北海道 道の駅スタンプラリー体力勝負だ!ダイアリー
初日はとにかく北海道上陸のみ!どっと疲れてとにかく登別へ
〜プロローグ〜

2002年06月30日

実は2001年の時点で「来年こそは北海道の道の駅スタンプラリーに参加しよう」という話をしていた事を、ご存じの方もいるだろう。2001年度のスタンプラリー参戦日記にもその旨をあちらこちらにちりばめていたつもりだが、なんと強引に実現化するに至った訳である。

やや早めの夏休みをとり、可能な限り施設が営業している時間を狙って廻る、これが今回のポリシーであるが、いかんせん営業時間が18時や17時まで、という箇所も幾つもあり、更には平日に廻るとなれば定休日も考慮しなければならない。これは一筋縄ではいかないぞ、とルート選定にも苦労しながら、いよいよ今回の旅が決行される。もしかしたら、結局ポリシーに反して、営業時間外に廻らねばならない駅も出てきてしまうかもしれない。それは現時点ではまだ分からない。なぜならばこの文章、青森から函館へ向かうフェリーの中で書いているからである(勿論、途中からは全ての旅を終えてから落ち着いて執筆している訳だが)。

計画としては、6月30日はとにかく北海道へ上陸することが目的である。東北自動車道で青森ICまで向かい、青森港から函館入りし、その日はいきなり室蘭(宿泊地は登別)まで直行。本来ならば函館で一泊し、次の日から函館付近の道の駅からスタートしたいところである。ところが、翌日以降の予定を組んで行くとどうしても定休日にぶつかる箇所が幾つか存在してしまう。

スタート日をずらせば、函館からのスタートも可能なのだが、いかんせん休みはそう都合良くはとれないものである。「こ、これはまずい」、結局あれこれ考えたあげく、涙をのんで函館から室蘭へとただただ走り、その翌日から我々の本格的なスタンプラリーが始まる。

函館から室蘭へ向かう中でも、道の駅はいくつか存在するだろうに、と思った皆さん、実にそのとおりなのだが、函館入りが16時10分と夕刻ゆえ、のんびりと道の駅巡りをしていては宿にいつ着くかわかったものではない。本日はグッと我慢をして、道の駅巡りはせず、素直に宿に入り明日から長々と続くラリー週間のために宿で体力を回復させようと考えたのであった。

え、どんなルートで北海道を廻るかって?月並みな廻り方と思われるかもしれないが、室蘭をスタートし、とにかく北海道をぐるり一周、左回りをする予定だ。つまり、室蘭から道央(南寄り)→十勝→釧路・根室→知床→オホーツク全般→道北、そして今回最も楽しみにしている富良野を経て道央へ戻り道南へ、そして函館へ戻ってくる、というのが大まかな計画である。中には「どうしてこんなルートをとるのか」といった不思議な部分も存在するが、営業時間と定休日の絡みからどうしても廻る順序が制限されてしまうことを、ここで力説しておこう。

本日は駅巡り文中心ではないため、あまり興味をそそらない人もいるかと思うが、まぁ旅のスタートということで流し読みでもして頂けたら嬉しい。


【東京都下出発時刻】前日22:56 【宿到着時刻】19:19
色は青森県(番外編)の道の駅 色は北海道の道の駅
  自宅/中央自動車道/首都高速/
東北自動車道 -浪岡IC/国道7号
なみおか
08:06
国道7号/東北自動車道 浪岡IC-青森IC/
国道7号/市道
青森港
フェリーターミナル
09:10
東日本フェリー(青森港-函館港)/
国道227号/道道96号/国道5号
YOU・遊・もり
16:50
国道5号/道央道 長万部IC-登別東IC/
道道2号/道道350号
宿泊地

▽順調すぎる走行 東北自動車道をひたすら北へ北へ
(自宅から中央自動車道/首都高速/東北自動車道を北上 浪岡ICへ)

6月30日昼12時半、我々が青森港からフェリーに乗って函館に出発する時刻である。既に切符は購入済み、ということは何が何でもこの時刻の1時間前までには青森港にたどり着いていなければならないのだ。しかも、列車等と違って車の場合は途中で何があるか分からない。そんな分かり切った不安が重圧となり、結局東京西部にある自宅を出発したのは29日の23時前という、あまりに余裕を持ちすぎた時刻であった。

「いくらなんでもこれではあまりに早く着きすぎないか」、そう思った人もいるだろう。なにしろ順調に走れば朝6時過ぎには青森港に着いてしまう。

しかしながら、"ほし"がとにかく「早く出発しよう」と言い出した裏の理由、それは青森県にある道の駅「なみおか」に寄りたいという魂胆からであった。まぁ「なみおか」に立ち寄るにしてもかなり早すぎる出発ではあったが、途中で朝食をとったり、ガソリンを補給すればそれなりに時間は要するだろう、そんな思いがどこかせっかちな行動に走らせていたようである。おまけに、雨という悪天候、慎重になるにこしたことはない。

ある程度予想はしていたのだが、とにかく順調すぎる程に順調だ。土曜日の夜中ともなれば首都高速はそこそこの混雑を予想していたのだが、それも見あたらず、また東北自動車道へ入ってからは走る車もいよいよ減っていく。まぁこんな真夜中にひたすら北へ向かう車は、ほとんどいないのかもしれない。辺りを見渡せば、トラックばかりである。

ところが、何処辺りであっただろうか、反対車線側がなにやら騒がしい。赤色灯が幾つも廻り、ある一箇所から先は交通の流れがすっかり停まってしまっている。「事故だ!」、どうやら反対車線側では事故が発生してまもなくだったのだろうか、ほんの一瞬目撃しただけだった為、どのような事故なのかは不明なのだが、その事故現場を先頭にかなり長蛇の列が発生している。「これだから時間が読めないんだよね」と"こあ"氏が複雑な表情を浮かべる。

まぁ幸いなことに、我々が走る車線側はその後も何事もなく走行が可能であった。しかし、それにしてもよく降る雨である。宇都宮辺りからは雨の域を脱し、曇りへと変わるはずだったのだが、福島を過ぎても、宮城県に入っても雨は一向にやむ気配を見せない。

旅のスタートから雨に降られるとは、一体誰の行いが悪いのであろうか、と言いながらもなおも北上していくと、ようやく雨はあがった。しかし、雨があがればおのずとハイペースになりがちだが、このまま走ればどうにも早すぎる到着になるのは間違いない。時計を見れば朝5時半過ぎ。「ちと早いけれど、朝食でも食べていくか」と立ち寄ったのは岩手山SAであった。

車から降りると、気温はかなり下がっていたのか、半袖の服装にはいささか寒すぎる程である。しかし、ぶるぶるっと震えながらそのままSAの売店へと飛び込んだ我々、今思えばこれが失敗のもとだったのだ。なおも震えながら、それでも朝から元気にカレーライスを頬ばる"ほし"、そしてズルズルっと吸い込むようにカレーうどんを食べる"こあ"氏だったが、車に戻る時に小さなくしゃみをしたのは"ほし"であった。「・・・嫌な予感がするな」

そんな一抹の不安を抱えながら更に北上を続けると、やがて見えてきたのは浪岡ICであった。


 
 
番外編:東北「なみおか」とにかくスタンプ帳を入手しよう!いや、アップルパイが欲しかっただけか (青森県浪岡町)
到着時刻:08:06 スタンプ設置場所:休憩所入口
あぁ、今回はあくまでも北海道道の駅スタンプラリーの旅のはずだが、早くも番外編として立ち寄ることになった青森県の道の駅「なみおか」。

どうしても東北の道の駅スタンプラリー帳は入手しておきかったのだが、それ以上に立ち寄りたい理由、それは道の駅「なみおか」アップルヒルのアップルパイだ。昨年、すっかり買い損ねてからずっと気になる存在であった「なみおかのアップルパイ」、今日こそ買うぞと喜び勇んで道の駅「なみおか」への道を急ぐ。
って、そんな急がなくても良いではないか。まだ時刻も8時前である。売店は9時開店なため、スタンプ帳を購入(ご存じの人も多いだろう、東北地区のスタンプラリーは100円を払ってスタンプ帳を入手するのだ)するためにはどちらにしてもそれまで待つしかないのだ。といっても、交通量が少ない国道7号を走れば、それこそあっという間に「なみおか」に到着だ。

農産物直売所は既に営業しており、念願のアップルパイを購入することは出来たのだが、隣にある売店はやはりまだ準備中、しばらくぼんやり待つしかなさそうだ。
と、敷地内を歩いていると、見慣れぬ建物を発見、その名も「牛串亭」。どうやら、軽食タイプの串屋さんがオープンしたようだ。やはり1年来なければ変化しているものだ、としみじみと呟く。

走り疲れて車の中で寝息をたてている"こあ"氏を残し、"ほし"はひとりであっちだこっちだとウロウロして2,30分程経過しただろうか、売店の入口で清掃をしている風景が目に停まった。「待ってました」とすかさず近くまで駆け寄ったは良いが、まだ開館前の、しかも清掃中の店員さんに声をかけるのはどうも気が引ける。結局、そこらでオロオロとしていると、不審者にでも思われたのだろうか、店員さんとしっかりと目が合う。「今だっ!」と"ほし"は「あ、あのぉ、スタンプラリー帳ってこちらで販売されているのでしょうか」と声をかける(注:"ほし"は意外に気が小さいのだ。)。「そうですよぉ」と店員さん、すると"ほし"、「今って、購入できます?」と申し訳なさそうに聞く。と、店員さんはあっさりと「いいですよ、ちょっと待っててくださいね。何人分?」と嬉しい言葉を"ほし"に投げかけ、"ほし"もホッとした表情で「二人分なんですけど」とニコリ。

「何人分」と聞かれるのも若干不思議な気分ではあるが、やはりグループでスタンプラリーを楽しむ人も多いのだろう、こうして無事に東北地区の道の駅スタンプラリー帳を入手すると、早速休憩所横の設置場所で記念すべき1駅目のスタンプを押す。

「さぁ、スタンプラリーのはじまりだ!」って、おいおい、今回は東北ではなくて北海道だろうに、とひとりでぼけとつっこみをつぶやく"ほし"は、やはりどこからどう見ても不審者に思われても仕方がないだろう。

こうして「またいつか遊びに来るからね」と道の駅「なみおか」に別れを告げると、我々は一路青森港に向かって走り出した。
 
 

▽早すぎる到着か?青森港フェリーターミナル

ここでふと思いついたのは「もしかしたら、青森港に早々と着いたら1便早いフェリーに乗れるのではないか」。どうして今頃そんなことに気づいたのか、と苦笑しながら、当初そのまま国道7号を北上して青森市内に入る予定を急遽変更し、浪岡ICから再び東北自動車道にのると、青森ICへ向けて爆走。

フェリーの時刻表でも持っていれば、そんな行き当たりばったりな考えはもたず、のんびりと国道7号を走っていただろうに、逆に情報を持たずして走るということは、人をこんなにも無謀な行為へと走らせるものか、と後々実感することになる。結局、青森ICから国道7号を経て青森港へたどり着き、いざ発券所の前に立った時刻は、9時10分。実は我々が乗船する12時半青森発の1便前のフェリーは偶然にも9時10分であった。

「もしかしたら、なみおかに寄ってなければ、1便前のフェリーに乗れたのか」と今更言っても後の祭り、とはこの事である。いくら、青森−函館間はフェリーの便数もそこそこある、といっても、9時10分発の次は12時半しかないのだ。さぁ、こんなに早々と青森港に到着してしまった我々、一体これから数時間を何して過ごせば良いというのだ。

しばらく途方に暮れながら、フェリーターミナルの建物内をブラブラと歩き回る。といっても、規模的にはとても大きいとは言えず、しかも「ちょっとお茶でも」とレストランを覗けどもまだ営業もしていない。「こりゃまいったなぁ」と頭をかきながら、とりあえず青森港周辺にあるマクドナルドで時間を潰すことにしたのであった。

こういう時というのは、実に時間の経過が遅く感じるものだ。こんなことならば、道の駅「なみおか」でもっとのんびり売店でも覗いているべきであった、とやたら後悔ばかりが頭をよぎり、これでは今後の旅にも支障をきたすのではないか、と不安も大きくなっていく。

 
▽フェリーへの乗船ってローカルルールがあるの?

無駄に時間を過ごしながら、やっと乗船時間が近づいてきた。我々は車に乗り込み、フェリーへの乗船を今か今かと待っている。実は、車と共にフェリーへ乗船するのはこれが初めての体験である。勿論、青森港のフェリーターミナル自体が初めての利用となる訳で、どのような順序で乗船するのかもさっぱりわからないままであった。

すると、乗船口の付近になにやら1列に車が並び始めた。「あの後に並べばいいのだろうか」と並んだは良いが、数カ所に渡って列が出来ている。「この列に並んでいて、本当に良いのだろうか」と不安でいっぱいになる我々は、右だ左だ、前だ後ろだ、キョロキョロと見渡すばかり。数十分が経過すると、3箇所にわたって長い列が完成していたのである。誰もここに並べなんて指示を出してもいないのに、誰ともなく列を形成するのには、小さな驚きすら感じている。

 
しばらくすると誘導員の案内に従って車が動き出した。長々と出来た列は綺麗に動き出し、船の中に吸い込まれていくように車が消えていく。「おぉ、いよいよ乗船だ」と船の中へと入りながら、実は心はやや重かった。何を隠そう、"ほし"も、そして"こあ"氏も船酔い体質ゆえ、3時間40分もの間、長々と船に乗るのは危険きわまりないのだ。

「ふぅ、何も考えないことにしよう」、そう、それに限る。
 
▽3時間40分の船旅にぐったりするなんざ、まだまだ旅慣れてないって?

客室の一角を陣取った我々は、足を伸ばしてほっと一息である。いよいよ、北海道に向けて出発だ。夜中じゅう走ってきた"こあ"氏にはここらで数時間でも睡眠をとってもらおう、と横に寝かせ、"ほし"はひとりPCをひろげて旅の思いを文章にしたためよう、とキーを打ち始める。

船酔い体質だというのに、おいおい、大丈夫か、と思いはしたのだが、ぼんやりとしているよりは気も紛れるだろう。たまに船の外を覗くが、しばらくは海だけが視界に広がるばかりだ。というわけで、上記の文章をせっせとフェリーの中で書いてきた訳である。PCのバッテリーが底をついた後には、文書データをPDAに移し、しつこく書き続けようとしたのだが、さすがにPDAの超小型画面に向かってちまちまと文章を入力するのは、船の上という環境上では不向きである。「うっ、気持ち悪いや」、自業自得か。

更に、船が青森を出てから3時間が経過すると、どうもじっと座っているのが辛くなってきた。フェリー慣れをしている人は、自分で毛布等を持ち込み、存分にくつろいでいるようだが、板張りの上に薄いカーペットが敷いているだけの床にただ座っていると、どうも尻が痛くてたまらない。

 
結局、陣を明け渡すと、我々は客室の外に出て、しばし海の空気を吸いつつ、北海道が近づいているのを実感する。まず見えてきたのは、夜景スポットでお馴染みの函館山だ。そして、徐々に函館の港の風景が現れてくると、北海道にやって来たことをも徐々に実感として身体に染みわたるようである。

「とうとう来ちゃったよ、北海道」、それが函館に着く寸前の一言であった。
 

▼道の駅「YOU・遊・もり」へのルート:
東日本フェリー(青森港-函館港)から国道227号/道道96号/国道5号


上記では、「とにかく初日は函館から室蘭・登別へ向かい、宿で体力復活を図るだけを目的とする」つもりであった。ところが、どうせ道の駅の横を通るならば、とにかくスタンプ帳だけでも早く見ておきたい、とついつい欲が出てきた"ほし"の提案により、急遽予定を変更し、函館から室蘭へ向かう国道5号沿いにある道の駅「YOU・遊・もり」へ立ち寄ることにする。

しかし、いかんせん宿は登別温泉、函館から3〜4時間はかかるだろう、となるとどうも宿の食事時間に間に合わない。「YOU・遊・もりでは、とにかくスタンプ帳を貰うだけにとどめておくから、時間はかけないつもりだよ。どちらにせよ、最終日にYOU・遊・もりはゆっくり散策する予定だしね。」と、なんとか"こあ"氏を説き伏せる。
 
▽函館からとにかく北上だ!せっせと走って森町へ

そうして、国道227号に出ると、函館から北上を開始。函館周辺のせいか、交通量が多く感じられるが、流れ自体は非常に良く、ついついスピードも出がちだ。全体的な速度も割と高めなのが特長だが、そんな流れをグッと制するもの、それがパトカーの類だろう。国道227号では早くもパトカーを目撃、その先には覆面パトカーが1台の車を捕まえている。「北海道って、パトカーが多いのかな」と苦笑しながら流れにまかせて走り続け、やがて主要地方道96号へと入ると、これまた緩やかなコーナーが続く快適な道だ。

「北海道に着いて早々、こんな快適に走れる道に出くわすとは、運が良いのか悪いのか」なんて妙な愚痴をこぼしながら、更に北上すると国道5号がみえてきた。最終日は大沼公園辺りを廻ってみよう、と考えているが、今日の寄り道は「YOU・遊・もり」だけにしておこう、とそのまま国道5号を走り続ける。

国道5号も緩やかなコーナー続きの山あいの道であり、しかも信号が少ないため、計画どおりの時間で進みやすいのが嬉しい。といっても、今度は通り沿いにこっそり隠れているパトカーを発見。「す、すごいな、北海道」といろいろな意味で驚くばかりの我々であった。


 
 
YOU・遊・もり」ここからスタンプラリーのスタートだ! (森町)
到着時刻:16:50 スタンプ設置場所:売店内
国道5号を走り、森町内に入るとやがて右手に見えてきたは道の駅「YOU・遊・もり」だ。北海道で初めてみる道の駅となる「YOU・遊・もり」は、近代的な外観が印象的な物産館がメイン施設、その他には小さな売店らしきものがあったのだが、施設内容的にはかなりシンプルである。裏手には公園が広がっているが、これはまた後日ゆっくり見ることが出来るので、後のお楽しみにとっておこう。

というわけで、とりあえず急いで売店へと入ると、「スタンプ帳は何処だ何処だ?」と店内を1周ぐるりと駆けめぐり、スタンプ帳を探す。が、店内を歩くとついつい特産品たちの誘惑に勝てず、あっちだこっちだと目移りして、スタンプ帳を探すのを忘れてしまう。結局、店員さんがいるレジにバタバタと慌ただしくたどり着くと、「すみません、スタンプ帳はありますか?」と聞こうとしたその時、視界の端にスタンプ帳らしきものがチラチラッと見える。スタンプ帳はさりげなく会計場所の横あたりに山積みになっていたのであった。

「し、失礼しました、ありました」と頭をかく"ほし"に、店員さん、クスッと笑う。まぁ、北海道はなんといってもスタンプラリー"王国"、こんな慌て者も結構いるのだろう。そうして北海道記念すべき1駅目のスタンプは、ここ「YOU・遊・もり」で押すことになったのであった。

え?今日はスタンプ帳を貰うだけではなかったかって。いやいや、スタンプ帳を貰ったらやはりスタンプは押していきたいものだろう、と刻一刻と時間は過ぎていく。
おまけにレジ付近でとあるものを発見、それが「道プレラリー」用のマグネットプレートである。北海道の道の駅では、スタンプラリーやキーワードラリー(キーワードラリーについては今年初の試みのようだが)の他に、「道プレラリー」なるものを開催しているらしい。これは、各道の駅で販売しているオリジナルマグネットプレート(通称"道プレ")を100円で購入していき、全駅分集めると、なにやら応募資格があるのだとか。しかし、いかんせん売店等が営業している時間内に立ち寄らなければ買うことが出来ない、しかも売り切れということも考えられる点では、スタンプラリー以上に難易度が高そうだ。

「よし、道プレラリーにも参加しよう!」と"ほし"がプレートを手にする。まぁ、どちらにせよ、可能な限り営業時間内に立ち寄る計画をたてていた我々には、もってこいのラリーなのかもしれない(多少、お金はかかるが、旅の良い記念にもなるだろう)。

こうして、スタンプ帳と道プレを手に、慌ただしく「YOU・遊・もり」を出ると、決意も新たに車に乗り込んだ。「さぁ、次は宿だ!」
 
 

▽次は函館からスタートしたい!ただただ宿を目指して登別へ

何度言っても言い足りない、「やはり函館で一泊して道南の道の駅から本格スタートしたかった」。車内ではこの言葉ばかりが飛び交うが、折角たどり着いた道の駅が「休館日」にあたるのは、あまりにむごい。更に道プレラリーに参加するとなれば、一層休館日には気を遣わなければならなくなってしまったのだ。

今日のうちに北海道の道の性格に慣れておくのも悪くない、そう思い直してただひたすら国道5号を北上していく。しかし、海沿いに出ると、ふと青森あたりの漁港を思い出す風景が広がり、まだまだ北海道を走っている感覚にはなれない。まぁ、車の流れだけは非常に良いのが、印象的だ。

さて、八雲町から長万部町へ向かう国道5号を走っていると、あることに気づいた。「うわっ、道が真っ直ぐに続いているよ」、そう、地図でみればやんわりと曲がっているように見えるが、いざ走ってみるととにかく真っ直ぐに道が続いているように感じられる。交通量もそこそこに多いものの、決して流れが悪い訳ではないのも特長かもしれない。

「快適だ・・・」と感動に浸りながらも、少しでも早く宿に入ろうと、結局高速道路を使用することにしたところ、予定である長万部ICのひとつ南寄りに、地図には掲載されていないICが出来ている。どうやら2001年11月に国縫ICが新設されたらしい。

実は、このまま国道を走っても信号が少なく流れも良いため、特に高速道路に頼らなくても良いかとも思ったものの、制限速度の呪縛には耐えられそうにもない。とそれだけの理由だけではあるが、国縫ICからはるか先の登別東ICに向かって走り出した。それにしても、夕刻の道央道は交通量も少なく、時間短縮にはもってこいだが、いかんせん退屈である。町の風景を楽しみたいならば、やはり一般道に限る、ということをあらためて実感するが、まぁこれも仕方がない。

というわけで、これといったアクシデントも無いままに登別東ICへ到着(何事もないと、数時間の経過をたった1行で表現するしかないことを、"こあ"氏はかなり不服に思っているらしい)。あとは、主要地方道2号を北上し、登別温泉へ向かうだけとなった。


 
結局、長々と綴ってしまったが、これはあくまでも「序章」ということで、本格的な道の駅巡りは明日からになる。とにかく今晩はゆっくりと旅の疲れをとり、明日から続く「走っては押し!」の繰り返しに備えよう。施設営業時間のみの移動になるため、それほどハードな旅にはならないと思いこんでいたのだが、やはり2週間も走り続ければ疲れは身体に蓄積されるに違いない。休める時に休んでおくのが得策だ、と思ったものの、どうも"ほし"の調子が夕方からおかしい。「喉が痛くて、唾を飲み込むのも辛いよ」と言い出したのである。やはり、東北自動車道 岩手山SA辺りで寒さに震えながら食事をしたのが、いけなかったのだろうか。

「風邪薬も持って来なかったし、困ったな」と嘆きつつも、食欲だけは衰えていなかったため、一晩寝れば治るに違いない、と軽く考えていた。ところが、その風邪が我々を長きにわたって苦しめることになろうとは、その時はちっとも予想もしていなかったのである。

さて、明日7月1日は、室蘭から伊達を経て、望羊中山、更には札幌を経由して千歳まで走ろう。そうそう、長丁場の中で我々の唯一休息の場、いや、持参した数々の電子製品群の充電の場となる宿について、特にリーズナブルでお薦めといったものはその都度紹介していきたいと思っている。さぁ、幾つ皆さんにお薦めできる宿に出逢うであろうか。

次の日記を読む?(2002/07/01)


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最終更新日:2002年07月21日