北陸道の駅スタンプラリーダイアリー
駅巡りもしばしお預け?能登・金沢・白川郷 ひたすら観光な旅
石川編

2002年10月14〜16日
2日目:2002年10月15日

両親を連れた旅も2日目を迎え、本日からは「ひたすら観光な旅」を決行である。というわけで、2日目と最終日については道の駅にほとんど立ち寄っておらず、道の駅レポートを楽しみにしている皆さんには申し訳ない。まぁ、我々にしてはかなり珍しい旅のパターンなので、以降2日分は少々言葉少なげになりそうだ。

さて、本日10月15日はまず輪島朝市へ、そして能登金剛の各種見どころを見学し、その後は一気に金沢まで南下する。時間に余裕があれば、金沢の有名処である兼六園辺りを訪れてみようか、とおおまかなコースを設定してみた。


【宿(和倉温泉)出発時刻】08:49 【宿(金沢)到着時刻】16:50
 色は石川県の道の駅 赤文字は道の駅以外の場所
  国道249号/(主)18号/能登道路
徳田大津IC-此木IC/
(主)1号/市道
輪島朝市
10:09
市道/国道249号/(主)49号 能登金剛
11:32
(主)49号/国道249号/
能登道路 柳田IC-高松SA
高松
14:03
能登道路 高松SA-内灘IC/(主)8号/
(主)60号/(主)17号/国道159号/市道
兼六園
14:50

▼「輪島朝市」へのルート:
和倉温泉から国道249号/(主)18号/能登道路 徳田大津IC-此木IC/(主)1号/市道 (距離:約57.9km)


和倉温泉を出た我々は、能登道路を利用して此木ICまで一気に北上することにした。わざわざ有料道路を使用せず、国道249号にて北上しても良いのだが、輪島朝市が一体何時に始まり何時に終わるのかが、全く分からない状態だったゆえ、とにかく一刻も早くたどり着きたいと考えたのである。

能登道路は、平日のせいか走行する車の量自体はそれほど多い訳ではないのだが、追い越し不可車線が多いことも影響してか、ペース的には割とのんびり気味だ。しかし、秋の快晴が心地よい気分にさせてくれるのか、朝から実にゆとりあるドライブを楽しむ。

此木ICから主要地方道1号に入ると、とにかく海岸線沿いに出るべく北上だ。実は「輪島朝市」の詳しい位置もわかっておらず、こんなことで無事にたどり着けるのか、という一抹の不安はあったものの、道路上に現れる案内板に「輪島朝市」も掲示されている。こうなったら、あの案内板だけが頼りだ、といわんばかりに案内板をチェックしつつ、走り続ける。
 
いよいよ海岸線沿いに出られるかと思いきや、いつの間にか「輪島朝市」を示す看板はどこにも無く、恥ずかしながらこれからどこへ行ったら良いすら分からない状態に陥ってしまったのだ。「ま、まずいな、これは・・・」とカーナビの地図を見たものの、朝市の場所が明記されているはずもない。と、「こんな時は役場に行ってみよう」と役場の場所をつきとめる。

ようやく役場で朝市の場所を教えてもらうと、案内地図を見ながら輪島の市内を迷走だ。気を付けなければならないのは、輪島の市街地は一方通行が多いことである。「そこを右に・・・」とふと前方をみれば進入禁止だったり、はたまた行き止まりだったりと迷路に迷い込んだ気分を味わうと、やっと役場の人に教えられた駐車場に出てきた。

「輪島朝市」活気ある売り声に圧倒されながら歩く
(石川県輪島市) 到着時刻:10:09

車で輪島朝市に来た場合、少し離れた場所にある「河井浜いこいの広場」駐車場を利用するよう、役場で貰った地図にも書かれていた。既に10時を過ぎていたせいか、車はそれほど停まっていない。いや、よくよく考えてみたら今日は平日である。土日はやはりかなりの混雑になるのだろうか、そんな事を考えながら車から降りると、横風が冷たい。

輪島朝市は、能登半島の観光のひとつとして訪れる人も多い活気ある朝市だ。河井町本町通りにズラリと並んだ各店では、店のおばちゃんたちの威勢良い売り声が飛び交う。右を見ても左を見ても、輪島の港でとれた新鮮海の幸や地元農家の野菜、民芸品等が並んでおり、どこで買うかは店のおばちゃんとのやりとり次第だ。

 
"こあ"氏は、以前道の駅「千枚田ポケットパーク」で買った「輪島朝市」ラベルのウニくらげの味が忘れられず、どうやら今回は同商品の探索に忙しい。しかし、どこをどう探してもそれらしき商品は見当たらない。だいたい、ウニの瓶詰めばかりなのだ。店のおばちゃんに話を聞くと「あぁ、ウニくらげはね、あまり人気がなくって最近置いてないのよね」と、我々にとっては寂しい言葉。ところが、更に別の店をしつこく探していると、ようやく発見、すぐに手をのばした。

母も魚の干物をあれこれ物色しているらしい。とにかく店のおばちゃんたちは、皆積極的である。それは、こちらが圧倒されるくらいだ。そのやりとりが楽しくて訪れる人もいるのだろう。
 

▼次なる場所「能登金剛」へのルート:
輪島朝市から市道/国道249号/(主)49号 (距離:約34km)


輪島朝市を堪能した我々が次に向かう先は、今回の旅における母の強い要望であった「能登金剛」。いこいの広場駐車場を出た我々は、市道を経て国道249号に出ると、門前町方面へと走り出した。ここからはしばらく山の中を走ることになるのだが、交通量はほとんどなく、快適そのものである。といっても、風景的には特にこれといった特長もない、静かな山道といったところか。

そんな山あいの風景にもやがて変化が現れた。そろそろ海岸線沿いに出るはずだ。そう、国道249号はやがて海沿いの道へと変わるのである。そして門前町と富来町の境付近にて主要地方道49号に入れば、「関野鼻」はすぐそこである。
 

「能登金剛」日本海の荒波に削られた奇岩の数々にしばし見とれる
(石川県富来町) 到着時刻:11:32

能登金剛といえば、能登半島西部富来町から門前町にかけての海岸一帯を指しており、国定公園にもなっている。日本海の荒波によって削られた岩の数々はなんとも不思議な形状を成しており、見る者を圧倒させること多々である。見どころポイントとしては、関野鼻、ヤセの断崖、義経の舟隠し、更に巌門、鷹の巣岩辺りが有名だが、今回は年老いた両親を連れていたため、全てを満喫するという訳にはいかなかったのが残念。また、能登の道の駅巡りの際にでも、ゆっくり廻るとしよう。(個人的には、特に「義経の舟隠し」を見てみたかったのだが、一同からこれ以上歩くのは嫌だと拒否され、その願いは無惨にも消え果てた)

 
- 関野鼻 - にて

日本海では最大ともいわれるカルスト地形であり、白い奇岩たちが織りなす風景に感動をおぼえずにはいられない。関野鼻パークハウスの駐車場に停め、売店等の裏手から散策が可能だ。
売店・レストラン等
「関野鼻パークハウス」
関野鼻おすすめ「いしる貝焼き定食」
(1,500円)がパークハウスのレストランで食べられる。他に蕎麦類などがある
関野鼻から見た風景 NHK大河ドラマ「源義経」の
原作脚本を手がけた村上元三氏の記念碑
あの有名な「かぶと岩」 松本清張「ゼロの焦点」の舞台ともなった
「ヤセの断崖」が後ろに見える
 
- 巌門クリフパーク - にて
今回、かんじんの巌門ではなく、巌門よりやや北に位置する休憩エリア「巌門クリフパーク」に立ち寄ってみた。駐車可能台数は決して多くはないのだが、まるでオートキャンプ場のような駐車配置になっているのがなかなかユニーク。芝広場になっており、のんびり休憩も出来そうだ。

前方には能登金剛の雄大な風景が広がっている。
   
巌門クリフパークから南を望む 巌門クリフパークから北を望む
 

▼次なる道の駅「高松」へのルート:
能登金剛から(主)36号/国道249号/能登道路 柳田IC-高松SA (距離:約60.8km)


能登金剛といっても、結局じっくりと見て廻ったのは「関野鼻」のみ、巌門クリフパークも少し覗いてみたものの、これでは少々物足りないような気もする。しかし、今日はかなりの強風ゆえ、岩場に立っているだけでも少々恐怖を感じたりも。というわけで、今回の能登金剛巡りはこのくらいにして、金沢の名所中の名所である「兼六園」に行ってみることにしよう。

それにあたって、再び能登道路を利用することとなるのだが、ここで"ほし"はようやくチャンスが巡ってきたと、にんまり。そう、柳田ICから能登道路を南下していけば、必然的に高松SA、つまり道の駅「高松」を通過するのだ。

巌門クリフパークを出ると海岸線に沿ってそのまま主要地方道36号を南下していくと、やがて国道249号に合流する。更に南下を続けると、能登道路の柳田IC入口が見えてくるはずだ。柳田ICから能登道路に入ると、国道249号を走るよりは海により近いのだが、残念ながら車窓からは海はほとんど見えない。

さて、柳田ICの南に位置する千里浜といえば、車で砂浜を走れる海岸があることで有名。今回は通らなかったのだが、いずれは通ってみたいものだ。そんな思いを巡らせながら、能登道路を南下していけば、やがて見慣れた道の駅マークが前方に見えてきた。

そろそろ高松SAである。
 

 
 
高松」今回は小休憩のみで申し訳ない!(石川県高松町)
到着時刻:14:03 スタンプ設置場所:レストラン側入口付近
「ごめん、ちょっと待ってて」と言い残し、"ほし"だけが車を降り、建物に駆け込んでいく。道の駅「高松」は能登道路 高松SAであり、つまり、上下線2箇所にわたって道の駅が存在するという珍しい形態の駅だ。サービスエリアというよりは、パーキングエリア的な規模であり、ちょっとした売店とレストラン、休憩スペースがある、実にシンプルな施設群である。

前回訪れた時には、急な吹雪に見舞われ、途方に暮れたものだが、今日は至って快晴。「あの時は本当にまいったな」と苦笑いをしながら売店に足を踏み入れる。
店内の様子はほとんど変わりないのだが、売店のレジ付近に置かれていたはずのスタンプが見当たらない。「あれ、スタンプが無いぞ」と慌てふためいて周囲をキョロキョロと見回しながら、そのまま売店を通過。すると、レストラン側の出入口付近に、ラリーの幟と共にスタンプが設置されているではないか。

売店のレジ付近に置かれていると、なかなか落ち着いてスタンプも押せなかったのだが、これならば場所的にも押しやすい位置である。
「スタンプラリー効果かな」なんて、ひとりごとを言いながらスタンプを押すと、レストランの入口をぼんやりと眺めながら、「ここも海鮮メニューが結構あるんだっけ」と名残惜しく思いつつ、外に出る。

駅としての特長は無いのだが、下り線側であれば、休憩がてら日本海を堪能出来たりも。
 
 

▼次なる場所「兼六園」へのルート:
高松から能登道路 高松SA-内灘IC/(主)8号/(主)60号/(主)17号/国道159号/市道 (距離:約29.1km)

高松SAを出発すると、能登道路の終点である内灘まで一気に走ろう。金沢に近くなればなるほど、車の量が増えているのは、今日に限ったことではないらしい。内灘ICから一般道に出ると、JR金沢駅方面へと走っていく。道路上の各所に「兼六園」を示す案内板が出ているあたりが、やはり名所パワーを感じさせる。

そうして、JR北陸本線を越えると、予想はしていたことだが、道路の混雑度はグンと増している。昔、仕事で何度か金沢周辺を訪れた"ほし"ではあるが、懐かしさを感じる余裕もなく、ただただ兼六園の駐車場を目で探すばかり。折角、兼六園に近づいても、駐車場に車を停められなければ意味が無い。

と、兼六園がある通りの向かい側に巨大な駐車場(兼六駐車場)を発見・・・した時には、既に通り過ぎていた。「あらら、駐車場を発見したのに」と今更、指をさしてももう遅い。結局、兼六園の周囲の通りをぐるりと廻りながら、窓の外をみると、平日だというのに観光客が多数いるではないか。我々もそのなかの一人となる訳だが、やはり観光名所に休・平日は関係ないことを思い知らされるのだ。

 

▼「兼六園」日本三名園のひとつ 静かな池と緑に歴史を感じよう
(石川県金沢市) 到着時刻:14:50

駐車場に車を停めると、信号を渡り坂道を上っていく。するとほどなく兼六園の入口のひとつである「桂坂」が見えてきた。さぁ、ここから兼六園内をじっくり歩いていこう。

タイトルでも述べたように、「兼六園」は日本三名園のひとつである(他に水戸の偕楽園、岡山の後楽園がある)。入館時に頂いたパンフレットによれば、兼六園は江戸時代における林泉回遊式大庭園らしい。庭園の歴史も非常に長く、1676年に加賀藩の5代藩主の前田綱紀氏が城周辺を整備した際に作庭したのが始まりだ。1822年に12代藩主 前田斉広氏の隠居所が完成した際、「兼六園」という名が付けられた。

さぁ、ここからは"ほし"があれこれ語るよりは、兼六園の風景を少しだけではあるがお届けしよう。

 
虹橋と霞ヶ池 霞ヶ池に浮かぶ小舟
雁行橋付近 時雨亭
瓢(ひさご)池 花見橋
明治記念之標 日本最古の噴水
今回、紅葉には少々早すぎたか、秋の兼六園を見ることは出来なかったのだが、四季それぞれの表情を楽しませてくれるこの場所に、改めて名所の重みを感じるのであった。

空をみると、なにやら雲行きが怪しい。これはひと雨きそうだ、と思いながらもせめて少しだけでも金沢城公園に行ってみようか、と兼六園を出る。しかし、いざ金沢城の門をくぐったところで、空に一筋の亀裂が光る。そう、秋の雷だ。これは、今にも雨が降ってきそうだ、と判断した我々は、結局金沢城の外観を拝んだだけで、慌てて駐車場に走る羽目に。

雨は、まるで我々が駐車場にたどり着いたことを見計らったかのように、いきなり降り出した。もし、このままのんびりと金沢城を見学していたら、駐車場に戻ることさえ困難になっていたのではないだろうか。雨はいきなりの土砂降りである。そういえば、金沢城の公園警備の方が「ただいま金沢市周辺に雷大雨注意報が出ています。」と呼びかけていたことを今更思い出し、納得せざるを得ない。

こうして、激しい雷と土砂降りの中を金沢市郊外の宿に向かったものの、この分では到着するまで雨が小降りになることは考えられそうにない。最後の最後で少々憂鬱な気分になりながらも、ようやく到着。宿の人が、あわてて傘を持って外に出てきてくれたのは嬉しい。

本日の宿は前述のとおり、金沢市街地からは少々離れた小さな宿。料理が自慢とのことで今回選択したのだが、部屋の扉を開けて我々一同「・・・」、そう、それは両親を連れての宿泊には不向きな宿であった。どちらかといえばビジネス用途か、宿では寝るだけと割り切った人にはさして気にならないタイプではあるが、両親と共に部屋でくつろぐというにはほど遠く、かなり窮屈、且つ、かなり古さ(良い意味でなく)を感じさせる部屋だったのである。

あぁ、宿はやはりWebサイトの情報やパンフレットだけでは見えない部分が多いのだ、と今回しみじみと感じさせられた点である。勿論、料理自体は非常に美味しかった。とにかく海の幸満載な料理の数々だったのである。実は、量的にはかなり多いと聞かされていたのだが、我々にとってはその予想をはるかに超えた量であり、昼食を控え目にしてやってきても、とても食べきれる量ではなかった。

それでも"ほし"は食べた。他の者たちが唖然とするほど、次から次から箸をつけていく。頭の中では「よくよく考えてみたら、これだけの料理が出て1万円で泊まれる宿といったら、当然部屋自体はあまり期待してはいけなかったのだ」なることを巡らせていた。ホテルの人もとても気さくで暖かみを感じるだけに、今回のような両親を連れた旅ではなく、駅巡りの途中にでも泊まればよかったと後悔している。

というわけで、旅も2日が過ぎようとしている。明日はいよいよ最終日、金沢周辺でもまだまだ見どころはあるというのに、母の「白川郷はどうかしら」の一言で、決して効率的なコースとはいえないが、一旦「白川郷」へ寄ってから帰ることとしよう。"ほし"や"こあ"氏に言わせれば、富山の五箇山合掌集落の方が好印象だったりするのだが、一般的には「白川郷」の名に惹かれるのかもしれない。

あぁ、果たして混雑がちの荻町集落の駐車場に、無事、車を停めることは出来るのだろうか、それだけが気がかりではあったものの、考えていても仕方がない、そのまま眠りにつくのであった。(翌日へ続く)


前日の日記を読む?(2002/10/14) 次の日記を読む?(2002/10/16)


 スタンプラリー参戦日記インデックスへ 北陸スタンプラリー2002インデックスへ

総合案内ページに戻る

ご意見・ご感想・ご要望は、ふゆのほしまで。
Copyright(c)2000-2004 ふゆのほし All rights reserved
本サイトに掲載されている全ての内容の無断使用を禁じます。
最終更新日:2003年01月14日