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| 前回のスタンプラリーの旅から丁度1ヶ月が経ち、そろそろ「次行きたい」病がピークに達する。さすがに東北の道の駅スタンプラリーの為に毎週のように都内から出掛けていく程、我が家の財政にゆとりがあるはずもない。というのは、5月の下旬に多大なる出費と引き替えにカーナビを導入、しばらくは本能のおもむくままに旅に出るなんてことは自粛せねばならない。まぁ、それを「本末転倒」と人は言うだろうが、これからの旅はきっと実に効率的なルートで行けるに違いない、それはつまり時間短縮にも結びつき、ひとつでも多くのスタンプを押すことが出来るであろうと期待している。 6月2日の午後、我々は地図を広げながら悩んでいた。今まで訪れていない未知の駅で、しかも日帰り可能な場所は何処が残っているか、そしてどのようなルートをとるか、なかなか「これだ」というルートが決定せず、地図上で駅と駅を指さしながら頭をかかえていたのだ。結局、宮城県にある駅「七ヶ宿」をスタート地点にし、日本海側へと近づくルートで山形県の「白い森おぐに」まで行くことにはした。がその先、割と近い場所に新潟県の道の駅が密集している。"こあ"氏としては、是非ともまだ未知の駅を訪れることにこだわり、新潟行きを希望。しかし、"ほし"はすぐに首を縦に振れなかった。やはり、現在は東北の道の駅スタンプラリーに気持ちを集中したい、ひとつでも多くのスタンプを押したい、この気持ちが大きかったのである。 我々が出した結論、いや"ほし"が押し切った形になったが、今回は東北道の駅スタンプラリーにこだわって、「白い森おぐに」から内陸側に戻り南下していき、福島の各駅を廻ることに決定した。昨年は、福島から山形へと北上するルートをとったが、丁度逆ルートをとる形になる。昨年の秋に訪れた福島の駅は、全体的に異常な大混雑で、出来ればそのまま通り過ぎたい場所が多かったのだが、そうも言っていられない。今年は訪れる時期も異なることだし、少しはゆとりをもって売店等も見て歩けるかもしれない、と淡い期待を持つ。 そうして我々は19時過ぎにはいつもよりも早すぎる夕食をとり、21時には就寝、朝3時に起きることにする。しかし、だいたい朝3時過ぎまで起きていることが多い我々には、これは思った以上に酷なことである。おまけにその前日(土曜朝)、"ほし"が中部地方の道の駅案内を朝5時過ぎまでかかって更新作業をしていたので、結局寝たのは朝6時半。すっかり生活リズムは滅茶苦茶になってしまい、そんな我々が計画どおりに動けるはずがない。 案の定、夜中の2時前には目が覚めてしまい、どうにも寝られそうにも無いと観念した我々は、ぼそぼそと準備を始める。4時半過ぎに出発するつもりが時計を見ればまだ4時。最初の目的地である宮城県「七ヶ宿」の開館時間が9時なのだが、この分だと早く着きすぎてしまいそうだ。「まぁ、途中で朝御飯でも食べようよ」と話もついたところで出発・・・する前に、カーナビに本日最初の目的地を入力する。「えっと、ジャンルで検索、で交通機関で、道の駅、宮城県、七ヶ宿、とよし、入力完了!」と少しずつ操作も慣れたような気もする。それもそうだ。購入したその日の夜中に、山梨の方の道の駅まで操作練習?兼ねて出掛けてきたのだ。こんな時でも行き先に道の駅を選んでしまう我々をどうか笑わないで欲しい。 さて、4時を過ぎると朝の空も明るくなり始めている。中央自動車道の山梨方面は既に交通量も増えている。都内方面へ向かう我々は、混雑に巻き込まれることもなく、首都高速へと入る。さすがにこの時間から渋滞では、先が思いやられるだろう。快調に首都高速を走り、東北自動車道に入っても走る車はポツポツ程度である。「遠出するならば、このくらいの時間に行動しないとだめなんだよね」と改めて実感。 ガソリン補給と朝食を兼ねて蓮田SAに立ち寄る。「まだ朝5時だから、軽食コーナーくらいしか開いてないんじゃないの?」と言いながらいざ建物に入ると、むなしくも軽食コーナーはまだ閉まっていた。ところがその横にあるレストランは既に営業中だ。「おぉ、助かったぁ」と店内に入ると他にほとんど客はいない。よくよく考えれば朝5時といえば朝食にはちょっと早い時間のような気もする。とにかく前日の19時以降何も食べていない我々は、ひもじい思いをしながらここまでなんとかたどり着いたのだ。「と、、とにかく食べるぞ!」と"こあ"氏が選んだメニューは、なんとカツ丼であった。「あ、朝からカツ丼?そりゃちょっと胃に重すぎるんじゃないの?」という言葉も"こあ"氏の耳には届いていない。結局、"ほし"は定番の豚汁定食を選び、ほどなくきた両メニューを満足げに頬ばる。 ガソリンも人間も満腹になって再び本線へ戻ろうとすると、いつの間にか交通量が増え始めているではないか。ほんの数十分の間にこれだけ交通量に変化があるとは、いやはや時間は読めないものである。 こうして東北自動車道をひたすら走り続け、やがて福島県へと入り1ヶ月ぶりのみちのく旅の始まりだ。 |
【東京都下出発時刻】04:00 【帰宅時刻】翌00:32 ■色は宮城県 ■色は山形県 ■色は福島県 |
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| 中央自動車道/首都高速/東北自動車道〜 国見IC/(主)46号/国道113号 |
七ヶ宿 08:13 |
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| 国道113号 | たかはた 10:03 |
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| 国道113号/国道399号/(主)7号/ 国道287号/(主)8号/(県)250号 |
いいで 11:28 |
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| 国道113号 | 白い森おぐに 12:28 |
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| 国道113号/町道?/(主)15号/ (主)8号/(主)4号/国道121号 |
田沢 14:53 |
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| 国道121号/(県)333号/国道121号 | 喜多の郷 15:43 |
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| 国道121号/国道459号 | 裏磐梯 16:29 |
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| 国道459号/国道115号 | つちゆ 17:35 |
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| 国道459号/(県)354号/町道/(県)129号/ (主)39号/国道114号 |
川俣 18:27 |
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| 国道114号/(主)39号/(県)307号/ (主)51号/国道4号 |
安達 19:05 |
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| 時刻は19時半、東北自動車道の二本松ICからのればすんなり帰れそうだが、なんとなくまだ走り足りない、と感じる"こあ"氏は、しばらく一般道で帰ろうかと提案。まぁ、国道4号は東北自動車道と平行して走っているため、疲れた時点でのればいいや、という一緒の安心感のようなものを感じる。 こうして国道4号を南下し始めてどのくらいが経っただろうか。「お腹が空いたけれど、あまり気軽に入るところもないし、そろそろ高速道路にのろうか」と安直な提案により、あっさり須賀川ICから高速道路にのる。「福島県といったら、まだ道の駅たじまが残っていたよね、折角だから廻れば良かったかな」と"こあ"氏はちょっぴり残念そうに言うが、「でも今から寄っても既に閉館してるだろうし、また関東道の駅スタンプラリーが始まって栃木県の駅に行った時に寄った方が良いんじゃない?」と、昨年廻ったルートを頭に浮かべながら"ほし"は、既に関東の道の駅スタンプラリーがかなり楽しみだ。しかし、関東のスタンプラリー旅の方が渋滞に巻き込まれる機会も多そうなので、どう回避していくかが今後の検討課題である。 途中の那須高原SAでやっと夕食タイム、"こあ"氏はマーボー豆腐定食、"ほし"は鉄火丼を頼む。しかし、"こあ"氏にはこのマーボー豆腐が辛すぎたのか、しかめっ面でモグモグしている。「辛いんだったら、"ほし"の鉄火丼と交換する?」と"ほし"が言っても、「いや、大丈夫」と言ったまま結局豆腐だけをすくいだし、最後まで食べきることは出来なかった。きっと"こあ"氏の心の中では「メニューに辛口って書いておいてくれよ」と叫んでいたに違いない。そして、眠気防止の為にチューイングガムを買い、ガソリンも補給して再び出発。 既に関東エリアまで戻って来ているので、少し気が楽だが、それでもまだ都内までは数時間はかかる。浦和本線の料金所で料金を払い、やがて首都高速を経由して高速道路を降りるまで、目立った渋滞もなかったのが幸いであった。自宅に着いたのは夜中の0時半ちょっと過ぎ。「はぁ、走ったぞぉ〜」というには少し物足りない距離・時間のような気がするのは、やはり過酷なドライブに慣れてしまったせいなのか。それとも、カーナビを搭載して初めての遠出に興奮しているせいなのか、"ほし"は前者だが"こあ"氏はきっと後者だろう。 というわけで、6月初めのスタンプラリーの旅はこれにて終了、スタンプ数も10個に終わった。東北地方でまだ訪れていないところを中心に巡るというと、あとは青森県の津軽方面か、岩手県の北部辺りになる。次回はさすがに日帰りはきつそうだ。次回は6月末かまたは7月初旬を予定している。さて、次回は一体どうなることやら。 ◆◆◆ ちょっぴり余談 ◆◆◆ 今回の旅日記には、「カーナビ」なる文字があちこちに幾つも登場してきた。まぁ、カーナビ搭載しての初の遠出ということで、もっと「突っ込んだ」意味で悪戦苦闘日記でも書こうとも思ったのだが、よくよく考えてみれば今時カーナビ搭載程度でいちいち文章に残すのも気恥ずかしいと思い、「ちょっと余談」でサラッと語るだけにしておこう。 |
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最終更新日:2001年06月16日