところなんですよ。とびっきり美味しいのをお出ししますから、お待ちくださいね」と店員さんが明るく答える。
我々に限ったことではないだろうが、こうしたちょっとした会話だけでも、印象度というのはグンと変わるものであるのは、皆さんも経験済みだと思う。我々も思わずウキウキ気分で席につく。

そこは、どことなくヨーロッパの小さな喫茶店を感じさせるシックな館内。ひとりで入るならば、本でも片手にティーを楽しみたい、そんな静かな空気が流れている。しばらくこの場に身をおいていると、今までスタンプラリーで走り回ってきた慌ただしい時間を忘れさせてくれそうだ。
ほどなくやってきたスコーンとアップルティー、いずれも柔らかな香りと温かさがふわっと顔にあたり、期待度も更にグンとあがる。たまに通っていた紅茶専門店でスコーンと一緒に紅茶を楽しんだ若い頃をふっと思い出させる、そんな香りである。と、"こあ"氏が現実に引き戻す一言、「へぇ、スコーンってこういうものなんだ」。ところで、ここでスコーンと聞いて、某菓子メーカのスナック菓子を頭に浮かべた人も、いや、いないとは思うが、もしかしたらひとりくらいはいるのではないだろうか。紅茶に合うスコーンとは、ヨーロッパ生まれの実にシンプルなパン風焼き菓子、ジャムとクリームなどをつけて頂いたりもするものだ。

いざ一口、素材がシンプルなだけに素朴感いっぱいの、それでいて温かさが伝わる懐かしい味である。ティータイムの定番的な菓子ではあるが、朝のパン代わりにも良さそうだ、と思ってしまう我々は、やはり邪道なのだろうか。それにしても、こういう菓子を食べると、「よし、家に帰ったらスコーンを自分でも作って、おしゃれなティータイムを演出しよう」と思うのだが、家に帰る頃にはすっかり忘れてしまい、結局いまだ実行されていなかったりする。
こうしてすっかりくつろいでしまうと、なかなか重い腰があがらない。しかし、あまりのんびりもしていられない。これからいざ、クイズラリーに出発だ。まずは、シェイクスピアの生家に入って、クイズラリーの問題と照らし合わせながら歩いていく。手袋職人をしていた父親の仕事場や寝室、母親たちの姿が見事に再現されている館内には、いつも感心させられるのだが、それにしても問題が難問だらけで、とてもひとりで回答できそうにもない。

「困ったなぁ」とオロオロしているその時、館の職員さんらしき人が我々に近づいてきた。「クイズラリーに参加されていらっしゃいますか」、そう、それは天の助けのようなものであった。どうやら職員さんが案内しながら、館内を歩いていけば、おのずと問題の答えは見えてくる、そういう仕組みだったのだ。
ほとんどの問題を答えたところで、生家における職員さんの説明も終了、あとは晩年過ごした家を見て回れば間違いなく回答はあるということなので、それを確認したところで、我々もシェイクスピア博士になっている「はず」である。晩年の家のほうでは、シェイスクピアの代表的な作品たちを人形やパネルで紹介したコーナーがあり、また、2階から見下ろすイングリッシュガーデンもこれまた実に美しい。

実は当初、カントリーパークに入る前までは入館料が800円というのは割と高めと思っていたのだが、いざ、これだけの施設を見せつけられると、それを維持していくのはかなり大変なことではないだろうか。現在は、いつまでもこの美しさを保って欲しいという意味もこめて、800円はそんなに高い額ではないのではないか、と思い直すようになっている。なんといってもヨーロッパ好きな"ほし"には、この空間が実に心地よいのである。また、いつの日か癒されにこの場所に来よう、そう思いながらエントランスへと向かい、クイズラリーの解答用紙を職員さんに提出する。

「全問正解ですね」と職員さんがくじ箱を差し出す。さぁ、いざ当たりくじを!しかし、残念ながら結果は「はずれ」。しかも、"ほし"だけでなく、"こあ"氏も同様である。まぁ、それでもローズマリークッキーを貰い、ご機嫌に立ち去っていく我々であった。

駐車場に戻った時にはすっかり空は夕暮れ色に変わっていた。気が付けば既に16時半をまわっていたのである。随分と長居をしてしまった今回の「ローズマリー公園・丸山町」、それでも満足度100点の滞在だったと確信している。夕暮れにぼんやりと浮かぶ風車たちに別れを惜しみながら、我々はその場をあとにした。
 
 

▼再び道の駅「三芳村」へのルート:
ローズマリー公園・丸山町から町道/(県)296号/(主)88号 (距離:約14.1km)


「じゃぁ、あとは帰るだけだね」、そのとおり、今から近隣の道の駅に行くといっても、そろそろどの駅も閉館時間を迎えているはずだ。ここはおとなしく帰るしかないだろう。と、そこで"ほし"がはっと思い出したように「そうだ、さっき三芳村で見たクリスマスイルミネーションらしきオブジェ、もしかして夕暮れ時の今だったら輝いているかもしれない」とつぶやく。

しかし、三芳村の営業時間は17時まで。今から走って間に合うのだろうか、更に、クリスマスイルミネーションは17時を過ぎても輝いてくれているのだろうか、そんな不安を抱えたまま、とにかく今は行くしかない、と走り出した。こういう場合は迷っている場合ではないのだ。

「ローズマリー公園・丸山町」を出た我々は、それまで走ってきた県道297号ではなく、建物裏手を通る細い町道らしき道をひたすら走りながら北上。途中、道幅が極端に狭くなったり、向かう方向を危うく失いそうになりながらも、気が付けば国道410号と平行して北上する形で町道を走っている。

すると、ほどなく県道296号が見えてきた。この県道296号を三芳村方面へと走れば、道の駅の沿線である主要地方道88号は近い。幸いにも交通量はかなり少なく、この分ならば17時までになんとか着くだろう、しかし油断は禁物、これから何が起きるかなんて誰にもわからないのだ。(実は、"ほし"はこの緊張感が結構好きだったりする。)

やがて主要地方道88号との交差点にさしかかり、すかさず右折、すると昼間にも訪れたばかりの道の駅「三芳村」が見えてきた。

 
 
「三芳村」(再)クリスマスイルミネーションにしばし酔いしれる (千葉県三芳村)
到着時刻:16:56 スタンプ設置場所:−
駐車場に入りながら敷地内に輝くイルミネーションが視界に飛び込んできた。それは中庭いっぱいに繰り広げられているクリスマスファンタジー、射手座のシンボル半人半馬の姿とクリスマスツリーが光のオブジェとして描かれているのだ。

ふと時計をみれば、17時4分前、つまり16時56分といった滑り込みセーフな時刻、とにかく中庭に急げ、といわんばかりに走り出した。
中庭では、光のオブジェの中で楽しそうに走り回る子供の姿、それを親が必死に写真を撮る、そんな風景があちらこちらで見受けられ、既に夜が近いというのに昼間顔負けの賑やかさだ。

そのせいか、気が付けば既に17時は過ぎているものの、イルミネーションはまだ続いているではないか。どうやら営業時間を過ぎてもある程度の時間までは、訪れる客たちの目を楽しませてくれるようだ。
 
 

これにて本日の駅巡りはおしまい、あとはひたすら都内にむけて帰るだけではあるのだが、三芳村を出て北上、富山町を経て海岸線沿いに出てみれば、なにやら行く手には渋滞の気配がちらほらと見られる。さすがに、先週のような快適な帰り道は期待できそうになさそうだ。

木更津南ICから館山道、そしてアクアライン連絡道を経てアクアラインへと進んだところで、ようやく交通量は減ったものの、それでも交通量は割と多めである。といっても、アクアラインよりも、館山自動車道から東関東自動車道や京葉道路へと進む車の方が断然多いのか、道路上に表示されている渋滞案内は全て東関東自動車道沿線のものばかりだ。
 
しかし、渋滞の憂鬱は首都高速道路の合流後に待っていた。大井辺りから環状線、そして首都高速4号線(新宿線)に至るまで、とにかく渋滞の嵐が吹き荒れているのだ。こうなったら、優雅に輝く東京タワーでも見ながら気を紛らわすしかない。憂鬱そうに運転する"こあ"氏の横で、タワーだタワーだとひとりではしゃいでカメラを構える"ほし"、よくよく考えてみれば先週もこうして東京タワーを眺めながら帰っていったばかりだったではないか。

都内を抜け、ようやく静けさが戻ってきたと思ったら、我々が降りるべきICがすぐそこに近づいていた。結局、自宅に戻ったのは先週と同様に20時過ぎ、駅巡りにしては早めの帰還である。
 
こうして今シーズンの関東 道の駅スタンプラリーは完走をもってめでたく終結となった訳だが、それにしても随分時間をかけ過ぎてしまった感がある。まぁ、夏場は暑さに勝てず、ほとんど活動停止していたせいもあるうえに、途中で北陸参戦までしてしまい、全くといって余裕のないスケジュールとなってしまったことは、今回の多大なる反省点である。あぁ、来シーズンは一体どうなることやら。特に、千葉と山梨方面の道の駅が2002年度の新規登録で何カ所も増えたことで、コースの組み立て直しをしなければならない箇所もありそうだ。それでは皆さん、また来シーズンのラリーでお逢いしよう。

12月に完走を果たしてから、ラリー参戦記の完結まで3ヶ月もの期間を要してしまった。特に完結編である本編は、途中、"ほし"の体調不良により、執筆が大幅に遅れてしまい、本編の掲載すら諦めようと思ったほどである。2003年3月現在、なんとかこうして本文章の掲載をするに至り、これをきっかけにまた以前のパワーを取り戻したい、そう思う今日このごろである。

2003年3月24日 "ほし"


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最終更新日:2003年03月24日