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| 「うっ、喉が痛い」目覚めの一言はこれであった。どうやら昨日よりも喉の痛みは激しくなり、それこそ唾を飲み込むだけでも大騒ぎである。まずい、このままでは駅巡りもできぬまま強制帰還となってしまうのではないか、"ほし"の脳裏に不吉な思いがよぎる。結局、後半戦まで温存しておくつもりであった「気力と意地で廻る」力を早くも使う羽目になるのである。 さて、本日は「みたら室蘭」に始まり、北上しながら札幌方面へと向かうコースだ。どの道の駅も初訪問となるため、ある程度ゆっくり散策をしながら廻りたいものだが、途中で何かトラブルがあって予定数を廻りきれない場合でも、翌日に持ち越せないというきわどい計画ゆえ、いったいどうなることやら。そういえば、この計画をたてた時、"こあ"氏はぽつりと呟いていた。「ひとつ間違えれば総崩れってやつだな。」 そんなことはさせるものか、と言いながらもまだ見ぬ「未知の駅」に言いしれぬ恐怖を感じ始めている"ほし"であった。いや、これは武者震いであろう。(っておいおい、道の駅は本来ドライバーの憩いの場ではなかったっけか。) |
【宿出発時刻】08:55 【宿到着時刻】18:42 ■色は北海道(道央)の道の駅 ■色は道の駅以外の施設 |
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| (道)350号/(道)2号/(道)782号/ 国道36号/(道)699号 |
みたら室蘭 09:39 |
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| 白鳥大橋/国道37号 | だて歴史の杜 11:04 |
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| (道)519号/国道453号 | そうべつサムズ 12:27 |
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| 国道453号/国道276号 | フォーレスト276大滝 13:23 |
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| 国道276号/国道230号 | 望羊中山 15:41 |
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| 国道230号 | 道路交通館 17:13 |
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| 国道230号/(道)341号/国道36号 | 宿泊地(千歳) 18:42 |
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| ▼道の駅「みたら室蘭」へのルート: 宿泊地(登別温泉)から(道)350号/(道)2号/(道)782号/国道36号/(道)699号 (距離:約34km) 余裕のないスケジュールだなんていいながら、朝の宿出発は9時前、といういきなりのんびりムード。日帰り強行ラリーならば考えられないようなゆったりした出発だが、本日のスタート駅である「みたら室蘭」は9時半開館だとか。早く着きすぎてもただただ開館を待つだけならば、慌てて出発しても仕方がない。 しかし、いざ外に出てみると深い霧と細かな雨が視界に飛び込んできた。週間天気予報によればこの1週間、北海道はある程度天気に恵まれるというはずだったのだが、あれもこれも次から次からふりかかる現状に、すっかり意気消沈。こんなことでこれから大丈夫か。 |
| ▽おぉ!国道36号はまるで高速道路気分?速度出しすぎに注意しないと 登別温泉から山あいの道を走り、ひょっこり出てきた国道36号は片側2車線が確保された直進道。更に室蘭に近づくにつれて、快適度は増すばかりだ。「まるで高速道路か有料道路でも走っている気分だよ」と目をまんまるくしながら他の車の流れに合わせながらせっせと走っていく。 |
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| ▼次なる道の駅「だて歴史の杜」へのルート: みたら室蘭から白鳥大橋/国道37号(距離:約21km) さて、次に向かうは伊達市内にある道の駅「だて歴史の杜」である。距離にして約21km、そのルートも白鳥大橋を経て国道37号を北上するだけだ。今回は白鳥大橋を「見る」という面では堪能できなかったのだが、せめてこの橋を実際に通って「感じる」面だけでも堪能しよう、といざ橋へと進む。まるでループ橋かと思うような道を走れば、そこは「白鳥大橋」上だ。相変わらずの雨と霧で前方はスカッとした風景は楽しめず、心残りではあるが、是非ともここは天候の良い時に再度通りたいものだ。なんといっても青い空に白い橋といったら、実に美しく映えることだろう、「何度言っても言い足りないけど、天気を恨みたい気分だよ」と"ほし"は愚痴をこぼす。 そうして橋を過ぎ、更に国道37号を北上していくと、それまでの景色から一転、山あいの整備された道が続く。気が付けば雨もあがり、風も穏やかな状態へと変わっていたのだ。「先程の室蘭は一体なんだったのか」と首を傾げながらぼんやりと周囲の風景を眺める。 どうやら雨が降っていたのは室蘭市内から登別付近のみであり、伊達市に入ると雨が降った形跡も残っていない。これほど近接している場所というのに、どうやら今後も天気には翻弄されそうだ。と、右手に見えてきたは道の駅「だて歴史の杜」だ。 |
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| ▼次なる道の駅「そうべつサムズ」へのルート: だて歴史の杜から(道)519号/国道453号 (距離:約13.4km) おっと、気が付けば既に12時を過ぎているではないか。というのに、いまだ2駅しか廻れていないとは、これどういうことか、と早くも挫けムードの車内ではあるが、次なる道の駅「そうべつサムズ」までは13.4km程の距離ゆえ、移動時間はそれほどかからないはずだ。 しかしながらソフトクリームを食べて元気になったはずの"ほし"が、再び不調を訴える。しかし、ここであからさまに体調不良な姿を見せては、"こあ"氏に「このまま帰る」と宣言されかねない。何処かで風邪薬でも調達しようかと考え始めたのであるが、そんな時に限ってなかなか薬屋は見あたらない。あぁ、長期間の旅にはひととおり薬を持っていくに限るか、と今更ではあるが悔やむばかりである。 |
| ▽壮瞥へ向かう最中、強烈な印象をうえつけるあの山は「昭和新山」
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| ▼次なる道の駅「フォーレスト276
大滝」へのルート: そうべつサムズから国道453号/国道276号 (距離:約29.7km) さぁ、気合い入れて行こう。次に向かう道の駅は大滝村の「フォーレスト276大滝」。"大滝村"なる村の名称を聞くと、ついつい埼玉県の大滝村を思い出すあたりが、やはり我々は関東人らしい。 国道453号を東へと走り、ひたすら支笏湖方面へと向かうのだが、この辺りは山あいのまっすぐにのびた道路が続く。地図で見れば、所々曲がりくねっているのだが、実際に走っているとしばらくはコーナーもなく、ただただ真っ直ぐに走っていくように感じられるのだ。 前方にも後方にも大型トラックが何台も走っているのだが、道幅は広め、しかも特に難関なコーナーがある訳でもないためか、トラックをあなどるなかれ、かなりハイペースで走っているようだ。普通ならば前方にトラックがいると途端にペースは落ちるのだが、どうもそんな様子は見られない。 「実に快適だ、こんなに快適でいいのだろうか」、感心するやら驚くやら、あまりに順調に走れるこの状態に酔いしれる我々であった。 |
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| ▼次なる道の駅「望羊中山」へのルート: フォーレスト276大滝から国道276号/国道230号 (距離:約43.1km) 実はこの後、「支笏湖」に行こうと考えていた。支笏湖はこのまま国道276号を東へと走れば24km程で着くはずである。しかし、その後に立ち寄る道の駅「望羊中山」へは支笏湖辺りからであると67kmもの距離を走らねばならない。時間的にもそれなりに要するであろう。車の中でしばし悩んだ末、我々が出した結論、それは、支笏湖を諦めて直接「望羊中山」へ行くことであった。 北海道といえば、そうそう何度も遊びに行ける機会には恵まれないはずだというのに、そんな時でも道の駅を優先させてしまうあたりが、いかにも我々らしいではないか(全くもって自慢にならない)。またいつか訪れる機会もあるさ、と楽天的に考えると、「フォーレスト276大滝」を出発だ。 「望羊中山」は、「フォーレスト276大滝」の丁度北に位置する道の駅。しかし、まっすぐ北上する道は存在せず、やや遠回りを強いられるルートで向かうしかないのが難点だ。 |
| ▽大滝村から喜茂別町へ快適国道276号をひた走る
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| ▼次なる場所「道路情報館」へのルート: 望羊中山から国道230号 (距離:約26km弱) 本日の道の駅巡りはこれにて終了だが、どうせ国道230号を札幌方面へ走るならば、札幌市内にある道路情報館へ立ち寄ってスタンプを押していこう。そう考えた我々は、早速国道230号を札幌市街に向けて走り出した。 道路情報館は、道の駅スタンプラリーのスタンプ数としてはカウントされないのだが、スタンプ帳の71箇所目として押印欄が設けられている。ということは、やはり71箇所目として是非埋めておきたいものだ。嬉しいことに、この道路情報館は24時間押印可能らしい。最悪、開館時間に間に合わなくてもスタンプだけは押せるか、と思うと、気持ち的にも余裕が出来るから不思議だ。 「望羊中山」から国道230号を東へと走ればすぐに札幌市南区に突入。更に進めば定山渓温泉等があるせいか、はたまた、市街地へと向かう車が多いのか、交通量が一気に増えてきた。おまけに、相変わらず山あいの道が続くため、そろそろ木ばかりの風景にも飽きてきたのか、車内の盛り上がりもすっかり衰え、ただひたすらに道路情報館を目指すことになったのである。 |
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| 本日の宿は、千歳市内のビジネス客が主に宿泊するような宿である。翌日の事を考えるならば、門別か新冠辺りに宿泊したかったのだが、事前調査不足だったのか、どうにも宿らしきものを見つけることが出来なかったのだ。オートキャンプ場らしきものは幾つかあったのだが、さすがに我々のような車の場合、とてもくつろいで1晩を過ごすような性格の車では無いため、やはり宿の類での宿泊が前提になってしまうのは仕方がない。 こうして、国道230号にて札幌市内、そして国道36号へと入るとそのまま道央自動車道に沿ってひたすら千歳方面へと南下。この周辺を走っていると、やはり交通量が多めである。が、決して渋滞で車が動かないような状態にはならず、スムーズな流れは確保出来ている。「なにもかもが順調すぎると、後々なにやら事件が起こりそうで怖いよ」と余計な心配までする始末だ。 というわけで、無事に千歳市内に入ると迷うことなく宿へ到着。本日は素泊まりゆえ、外にでも出て食事でもしようと考えていたのだが、"ほし"のほうがややダウン気味。"きのこづくし"と"あげいも"で、まだしばらくは胃のほうも受け付けないのか、それとも風邪が悪化し始めたか、理由は定かではない。 とにかく本日は予定数すべて無事に終了した、という達成感だけが、疲れを少しだけ和らげたようである。 さて、明日7月2日は、新冠から三石を経て十勝方面へと向かうルートだ。まだ一度も見ぬ道の駅ではあるが、"ほし"的に楽しみにしている駅といえば、「サラブレットロード新冠」の隣接施設であるレコード館、「さらべつ」の豊富な特産品群だったりする。期待どおりなのか、それとも裏切られることになるのかは、明日のお楽しみ。前もって、"こあ"氏に「これとこれとこの駅が特に気になる駅だ」と語っているだけに、それに反する駅だったりすると、「ほほぉ、ここが期待の駅だった訳ですか」と含み笑いをされるのが悔しい。あぁ、期待を裏切ったりしないで欲しい、道の駅たちよ(いや、勝手に過大期待をするな、と駅側から言われそうだ)。 |
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最終更新日:2002年07月24日