北海道 道の駅スタンプラリー体力勝負だ!ダイアリー
右を見ても左を見ても馬・馬・馬!雄大な北の大地を感じよう
道央・十勝編

2002年07月02日

本日は道央から東方面、つまり十勝方面へと走りながら、道の駅を巡っていこう。前日に引き続き、8時半過ぎに出発という、割とのんびりとした旅立ちではあるが、約300km程の距離を走らねばならない事を考えれば、少しでも休めるところで休んでおきたい。まぁ、何にしても無理は禁物、ということだ。

本来、本日のルート上には襟裳岬も加える予定であったが、駅の営業時間等のかねあいから今回は外されることになってしまったのが残念である。本日最終の駅である「おとふけ」を翌日に変更すれば、余裕をもって襟裳岬も廻れたことであろう。

どちらにしても、本日も相変わらずのどんより曇り空、観光地を廻るならば、スカッと晴れた日にしたいものだ。そんな言い訳もやや虚しいが、さぁ、それでは本日も元気にいってみよう(って風邪っぴきの"ほし"が言えたセリフではないのだが)。


【宿出発時刻】08:38 【宿到着時刻】19:00
色は北海道(道央)の道の駅 色は北海道(十勝)の道の駅
  国道36号/(主)77号/
道央道 千歳IC-苫小牧東IC/
日高自動車道/国道235号
サラブレットロード
新冠
10:10
国道235号 みついし
12:18
国道235号/国道236号 忠類
14:19
国道236号/道道238号 さらべつ
15:45
道道238号/旭38線/
東18線/国道236号
なかさつない
16:41
国道236号/国道241号 おとふけ
18:00
国道241号/(主)73号 宿泊地(十勝川温泉)
19:00

▼道の駅「サラブレットロード新冠」へのルート:
国道36号/(主)77号/道央道 千歳IC-苫小牧東IC/日高自動車道/国道235号 (距離:約90.6km)


千歳から本日の1駅目となる「サラブレットロード新冠」までは、距離にしても100km弱もあり、朝一番から気合いを入れて走らねばならない。なにぶん、初めての道ゆえ、道路事情も分からないというのが難点、開館時間である10時までにたどり着くには、余裕をもって出発しなければならないはずだ。ところが、出発予定時刻である8時15分に対し、実際に出たのは8時半を過ぎていたのであった。

たった15分、とお思いかもしれないが、その15分がつもりつもって予定どおりに廻れない可能性もある。こうして慌てて出発した我々は、邪道ではあるが、道央道を利用することにした。
 
▽道央道から日高自動車道を経て海岸沿いの国道235号へ

千歳ICから道央道を利用すべく、入口に向かった我々は小さいな喜びに遭遇、それは料金所にETCレーンが存在していることであった。なかなか普及しないETCだが、搭載車にとってはやはり有り難い。そうして本線へと合流すると、予想以上に交通量が多い。平日ゆえ、仕事で利用している車も多いのだろう、流れにのりながら苫小牧方面へと向かう。

しかし、景気良くこのまま高速道路にのっている訳にはいかない。このまま走っていると登別へと行ってしまう。我々が向かうのは、苫小牧東ICから日高自動車道だ。「日高自動車道」という名称から有料道路かと思っていると、ここは無料の自動車専用道路。交通の流れは早く、また、日高自動車道に入ってからはぐっと交通量も減り、この分ならば時間短縮も可能そうだ。

と喜ぶのもつかの間、長々と続く試練が待ち受けていた。

 
▽国道235号門別・新冠方面、トラック行列にマイッタ!

そう、タイトルのとおりである。昨日のように元気良いトラックばかりならば、特に何の問題もなかったのだ。実は、北海道のトラックというものは、皆あんなに元気良く走るものなのか、と感心していたのが、そもそも勘違いであった。

国道235号が海岸線に沿った辺りから、みるみるうちにペースは落ちていき、「た、頼むから、制限速度くらいは出してくれ」なんて車も出現。しかも、非常に見通しの良い道路だというのに、追い越し禁止区間が延々と続くのだ。"こあ"氏の表情は、明らかに苦々しい。「いつまで続くのやら・・・」と深くため息をついたその時であった。

 
▽こんな時こそ、北の風景を存分に楽しむのだ

ふと横をみれば、緑の大地が広がり、ぽつんと馬が佇んでいるではないか。「馬だ!馬、馬!」とすっかり童心に戻って大はしゃぎ。先ほどまでの怒りはどこへいったやら、と車窓からみえる馬に釘付けな"ほし"。その後も、牧場が見えてきたかと思えば、馬が何頭も見える風景に手をたたいて喜びながら、やっと北の大地を満喫しているような気分になってきた。

いやはや、単純である。

こうして門別町を過ぎ、新冠町に入るとなにやら町並みのようなものが見えてきた。


 
 
サラブレットロード新冠」売店は馬グッズいっぱい!隣のレコード館にも行こう (新冠町)
到着時刻:10:10 スタンプ設置場所:売店等の建物内休憩スペース
その町並みの中に突如現れた、レコード盤のような円形のものと馬を組み合わせた背の高いモニュメント(といって良いものだろうか)、そして、展望塔のような建物、これらが道の駅「サラブレットロード新冠」の目印的役割を果たしているようだ。

平日ではあるが、車が多数停まっている。駐車場は公式情報によれば100台前後駐車可能らしいのだが、とてもそんなに停められそうにはみえない。また、敷地の中に道の駅施設の他にも幾つかの建物群が建ち並ぶため、それぞれの目的をもった利用者が多いのだろう。「平日なのに、駐車箇所を探して廻らないといけないとは、ちょっとビックリだな」と場内をウロウロしてやっと駐車場所を確保。
道の駅「サラブレットロード新冠」は売店やレストラン、案内所、花木販売等から構成される「地場産品交流センター」がメイン施設。隣接して農協スーパー、そして「レ・コード館」なるレコード保存・公開施設がある。

早速、地場産品交流センターへと足を踏み入れてみよう。ソフトクリームカウンターの前では早くも朝からソフトクリームを頬張っている年輩の男性が視界に入る。「ここのソフトクリームって美味しいって評判らしいよ」とすかさず"ほし"が"こあ"氏に解説。すると、「早速1駅目からソフトですか・・・」と苦笑いの"こあ"氏。それには返答せず、ただにんまりとしながら、まずはソフトクリームカウンターの向かいにある休憩スペースの一角へ進む。
そこにはスタンプ帳を開きながらオロオロしている人がいた。実は、今回のラリーはスタンプラリーとキーワードラリーの2つ同時開催ゆえ、スタンプを押すページが2箇所なのだ。「何ページだろう」とスタンプ台を目の前にしてスタンプ帳のページをあっちだこっちだとめくる人も少なくない。

しばらくじっと後ろで待っていた"ほし"だが、いつまで経っても目当てのページが見つからないその人に、ついに「スタンプラリーは42ページですよ」と話しかける。すると、「あっ・・・」と慌てて42ページを開き、スタンプを押す。しかし、またしても何やらページをいったりきたり。「キーワードラリーでしたら、9ページの・・・・ほら、ここですよ」と押印欄を指さす。「あぁ、本当だ、どうもありがとうございます。」と無事にスタンプを押すと深々と頭をさげて見知らぬ人は去っていった。もしかして余計なお世話だったのだろうか、実は今でも心に残っている。
我々も続いてスタンプを押すと、気を取り直して売店へと向かう。店内はどことなく洒落た雰囲気が漂う中規模な広さ、そこにはサラブレットの里にちなみ、馬グッズが多数揃っている。割とどこでも買えそうな競走馬ぬいぐるみや雑貨品等も多いのだが、そんな中、非常にユニークな土産品を発見。それが「ばふん饅頭」である。

「ばふん饅頭」というこのネーミングも強烈だが、パッケージもかなりの強烈度である。なにしろ、「ふふーん」と鼻をならす(?)馬の絵がドーンと書かれているのだ。実はこのばふん饅頭、新冠特産のかぼちゃをふんだんに使った、いわゆる「かぼちゃ」饅頭である。実に美味しそうな饅頭だが、賞味期限が2週間程度であり、長旅の我々には実に悩ましい。

「ええい!帰ったらばふん三昧だ!」と後先考えずに結局手にするのは、"ほし"であった。甘いものならば文句を言わない"こあ"氏もそれに賛同、こうしてばふん饅頭を買ったのであるが、そのお味については、またいつの日か掲載したい。

売店の隣にはレストランがあり、定食や丼、麺もの等が揃っている。その中でも、この場所ならではのメニューが「レ・コード ラーメン」。レコード盤のようなチャーシューがのっているとのことだ。興味をそそる一品だが、それ以上に興味をそそる内容が待ちかまえている。
というのは、隣接施設である「レ・コード館」だ。"ほし"は、今回の旅でなによりもこのレ・コード館を楽しみにしていたのである。皆さんの家にも何枚かはLPレコードが残っていないだろうか。今でこそCDの時代になってしまったが、よくお金を貯めてはレコードを買ったものだ。実家にもかなりの枚数のレコードが保管されているが、今はついつい便利さからか、CDを聴いてしまう。「レ・コード館」では全国から寄贈された膨大な数のレコードが保管されており、それを視聴することが出来るのだ。昔のレコードを見るだけでも、ノスタルジックな気分になりそうではないか。

我々は交流センターを後にすると、早速「レ・コード館」へと向かった。
平日のせいか、年輩の夫婦らしき組以外は誰もおらず、館内は非常に静かだ。そんな中、我々はひとつひとつ各コーナーへと足を踏み入れていく。「うわっ、このレコード知ってるよ」「こんな古いレコードがあるんだ」「あ、これ持ってたよ」そんな会話が繰り広げられ、レコードジャケットを見ながら大はしゃぎ。更には、レコードの歴史と称し、壁には年代毎の出来事や音楽文化が掲示されている。これは、1時間程度見学しただけではとても全て見られそうにもない。

「他の道の駅を廻るのをやめてここで心ゆくまでゆっくり堪能する?」"こあ"氏の悪魔のささやきであった。「・・・」"ほし"はしばし立ち止まって考え込んでいたが、「いや、今回の一番の目的はスタンプラリーだし、ここが気に入ったならば、またゆっくり来ようよ」と決断。どうせ時間をとるならば、とことん時間をとってゆっくり音楽に浸りたいものである。
そんなことを言いながらも、ついつい「これから蓄音機コンサートを行いますので是非お聴き下さい」の館内放送にひかれるように蓄音機ギャラリーへ。昔の人はこのような機械で音楽を楽しんでいたのか、とついついタイムスリップでもした気分である。ギャラリー内は我々と、解説をしてくれる案内のお姉さんしかおらず、まったくもって貸切状態だ。

やがてコンサートが終わると、案内のお姉さんは「どうぞゆっくりご覧くださいね」と言い残して去っていった。そうしてその後も時間が無いだなんて言いながらも、館内の展示コーナーにのめりこむ我々。といっても、そろそろ時間が気になりだした"ほし"は、「それじゃぁ、次の駅へ行こうか」と言おうとしたその時、背後から近づいてくる足音が聞こえた。
そう、それは蓄音機コンサートで解説をしてくださったお姉さんであった。我々に近づいてきて、「これからレ・コードホールでレコードのコンサートをしますけれど、お時間のほうはありますか」とわざわざ呼びにきてくれたのである。

「実はこれからちょっと予定がありまして、そろそろ出ようかと思っていたのですけど・・・」と"こあ"氏が申し訳なさそうに頭を下げる。するとお姉さん「それは残念です。折角ここへいらしてくださったので、是非とも聴いていって欲しかったのですけど・・・」、3人の間に"残念"空気が流れる。と、思い出したように「1曲だけでも聴いていきませんか。3分くらいならば、お時間大丈夫ですか」とお姉さんが勧める。おぉ、なんとも嬉しすぎる配慮ではないか。普通だったら、視聴時間までにホール内に人が集まっていなければ、その時間帯は演奏しないだろう。

それだけこのレコードコンサートをひとりでも多くの人に聴いてもらいたい意気込みのような、また、お客さんに対する十分な心遣いを感じたのである。「1曲でも聴かせて頂けるならば、是非聴かせてください。嬉しい!」と"ほし"の顔もパッと明るくなり、こうしてレコードホールへと案内された。

音楽を聴く前に、お姉さんがこのレコードホールのオーディオシステムについて軽く説明する。レコードの音質を忠実に再生、且つ臨場感豊かな音場を作り出すため、このホールに合わせた音響設計を行っているらしい。シビアな音質を追求するこの手のリスニングルームは、当然そのルームに合わせた細かな設計をしているのは、"ほし"も昔の職業柄理解しているのだが、今、目の前にある巨大なスピーカにすっかり目を奪われている。ホール内は撮影禁止だったため、その迫力を視覚的にお届けできないのが残念だが、前面の壁に埋め込まれたような形になっているストレートホーン型スピーカに、驚く人も少なくないのではないだろうか。

さぁ、実際にその音を聴いてみよう。曲はホルストの「惑星」ジュピターだ。ホルンの音色が心地よく耳に残る。非常に繊細で柔らかな音色を出す反面、期待した臨場感という点ではやや不足感を感じたりもしたのだが、ほんの3分前後という短い時間だったゆえ、あてにならぬ評価である。逆に「あぁ、もっともっと聴いてみたい。そのうえで、うんちく語りたい」と、すっかり"ほし"の中で眠っていた何かが目覚めたようである。

部屋を出る時、お姉さんに「これはどこのメーカが設計されました?」と聞いてみると、「ゴトーユニットとビクターですよ」と教えてくれた。おぉ、原音再生を追求したこだわりのオーディオを創造するあのゴトーユニットだったのだ。まぁ、音には個人的好みも多分に含まれるが、オーディオに興味がある人は一度訪れてみてはいかがだろうか。
そうして、後ろ髪を引かれるようにレ・コード館を出ようとすると「今度は是非ゆっくり来てくださいね」とお姉さんに見送られ、「そうですね、また絶対来ますね。その時にはもっとゆっくりレコードを聴かせてくださいね」と我々もペコリと頭を下げて建物を出た。気が付けば、1時間半ほどこの新冠にいたことになる。

「うわっ、今日は予定数廻りきれないかもしれない」、慌てて車に戻った。
 
 

▼次なる道の駅「みついし」へのルート:
サラブレットロード新冠から国道235号 (約33km)


さて、すっかり時間を忘れて「レ・コード館」に入り浸ってしまった我々であったが、車に戻った途端、いつもの駅巡り者に戻っていた。そして「今日、最後の駅である"おとふけ"まで行けるだろうか」と心配になりながら、何処かで時間を取り戻さねばならないと考えていた。

次に向かうは道の駅「みついし」。海水浴場やオートキャンプ場があるらしく、もしかしたらかなり広大な敷地なのではないか、とあれこれ想像はしてみるものの、やはり実際に見てみないとなんとも言えない。というわけで、とにかく今は1分でも時間を取り戻そう、とせっせと走り出す。

「サラブレットロード新冠」がある新冠町から「みついし」(三石町)までは国道235号をそのまま東へと走るだけのお気楽ルートゆえ、ぼんやりと外の風景を眺めていると、静内町を越えてまもまなく三石町にやってきた。両駅間、約33kmの距離といえば近くもなく遠くもなく、といったところだが、牧場が幾つも続くその光景にしばしうっとりしながら、北の大地を実感する。
 

 
 
みついし」シャワー設備付きの道の駅 オートキャンプ場もあり (三石町)
到着時刻:12:18 スタンプ設置場所:道の駅建物1階案内カウンター上
気が付けば、三石町から隣の浦河町へとさしかかろうとしている。道の駅「みついし」は、三石町内でも、ほとんどその東側の町である浦河町寄りに位置する駅なのだ。

敷地的には広そうに感じられるこの駅だが、そのほとんどはキャンプゾーンであり、施設群は国道に面した駐車場の奥に、特産品販売センターと、レストランや観光案内を兼ねたキャンプ場のセンターハウスがあるシンプルな構成だ。センターハウス内には、シャワーやコインランドリー等も設置されているため、キャンプを目的とした利用者には嬉しいだろう。
平日のせいだろうか、駐車場に停まっている車の台数は多いとはいえないが、丁度昼食時ということもあってか、食事目当てに立ち寄る人も少なくないようだ。

というわけで、早速センターハウスを覗いてみる。1階は観光案内所を兼ねた事務所があり、奥にシャワー室やコインランドリーがみえる。
さて、スタンプは何処だろう、と辺りを見回すと、案内カウンター上に置かれたスタンプを発見。年輩の夫婦がせっせとスタンプを押している。そういえば、まだ北海道に来てまもない我々だが、こうしてスタンプを押しながら各道の駅を訪れていると、とにかく年輩の夫婦に出逢うことが多い。定年になってのんびり旅をしながらスタンプを押しているのだろうか、と思うとなんとも微笑ましく、そして理想形でもある。

まずはそこでスタンプを押し、ほっと一息。続いて2階のレストランを覗くと、繁盛しているのか、ほぼ満席状態だ。「ここで食べるのは諦めた方が良いね」と苦笑いをしながらとぼとぼと階段を降りる。しかし、ここで食事を逃すと次の駅までは100km弱も離れている。いやはや、何処で食事をとるか、というタイミングも難しいものだ。
次に特産品販売センターも覗いてみるが、先程スタンプ設置場所でみかけた夫婦以外は客もおらず、平日のもの悲しさを感じる。場所柄だろうか、平日でも多くの客で賑わう駅もあれば、休・平日の差が非常に激しい箇所も存在するのは、まぁ道の駅に限ったことではないだろうが。

店内には三石の代表的な特産である「三石こんぶ」等を中心に海産加工品等が並ぶが、それよりも印象的だったのは、店員さんの態度かもしれない。新冠のレ・コード館ではつらつとしたお姉さんと接した後だったからかもしれないが、やはり客に接する時は、元気よくはつらつとして欲しいものだ。我々が商品の所在を訊ねても、ぶっきらぼうに、且つぼそぼそと言われてはこちらも困ってしまう。何処かの販売店の社長が言っていた言葉に、「これからはいくら商品が良くても、それだけでは続かない。人 対 人の大切さ、お客様に気持ちよく買い物をして頂けることを重要視していきたい」というものがあったが、"ほし"的にもそれはうなづける。

次に訪れる機会があったら、元気良く「いらっしゃいませ」の言葉、更に質問にははつらつとした回答を期待したいものだ。それだけで、我々が特産品を手にする品数もグーンと増えるかもしれない。(もしかしたら、我々が訪れた際にたまたま感じたことかもしれず、別の日に訪れた時には異なる印象を受けるかもしれないが、商売に「たまたま」はあってはならないと常々感じている)
 
 

▼次なる道の駅「忠類」へのルート:
みついしから国道235号/国道236号 (距離:約97km)


気を取り直して次の駅へ行こう。ここからは、海岸沿いから一気に内陸へと入り込むコースをとることになる。我々は今回行くことが出来なかったのだが、もし、時間に余裕がある人は、国道235号から国道236号内陸部へと向かわず、国道336号でえりも町へと行ってみてはいかがだろうか。襟裳岬に立ち、森進一さんの「襟裳岬」を口ずさんでみるのも良さそうだ(岬には歌碑もあると聞く)。

おっと、話も道も逸れるところであった。というわけで、「みついし」を出た我々は、国道235号を浦河町へと向かったのであった。
 
▽ドラマの舞台となった絵笛がある浦河町

「天国への階段」というテレビドラマをご存じの方はいるだろうか。よみうりテレビ制作の2002年4月から6月にかけて放映されていた復讐系サスペンスドラマであるが、この重要な一舞台となった場所が、浦河町絵笛である。競走馬を育てる絵笛の牧場がドラマのスタートとなり、恥ずかしながらこのドラマを見て初めて「絵笛」という地名を知った。

まぁそれだけの話ではあるが、つい最近見ていたドラマの舞台となった浦河の町を走っていると、なんとも感慨深い気がしてならない。そうそう、このドラマに出演されていた女優の本上まなみさん、実は道の駅巡りが趣味なのだとか。もともと好きであった本上さんが更に好きになったという、単純な"ほし"であった。

あぁ、また話が逸れてしまった。ふたたび話をもとに戻そう。こうして国道235号浦河町内を走っていると、JR浦河駅を過ぎた辺りからであろうか、それまでの昔ながらの街並みからはガラリと変わって、まるで全て同時期に造られたのか、と思わせるハイカラな街並みが繰り広げられているのだ。

街灯も馬がデザインされ、ヨーロッパ風にも見える。そんな街並みがしばらく続くと、いつの間にか昔ながらの静かな街並みに戻っていた。「まるで幻覚を見ていたかのようだ」

 
そんな不思議な思いをしながらやがて国道236号、国道336号との分岐点にさしかかった。ここで海沿いドライブとはしばしのお別れである。

我々は国道236号へと進むと、内陸へと入っていった。競走馬の牧場がドラマの舞台となっただけあってか、浦河には馬が多数いる牧場が多い。右をみても、左をみても、馬・馬・馬なのだ。
 
道路脇には「馬 横断注意」の看板が幾つも掲げられているのも印象的だ。

「白馬って実際にみると、結構汚れていて、うす茶色っぽい馬に見えるな」「しかし、どの馬をみても、みんな下を向いているよ」「ずっと草を食べてるのかな」車内はすっかり馬話で大盛り上がりだ。
 
▽霧に包まれる国道236号、しばらく山道が続くとやがて忠類村へ

やがて、周囲は緑の牧場から山々へと変わっていく。そんな中、目の前にトンネルの入口らしきものが見えてきた。その名も「野塚トンネル」、これは道内で最も長いトンネルらしく、全長4232m、つまり4km以上もの間、延々とトンネルが続くというのだ。

そうして、大きな口に飲み込まれるかのごとくトンネルへと入っていくと、何処までも続くまっすぐな道であり、しかしながら何時まで経っても出口の光が見えてこない。ここでは決して事故にだけは遭遇したくない、そう思いながら闇から逃げるように走っていくと、ようやく出口が見えてきた。

すると、それまでの風景とは一変、周囲はすっかり霧で覆われ、真っ白である。この状態は山を下るまで続いたものの、周囲が平地になる頃には霧も晴れ、やがて見えてきたは忠類村だ。

 

 
 
忠類」ナウマン象がお出迎え!温泉ホテルや記念館等が並ぶ駅 (忠類村)
到着時刻:14:19 スタンプ設置場所:物産センター奥と温泉ホテル入口の2箇所
忠類村へ入るとまもなく右手に三角屋根の小さな売店らしき建物が見えてきた。「あれかな」と指さすと、それは確かに道の駅「忠類」であった。

その売店だけを見て「なんだ、結構小規模な駅なんだ」と思いきや、敷地の奥にはナウマン象記念館、そして少し離れたところには温泉施設なるものが見える。全て合わせればかなり広大な規模となり、最初に「小規模なのか」と思ったことを後悔する。
道の駅「忠類」がある忠類村ではその昔、ナウマン象が生息しており、この地から化石が発見されたことから、ナウマン象の里としてアピールしている。道の駅「忠類」の敷地内には、ナウマン象記念館、そしてナウマン公園、更にはナウマン温泉ホテル アルコ236、そして物産センターが建ち並ぶ。各建物がそれぞれ離れているため、全てを見て廻るとなると、それなりに時間は要しそうだ。

敷地内にはナウマン象のモニュメントがあり、訪れる客を出迎えてくれる。
物産センター側にはほとんど車が停まっていない状態ではあるが、温泉ホテル側には平日だというのに、かなりの台数の車が停まっており、やはりここ数年の温泉ブームをしみじみと実感したりも。

そんな中、ひととおり敷地内を歩き回った我々が向かった先は、温泉ホテル内のレストランであった。
やはり空腹には勝てない、そろそろここらで栄養補給をしておかねば、と食事処を探したところ、温泉ホテルのレストランが目にとまったという訳だ。レストラン内を覗くと、既に15時近いというのに、客が多い。どうやら地元の人たちが温泉に来て、ついでに食事かお茶でもしようといったところか、後から後から、レストランに人がやって来たかと思うと、「あら、こんにちは〜」「今日はいらしてたの?」等と挨拶しながら大盛り上がり。

さて、何を食べようか、とメニューを眺める。このレストランは、定食から、丼、洋食まで何でもござれの形式らしく、実に豊富なメニューだ。その中で、"こあ"氏は丼メニュー欄の中から「かに天丼」、そして"ほし"は特産メニューなる欄の中から、豚チーズ丼なるものを注文。本州ではあまり見かけない「豚丼」だが、北海道ではメジャーな料理のひとつだ。
そうしてしばし料理を待っていると、我々の目の前に丼、もとい、ドンッとやってきたのは、強烈なボリュームの丼であった。そういえば、北海道で食事をしていて思うのは、とにかく量が多い、ということである。逆に関東圏内は量の割に値段が高すぎるのかもしれないが、それにしても「こんなに食べられるのだろうか」と思わず不安になったり。

早速、"こあ"氏はかに天丼(右写真)を頬ばる。昨日から"なんたら"天丼をよく食べる"こあ"氏だが、本日の丼は特に量が多いらしく、「美味しいけれど、満腹だ!」とギブアップ寸前。かに天ぷらもサクサクした衣に柔らかなカニの身を美味しそうに食べていた。
そして、"ほし"が食する豚チーズ丼(左写真)、これはただの豚丼でもかなりのボリュームだというのに、上にとろけるチーズがのせてあることにより、ボリューム感は更にアップ。

豚自体は薄味であっさり目だがチーズと合わせると、なんともいえぬ重量感なのだ。量が多めで、味的には割とシンプル且つ重いため、多少飽きがくる味ではあるが、胃は既にはちきれんばかり。
さぁ、エネルギーも充填出来たことだし、そろそろ出発だ・・・ってまだスタンプも押してなければ、売店にも行ってないだろうに、と慌ててスタンプを探す。すると、ホテルの入口付近でスタンプを発見。早速、スタンプを押すと、「あれ・・・」、どうもスタンプの老朽化が進んでいるらしい。文字が潰れてどうにも判別しづらいのだ。

というわけで、そろそろ新調して欲しい今日このごろである。
温泉ホテルを出た我々は、三角屋根の物産センターへと急ぐ。店内は外観から想像していたものよりは、かなり小規模。漬け物類や菓子類などが中心に並んでいる。

忠類特産の羊羹等が目をひき、本来ならばそれらを買いたいところだが、ついつい「忠類の古里まんじゅう」に道の駅のロゴが印刷されているのを見て、そちらに手がのびる。パッケージの上に覆われている紙こそ、「忠類」と書かれているが、このまんじゅう、実はこれまで幾つもの道の駅を訪れた中で何度も見かけるものと非常によく似ている。それを分かっていながら結局買ってしまった我々だが、出来ることならば、村内で製造したものであって欲しかった、と思ったりもする。あぁ、これは無理難題なのであろうか。

そうそう、この物産センター内にもスタンプが設置されており、こちらのほうが新しいようだが、インクが薄いのが難点であった。出来れば早めにインクの補充をお願いしたい(っとここで言ってもだめか)。

こうして忠類を満喫したような、していないような、そんな中途半端な散策を終え、車に戻る我々であった。
 
 

▼次なる道の駅「さらべつ」へのルート:
忠類から国道236号/道道238号 (距離:約11.1km)


次に向かうは十勝スピードウェイにほど近い、道の駅「さらべつ」。更別村は豊富な特産品があり、これだけでも"ほし"的にかなり期待がもてる駅、というわけだ。距離的にも、「忠類」から約11km程なため、近距離といえよう。

忠類から国道236号を北上するとまもなく更別村。そこからすぐに道道238号へと入ればあっという間に道の駅「さらべつ」が見えてくる。
 

 
 
さらべつ」どんぐり村は特産いっぱい!十勝スピードウェイも近いぞ (更別村)
到着時刻:15:45 スタンプ設置場所:売店内とトイレへの通路の2箇所
いやはや、実にあっけない到着ではないか。幹線道路に面した道の駅ではないためか、はたまた平日のせいか、やはり駐車場に停まる車の台数は少な目だが、なにぶん十勝スピードウェイのすぐ近く、ということであれば、イベント等がある時にはこの駅もかなり混雑するのではないだろうか。

さて、道の駅「さらべつ」はメルヘンチックな外観の物産館がメイン施設。決して派手な施設群がある訳ではないのだが、どこかホッとさせる空間なのは、建物の構造からだろうか、それとも周囲が森に囲まれているからだろうか、非常に心地よい。店内も明るく、更別村特産がこれでもか!と並び、また、十勝スピードウェイが近いからか、モータースポーツグッズ等も置いてあったり。
さぁ、我々を満足させてくれるだろうか、とワクワクしながら建物内へと入る。すると、村をあげて特産品開発をしている、といったパワーが伝わってくる。

じゃがいも畑が多い、ということもあってか、どんぐり村(更別村の愛称)のポテトチップがまず目にとまったのだが、いやいや、それだけではない、十勝幸福行ビーフカレー・クリームシチュー・コーンポタージュも、更別村製の立派な特産品だ。

その他、豊富な農産加工品、そして更別村のマスコットキャラクターどんぐりのオリジナルグッズも多数有り、意気込みを感じさせる。
十勝スピードウェイにちなみ、モータースポーツグッズコーナーもあるのだが、こちらは思いの外、地味だったのが残念。これは、この駅と同じように、近隣にサーキットがある栃木県の道の駅「もてぎ」の方が品揃えやディスプレイ等も華やかだったように思える(と感じていたのだが、つい最近訪れたらもてぎのモータースポーツコーナーもかなり地味目に転向か)。まぁ、この手のモータースポーツグッズは購入対象層が限定されるため、折角陳列してもなかなか客をつかむのは困難な一面もあるだろう。

と、買い物籠の中をみれば、いつのまにやら土産品でいっぱいではないか。あぁ、財布は辛いが、「ここで買いたい」と思わせる駅って、好きだ。
売店コーナーの横にはレストランがあるのだが、雰囲気はちょっと広めの軽食コーナーといった雰囲気。

特産ビーフカレーや豚丼、スパゲッティ等がある他、やはり気になるのはソフトクリームだ。
というわけでソフトクリームを購入、早速かぶりつく。それにしてもボリューム満点の量であり、口あたりもまったり柔らか、それでいて重量感を感じるソフトだ。「それにしても、よく食べるな。忠類でもう食べられないって程、食べておいて」と毎度呆れ顔の"こあ"氏に、月並みな返事をする"ほし"「甘いものは、べ・つ・ば・ら!」。

あぁ、2週間後、体重計にはのりたくない。
 
 

▼次なる道の駅「なかさつない」へのルート:
さらべつから道道238号/旭38線/東18線/国道236号 (距離:約17.3km)


次に向かうは、道の駅「なかさつない」。距離にして約17.3kmと、前駅にひきつづき近距離が続くのだが、時は既に16時半近い。気を引き締めて行こう、と中札内村に向けて道道238号を走り出した。途中、村道らしき箇所にまぎれこむと、周囲はじゃがいも畑が広がっているではないか。「これぞ北海道!」とまぁ勝手な思いこみではあるが、広大な畑はやはり見応え十分である。

そんな雄大な大地を走っているとひょっこり国道236号に出てきた。それでもまだまだ畑は続くばかり。かろうじでじゃがいもだけは判別出来たのだが、他にも幾つもの畑が存在するのだろう。

そんなことを言ってる間に、中札内村だ。そういえば、中札内村といえばタレントの田中義剛さんが経営する「花畑牧場」だったか、この付近にあったはずである。どうやら"こあ"氏は寄りたそうな顔をしていたのだが、残念ながら既に営業時間を過ぎている(後で調べてみたところ、ただの牧場かと思っていたら、売店やら喫茶店、チーズ工房等様々な施設があり、すっかり観光スポット化されているようである)。

そうして国道236号を走っていくと、やがて左手に道の駅「なかさつない」が見えてきた。
 

 
 
なかさつない」村内アピールに力を入れた構造 (中札内村)
到着時刻:16:41 スタンプ設置場所:カントリープラザ入口付近
あぁ、中札内の皆さんには申し訳ないが、事前にガイドブックやWebサイト等で道の駅「なかさつない」の情報を入手していた時は、それほど特徴らしきものを見いだせない駅であった。しかし、やはり実際に行ってみないと分からないものである。まぁそれについては後ほど話すとして、早速敷地内を歩いてみよう。

道の駅「なかさつない」は、純和風な外観、且つ横ひろがりな構造をもつ道の駅。メイン施設である「カントリープラザ」ではレストランと小さな売店、そして中札内村をアピールする村紹介の展示室から構成されている。また、隣には直売スペースや、村の開拓遺産である旧農家住宅があり、農業に力をいれる村をアピールしている。

平日のせいか、残念ながら農産物の直売等の風景をみることは出来なかったのだが、きっとこの直売スペースで活気あるやりとりがされているのだろうか、と思うと平日巡りは損な部分もあるのだ。
まぁそんなことを言っていても仕方がない、とカントリープラザの中へ入ると、まず入口でスタンプを発見。

すぐに鞄からスタンプ帳を取り出し、該当ページに押印すると、更に奥へ入ろうとした。
すると、まず視界にとびこんでくるのはドライフラワーの数々。村内の皆さんの手づくりかと思われるが、非常に美しい。しかし、その他の特産品は販売されていないのだろうか、と首を傾げる。どうにも特産品販売コーナーらしきものが見あたらないのである。

いや、よくよく見ればレストランの入口付近に小規模ながら特産品が並んでいるではないか。
「ここは売店はあまり重視していないのかな」と小さな驚きを抱えながら、陳列棚を眺める。中札内のチーズやアイスクリーム等が並んでいるが、その他に、冷凍枝豆も特産品のひとつらしく、冷凍ケースに入っているのを発見。「いいなぁ、枝豆」と冷凍ケースにへばりつく"ほし"だが、いかんせん冷凍食品をここで買う訳にもいかない。ここでもまた泣く泣く買い物を諦めるはめとなる。

売店規模こそ小さいものだが、中札内の特産がギュッとつまった陳列ケースをしげしげと見つめる"ほし"であった。
カントリープラザ内には、中札内の村を紹介する展示室もあるので、そちらにも足を運んでみる。中に入った途端、その凝った造りに思わず目をみはる。いわゆるミニ郷土資料館的であり、分かりやすく、美しく、且つ詳しく、村を紹介してあるのだ。その姿勢に、非常に好印象をもつ我々。こういった類の展示室は、地元の人々にとっては「いまさら」といったところで、それほど関心は無いのかもしれないが、やはり遠方から観光等で訪れた場合、村をてっとりばやく知る材料として非常に有効なのである。

しばし展示室を楽しんでいると、既に17時半近いことに気づく。「まずい、次の駅へ行こう」
 
 

▼次なる道の駅「おとふけ」へのルート:
なかさつないから国道236号/国道241号 (距離:約34.2km)


本日最後の駅である「おとふけ」は、帯広市を越えて更に北上したところにある音更町にある駅だ。忠類〜さらべつ〜なかさつないの3区間についてはいずれも近距離だったため、特に時間を気にせず廻れた訳だが、次の駅へは距離にして約35km弱とそこそこの中距離。これは何かアクシデントがある危険性もあるわけだ。
 
▽げっ、混んでる・・・国道241号帯広市街地

「なかさつない」を出て国道236号を北上する間、しばらくは畑の風景が楽しめていたのだが、徐々にその風景は変化していき、気が付けば帯広市の市街地へと入っている。

国道236号は帯広市内で国道241号となり、市街地を抜ける訳だが、予想以上に交通量が多い。「あともう少しってところで、これほどの交通量を見るとは思わなかった」と苦笑しながら、ただただその流れに身を任せるしかなかったのだが、市街地を抜けるとまもなく音更町、あぁ、もうすぐだ、とほっとしながら走るだけである。

 

 
 
おとふけ」パイプ屋根が目立つユニークな外観の道の駅 (音更町)
到着時刻:18:00 スタンプ設置場所:売店入口付近
そうして、音更町に入った頃には、既に空は薄暗い。夏の夕暮れではあるが、ここ数日、天候はぱっとせず、そんな日の夕暮れはただ暗いだけに過ぎない。そんな中、妙に目立つパイプ状の屋根が見えてきた。

「も、もしかして・・・あれ?」、そう、あれ、である。道の駅連絡会のWebサイトにて「建設途中のような」という表現をしている意味が、今まさしく分かったような、そんな気分でそのパイプ状の屋根を見上げる我々。どうやら、そのパイプ状の屋根は、様々な垂れ幕をかけるのに丁度良いような設計になっているらしく、なるほど、「ただ目立つだけのデザイン」ではなかったのか、とまたしてもしげしげと眺めてみる。

道の駅「おとふけ」は、パイプ状の派手な外観を持つ音更町特産センターがメイン施設。駅の構成はいたってシンプルであり、この特産センターと、隣の農産物直売所からなる。特産センターの1階に特産品の販売コーナー、そして2階はレストランがあり、レストランだけは20時過ぎまで営業しているため、夕食時に立ち寄るには嬉しい存在。
というわけで、早速特産センターへ入ってみると、店内にズラリと並んだ各種小豆と、豆加工品等が目をひく。音更の代表的な特産といったら、これら小豆類なのだ。「この小豆を実家の母親に土産として買って帰って、ついでに赤飯でも作ってもらおう」、さすが土産選びも計算高い"ほし"である。

更に、奥にはよつ葉乳業のアイスクリーム等が並ぶ。よつ葉乳業といえば北海道発の牛乳として全国的にも展開されているブランドだが、本社はここ音更町にあるのだとか。この駅へ訪れることがなかったとしたら、多分この先も「よつ葉乳業」と「音更」が関係していることなど、全然気にも留めなかったかもしれない。そう思うと、改めて駅巡りには様々な発見があるものだ、と自己満足したりも。
おっと、スタンプを押すことを忘れてはいけない、と慌てて設置場所へ。これがまた、なかなか目立つディスプレイである。

そうして、本日最後のスタンプを押すと、再び売店内の散策へと戻っていった。
2階のレストランは、定食ものが多いらしく、ステーキやフライ、カツ等を中心にメニューが揃っている。

残念ながら、本日は宿での食事が待っているため、食べる機会はなかったのだが、ボリューム満点メニュー揃いということを心に留めておいたのであった。
 
 

 
一時は、今日の予定数を廻りきることが出来ないかと思われたが、無事に「おとふけ」までたどり着き、ほっと一安心の我々。あとは宿へ向かい、ゆっくり休息して今日の疲れを明日へ持ち越さないようにしなければならない。というわけで、我々が向かった宿は音更町内にある温泉ホテル。道の駅「おとふけ」から10数分で着く場所ゆえ、あっという間に宿へ到着だ。しかし、平日だというのに、駐車場はとにかく車が多い。どうやら、このホテルには休・平日は関係ないようだ。

規模こそ大きいものの、いわゆる普通のホテルであり、部屋自体もごく普通、料理は上階のレストランで食べる、といったごく普通の形式で、可もなく不可もなくといった印象。といっても、あれほど食欲は衰えないはずの"ほし"が、この日だけは珍しく箸をつけるスピードが遅く、更には折角頼んだビールすら飲みきることが出来ない。折角の十勝牛しゃぶしゃぶも、煮物も焼き物も、結局美味しく頂けずに、げんなりとした表情でただ食事時間を過ごしただけであった。

「そんなことで、明日の旅は大丈夫?」と"こあ"氏も困った様子だが、今の我々には薬を飲んでとにかくたっぷりと睡眠をとる、といった方法しかとれない。熱が上がり始めたら病院に行こう、そう考えながら早々と布団にもぐりこんだのであった。

さて、明日7月3日は十勝から釧路へと走りながら道の駅へ寄っていくつもりだ。特に気になる道の駅は明日のコースには含まれていないものの、思いがけずお気に入りの駅に出逢えたりするものだ。さぁ、どんな駅が待っていることやら、それはまた後日お楽しみ。

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最終更新日:2002年07月29日