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| さぁ、いよいよ本日は北海道内の駅巡りも最終日だ。喜ばしいことに、これまでなんとか予定どおりに駅巡りをこなしてきたため、最後に予定の組み直しをすることなく、実にゆとりをもった1日となりそうである。思えばこの2週間の間、「次に向かう駅は臨時休業なんてことは無いだろうか」「閉館時間よりも早めに閉めていたりはしないだろうか」、そんな不安を抱えながらの旅だったりするのだが、なんとか悔し涙を流すこともなく最終日を迎えることとなった訳だ。 本日は道南巡り第2日目、初日に立ち寄った「YOU・遊・もり」を経て道南の東部を海岸線に沿ってぐるりと廻って、再び函館に戻ってくるといったルートだ。何事もなければ、本日の午後には「道の駅完全制覇認定証」を手に出来ることだろう、いや、油断は禁物、気を引き締めて今日も気合い入れて走ろう。 |
【宿出発時刻】09:38 【宿到着時刻】16:47 ■色は北海道(道南)の道の駅 赤文字は道の駅以外の場所 |
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| 国道279号/国道227号/ (主)96号/国道5号/(道)338号 |
大沼公園 10:40 |
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| (道)338号/(主)43号/国道5号 | YOU・遊・もり 11:26 |
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| 国道5号/国道278号 | つど〜る・プラザ・ さわら 12:30 |
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| 国道278号 | なとわ・えさん 14:35 |
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| 国道278号/(主)41号/(主)83号 | トラピスチヌ修道院 16:07 |
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| (主)83号 | 宿泊地(函館市) 16:47 |
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| ▼「大沼公園」へのルート: 宿泊地(函館市)から国道279号/国道227号/(主)96号/国道5号/(道)338号 (距離:約28km) 宿を出た我々がまず最初に向かった先は道の駅ではなく、「大沼公園」なる3つの沼からなる自然公園だ。函館から道の駅「YOU・遊・もり」がある森町に向かう沿線上(といっても少々逸れるが)にあるため、時間に余裕があればちょっと立ち寄ってみるか、と当初の計画の中にそっと忍ばせておいた。 |
| ▽函館駅前路上は函館朝市へ向かう車でごった返す
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しかし、ひょっこりと出てきた国道279号は市電が走っており、あっと言う間に興味の方向は朝市から市電へと移っている。「おっ、市電ってアメリカのバスやタクシーのごとく、企業の広告が描かれているんだね」等と指さしながら目で追っていきながらも、辺りをキョロキョロ。函館の朝はどこもここも皆賑やかなのだ。こうして昨日に引き続き函館港の横をまたしても通過しながら、本日はそのまま北上だ。 |
| ▽初日と同ルートにて一路大沼公園へ
国道227号〜(主)96号〜国道5号 国道227号大沼公園方面は、道内初日、つまり6月30日に函館入りしてから登別へと向かう際にも走った道である。たった一度しか走っていない道ではあるが、やはり一度でも走った道というものには妙な親近感を感じたりも。それにしても、最初に走った時にも感じた事だが、この国道227号、交通量は多めながら流れ自体は非常に良いようだ。右を見ても左を見ても、車・車・車の海状態だというのに走行ペースは早め、まぁたまたまではあろうが、流れを乱すような車も見あたらないのはやはり嬉しいものだ。 |
| ▽とりあえず大沼公園の駐車場まで来た 「げっ・・・」言葉を失った我々、ここはすごすごと通り過ぎるしかない。「ここで駐車場を待っているだけでかなりの時間を費やすことになってしまいそうだよ」、この"こあ"氏の一言が"ほし"を決断させたのだ。「湖畔を少し走るだけにしておこうか」、なんとも寂しい決断ではあるが、どこまでも人込みに弱い我々らしい行動であった。 |
| ▽お願いだから煽らないで!パトカーさん せっせと湖畔を走る我々であったが、そんな時、"こあ"氏が小さく「あっ」と声を漏らした。「ん、なに?」と"ほし"。すると"こあ"氏「パトカーがやって来るよ」とぽつりと言う。どうやら、道道338号に接続する細い道から一台のパトカーがやって来るのが遠目に見えたらしい。 |
| ▼「大沼公園」湖畔のキャンプ場は緑豊かな空間だ
到着時刻:10:40
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| ▼道の駅「YOU・遊・もり」へのルート: 大沼公園から(道)338号/(主)43号/国道5号 (距離:約18.7km) さぁ、気分もリフレッシュしたことだし、そろそろ出発だ、と駐車場を出ると、今まで走ってきた湖畔道路を逆戻りしながら国道5号に出るべく走り出した。どうやら先程のパトカーはもういないらしい。今も何処かで同様の行為に及んでいるのかと思うと、少々腹立たしい。 さて、本日最初に向かう道の駅は、旅の初日に立ち寄った「YOU・遊・もり」である。スタンプだけは初日に押していたのだが、再度立ち寄るつもりでいたため、駅内の施設はほとんど見ていなかったのだ。というわけで、国道5号に復帰すると再び北上を開始。山あいの緩やかなコーナーが続く道路をただひたすら北上していくだけではあるが、途中、幾つものソフトクリーム屋の看板が誘惑しているではないか。そんな看板に心揺れながら、その都度目をつぶっては道の駅を目指すしかない。そんな"ほし"を面白がってか「ほら、またソフトクリームの看板が見えるよ」と指さす"こあ"氏。そんな事を言っている暇があったら運転に集中せよ、とキッと睨む"ほし"の目はどこか寂しげであった。 |
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| ▼次なる道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」へのルート: YOU・遊・もりから国道5号/国道278号 (距離:約9.7km) 次に向かうは、森町の東隣に位置する砂原町の道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」である。距離的にもかなり近距離なため、それこそあっという間に到着するかと思いきや、それは少々甘い考えだったようである。というのも、国道5号から国道278号へ向かうその道は、予想以上に交通量が多く、どうにも流れが悪いのだ。国道278号に入ってからは、どうにか交通量も減り、いや、どうにかというよりは、一気に減り、快適な流れを取り戻した。この国道278号、西へ西へと進めばまもなく砂原町内にさしかかるのだが、砂原町内に入った途端、町の整備が非常によく行き届いているのか、通り沿いには鮮やかな花々が咲いている。 |
「まるで道路脇に赤と黄色の帯が作られているみたいだ」と感心しながら眺めていると、砂原町のイメージキャラクターであるホタテのみみ太とみみちゃんが描かれた「Welcome
to SAWARA」なるプレートが、あちこちに設置されているのに気づく。かなり広範囲にわたって植えられているため、美しい花を咲かせたり、植え替え等も大変だろうが、こうした地道なまちづくりが好印象に思える。 |
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| ▼次なる道の駅「なとわ・えさん」へのルート: つど〜る・プラザ・さわらから国道278号 (距離:約66km) さぁ、これからいよいよ我々にとって北海道の道の駅スタンプラリー「最終駅」に向かうこととなる。泣いても笑ってもこれが最後と思うと、なんとも名残惜しい気もするのだが、そんな感傷はとりあえず到着してからにしよう、とそそくさと出発。ルート的には、ひたすら国道278号を南下していくだけの単純なものではあるが、「66km」と距離的には近いとはいえない。 |
| ▽海沿いドライブはまだまだ? 砂原町から鹿部町へ
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| ▽さぁ、とことん海沿いドライブを満喫だ
南茅部町〜恵山町
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| ▼次なる場所「トラピスチヌ修道院」へのルート: なとわ・えさんから国道278号/(主)41号/(主)83号 (距離:約37km) こうして我々の北海道道の駅スタンプラリー2002は無事に完結となった訳だが、このまま宿に向かうには少々時間が早すぎる。というわけで、丁度函館へ戻りつつ、途中で立ち寄れそうなスポットとして、「トラピスチヌ修道院」へ行ってみることにしよう。 海沿いである国道278号から主要地方道41号にて内陸部へと入ると、ひたすら山道が続き、しかもあまり広いとはいえない道幅の道ばかりである。交通量が少ないため、そこそこ快適に走れるものの、多少遠回りではあっても国道278号にて函館方面へと近づいた方が良かったのか、それとも今走っている道を選択したのが正解だったのかは、いまだ分からない。 こうしてしばらく細い道をせっせと走りながら、函館の市街地へと向かっていくと、ようやく平地へと出てきた。あとは案内看板とカーナビの案内を照合しながら、なにやら坂道を上がっていくと見えてきたはトラピスチヌ修道院・・・の駐車場か。 |
| ▼「トラピスチヌ修道院」荘厳な建物群に観光客はあまり似合わない?
(函館市) 到着時刻:16:07 修道院というととにかく厳かで静寂が似合う、ある意味立ち入ってはいけない場所か、と勝手な妄想を抱いていたのだが、今、目の前にある修道院の駐車場はどう見ても観光地そのものである。駐車場に車が停まればすかさず管理人だろうか、近づいてきて、「300円になります」と徴収する。少々面食らいながら、いざ修道院の敷地に入ると、そこは荘厳な建物群が建ち並ぶ異国情緒ただよう空間であった。 |
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| 売店の菓子類は修道院の皆さんが作られた手づくりのものが多数並び、中でもクッキーとマダレナは美味しいと聞いていたため、早速購入してみた。家に帰ったら厳かな気分で頂いてみようと思っている(後日談:マダレナとはいわゆるマドレーヌ、バターたっぷりのシンプルな菓子ではあるが、風味豊かで噂どおりの美味しさだったことをここに記しておこう)。 | |||
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| さぁ、そろそろ日も暮れてきた。明日は朝9時函館港発のフェリーに乗らなければならないのだ。今日は早めに宿に入り、旅の疲れを癒そう。トラピスチヌ修道院から本日泊まる宿までは距離にして約4kmほど、とかなり近い。迷わなければそれこそ10分以内に宿にたどり着くだろう。 駐車場から出ると、更に函館市街地に向けて出発した我々は、それこそあっという間に宿に到着・・・するはずであった。ところが、宿こそ見つけたものの、敷地内の駐車場は満車になっており、またしても駐車場を探し求めてウロウロしなければならない羽目に陥ることに。すると、裏手にタワーパーキングを発見。このパーキングは、本日泊まる宿及び別館の専用パーキングらしい。その存在にほっと一安心の我々は、早速タワーパーキングに車を預けると宿の入口に向かって重い荷物を引きずって歩き出した。 本日の宿は、湯の川温泉にある某温泉宿。この周辺ではかなり大規模な宿ではないだろうか。この宿については"こあ"氏よりも"ほし"の方が楽しみにしていた宿だったのだが、実際に泊まってみると特に印象に残る程ではなかった、とだけ言っておこう。まぁ、印象に残っていたり、はたまた、皆さんにもお薦めしたい宿であれば、これまでのように欄を設けて掲載したのだが、残念ながら我々自体、次にまた泊まりたいかといわれると、決して首を縦には振らないだろう。 この日は土曜日ということもあってか、宿自体もかなり混雑していたのも影響しているかもしれない。ただ、従業員さん「荷物をお持ち致します。先にフロントにおいでください」といっていざ荷物を運ぶのは良いのだが、途中で他の客に声をかけられ、荷物を放置したままその場を離れるというのは、とんでもないことだ。もし、荷物が盗難にでもあったらどう責任をとってくれるのだろうか。更に、到着してから実際にチェックインするまでに数十分も待たされたりも。大規模な宿ではこういった事は日常茶飯事なのだろうか。 ほんの些細なことなのだが、そんなことがあれこれ積み重なり、昼食を抜いてまで楽しみにしていたはずの料理もそれほど美味しく頂くことも出来ず、今回の旅における北海道最後の晩餐は虚しく過ぎていったのであった。 「最後の晩は豪華に、なんて思ったのが間違いのもとだったね」と"ほし"はすっかり意気消沈。宿泊施設はとりあえずゆっくり睡眠さえとれればそれで良いなんて思っておきながら、気がつけば必要以上にあれこれ気にし過ぎていたようだ。それにしても、2週間ただただ走り続ける旅は、楽しい以上に体力をかなり消耗させたらしい。全ての予定を終わらせたことからそれまで張りつめていた糸がプツリと切れたがごとくどっと疲れが生じ、食事が終わる頃にはウトウトし始めている。 無事に道内の旅を終え、明日7月14日はいよいよ本州に戻ることになる。長かったようで短かった、そんなありきたりな感覚ではあるが、まさしくそのとおりだ。2週間の旅は一見長いようにも感じられたが、実際にはあっと言う間に過ぎていったような気がしてならない。体調にも、そして天候にすら恵まれず、悲惨な旅路になってしまったが、なんとか最後まで成し遂げることが出来たのも、互いの気力と元気な車があってこそ、であった。 |
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最終更新日:2002年10月02日