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まさしくタイトルのとおり、今回の2泊3日の旅は北陸道の駅スタンプラリーの追い込み時期だというのに、何故か駅巡りはお預け状態、観光中心な旅である。というのも、今回は実家の母に遅ればせながら誕生日のプレゼントということで、日頃の労をねぎらう旅なのだ。さすがに道の駅中心という訳にはいかないだろう。常日頃からアクティブに行動する母は、旅行自体も数多く行っているようだが、「そういえば能登金剛って行ったことが無いわねぇ」とぽつりと一言呟いたため、必然的に能登半島を中心に廻ることに決定だ。"ほし"が内心「これは道の駅も数カ所立ち寄れるに違いない」と思ったのは言うまでもない。 さて、今回のコースだが、さすがに年老いた両親を乗せての車旅となると、目的地めざして一気に爆走という訳にもいかない。となれば、とりあえず1日目は移動日と割り切って、能登半島の和倉温泉あたりでゆっくりと温泉三昧といこうではないか。2日目は、お目当ての「能登金剛」を堪能しながら金沢へ、更に3日目は岐阜へと南下し、白川郷の合掌造り集落を見てから帰途につくという、おおまかなプランだけを組んでみた。宿泊地さえ確保していれば、あとはなんとかなるだろう、結局毎度の行き当たりばったり的な要素を含んだ旅になりそうだ。 ちなみに、今回は何カ所か道の駅に立ち寄っているのだが、いずれも「小休憩」にとどまっているものばかりなため、道の駅中心な旅をお望みの皆さんにはかなり物足りない紀行になっていることを、あらかじめ言っておこう。なんといっても、旅をしている本人(特に"ほし")が、それを最も強く感じているのだから(旅の1日目こそ、数カ所の駅に立ち寄ったものの、2,3日めはなんと各日1箇所ずつしか立ち寄っていなかったりする、我々としてはあまりに珍しい旅のパターンだ)。 |
【埼玉中部出発時刻】05:30 【宿到着時刻】16:44 ■色は新潟県の道の駅 ■色は富山県の道の駅 ■色は石川県の道の駅 赤文字は道の駅以外の場所 |
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| 関越道
東松山IC(藤岡JCT)- 上信越道(上越JCT)-北陸道 能生IC/ (県)246号/国道8号 |
能生 09:20 |
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| 国道8号 | 親不知ピアパーク 10:27 |
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| 国道8号 | 日本の道100選
天険親不知線 10:52 |
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| 国道8号 | 越後市振の関 11:17 |
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| 国道8号/北陸道
朝日IC-小杉IC/ 国道472号/(主)58号/国道156号/ 国道160号/市道 |
氷見 13:00 |
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| 市道/国道160号 | いおり 14:50 |
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| 国道160号/国道249号/(主)47号 | 能登島 15:51 |
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| ▼道の駅「能生」へのルート: 埼玉実家から関越道 東松山IC(藤岡JCT)-上信越道(上越JCT)-北陸道 能生IC/(県)246号/国道8号 (距離:約289.4km) おっと、冒頭で物足りない旅だなんていっておきながら、一番最初に立ち寄る場所は、道の駅「能生」だったりするから、ちゃっかりしたものである。前日に埼玉の実家に泊まっていた我々は、両親を車に乗せ、朝5時半に出発だ。我々と違い、両親は早起きに慣れているためか、「当日は4時過ぎに起きるよ」と言っても特に苦痛は無いようだが、なにぶん朝が弱い我々にとっては、旅でもない限りは朝4時過ぎに起きるなんてことはないだろう(いや、4時過ぎに寝ることはあっても)。 少々眠い目をこすりながら、実家から比較的近い位置にある関越道
東松山ICの料金所を通過すると、さぁ、北陸に向けてひたすら走るだけだ。普段は、練馬ICから関越道を北上するせいか、新座料金所やら川越あたりでどうしても渋滞に巻き込まれることが多い。しかし、今日は埼玉中部に位置する東松山ICから北に向かう分、時間的にも車の量にしても余裕に違いない。と思ったら、もう一箇所の混雑ポイントは通過せざるを得ない。そう、花園IC付近である。花園ICといえば、ここから国道140号を走りながら秩父方面へ向かう車が多いのだ。結局、我々も早朝渋滞に耐えながら、まもなく群馬県へ突入。藤岡JCTから上信越道へと入れば車の量もグッと減っている。これ以降、上越JCTを経て北陸道 能生ICに至るまで、渋滞に巻き込まれることなく、それこそ順調すぎるほど順調であり、逆に「何かハプニングでも無いかな」と思ったりも。ふと後部座席をみれば、両親は気持ち良さそうにコックリコックリ。まぁ、特に変化もない道が続く高速道路と適度に暖かい車室内のせいで眠くなるのは仕方がないだろう。 能生ICから一般道に出ると、「あぁ、この道も何度と無く通ったっけ」と思い出しながら、どことなく漁港を感じさせる風景を眺める。やがて左手に広がる日本海の風を堪能しながら国道8号を走れば、前方に見えてくるは道の駅「能生」だ。 |
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| ▼次なる道の駅「親不知ピアパーク」へのルート: 能生から国道8号 (距離:約33.1km) さて、次に向かうは青海町の道の駅「親不知ピアパーク」。国道8号を日本海に沿って富山県方面へと走るだけなのだが、「能生」にしても「親不知ピアパーク」にしても高速道路のIC付近に位置するため、ついつい高速道路の誘惑に負けそうになる。事実、これが本来の道の駅巡りであれば少しでも時間短縮を願い、高速道路に頼ってしまうのだが、今日はそれほど時間に追われた旅でもあるまい。 「このまま国道8号を走り、日本海を満喫しようではないか」、そうして「能生」を出発した我々は、穏やかな日本海を眺めつつ国道8号を西へ西へ。ところが、予想以上に車の流れは悪く、しかも糸魚川市にさしかかると更に混雑度は増してくる一方だ。一般道を利用したのは失敗だったか、としばし前方を心配そうに眺めるばかりだが、青海町に入ってようやく流れ出してほっと一息。 実は、能生から親不知まで高速道路を利用すれば、ほとんどトンネルばかりの道が続くのだが、国道8号はトンネルというよりはシェッドが多い。特に国道8号青海町付近は断崖絶壁の上を走っているため、難所といわれる親不知を実感できる。間違ってもここで事故には遭遇したくない、そんな思いを抱きながら数々のコーナーを通過していくと、ひょっこりと高速道路が見えてきた。そう、親不知ICがすぐそこである。そして、それと同時に見えてきたのは道の駅「親不知ピアパーク」だ。 |
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| ▼次なる場所「日本の道100選
天険親不知線」へのルート: 親不知ピアパークから国道8号 (距離:約3.0km) さて、今日はあくまでも「移動日」と称してはいるのだが、やはり1,2箇所くらいは見どころを押さえておきたい。こんなとき、いつも道の駅中心な旅をしている我々としては、とことん情報量が少ないのが悔やまれる。ところが、いざ「親不知ピアパーク」を出発してまもなく国道8号上に「日本の道100選」なる看板が目に飛び込んできた。 |
| ▼「日本の道100選
町道天険親不知線」これぞ絶景 親不知 (新潟県青梅町) 到着時刻:10:52
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そして、その四阿の横に人影を発見。その正体は、日本近代登山の父と呼ばれているウォルター・ウェストン氏の銅像だ。彼は明治27年にこの地を訪れており、それを記念して建てられた像である。 |
それにしても、この小道からみる親不知はまさしく絶景である。昔から親不知を題材に唄った詩は幾つもあるというが、確かにこのような息を飲むような風景をみれば、詩にその情景をえがきたくなる気持ちは分かる。そんなことを考えながら、しばらく親不知を眺める。ここは我々的にも、そして両親も納得の風景を堪能できる、そんな場所であった。 |
| ▼次なる道の駅「越後市振の関」へのルート: 天険親不知から国道8号 (距離:約5.0km) さぁ、そろそろ出発だと車に乗り込み、再び国道8号を富山方面へと走り出す。親不知ICの横を通過すると、ここからはしばし山あいの道が続くのだが、このまま走ればほどなく新潟県と富山県の境付近にさしかかる。ということは、道の駅「越後市振の関」の横を通過するはずである。 |
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| ▼次なる道の駅「氷見」へのルート: 越後市振の関から国道8号/北陸道 朝日IC-小杉IC/国道472号/(主)58号/国道156号/国道160号/市道 (距離:約95.2km) さて、ここからは少々長旅となる。というのも、次に目指すはいきなり石川県と富山県の境に位置する氷見市の道の駅「氷見」。本日の昼食はここでとろう、と前々から考えていたのだ。氷見といえば、勿論お目当ては新鮮海鮮料理。実は、以前訪れた時には、「貸切」により食事処に入ることすら出来なかったため、再挑戦といったところだ。 |
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| ▼次なる道の駅「いおり」へのルート: 氷見から市道/国道160号 (距離:約23.2km)
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▼思いがけず「阿尾城跡」の横を通る 更にそのまま走ると、今度は右手前方に白い岩肌が見えてきた。「あれは何だ?」と思わず目を奪われずにはいられない風景に、"ほし"は声をあげる。しかも、城らしきものもあるではないか。そう、それこそが菊地武勝の居城と伝えられている「阿尾城跡」なのだ。いやはや、「比美乃江大橋を通ろう」なんて言わなければこの道は通らなかったかもしれないと思うと、これは嬉しい誤算である。阿尾城の正確な築城時期は不明とされているが、16世紀辺りとも言われている。遠くからその姿を見ると、それはまるで海の上に建てられたような城であり、実に珍しい形態のものである。 なんとも得した気分になりながら、その横を通過していくと、まもなく国道160号に復帰。さぁ、あとは北上しながら石川県へ向かおう。前回この道を走った時は天気が良ければ実に爽快、なんて言葉を呟いた記憶もあったりも。今日は嬉しいことに天候も良く、右手に富山湾、そして左手にはどことなく懐かしさを感じさせる家並み、その間をさっそうと走るのは、実に気持ち良い。 石川県七尾市にさしかかっても、周囲の風景はそのまま変わることなく海の香りを楽しみながら走っていると、やがて左手に道の駅「いおり」が見えてきた。 |
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| ▼次なる場所「能登島」へのルート: 国道160号/国道249号/(主)47号 (距離:約25km) というわけで、結局「能登島」へ行ってみることにした我々は、国道160号を引き続き北上、そして一旦海岸線から離れて山道へと入り込む。この山道を越えれば七尾の市街地にさしかかるのだ。そうして国道249号にバトンタッチすると、まもなく和倉温泉。「おぉ、和倉温泉といえば本日泊まる宿があるところか」なんて言いながら、まずは主要地方道47号に進むと目の前に見えてくるは「能登島大橋」だ。 |
| ▼「能登島」 〜能登島マリンパーク海族公園へ〜
(新潟県能登島町) 到着時刻:15:51
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そうして案内看板に従って入ってみると、すぐに広大な駐車場が見えてきた。この「能登島マリンパーク海族公園」はどうやらマリンパーク海水浴場併設の公園のようだ。さすがに時期外れなせいか、海辺にはほとんど人もおらず、静かな夕暮れ時を迎えている。更にすぐ近くには温泉施設まであり、その名もなかなかユニークな「ひょっこり温泉 島の湯」。温泉施設前の駐車場は比較的多くの車が停まっているため、やはりこの手の施設は人気が高いことを実感させられる。海水浴や能登島巡りの帰りにのんびり温泉につかりたいという人には、覚えておきたい場所のひとつではないだろうか。 |
しばらく夕暮れの海を堪能すると、「そういえば、のとじま臨海公園にも行ってみるつもりだったのだ」と思い出したように車に乗り込み、いざ向かったは良いのだが、時既に遅かったのか、のとじま臨海公園の駐車場にはほとんど車が停まっていない。園内には「のとじま水族館」があり、何時まで開館しているのだろうか、と入口を覗いてみると17時までであった。時計をみれば16時15分過ぎ、残り1時間を切ったような状態ではほとんど何も楽しめないだろう、と一同苦笑。辺りを見渡せば、遊戯施設も幾つかあるのだが、既に動いている様子はない。「うーむ、水族館を見るつもりだったら、もっと早く来ないとだめだったね」、"こあ"氏のその言葉は、実に耳が痛い一言であった。 能登島には、他にもガラス美術館やガラス工房等、興味をそそられる施設があるが、どちらかといえばキャンプ場や海水浴場が多い町と感じられたりも。 |
さぁ、空もすっかり夕暮れ色に染まっている。そろそろ、宿に向かいたいところだ。車に乗り込んだ我々は、再び「能登島大橋」を渡り、七尾市へと戻っていく。橋は、先ほどとはまた違った趣があり、またしても小さな溜息をついたりも。本当ならば、中島町に抜ける「ツインブリッジのと」も通ってみたかったのだが、これから和倉温泉に行くならば、「能登島大橋」を渡るのが順当ゆえ、今回は断念。というわけで、橋を渡るとすぐそこは和倉温泉。我々が泊まるのは団体客等も多く利用しそうな温泉ホテルである。予約時の対応等は非常に良く、また、駐車場もホテルの敷地内に案内されてほっと一安心な我々は、温泉三昧な時間を過ごし、旅の疲れを癒したのであった。ただひとつ難点といえば、温かければもっと美味しかっただろうに、といった料理が何点か並んでいたことだろうか。まぁ、比較的大きなホテル、しかも部屋食の場合は一度にほとんどの料理を並べてしまうせいか、中には冷えきった料理が並ぶこともあるようだが、そのせいで美味しく頂けないというのは、料理に対して失礼なような気がしてならない。 さて、旅の2日目は能登金剛を中心に1日を過ごす予定だ。本当ならば、珠洲市の禄剛崎あたりも廻りたかったのだが、2日目の宿泊地が金沢ゆえ、慌ただしい1日になってしまいそうと判断し、あえて今回は欲張らないコースを設定だ。明日は道の駅に立ち寄るタイミングも得られそうにないだろう。(翌日へ続く) |
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最終更新日:2003年01月14日