関東道の駅スタンプラリー 制覇狙いダイアリー
本日のお目当てはやっぱり白州米!甲州〜信州のんびり旅
山梨/長野編

2002年08月25日

8月後半にして、関東ラリー第三戦、やはり北海道ラリーの疲れがいまだにとれぬとは、そろそろ無理もきかぬ身体になってきたのか、と己を哀れむ今日このごろである。いや、そんな軟弱なことを言っている場合ではない。残暑厳しい8月の終わりに選んだコースは、前回に引き続き、またしても山梨方面を中心に廻りながら北上するといったものだ。

しかも、例年ならば決してスタート駅としては選ばない、山梨県南西部の「しもべ」を本日の最初の駅にし、ここを起点に北上していこうと考えたのだ(今、考えれば、どうして山梨最南部「とみざわ」を入れておかなかったのだろう、と少々後悔もしたのだが、地図と相談した結果、どうしても神奈川県の駅と合わせて廻るのが順当かと思ってしまうのだ)。

というわけで、夏の中央道「避暑」渋滞(夏は涼しさ求めて富士五湖方面へ向かう中央道の渋滞が恒例化しているのだ)を避けるため、朝6時前に自宅を出ると、一路「しもべ」に向けて走り出した。今日も1日暑くなりそうだ。


【東京都下出発時刻】05:57 【東京都下到着時刻】22:46
 色は山梨県の道の駅 色は長野県の道の駅 (赤文字はスタンプラリー外の駅)
  国道20号/中央道 調布IC-河口湖IC/
国道139号/国道300号
しもべ
07:48
国道300号/(主)9号/(主)4号/国道140号 とよとみ
09:57
(主)29号/市道/(主)3号/国道20号/
(主)6号/(主)27号/国道141号
にらさき
11:31
国道141号 南きよさと
12:25
国道141号/(主)32号/(県)606号/
国道20号
はくしゅう
14:59
国道20号 信州蔦木宿
15:43
国道20号/(主)11号/中央道 小淵沢IC-
長野道 塩尻IC/国道20号
小坂田公園
17:46

▼道の駅「しもべ」へのルート:
自宅から国道20号/中央道 調布IC-河口湖IC/国道139号/国道300号 (距離:約128.1km)


中央道の道路案内板をみる限り、幸い「渋滞」を示す赤帯は表示されておらず一安心、と思いきや、予想以上に交通量は多い。「全く、皆、こんな朝早くから何処に出掛けるというのだ」って、我々も同類ではないか。人のことは言えぬ、とただただ車の流れにのりながら走っていけば、八王子料金所手前で大渋滞が発生している。料金所を頭に長蛇の列が幾つも出来ており、これでは料金所にたどり着くまでかなりの時間を要しそうだ。

ここで威力を発揮かETC、なかなかETC搭載のメリットを感じる機会に恵まれないなか、こんな時こそ存分に発揮するのだ、と言わんばかりにETC専用ゲートを通過していく。何かと普及スピードの遅いETCではあるが、バックミラーを見れば我々の後にも2台ほど、ETCゲートを通過する車を確認、少しずつではあるが、普及し始めていることは確かだ。

その後、相模湖IC付近で、まさしくただいま成長中の渋滞に遭遇したものの、そんな渋滞も大月JCTを越えて河口湖方面へ向かうにつれ解消していく。ふと気が付けば、目の前には霞んではいながらも大きな富士山がうっすらと見えるではないか。通常、大月JCTから勝沼方面へと行くことが多い我々にとっては、高速道路上から長きにわたって富士山を拝むことがなかなか出来ないのだが、河口湖方面へ向かうならばかなり長い間、富士山を見ながら走ることが出来るのだ。「冬だったら更に迫力ある雄大な富士山を拝むことができそうだ」としみじみと富士山を見ていると、まもなく河口湖IC、出口である。
 
▽国道139号沿いに気になる店あり?

河口湖ICから国道139号に出ると、鳴沢村に向かって走り出す我々ではあったが、そんななか、どうも以前から気になってしかたがない看板がある。多分、国道139号河口湖ICから道の駅「なるさわ」までを往復したことがあるならば、その存在に気づいている人も多いだろう、「焼きもろこし」屋の看板だ。

初めて通過した時には「なにやら派手な看板だ」、次に通過した時には「看板に実にリアルな似顔絵が描かれているぞ」、更に通過した時には「あれ、国道139号を走る方向によって似顔絵の顔が違う」、そんなに気になるならば停まって見れば良いものの、結局今まで立ち寄ったことはない。

左の写真は、国道139号富士吉田から鳴沢村へ向かいながら見かけたものだ。看板には実にリアルな長渕剛氏が描かれているではないか。ちなみに、反対方向から来れば、寅さんでお馴染みの渥美清氏が描かれている。実はこれをみて、最初は芸能人が経営している店かと思ったりも。

 
▽青木ヶ原樹海の横を走りながら下部町へ

本日は道の駅「なるさわ」をそのまま通過し、更に国道139号を走れば左手は少々恐怖すら感じる青木ヶ原樹海だ。しかし、木々に覆われた道は夏ならば涼しくも感じ、心地よい。これが冬場であれば、路面は凍結しやすいのではないだろうか。

そんな暗い道を過ぎると、やがて国道300号との分岐点にまでやって来た。ここからは国道300号に入り、下部町へ向かうのだが、まもなく左手には静かな湖面の本栖湖が見えてきた。

 
すると、本栖湖と富士山のベストショットを撮るべく、三脚を抱えた人が、既に何人もいるではないか。しかも、皆、本格的な装備である。

感心しながら横を通り過ぎると、いよいよ始まるはヘアピン連続の山道だ。この道も秋になれば見事な紅葉が楽しめるのだが、そんな紅葉が楽しめるのもドライバーではなく同乗者のみだったりも。そんな山道ではあるが、前方には大型トラック等が走っており、ペースはのんびり気味である。

そうして長々と続く山道を越えると、ようやく見えてきたは道の駅「しもべ」。

 
 
しもべ」早すぎる到着に時間を持て余し、急な階段続きの展望台へGO!(山梨県下部町)
到着時刻:07:48 スタンプ設置場所:振興館内売店コーナーの一角
「は、早すぎた・・・」、そう、あまりに早すぎる到着であった。中央道の渋滞を心配して、早々と出発したのだが、それが良かったのか悪かったのか、結局予定到着時刻よりも大幅に早く着いてしまったのだ。

案の定、メイン施設である下部ふるさと振興館が開いているはずもなく、開館時間である9時まで1時間以上もの間、時間を潰さなければならない。その割には、駐車場には既に何台かの車が停まっていたり、ツーリング中のライダーたちが小休憩をしている姿が目にとまった。
道の駅「しもべ」は農村文化公園内に位置するためか、ふるさと振興館の周囲は芝生の公園やちょっとした遊具施設(子供用だが)、吊り橋、展望台などがあり、朝の散歩には丁度良さそうである。そういえば、今まで何度かこの「しもべ」に訪れているというのに、急な階段が続く「展望台」はあえて避けてきた。いや、決してあの階段を上る体力が無い、という訳ではないのだ。ただ、この駅に訪れるのはどうも夏の時期が多い。つまり、炎天下の中、少しでも太陽に近い場所に上がるのは避けたいなんて勝手な口実を言いながら、先延ばしにしてきたのだ。

しかし、今日は展望台に上がるに、もってこいの日ではないか。幸い、まだ朝ゆえ、逃げたい程の暑さではない。「よし、今日こそは展望台に上がるぞ」と勢い良く階段を上がり始めたのは、"ほし"。"こあ"氏はといえば「仕方がないなぁ」と言わんばかりに後からモソモソとついていく。
そうして木の階段を一歩一歩上がっていくと、階段の隙間から下の様子が見えるではないか。多少高所恐怖症の気がある"ほし"としては、足が震え気味だ。そんな思いをしてまで、なにも展望台なんぞに上がらなくても、とお思いだろうが、今さらそんなことを言ってももう遅い。なるべく足元を見ないようにただひたすら上を向いて階段を上がっていくしかないのだ。

そんななか、ふと足をとめて、遠く広がる敷地全体を見下ろすと、高所恐怖症など吹っ飛んでしまいそうな良い眺めである。ようやく頂上までやってくると「あれ・・・」、我々は互いの顔を見合わせ、次に一言「階段の途中から見た方が、遠くまで見渡せて良いね」、そのとおり、頂上の展望台は一方向が完全に木々に覆われてしまっているのだ。

折角、念願の展望台を制したというのに、結局、我々はそのまますごすごと階段を降りるしかなかったのである。「あぁ、朝から何やってるのだ」、これも散歩のうちだ。
時間を大いに持て余した我々は、しばらく公園内にあるベンチでぼんやりと座って、ただひたすら開館を待つばかり。しかし、何もせずにただ待つ時間ほど、長く感じるものはない。と、そんなとき、なにやら駐車場から賑やかな声が聞こえてきた。どうやら、観光旅行中の小型マイクロバスからドヤドヤと年輩の女性たちが降りてきたらしい。

静寂だった公園が一気に賑やかになったのは言うまでもない。女性の団体が固まってトイレへと向かっていく。そうか、トイレ休憩か、としばらくその様子を眺めていると、トイレから出てきた人たちは「あらぁ、ここの店はまだ開いていないのかしら」「まだみたいですねぇ」「開かないのかしら」、そんな会話をしながらしばし、ふるさと振興館の前に立っている。

"ほし"は、「しめたっ!、こんな団体客が店の前に立っているならば、営業時間よりも早めに開くのではないか」と甘い期待を抱いたのだ。そう、時刻は8時半を過ぎている。特に土日のように客の出入りが激しい日の場合、営業時間よりも早めに店を開ける箇所も多いのだ。

しかし、振興館内では既に人の動きがあることは分かっていたのだが、店が開く様子は見られない。ここは営業時間をきっかりと守る場所らしい。まぁ、普段から営業時間は守って欲しいなんて強く言っている己としては、何の反論の余地も無いということで、ただ成り行きを見守るしかなかったのだが、やがて団体は諦めたのか、バスに戻っていってしまった。

再び静寂の時が訪れる。おそるべし団体パワー、と感心しながらも、我々はあの団体のように立ち去ることも出来ず、ただただ待つしかない。さすがにただベンチに座っているだけの行為に飽きると、振興館を前を通過しながらその横に設置されている池に視線を移す。すると、その池の岩場にのほほんと座っているのは、鴨たちだ。

鴨たちは静かに朝のひとときを過ごしているのか、じっと岩場に座り込むと、ほとんど動かない。そんな様子をじっと眺めていると、ようやくふるさと振興館が開館したようだ。
我々の他にも、同じように開館を待ちわびていた者たちが数名いたのか、開館と同時にそそくさと館内へ入っていく。さて、早速本日1駅目のスタンプを押そうと館内を見渡すと、売店コーナーの出入口付近にスタンプが置いてあるのを発見。昨年設置されていた時点よりも、何故かスタンプの種類が減ったようである。

そして、続いて売店内をあれこれ散策。基本的な構成は昨年とほとんど変わってはいないのだが、若干商品の配置が変わっているようだ。ひととおり店内を見て廻ると、我々は再びスタンプ設置場所まで戻ってきた。と、その後ろの籠に山積みにされた鴨のエサを発見、「鴨たちにエサをあげようか」とエサの料金箱に小銭を入れると、さっそうと外へ。
敷地内の池は振興館前だけでなく、バーベキューコーナー等がある側の芝生公園内にもあり、鴨たちは両池を行き来しているらしい。既に何羽かはもう片方の池に移動している。さて、"こあ"氏が袋からエサを取り出し、池へと投げると、鴨たちがいっせいにやって来た。鴨たちの中にも弱者と強者は存在するらしく、何度エサをあげようとしても、全て強者に取られてしまう、おっとり鴨もいる。

見かねた"こあ"氏、エサを手にのせ、おっとり鴨に「ほら、エサだよ」と差し出すと、あらビックリ、鴨たちが"こあ"氏の手に向かってきて、なんと手から直接エサを食べるではないか。随分と人慣れした鴨である、と"こあ"氏もビックリ、ファインダー越しの"ほし"もにんまり、すっかり時間を忘れて鴨たちと戯れる結果となってしまったのであった。

というわけで、朝から1時間半以上もの間、「しもべ」に滞在していたというのに、何故か館内にいた時間は異常に短かったような気がする。
 
 

▼次なる道の駅「とよとみ」へのルート:
しもべから国道300号/(主)9号/(主)4号/国道140号 (距離:約26.7km)


さて、次に向かうは道の駅「とよとみ」。「しもべ」から「とよとみ」へ向かうルートはこれまで何度となく走ってきた道ゆえ、特に心配な事項は無いのだが、途中またしても山道を走るゆえ、前方の車のペースによっては所要時間も大幅に変わってくることだけは確かだろう。

国道300号から(主)9号に入ると、しばらく山道を北上だ。しかも、予想どおり、前方には制限速度にも満たない車がノッソノッソと走っており、"こあ"氏の表情は暗い。まぁ、公道を走る限り、運はつきものだ。ここはグッと我慢するしかない。やがて、(主)9号から(主)4号を経て国道140号に出てくると、笛吹川に沿いながら東に走り、道の駅「とよとみ」に到着だ。

 
 
とよとみ」与一味工房の登場で一段と元気いっぱいの駅 (山梨県豊富村)
到着時刻:09:57 スタンプ設置場所:交流促進センター内中央総合案内所
昨年訪れた時には駅の一部が工事中であった。実は、特産品の加工施設を建設中ということであったが、それがいわゆる「与一味工房」である。

この工房は、売店の横に増設された形で配置され、従来の直売コーナーや土産コーナーの横にコーナーが新設されたようにも見える。
そのせいだろうか、いや、もともと人気がある駅のせいだろうか、駐車場には10時前だというのに車が多数停まっている。道を隔てた向かい側にも第2駐車場が用意され、人気度は既に定着しているのか。

特産品加工施設が追加された他は、特に変わった様子はなく、売店や食堂、休憩所等には今日も多数の客が利用している。
勿論、スタンプも昨年同様、交流促進センター内にあるインフォメーションカウンターの上に設置されているため、なにはともあれ、スタンプを押しておこうとすぐさま、スタンプ帳を広げる。

カウンターが広いため、優雅にスタンプが押せるのは嬉しいのだが、このカウンターには本来受付の人がいて欲しい場所だけに、折角の立派なカウンターも少々勿体ないような気がしてならないのは、"ほし"だけだろうか。そういえば、関東の道の駅の場合、折角案内カウンターがあっても、そこに案内員さんがいる駅は非常に少ない。
さて、売店を覗いてみよう。混雑の源はやはりここであったか、といわんばかりの人・人・人。農産物コーナーは新鮮野菜を物色する人が多数いるなか、店員さんたちが忙しそうに野菜を運び入れている。そして、特産の「とうもろこし」も今日は籠に山積みにされて客の手がのびるのを待ちわびている。

更に進めば甲州土産があれこれ並び、そんな中、やはり豊富村を感じる土産といったら、とうもろこし商品の数々や、シルク製品だろう。特に、とうもろこし商品は、菓子類から酒類に至るまで並んでいる。しかし、ここで"ほし"は考えた。「とうもろこし商品」といえば、コーンポタージュなんぞもメジャーなとうもろこし加工商品なのに、どうして商品化していないのだろう、と。いやはや、コーンスープ好きな我々ならではの、単なる戯言に過ぎないが、とうもろこしが産地な場所は割とコーンスープの缶詰やレトルト品を販売しているところが多いので、気になったまでである。
そして、与一味工房のエリアに足を踏み入れると、見慣れぬワゴンが目に入る。それは「カントリーベイク パンの駅」なる可愛らしいパン屋のワゴンであった。棚には多種多様なパンたちが並び、しかもそのパンひとつひとつには袋詰めまでされている。まぁ、このワゴンが設置されている場所自体、通路上にあるため、衛生面を考慮すれば袋詰めされている方が安心といえそうだ。

ハム・ソーセージ工房やみそ・漬け物コーナー、更にはソフトクリームコーナーも設置され、館内は一層華やかさを増している。「おぉ、とよとみが進化している・・・」と呟いたのは言うまでも無い。そうして自然と足は、ソフトクリームコーナーへと向かっている。
実は5月に訪れた際に、シルクソフトは体験済みだったため、次は「もろこしソフト」なるものを食べてみよう、といざ購入。すると、"ほし"が両手にあれこれ荷物を持っていることに気づいた店員さんが、ソフトクリームホルダーと共にソフトクリームを置いてくれたのであった。「あ、どうもありがとうございます」とペコリと頭を下げる。そうしたちょっとした配慮が嬉しかったりするのだ。

いざ、もろこしソフトを食べよう。一口食べた"こあ"氏が語った一言、それは「うわっ、コーンポタージュみたいだ」であった。そう、"ほし"が食べてみてもその感想は変わらなかった。ちょっと甘めのコーンポタージュを冷やしたような味なのだ。なるほど、これがとよとみの「もろこしソフト」か、と不思議な甘さをしばし楽しむ我々であった。
 
 

▼次なる道の駅「にらさき」へのルート:
とよとみから(主)29号/市道/(主)3号/国道20号/(主)6号/(主)27号/国道141号 (距離:約29km)


さて、ここから本格的に北上開始だ。次に向かうは山梨県北部に位置する韮崎市の道の駅「にらさき」である。道の駅「とよとみ」を出ると、すぐに主要地方道29号に入り、笛吹川を越えると国道20号に合流すべく、まっすぐ北上していく。

国道20号も甲府の市街地さえ抜ければ、そこそこ流れているのだが、それも午前中だからこそであり、これが午後になると途端にあちらこちらで渋滞が発生する。いつもは午後に通過することが多い甲府市街地ではあるが、たまにこうして時間帯をずらして走ってみると、また違った道路感覚が楽しめるものだ。

と、そんな呑気なことを言いながら、国道20号をなおも北上し、やがて韮崎市にさしかかる。JR韮崎駅付近を通過しながら国道141号に入るルートは毎度のお馴染みパターンゆえ、決して迷うことはないのだが、その国道141号が予想以上に混雑しているのだ。

結局、理由もわからぬまま、更に国道141号を北上していくとやがて、道の駅「にらさき」の目印的ともいえる、ユニークな外観の歩道橋が見えてきた。
 

 
 
にらさき」通称"銀河の駅"午前中は割と静かなのか (山梨県韮崎市)
到着時刻:11:31 スタンプ設置場所:物産店奥情報コーナー
そういえば、道の駅「にらさき」に午前中立ち寄るのはこれが初めてだ。いつもは午後、それも割と遅い時間帯が多いためか、あまり広いとは言えない駐車場はいつもほぼ満車状態に陥っている。

しかし、今日改めて訪れてみると、駐車場はまだ幾つものスペースがあり、また、敷地内を歩く人もまばらである。確かに、この駅は売店とちょっとした休憩コーナー、そしてレストランがある、シンプルな構成。といっても、国道を挟んだ向かい側には巨大な温泉施設もあり、これも駅の施設のひとつとなっているためか、午後から夕方にかけて売店側の駐車場も連鎖的に混雑してしまうようだ。
早速、建物に入ると売店を通過し、奥の情報コーナーへ。幾つものテーブルや椅子が配置されたちょっとした休憩コーナーの一角に情報コーナーがあり、スタンプも一緒に設置されているのは、ここ数年変わらない。

すぐにスタンプを押すと、再び売店コーナーへと戻ったのだが、「しもべ」同様、特に内容的には昨年と変わらず、品物の配置が少々変わったぐらいしか印象に残らなかったりも。訪れる度に、銀河の駅ワインの陳列位置が少しずつ変わっているのが、気になるところか。
といっても売店内がガラス張りになっており、明るい雰囲気の中、商品選びが出来るのは好印象だ。向かいの温泉「ゆーぷる韮崎」を利用すると、また印象も変わってくるだろう。

しかし、日帰り温泉で1,000円という料金はやはり少々高いようにも感じるのだが、利用した皆さんはいかがだろうか。
 
 

▼次なる道の駅「南きよさと」へのルート:
にらさきから国道141号 (距離:約14.2km)


さて、次に向かうは2002年新たに登録された道の駅「南きよさと」である。ということは、勿論今年のスタンプラリーには参加していないことになるのだが、折角近くまで来たならば、寄らずにはいられないだろう。しかも、この「南きよさと」は既に供用されているとのことなので、余計に期待も膨らむのだ。

ルート的にも「にらさき」から国道141号をそのまま北上するのみ、というわけでさっそうと「にらさき」を出発した我々ではあったが、何時の間にやら国道141号の交通量が大幅に増え、しかも流れが悪いではないか。前方には観光バスらしき姿が見え、どうやらそれを先頭に渋滞しているらしい。「14km程の距離なんだ、ただただ我慢だ。」そう己に言い聞かせている"こあ"氏の姿が、どうにも痛々しい。

まだ道の駅として登録されて間もないということもあってか、道路上に設置されるはずの道の駅案内看板は見当たらない。幸い、カーナビには「南八ヶ岳花の森公園」の位置があらかじめ登録されていたため、正確に場所を把握していたものの、「看板は無いのかな」「本当にこの場所で当たっているのかな」、そんな一抹の不安を抱きながら、高根町内を北上していく。

すると、右手に「南八ヶ岳花の森公園」と書かれた木製の看板が見えてきた。「おぉ、あれだ!」と指をさすと、前方の車もその看板に吸い込まれるように入っていくではないか。「もしかして、混んでいる可能性がある?」
 

 
 
南きよさと」いわゆるここは南八ヶ岳花の森公園 (山梨県高根町)
到着時刻:12:25 スタンプ設置場所:2002年8月現在未設置
前方の車に付いていく形で、敷地内に入るべく坂を降りていくと、駐車場が見えてきた。それも、混雑している。すると、"こあ"氏が明らかに疑いの眼差しで「本当にここが道の駅なの?」ときつい一言。確かに、敷地内には「道の駅」なる表記はどこにもなく、書かれているのは「南八ヶ岳花の森公園」のみだ。

「えっ?住所はここなんだけどな。施設内容的にもここは合致しているし、間違いないよ」と、しどろもどろに"ほし"は答えるものの、そこまで疑われると心配になってきた。と、車を停め、いざ敷地の正面エントランスまでやってきたところで、「ほら、ここは道の駅だよ」と急に自信満々に語る"ほし"。

正面エントランス横には、なんとオレンジとローズの花々で描かれた巨大な「道の駅」なる花文字が飾られていたのである。これほど華やか且つ強いアピール方法は無いだろう、と"ほし"もすっかりご満悦。その文字をみて、ようやく"こあ"氏も「なるほど、やはりここが道の駅か」と納得するのだから、まったくもって"ほし"は信用されていないらしい。
この南八ヶ岳花の森公園は、2000年7月7日にオープンしたフラワーパーク。農業等の各種体験交流施設的な要素を含んでいる。公園内は、川沿いの施設(交流ターミナル施設、長沢宿、視聴覚室、レストラン、広場、ゲートボール場)と、山の上の施設(加工体験施設、わんぱく広場、軽食、農園、植物園等)のふたつのエリアからなっており、それらをリフトカー「こいのぼり号」で結んでいるのだ。リフトカーは有料ゆえ、他に散策路でも山の上へ向かうことは出来るらしいが、ここはなんといっても「乗ってるだけで楽しい」リフトカーの方がお薦めだ。

その公園が2002年に道の駅として新たに登録された訳だが、高根町のWebサイトを見る限りでは、道の駅「きよさと」と称する部分は、どうやら上記でいう「川沿いの施設」側のみのようだが、"ほし"的には「南八ヶ岳花の森公園」イコール「南きよさと」でも良いではないか、と勝手に解釈している。
残念なことに、今回訪れた時には道の駅としての機能はまだ準備中だったのか、林産物展示室内はガランとしており、柱には「道の駅(下のエリア)近日オープン予定、農産物・林産物展示販売予定」と貼り紙があっただけであった。

しかしながら、農産物直売ならば、隣の「直売処」と称するところでも既に元気に販売中ではないか。「うーん、まだまだ謎は多い」、我々が出した結論は、安直ながら「またいずれここには来よう」であった。と、そのまま立ち去るのはあまりに寂しい。
この真夏の炎天下の中をしばらくさまよい歩きながら、敷地の広さを肌身で感じ、更にはリフトカー「こいのぼり号」で山の上の施設まで行ってみることにしたのだ。そろそろ"こあ"氏の方は暑さに体力を奪われてきたのか、言葉少なげである。

そう言いながらも、いざ「こいのぼり号」に乗り込むと、我々はすっかり童心に戻って大はしゃぎだ。なんといっても、グングンと坂を上っていき、あれよあれよという間に、川沿いの施設群と駐車場の車たちがまるで玩具の家やミニカーに変わっていくように見えるのである。
いざ、山の上の施設に到着すると、こちらは右を見ても左を見ても家族連れで大賑わい。わんぱく広場は、緑の芝が心地よい健康的な広場、親子で遊んでいる風景やら、子供を勝手に遊ばせておき、広場を見下ろす形で設置された休憩エリアでぼんやりと休憩している親もいたり、皆それぞれの休日を楽しんでいるようだ。

軽食処や売店もあり、更には季節の花々が咲く広場もあったりと、まさしくここはゆっくりしたい緑と花の公園である。しかし、広場の先にある食虫植物園、これは枯れかかった植物が目立ち、どうにも手入れが行き届いていないように思えるのだが、一体どうしたのだろうか。

再び、こいのぼり号に乗り、下の施設側へと戻ると、レストランを覗いてみる。メニューは、そばやうどん、丼等が目立ち、特に特産色があふれるメニューらしきものは今のところ見当たらなかったのだが、次回訪れた時にも再度確認してみたい。ちなみに、メニューの中に「チューリップソフト」なるものを発見したはいいのだが、これは次回の楽しみとしてとっておくことにした。既に食べたことがある皆さん、チューリップとはどんな味がするのだろうか。

というわけで、すっかり疲れ切った足を引きずって駐車場に戻ると、予想はしていたことだが、車室内はすっかりサウナ状態と化している。
 
 

▼次なる道の駅「はくしゅう」へのルート:
南きよさとから国道141号/(主)32号/(県)606号/国道20号 (距離:約17.2km)


さて、再びスタンプラリーな旅に戻るとしよう。ここで体力を使い切ってしまう訳にはいかないのだ。車に乗り込んだ我々は、次なる道の駅「はくしゅう」に向かうべく、「南きよさと」を出た。すると、国道141号清里方面は大渋滞が発生しており、はるか先まで続いている車の列は、ほとんど動かない状態に陥っているのだ。

「うわっ、これから我々が向かう側と逆で良かった」と、それこそ心の奥底からほっとする我々。そう、我々は国道141号を一旦南下し、長坂町を経て白州町に向かうのだ。
 
▽これを走らねば国道20号に出られぬか?本日の2度目のワインディング 高根〜長坂そして白州

渋滞の列を横目に見ながら国道14号をしばし南下、そしてまずは長坂町へ向かうべく主要地方道32号に入ると、これから山道が待っているとはとても思えないような、なだらかな田舎道が続く。こんな調子のまま国道20号に出られれば、夏の暑さでバテ気味な頭を刺激することなく、次なる駅に到着しそうだが、どうやらそうは問屋が卸さないといったところか。

中央道 長坂ICを越えるとのどかな田園風景から徐々に山道へと変わっていき、更に県道606号に入ると細かなコーナーが幾つも続く、本格的な山越えをする羽目になってしまったのだ。「うむ、地図をみても、かなり激しいコーナーがあるのは分かっていたのだが、この道を走らないと国道20号には抜けられないから、まぁ仕方がないか」と無理矢理納得するしかない。

ところが、まるで水を得た魚のように楽しそうに走る"こあ"氏を見て、「夏バテに最もよく効く薬は、この手の峠道なのだろうか」と"ほし"は苦笑しながらそんな事を真剣に考えていた。

ようやく国道20号に出てくると、まもなく左手に道の駅「はくしゅう」が見えてくる。


 
 
はくしゅう」ここに来たらやっぱり白州米を買うのだ! (山梨県白州町)
到着時刻:14:59 スタンプ設置場所:館内入って正面のテーブル上
あぁ、やはり今日も混んでいる。道の駅「はくしゅう」がオープンしてから何度となく訪れているのだが、この駅が混雑していない日なんて無いのではないかと思う程、毎度毎度大盛況なのである。

そしてまた、本日も例に漏れず、駐車場は車で溢れかえっているのだ。
この駅の盛況ぶりを見ていると、この駅の人気度もすっかり定着化しているのだろう。車に戻る人の手には、だいたい買い物袋か、ポリタンク、はたまたペットボトルを抱えていることが多い。何故ポリタンクやペットボトル?と思う人もいるかもしれないが、ここ「はくしゅう」といえば、「白州の名水」を汲んで帰れることでも有名。

入口に設置されたこの白州の名水の前には、既にズラリと長い列が出来ている。「す、すごいなぁ」と恐れおののきながらその横を通り過ぎると、館内へ。
道の駅「はくしゅう」は、施設内容的には割とこじんまりとした、いわゆる農林産物直売所中心な駅。勿論、レストランや観光案内所等もある他、オリジナルジェラート等、訪れる人の心をそそる演出も忘れていない。

「まずは、スタンプ、スタンプ・・・・ってあれ?」、昨年度までは正面奥にあるスクリーンの横辺りにひっそりと設置されていたスタンプが、今シーズンからだろうか、入口真正面にテーブルが設置され、スタンプが目立つように置かれているのだ。もしかしたら、ラリーシーズンゆえの配慮なのだろうか。
早速、スタンプを押すと、その足で農産物直売コーナーへ。我々の場合、ここに来たら必ず買うものがある。それが白州米だ。白州米の、米一粒にまで存在感がある自然な旨みに我々はすっかり虜となっているのだ。夕方に訪れると売り切れに遭遇することもあるのだが、今回はまだまだ在庫もあるようだ。

「おぉ、ありますねぇ。」と満面の笑みを浮かべる"ほし"。しかも、袋には「道の駅はくしゅう発 白州名水米」と紙が貼られている。早速、1袋を確保すると更に散策を続行。
すると、「白州米のお寿司」なる押し寿司コーナーを発見。特に気になるのはマスの押し寿司、これは小腹が空いた時でも良さそうではないか。他にも昨年は見かけなかった白州商品等が幾つも見られ、「人気の秘訣はやはり常に向上心をもつことだね」と深く頷く。

レジで会計をしていると、店員さんが「白州米、美味しいから是非堪能してね」と自信たっぷりな一言を投げかける。「私たち、実は白州米のファンなんですよ。ここに来る度に買ってますよ」と横から"こあ"氏が力説。その言葉に店員さんも、パッと明るい表情になり「まぁ、ありがとうございます。外の水は飲まれました?」、「ここに来るといつも味わっています」、そんな店員さんと"こあ"氏の会話を聞き、「そうか、私が館内を走り回っている間、ひとりでゆっくり名水を堪能しているのか」と"ほし"が苦笑。

そうして白州米を抱えて直売コーナーを出ると、「そういえば、昼御飯を食べてなかったよ」と慌ててレストランに向かってみる。ところが、かんじんのレストランはただいま準備中。夕方の部は16時からとのことだ。人間不思議なもので、何かに集中していればとりあえず空腹感は忘れていられるのだが、何かの拍子に気が抜けると急激に空腹感がやってくる。

「次の駅で食べよう。」すごすごと駐車場に戻っていくふたりであった。
 
 

▼次なる道の駅「信州蔦木宿」へのルート:
はくしゅうから国道20号 (距離:約8.1km)


次に向かうは「はくしゅう」からほど近い道の駅「信州蔦木宿」。しかも、「はくしゅう」から国道20号をそのまま北上していけば、ほどなく長野県、すると同時に左手に見えてくるのが、信州蔦木宿なのだ。幸い国道20号の交通量は少なく、それこそあっという間に到着。

さきほどの「はくしゅう」にしても、そして「信州蔦木宿」にしても、特に集客力が高い駅なのだが、さぁ、本日は果たして・・・

 
 
信州蔦木宿」暑い夏には熱いほうとうで乗り切ろう? (長野県富士見町)
到着時刻:15:43 スタンプ設置場所:情報ステーション前の公衆電話横及び手のひら館内レストラン付近
あぁ、やはりここも混んでいる。予想どおりだ、と駐車場内をぐるりと周りながら、ようやく未舗装側の駐車エリアに一箇所のスペースを発見、無事に車を停めることは出来たのだが、それにしても混んでいる。「はくしゅうに引き続き、ここの盛況ぶりもすっかり定着しているね」と、車を停めて一安心の"こあ"氏は苦笑い。

温泉付き道の駅が比較的どこも混雑気味というのは、そろそろ当たり前な状態になりつつあるのだが、ここ「信州蔦木宿」も温泉付きの駅として人気が高い場所だ。"ほし"的にこの駅における評価が高いのは、温泉施設だけでなく、売店や食事処、勿論、休憩場所等も充実している点にあるだろう。どうも温泉付きの駅というと、温泉のフロント横に小さな売店があるのみ、はたまた、温泉施設内に食事処が設置され、温泉利用者以外はなかなか気軽に食事が出来ないなど、ブラリと立ち寄るには気が引ける印象もあったのだが、ここはそんな心配は無用だ。
まずは、情報ステーション前の公衆電話の横に設置されているスタンプを押し、すぐさま「てのひら館」へ。何故そんなに急ぐか、それはあまりの空腹にそろそろ体力の限界がやってきたらしい。昨年度は昼食などとってる暇があるものか、とかなり過酷なラリーを繰り返してきたというのに、1年経つと、こうも軟弱になるのか。

食事処の入口でしばしショーウィンドウを眺めながら「うむ、かぼちゃほうとうが良いかな」と呟くのは"こあ"氏。「暑い夏だからこそ熱い料理でパワー倍増だよ」と全くもって説得力の無い言葉で"こあ"氏の背中を押しながら、"ほし"は「夏だからなぁ、やはり冷たいそばにでもしようか」と安直に選択。
今まで何度となく訪れたこの信州蔦木宿で、ようやく食事体験が出来ると思うと実は嬉しかったりもする。"ほし"も、冬ならば「きのこほうとう」あたりを食べたいものだ。まぁ、今回は"こあ"氏にほうとうを任せ、"ほし"は夏にピッタリ、ひんやりした「冷やしたぬきそば」を頂くことにしよう。

この食事処では、席につくとお茶とお通し(キュウリの漬け物)が出てくる。そんなちょっとしたおもてなし心がなんとも嬉しい。しばしお茶をすすりながら、キュウリの漬け物をポリポリ、なんともいえぬのどかな気分ではないか。
と、早速、"ほし"が注文した「冷やしたぬきそば」がやって来た。この冷やし蕎麦は夏限定メニュー、彩りも美しく、天かすをはじめとして人参の細切りや桜エビ、のり、たっぷりのネギがそばのうえにトッピングされている。

夏らしく、味わいもさっぱりしており、サラサラッと食べられてしまうかと思いきや、実際にはかなり胃にたまる満足感が味わえる一品だ。
「うむ、満足だ」と蕎麦をズルズルとすすっていると、ふとテーブルの上に置かれたメニューの中に地ビールの文字を発見。「あれ、地ビールがあるのか」と目をキラキラさせている"ほし"に、"こあ"氏が「売店では売ってなかったみたいだね。食事処でのみ扱っているのかな」と、"ほし"が次に何を言い出すかを予感したらしい。その予想に反してはならぬと調子の良い"ほし"、「それでは助手席専門の私が飲ませて頂きます」と、にんまり。

だいたい、蕎麦にビールって合うのか、と呆れる"こあ"氏の視線などお構いなしに、ゴクゴクと満足げに飲み干す"ほし"、「うまい!」、すっかり本日の駅巡りは終了かと勘違いしているらしい。まだ1箇所残されているだろうに。「もう、次の駅には行かないつもりなの?」と"こあ"氏の鋭い指摘に「行きますよ、行きますとも。」と"ほし"は全く動じない。
そこに、"こあ"氏注文の「かぼちゃほうとう」がやって来た。アッツアツのほうとうは、向かいの席に座る"ほし"にまで伝わってくる。かぼちゃをはじめとして沢山の野菜類を煮込んだほうとうは、とにかく身体が暖まる一品。ということは、つまり夏にはあまり向いていないのか、"こあ"氏は顔じゅう汗だくになりながら食べている。

「冬に食べれば良かったよ」、"こあ"氏のこの一言が全てを物語っているのだが、野菜からしみ出たスープも美味く、また、ほうとうももっちもちの歯ごたえといった味的な面に関しては満足していたようだ。

しかしながら、暑さと熱さですっかり体力を奪われたのか、食べ終わった"こあ"氏はまるで魂が抜けてしまったかにみえる。いやはや、ご苦労様、とチラリと"こあ"氏の顔を見ながら、"ほし"はビールを飲み干した。

そしてレストランを出ると、通路沿いにもスタンプを発見。「情報ステーションに設置されているスタンプとは異なるよ」と慌ててノートにスタンプを押すと、売店で富士見高原の飲むヨーグルト(これも我々にとっては定番土産だ)を買い、店の外へ出た。
 
 

▼次なる道の駅「小坂田公園」へのルート:
信州蔦木宿から国道20号/(主)11号/中央道 小淵沢IC- 長野道 塩尻IC/国道20号 (距離:約51.1km)


さぁ、次なる駅へ向かうべきか・・・ってまだ時刻は17時前、まだまだ1〜2駅程度は十分廻れる時間帯ではないか。そう言いながらも、「信州蔦木宿」の近隣の駅といえば関東エリアでは「小坂田公園」しか無い。さすがに、小坂田公園に立ち寄った後に「風穴の里」に向かうには時間が無さ過ぎる。

というわけで、本日は「小坂田公園」にてスタンプ巡りもおしまいとなりそうだ。話もまとまったところで、いざ出発だ、と信州蔦木宿の駐車場を出た我々は、まだ時間に余裕があると思いながらも、ついつい小淵沢ICから中央道を利用すべく走り出した。すると、中央道の道路情報板に不吉な情報が表示されているではないか。それは、まだ17時を少し過ぎた時刻だというのに、既に勝沼から中野トンネルまで25kmの渋滞が発生している、というものだ。

「えっ、もう本格的な帰宅渋滞が始まっているのか」とその情報板を見て唖然とする我々、しかも、これからその渋滞はもっとのびるであろうことが容易に予測できたのだ。「我々が帰る頃にはどこまで成長しているのだろうか」と少々憂鬱になりながらも、そのまま塩尻方面へ。

そんな渋滞表記もこちら小淵沢周辺には全く無縁らしく、岡谷JCTを経て長野道 塩尻ICまで順調にやってきた。塩尻ICから国道20号を岡谷市方面へと走ればすぐ見えてくるは、道の駅「小坂田公園」。

 
 
小坂田公園」どうしてもここへたどり着くのは夕方に・・・ (長野県塩尻市)
到着時刻:17:46 スタンプ設置場所:塩路里2階売店付近及び公園管理事務所内
いつも小坂田公園に着く頃には、遊び疲れて帰るような時刻になっていることが多い我々だが、どうも今回もそんな時刻になってしまった。過去2回、更には施設横を通過するのはだいたい夕方から夜になることが多いため、たまには昼間に訪問してみたいと思うものの、どうしても他の駅との兼ね合いでここは最後に廻る羽目になってしまうのだ。

小坂田公園は、蝶の博物館やゴーカート、プールやら広場等、遊ぶ施設も多数揃っており、子供連れの家族には喜ばれそうな場所のようだが、さすがに夕刻ともなるとほとんど人がおらず、なんとももの悲しい。
しかし、奥へ歩いていくと、まだゴーカート場では子供たちが熱いバトルを展開しているではないか。ふと、"こあ"氏の顔をみると、なんとも乗りたそうな顔つき。

「勝負してくれば?」と"ほし"が意地悪そうに笑うと、「子供ばかりだから、ちょっとなぁ・・・」と残念そうである。こういう場合は、子供でも連れていれば良い口実にもなるものだ。
さて、スタンプを押しに塩路里に入ろう。昨年はレストランの入口に、まるで隠れているかの如く設置されていたスタンプも、今年は売店側に置かれている。レストラン入口あたりで数分間とはいえ、食事もしないのに滞在しているのは少々気が引けたため、失礼ながらほっと一安心。

そうしてそのまま売店内を一周。ここの売店は、過去何度かも語っているように、規模的にはかなり小さく、品数的には多いとはいえないため、買い物好きな者には少々物足りないだろう。
しかし、売店入口付近に、ドーンと陳列された「まるごとリンゴパイ」、これがなかなか目をひいたりも。まるごとリンゴパイといえば、りんごが産地の場所ではよく見かける、いわゆる定番土産。いや、今でこそ、定番土産なんてサラッと言ってのける"ほし"ではあるが、10数年前はその存在すら知らなかったのだ。その昔、会社の先輩が自慢げに「りんごがまるごと入ったパイなんて食べたことがないでしょう」と言いながら買ってきてくれたのが、「まるごとリンゴパイ」との初めての出会いだったのだが、「ほぉ、アップルパイの新しい形だ」なんて感心しながらありがたく頂いた記憶がある。

ただ、このパッケージ、どこかで見たことがある。そう、信州に限らず東北あたりでもこのパッケージで販売されているのを、以前見た記憶があるのだ。つまり、一部分の文字(地域名等)だけ印刷を変えて販売しているというものらしい。これを知ってしまうと、地場産土産にこだわる者としては少々がっかりしたりもするのだが、まぁ味的には美味しい(後日、半分ずつ仲良く我々の胃の中におさまった)ことは確かなので、特にここの産地のものでなければ嫌だ、とだだをこねない限りは、買って損はない土産のひとつかもしれない。

リンゴパイの話だけで、すっかり長くなってしまったのだが、ここに夕方訪れた場合、食事でもしない限りはほとんど長居しないのが現状だ。
 
 

こうして本日のスタンプ巡りはこれにて終了、後はただただ帰るだけなのだが、先ほど道路情報板に表示されていたあの渋滞の成長ぶりが心配だ。17時の時点で25kmの渋滞ということは、18時半現在、更なる成長を遂げているに違いない。しかし、そんな渋滞も塩尻から甲府あたりまではまだまだ順調だろう、ととにかく長野道へ。

確かに長野道から中央道 甲府方面へと向かう間、交通量は多いながらもとりあえずは順調に走れてはいるようだ。しかし、非情にも道路表示板は我々に訴えかける、「笹子トンネル−小仏トンネル 渋滞40km」なる文字。さぁ、このまま渋滞の荒波に飲み込まれるか、それとも早々に脱してひたすら一般道で帰るべきか。

結局我々が選んだ道は、大月ICから一般道でひたすら帰る道であった。それにしても、特に連休という訳でもないただの日曜日だというのに、どうしてこれほど混雑しているのか。多分、こんな愚痴を車内で漏らした者も、きっと数多くいるであろう。

ようやく自宅へ帰り着いたのが、23時前。18時半前には小坂田公園を出発したので、塩尻から東京まで約4時間半もかかったことになる。1日じゅうスタンプ求めて走り回ることよりも、この帰りの渋滞に並ぶか、はたまた一般道を模索しながら走ることの方が、はるかに体力を消耗することに、今更ながら気づいたりもするのだが、だからといって帰らない訳にはいかない。

こんな渋滞の時だけは、あぁ、ドラえもんの「どこでもドア」(知らない人はほとんどいないと思うのだが、まぁいわゆるドアを開ければ自分の行きたい場所に行ける、便利なアイテムだ)があれば、と思ってしまう己が少々情けないと思ったりも。こんな苦難な道中含めて、旅の醍醐味といえるだろうに。

というわけで、とりあえずは自宅にたどり着いたところで、旅も無事に終了。とにかく今はゆっくり眠りたい、それだけである。

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最終更新日:2002年11月05日