関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
来年度のラリー予行練習?
しばしラリー忘れて緑いっぱいの新駅を満喫だ!
埼玉/茨城編

2002年08月31日

実は、今シーズンの夏は少々ラリー参加を見合わせようと考えていた。ところが、埼玉にある実家に用事があるのを口実に、急遽いくつかの道の駅に立ち寄りながら実家に向かおう、そんな都合の良い考えのもと、気が付けばせっせと予定を組んでいるのは、やはり"ほし"であった。ええい、ついでに2002年に新たに登録された道の駅も覗いてしまおう。"こあ"氏は「今年の夏はちょっとは休めると思ったのになぁ」と少々愚痴を漏らしている。あぁ、我々にとってラリーは「楽しむ」ものだけではなくなっているのか。

というわけで、本日は埼玉東部を中心にたったの3箇所、いや、新規駅を含めば4駅ではあるのだが、いつもとは異なりのんびり旅になりそうだ。いや、本日はあくまでも用事の「ついでに」ラリーに参加するため、「旅」という言葉を用いるのは少々おこがましいような気がする。おまけに、毎度5時や6時に出発する我々が、この日は珍しく9時ちょっと前に自宅を出発するといった、ゆったりペースだったりも。まぁ、今日は気負わずのんびり行こう。


【東京都下出発時刻】08:55 【東京都下到着時刻】翌00:13
 色は埼玉県の道の駅 色は茨城県の道の駅 (赤文字はスタンプラリー外の駅)
  中央道/首都高速 永福-三郷IC/
国道298号
川口・あんぎょう
10:27
国道298号/市道/(県)161号/
市道/(県)325号/国道4号/町道
アグリパーク
ゆめすぎと
12:13
町道/国道4号/(主)26号/(主)17号 さかい
15:04
(主)17号/国道354号/町道/
(主)56号/(主)66号/国道4号/
(主)60号/(主)46号
童謡のふる里
おおとね
16:14

▼道の駅「川口・あんぎょう」へのルート:
自宅から中央道/首都高速 永福-三郷IC/国道298号 (距離:約62.7km)


さて、まず最初に向かうは道の駅「川口・あんぎょう」。埼玉県内で最も東京に近い道の駅だ。昨年は、お隣の千葉県の「やちよ」や「しょうなん」等と共に廻ったものだが、今年からは千葉県北部から茨城南部辺りの道の駅が充実してきたため、わざと切り離してコースを組んでみたのだ。まぁこれが良いのか悪いのかは、ラリーが終わってみなければなんとも言えないのだが、試行錯誤もラリーの醍醐味だろう。

早速、中央道を経て首都高速に入ると、恒例の朝の渋滞が待ちかまえている。そう、今日は土曜日、おまけに夏休み最後の土日とくれば、渋滞にも拍車がかかるといったところだろうか、道路情報表示板には首都高速内のあちらこちらで渋滞を示す赤い帯が輝いている。首都高速4号線新宿方面も、みるみるうちに渋滞が伸び始めており、先に走れば走るほど車の量が増殖しているようにも感じられる。「予想以上に時間がかかることは覚悟しておかないとね」と、渋滞の列とカーナビが表示する到着予想時刻がまるで比例しているが如く、のびていく。

ところが、我々が向かう首都高速6号線方面は珍しく混雑していないのか、環状線から高速6号に入ると途端に流れ出した。「6号線といったら混雑のメッカなのに、珍しいこともあるものだ」と、あまりに珍しいことにしみじみと感心していたのがいけなかった。"こあ"氏は、致命的なミスをおかしたのである。
 
▽首都高速での道間違いにご用心?

「川口・あんぎょう」がある川口市に向かうならば、小菅JCTから高速川口線方面へと走るのが順当なのだが、何を勘違いしたか、ついつい高速三郷線に入ってしまったのだ。「あっ・・・」気づいた時はもう手遅れ、我々は必然的に三郷IC方面へ向かわざるを得なくなってしまった。走り慣れた道とはいえ、一瞬の油断が行く方向すら変えてしまうのが首都高速。しかし、ここで下手に一般道におりれば余計な時間をかけることになるのは必須ゆえ、「三郷ICまで行こう」と決断、そのまま三郷ICへと走る。

三郷ICから東京外環自動車道で川口へ向かう手段も考えられるが、ここまできて別料金を払うのはどうも勿体ない。「三郷ICから国道298号を走っても、それほど時間的なロスにはならないよ」と"ほし"は根拠のないアドバイスを投げかける。

一度でもこの国道298号三郷から川口・戸田市方面へ走ったことがある人ならば分かるだろうが、この道は割と流れが早く、道的にも走りやすい。丁度東京外環自動車道(高架)と平行して走っている道が、いわゆる国道298号といえば「あぁ、あの道か」と分かる人もいるだろう。

うまい具合に交通量も多いながら流れは良く、道を誤ったこと自体を忘れてしまいそうな快適な走りで、あれよあれよという間に道の駅「川口・あんぎょう」に到着だ。


 
 
川口・あんぎょう」人で賑わう混雑スポットは朝のうちに廻ってしまおう (埼玉県川口市)
到着時刻:10:27 スタンプ設置場所:建物1階の情報案内コーナー
いつもは午後に訪れるせいか、あまりの混雑に毎度駐車場をさまようことが多い「川口・あんぎょう」、こうして初めて午前中に訪れてみると、駐車場は思いのほか、まだ余裕がありそうである。やはり、昼過ぎあたりから訪れる人も多いのだろうか。といっても、敷地内の駐車場の方は、そろそろ混雑の兆しがみえる。ここの駐車場は、1台分のスペースが狭いのも少々気になるところだったりも。

まぁ何はともあれ、車を駐車場に停めると、早速館内へ。「川口・あんぎょう」がある川口市は植木が盛んであり、ここ「川口・あんぎょう」のメイン施設である川口市緑化センター「樹里安」でも様々な植木等の緑を扱っている。なんといっても太陽の光を取り込む巨大な建物が、特に印象的ではないだろうか。
午前中は館内も静かであり、客もまばらである。そんななか、そそくさと情報案内コーナーへ向かうと「夏」のスタンプを押す。そう、ここの道の駅のスタンプは春夏秋冬で設置されているスタンプのデザインが異なっているのだ(って、この話は昨年のラリー記にも掲載済みであるが)。その後、駅の職員さんにスタンプに対する熱き思いを語ってもらい、ここまで気合いを入れて、客にスタンプの楽しみを提供してくれる「川口・あんぎょう」には脱帽するばかり。

道の駅のなかには、すっかり朽ち果てているスタンプをそのまま設置しているようなところもあるのだ。ここまで全て見習って欲しいとはとても言えないが、出来れば駅側にもインクのメンテ、スタンプの維持管理はして貰いたい。と同時に、スタンプを押す側も、使用後はスタンプ台の蓋を必ず閉めること、スタンプを乱暴に扱うなんてことは決してしないで欲しいものだ。
1階にある芝菓子製造組合の売店では、このセンターの名前にちなんだ「樹里安」なる焼き菓子があるのは、既に有名な話だが、"ほし"は新たなる菓子を発見、その名も「ウエッキー」、いやはや、まさしく植木の里らしい名前の菓子ではないか。

こちらはクリームが入ったサンドクッキーのようである。いずれの菓子も、1個単位で購入できるのが嬉しいところだ。「あぁ、この菓子は食べてみたいけれど、箱売りだとなかなか・・・」といった客には実にピッタリ。
多くの客が集うアトリウム、展示コーナー等も午前中はどことなく静かだ。そんな中をフラフラと歩きながら、「この駅の場合、ゆっくり訪れるならば午前中の方が良いね。」としみじみと実感、ひととおりぐるりと廻ると車に戻っていった。

駐車場に戻ると、いつの間にか駐車している車の台数も増えている。
 
 

▼次なる道の駅「アグリパークゆめすぎと」へのルート:
川口あんぎょうから国道298号/市道/(県)161号/市道/(県)325号/国道4号/町道 (距離:約24.5km)


さて、次に向かうは、2002年に新たに登録された道の駅のひとつである「アグリパークゆめすぎと」だ。この駅は、既に「まちの駅」として2001年から供用されているスポットであり、オフィシャルサイトをみても既に活気あふれる場所であることは確からしい。

道の駅「川口・あんぎょう」を出ると、とにかくまずは北上しよう、と市道を介して県道161号に出てきた。「アグリパークゆめすぎと」がある杉戸町は川口から丁度北に位置するため、とにかく北へ北へと走れば良いのだ。といっても、これから向かうルートはどうやらマニアック、且つまったくもってお薦め出来ないルートである。
 
▽あぁ失敗!多少遠回りでも 川口−杉戸 国道4号北上ルートの方が早いか

民家や店等が建ち並ぶ県道161号を道なりに北上していくと、やがて右手には越谷駅が見えてくる。この辺りは交通量も多く、しかも道幅が狭いため、非常に走りにくい。おまけに信号も多いので、どうもなかなか前進しないのだ。

今更言うのもなんだが、これだったら川口市内から国道4号をひたすら北上し、杉戸町へ向かう方が断然早いうえに楽だったのではないか、とつくづく後悔している。次回、また「川口・あんぎょう」から「アグリパークゆめすぎと」へ向かうとしたら、間違いなく、国道298号から国道4号に出て、そのまま杉戸町まで北上するルートをとるだろう。

道中、ぶつぶつと文句は絶えず、県道だ市道だを迷走しながら、ようやく越谷市 下間久里付近で国道4号に出てくると、これがまた片側2車線が確保された、なかなかの快適道ではないか。一層、国道4号を使わずにここまで来た事を後悔する羽目になる。といっても、国道4号を杉戸町へ向かって北上していくうちに交通量はグッと増え、結局は渋滞に巻き込まれることになってしまった。

「道的には快適だけど、その分交通量が多いのは仕方がないか」と、渋滞の庄和IC付近をやっとの思いで通過すると、今までの渋滞は何だったのかと言いたいほどの快適な流れが戻ってきた。

 
▽えっ?国道4号から町道へ入る車のほとんどが・・・

さぁ、後は無事にたどり着けば良いだけだ。住所からある程度の場所は割り出してはいるものの、やはり心配である。と、カーナビが「次の信号を左折です」と指示している。「えっ?どこどこ?」とその信号(椿(南)交差点)を慌てて曲がると、前方にもどうも我々と同様の場所へ行こうとしているらしい車が何台もいる。

まったくもってそのとおりであった。前方の車たちは皆、やや遠目にみえるオレンジの屋根の建物の方へと向かっている。我々も後に続け、とばかりに走っていったものの、途中で別行動をしたのがいけなかったのか、何故だか施設正面側に面した道に出られない。そして、我々がひょっこり出てきたのは、施設の裏手にある駐車エリア。しかし、この駐車場からメイン施設と思われる場所までは、少々遠いようである。

「施設正面にもきっと駐車場はあるよ」と、"ほし"が余計な提案をしたばかりに、再び田園風景の中を右へ左へ。そして、なんとか施設正面出入口側に出てきたはいいが・・・


 
 
アグリパークゆめすぎと」も、もしかして既に人気スポットか? (埼玉県杉戸町)
到着時刻:12:13 スタンプ設置場所:2002年8月時点では未設置
「うわっ、大混雑だよ。駐車場が空いていないかもしれない」、オレンジの屋根がまぶしいメイン施設前の駐車エリアは、車・車・車でびっしり埋まっていたのである。「なんてことだ、ここってもしかして既に人気スポットなのか」と思い知りながら、すごすごと駐車場を出ると、結局施設裏手の駐車場に向かうことに。

「こんなことならば、最初から裏手の駐車場に停めれば良かったね」と"こあ"氏の少々嫌みを含んだ一言が、"ほし"の胸をぐさりと刺す。それにしても、まさかこれほどまでの混雑とは思いもよらなかった、とようやく車を駐車場に停めると、いざ外に出る。

しかし、どうして今日がこれほどまでに混雑しているか、それは敷地内のフリーマーケット開催も理由のひとつのようである。この炎天下の下で、暑さに負けじとせっせと売買に励む人たちの熱気が遠くまで伝わってくるようなのだ。更に、夏休み最後の土日というのも、混雑に拍車をかけていたのか、敷地内の緑の芝生、そして各種遊具施設には、親子があふれかえっている。「9月以降に来れば良かったのかな。いや、どちらにしても土日は混雑していそうだ」と、辺りをキョロキョロ見回すばかりの我々は、実のところ途方に暮れていたりも。
いや、ここで呆然と立っていても何も始まらない。とにかくまずは敷地内を把握することから始めよう。あまりの人・人・人に少々気後れしながら、我々は敷地内を歩き始めた。

この駅は我々にとっても初めて訪れる駅、ということで、ちょっぴり概要を説明しておこう。「アグリパークゆめすぎと」は前述のとおり、2002年8月に道の駅として登録される以前から、「まちの駅」として2001年4月に指定された農業活性化交流施設。広大な敷地内には、大きく分けて「活性化ゾーン」「公園ゾーン」「アグリゾーン」の3つから構成される。活性化ゾーンは直売所や食堂、観光案内所等、そして公園ゾーンは各種広場、アグリゾーンは農園や果樹園、そして育苗センター等からなる、まさしく農業産業の活性化と交流を形にした場所である。直売所では多くの客が新鮮野菜を買い求め、緑の芝生が美しい公園や遊戯施設が完備された広場では楽しそうにはしゃぐ親子が目立ち、「買う」「食べる」「遊ぶ」「休む」「学ぶ」が揃った駅といえよう。

まだまだ残暑厳しい夏のせいか、広場の噴水では子供が水浴びしながら大はしゃぎ。走り回る子供を必死に追いかけるお父さん、いやはやご苦労様、である。更には、買い物疲れでぐったりと芝生に座るお母さん、公園内はとにかくそんな風景がいっぱいだ。一言で公園だ広場だといっても、とにかく広いため、言葉では表現しきれないのだが、とにかく公園内をぐるりと歩き回るだけで、実に良い運動になる。「運動不足気味の我々には丁度良いよ」と、ふと"ほし"が後ろを振り向くと、"こあ"氏が既にぐったり気味。やはり、炎天下の中をただただ歩くのは危険か。
公道を経て更に歩けば、小動物広場やらあいがも池等のふれあい目的な広場もある。我々はとにかくこの手の広場を好み、ついつい時間を忘れて動物と戯れてしまうのだ。今回も例に漏れず、小動物広場ではうさぎやヤギと戯れ、あいがも池では鴨に遊ばれ、すっかり長居をしてしまった。

ちなみにここの白ヤギさん、入口の金網の看板に「わたしの名前はやぎはし(?)です」と書かれている。ということは、ここのスタッフの皆さんも、やはり鉄腕DASHのファンなのか(これで分からない人は、是非一度、日曜日夜19:00から日テレ系で放映の鉄腕DASH(TOKIO出演)を見よう)。おまけに、同じく小動物広場にいる豚クンの名前は「たいち」・・・?、もしかしてとことんTOKIOファンなのか(TOKIOのメンバーの中に、同じ名前の人がいるのだ)。
さて、朝食も食べずに歩きすぎたせいか、空腹で胃が痛くなってきた。「ここらで昼食としようか」と、いざオレンジ色の屋根のメイン施設へ。このオレンジの屋根に白い外壁がしゃれた雰囲気をかもしだしている建物こそ、活性化ゾーン、つまりアグリパークゆめすぎとの本館である。

我々は、早速館内の食堂「あぐり亭」へと足を運んでみる。「あぐり亭」では杉戸産の野菜やそば粉、米等を使った和食(そばや丼、カレー等)中心のメニューが揃っており、オフィシャルサイトでメニューを事前に確認していた"ほし"は「鴨南せいろそば」を食べるつもりで来たのだが、いざ入口のメニューを見た途端、「やっぱりアグリセットにしよう」と急遽予定変更。つけ蕎麦類を好まない"こあ"氏は、「最近、カツカレーがマイブームなんだ」なんて言いながら食券のボタンを押す。

そしていざ、食堂内に入ると、昼食の時間帯をわざと外したつもりであったのにも関わらず、店内は大盛況。「あらら、これでは座れないかな」とよくよく店内を見渡すと、ようやく空席を発見、すぐさま席へ。テーブルは環境に優しい埼玉県産間伐材を使用している旨をアピールしているが、環境に優しい以上に見た目にも木の温もりを感じ、なんとも暖かな気分にさせられる。
しばらくぼんやりと待っていると、先に出来上がったのは"こあ"氏が注文したカツカレーだ。食堂入口のメニュー欄には、杉戸のコシピカル米(コシヒカリ)を使用したものだと注釈が書かれていたのだが、具も大きめなじゃがいもたちがゴロンゴロンと入っている。

早速一口食べた"こあ"氏、「おぉ、美味しいよ」とぱっと顔が明るくなる。味的には、まさしく蕎麦屋で食べるカレーを思い出すらしく、まろやかな辛さが"こあ"氏の舌にはピッタリときたらしい。勿論、カツも柔らかく、衣もサクサク感がある。
美味しそうに食べている"こあ"氏をしばし眺めていると、"ほし"が注文した「アグリセット」も出来上がったらしい。そそくさと取りに行くと、見た目にもかなりのボリューム感だ。なんといっても、アグリセットは、かけそばと鴨肉丼、そして小皿がついているパワフルメニューなのである。周囲をみれば、このアグリセットを食べているのはごつい兄ちゃんばかりだ。一瞬たじろぎながらもまずは丼から一口。ごはんの上に甘辛いタレにからまれた鴨肉がのせられた丼だが、ご飯が多めで鴨肉のほうは少々少な目、というわけで鴨を有り難く頂く。「それにしてもご飯が多いな」

そして続いてかけそばをズルズル。コシはどちらかといえば弱く感じられるが、それがかけそばによるものなのか、そばの性格なのかは、別途つけ蕎麦を食べてみないとなんともいえないが、出汁がきいたつゆは少々独特な味だ。

食べ終わる頃には、胃がはち切れんばかりですっかり言葉も少なげ、"こあ"氏が「大丈夫?」と心配するほどである。「だめだ、もう動けない」と"ほし"は腹を叩く。
その後、休憩スペース兼観光案内所を覗いてみたものの、まだスタンプは設置されておらず、そのままその足で売店内へ。売店内の陳列はは農産物が中心だが、一角には杉戸町の菓子類や加工品等も並んでいる。野菜を求め多くの客があれこれ物色している姿が印象に残ったりも。やはり、農産物直売所人気も定着しているのか。

おっと、あまりのんびりしている訳にもいかなかったことを思い出すと、急に我に返ったように車に戻っていく慌ただしい我々であった。
 
 

▼次なる道の駅「さかい」へのルート:
アグリパークゆめすぎとから町道/国道4号/(主)26号/(主)17号 (距離:約11.1km)

さぁ、スタンプラリー再開だ。といっても、本日はあと2駅廻ってやむなく終了するしかない。とにかく先を急ごう、と「アグリパークゆめすぎと」を出た我々は、田園風景が続く町道を北上しながら国道4号へと出るべく走り続ける。

まもなく国道4号に出たは良いが、トラックの往来が多く、ペースは遅めだ。ほんの少しのイライラ感をなんとか和らげようと、周囲の風景をあれこれ指さしながら、とりとめもない会話をせっせと繰り広げる。そして国道4号をしばし北上、幸手市内から境町方面である主要地方道26号に入ると、実に短時間内で3県の県境を体験だ。というのも、幸手市がある埼玉県から一旦、千葉県(関宿町)に入ったと思いきや、あららという間に茨城県境町なのである。道の駅「さかい」が、千葉県と茨城県の県境にあたる利根川のすぐ側に位置するため、川を越えて茨城県に入ったと同時に道の駅も見えてくるはずだ。


 
 
さかい」今日も白壁はまぶしかった (茨城県境町)
到着時刻:15:04 スタンプ設置場所:直売所内案内カウンター
青空に白壁が映える道の駅「さかい」が左手に見えてきた。蔵造りを思わせる建物が印象的であり、駅の規模的にはそれほど大きい方では無いのだが、駐車場はいつ来ても混雑していることが多い。

今回も覚悟が必要か、と少々憂鬱な気分になりながら駐車場へと入ると、いつもよりは駐車台数も少な目だ。いや、少な目といっても、ズラリと並んだ車の間にぽつぽつと空車がみえる程度なのだが。
空いている場所があるうちに、そそくさと車を停めると、すぐに館内へ。駐車場に面した建物は休憩所とトイレがあるのだが、この休憩所の中で"ほし"が最も楽しみにしているのが、館内に掲げられた俳句の数々だ。

ここにはこの道の駅をお題目とした俳句も幾つも展示されており、それを一句一句詠みながら「ほほぉ」「なるほど」「うまい」と感動したりも。俳句等の文才が無い"ほし"にとっては、ただただ感心するばかりなのだ。
続いて、農産物直売コーナーや売店・軽食堂がある側の建物へ足を運んでみると、相変わらず直売コーナーはなかなかの盛況ぶりだ。ここに夕刻に訪れると、野菜の陳列棚が寂しい状態になっていたりもするのだが、本日は在庫のほうも十分のようだ。やはり、土曜日よりも日曜日の方が客足も多いのだろうか。

そんなことを考えながら、まずは直売コーナーの一角にある観光案内カウンターへ。例年、ここにスタンプが設置されているのだ。昨年までは営業時間外にもスタンプが押せるようにと、屋外トイレの前にもスタンプが設置されていたのだが、盗難に遭い、それ以来営業時間外のスタンプ押印が出来なくなってしまったのが残念。まぁ、心ない輩がいる限り、これは仕方がない事態かもしれない。
しばらく店内をウロウロしていると、「境のかすてら」なるものを発見、これがなかなか美味しそうではないか。「しかし、量的には少々多いかな」としばし悩むが、菓子類は気が付けば何時の間にやら消費しているため、結局購入に踏み切る(って、少々オーバーな表現だが)。このカステラは、境町にある染本屋製菓によるもので、境町特産であるさしま茶を使用した抹茶かすてらや、チョコかすてら等、バリエーションも豊富だ。

そうして買い物を済ませた我々は、時計を気にしながら次の駅へ向かうべく、車へと戻った。
 
 

▼次なる道の駅「童謡のふる里おおとね」へのルート:
さかいから(主)17号/国道354号/町道/(主)56号/(主)66号/国道4号/(主)60号/(主)46号 (距離:約20.8km)

道の駅「さかい」から次なる道の駅「童謡のふる里おおとね」へ向かうルートも、我々にとっては既にお馴染みだ。というのも、2000年は「童謡のふる里おおとね」から「さかい」へ、そして2001年は今年と同様、「さかい」から「童謡のふる里おおとね」へと走った実績があるのだ(といっても、初年度は少々異なるルートで走っているのだが)。

何の緊張感も無いまま、道の駅「さかい」を出るとすぐに国道354号を利根川に沿って北上だ。国道354号を走っていれば、やがて直接主要地方道56号と交差するポイントはあるのだが、その手前にて主要地方道56号に出るショートカットがあるため、我々は迷わず名もなき町道へと入り込む(水海小のやや北辺り)。この道を走って我々と同様に56号へ出ようとする車も多いので、もしかしたら割と知られたショートカットなのかもしれない。

そろそろ夕刻のせいか、少しずつ交通量も増えているが、道幅が広いゆとりある片側1車線が確保された道なので走りやすい。そうして古河市内で一旦国道4号に出たと思いきや、大利根町方面へ向かう主要地方道60号に入ると、これがまた狭い道だ。そんな狭い道も西へと走っていくうちに、真っ直ぐにのびる快適な道へと変化していく。ところどころ車線がなくなったりもするが、田園風景の中の直進道は爽快そのものである。。

そんな心地よい主要地方道60号から主要地方道46号へと右折すると、すぐに見えてくるのが道の駅「童謡のふる里おおとね」だ。


 
 
童謡のふる里おおとね」ホテイアオイをみよう! (埼玉県大利根町)
到着時刻:16:14 スタンプ設置場所:農業創生センター前自動販売機付近
太陽がそろそろ夕暮れ色を帯びてきた。そのせいか、建物の壁にあたる光がほんのりとオレンジ色にみえている。そろそろ帰る車が多いはずではあるが、まだまだ次から次へと駐車場には車がやって来る。

いやはや、今日廻った駅はどこも混雑しており、道の駅も少しは認知度も上がっているのか、嬉しくなる反面、この混雑には途方に暮れたりも。
さて、まずはメイン施設である農業創生センターに向かおう。今日もセンターの前には、下總皖一氏の像が客たちを見守っているように感じられる。

その横を通りながら館内へと入ると、農産物コーナーはこれまた盛況だ(あぁ、今日は何度この言葉を言ったことやら)。やはり、毎日食べる野菜類は誰もが注目か、としみじみとその光景を眺めながら「そうだ、茄子が欲しかったんだったっけ」と慌てて物色。館内には大利根特産の黒米を使った商品も健在だ。
外に出ると、自動販売機の前辺りに「観光案内所」の看板と共にスタンプが設置されている。「えっ?観光案内所ってどれ」とキョロキョロ見回せど、どれを指しているのかいまひとつピンと来ない。と、よくよくみればスタンプの横に観光チラシ等が幾つか並んでいる。ははぁ、どうやらこれのことを指しているのかもしれない。すぐにスタンプ帳を開くと、テーブルの上に置いてあったスタンプを手にとる。

すると「あれ?」と手がとまる。昨年、この駅のスタンプのあまりの大きさにおそれおののいた我々であるが、今、まじまじとスタンプをみると、下總皖一氏の顔が描かれた小さめのサイズのものが用意されているのだ。勿論、巨大スタンプも健在だが、スタンプ帳には小さめのスタンプがピッタリだったりも。
農業創生センターの裏手には、ホテイアオイが満開を迎えている。ホテイアオイは休耕田を利用して栽培しており、薄紫の花が畑一面に咲いている光景は実に素晴らしい。ホテイアオイの花畑をバックに記念撮影をしている人も少なくなく、畑のあちらこちらで花の観察を楽しんでいる人たちが多数見受けられる。

丁度スタンプラリー期間であれば、長きにわたってこの畑のホテイアオイを見ることが出来るので、スタンプを押すだけでなく、是非この畑で一息つくのはいかがだろう。
 
 

というわけで、あっけなく終わってしまったような、それでいて何故か体力を使い果たしたような本日の道の駅スタンプラリー、やはり用事のついでにラリー参加というのはどうも欲求不満が残ってならない。そんな思いを抱えたまま実家へ向かい、数時間が経過した頃には、すっかりラリーのことは頭から抜けきっていたりも。結局、実家を出て自宅にたどり着いたのは夜中の0時過ぎ、どうも疲れだけが毎度のラリーと同様、身体に蓄積された今回の旅であった。

あぁ、例年であれば既に後半戦に突入しているはずの関東ラリー、現在までに押印したスタンプの数は、たったの28駅。おいおい、こんなことで本当に完走できるのだろうか。

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最終更新日:2002年11月12日