関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
彩の国を感じよう!半日だけの駅巡り
埼玉県編

2002年10月13日

秋になってようやく本腰をいれて関東道の駅のスタンプラリーにいそしむかと思いきや、9月下旬から北陸との往復でまたしても関東巡りは後回し。そんななか、実家の両親を連れて北陸の旅へ出掛けることとなった(北陸編2002年10月14日〜16日を参照)。それならば、出発当日に都内から埼玉の実家へ立ち寄るよりは、前日から埼玉の実家に泊まっておいた方が楽だろう。そこで、北陸の長距離旅の前日ではあるが、埼玉の道の駅を数カ所立ち寄ってから、実家に向かうことにした。

昼過ぎには実家に到着し、翌日に備えて少しのんびりしておきたい、ということは、せいぜい本日廻れるのは3箇所が限度である。早朝、慌てて北陸旅の分の荷物も含めて鞄に詰め込むと、朝7時前から慌ただしく出発だ。


【東京都下出発時刻】06:47【埼玉実家到着時刻】12:57
 色は埼玉県の道の駅
  国道20号/(主)29号/国道16号/
国道299号/国道407号/国道254号/
(主)69号/国道140号
かわもと
09:03
国道140号 はなぞの
09:36
国道140号/国道254号 おがわまち
10:46

▼道の駅「かわもと」へのルート:
自宅から国道20号/(主)29号/国道16号/国道299号/国道407号/国道254号/(主)69号/国道140号 (距離:約72km)


さて、本日最初に立ち寄る道の駅は、埼玉県の川本町の道の駅「かわもと」だ。既に何度も訪れたことがある、なじみ深い駅のひとつである。

いざ出発したはいいが、2002年10月14日(月曜日)が体育の日ということから、3連休の人も少なくない。つまり、本日13日は連休まっただなか、という訳だ。それだというのに、出発したのが朝7時前、これはみすみす渋滞の中に身を投じるというものだ。それを証明するかのごとく、VICS情報を受信したカーナビは、かたくなに関越道を利用するルートを拒んでいる。
 
▽各地で渋滞の嵐が吹き荒れるなか 今日は素直に一般道を走ろう

実は、関越道 花園ICから国道140号を走ればあっという間の到着、というまったくもって安直なルートを考えていたのだが、どうやらそう簡単には行かせてくれないようだ。結局、八王子方面からそのまま一般道を北上するルートで向かうことにする。

そうして、国道20号を八王子方面へと走りながら、昭島市内で主要地方道29号を経て国道16号へ。ところが、いざ国道16号に入ったものの、己が抱いていた国道16号の印象とは随分異なる田舎道である。どうやら昭島から福生にかけては、国道16号としては珍しく片側1車線区間なのだ。この区間も、現在拡幅工事を行っているらしく、いずれは広々とした快適道になることだろう。

と、ぼんやりと周囲を見ながらそんな事を考えているうちに、片側2車線の広々とした道へと変化している。あぁ、これぞ見慣れた国道16号である。しかしその分、車の流れは極端に速かったりも。更に、横田基地手前では朝7時半から早々とスピード違反取り締まりまでやっているではないか。「朝7時半から取り締まりだなんて、いやはや頑張ってるね」とその横を通過していく。

そうして、入間市内から国道299号を経て国道407号に入れば、あとはしばらく北上である。入間ICから圏央道を利用して関越道に入るという手段もあったのだが、関越道との合流点である鶴ヶ島JCT付近でも既に5km程度の渋滞が発生しているとか。これは、おとなしく一般道を利用するに限る。

やがて東松山市内で国道254号を西へ、そして嵐山町からはのどかな田園風景が続く主要地方道69号を北上すれば必然的に川本町だ。


 
 
かわもと」朝も早くから新鮮野菜をもとめて人が来る来る! (埼玉県川本町)
到着時刻:09:03 スタンプ設置場所:休憩所内
主要地方道69号を右折し、国道140号熊谷方面へと出ると、まもなく左手に見えてくるは、農産物直売所がメインな道の駅「かわもと」。まだ、朝9時過ぎだというのに駐車場は既に車でいっぱいだ。

まぁ、ここが朝一番から訪れる人が多いというのは、何度か訪れて分かっていたことなのだが、やはり何度訪れても高い集客力を維持している、ということは感心すべきことだろう。
まずはスタンプを押そう、と休憩所へ。こじんまりとした所内はあいかわらず変わらないようだ。スタンプも奥のテーブルにぽつんと置かれている。駅によっては、「スタンプここです」や「スタンプ帳XXページです」等とスタンプラリー参加者に対して配慮がなされているところもあるのだが、どうもこの駅はスタンプラリーにあまり積極的ではないのだろうか。

そうしてスタンプを押していると、休憩所内にスタンプ帳を持った親子が入ってきた。「今日もいっぱい押せるかな」なんてはしゃいでいる会話を聞きながら、関東でも道の駅スタンプラリーがかなりメジャーな存在になってきたのか、と思うと妙に嬉しかったり。
次に、この「かわもと」のメイン的な存在である農産物直売所も覗いてみよう。やはり、ここへ訪れる多くの客の目的は、この農産物直売所だ。買い物籠を抱えてせっせと買い物をする姿が多く見受けられるなか、ふと、あることに気がついて足をとめる。それは、2001年に訪れた時には見かけなかったはずなのだが、商品たちに「川本産」なるシールが貼られているのだ(実は、そのシール自体も販売されていた)。やはり、商品が地元産であることをアピールする手段なのだろう。

地粉や手作りこんにゃく等、農産加工品の他、今日もやはり新鮮野菜がズラリと並んでおり、なかなか盛観な眺めである。
 
 

▼次なる道の駅「はなぞの」へのルート:
かわもとから国道140号 (距離:約7.3km)


さて、次に向かうは道の駅「かわもと」と同沿線である国道140号沿いにある道の駅「はなぞの」だ。関越道 花園ICのすぐ近く、更には秩父・長瀞等の観光スポットへの玄関口であることから、多くの客でにぎわう駅のひとつである。

「かわもと」を出た我々は、国道140号を花園・秩父方面へと走っていく。車は多いながらも、幸い、車の流れは順調であり、関越道 花園ICを越えると、ほどなく右手に道の駅「はなぞの」が見えてきた。が、しかし・・・
 

 
 
はなぞの」今日はお祭り?祭屋台が公園に登場だ (埼玉県花園町)
到着時刻:09:36 スタンプ設置場所:地域振興施設アルエット 入口付近
国道140号からみえる道の駅「はなぞの」は、なにやら大混雑の気配が漂っている。果たして駐車場は空いているのだろうか、と一抹の不安を抱えながら場内を一周してみたものの、やはり不安的中か、駐車場は満車であった。朝10時前だというのに、なんたる混雑か、と恐れおののきながら一旦建物の裏手へと出ると、未舗装の臨時駐車場を発見。心の奥底からほっと安心すると、すぐさま車を停めて建物へ。

どうやら混雑の要因は、祭りか何かのイベントらしい。道の駅「はなぞの」のメイン施設である地域振興施設「アルエット」の前には、出店らしきものが出ており、早くも賑わいをみせているのだ。
道の駅自体は、物産館と食事処、広々とした公園、隣接して農産物直売所や市民農園などから構成されており、花園ICの近隣に位置することもあってか、観光の行き帰りに立ち寄る車も随分多いようだ。

出店では、あたたかな豚汁やコロッケ等、美味しそうな匂いがフワフワと漂っており、なんとも心地よい気分になる。そんな風景を横目に見ながら、まずは物産館内へ。
"ほし"の場合、どうも花園町というと「黒豚」というイメージが強く、物産館奥の冷蔵ケースに並んだ黒豚製品に心そそられることが多い。

特にパックに詰められた豚の生肉たちを見ていると、「豚肉を買って帰って家で調理したいものだ」と思ってしまったりも。
ところで、道の駅「はなぞの」には、小前田諏訪神社の例大祭の際に登場する祭屋台が展示・保存されている。そういえば、通常は屋内に展示されているはずなのだが、なんとあるはずべき場所は、もぬけのからではないか。それもそのはず、祭り屋台は、駐車場横の公園広場にてその鮮やかな姿をさらけ出していたのである。よくよく考えてみたら、本日は小前田諏訪神社の例大祭の日ではないか。なるほど、それで今日の花園町はいつもにも増して元気なのだ。

おっと、スタンプを押すことを忘れるところであった。スタンプは、物産館の入口付近に設置されているのだが、いかんせん通行の邪魔になりかねない場所にあるゆえ、人の流れをみながら慌ててスタンプを押すしかない。急いでスタンプ帳を広げると、パパッとスタンプを押し、すぐに退散・・・しようとしたら、入口で今度はジェラートを発見。なんとも誘惑の多い駅である。
10月中旬ゆえ、そろそろ肌寒さすら感じる今日このごろだが、各地の道の駅等をみていても、アイスクリームの類は季節に関係なく食べる人がかなり多いのではないかと感じている。その昔は、アイスクリームは夏の風物詩的な要素があったのだが、どうもここ数年、それは間違った認識であることを思い知らされるばかりだ。

というわけで、結局"ほし"は、「花園町の栗がいっぱい入ってます」のキャッチフレーズに心惹かれるように、栗のジェラートを購入。呆れる"こあ"氏に構うことなく、美味しそうに頂く。これから冬が近づくにつれ、"こあ"氏の呆れ度も増していくかと思うと少々憂鬱ではあるが、なんといっても気温が低い方がアイスクリームも早々には溶けないので、かえって食べやすいのだ。
建物の裏手には、コスモス畑が広がり、なんとこのコスモスを10本以内であれば自由に摘み取って良いらしい。なんとも太っ腹な話である。しかも、花切りハサミまで用意されているのだ。そんな心意気に嬉しさを感じつつ、駐車場に戻っていくふたりであった。

臨時駐車場は、更に混雑度を増しており、昼過ぎには臨時駐車場すら満車になりかねない勢いである。
 
 

▼次なる道の駅「おがわまち」へのルート:
はなぞのから国道140号/国道254号 (距離:約12.5km)

さて、本日の道の駅ミニ巡りは、次なる道の駅「おがわまち」で終了だ。少々物足りない気分ではあるが、まぁ仕方がない。とにかく、「おがわまち」へ向かい、昼食でもとってから実家へ行くことにしよう。

混雑気味な国道140号から国道254号東松山方面へ入ると、ここからはしばらく山あいの快適道が続く。この寄居町内の国道254号は少々アップダウンこそあれど、交通量も少なく走りやすい道だ。しかし、寄居町から小川町へとさしかかると共に快適な道と別れを告げ、国道254号旧道側へ。こちらは、まさしく商店街の中を走り抜けていくといったところか、狭めな道にしばしの我慢である。

そうして商店街を抜けると、やがて右手に見えてきたは「埼玉伝統工芸会館」の看板、道の駅「おがわまち」に到着だ。

 

 
 
おがわまち」埼玉の伝統工芸を覗いてみよう (埼玉県小川町)
到着時刻:10:46 スタンプ設置場所:埼玉伝統工芸会館入口
いざ駐車場に入ると、これまた大混雑ではないか。まったくもって今日はどの駅も大盛況である。ようやく1台分のスペースが空いたので、間髪いれずに車を停め、辺りを見渡す。確かに車は多数停まっているのだが、その割には敷地内を歩いている人が少ないのが気になったものの、とりあえずは建物の方へ。

道の駅「おがわまち」は、埼玉各地の伝統工芸を展示・体験できる埼玉伝統工芸館を中心に、売店や食事処等から構成される中規模な駅。今回は、埼玉伝統工芸館を覗いてみるのが主たる訪問目的だ。勿論、スタンプ押印もであるが。
早速、埼玉伝統工芸館の入口に足を踏み入れると、まずはスタンプを発見。2001年はスタンプ設置場所にラリー参加賞であるはずのステッカーが、それこそベタベタと何枚も貼られており、唖然とした記憶があるのだが、今回はどうやらそれは無いようだ。しかし、"ほし"がスタンプを押そうとしていると、スタンプ帳を持った小さな子供が突如登場、なんと"ほし"を押しのけてスタンプを押そうとするではないか。おいおい、なんて自分勝手なおぼっちゃんか、と子供相手についついムキになる"ほし"。

ほどなく、その子供の両親らしき人物が歩いてくる。思わず「お父さんお母さん、もうちょっと子供の教育をなんとかしてくださいよ」と言いたくなる衝動をグッとこらえ、スタンプを押すとそそくさと退散だ。
埼玉伝統工芸館は有料施設だが、埼玉県内の各種伝統工芸が30品目ズラリと展示してあり、埼玉の奥深さを知るにはもってこいの施設である。

"ほし"も埼玉出身ゆえ、岩槻や鴻巣の人形や小川の和紙等は慣れ親しんだ存在ではあるが、あらためてじっくり見てみると、「あぁ、埼玉にもこんなに伝統的な品々があるのか」と妙に感慨深いものを感じる。
実演コーナーでは、丁度「水引工芸」の体験教室を開催しており、数名の女性が熱心に製作中であった。普段、あまり聞き慣れない「水引」ではあるが、割と身近なものでいえば、祝儀袋等にかかっているあの華やかな紐状のものである。勿論、祝儀袋のみならず、様々な花を表現した水引は、これまた奥が深い芸術だ。

こうして、しばし伝統工芸に見惚れるひとときを過ごし、満足げに館外に出ると急に空腹が襲ってきた。
どうせならば食事もしていこうと、物産館へと足早に向かった我々は、食事処が既に開店しているのを確認するとすぐさま店内へと入る。12時前のせいか、店内はまだ空いており、ゆっくり食事ができそうだと早速席につくと、"こあ"氏がいきなり「食べるものはもう決まってるよ。あなご天丼ね。」とニコリ。どうやら食事処の入口に掲げられていたメニューをみて即決したらしい。

勿論、"ほし"もここで食べる食事は既に決まっている。それは、名物「忠七めし」なるものだ。この「忠七めし」は、日本五大名飯のひとつであり、小川町にある割烹旅館 二葉(当時の館主 八木忠七)と明治の偉傑といわれた山岡鉄舟の縁が生んだ名飯だとか。海苔がたっぷりかかったご飯の上に、さらしネギとわさび、柚子をのせ、その上にたっぷりのだし汁をかけて頂く、まさしく「お茶漬け」である。

先に我々のもとにやってきたのは「忠七めし」だ。早速、頂いてみると、これがまた風味が良い上品なお茶漬けではないか。海苔と柚子の風味が汁と相まり、だし汁の味をより一層ひきたてている。ただ、個人的に言えば、もう少し柚子の量が多いほうが好みだったりするのだが。ふと、周りをみれば、やはり「五大名飯を食べてみたい」という人も多いのか、いたるところでお茶漬けをすする音が聞こえる。我々の後ろの席では、彼氏らしき男性が連れの女性に、忠七めしについてあれやこれやと語っているらしく、思わずクスッと笑ってしまったりも。
さて、"こあ"氏が注文した「あなご天丼」、これはさっぱり系な「忠七めし」と対極に位置するのではないだろうかといった、ずっしりボリューム系な料理である。しかも、あなごだけでなく、野菜類もたっぷりのせられており、からっとした歯ごたえがなんとも言えず食欲をそそる。"こあ"氏いわく「これはまた食べたい一品として記憶しておこう」だとか。

そうして互いにしっかりと料理を平らげると、満面の笑みを浮かべながら会計を済ませ、館外へと出た。駅の隣には、コスモス畑が広がっており、しみじみと秋を感じながら金網越しにしばらく眺めていると、その間にも次から次へと車が駐車場にやってくる。そろそろ退散すべきか、と我々は慌てて車に乗り込んだ。
 
 

「おがわまち」を出た我々はその足で実家へと急ぐと、顔をみるなり母親は一言「あら、随分早く来たわね」。あぁ、こんなことならば、道の駅「めぬま」も寄っておけば良かったと深々と後悔するのであった。

というわけで、本日の駅巡りはここまで。やはり半日限りの駅巡りはあっという間に終わってしまった感がある。次に関東圏内の道の駅を訪ねるのは11月以降なため、寒さとの闘いが待っていそうだ。あぁ、こんなことで本当に関東の道の駅は完走できるのだろうか、という不安にさいなまれながらも、結局10月中は北陸の旅がメインなことには変わりない。まったくもって、今シーズンは無鉄砲・無計画な旅ばかりである。

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最終更新日:2003年01月24日