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| 東北ぐるり1周の旅もそろそろ中盤に入り、疲れが出てくる頃である。そんな我々につかの間の休息を、という訳ではないのだが、なんと本日は4駅のみの駅巡り。こんな事では「走り足りない病」が発生しそうな予感もするのだが、なにしろ本日は下北半島方面の道の駅巡りということもあり、余裕をもったスケジュールを組んでおくことに越したことはない。 さぁ、今日も朝7時に起きて出発準備にかかり、昨日道の駅「ひろさき」で買ったアップルパイにかぶりつく。これが本日の朝食代わりだ。しかし、ついつい準備中ということも忘れ、「これ、確かに美味しいよ。うん。うまいうまい、もう一個買っておけば良かった」だなんて批評を始める。もうこうなったら他の作業はお預けだ。しばしこのアップルパイの味に酔いしれ、最初から予定を台無しにするところであった。 やっと重い腰をあげて宿を出発、本日の旅の始まりだ。おっと、大事な事を言い忘れていた。本日の天気予報は「くもりのち晴れ」、しかし外に出ると「ん?どういうこと、これ」 そう、天気予報を信じないだなんて言った我々に罰が当たったのか、「ざまぁみろ」と言わんばかりに雨が降っている。 |
【宿出発時刻】午前8時過ぎ 【当日駅巡り終了時刻】午後3時半頃 ■色は青森県 |
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| 八戸から国道45号/東部上北広域農道/ (県)170号 |
みさわ 09:15 |
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| (県)170号/国道338号/県道180号/ (主)25号/(主)24号/向平農道/国道279号 |
よこはま 10:35 |
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| 国道279号/(県)176号/国道338号 | わきのさわ 13:27 |
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| 国道338号/(県)253号 | かわうち湖 14:17 |
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| というわけで、本日の道の駅巡りは16時前に幕を閉じることになってしまった。といっても、我々が今いるのは下北半島、本日泊まる宿は、ぐぐっと南下してなんと十和田湖周辺である。おまけに、安宿を好んで使う我々としては珍しく食事付きという、今回この日限りの奮発宿ゆえ、なるべく早めに宿に着きたいところだ。 「折角、みさわで下北の観光スポットを聞いたのだけど、そこを廻っていると、宿の食事時間に間に合わないかもしれない」と"こあ"氏がぼそっと呟く。「あぁ、駅の人に教えてもらったあの尻屋崎ってすごく絵になる風景が広がってるみたいだよ。ここまで来たというのに、なんだか勿体ないなぁ」と"ほし"も肩を落とす。しかし、苦渋の決断の元、我々はそのまま十和田湖へ向かって南下することにした。 そうして「かわうち湖」から県道253号を東方面へ出ると、やがて主要地方道46号とのT字路にぶつかるので、陸奥湾岸沿いに出るべく南下。昨年はこのT字路から46号を北上し、大間崎へと向かったことをふと思い出す。あの時は、既に暗くなっており、おまけにかなりタイトなコーナー続きに緊張(いや、ワクワクか)したものだが、今回陸奥湾側に走るこの46号は対照的になだらかな道路がずっと続く。 国道338号に出ると、昼間に走ってきたルートを逆戻りする形でむつ市街地を通過し、国道279号に入ると横浜町方面へと走る。しかし交通量も増え、思うように進まない。そんな時に「そうだ、もし18時までに七戸町に入れそうだったら、道の駅しちのへに寄って欲しいな」なんて"ほし"が言い出すものだから、結局また時間との闘いを強いられることになる。やがて野辺地町までやって来ると、右手には海が広がっている。丁度夕刻ということもあってか、赤みがかった空に深い海の色が実に感動的だ。どうせ車の流れも悪いのだ、それならばこの壮大な風景をしばし楽しもうじゃないか、とそこに丁度タイミング良く駐車場を発見、そそくさと入る。 車から降りると、かなり空気が冷たい。「う、寒い・・・」と身体を震わせながら、それでもしばらくその場に立ち、太陽が沈むのをじっと見ている。風が強いせいか海も荒く、波しぶきがたまに顔にあたる。結局、10分ちょっとそのまま眺めていると、さすがに身体が冷え切り、耐えられずに車に戻る。なかなか夕陽をゆっくり見る機会もなく、走り回っている我々としては、これもしばしの休息のひとつなのかもしれない。 |
さて、国道279号に復帰した我々は、そのまま南下を続けると、やっと国道4号の案内が見えてきた。時、既に17時を過ぎている。道の駅「しちのへ」には果たして間に合うのだろうか。のんびり夕陽を見ておきながら、今更焦るのも妙なものだが、まぁそれはさておき、国道4号をひたすら南下。そういえば、この道は昨日も走ったばかりである。といっても、通過時刻は昨晩よりも数時間程早い。そのせいか、交通量も少し多いような気もするのだが、このペースならば道の駅「しちのへ」へは、営業時間内にぎりぎり飛び込むことが出来そうだ、と期待が膨らむ。 それから数十分程走ると、あの「7」のモニュメントが見えてきた。道の駅「しちのへ」に到着である。"ほし"は車を降りると一目散に売店へと駆け込む。その目的は、前回買い損ねた道の駅しちのへのキーホルダー入手である。元祖道の駅グッズコレクターとしては、これを逃してなるものか、という意地があった。いやはや、"こあ"氏の方はその執念には呆れ果てているようだが、とりあえず口では「現品があって良かったね」と苦笑。「道の駅グッズのためならば、何処へでも飛んでいきますぜ!」と"ほし"はきっぱり。こうして"こあ"氏の苦難の日々は続くのか。満足げな"ほし"だが、他にも気になる商品を確認すべく、あるコーナーへ向かってみた。そろそろ閉館時間、当然あるはずもないと思ってはいたものの、見ずにはいられない、それが「長芋ドーナツ」だ。袋詰めの長芋ドーナツは多数売られているのだが、籐の陳列籠に入った手作り長芋ドーナツはなかなかこの目で見ることが出来ない。そしてやはり今日も無かったのであった。(写真は、2種類あるキーホルダーのうち、駅ロゴ入りの方である。もう片方は革のちょっぴりイカしたキーホルダー、勿体なくてなかなか使えないかもしれない)長芋の漬け物も非常に美味、前回買って以来のファンであるが、旅はまだ続くため、今回は残念ながら見送り。実はこの長芋の漬け物は通信販売でも購入出来ることをつきとめた。どうしても食べたい病が発生したら、通販で購入しようとは思っているのだが、出来ればやはりこの道の駅で買いたい。 こうして無事に目的を果たし、再び国道4号に復帰し、せっせと十和田湖へ向かう。「十和田市」であればこの「しちのへ」からすぐ近距離であるのだが、「十和田湖」となると更に国道102号を延々と走らねばならない。我々は、それから1時間以上もの間、真っ暗闇の中を突き進むことになる。昼間は観光バス等が多いこの国道102号もさすがに夜間は走っておらず、ほとんど交通量もないため、まるで貸切道路のようだ。そして、どのくらい走っただろうか、やっと出てきた十和田湖畔、ここも昼間走れば絶好の景観だろうが、この闇の中では湖面に映る月明かりだけが唯一心を和ませる。 宿に着き、早速食事をしながら"ほし"はワインを楽しみ、その結果疲れが一気に吹き出したのか、あっという間に爆睡。 明日はいよいよ岩手入り、といっても明日のスタート地点は新郷村にある道の駅「しんごう」、実は本日この十和田湖畔の宿に泊まったのも、明日のスタート地点に少しでも近い位置にいたかったからである。本当ならば、今日中に廻っておきたかった「しんごう」は、水曜日、つまり今日が休館日であるため、明日の訪問にしたのであった。この辺りは計画の甘さがちらほらみえるのだが、反省点として次回以降の教訓にしよう。 旅も予定ではあと3日、いよいよ後半戦に突入だ。 |
「秋の陣」本編3(2001/10/02)を読む?
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最終更新日:2001年10月28日