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| 本日のスタートである道の駅の開館時刻が9時半、しかも宿と道の駅の間は2,3kmの距離ということで、珍しく朝からのんびり状態だが、そんな余裕のある朝に限って、素泊まり、つまり朝食にはありつけなかったりする。8時過ぎからノソノソと準備を開始した我々は、本日の天気予報を見ながら「やはり今日も天気はいまひとつか」と溜息だ。 どうも北海道に来てから既に1週間近くが経とうとしているのに、良い天候に恵まれない。7月は一番良い時期ではなかったのかと、ぼやく己が虚しい。 さて、本日は昨日に引き続きオホーツク編その2、そしていよいよ道北にも足を踏み入れる。しかしながらどうにも今日の廻り方は一般的にお薦めできない、センスの無い廻り方である。というのも、営業時間と翌日のルートの制限から「普通ならばこんなルートは選ばないだろう」といった駅順を通らざるをえないのだ。特に、本日のルートに道北の駅である「マリーンアイランド岡島」を組み込むべきか、翌日に回すか、最後まで悩んでいたのである。 おまけに本日の昼頃は「にしおこっぺ花夢」に立ち寄りながら、なんと本日の宿泊地も同村である西興部村だったりする。結局、本日は何処までも「行ったり来たり」なのか。 |
【宿出発時刻】09:03 【宿到着時刻】18:24 ■色は北海道(オホーツク)の道の駅 ■色は北海道(道北)の道の駅 |
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| 市道/(道)304号 | オホーツク紋別 09:15 |
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| (道)304号/国道238号/ (道)713号/国道273号 |
香りの里たきのうえ 11:11 |
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| 国道273号/(主)61号/ (主)137号/国道239号 |
にしおこっぺ花夢 12:23 |
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| 国道239号 | おこっぺ 14:15 |
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| 国道239号/国道238号 | マリーンアイランド 岡島 15:59 |
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| 国道238号 | おうむ 17:15 |
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| 国道238号/(道)883号/ 国道239号 |
宿泊地(西興部村) 18:24 |
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| ▼道の駅「オホーツク紋別」へのルート: 宿(紋別市)から市道/(道)304号 (距離:約2.9km) というわけで、宿を出た我々はまず近くのガソリンスタンドで車に朝食を与え、そのまま「オホーツク紋別」へと向かったのだが、市道から道道304号に出て湧別方面へと走れば、それこそあっと言う間に道の駅「オホーツク紋別」が見えてきた。 こんな時、一体どうコメントして良いのやら。「ち、近すぎる・・・」という言葉しか出てこないのだ。って、分かり切ったことだったのだが。 |
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| ▼次なる道の駅「香りの里たきのうえ」へのルート: オホーツク紋別から(道)304号/国道238号/(道)713号/国道273号 (距離:約32.4km) さて、次に向かうは昨日の夕刻に無理矢理訪れた「香りの里たきのうえ」。本日は駅内散策のみを目的とし、再び訪れることとなる。昨日短い時間ではあるが立ち寄った印象では、かなり期待のもてる感触だったのだが、実際はどうだろう。 「オホーツク紋別」を出た我々は、道道304号から国道238号に出ると再び紋別の市街地方面へと走り出す。国道238号は紋別市街地を過ぎた辺りから、次の道の駅の沿線である国道273号に直接出られるのだが、それはかなりの無駄走りになってしまう。ここはやはりショートカットをするに限ると、我々が選択した道は、道道713号だ。 「ってこの道道713号、昨日も走ったばかりだ」、そのとおり、滝上町から紋別市街地に入るには、国道273号から道道713号を利用した方が断然有利な距離である。今回はその逆ルートというわけだ。道道713号は決して走りづらい道ではなく、実にショートカットとしては有効な道であり、あららという間に国道273号に出てきた。 国道273号は、いわゆる前日通った印象そのものなのだが、夕暮れ時と昼間ではまた印象も違って感じられるから楽しい。しばし続く真っ直ぐな道は実に快適であり、また、周囲ののどかな風景が、これまたドライブの快適度をアップさせているようだ。滝上町に入れば、周囲の風景にどことなくヨーロッパ調なものが見受けられる。「お、遠くに洒落た建物が見える」「お、あれはなんだ?」とついついドライバーを惑わす言葉を発する"ほし"。ついつい立ち止まりたくなるような施設がチラホラみえる、それが滝上町である。 |
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| ▼次なる道の駅「にしおこっぺ花夢」へのルート: 香りの里たきのうえから国道273号/(主)61号/(主)137号/国道239号 (距離:約33.5km) 次なる道の駅は、滝上町の北に位置する西興部村の道の駅「にしおこっぺ花夢」である。なにを隠そう(いや、隠していないが)、本日の宿はこの西興部村にあるのだ。この駅へ立ち寄った後、一旦オホーツクの海沿いへと出るとひたすら北上、そしてまたしても西興部村に戻ってくるという、非効率に思えるルートをとることになるのだが、翌日のスタート駅が美深町の「びふか」ゆえ、どちらにせよ、内陸部に戻ってこなければならないのは必須である。 「香りの里たきのうえ」を出発した我々は国道237号を滝上公園方面へと走っていくと、すぐに主要地方道61号へと入り込む。すると、右手にこれまたヨーロッパ調の橋がチラリと視界の端に映った。それにいち早く気づいたのは、"こあ"氏であった。「ちょっと立ち寄ってみない?」、周囲の風景には割と無頓着な"こあ"氏にしては珍しい申し出である。「よしよし」と"ほし"もすぐに同意すると、早速駐車場へ。 |
| ▽そこは「虹の橋」 洒落たデザインが特徴だ
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また、橋の近くには、これまた洋館風な建物が建っている。遠くからではあるが、よくよく観察してみると、「童話村交流プラザ」なる町の多目的活性化センターらしい。中には浴場や研修室、ホール、軽食等がある、よく道の駅に隣接していそうな施設のようだ。こうして我々にとって童話村たきのうえは、様々な建物がみな童話に出てくるような洒落た外観であるのがとにかく強く印象として残ったのであった。 |
| ▽さぁ西興部に向かって一気に北上! 主要地方道61〜137号 主要地方道61号はしばし緑の牧草地帯が続くが、西興部方面へ向かうべく、主要地方道137号へと進むと山道へと風景が変わっている。そうして、札久留峠を越えるとそこは西興部村だ。 |
| ▽西興部の至る箇所に可愛らしい配色の建物が出現 国道239号 国道239号に出てくると、まもなく右手に見えてきたは本日我々が泊まる予定であるホテル。「おっ、あれか」と言っているうちにサッと通り過ぎてしまい、よくよく見ることが出来ぬままであったが、このホテルをはじめとして西興部の建物はとにかくオレンジ色の外壁が多いのだ。 |
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| ▼次なる道の駅「おこっぺ」へのルート: にしおこっぺ花夢から国道239号 (距離:約29.3km) 次に向かうは、西興部村の東隣に位置する興部町の道の駅「おこっぺ」である。距離こそ約30km弱と近いとも遠いとも言えぬ微妙な距離であるが、そのまま国道239号をただひたすら東へ東へと走るだけのお気楽ルート。それこそ何事もなければ、1行ならぬ、1文字で次なる駅へと到着してしまいそうだ。 いや、1文字ではさすがに隣町の興部町へは着きそうにない。再び本日の宿の前を通り過ぎながら、「なにやら道の駅のような 建物ではないか」という印象を残し、そのまま更に国道239号を東へと進む。交通量も少なく、また、道幅も広く、どこまでも続く快適道とくれば、たまに遭遇する「かっとび車」。やはり今回もさっそうとやって来ると我々の後ろにペタリとつき、さっさと行けと言わんばかり。 そこそこの速度で走っている我々は、こんな見知らぬ土地で無謀な走りをするほど、若くはないのだ。行きたい奴はさっさと行ってくれ、といわんばかりに左ウィンカーを出すと、その車は100km以上とも思われる速度で走り抜けていった。まぁ、この場における車内の会話は割愛させて頂くとして(皆さんならば、この状況においてどんな話をするだろうか)、なおも東へと走れば、山あいの道から、やがて町並らしきものが見えてきた。 「あっ、入口を示す案内看板があそこにある」前方の看板に従って慌てて入るとそこは・・・ |
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| ▼次なる道の駅「マリーンアイランド岡島」へのルート: おこっぺから国道239号/国道238号 (距離:約64km) さて、次に向かうは道の駅「マリーンアイランド岡島」。オホーツクの海に沿って延々と北上するルートだ。ところが、「マリーンアイランド岡島」よりも手前にはまだ立ち寄っていない道の駅が一箇所ある、その名も「おうむ」。あえて、「マリーンアイランド岡島」へ先に行かなければならないのには、立派な理由があったりするのだ。って、上記にて既に答えは出ているが、「マリーンアイランド岡島」の閉館時間が16時半、対して「おうむ」は22時まで開いている。ということは、何が何でも先に「マリーンアイランド岡島」へ行っておく必要がある、という訳だ。 そうして「おこっぺ」を出ると、国道239号からすぐにオホーツク海沿いである国道238号に進み、北上を開始した。しかしながら、すぐに海沿いという訳ではなく、しばし緑が続く中をせっせと走り続け、雄武町に入るとまもなく右手に海が見えてくる、といったところだ。 |
| ▽今にも泣き出しそうな空の下、オホーツクの海沿いをひた走れ! 国道238号 空を見れば今にも雨が降り出しそうである。「うぅ、もう少し我慢してくれ」と恨めしげに空を見ながら、海沿いを北上していくと、やがて左手に妙なタワーが見えてきた。「なんだろう?あれは」、"こあ"氏が指をさす。確かになにやら目立つ背の高い建物が見える。 |
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| ▼次なる道の駅「おうむ」へのルート: マリーンアイランド岡島から国道238号 (距離:約44.2km) さぁ、本日最後の道の駅は「おうむ」だ。「おうむ」といえば、「マリーンアイランド岡島」へ向かうまでにその前を通り過ぎてきた、あの展望タワーがある所である。我々は、またしても国道238号を南下しながら、雄武町まで戻らなければならないのだ。 国道238号はあいかわらず交通量もほとんどなく、静かに続くオホーツク沿いの道をただただ走るだけである。一時はやんでいた雨も、またしても降ってきた。「この分では、折角の展望タワーもほとんど何も見えない状態かもしれないね」とぼそぼそと呟きながら南下していくと、やがて雄武町へとさしかかる。 両駅間、約44km程の距離ではあるが、ただ海沿いを走っているだけでは時間だけは確実に過ぎていけども、語るべき事項はほとんどなかったりするものだ。気が付けば、あの展望タワーが近づいていた。 |
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| 結局、「行って戻って」の最終地点は、西興部村。このまま国道238号から国道239号に入り、道の駅「おこっぺ」を通り過ぎながら西興部村へ向かう、いわゆる昼間走行した逆ルートで向かっても良いのだが、ここは少しでも異なる道を通りたい。といっても、結局昼間と異なるルートといえば、国道238号から道道883号に入って国道239号へと出る、「気分だけショートカット」といった道しか思い当たらなかった。 それでも、道道883号に入ると、一段と交通量は減り、いや、それどころか誰も走る気配もなく、ただひたすらに静寂に満ちた山あいの牧草地帯を走ることとなったのである。まぁ、これは正解だった、と思うことにしたものの、ひょっこり出てきた国道239号も、ほとんど誰も走っていないではないか。「国道238号から国道239号を素直に走ってくるのと、国道238号→道道883号→国道239号、一体どちらが時間短縮できたのだろう」、そんなわずかな疑問は残ったものの、そのまま国道239号を西興部村に向けて走り続けたのであった。 宿に着く頃には、天候も悪いせいか、まだ18時半だというのに周囲はかなり暗くなっている。そんななか、宿泊施設の外壁の明るいオレンジ色が周囲まで明るくしているように見えるから不思議だ。 |
| 皆さんにも教えたい宿シリーズ2:森のホテル「森夢」 | ||||||||
| 悪天候、しかも既にかなり暗くなっていたため、すっかり写真を撮り損ねてしまったのだが、そんな時は、道の駅「にしおこっぺ花夢」の建物配色と、建物自体をもう少しホテルっぽくした、と考えて頂ければだいたい想像がつくかもしれない。いや、我々は思わず「ここが道の駅か」と思ったくらいなのである。 更に、「ホテル森夢」の名前を聞いて、ピンときた人はいないだろうか。そう、西興部村には、道の駅「にしおこっぺ花夢(かむ)」、そしてこの「森のホテル 森夢(りむ)」、更には「森の美術館 木夢(こむ)」、「マルチメディア館 IT夢(あとむ)」、といった「夢」の名称が付けられた施設が幾つも存在するのだ。 ホテル森夢は、その名のとおり、森の中が非常に似合う雰囲気の良いホテル。施設は宿泊施設の他に、日帰り温泉施設も兼ねており、館内も非常に美しい。部屋は和・洋室・VIP室があり、部屋自体もゆっくりくつろげる暖かみのある内装が好印象だ。レストランでは、西興部の特産を盛り込んだメニューも組み込まれており、「食」に関してもたっぷりと西興部を満喫できる。そして、なによりも嬉しいのが、これほど洗練されたホテルの宿泊料が実にリーズナブルだということだろう。 次にまた北海道を訪れるとしたら、間違いなく、またここに泊まりたい、そう思わせてくれたホテルである。 |
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| 今回、我々は素泊まりを選択したため、食事付きの宿泊の場合、どのような食事が用意されているかは分からないのだが、我々はレストランで嬉しい発見をしたのである。そう、昼間、あれほど食べたがっていた「ドナルドソンにじます」がここで食べられるのだ。我々は、早速、レストランで「ドナルドソンにじます刺身定食」を注文。こうして、道の駅でかなえられなかった望みがここで叶うこととなった訳である。 |
ドナルドソンにじますの刺身は、それはもう最高だ。オレンジ色が美しく、また、味的にも脂がのった切り身が口の中で広がるのだ。「美味しい、美味しすぎる!」、ちょっとオーバーか、と思われそうだが、美味しいものは美味しいのだ。すっかり幸せに浸りながら食するひととき。 |
更に、西興部の特産である「エリンギ」、この天ぷらも頼んでみよう。エリンギはご存じキノコの一種であり、かなり大型で特徴的な外観をもつ白っぽいキノコだ。味は、キノコの甘味とともに、その歯ごたえも良いと聞く。ワクワクしながら待っていると、やがて我々の前に出されたエリンギの天ぷらは、あげたてのアッツアツだ。豊かな歯ごたえが存在感を感じさせるが、嫌みのないほのかな甘味がこれまた美味。というわけで、思いっきり食事を満喫すると、部屋に戻って荷物の整理をしながら、しみじみとこれまでの旅を振り返る。よくよく考えてみれば、もう明日7月7日で、丁度北海道に来て1週間が経つのではないか。なんとか、オホーツク・道北までたどり着いたが、この先1週間は果たして長く感じられるのか、それともあっという間なのだろうか。 明日7月7日は、美深町の道の駅「びふか」をスタート駅とし、北上をしながら北海道最北の道の駅である「さるふつ公園」へと出る。道の駅巡りだけを考えれば、この後、すぐに太平洋側にある道の駅「富士見」に向かうべきだろうが、やはりここまで来たら、最北の地である宗谷岬だけは通っておきたい。というわけで、宗谷岬、稚内を経て太平洋側を南下するルートをとろうと考えている。 それにしても「南下」する時点で、あぁ、旅も中間地点を越えるような、そんな気分だ。 |
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最終更新日:2002年08月19日