北海道 道の駅スタンプラリー体力勝負だ!ダイアリー
日本最北端を目指せ! オホーツク〜宗谷岬〜オロロンラインを満喫だ
道北編

2002年07月07日

さぁ、本日はとことん道北の道の駅を巡ることになるのだが、猿払から稚内方面へ向かうならば、是非とも日本最北端である「宗谷岬」にも立ち寄ってみたい。北海道には数々の有名な岬があるのだが、時間の関係上、ほとんど立ち寄れずじまいであった。そんななかで、やはり「日本最北端」なる肩書きをもつ宗谷岬だけはなんとしてでも寄っておきたいところである。

といったわけで、本日は約400km弱ほどを一気に走ることになりそうだ。朝6時前に起きた我々は、せっせと準備を整え、7時過ぎにはフロントで支払を済ませると、車に荷物を積み込んだ。「今日もあいかわらずの雨だ・・・」とぼやくのも、そろそろ日課と化してきているようである。

本日は道北の内陸部にある道の駅に寄りながら、ひたすらと山の中を北上、そして、猿払から海岸線に沿って稚内方面へとひた走り、更にはオロロンラインを羽幌方面へと南下するといった、海・山ともに満喫できるルートである。実は、"ほし"的に特に楽しみにしているのが、宗谷岬以上に「オロロンライン」だったりするのだ。おいおい、道の駅をさしおいて、それはないだろう。勿論、本日はどんな道の駅に遭遇するのやら、楽しみのようなそれでいてちょっと怖いような気分である。


【宿出発時刻】07:17 【宿到着時刻】20:53
 色は北海道(道北)の道の駅
  国道239号/国道40号/
道道252号/国道40号
びふか
08:39
国道40号 おといねっぷ
10:15
国道40号/国道275号 ピンネシリ
11:20
国道275号/国道238号 さるふつ公園
12:45
国道238号 宗谷岬
15:00
国道238号/(主)106号/
国道232号
富士見
17:13
国道232号 ほっと・はぼろ
18:39
国道232号 宿泊地(苫前町)
20:53

▼道の駅「びふか」へのルート:
国道239号/国道40号/道道252号/国道40号 (距離:約74.9km)


宿を出発した我々は、国道239号を下川町、つまり道の駅「にしおこっぺ花夢」の横を通過しながら走っていく。天北峠なる箇所からお隣の町である下川町に入っていく訳だが、しばらくは木々に覆われた山あいの道が続くばかりだ。やっと、平地へと降りてきた時には、雨もあがり、ほっと一安心。
 
▽山から平地へ、また山へ 下川町〜名寄市 国道239号,国道40号

下川の街並みは、決してハイカラではなく、どちらかといえば懐かしい雰囲気が漂う店舗や民家が並んでいるのだが、それでいて1車線が非常に広め。車も非常に走りやすい道路である。そんな街並みを過ぎると、周囲は畑が広がり、しばし緑の風景を楽しみながら朝のドライブだ。

やがて名寄市内へとさしかかる。実は当初、昨晩は名寄市あたりに宿をとろうと考えていたのだ。名寄市と道の駅「びふか」がある美深町は隣町同士ゆえ、ここに泊まれば朝ものんびりできただろう。ところが、いざ名寄市内の宿を探すと、どうも「泊まりたい」と思えるものが見つからずじまい。そうして、少し離れた箇所ではあるが、西興部村の宿にしたというわけだ。まぁ、結果的には、そのおかげで思わぬお気に入りの宿に遭遇した訳だから、良しとしよう。

 
▽どちらを走る?バイパス、それとも・・・ 名寄市から美深町へ 国道40号

名寄市では、駅前を走る国道40号と、郊外を走るバイパスが存在するのだが、駅前を通るのをやたら好むカーナビは、バイパスでは無い方を選択している。「バイパスの方が快適に走れるのではないかな」と、気づいた時は既に遅しといった状態だ。といっても、国道40号をそのまま直進していると、一旦国道からはずれて道道252号へと進み、しばらく走ればまた自然に国道40号と合流するようだ。

「まぁいいか、これでも」と思ったのは正解なのかどうなのかは不明だが、この道道252号を走る限り、特に交通量が多い訳でもなく、また、周囲に広がる牧草地帯を眺めるのもまた気持ちが良いものだ。「うんうん、正解正解」っと思っておくしかないだろう。

まもなく国道40号へ合流すると、「バイパスも快適だったみたいだよ」とバックミラーを見ながら"こあ"氏がぽつり。禁句である。そうして、国道40号はやがて美深の駅の横を通過しながら尚も北上していく。再び周囲に牧草地帯が広がると、そろそろ道の駅「美深」が近いような、そんな気がしてきた。

 

 
 
びふか」くりじゃがコロッケに羊ソフト、朝からグルメだ! (美深町)
到着時刻:08:39 スタンプ設置場所:売店入口付近とトイレの前辺りの2箇所
国道40号は北上するにつれて、行き交う車が少なくなってきている。そんななか、本日のスタート駅である「びふか」を求めて、ひたすら走っていると、「見えてきた、あれかな」と看板を指さす。それは道路標識と一緒に並んだ道の駅の案内看板であった。交通量も少ないことだし、しかも、まだ営業時間前ということから、訪れる車もまだ少ないかと安心しきって駐車場に入ると、その読みが大間違いであることを気づくのに時間はかからなかった。

「げっ、混んでる・・・」、開館前20分前だというのに、既に駐車場には多くの車が停まり、また、観光バスまで続々とやってくる。すっかり気後れしながら呆然と立ちすくみ、その様子を眺めるだけの我々。しかも、"こあ"氏は敷地内の案内看板をみて、すっかり途方に暮れている、「広すぎる・・・ここ」。どれどれ、とその看板をみる"ほし"、「うーん・・・」とうなるしかない。

道の駅「びふか」は、「森林公園びふかアイランド」の玄関的な位置にある物産館「双子座館」がメイン施設。これぞ、一般道のサービスエリア的な香りをもつ駅で、物産コーナーや軽食、レストラン等、ちょっと立ち寄りたい施設群がひととおり揃っている。ドライブ途中で、ちょっとした休憩をとりたい人には、こちらの施設で十分だが、更に「遊びたい」「くつろぎたい」人は、この双子座館の横から奥へと進もう。オートキャンプ場や温泉施設、パークゴルフ等を楽しめる施設群が広がる、まさに美深を楽しむ「アイランド」である。
というわけで、まずはスタンプを、とトイレへと近づくと、「我先に」といわんばかりにスタンプに群がる親子。その後ろにもスタンプを待つ人・人・人・・・。やはり今日は休日なのだ、ということを実感させられる。「今日は1日、ずっとこんな調子なのかな」と思うと、改めて北海道のスタンプラリー人口は半端ではないということを思い知らされる。

ここでぼーっと待っているのは時間的にも勿体ない。先に売店を覗いておこう、と物産館の入口へと足を踏み入れると、「あらら」、こちらにもスタンプを発見。しかも誰も並んでいない。これ幸いと、慌ててスタンプ帳を広げ、本日1駅目のスタンプを押し、館内へと進む。
館内は横広がりな構造になっており、正面入口から右へ進めばアイスクリーム・コロッケ等の軽食カウンター等を経て、売店へと続いている。また、左に進めば、ちょっとした休憩スペースが設けられているのだが、この休憩スペースは少し薄暗く、また、集客力がありそうな駅の割にはスペース的にも小さめの感があったりも。

まぁ、なにはともあれ、売店内を歩いてみよう。店内はとにかく商品が多く、あれやこれやと目移りしてしまいそうだが、その中でも目についたのは、「シープミルク」、つまり羊乳だ。そういえば、アイスクリームカウンターの一角には、「メリーさんひつじのミルクソフト」なるものがあった事を思い出す。羊の乳はこれまで生きてきた中で一度も口にしたことが無い。「よし、この羊乳を買おう」と早速手にとる。
そして、ここへ来たらどうしても食べたかった一品、それが「くりじゃがコロッケ」だ。くりじゃが?、栗とじゃがいもを掛け合わせたようなものなのだろうか、等とまさしく無知をさらけだしている"ほし"だが、この「くりじゃが」、美深の美味しいジャガイモとして大人気だとか。本来の品種名は「キタアカリ」、くりじゃがという名前は通称(商品名)のようだ。その名のとおり、中は見事なクリーム色でほくほく感と甘味が特徴。芋好きな我々としては、是非これだけは必ずおさえておきたい食品なのである。

そうして、"ほし"は軽食カウンターでくりじゃがコロッケを購入すると、更に心そそる商品へと近づく。そう、先程チラっと話題にしたあの「メリーさんひつじのミルクソフト」である。コロッケにソフトクリームとは妙なとりあわせではあるが、我々にいわゆる「食い合わせ」は存在しない。
"こあ"氏は風邪がなかなか治らず、朝からぐったりとしながら休憩スペースで新聞を読んでいる。"ほし"はそんな姿をみながら「これじゃ、まるでお父さんが無理矢理買い物につき合わされ、お母さんの買い物が終わるまでただぼんやりと待っている、の図、そのものではないか」と苦笑いしながら、コロッケを"こあ"氏に差し出す。

このコロッケが実に美味しいのだ。揚げ方もうまいのだろうが、味も勿論うまい。回りはカラッと揚がりサクッとした歯ごたえがもうたまらないのだ。更に、中はモチモチっとしていながらホクホクッとした食感がなんともいえず、美味。「ケチケチしないで、2個くらい買えば良かった」、まったくもってそのとおりだ。
おっと、ひつじソフトも忘れてはならない。これはコーンタイプではなく、カップタイプであり、しかも、「超」をつけたい程、クリームが冷たいのだ。それでいて口に入れるとスッと溶けてしまう軽さ、しかし後味が残る不思議な感覚。「うーん、なんといって良いのか、クセがなさそうでいてどこかクセがあるソフトだね。」、なかなかうまい言葉が出てこない。

ここに来たら一度は食べてみたい一品だったが、やはり我々には、くりじゃがコロッケの方が好みである。
物産館の裏手には川が流れており、更にその先に温泉施設やキャンプ場(写真)、公園、パークゴルフ場等がある。

今回は、車でサラッと前を通るだけに終わってしまったのだが、キャンプ場には、たくさんのテントがあり、皆それぞれに休日を楽しんでいるのだろうか。オートキャンプ場もあるので、キャンパーな皆さんにはお馴染みな場所だろう。
 
 

▼次なる道の駅「おといねっぷ」へのルート:
びふかから国道40号 (距離:約22km)


さて、次に向かうは音威子府村にある道の駅「おといねっぷ」。これが、道プレ収集家泣かせの駅であり、11時から15時までしか営業していないという、ある意味「驚異」の道の駅だ。スタンプだけならば、24時間押印可能らしいので、何ら問題も生じないのだが、営業時間を考慮して訪問するとなると、「11時開店」、おまけに「15時閉店」はかなり厄介である。

「でも、今日は日曜日だと、もしかしたら11時よりも早く開店するかもしれないよ」、そんな何の根拠もない期待だけを胸に、我々は「びふか」を出ると再び国道40号を北上する。国道40号は天塩川と平行しており、しばし山の中を川の流れと共にせっせと走り続けるのだが、そんな中、ふと左をみれば、あるわあるわ!牧草ロールの大群である。

「おぉ、牧草ロールだ!」それも、我々的に最も好む、ビニールをかけていない草丸出し状態。まさしく、幼少の頃によく食べた「コロン」なる菓子がコロンコロンと転がっているようにも見える。「いいねぇ、美味しそうだねぇ。転がしたいねぇ」、しばし"ほし"はウィンドウにへばりつきながら、牧草ロールを目で追い続ける。こんな時、やはりドライバーは損な役回りだ。

しばらく走ると、国道40号と国道275号の分岐までやってきた。そう、道の駅「おといねっぷ」はこの分岐点に位置する。
 

 
 
おといねっぷ」あれ?レストランが・・・休業中? (音威子府村)
到着時刻:10:15 スタンプ設置場所:WC前付近
いざ、駐車場に入りながら時計をみると、「10時15分、ちょっと早過ぎたね。」、まったくもってそのとおりである。これで11時になるまで売店が開いてくれなければ、延々と45分もここで待っていなければならないのだ。駐車場には、既に何台かの車が停まっているが、まさかこの人たちも皆、開館を待っているのだろうか。

しばし敷地内を歩いてみるが、目の前にある建物が駅のすべてのようである。ということは、つまりこの建物が開かないことには、何の散策もできないのか、と「早く開店してくれないかな」と建物の前を行ったり来たり。よくよく考えてみれば、開館時間より早く開いてくれなんて願うほうが、虫がいい話だ。

道の駅「おといねっぷ」は、前述のとおり、国道40号と国道275号の分岐点に位置する、緑が似合う小さな駅。レストハウス チニタオトイネップをメイン施設とし、館内には小さな小さな特産品販売コーナー、休憩スペース、そしてレストランから構成されている。営業時間が11時から15時までとかなり短い時間なのが難点だが、トイレは24時間利用可能(道の駅ではこれが条件なのだが)だ。

と、前置きはそれくらいにして、店が開くまですっかり放心状態な我々は、ひとまず車に戻って開店を待つことにする。"こあ"氏は「ちょっと寝ていてもいいかな」と早速スースーと寝息をたてている。暇だ、困った、と"ほし"は車を降りるとまたしてもフラフラと歩きながら開店を待つばかり。そんな間も、駐車場に車がやって来ては一目散に建物へ走っていく姿を見かける。その手に必ずといって握られているのがスタンプ帳だ。11時開店を待てず、スタンプを押したらすぐに立ち去る人も多いのだろう。
さて、10時40分を過ぎたあたりだろうか、店内で動きがあった。待ち望んでいた開店の時がやってきた。11時よりも早めの開店ゆえ、喜び勇んで店内へと進む。ところが、売店規模は非常にこじんまりとしており、特産品と思われる商品は「音威子府羊羹」くらいである。確か、この音威子府では蕎麦が美味しい、という話を聞き、期待して訪れたのだが、かんじんの蕎麦らしきものはどこにも見あたらない。しかしながら、地場産野菜があれこれ置いてあり、早速数名の客があれこれ手にとって品定めしている。まぁ、我々の場合、野菜だけはいくら美味しく、且つ安価と分かっていても、さすがに買う訳にはいかない。

そして、更にうちのめされたのは、レストランの入口に貼られた「休業中」の貼り紙。どうやら現在は営業していないらしい。ここのレストランでは、名物の音威子府蕎麦を堪能できる、いわゆる蕎麦中心メニュー揃いだったのだが、外からレストラン内を覗いてみても、長きにわたって営業していないようにも見える。あぁ、一体どうしてしまったのか。

結局、この「おといねっぷ」散策の間、"こあ"氏は車でぐっすり眠ったままであった。"ほし"が残念そうに車に戻ってくると、「あれ、店は開いた?」、おいおい、今更聞かないでくれ。
 
 

▼次なる道の駅「ピンネシリ」へのルート:
おといねっぷから国道40号/国道275号 (距離:約25.8km)


さぁ、次なる道の駅は中頓別町にある「ピンネシリ」だ。「おといねっぷ」を出ると、国道257号側に進み、北上するルートである。約26km弱の距離を走ることになるのだが、それにしてもただひたすら山の中を走っていくだけのドライブは、少々退屈気味だ。そんな時は、時間の経過こそ非常に遅く感じられるのだが、文章中ではあっという間に、次の駅に到着だ。
 

 
 
ピンネシリ」オートキャンプ場の管理棟を兼ねた山小屋風道の駅 (中頓別町)
到着時刻:11:20 スタンプ設置場所:館内入口付近
駐車場に車を停め、周囲を見渡すと、日曜日の割には停めている車がやや少ないような気がする。まぁ、周辺の交通量が少ないことを考えれば、仕方がないのか、と思ったりも。しかしながら、ここはオートキャンプ場を兼ねた道の駅なので、もしかしたらこの駅を利用する人は、皆、キャンプサイトの方へ行ってしまうのだろうか。

道の駅「ピンネシリ」は、JR天北線 敏音知駅跡地に造られた「ピンネシリヴィレッジファームパーク」内に位置する、緑が似合うナチュラル派な駅。木の香り漂う山小屋風な駅舎(ピンネシリ交流プラザ)は、オートキャンプ場の管理棟を兼ねている。敷地内には、オートキャンプ場の他、昔の暮らしを再現可能なふるさと生活体験館等がある。道の駅には食事処の類が無いのだが、駅の向かい側にピンネシリ温泉があり、こちらでは温泉の他、食事も可能だ。
早速、敷地内の遊歩道を歩いていくと、JR天北線 敏音知駅の石碑に遭遇する。JR天北線といえば、音威子府を起点として稚内まで続く鉄道であったが、平成元年に廃線となっている。この敷地も、もともとはJR天北線の敏音知駅だったのだ。現在は、石碑とレール、ホームのようなものがあるだけである。そういえば、今回北海道に来て数々の道の駅を巡っていると、昔は鉄道の駅だった場所が道の駅に生まれ変わっている箇所を幾つか見かける。ふと、廃線をむかえた日、それまで利用していた人々、そして駅の関係者の人たちは一体どんな思いでその日を過ごしたのだろうなんて、妙にセンチメンタルな気分にさせられたりも。

それにしても、周囲は非常に静かだ。誰もいないのだろうか、と思ってしまう程である。しばらく、歩道を歩きながら敷地内を散策していると、やがてオートキャンプ場の入口までやってきた。さすがに利用者でも無い"ほし"が、その先をズカズカと歩いて行くほど、図々しくはなれない。というわけで、結局、そのまま引き返し、駅のメイン施設である交流プラザまで戻ってきた。
「おといねっぷ」に引き続き、この駅でもスタンプ帳を持ってスタンプめがけて一直線な人々を目撃。まるで嵐のようにやって来て、また嵐のように去っていく、あっという間な人たちだ。それこそ、時間との勝負でもしているように見える。「まぁ、参加の仕方は人それぞれだしね。」と言い張る我々も、結局は時間との闘いをせざるを得ないのだが。

館内の入口を入ってすぐ右手には、「売店?」と思われるエリアがある。しかし、どうやらオートキャンプ場利用者のために、各種食材やキャンプ用品等を置いてあるといったところだ。米やカレーのルゥ、レトルトカレーからゴミ袋まで、品数自体は少ないのだが、いざ「米がない!」「ゴミが山のように出てしまった」なんて時には助かったりもしそうだ。
しかし、キャンプ以外の目的で訪れた人には、これではあまりに物足りない。いや、心配することはない。多目的ホール内が特産品販売所と化しており、各種土産を販売している。中でも、この中頓別の特産といったら、砂金商品だ。なかでも、砂金ようかんは定番土産らしい。更には金箔の小瓶まで売られている。ただ、箱入りの菓子類等も多数並んでいるが、この地のものというよりは、北海道土産的なものが多い。

「金箔、買えば良かったかな」、車に戻りながらしばし考えるが、金箔を何に使うかと言われると非常に悩ましい。料理に、お茶に、酒に、金箔を入れればかなり豪華になりそうだが、客人を家に招き入れるようなこともしない現在、これではただの自己満足に終わりそうな気がする。
 
 

▼次なる道の駅「さるふつ公園」へのルート:
ピンネシリから国道275号/国道238号 (距離:約65.5km)


さぁ、次はいよいよ日本最北端の道の駅「さるふつ公園」だ。ということは、この駅よりも更に北に行くことはあっても、北の道の駅へ行くことは無いということか、と思うとなんとも感慨深い。

「ピンネシリ」を出ると、尚も国道275号を北上だ。嬉しいことに、空にもチラリと青空のようなものが見える。「よし、このまま晴れてくれ!」と願いつつ、牧草地帯を走り続けていくと、そうはさせまい、と小雨が降ってくる。おまけに、かすかに見えた青空も灰色の雲ですっかり覆われてしまっていた。

あぁ、どうしてこんなに天候に恵まれないのだ。
 
▽牧草地帯から一転?近代的な街並みへ 浜頓別町

国道275号を走り、そろそろ海岸線近くに出るかと思ったその時、周囲の風景がのどかな牧草地帯から、千葉の幕張辺りでも走っているのか、と思いたくなるような雰囲気に変わっている。(写真ではうまく表現できていないのだが)

町の名は浜頓別。クッチャロ湖やベニヤ原生花園等の観光スポットをかかえる町である。「まさしく近代的な香りがする町だね」と町の風景をぼんやりと眺めながら、やがて国道275号から国道238号へ。猿払村に向かってそれこそ一直線である。

 
▽海沿いドライブはもう少しの間お預け 浜頓別〜猿払村

ところが、右手に海が見えてくるまでにはまだもう少し走らなければならない。その間、左手にクッチャロ湖があるはずなのだが、これも国道からは見えないのだ。「きっと、あの辺にクッチャロ湖があるに違いない」と地図上で場所だけを確認しながら進めば、あららという間に猿払村に入っている。

どうやら、まだまだ海沿いには出られないようだが、ところどころに牧草地帯が広がり、整備されたと思われる緑の絨毯がこれまた美しい。そんな中、牛が我が物顔でドテッと寝そべっている姿まで発見。とことん、北の風景である。

ようやく、海沿いにでてきた時には、道の駅「さるふつ公園」10km以内にまで近づいていた。どんよりと雲に覆われた空の下を走っていると、どことなくもの悲しさすら感じてくるものだ。

 

 
 
さるふつ公園」猿払に来たら天然ホタテを食べよう! (猿払村)
到着時刻:12:45 スタンプ設置場所:道の駅(サイクリングターミナル)内
やがて左手になにやら施設群が見えてきた。そう、ホテル風の建物と小さな建物群が幾つも建ち並ぶ風景こそ、道の駅「さるふつ公園」そのものであった。早速駐車場へと入ろうとすると、本日廻った中では「びふか」に次いで混雑がみられる駅のようである。満車で停められない、という程ではないのだが、昼時とも重なってか、建物正面の駐車場はほとんど車で埋められている。

しかし、何故かその混雑をみて、ほっとする"ほし"。極端に集客力が無い状態が続けば、いくら道の駅といえど、消えてしまう可能性もあるのではないか、と心配になることもあるのだ。

道の駅「さるふつ公園」は、日本最北端の道の駅として記憶している人も多いだろう、オホーツクの海沿いに位置する国道238号に面した駅である。広大な敷地には、道の駅のメイン施設である猿払村サイクリングターミナルの他、ホテルさるふつ、さるふつ温泉やパークゴルフ場、友好記念館や農業資料館等、様々な施設群が点在している。決して養殖ではなく、"天然"を強くアピールしているとおり、ここはホタテ水揚げ日本一を誇ることから、ホテル内の売店でもホタテの販売は実にパワフル。海の幸だけでなく、酪農においても「さるふつ牛乳」をはじめとした乳製品が豊富。猿払は海・大地共に味方につけた土地のようだ。
サイクリングターミナルやホテルさるふつ(レストラン)は後で廻るとして、更に歩いてみよう。すると、奥の方の緑の大地では、パークゴルフを楽しんでいる人たちが見える。更に歩けば、日ソ友好記念館なる建物が見えてきた。

かなり古い建物のようである。入っても良いのだろうか、とかなり躊躇したのだが、蛍光灯の照明がついているのがチラリと見えた為、意を決して、といいながら、おそるおそる扉を開けてみる。そこは、旧ソビエトの貨物船であったインディギルガ号の海難事故とその救助にあたった猿払村民たちの当時の様子がパネルや当時の資料等を含めて展示されているのだ。その惨劇が起きたのが、冬であったことから救助も非常に大変だったであろう。必死の救出で400人もの人命を救ったものの、700人以上は事故の犠牲になってしまったという。当時の写真等を見ているだけでも、痛ましさが伝わってくる。

敷地の向かい側には、インディギルガ号遭難者慰霊碑もあるのだが、その慰霊碑はまるでオホーツクの海をじっと見据えているように感じられる。
建物を出て、しばらく歩いていると、"こあ"氏がポツリ「おなか、すいたな」。その言葉を聞いて"ほし"は思い出したように、「おっ、いかんいかん、もう13時半だ」、時計をみながら慌ててホテル内にあるレストランへ駆け込む。

そう、レストランは14時で一旦準備中になってしまうのだ。ということは、既にタイムアウトか。心配そうにレストラン内に入ると、いまだに人・人・人の大混雑。「それでも、さっきよりは空いているみたいだよ」と"こあ"氏は前もってレストラン内をチェックしていたようだ。
どうやら食事にはありつけるらしく、ほっと一安心。それにしても、このレストラン、団体客が入れるように、テーブルが横長にズラリと配置されている。そこには、とある観光バスの団体客が、ホタテの試食をしながら店員さんの「ホタテ」話に耳を傾けているところだ。なるほど、あれはツアーのひとつとして組み込まれているのか。試食を終えると、団体客は揃ってテーブルをたち、レストランの向かいにある売店へと移動していく。そこで、ホタテを買いましょう、といった訳だ。

「す、すごいな・・・」と言葉少なげにその様子を伺う我々。おっと、我々もさっさと注文しなければ、と"こあ"氏は「ホタテ刺身定食」を、"ほし"は「さるふつ定食」を注文。メニューを見る限り、ホタテをバラエティ豊かに食べたければ「さるふつ定食」を、純粋にホタテの旨みを楽しみたいならば、「ホタテ刺身定食」あたりの選択は間違っていないように思われる。

料理が運ばれてくるのを今か今かと待っていると、レストラン内には次なる団体客が入ってきた。ドヤドヤドヤ・・・、店は一気に賑やかになり、さぁ、再び、店員さんお得意の演説が始まった。席についた団体客の前には、先程の団体客と同様、ホタテの刺身らしきものが置かれ、これを食べながら演説を聞くのだ。
「観光バスがやたら停まっているのは、皆、これが目的なのか」となるほど納得の我々。そこに、料理が運ばれてきた。

"ほし"は「さるふつ定食」を前にして、深々と溜息。1,200円にしてはなかなか豪華にみえる。これはいわゆるホタテづくしの料理なのだが、中でもユニークなのは、ホタテと豆腐を牛乳ベースのタレで煮込む「さるふつ鍋」だろう。しかし、どちらかといえば淡泊な味なので、一口食べた"こあ"氏は「うーん、刺身のほうがいいな」とポツリともらす。
"こあ"氏が注文した「ホタテ刺身定食」はその名のとおり、ホタテの刺身を存分に味わえる。大粒なホタテたちが皿に盛られ、なかなか豪華である。しかも、ホタテ自体、大粒で厚みもあり、豊かな海の旨みと甘味を感じる。「ホタテって、こんな味なのか」と思い知らされる味である。

「さるふつ定食」にもホタテの刺身はついてくるのだが、こちらはやや小粒。「ホタテ刺身定食のホタテ、良いなぁ」とついつい羨ましそうに、大粒ホタテを眺める"ほし"は、「ねぇ、一個交換しようよ」、ってちょっと図々しくはないか。ところが、"こあ"氏もホタテの刺身の美味さを確認して貰いたいのか、「まぁ交換といわず、一個食べてみなよ」とやたら勧める。そうして、"ほし"の皿に大粒のホタテが引っ越してきた。それを、パクリと一口、「おぉ、美味い! ホタテって美味しいんだね」、何を今更といった感じだが、普段スーパー等で買ってきて食べるホタテとは比べものにならない。
「ふぅ、満腹満腹」と満足げにレストランを出る頃には、14時になっていた。レストランはここらで夕方まで休憩タイムである。そこで、"こあ"氏が「そういえば、さっき売店を歩いていたら、店員さんに"ホタテ"を勧められてさ。地方発送もできるらしいよ」と"ほし"に耳打ちする。どうも"こあ"氏が売店を歩くと、やたら店員さんに声をかけられやすいのか、あちこちで店員さんにつかまっては商品を勧められている。

「こんなに人相が悪い、もとい、怖そうなのにどうしてなんだろう・・・」と"ほし"は"こあ"氏の顔をまじまじと見ながら真顔で言う。いや、それは本人も認めているようだが、人相は別として声をかけやすいオーラが出ているに違いない。まぁ、そのおかげで、"ほし"がつい見落としてしまった美味しそうな食べ物にありつけることも、たまにあるのだ。
売店では、さるふつのホタテ貝柱を急速冷凍したものが箱入りで販売されている。なんと、量にして1kg、見ためにもかなりの数である。「我々も是非食べたいけれど、さすがに1kgは食べきれないな」としばしその箱を目の前にしながら、「そうだ、実家に土産として送って、少し分けて貰おう」、ややケチな発想である。まるごと1kgドーンと両親に食べて貰っても良いのだが、さすがに年老いた両親も食べきれないだろう。そこで、我々が手伝ってあげるというわけだ(あぁ、なんと都合の良い考えなのか)。

そうして、送り状を店員さんから貰うと、せっせと記入し、再び店員さんに戻す。すると、店員さん「解凍の方法は必ず、箱に書いてあるとおりにしてね。でないと、美味しさ半減だから」と念を押す(ホタテの解凍にもコツがあるのだ)。支払を済ませ、館外に出た頃には、またしても雨が降りそうな空気が漂っている。
さぁ、スタンプを押しに、「道の駅」と窓ガラスに貼られた、サイクリングターミナルへ急ごう。それにしても、窓ガラスに紙で「道の駅」と貼ってある、あの風景はやや寂しくも感じられる。いや、遠目にも実に分かりやすいのだが、窓ガラスに描くにしても、もう少し洒落た表現方法をして欲しかったように思うのは、"ほし"だけだろうか。

ターミナル内はこじんまりとした、いわゆる待合所のような雰囲気をもっているが、さるふつ牛乳やアイスクリームの自動販売機があったりも。早速、スタンプを押すと、道プレを買うべく窓口から「すみませーん」と声をかける。すると、若いお兄さんが顔を出した。「道プレください、あと、あ、このキーホルダーも」と、"ほし"がキーホルダーを指さすと、なんとお兄さん、いきなりジャラジャラと沢山のキーホルダーを出してきたではないか。「えっ、え?」思わずたじろぐ"ほし"。「キーホルダーの印刷って、みんな本当は同じでなければならないのだけど、実際は微妙に違うでしょう。以前、それでお客さんにちょっと文句言われちゃって。だからお客さんに選んでもらうようにしてるんですよ」、なるほど、確かにキーホルダーに印刷されている文字等は、ひとつひとつ微妙に異なっており、中にはかすれ気味のものがあったりもする。

「なるほど、確かにそうですね。」と苦笑しながら、沢山のキーホルダーの中から「コレ」といったものを探し、代金を支払う。
さて、そろそろ出発しよう。これから稚内を経て日本海側にまで出なければならないのだ。と、国道に出ようとしたその時、「あれ、向かい側になにやらオブジェのようなものがあるよ」と"ほし"が指さす。国道をはさんだ海側には、「いさりの碑」なる石碑があり、猿払の海を開拓してきた先人たちに感謝をこめた言葉が彫られている。この石碑から見るオホーツクの海も実に雄大である。

向かい側の駐車場に車を停め、しばしオホーツクの海を眺めていると、いさりの碑からやや離れた箇所に、インディギルガ号遭難者慰霊碑が見える。
 
 

▼次なる場所「宗谷岬」へのルート:
さるふつ公園から国道238号 (距離:約31km)


次は、いよいよ日本最北端の地「宗谷岬」である。道の駅「さるふつ公園」から宗谷岬までは距離にして約31km程、ただひたすら海岸線に沿って北上していけば良いのだ。本来、道の駅だけを廻るとしたら、次に向かうは日本海側に位置する「富士見」だ。その場合、道の駅「さるふつ公園」からすぐに内陸部へと入るルートを選んでいただろう。主要地方道138号(豊富猿払線)を利用すれば、日本海側へと出られるため、そこから国道40号を経て国道232号を南下して、道の駅「富士見」へ向かう、といったところである。

「さるふつ公園」を出た我々は、国道238号を北上し始めたは良いが、北上すればするほど天候は悪くなっていく一方である。海沿いから一旦山間部へ入り込む頃には、周囲は深い霧に覆われてしまった。「まいったなぁ・・・」とそんな言葉しか出てこない我々に、更なる衝撃がやって来た。道路脇に設置された温度表示計をみると、13度を示している。「北の夏ってこんなに寒いの?」、いやはや、確かに北海道を甘くみていたような気がする。思わず厚手のジャケットでも欲しくなるところだ。

再び、海沿いに出てきたが、やはり空は厚い雲に覆われたままであり、青い空、青い海の宗谷岬をおがむことはどうにも出来そうにない。
 
▼「宗谷岬」日本最北端の地で横風と寒さに泣く (稚内市)
到着時刻:15:00

やがて右手に見えてきたは「宗谷岬」を示す三角の案内看板だ。風と潮風に長い期間あたりつづけて、文字がやや消えかかっているのが、多少寂しいが、間違いなく、ここは「宗谷岬」である。悪天候ながら今日は日曜日、ということは、駐車場も混雑しているか、と思いきや、まだまだ余裕がある。どうやら、あまりに風が強く、とても長居出来るような雰囲気ではなさそうなのだ。

車から降りようとドアを開けた端、強い横風とあまりの寒さに思わず「降りるのをやめようか」と躊躇する程である。いや、ここでへこたれてなるものか。意を決して車から降り、敷地内を歩き出した。

 
「宗谷岬」は、皆さんもご存じのとおり(というか、この文でもしつこいくらいに出てきているが)、日本最北端の地だ。宗谷岬で最も有名なものといえば、岬の先端 北緯45度31分14秒に建てられた「日本最北端の地の碑」だろう。三角錐のモニュメントの前では、観光客が記念写真を撮る姿が絶えない。

勿論、この日もこんな強い風にも関わらず、碑の前では「今度は私たちが撮ります・・・」「はい、次は我々が・・・」等と観光客たちがモニュメントの前で写真を撮っている。しかし、いかんせん、この強い風のせいか、写真を撮ると慌てて車に戻っていく者も少なくない。天気が良ければ、サハリンをみることも出来ただろうが、本日はすっかり雲に覆われて何も見えずじまいだ。
 
観光客がいなくなったところで、慌てて写真を撮ると、灰青色の海をしばし眺め、最北端の地の実感をいまひとつ感じきれないまま、駐車場横の物産店へ立ち寄ってみる。物産店の入口には現在の気温が掲示されており、それによれば、ただいま15度とのことだ。しかし、風の冷たさ等が相まって体感温度は更に低く感じられる。「うぅ、寒い!」と慌てて店内へ飛び込んだ我々は、店内の暖かさにほっと一息。

店内は、「宗谷岬」の文字が踊った観光土産が多数揃っているのだが、やはりここへ来たら買っておきたいもの、それが「日本最北端到着証明書」だ。
 
日本最北端到着証明書は、稚内観光協会が100円で発行している二つ折りの小型証明書、訪れた年月日と時間を証明書に印字してくれる、ちょっとした思い出の品だ。宗谷岬へ訪れている人の多くが購入しているであろう証明書だが、年輩の夫婦らしき二人が証明書を購入し、子供のような笑顔で喜んでいる姿を見ていると、実に微笑ましく感じたり。

店を出ると、とうとう空から冷たいものが落ちてきた。雨である。慌てて車に戻ろう。
 

▼次なる道の駅「富士見」へのルート:
宗谷岬から国道238号/(主)106号/国道232号 (距離:約140km)


さて、道の駅巡りを再開だ。向かう先は、遠別町にある道の駅「富士見」である。といっても、宗谷岬から「富士見」までは100km以上もの距離を走らなければならない。富士見に着く頃には夕方になっているであろう。しかし、"ほし"はどうしても通りたい道があった。それが「オロロンライン」主要地方道106号(稚内天塩線)だ。

効率的に「富士見」に向かうならば、稚内市内から国道40号を南下するルートを選ぶべきだろうが、ここで北海道の地図をお持ちの方は稚内周辺を見てみよう。"ほし"が主要地方道106号を選びたい理由がなんとなく分かって頂けるだろうか。ここは、なんとしても、利尻島を見ながら海沿いの道を走りたい。
 
▽まずは稚内市街地まで 国道238号

というわけで、宗谷岬を出ると、国道238号を稚内市街地方面へ向けて走り出す。やがて、降っていた雨もあがってはくれたのだが、どんよりとした灰青色の重い海はそのまま変わりそうにない。しばし右手に海を見ながら海岸ドライブを続けていると、稚内空港を過ぎたあたりだろうか、それまで片側1車線の道路がところどころ2車線に増え、市街地が近いことを物語っているようである。

カーナビの案内は、あくまでも国道40号を南下せよ、と指示しっぱなしである。それは、国道40号を曲がる箇所を過ぎても、尚もUターンしてでも国道40号へ入れ、という意地にも似た案内だ。普通ならば、さっさと新しいルートを考えだし、滅多なことではUターンはさせないナビのはずなのに、それほどこれから行こうとしている道は遠回りを意味しているのか。こうなったら、カーナビの案内はあてにならない。"ほし"がしっかりと地図を見て判断しなければ、と地図と周囲の風景を照らし合わせていく。

そうして、国道238号に別れを告げると、我々は案内看板を確認しながら市道を経て主要地方道106号へ進む。

 
▽走って良かった!オロロンライン 稚内〜天塩町

主要地方道106号に入り、しばし走ればお待ちかねの海沿いに出てくる。といっても、まだまだ海は遠目であり、周囲は緑に覆われるばかりだ。そんな中をせっせと南下していくと、右手に富士山にも似た山が見えてきたではないか。

「おっ、あれがもしかして利尻山か」と指をさす。まだまだかなり遠く感じられるが、確かに「利尻富士」と呼ばれるにふさわしい利尻山が見えているのだ。更に南下していくと、利尻山がますます近くなっていくのを実感できる。途中、「こうほねの家」なる場所を発見、そこで落ち着いて利尻山を見ようか、と予定外ではあるが駐車場に車を停めると、雄大な利尻山を堪能だ。

利尻山の下に雲がかかり、そのせいか、まるで利尻山が浮かんでいるようにも見える、神秘的な美しさについつい時間を忘れて見とれてしまいそうだ。陸路があれば、あっという間に行けてしまいそうな距離にあるのだが、"海路"という点でなかなか縁遠い存在になっている。そういった意味では、我々にとって北海道自体がそんな存在であったのだが。稚内から片道1時間半くらいで利尻島まで行けるらしいので、一度は行ってみたいものだ。

 
さて、あまりのんびりしていると日が暮れてしまう、と再び走り出した我々は、オロロンラインの快適道にすっかり惚れ惚れ状態だ。ひたすら真っ直ぐにのびる道、そして右手に時折チラリと見える青い海、左手には緑の牧草地帯が広がる、まさしく北海道ならではの風景が長々と体験できるのである。

牧草ロールを堪能したい人にも、このラインはお薦めだ。なにしろ、右手にも左手にも、牧草ロールがゴロゴロと転がっているのだ。たまに、整列している牧草ロールもあったり。しかし、"ほし"的には点在している牧草ロールの方が好みである。

ただ、残念だったのは、折角サロベツ原野の横辺りを通っていたはずなのに、結局その風景を見ることなく、そのまま通過してしまったのだ。
 
そんななか、幌延町にさしかかると、今度は右手に「N」のモニュメントが見えてきた。これが、北緯45度通過点モニュメントらしい。

緯度経度のモニュメントを見るのは、実にこれが初めてなのだが、他にもこういったモニュメントはあるのだろうか、とふと考えてみる。といっても、普段、ほとんど緯度経度を気にせず走っているせいか、見過ごしてしまっていることもあるように思える。
 
続いて見えてくるのは、巨大な風車たちだ。いやはや、この道を走っていると、次から次へと気になるものが出現し、まったくもって飽きさせない。それにしても、10基以上は並んでいそうなこの風車たち、回っているものもあればじっとしているものもあったり。青い空に白い風車は実に映える風景だ。

いつの間にか空は美しい青空が広がり、猿払や宗谷岬でのあの悪天候が嘘のようである。
 
▽まだまだ続くよ、オロロンライン 天塩町〜遠別町 主要地方道106号そして国道232号

主要地方道106号もいよいよ終点が近づいている。が、オロロンラインは国道232号と成り変わって、まだまだ続く。天塩町内から国道232号に合流すると、尚も南下を続ける我々だが、国道232号へ入ると、ほとんど右手に海が見えることなく、右も左もひたすら牧草地帯だ。「やはりさっきまでの106号の方が良いな」というのが素直な感想である。

それでも、またしても巨大風車が見えてくれば、拍手をしながら「見えた見えた」と大騒ぎ。時には童心に戻って旅を楽しむのも良いものだ。

気が付けばここは遠別町、さぁ、道の駅「富士見」が近い。

 

 
 
富士見」青空に映える白い洋館が目印 (遠別町)
到着時刻:17:13 スタンプ設置場所:直売所内、トイレ内に設置
遠別町内を走っていると、数カ所にわたり、「とんがりかん」の看板を発見。とんがりかんとは、いわゆる道の駅「富士見」のメインなる施設の名称である。看板を横目に、尚も国道232号を南下すると、やがて左手に見えてきたは白い外壁がまぶしい、とんがり屋根の洋館だ。小高い丘の上にあるせいか、実によく目立っている。

駐車場に車を停めると、敷地内には特産品直売所が2軒ほど建ち並んでおり、人の行き来が激しいように見える。「人気店なのかな」。

道の駅「富士見」は、遠別町の海沿いを走る国道232号、オロロンラインに位置する駅。メイン施設は、小高い丘に建つ背の高いとんがり屋根が目印の洋館「とんがりかん」。この「とんがりかん」はレストランとしての営業が主であるが、小さな売店コーナーやちょっとした休憩スペースもある。天候がよければ、丘の上から利尻富士を一望できたりも。また、駐車場の敷地内には特産品直売所があり、遠別の特産品等の買い物が可能だ。
まずは、駐車場の敷地内にある特産品直売所の方へと近づいていく。すると、丁度マイクロバスがやってきて、そこからドヤドヤと降りてきた団体客、いきなりソフトクリームを買いに走っているではないか。それも、ひとりやふたりではなく、何人もの客がソフトクリームを求めて並んでいる。「ここのソフトクリームってもしかして美味しいのだろうか」、心そそられながらも、まずは店内を散策だ。

ところが、2軒並んでいる直売所のうち、左側の店はシャッターが閉じられており、既に本日の営業は終了してしまったらしい。17時過ぎての到着ゆえ、間に合わなかったのか。残り1軒の店が開いていてくれて良かった、と心の奥底からほっと安心。しかし、開いているほうの直売所も、既に閉館の準備をしながらの営業なのか、店先に出すソフトクリームの看板や椅子、テーブル等が店内に押し込められている。小規模な直売所がいよいよ狭くなってしまい、とてものんびり見ていられる雰囲気ではなさそうだ。

そんな店内ではあるが、直売所には後から後へと客がやってきては「あらぁ、もう無いのかしら」等と言いながら、あれこれ物色している。何を探しているのだろう、とその様子を伺っていると、客のひとりが店員さんに「ミニトマトはあります?」と聞いている。「あぁ、もう終わっちゃったんですよぉ。」店員さんの回答に、かなり残念そうな表情をしながら帰っていく客。どうやら、遠別産ミニトマトは結構人気モノらしい。
おっと、"ほし"も先程の団体客たちにつられて、ソフトクリームを食べてみよう。実はここで食べるつもりではなかったのだが、あんな光景を見せられては、これはもう食べずにはいられない。いや、もしかしたら、あの団体客たちはなんでも良いからただソフトクリームが食べたかっただけなのだろうか、それは謎に包まれたままである。

いざ"ほし"もそのソフトクリームを食べてみる。クリームは柔らかめなので、気を抜くと溶けてくる。しかし、味はどことなく練乳に近いような甘味があり、まったりとした甘さが好きな人にはかなり好評なソフトクリームと感じられる。「うむ、なかなか美味しい。なるほど、団体さんの気持ちがなんとなく分かったような気がする」と勝手ながら思ったりも。
さて、階段をあがり、丘の上にあるレストラン「とんがりかん」も覗いてみよう。食事の時刻としてはやや早めなせいか、レストラン内には誰も客がおらず、やや寂しい状態だが、優しそうな店員さんが「いらっしゃいませ」と出迎えてくれる。思わず、食事しないで申し訳ない、と思いつつもしばし館内を見て回る我々。館内を見る限り、洋食が似合うようにも思えるのだが、実際にはとことん和食なメニュー揃いである。海の幸を盛り込んだ定食や丼等を中心に、料理の種類も多めだ。

「うむ、ここで食事したかったけれど、夕食にはちょっと早すぎるし、残念だけど・・・」とメニューを眺めながら、ただただ悔しがる我々であった。
 
 

▼次なる道の駅「ほっと・はぼろ」へのルート:
富士見から国道232号 (距離:41.4km)


実は、次に向かう道の駅「ほっと・はぼろ」は、翌日のスタート駅となるはずであった。おまけに、当初この「ほっと・はぼろ」に宿泊したいと考えていたのだ。ところが、いざ予約しようと電話をかけると「その日は満室です」とそっけない回答。予約した当の本人である"こあ"氏は、受話器を置くと「なんかかなりぶっきらぼうに断られたよ。」と、訪れる前から「本来持ってはいけない」先入観をもってしまいそうだったのである。ちなみに、予約したのは旅の2ヶ月以上も前だったのだが、その時点で既に満室な「ほっと・はぼろ」とは一体どんな「すごい」駅なのか、と逆に興味もわいてくる。
 
▽アップダウンが気持ちよい国道232号 遠別町〜羽幌町

「富士見」を出発した我々は、国道232号を南下していく。道はやがて海沿いから離れ、周囲は緑が続く道へと変わっていくと同時に、路面のわだちがかなり気になりだした。大型車が通る率もかなり高いのだろうか、道自体はいわゆる「快走ロード」なはずなのに、かんじんの路面がこれでは楽しさ半減である。

しかしながら、アップダウンが続く道は、とにかくダウン方向にさしかかるととにかく見晴らしが良く、実に快適である。ただまっすぐ平坦な道を走るより、やはり変化に富んだ道は走る方も、そしてそれを見守る方も楽しいものだ。

 
そんなアップダウンな道もやがて海沿いに出てくると、ひとまず平坦な道に姿を変える。またしても海沿いドライブの再開であるが、空はいつの間にか青空から赤みを帯びた夕空へと変わり始めており、そろそろ次の駅の到着予想時刻が気になりだした。「まぁ、暗くなっていたら、また翌日改めて訪問しようよ。どちらにしても、そういう計画だったのだから」と"ほし"は己に言い聞かせるように口走る。

それにしても、本日の朝の時点では、まさかこれほどの夕空が見られるとは思っていなかった。また今日も1日雨につきまとわれて終わるのか、と思いこんでいたため、嬉しい誤算である。途中の駐車帯で車を停めると、紫にも似た夕暮れの海をほんの少し堪能し、さぁ、道の駅「ほっと・はぼろ」はもう一息だ。
 

 
 
ほっと・はぼろ」夕暮れのバラ園はまるでデートコース?その後はディナーを楽しもう (羽幌町)
到着時刻:18:39 スタンプ設置場所:サンセットプラザはぼろ内1階通路
国道232号羽幌町内に入り、しばらく走ると民家や店等が建ち並ぶ、ちょっとした街並みが見えてきた。「本当にこの辺りにあるのだろうか」と辺りをキョロキョロしながら国道232号を進むと、小さな橋手前にいきなり現れた巨大な建物、それこそが道の駅「ほっと・はぼろ」である。案内看板を気にしながら慎重に走っていないと、ついつい橋を渡ってしまい、通り過ぎる可能性もある。

「うわっ、大きい」、まず一声がこれであった。まぁ道の駅にも様々な形態があるのだが、この近代的な外観と、どうみてもホテルにしか見えない(いや、ホテルそのものなのだが)「ほっと・はぼろ」は、道の駅というよりは道の宿なる名称をつけてあげたくなる。

"こあ"氏は「実は、道の駅は別の場所にあるのでは?」と思い切り疑ってかかっている。「いや、道の駅のメイン施設は、サンセットプラザはぼろという名称だから。」と、建物上部を指さす。確かに、「SUNSET PLAZA HABORO」と大きく掲げられている。
昼間訪れれば、白い外壁はまぶしいくらいに映えるのだろうが、今回のように夕暮れ時に訪れると、建物自体が夕焼けに染まり、見事なオレンジ色へと変身しているのも、また別の美しさがある。

さて、道の駅「ほっと・はぼろ」は羽幌の静かな街並みに突如現れた近代的なシティホテル。館内は宿泊施設の他、温泉施設や展望ラウンジ、レストラン、売店等が揃っている。1階の通路沿いには休憩スペースもあり、特に宿泊者でなくても休憩は可能そうだが、内装がホテルそのものなため、敷居が高いと思われる人もいるかもしれない。ホテル裏手には、はぼろバラ園や野鳥センターがあり、これ目当てに訪れる人も少なくないのではないだろうか。
っと、のんびりしている訳にはいかない。一刻一刻と空は夜の闇へと変化していってしまうのだ。周囲が暗くなる前に、バラ園を覗いておこう。

既に19時近くだというのに、バラ園に訪れる人は多い。歩道を歩きながらバラを楽しむ姿があちらこちらで見受けられる。ただ、遠目に見ると豪華にみえるバラたちも、そろそろ満開の時期を越えており、もう少し早い時期に訪れていれば、もっと素晴らしいバラ園を見ることが出来たのではないかと思うと、残念。それでも、若い男女が楽しそうに歩く姿や、一角に配置された鐘を鳴らしながら、キャッキャッと喜ぶ者等、ここはいわゆるデートコースなのか、と思ってしまう一面もあったり。

この周辺に住んでいる人だったら、バラ園内を歩きながら散歩コースとしても利用できそうで、なんとも羨ましい限りである。
バラを堪能した後は、サンセットプラザはぼろ内へ向かおう。正面玄関を廻らなくても、裏手からそのまま建物に入れるため、我々は裏口から建物へと進む。通路を歩きながら、温泉浴場やロビー(写真)、更にスタンプ設置場所等を過ぎると、売店やレストランが見えてくる。

「今日の夕食、さぁ、1階のレストラン、7階のレストラン、どちらにしようか」、レストランが2箇所もあると、実に悩ましい。といいながらも、"ほし"は1階のレストランで海の幸満載の海鮮丼を食べたいと、既に頭の中で思い描いていた。ところが、いざ、1階のレストラン入口を覗いてみると、「本日の夕食はバイキングです」と書かれているではないか。「バイキング以外はだめなのかな」と首を傾げつつも結局店員さんに聞くことなく、今回は7階の展望レストランで食べることに決定。もしかしたら、バイキングというのは宿泊者対象だったのかもしれないが、まぁ、今回は縁がなかったということにしておこう。
7階までエレベータで上がると、そこは日本海が一望できる展望ラウンジだ。しかも、夕焼け空は一層赤みを増し、なんともいえぬ魅惑的な夕闇へと近づいている。そんな風景にすっかりひきこまれた我々は、しばし店員さんを呼ぶのも忘れ、ガラスの先に見える、赤みを帯びた紫の空に見入るばかり。

我々は店員さんにお願いして窓側の席にしてもらい、その続きはレストラン内でゆっくり座って見ることにした。窓辺に座る人たちも皆、空を見ながら感動の時を過ごしているようである。
このような夕空を見てしまうと、それまでの悪天候の記憶が皆、どこかへ吹っ飛んでしまわんばかりだ。夕空が川に反射して赤紫の流れになっているのも、どことなく神秘的ではないか。

今、「サンセットプラザはぼろ」の意味をやっと理解したような気になっている。夕暮れ時の風景は特に一見の価値有りなのである。この風景を見られただけでも、ここのレストランを選んで良かったと思われる。
さて、食事だが、7階のレストランでは和・洋食各コースや御膳等があるらしい。「そういえば最近、肉類を食べていないような気がする」と"こあ"氏の一言で、海沿いではあるが、ここはステーキコースを選択してみることにした(いや、本来は是非とも海の幸を頂く方が良いはずなのだが)。コースメニューを見ると6,000円等の高価なものもあるのだが、ステーキコースは比較的リーズナブルな2,500円、我々にとってはそれでも十分に料理を堪能できそうだ、と勝手に確信する。

食事が運ばれてくる間も、夕闇から夜の闇へと変わるその変化を楽しみながら飽きることない時間を過ごす。「ここで食事するならば、夕暮れ時がベストだね。」「でも、スタンプラリーをしながら夜まで走り廻っていると、なかなか難しいのでは?」「確かに・・・、今回はここで食事をしようとは考えていたけれど、もう少し遅い時間帯になるかと思っていたしね。」そんな会話をしていると、やがて料理が運ばれてきた。
ステーキコース
(前菜・本日のスープ・牛ヒレ又はサーロインステーキ・サラダ・パン又はライス・デザート・コーヒー)
\2,500
今回出てきた、前菜はウニのムースや甘エビ等の魚介類オードブルなのだが、特にウニのムースはふんわりとした口触りと豊かな海の甘味が美味しい(いつも同じものが出てくるとは限らないのは、まぁご理解頂きたい)。本日のスープは夏という季節からだろうか、パンプキンの冷製スープが登場。器を氷で冷やす配慮は冷製スープならでは、なのだが、このおかげでひんやり感をずっと保ったまま、頂けるのだ。パンプキンの甘さがしつこくなく、サラっと飲める夏のスープだ。

そしてメインは牛ヒレステーキ。肉は柔らかく、また、量的にも十分満足である(確か、ヒレではなくサーロインの選択も可能だ)。また、サラダといえば、レタス等をドレッシングで和えたようなものをよく見かけるのだが、今回はオードブル感覚なサラダであり、トマトとチーズをサンドした可愛らしいサラダである。これに、シャーベットとコーヒーといったデザートも出てくる。
全てを食べ終える頃には、ガラス越しの空はすっかり夜色に変わっている。我々もすっかり満足顔に変わっており、ついつい時間に追われる旅をしていることなど、忘れてしまいそうだ。支払を済ませると、"こあ"氏が係員さんに「今日の夕焼けは本当に綺麗だったですね。いつもこんなに綺麗な夕焼けが見えるものなのですか」と話しかけている。すると係員さんは「いや、今日ほどの真っ赤な夕焼けは、そうなかなか見られるものではないですよ。実に運が良い時においで頂きましたね」と笑顔で答える。

それにしても、どの係員さんも皆、気持ちの良い接客をしている、その光景を見ていると、"こあ"氏はふととあることを思い返す。「ここの宿を予約しようと電話した時は、無愛想な印象しか残ってなかったのに、いざ、実際に訪れてみると、印象って変わるものだな」とエレベータで階下に向かいながらしみじみと語る。

しかし、"ほし"は気づいた。道の駅に立ち寄ったというよりも、ホテルを利用した、といった印象として我々の心に残りそうだ、ということに。
 
 

さて、あとは宿へと向かうだけである。「ほっと・はぼろ」に宿泊の予約の電話をかけたところ、満室で宿泊出来ないと断られた話は、上でも少しお話したと思うが、実は、最初から「ほっと・はぼろ」に宿泊できるであろうことを想定して、旅の計画をたてていた。2ヶ月以上も前に予約をすれば、まさか宿泊出来ないなんてことはないだろう、とたかをくくっていたのが、甘かった。

これで旅の計画を全て見直さなければならないか、と悩みながらも、周囲の町で泊まれる場所はないか、とあれこれ調べてみた。すると、羽幌町のお隣、苫前町に1軒の気になる宿を発見。それが今回泊まる「苫前温泉ふわっと」である。しかも、「ほっと・はぼろ」から8.1km程の距離にあるため、計画にも支障をきたさない。慌てて宿泊予約をすべく電話をしたところ、「既に洋室は満室でして、ロフト付き和室しか空いていませんが」、日曜日の宿泊だというのに、ほぼ満室とは、北海道おそるべし、と呆然としながらも、と選り好みしている場合ではない。「良いです、それ、お願いします」と無事に無事に予約がとれたという訳だ。もう少し電話をかけるのが遅かったら「苫前温泉ふわっと」も満室だったのだろう、心の奥底からホッと一安心である。

というわけで、「ほっと・はぼろ」を出ると国道232号を南下、8.1kmの距離なんてあっという間である。

皆さんにも教えたい宿シリーズ3:苫前温泉「ふわっと」
コンクリート状の外壁に、白い雲のような屋根、横広がりな建物が印象的な外観、苫前温泉「ふわっと」は、苫前町振興公社が運営する日帰り温泉施設付きの宿泊施設。建物規模的にもかなり大きめである。宿泊施設の他にも、地域交流センター的な役割も果たしており、研修室やホール等も完備している。温泉施設も充実しており、浴場の他、ジャグジーやサウナ、露天風呂などがある。

今回は宿入りしたのが、21時直前だったため、宿内散策は出来なかったのだが、また泊まりたいホテルとして記憶にとどめておきたい場所、そして皆さんにもお薦めできる宿である。また、キャンプ派の人には、苫前温泉ふわっとの隣にキャンプ場があるので、そちらを利用してはいかがだろう。
宿泊料金(1泊2食付) 一例としてツイン2名で宿泊の場合、洋室1人8,800円前後
素泊まりも可能なので、詳しくは宿に問い合わせてみよう
時間 チェックイン14:00 チェックアウト10:00
場所 北海道苫前郡苫前町字苫前119-1 tel:01646-4-2810
入浴料 宿泊者は無料 日帰り温泉の場合、大人500円 子供250円
日帰温泉営業時間 10:30〜22:00(4〜10月),11:00〜22:00(11〜3月)

さぁ、いよいよ、明日7月8日から旅も後半戦をむかえる。道北から道央へと南下しながら駅巡りをしていく訳だが、スタートの駅である「おびら鰊番屋」をもって海沿いの道の駅ともしばしお別れである。

道央の内陸部は一体どんな駅が待ちかまえているのだろうか。気になる道の駅といえば、「サンフラワー北竜」の"ひまわり"づくし(売店にはひまわりグッズがいっぱいらしい)だったりするのだが、他にも心残る道の駅に是非、遭遇したいものだ。
 

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最終更新日:2002年08月24日