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| ついにこの日がやってきた。1週間のみちのく長旅が今日で幕を閉じようとしている。いや待てよ、もしかたら多大なるハプニングにより、最後の最後で大どんでん返しがあるかもしれない。とにかく90駅走りきるまでは気を抜かず頑張らなくては、とそう言い聞かせながら急いで身支度を済ませる。「今日で終わっちゃうのかぁ、もう少し続けていたかったなぁ」と"こあ"氏も名残惜しそうだ。まぁ、そう言われてもいろいろな意味で限界があるのだ。なんとしてでも今日終わらせて家へ帰ろう。 しかし、思えばこの1週間、雨に見舞われながら苦労し通しの旅だった。雨が降ればどうしても駅の散策にも時間がかかるし、道中の走行ペースも思い通りにいかない。今考えれば、よく予定どおりに駅巡りをこなしてきたものだ、と少々驚きを隠せない。1日の駅巡り数としては多くはない方なのだが、全て営業時間内に行かなければならないという条件の元で、ドライバーの"こあ"氏には随分無理をさせてしまったような気がする。申し訳なさと共に心から感謝している。そんな旅も今日でおしまい、外を見れば旅の終わりにふさわしい見事な秋晴れだ。今日一日は太陽の下で、駅の散策が出来ることを期待している。 さて、本来ならば、宮城県の「路田里はなやま」をスタート地点にするはずだったのだが、我々が泊まっていた宿から比較的近い位置に2001年夏に新しく登録された道の駅「厳美渓」がある。まずは、ここに寄ってから、宮城県の3駅、そして福島県へと南下していく。しかし、駅数こそ少ないものの、互いの駅間は決して近距離ではないことを、これから身をもって体験するのであった。 まずは宿を出発すると、国道4号へと出て、とりあえずは一関方面へと南下を開始。 |
【宿出発時刻】午前8時半頃 【東京都下到着時刻】午後11時半過ぎ ■色は岩手県 ■色は宮城県 ■色は福島県 ※( )付き駅名は2001年新登録の道の駅 |
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| 前沢町から国道4号/国道342号/国道342号BP | (厳美渓) 09:05 |
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| 国道342号BP/(主)31号/市道 ((県)240号より一本東側)/国道457号/ 農免農道:南沢-大沢経由そのまま南下/ (県)182号/(主)4号/国道457号/ (県)178号/国道398号 |
路田里はなやま 10:29 |
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| 国道398号/国道457号/国道47号 | あ・ら・伊達な道の駅 11:21 |
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| 国道47号/国道108号/(主)1号/ (主)15号/(県)237号/国道346号 |
米山 13:55 |
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| 国道346号/(県)237号/(主)15号/(主)1号/ 国道108号/国道47号/東北自動車道 古川IC-福島飯坂IC/国道13号/ (市街地をさまよい)/国道4号/ 国道114号 |
川俣 16:29 |
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| 国道114号/(主)35号/国道288号/ (主)35号/町道/国道6号 |
ならは 18:14 |
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| 1週間の旅もこれにて終了、あとは自宅へ帰るだけである。疲れが溜まった身体をこれ以上酷使するのは気の毒だと感じた"ほし"は「適当なところから高速道路を利用しても良いよ」とだけ言う。そうして、しばらく国道6号で太平洋沿岸沿いを延々と南下していく。いや、いくつもりであった。「うー、なんだかトイレに行きたいような気がするなぁ」と"ほし"が言い出したのは、関東圏である茨城県に近づいてきた時であった。しかし、こんな時に限って道の駅、及びそれに類するものは無い。 「もうすぐ、いわき勿来ICがあるけれど、そこから高速道路にのろうか」と、なんとトイレに行くために高速道路にのるはめになってしまった。"こあ"氏のことを気遣って高速道路にはいつのってもいいよ、なんて言っておきながら、結局"ほし"のくだらない都合で、予定よりも早く高速道路を利用することになり、いやはや"ほし"は最後まで迷惑な奴である。 というわけで、いわき勿来ICから常磐自動車道にのると、なぜか関本PAは通過して中郷SAに立ち寄り、ほっと一息つくと、気合いも十分に都内方向へと南下開始。それから、渋滞とは無縁な状態で三郷JCTまで戻ってきた。どうやらこの先に通る首都高速も混雑していないようだ。「土曜日の夜だし、ある程度は首都高速の混雑を覚悟していたけれど、どうやら大丈夫そうだね」と安心しながらそのまま首都高速へ突入。 結局、混雑しやすい首都高速6号線をはじめ、環状線も全く混雑しておらず、ストレスを感じることなく自宅付近まで帰ってこれたのは、実に運が良かったとしか言いようがない。 長いようで短かった1週間だが、「ならは」から都内に戻ってくるまでは、旅に対する名残惜しさのようなものを感じていたものの、いざ自分の住む町に戻ってくると、妙に懐かしさと安堵感が押し寄せた。それと同時に、あぁ、本当に終わったんだな、と感動もひとしおだ。 長い間、この文章を読みながら旅に行った気分になってくれた皆さん、そして最後までつきあってくれた皆さんに心から感謝しながら、これにて今年の東北道の駅スタンプラリーの旅、完結である。 |
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最終更新日:2001年11月08日