関東道の駅スタンプラリー2001完結!
土砂降り×雷×天気雨?負けじと走れ!房総の旅
千葉編
2001年09月16日

遂にこの時がやってきた。何事もなく順調にいけば、今回のスタンプ巡りで関東の「道の駅」83駅全て廻りきるはずだ。本来ならば、前の週である09月09日に決行するはずだったのだが、前日の天気予報により9日の天気は「1日雨」であった。それを信じて1週間延期することにしたのだ。確かに、9日の朝起きてみると土砂降り。「これはやめて正解だったね」なんて言いながらそのまま眠りこけ、次に起きた時にはなんと外はしっかりと晴れている。「あれ・・・?晴れてるよ」としばし呆然としながら、その日行かなかったことを少し後悔、いや、かなり後悔していたかもしれない。

そして一週間が経ち、"ほし"はやや風邪気味でありながらも今週は絶対行くぞ!と気力だけは充分。先週、天気予報に裏切られながらまたもや天気予報をみると、「千葉方面は朝方雨、のちに晴れるでしょう」とのこと。折角の最終回(笑)、やっぱり天気には恵まれたい。まぁ、昼から晴れるならば良いか、と前日のうちに準備も整え早々と就寝。

当日の朝、5時過ぎに目を覚まし、すぐに空を見ると文句無しの晴れ空。しかし、都内と千葉方面の天気は必ずしも一緒とは限らない。テレビをつけると、前日の予報と同様に「千葉・茨城方面は朝方、強い雨が降るでしょう」と言っている。あぁ、良い意味で裏切って欲しい、この予報。そんな事を思いながら、身支度を整え出発したのは朝6時半過ぎ。

中央道から首都高速に入っても渋滞は無く、順調すぎるといって良い程快適な走行が続く。前日に、自宅から最初の目的地である道の駅「きょなん」までのルートをカーナビで確認したところ、首都高速湾岸線を経由して館山道に入るルートを指示していたのだが、何故か今日、改めてルートを確認するとカーナビの案内は何故か「アクアライン」を利用する旨、指示している。「はて、湾岸線に何かあるのだろうか・・・」と不思議に思いながらもVICS情報には事故や渋滞の案内はひとつも出ていない。カーナビの案内経路は、6パターンほどあるのだが、そのいずれもが湾岸線を使わない指示を出しているのだ。こういった場合、その先に何があるか分からない我々にとっては、とりあえずカーナビを信じてみる他無い(それで偉い目に遭った事も少なくないのだが)。

結局、久々に東京湾アクアラインを通るべく、首都高速を走る。すると、先程まで上空は晴れていたはずなのに、我々の行く手である千葉方面は厚い雲に覆われてかなり暗い。「天気予報ったら、こんな時ばかり当たるんだから・・・」と溜息をつきながらなおも走っていくと、フロントウィンドウにぽつりぽつりと雨粒が落ちてきた。「うわっ、降ってきた」と思った途端、土砂降りである。「幸先悪いなぁ。本当に昼前から晴れるのかねぇ」と言いながら、それでも土砂降りの中をひたすら千葉へ向かって走る我々であった。


【東京都下出発時刻】朝6時半過ぎ 【東京都下到着時刻】20時過ぎ
色は千葉県
  中央自動車道/首都高速/
東京湾アクアライン/館山自動車道/
国道127号
きょなん
08:29
国道127号 とみうら
09:36
国道127号/県道296号/(主)88号 三芳村
11:10
(主)88号/村道/国道128号/
国道410号/(県)297号
ローズマリー公園
丸山町
11:55
(県)297号/国道128号 鴨川オーシャンパーク
12:48
国道128号/(主)24号/
鴨川道路(有料普通車200円)/
(主)24号
ふれあいパークきみつ
14:03
(主)24号/市道/国道465号/
町道/国道297号
たけゆらの里おおたき
15:36

 
 
きょなん」あれ、休憩所にスタンプが無い? (千葉県)
到着時刻:08:29 スタンプ設置場所:プロジェクトヴィラ情報館,菱川師宣記念館,鋸南町中央公民館
雨はその後もあがる様子はなく、千葉へ近づけば近づく程、土砂降り度はひどくなる一方である。「これじゃぁ、先週行っても変わりなかったかもね」と、つい禁句を口にしてしまう。やがてアクアラインに入ると、深い深いトンネルをひた走る。このアクアライン、料金が高い高いと言われる割にはそこそこの交通量、実際は結構使われているのだなと思いながら流れに身を任せる。

そしてトンネルを出ると雨はいつの間にかあがっている。といっても、空は相変わらずどんより厚い雲。やはり、アクアラインは天候の良い時に走るに限るだろう。周囲見渡す限り灰色の海が広がり、お世辞にも美しい光景とは言えない。
さて、そんな寂しさが漂う中、料金所が見えてきた。千葉の高速道路はETCが使用可能な場所が多く、その点ではかなり嬉しい。アクアラインの料金所もETC専用レーンが設けられているので、カーナビに誘導されながらスッと通過する。しかし、ETCを利用するとその場で料金を手渡さないので、どうも料金を払った気がしないのは"ほし"だけだろうか。後でまとめてドーンと請求が来るのは分かっているのだが、手持ちのお金が減らないので、ついそんな感覚に陥ってしまう。「ま、まずいなぁ、その分ついつい土産にお金をかけちゃいそうだよ」なんて全く自制心の無い"ほし"である。

そうしてアクアラインから館山道へと入り、木更津南ICで国道127号に出るとまたもや、土砂降り状態。そんな雨の中をひたすら南下はじめる。雨のためか、それとも日曜のせいなのか、はたまたまだ時間的に早いせいなのか、まぁ何がともあれ交通量が少ないので、妙に快調に目的地である「きょなん」に近づいている。こんなに快調でいいのだろうか、なんて首を傾げながらあっという間に「きょなん」に到着だ。
なんといっても「きょなん」の目印は、南国情緒あふれる木々と共に建っている黄色い屋根の情報館。しかし、やはりこの情報館は昨年確認したとおり、土日祝日が休館である。休みである土日にしか訪れる機会がない我々にとって、この情報館の扉を開けることはほとんど無いだろうと思いながら、駐車場へ向かう。

物産店や記念館が開く9時までにはまだ30分以上も時間がある。そのせいか、駐車場に停まっている車もあまりおらず、車中泊組かトイレ休憩目的の車がぽつりぽつりと停まっている程度だ。雨もまだまだ降っており、外に出てウロウロするのもはばかられる。「まぁ、9時までとりあえず車で待っていようか」と"こあ"氏は、カーナビに次以降立ち寄る道の駅の地点をせっせと入力していく。「ひとつひとつの駅間距離が短いから、あっという間に廻り終わっちゃうんじゃないの?」と"こあ"氏。「大丈夫、その分ひとつひとつの駅に時間かけるから」と"ほし"。しかし今回廻る駅は、既に何度か訪れたことのある駅ばかりなので、時間をかけるにも限界がある。おまけに今日はこんな不安定な天候ゆえ、海岸沿いを走るのも楽しくない。

そんな話をしながら「雨、やまないかなぁ」と車の窓からじーっと外を見ていると、まもなく雨は小降りになり、嬉しいことに雨はあがってしまった。時間も丁度9時になろうとしていた。駐車場の向かいにある売店も開店準備をしているところだ。「よし!散策開始」と車から降りる。
売店は後で廻るとしてまずはスタンプを押そうと、昨年同様に休憩所へ寄ってみる。休憩所には品の良さそうな夫婦がいたのだが、まもなく外に出ていった。"ほし"は休憩所内でチラシ等を物色しながらスタンプを探す。すると、スタンプが置かれていたであろう場所は発見したのだが、かんじんのスタンプが無い。「あれ、スタンプの鎖はあるのに、スタンプが無いぞ!」と休憩所内をオロオロする"ほし"。そして、外に出ると休憩所の入口のドアに「スタンプは、情報館・菱川師宣記念館・公民館の3箇所にあります」と書かれている。「あれれ、今年からは休憩所にはスタンプを置くのをやめたのか・・・」という事に気づき、"こあ"氏と共に菱川師宣記念館へと向かう。

すると、先程休憩所ですれ違った品の良さそうな夫婦が記念館から歩いてきた。そして旦那さんの方が「スタンプ、記念館にありますよぉ」と教えてくれた。うわ、先程スタンプが無いぞ無いぞと騒いでいたのを見られてしまったのか、と少しばつの悪い顔をしながらも、「そうみたいですねぇ、ありがとうございます!」と"ほし"はペコリと頭を下げる。奥さんの方も会釈をしながら通り過ぎる。うーむ、雰囲気の良い夫婦だなぁ、と羨ましく思いながら、記念館へ入る。

スタンプは記念館に入って案内カウンターの横辺りに置いてある。確か、昨年は道の駅デフォルトスタンプ(丸型の中央に道の駅ロゴが入ったタイプ)だったが、今年はオリジナルスタンプだ。訪問日の日付が入るタイプなのだが、日付スタンプと絵柄部分のスタンプが独立しており、なかなか押しづらいのが難点。そうしてスタンプを押していると、後ろから突然、中年男性に「お、スタンプどのくらい溜まった?」と話しかけられる。"ほし"が「今日、千葉をぐるり廻ったら一応全駅制覇ですよ。今、ここで押したからあと残すは6駅ってところです。」と答えると、かなり驚いたのか「えぇ?ホント??ちょっと見せて」と我々のスタンプ帳をパラパラっとめくる。そして「すごいなぁ、長野なんて特に大変だったでしょう、離れている箇所もあるし」と、その男性は感心しているというよりも呆れているようなご様子。我々の周囲では既に全駅制覇している者も何名かいるので、我々にとって全駅制覇自体があまり珍しいものではない感覚自体、世間とずれているのかもしれないが、一般的には「よくやるなぁ」と思われるらしい。そしてその男性は別れ際に「ほとすごいわ、でもかかるお金もすごそうだわ」とぽつりと言って去っていった。

確かにこれだけ何週にもわたって関東じゅうのあちこちを走り回るということは、高速代やらガソリン代、土産代やら食事代だってかかる。それ程、全駅制覇に固執していない人にとっては、これだけスタンプラリーにかける事がある意味奇妙に思えるのかもしれない。
さて、売店の方を覗いてみる。すると、売店内の配置が昨年とは異なり、なんとなく雰囲気が違って感じる。やはり1年も経つと店内も模様替えをしたりもするのだなと思いながら、店内をウロウロ。海産物は丁度店員さんが並べている最中、みるみるうちに陳列ケースに魚の干物がズラリと並んでいく。その他、やはり千葉というと「枇杷製品」、まぁ枇杷製品は次の駅「とみうら」で買おうと思っていたので、見るだけにとどめた。「きょなん」の店の性格上、海産物が中心のようにも思える。昨年訪れた時は晴れていたので、店先で魚の天日干し風景が見られたのだが、残念ながら今日はそれも無い。

それにしても、朝一訪問のためか、訪問客が少ない。「ここって採算はとれてるのかなぁ」と"こあ"氏の厳しい一言に、"ほし"もただ黙って首を傾げるのであった。この駅の場合、菱川師宣記念館はあるが、その他に長居して楽しむような施設がある訳でもないので、どうしても印象が薄いのは仕方がないだろう。

雨こそやんだのだが、雷がなっている。慌てて車に戻った我々は、次の駅に向かって出発する。
 
 

 
 
とみうら」枇杷製品を買うならばやっぱりココ! (千葉県)
到着時刻:09:36 スタンプ設置場所:枇杷倶楽部正面入口インフォメーションコーナー
次に向かう道の駅は「とみうら」だ。「きょなん」から、国道127号をそのまま約13km程南下すれば着いてしまう場所にある。道も混雑しておらず、これまた快調に南下を続ける。「こんな調子だとあっという間に廻り終えちゃうんじゃないの?」とまたもや"こあ"氏が苦笑。

いつもならば道中、何らかのハプニングもあるのだが、これといって特記することも何もなく、あっという間に「とみうら」に到着。「あっけない到着だなぁ」とハプニング期待の"ほし"としてはやや不満気味。しかし、駐車場を見ると「げげ・・・・」とのけぞる。既に駐車場はほとんど満車状態、しかも大型観光バスが2台程停まっている。これは店内も大混雑か、と不安になりながらもなんとか駐車スペースを確保。車から降りて建物に向かって歩き出すと、雨までポツリポツリと降り出す始末。

慌てて枇杷倶楽部内に走り込む。すると意外や意外、そこそこの利用客はいるのだが店内はさほど混雑しておらず、この分ならばゆっくりと店内を見て廻れそうだ。後から走ってきた他の中高年女性たち数名が、「いやーまいったわぁ、いきなり土砂降りよぉ、雷もなってるんだもの」等と言いながらハンカチで濡れた頭を拭いている。「ん?」と思い、店の外を見ると滝のような雨が降っているではないか。つくづく今日は変な天候である。

さて、道の駅「とみうら」枇杷倶楽部といえば、道の駅グランプリ2000最優秀賞駅としても有名である。そういえば2001年はこういった道の駅グランプリは実施しないのだろうか、と思ったりもしながら、改めて駅内を散策。こうして約1年の間、様々な道の駅を廻ってきたのだが、改めてこの駅を見ると確かにバランス的にまとまった駅だと感じる。自駅の特長をしっかりと出している点では、かなりポイントが高いのではないだろうか。
その施設名である「枇杷倶楽部」内の売店は、実に枇杷製品がいっぱいだ。食べ物から生活用品、酒類、雑貨に至るまで、実に多種多様な商品が並んでいる。中でも"ほし"のお気に入りは、「枇杷石鹸」。この甘い香りがかなり気に入っており、昨年に引き続きまたしても枇杷石鹸を購入。

他に、「枇杷ポテト」なるスイートポテトやら枇杷チーズケーキ等も心そそられる。ここの嬉しいところは、各商品が1個単位でも販売されているものが多いところだ。過去に他の駅で、「これ、食べてみたいな」と思った商品があったのだが、6個単位でなければ買えないために結局やめてしまった、というものも結構あったのだ。
そうしてあれこれ買った我々は、軽食コーナーや休憩スペースがあるアトリウムへと向かう。「昨年はこの次の駅で昼食をとったから、今回はここで食べていっちゃおうか」と突如"ほし"が提案。「待ってました」と言わんばかりににんまりする"こあ"氏だが、今日は"ほし"の方が珍しく先に空腹に耐えられそうになかったのだ。

軽食カウンターの右側にちょっとしたカフェがあるのだが、まだ10時を少し過ぎたところなので喫茶のみではなかろうかと思いきや、どうやら既に食事も可能のようだ。ホッとしながらカフェに足を踏み入れると、既にお客さんでいっぱい。すると店員さんが「申し訳ありません、カウンター席でもよろしいですか。それとも向こうの休憩スペースにお運びしましょうか」と声をかけてきた。「あ、カウンター席で構いませんよ」と言って席につきカフェ内を見渡すと、店内はやや狭めなのが残念、といっても木の造りが可愛いらしく、窓が大きく明るい雰囲気が心地よい。
既に店先のメニューを見ながら食べるものは決定している。早速頼んだのは枇杷カレーだ。どんな味なのだろう、とワクワクしながら待っているとテーブル席が空き、店員さんの心遣いでテーブル席へと移動。まもなく枇杷カレーが運ばれてきた。「うーん、良い香り!」と言いながら早速スプーンを口に運ぶ。一口パクッと食べたところ、辛さはあまり感じず、どちらかといえば甘い方かと思いきや、しばらくすると辛さがやってくる。つまり、甘みの中にしっかりとした辛さがある味なのだ。「枇杷の味って感じは特にしないけれど、このほんのりとした甘みがポイントかな」とせっせと食べる。辛いものが苦手な"こあ"氏には、やはり辛さがやや気になったらしい、と言いながらも結局ふたりとも綺麗に平らげてしまった。

「ふー、満腹ぅ」と言いながら次に食べるは「枇杷ソフト」。枇杷カレーのセットにはソフトドリンクか枇杷ソフトが付いてくるのだが、"ほし"は勿論枇杷ソフトを頼んだ。昨年、あの枇杷ソフトの味にふれてからはここに寄ると枇杷ソフトを食べずにはいられないのだ。やがて運ばれてきた枇杷ソフトは、コーン無しのカップ型であった。そのソフトをスプーンですくいながらあっという間に完食。胃の方も落ち着いてきた頃には、青空がチラリと見えている。
すっかり枇杷を満喫した我々は、第一の目的であるスタンプを押しに入口のインフォメーションコーナーへと急ぐ。「きょなん」で逢った人たちにまたここでも逢うかなと思ったが、のんびりペースの我々はすっかり置いていかれたらしい。さてここのスタンプだが、道の駅デフォルトスタンプの他、割と巨大な角形スタンプがある。折角、「枇杷倶楽部」の枇杷ちゃんなるキャラクターもあるのだから、スタンプの図案にも取り入れればいいのにな、と思いながらスタンプをポンっと押す。

外に出ると、太陽が出ているのにぽつぽつと雨も降っている。「天気雨だねぇ」と言いながら車に戻ろうとすると、とある団体客が、どやどやと隣の「とみうらマート」に入っていくのを目撃。なるほど、観光バスがいながら店内がごった返す程の混雑ではなかったのは、この「とみうらマート」へ向かう客も結構いたからだと納得。

そうして車に戻った我々は、次の道の駅へ向かうべく出発。
 
 

 
 
三芳村」昨年ほどの混雑ではなく、ひとまずホッ (千葉県)
到着時刻:11:10 スタンプ設置場所:物産・食事処「鄙の里」の情報コーナー
次に向かう道の駅は「三芳村」。「とみうら」を出て国道127号をやや南下すると、前方に県道296号三芳村方向の案内が見えてくる。しかし看板では左折方向と書かれているのだが、実際には斜め左方向(11時方向)へと入るような形で曲がり、しかもその道は結構細い為、一瞬間違ったかと思ってしまう。

「この道、間違ってない?」と"こあ"氏は心配そうに聞くが、昨年も同様のルートで向かったため、道の雰囲気自体なんとなく覚えている"ほし"は自信たっぷりに「大丈夫大丈夫」と言うばかり。カーナビの案内も今日は何故だか現在地点がずれる事が多く、あてに出来ない。どうやらカーナビに搭載されたこの周辺の地図データに誤りがあるらしい。そうして県道296号を走っていると、やがて前方には道の駅「三芳村」の案内看板が見えてきた。看板に従って主要地方道88号に出ればまもなく右手に道の駅「三芳村」を発見。

そういえば昨年は、直売所側の駐車場がかなり混雑していたことを思いだし、今回は迷わず食事処や情報コーナーがある「鄙の里」の先にある駐車場へと向かう。するとこちら側の駐車場はかなり余裕がある状態で、ひとまずホッとする。昨年は人・人・人でごった返していたのに比べ、今年は妙に人が少ないのは何故だろう、と思ってしまう程だ。

「三芳村」といえば昨年ここで「ジャンボカボチャコンテスト」を開催していた。その際には、通路に自信作のジャンボカボチャたちがズラリと並んでおり、なかなか迫力ある風景だったのだが、今年は時期的に少し早かったようだ。もしかしたら、昨年はそのせいで混雑していたのかといろいろ想像してみる。
まずはスタンプを押そうと、「鄙の里」へと入る。するとスタンプ設置場所には若い男女二人組が仲良くスタンプを押している姿を遠目に確認。後ろに並んでせかすのも悪いな、と思った"ほし"はしばらく工芸品コーナーやら安房ビールを眺めて廻る。

丁度、安房ビールコーナーでは、陳列棚にビールを並べている最中。我々がその後ろで「何を買おうかな。やっぱりあの3本セットにしようかな」と目で追っていると、「あっ」と気づいた店員さんが、"ほし"の視線の方向に気づき、「このセットですか」とわざわざとってくれた。実は昨年もこのビールを買おうかどうしようか悩んだあげく、買わずじまいで立ち去ったため、今年こそは買おうと心に決めていたのだ。さぁ、どんな味だろう、それは帰ってからのお楽しみだ。
隣接の「みるく工房」の牛乳やチーズケーキ等が置いてあるのもひとつの特長だ。美味しそうなレアチーズケーキを見ながら、買って帰りたい衝動にかられるものの、先程菓子類を山のように買ったばかりの身としては躊躇してしまう。

どなたか、ここのケーキ類や牛乳を体験された方、その感想を是非教えて欲しい。
さて、スタンプ設置場所には誰もいないようだ。今のうちに押してしまおう、とスタンプ帳をめくる。ここのスタンプは丸型の道の駅デフォルトスタンプのみ、ちょっと物足りないが仕方がない。そうしてスタンプを押し終わり、他のコーナーも見て回ろうと歩き始めると、先程の男女二人組がスタンプ帳を見ながら、軽食カウンター近くの椅子であれこれ語り合っているのが目に入る。「今日って、結構スタンプ巡りをしている人多いね、見かけない時は全く見かけないのに。」と言いながら、我々はその場を後にする。

次に直売所の方へと足を運んでみる。「土のめぐみ館」なる直売所は農産物を中心とした商品が並んでいる。ぐるりと一周しながら野菜の数々等を見て歩く。この直売所目当ての客も多いのか、店内は割と混雑気味である。この道の駅の屋外トイレは、その構造に特長があり、柱の中央に手洗い場があるのが印象的だ。また、そのトイレの扉や各所の色使いもなかなか印象に残るかもしれない。
 
 

 
 
ローズマリー公園丸山町」、ここが道の駅?と思う人が多い場所 (千葉県)
到着時刻:11:55 スタンプ設置場所:シェイクスピア・カントリー・パーク入口カウンター
「三芳村」を出た我々が次に向かう先は道の駅「ローズマリー公園丸山町」だ。昨年は、「三芳村」から主要地方道88号、県道296号、国道410号を経由して駅の沿線上である県道297号に出るルートで向かったのだが、今回はカーナビの案内にて次の駅へと向かいだした。すると、「三芳村」から一旦北上したと思ったらすぐに東方向へと曲がり、農道、山道へと入り込む。「なんだか妙なルートだけど、とりあえず快適に走れているからまぁいいか」と言いながら、細い道を走り続けていると、いつの間にか南下している。

そしてひょっこり出てきたのは丸山町内の国道128号、更に国道410号と交差する点までやってくると「なんだぁ、ここかぁ」と"ほし"は昨年見た周辺の風景を思い出した。"こあ"氏はまだ思い出せないまま、カーナビの案内に従って国道410号海岸線方面へと曲がり、千倉町と丸山町の丁度境にあたる県道297号へ出たところでやっと思い出した。「なんだぁ、ここかぁ」って思い出すのがちょっと遅くないか。やはり、地図とにらめっこしながら走っていた分だけ、"ほし"の方が道路自体の記憶は残っているらしい。
海岸線に沿って県道297号を北上していくと、まもなく左手に道の駅「ローズマリー公園 丸山町」の入口が見えてきた。案内に従って細い通路へ入ると左手には中世ヨーロッパを感じさせる庭園が、そして右手には小さな駐車場がある。この駐車場、もともと小規模なせいか混雑している事が多く、なかなか停められない(単にタイミングが悪いせいだろうか)。結局、そのまま更に奥まで進み、大駐車場に車を停める。大駐車場の方は「大」と名が付くだけあって広い敷地だが、停まっている台数はそれ程おらず、なんとも寂しい。

さて、かんじんのこの道の駅「ローズマリー公園丸山町」、ここに初めて訪れた時はかなり面食らった。「ここ、本当に道の駅?」と広い庭園の中で途方に暮れ、それでもその美しさにしばしうっとりしながら歩いたものである。屋外での休憩ならばこの庭園が充分にその役目を果たしてくれそうだが、屋内で休憩が出来そうな場所は見当たらない。他に、ここで気軽に利用出来る施設といえば、シェイクスピア・カントリー・パーク(シェイクスピアに関する資料館/有料施設)のエントランス部分の売店と、その裏に設けられたトイレくらいだろう。軽食喫茶等は、有料施設に入らなければ利用することも出来ない。昨年はこの有料施設側も訪れたのだが、今年は丁度雨も降り出してきたことだし、売店のみ訪れることにしよう、と駐車場からエントランスに向かって歩き出した。
すると前方に、なんと道の駅Tシャツを来た、ハツラツとした夫婦らしき男女組が歩いているではないか。男性のほうは緑色、そして女性は赤色のTシャツに大きく道の駅のロゴが描かれている。あまりに衝撃的なその光景にしばらく釘付けになる"ほし"だが、ぼーっと突っ立っているうちにその夫婦は車に戻っていってしまった。

あぁ、今考えれば、「それ、何処で購入されたのですか、それとも手作りですか」とでも聞いておけば良かったと後悔している。もしも、心当たりの人がいたら是非"ほし"まで連絡願いたい。確か、男性の手にはスタンプ帳らしきものが握られていたため、彼らもスタンプ巡りの旅をしていたのかもしれない。
雨が本格的に降ってきた。"こあ"氏は慌てて車に傘を取りに戻り、"ほし"は先に売店がある建物へ走り込んだ。すると、昨年同様、正面のカウンター上にスタンプが置いてあるのを発見。まずはスタンプを押してから売店内を散策する。

といっても、売店の規模はそれ程大きくない。シェイクスピアの生家等が描かれた立体絵の額縁やら洋書、イギリスの雑貨っぽいものが並んでおり、またここシェイスクピア・カントリー・パークの菓子類等も何種類か置いてある。
更には、ローズマリーのソープやオーデコロン、入浴剤等も並び、ローズマリーの里らしい商品が揃っている。

昨年訪れた時にはあまり気にも留めなかった事だが、こうして改めて見ると気づくことも結構あるものだ、と思ったりも。
雨降る中、駐車場に戻ると、今更ながら周辺にある風車の存在に気が付いた。そういえば、先程から"こあ"氏が「この風車ってこの施設のものなのかなぁ」と繰り返し"ほし"に聞いていたというのに、先程目撃した道の駅Tシャツに気を取られてその言葉をすっかり聞き流していたようだ。駐車場から一番近い風車に近づいてみると、その周辺あちらこちらでも白い小型の風車が廻っている。そうだ、ここ丸山町は「風車とローズマリーの里」というキャッチフレーズがあったのだ。

今回は雨ゆえ、駅外観の写真もろくに撮れなかったのだが、せめて少しだけでも撮っておこうとカメラを構えていると、そこを通りがかった軽トラックのおじさんが「今日は雨だから、写真うまく撮れねぇっぺ」と声をかけてきた。"ほし"も「そうですねぇ、すごく残念ですぅ」と頭をかきながら答える。「頑張って撮れやぁ」と言いながら軽トラックは去っていった。今日はフレンドリーな人に出会うことが多く、なんとも嬉しい気分になりながら車に戻るのであった。
 
 

 
 
鴨川オーシャンパーク」海の幸いっぱいの売店 (千葉県)
到着時刻:12:48 スタンプ設置場所:物産館1階カウンター
「ローズマリー公園 丸山町」を出た我々は、そのまま県道297号を北上。道ばたには色とりどりの花が咲いており、また真っ直ぐにのびる道は実に快適である。しかし、"こあ"氏から出てきた言葉は「いかにも抜き打ちでスピード違反の取り締まりをしそうな道だね」である。「ははは、ごもっとも・・・」と苦笑しながらまもなく国道128号に合流し、更に海岸線に沿って鴨川市方面へと走る。

道の駅「鴨川オーシャンパーク」が右手に見えてきた頃には、降っていた雨もなんとかあがり、なんとか傘無しで歩けそうだ。この道の駅、何度見てもユニークな外観である。昨年、"ほし"はこの駅の外観を「まさしく海外の古代遺跡のようだ」と表現したのだが、その姿は勿論健在、建物全体が噴水になっているのも面白い。駐車場に車を停め、建物の方へと歩いていくと、丁度団体客御一行様が弁当を広げて、休憩所やその外で食べている。「こんな不安定な気候の中、外で弁当を食べるのは、なかなか無謀な気もするのだけどなぁ」と余計なおせっかい的な考えが頭をよぎりながらもその場を通り過ぎ、物産館内に入る。
物産館の1階は売店と観光案内コーナーがあり、我々はまず観光案内コーナーのカウンターに置いてあるスタンプを押し、第一目的を果たす。

「あと2箇所で全駅制覇、時間が余り過ぎそうだね。鴨川シーワールドにでも寄って行こうか」なんて余裕の言葉が出るほどだ。
さて、海の幸や鴨川シーワールド的なグッズがズラリ並んだ売店は、利用客でごった返している。あわびやとこぶし、イカの塩辛をはじめ、鯨の刺身やタレといわれる天日干し等の前には人が群がり、あれこれ手にしながら悩んでいる人も多い。我々もその中で「イカ明太」でも買おうと思い、陳列棚であれこれ目星をつける。しかし、要冷蔵品を手に持ったまま他のコーナーをウロウロするのもはばかられ、とりあえず商品だけ確認してその場を後にした。そして、地酒コーナーやら貝殻コーナーを眺めて、再び海産物コーナーへ戻ってみると「ない・・・・」、まだ数個残っていたはずのイカ明太はいつの間にか売り切れていた。「教訓、欲しい商品はその場で手にすること、だね」と"こあ"氏に言われ、いよいよ落ち込む"ほし"。

ふとレジの方をみると、買おうと思っていたイカ明太の瓶を複数個持った人を発見。「タッチの差か・・・」と入手出来なかったとなるといよいよ惜しくなってくる。「まぁ、それじゃぁ代わりに塩辛でも買って帰ろうか」と何種類か並んでいるイカの塩辛の中から選んで購入。
レジに並んでいると、壁に掲げられたマンボウのぬいぐるみを発見。"こあ"氏に会計をまかせ、"ほし"はひとり、その方向に歩いていく。すると、「鴨川市の魚 マンボウ」と称し、大きなマンボウのぬいぐるみが置いてある。そして、籠の中には海の動物たちのぬいぐるみ等が売られている。「どれどれ・・・」と籠の中から直径15cmくらいの小型マンボウのぬいぐるみを発掘し、いざ手にする。しかし、その値段をみて一言「げっ・・・高い」とつい声をあげてしまった。すると、その横にいた年配の女性が「それ、高いでしょう。1365円もするのよね」と、"ほし"の声に反応する。「うーん、ちょっと高すぎますねぇ、このサイズの割に・・・」とついつい調子にのって言ってしまう"ほし"。会計を終えてやって来た"こあ"氏がこれ以上ぬいぐるみは買わないでくれ、といった表情で"ほし"をひっぱっていく。

昨年は全く気にも留めていなかったのだが、鴨川市の魚って「マンボウ」だったのか、とイカの塩辛を包んでいる包装紙に描かれたマンボウをみながら今更気づくのであった。

2階にはレストラン、3階には展望室がある。丁度、今日はフリーマーケットを開催している最中のせいか、人の流れが多く、それから逃れるように外に出ようとすると、またもや雨が降っている。この分では次の道の駅に着くまで雨はやみそうにもない。
 
 

 
 
ふれあいパークきみつ」物産館はいつも混雑? (千葉県)
到着時刻:14:03 スタンプ設置場所:物産館ティーラウンジの前辺り
「鴨川オーシャンパーク」を出た我々は、次の駅「ふれあいパークきみつ」に向かうべく国道128号海岸線沿いを北上。距離にして約19km程なので、30分以内には到着してしまう位置にある。しかし、「ふれあいパークきみつ」へ効率的に行くには、どうしても有料道路を通らざるを得ない。国道128号から主要地方道24号に入る頃には一旦雨もあがったのだが、向かう方面の空はあまりに暗すぎる。「土砂降り覚悟だね」と言うや否や、フロントウィンドウに叩きつけるような雨が降ってきた。

昨年も「ふれあいパークきみつ」では雨に降られ、今年こそは晴れた「きみつ」を堪能したかったのだが、結局今年もそれは叶わぬ夢であった。そんな大雨の中、鴨川道路を北上し、まもなく左手に道の駅「ふれあいパークきみつ」が見えてきた。道を挟んで両側に駐車場があるのだが、やはり物産館側の駐車場は相変わらず混雑。それに対し、レストランや片倉ダム記念館がある側の駐車場はほとんど車が停まっていない。ここの駅のお目当ては、やはり「物産館」なのだろうか。
雨が強く降り続ける中、車から降りると慌てて物産館に駆け込む。店内は昨年同様、利用客でごった返しており、細い通路を人にぶつからないように歩く。それでも"こあ"氏は長い枝の花木を無造作に持っていた人に洋服の片袖を汚され、ややムッとしているようである。

入口手前が農産物中心の直売コーナー、そして奥側には君津周辺の特産品等が置いてある。先程、鴨川でも並んでいた海の幸(鴨川で買えなかったイカ明太もあったのだ)も多数あるのだが、我々が着目したのは君津市内にある「かずさ工房」のハム・ソーセージたちである。やはり、君津の名産をチェックしたい我々としてはすぐさま手にとり、海苔入りソーセージを購入。地酒やこんにゃく、味噌等も多数並び、買っていく人も少なくない。
やはり今年もスタンプは物産館内に置いてあり、客でごった返す中で押すのはどうも苦手である(苦笑)。

出来れば、来年は道を挟んだ反対側にある片倉ダム記念館にでも置いてくれれば、と思うのは"ほし"だけだろうか。
物産館の店先では、富津のアサリを販売していたのだが、そろそろ店じまいのようである。片づけるその姿を見ながら、"こあ"氏がいきなり笑い出した。「え?なになに?」と"ほし"はその笑いの源が分からない。

「ちょっとカメラ貸して」と言うと"ほし"からカメラを取り上げ、なにやら段ボールの看板を撮っている。その方向を見ると、「氷は・・・・・え?凍死するほどあります?」、この素朴なアサリ販売から想像もつかないようなブラックユーモアに思わず脱帽。思わず、販売のおばちゃんの顔をまじまじと見てしまった我々なのであった。そして"こあ"氏は一言「好きだよぉ、こういうの」
そういえば片倉ダムって何処にあるのだろう、道を挟んだ反対側に「片倉ダム記念館」があるし、その奥まで何やら道が続いている、ということはその奥にあるのだろうか、と勝手な憶測の元、片倉ダム記念館側の駐車場から更に奥に進んでみた。すると、道ゆく看板に「この先、行き止まり」と書かれている。「はて?」と言いながらもそのまま進むと、たどり着いたところはなんと衛星管制センター。こんなところでウロウロしていると捕まるのではなかろうか、と慌てて引き返し、駐車場に戻る。

「それこそ、片倉ダム記念館で確認すればいいじゃないか」と今更気づくのも間抜けな話だ。そうしていざ館内に入ると、「記念館」ではなく、「片倉ダム展示室」と書かれている。確かに記念館というにはあまりに規模が小さい。そう、それは会議室の一室にパネルをズラズラと置き、中央に立体マップがドンと置かれただけの展示である。我々は、その中で立体マップを見ながら、片倉ダムの位置を確認。どうやら、ここから少し離れた場所にあるらしい。

同じ施設内に和食レストラン「山海亭」がある。昼時を過ぎたせいか、客はほとんどおらず静かだが、外から覗いた限りは明るく雰囲気も良さそうだ。来年はここに寄ってみようか、と言いながら外に出る。
 
 

 
 
たけゆらの里おおたき」れんげの里牛乳にタケノコ 特産品あれこれ (千葉県)
到着時刻:15:36 スタンプ設置場所:物産館内軽食コーナー前の休憩スペース
さぁ、関東道の駅スタンプラリー巡りもいよいよこれでおしまい、我々にとって83駅目の道の駅は「たけゆらの里おおたき」だ。昨年「ふれあいパークきみつ」で全駅制覇を成し遂げた後、完成したばかりの「たけゆらの里おおたき」へ寄ってみようとそそくさと向かった事が思い出される。

「ふれあいパークきみつ」を出た我々は、主要地方道24号を北上し、君津市笹から亀山ダム付近を通って国道465号へと出る。昨年はこの周辺で道に迷い、とんでもない方向へと走っていたのだが、今年はカーナビという強い味方と、昨年この周辺を走ったといううっすらとした記憶が助けとなって、何の迷いもなく国道465号を大多喜方面へと進み出した。この国道465号は途中、養老渓谷付近を通るため、少し寄り道でもしていこうかとも思ったものの、雨等による川水の濁りをみて結局諦める。
そうしていすみ鉄道を右手に見ながらひたすら国道297号に近づいていくと、総元駅辺りを過ぎた辺りであろうか、カーナビが突如右折して細い道を行けと指示してきた。「え?何処何処?」と言いながら慌てて細い道に突入、ひょこっと出てきたのは国道297号であった。「なるほど・・・国道297号へのショートカットだったのか」と納得しながら北上するとまもなく道の駅「たけゆらの里おおたき」が見えてきた。

駐車場は、雨が降っているというのに「超」がつく程の大混雑、元々地域住民には親しまれていた場所だったのだろうが、加えて観光客にも愛される道の駅に成長したようだ。何処に停めようかとウロウロしていると、やっと施設の奥に空きエリアを発見、すかさず駐車。早速、駅内の散策開始だ。といっても、昨年訪問時にかなり細かく見て廻ったので、今回はもう少し特産品を中心に見て廻ろうと、意欲満々な"ほし"だ。
さて、この「たけゆらの里おおたき」は、物産館をメイン施設として、他に休憩所・トイレ等が設置されている。物産館には農産物直売や特産品の販売、そして軽食コーナー、乳製品工房等がありガラス越しに見学も可能だ。

売店を覗いてみると、やはり沢山の客で賑わっており、既に農産物もかなり売れてしまっているようだ。また、ここの乳製品工房で作られた牛乳やヨーグルト、アイスクリーム等も販売している。昨年に引き続き、またしてもここの牛乳を買い、そして大多喜の特産のひとつである「タケノコ」にちなんだ「竹っ子あられ」なるものも"ほし"の興味を大いにひく。
おっと、スタンプを忘れてはいけない、と店内にあるちょっとした休憩コーナーに向かうと、テーブルの上にちょこんとスタンプが置いてある。不思議と感慨深いものがこみ上げてくることもなく、あっさりと83駅目のスタンプを押してしまったのは何故だろう。といっても、昨年も最終駅である「ふれあいパークきみつ」ではとても感傷に浸っている余裕もなく、ポンと押してしまった。まぁ、「全駅制覇したぞ」といった実感は、もしかしたらこのスタンプ数を駅の人にチェックして貰って、応募用紙を提出する「時」なのかもしれない。

「ここで提出していく?」と辺りを見渡したのだが、一体何処でスタンプ数を駅の職員さんにチェックして貰えば良いのか分からない。まさか、この混雑時に売店のレジの人に「お願いします」はさすがに言えない。"こあ"氏は、「期限までまだ時間もあるのだから、また別のところで提出しようよ」と耳打ちする。「そうだね、思い入れのある道の駅か、はたまた堪能しきれていない駅を再度訪問した時に一緒に提出しようか」ということにする。
そして帰る前に、全駅制覇祝いがわりに乳製品工房のソフトクリームを買い、軽食コーナーの隅でひっそりと食べる。とりたてて「ここがすごい」といった特長がすぐには浮かんでこないのだが、どちらかといえばコクと甘味が強く、結構口あたりは柔らかいわりには溶けてこないので、安心して食べられるのが嬉しい。

店の外に出ると、まだ雨はポツリポツリと降っている。今日一日、順調過ぎる程順調に駅巡りが出来たのは、もしかしたら天候に恵まれなかったせいだろうか。そう思えば、雨も悪くない。
 
 

車に戻ると、"こあ"氏は一言「なんだか終わってみると、あっけなかったね。昨年はもっと苦労したような気がしたのだけど」とぽつりと言う。そりゃまぁそうだろう、昨年は道に迷うわ、駅の開館時間内に行ったと思いきや既に閉まってるわ、暑さでダウンはするわ、食事もとらずに延々と走り回るわで、かなり過酷なスタンプ巡りをしていたのだ。それに比べて、今年はなんたる余裕であろうか。決して、ひとつの駅にかける時間を短縮していた訳ではないのだが、昨年の強行巡りを教訓に、今年は暑さに負けないように充分な水分をとること、そして昼食は必ずとること、更にカーナビの導入で道に迷うこともなくなった事が、かなり旅を楽にしているのではないだろうか。まぁ、その分、「笑える」「怒れる」エピソードが半減したことも事実だ。

旅は思わぬハプニングもまた楽しいものだ。あまり綿密に計画をたてすぎるのもつまらないか、と思ったりもしながらも、やはりあれこれ考えてしまう、そんな時間も楽しかったりする。

おっと、旅はまだ終わっちゃいない。これからまだ家へ帰らなければならないのだ。しかし、あまりに早い時間に終了してしまったので、千葉県に新しく誕生した道の駅「多古」が現在どのような状態なのか見に行ってみようか、と思いついた。しかし、大多喜町から、銚子に近い多古町へはかなり時間がかかりそうだ。「さすがに今から向かったとしても、着いた頃には暗くなってるんじゃない?」と"こあ"氏が鋭く指摘する。確かにそうだ、しかもその道の駅「多古」がまだオープンしているかさえ知らないのだ。ここは、おとなしく家に帰るに限る、と思い直し、結局そのまま都内方面へと向かいだした。

国道297号から国道16号、国道14号と延々と一般道を走り、都内へと近づく。しかし、夕刻ともなると渋滞は必須であり、途中からは国道の裏道を右へ左へと走りながら、どうにか秋葉原付近までたどり着く。やがて新宿から国道20号に出たもののここからの渋滞は半端ではない。おまけに「そうだ、まだ地元のスーパーに行けるかなぁ。最後に寄った駅で野菜を買いそびれちゃったし。」なんて"ほし"が言い出すものだから、さぁ大変。「このまま延々と国道20号を走っていると、何時まで経っても着かないから、永福から首都高速にのっちゃうよ」と、"こあ"氏のその場の判断が功を奏し、その後無事に開店時間内にスーパーへ到着。だいたい、旅の終わりに慌ててスーパーへ駆け込むだなんて、旅の余韻もあったもんじゃない。と、まぁなんだかんだ言いながらも、結局今晩は関東全駅制覇のお祝い会だとあれこれ買い込み、自宅へたどり着いたところで本日の旅の幕を閉じたのであった。

こうして関東道の駅スタンプラリー2001も、昨年に引き続き無事に全駅制覇となった訳だが、年々道の駅が増えていくと、いよいよ全駅制覇も大変になってくるだろう。なにしろ、2001年8月21日の時点で、関東内も5駅ほど追加された。更に、2002年は長野県にある道の駅「上田 道と川の駅」もオープン予定である。まぁ、この道の駅「上田」は早い時点で登録だけはされていたのだが、何時になったらオープンするのか、本当に2002年にオープンするのかすらもはっきりしていないのが難点なのだが。

そうだ、先程話題にあがった千葉県の「多古」だが、後で調べたところ、9月26日にオープンするらしい。お近くの方は是非行ってみてはいかがだろうか。我々は、東北巡りが落ち着き次第、また関東内の新駅も覗いてみたいと思っている。

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最終更新日:2001年09月24日