北陸道の駅スタンプラリーダイアリー
駅巡りもしばしお預け?能登・金沢・白川郷 ひたすら観光な旅
岐阜/富山編

2002年10月14〜16日
最終日:2002年10月16日

さぁ、旅もいよいよ最終日。そろそろ疲れも見えてきた我々一行は、とにかく「白川郷」の荻町合掌造り集落を見ることだけを本日の目的とする。夕刻までには埼玉の実家に戻りたいという意向もあってか、本日は各所を廻っている時間はとれそうにもなかったのだ。

以前、白川郷 荻町合掌造り集落を訪れた際、既に駐車場は満車状態でとても停められるどころではなかったことが、どうしても頭から離れず、少々不安である。まぁ、前回は特に訪れる客が多い冬期だったため、時期が異なる今回はまた状況も違っている可能性もある。そんな思いを抱えたまま、とにかく出発だ。


【宿(金沢)出発時刻】08:30 【東京都下到着時刻】23:23
 色は富山県の道の駅 赤文字は道の駅以外の場所
  北陸道 金沢西IC(小矢部砺波JCT)-
東海北陸道 五箇山IC/国道156号
白川郷
荻町合掌造集落
10:10
国道156号 たいら
12:16

▼「白川郷 荻町合掌集落」へのルート:
金沢市街地から北陸道 金沢西IC(小矢部砺波JCT)-東海北陸道 五箇山IC/国道156号 (距離:約81km)


宿を出た我々は、金沢西ICから北陸道を砺波方面へと走っていく。北陸道 金沢周辺は平日だからなのか、それとも休・平日関わらずなのか、交通量は多めだが、小矢部砺波JCTから東海北陸道に進んだ途端、走る車は極端に減っている。思えば、この東海北陸道 砺波から五箇山方面は昨シーズンから何度となく行き来した記憶があるが、いまだ混雑に遭遇することはなく、実に快適に目的地へと向かえている。

さて、終点である五箇山ICからは国道156号にて南下しなければならない。実は、この旅が11月中旬以降であれば、開通したばかりの道を走ることも出来たはずであった。というのも、2002年11月16日に五箇山IC−白川郷ICまで15.2kmの区間が新たに開通したのである。新設されたばかりの白川郷ICを見てみたい気もする。しかし、これで更に白川郷は観光地化してしまうのではないか、という不安も感じらたりも。

五箇山ICから国道156号を南下していくと、途中、道の駅「上平」や「白川郷」の横を通るのだが、今回は涙を飲んで通過だ。道の駅「白川郷」を過ぎればまもなく荻町合掌造り集落が近いということを意味している。
 

「白川郷 荻町合掌造集落」秋の白川郷はどこか哀愁に満ちて
(岐阜県白川村) 到着時刻:10:10 

前回訪れた時は、白い雪に家屋の深い茶色が映えるどこか幻想的な風景だったのだが、秋の荻町集落はどこか少し寂しげで、それでいてほっとする懐かしい場所といった印象を受ける。

白川郷といえば、お隣の五箇山と共に世界文化遺産に指定されている合掌造り集落。特に白川郷は冬期になると夜間に魅惑的なライトアップを行うためか、それを目当てに訪れる客も多い。重要文化財に指定された家屋や郷土館等もあり、荻町合掌造り集落には見どころが多数あるが、やや観光地化しているようにも感じられる。そういった点では、五箇山の方が本来の静かな風景がゆっくり楽しめるといったところか。

嬉しいことに、駐車場は混雑気味ではあったが、まだ1,2台は停められるようだ。これは今を逃してはならぬ、とすぐさま駐車場へ。これで、安心して荻町合掌造り集落を散策できる。

それでは早速、荻町の集落を歩いてみよう。

荻町集落を歩く 各種お土産処も建ち並ぶ
合掌造りの家屋 展望台からみる荻町集落
マンホールにも白川郷のマークが! 荻町集落を歩く
 
実は、白川郷へ立ち寄るにあたり、"ほし"はあるものを探していた。それは白川郷の地酒である「結心」。"ほし"はとにかくこの酒にご執心、折角白川郷に来たならば買って帰ろう、と土産処を覗いてみる。ところが何軒か廻ってみたものの、どこにも「結心」が置いていない。このままでは見つけだせそうにもなかったため、とある土産処の店員さんに聞いてみると「あ、結心?、もう作ってないよ」と、突然無愛想に答える。何かまずいことでも聞いてしまったのだろうか、とこちらが心配になるくらいだ。それでも諦めきれない"ほし"は、各店舗をさまよい歩きながら「結心」を探してみる。しかし、やはりどの店でも置いていない。

事前に、Webサイト等でも「結心」の存在は確認したのだが、特に生産中止といった情報はなく、あの店員さんの「作ってない」という言葉がどうしてもひっかかる。どなたか、ご存じの方はいるだろうか。店員さんの勘違いであることを祈りたい。

母は白川郷の土産に「どぶろく羊羹」を選ぶ。まぁ、これも"ほし"が勧めた一品なのだが、その上品な美味しさは既に経験済みだ。だからこそ勧められる一品だったりする。

白川郷を十分満喫できたかといわれると、そうでもない。重要文化財の和田家や郷土館等はほとんど見ずじまいだったのだ。だというのに、何故か荻町集落内を歩いていただけで、いつのまにやら1時間半近くが経過している。各施設を更に細かく見て歩いていたとしたら、一体どのくらいの時間を要したのだろうか。

▼次なる道の駅「たいら」へのルート:
荻町合掌集落から国道156号 (距離:約34km)


さて、時計をみれば11時半を過ぎている。そろそろ出発しようか。しかし、"ほし"の最後の我が儘をどうしても通させてもらうべく、「ここらで昼御飯にしよう」と切り出す。そう、それはいわゆる1軒くらい道の駅に立ち寄らせてくれ、という合図であった。

富山側に戻れば、朝に通過してきた「上平」があるが、"ほし"としては前回訪れた際に一部改装中であった「たいら」に再訪したかったのである。というわけで、勝手ながら次の行き先を道の駅「たいら」に決定。

荻町集落を抜けて国道156号に復帰すると、再び五箇山方面へ向かい、北上していく。その距離、約34km程あるため、決して近いとはいえないのだが、交通量が少ないおかげで何のストレスもなく山あいの道を走れるのは、やはり嬉しいものだ。菅沼集落や相倉集落等を越えていくと、前方右手には「ここが道の駅ですよ」と訴えかけるべく、外壁に書かれた「道の駅たいら」の文字に思わずビックリ。

以前訪れた時は全く気がつかなかったのに、とよくよく考えてみると、前回はその部分は思いきり雪に覆われていたのであった。それでは気がつかないのも当たり前か。
 

 
 
たいら」五箇山豆腐に舌鼓! (富山県平村)
到着時刻:12:16 スタンプ設置場所:情報交流センター内

平日にしては駐車している車が多いのは、やはり昼時だからだろうか。車から降りると、すぐに昼食をとるべく我々は食事処へと向かう。

道の駅「たいら」は、通称"五箇山・和紙の里"。前回訪れた時には、道の駅の観光案内的な役目を果たす「情報交流センター」が改装しており、中を伺うことはできなかったのだが、本日改めて訪れてみると、綺麗にリニューアルした情報交流センターが目の前に。物産館や情報交流センター、和紙工芸館や和紙体験館、そしてそれらが建ち並ぶ敷地から少し離れた場所には「やまとの対話館」等、施設も満載だ。

特に平村では、五箇山和紙が有名であり、勿論購入も可能であるうえに、和紙づくりの体験もできるのだ。関東の道の駅でいえば、埼玉県の「おがわまち」あたりを思い出したりも。
食事処では、メニューによれば岩魚料理が多い。岩魚の塩焼きあたりも美味しそうではあったのだが、蕎麦も気になるところだ。結局、蕎麦、そして更に気になる一品であった「五箇山豆腐」を頼んでみることにした。

天ぷら蕎麦、そして"ほし"のみが山菜蕎麦を食べてみたのだが、麺は全体的にかなり太く色も黒め、まさしく田舎蕎麦を思い出す。そしてなんといってもユニークなのが、蕎麦の上になにやら白い固まりがのせられている。「こ、これはもしかして」、そう、五箇山豆腐であった。なるほど、郷土色たっぷりな蕎麦な訳である。
▲天ぷら蕎麦 ▲山菜蕎麦
そして、その「五箇山豆腐」だが、箸で豆腐にふれてみてビックリ。かなり堅めであり、まさしく豆腐がギュッと凝縮されている、といった第一印象を受けたのだ。その印象は間違っておらず、五箇山豆腐というのは、堅い豆腐で有名、なんといっても縄で縛っても豆腐が崩れないというのだから、これは凄い。全体的に水分が少ないのだが、パサパサしている訳ではなく、こってりとした大豆の旨みを感じる。

「これがあの五箇山豆腐か」としばし感心しながら食べていると、思わず豆腐をつまみに日本酒でも一杯、と言いたくなりそうだ。
食後、皆それぞれに土産を買いたい、と売店内を散策。その間に"ほし"はリニューアルした情報交流センター内を見て回ろう、と館内へ。インフォメーションコーナーがあるフロアから和紙等の販売コーナーへと繋がっており、更に和紙の製造する工房へと続いている。和紙のランプや置物の数々を見ていると、己の心の奥底にある「和の心」を表に引き出されるような感覚になったりも。

和紙工芸館のショーウィンドーには、和紙で作られたウェディングドレスが飾ってあるのも印象的だ。
 
 

これにて本日の立ち寄りポイントは全て終了だ。後は、ひたすら帰らなければならないのだが、今日はいつもと違って都内へ戻るのではなく、埼玉の実家に一旦戻る必要がある。両親を連れていない場合であれば、上宝村や松本を経由して長野道・中央道で帰るルートを選択しただろうが、延々と山道を走らなければならないため、これは車に酔いやすい母のためにもやめておこう。

ということは、結局北陸道から上信越道、関越道を利用するルートあたりが無難だ。関東から北陸へ向かってきたルートに対して全く逆ルートを走ることになるのだが、「帰る」ことだけが目的ならばそれも良いだろう。道の駅「たいら」を出発した我々は、福光ICから東海北陸道へと入ると、再び小矢部砺波JCTへと北上だ。
 
▼北陸道 呉羽PAで小休憩だ

北陸道に入ってから、交通量こそ増えたものの、特に混雑はみられない。しかし、そろそろ"こあ"氏に疲れの表情がみえてきたため、一旦「呉羽PA」で休憩をとることにしよう。
この呉羽PA、以前からPA自体はあったはずなのだが、施設をリニューアルしたらしい。建物内外共に明るい造りが印象的だ。
 
どうもPA内の売店や軽食コーナーというと、何の変哲もないものばかりだったのだが、ここ呉羽PAはリニューアルしてから軽食コーナー自体も専門店が数店舗入っているのだ。特に目についたのが、キッチンnorioなる店。ここはちょっとした洋食が頂ける。隣にはそば・うどんの 「味処 北路」も並び、老若男女問わず気軽に食べられそうな場所だったりも。

建物の周囲は一部まだ工事が進められていたのだが、こうしてPAも進化してくれると立ち寄り甲斐がある。それは、PAやSAだけに限らず、道の駅もまたしかり、であるが。
 

呉羽PAを出てからは、至って順調に走り続け、気がつけば上信越道 上田菅平ICを過ぎようとしていた。しかしここにきて急に車の量が爆発的に増えてきたではないか。周囲は何時の間にやら夕暮れと化している。かなり余裕をもって道の駅「たいら」を出発したつもりだったのだが、それだけ北陸は遠かったということだろうか。

佐久、そして妙義を越えてもまだまだ混雑は解消せず、結局、関越道 東松山ICに至るまで、多くの車と共に走ることとなってしまった。その後、一般道に出てからも同様の状態は続き、実家近くの食事処に着いたのは20時を過ぎていた。さすがに今から帰って夕食を作る体力は残されていない。

というわけで、外で食事を済ませると、両親を実家まで送り届け、我々はそれから自宅へと帰っていったのであった。

頑固な父は今回の旅をどう思ったかは知る由もないが、少なくとも母は楽しんでくれたようである。まぁ、母に対する誕生日のプレゼントのつもりだったのだから、それで十分だろう。"ほし"はそう思うことにしている。

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最終更新日:2003年01月14日