北関東をひた走る!
スタンプ取りこぼしをひたすら埋める夏の終わりの1日
福島/栃木/群馬編

2001年08月25日

気がつけば8月も終わろうとしている。スタンプ帳をパラパラと見ながら、ところどころにポカンと空いた箇所が妙に気になる今日この頃、特にそれは、群馬・栃木の2県について、まるで虫食いのように穴が空いている。群馬や栃木といえば、今シーズン中にも既に何度か走っているのだが、どうも1日に廻る駅数にも限界があり、どうしても幾つかの駅を廻れずじまい。そうして、次回以降への持ち越しとなってしまってるのだ。

そんな訳で、今回は北関東(群馬・栃木)のスタンプの取りこぼしを埋める旅を決行することにした。栃木県でも那須方面を中心に廻るため、そこから若干北上した場所にある福島県の道の駅「たじま」も巡回ルートに組み込むことが可能だ。そして、那須方面を巡回後、群馬県内の道の駅「くろほね・やまびこ」と「ぐりーんふらわー牧場・大胡」へと南下するという、いかにもスタンプの取りこぼしを埋めるルートである事が一目瞭然である。

"こあ"氏は、昨年「ぐりーんふらわー牧場・大胡」であまりの暑さに体調を崩したことを思いだし、あまり気の乗らない様子であったが、全駅制覇を狙う我々としては行かない訳にもいかず、また今年は暑さ負けしないように水分もたっぷり補給しながら望めば大丈夫だと、ジュースも多数用意。前日に冷凍庫で凍らせたジュースは、クーラーボックスの中で保冷材代わりにもなり、一石二鳥である。

そうして当日、スタート地点が福島県の「たじま」であることから、早朝出発は必須と考えた我々は朝4時過ぎに起き、さっそうと準備を開始、5時過ぎに自宅を出発した。しかし、まもなく"こあ"氏が「ごめん、車が腹を空かせてる・・・(ガソリンが残り少ない)」と魔の一言。現在の残量でも首都高速で都内を抜ける程度までは走行可能だが、それ以降はやや危険な状態。いつだったか、同じような目に遭い、急遽見知らぬ場所で一般道におり、ガソリンスタンドで補給したうえでまたしても首都高速にのったという情けない事実があったため、今回はそんな無駄な事は決してしたくない。

しかし、自宅周辺で朝5時過ぎから開店しているガソリンスタンドは少ない。現在の車にしてからJOMOをひいきにしていた"こあ"氏だが、ここは選り好みをしている場合ではない。結局、中央道のIC付近のガソリンスタンドで補給し、車も十分満腹状態になり、気を取り直していざ目的地に向かって出発。すると今度は「ごめん、お腹空いた〜」とまたしても"こあ"氏の一言。車は我慢がきかないが、人間はとりあえず「我慢」が出来る。ここで呑気に朝食をとっていると折角朝早く出た意味が無いと、"ほし"は要求にとりあわない。と言いながら"ほし"の腹の中もエンプティランプがつきっぱなし。まずは最初の駅で何か補給したいものだと考える。

首都高速に入ると、既に交通量は多く、我々が通る首都高速6号付近は渋滞が始まっている。更に、環状線では2箇所程事故が発生しており、これから渋滞がのびそうな気配。8月最後の土曜日は出掛ける人も多いのか、と道路情報を見つめる。「首都高5号の池袋線経由で外環を使って東北道に入ろうか」と思ったその時、その意見に同調したかのごとく、カーナビの案内も同様の指示を提示する。「おぉ、意見が合ったじゃないか」と多少の料金アップは仕方がないと環状線から首都高速5号へと入る。我々が向かう5号埼玉方面は流れているものの、反対側である都内へと入る方面は既に大渋滞で、車の流れはとまったままだ。

「つくづく反対側でなくて救われたよね」なんて言いながら、首都高速から東京外環自動車道、そして順調に東北自動車道へと進み、こうしてひたすら北上を開始したのであった。


【東京都下出発時刻】朝5時半前 【本日の駅巡り終了時刻】17時前
色は福島県 色は栃木県 色は群馬県
  中央自動車道/首都高速道路/
東京外環自動車道/
東北自動車道 浦和本線〜西那須野塩原IC/
国道400号/国道121号
たじま
08:07
国道121号/国道400号 湯の香しおばら
09:15
(主)30号/(主)53号/市道/(県)369号 明治の森 黒磯
10:02
(県)369号/(主)30号/(主)17号 那須高原友愛の森
11:46
(主)17号/(県)178号/(主)72号/
(主)60号(橋の掛替工事の為通行止め
の為迂回)/国道294号
東山道伊王野
12:51
国道294号/(主)60号/(県)178号/(主)17号/
東北自動車道 那須IC〜宇都宮IC/
日光宇都宮道路 〜清滝IC/国道120号/
国道122号
くろほね・やまびこ
15:24
国道122号/(県)333号/国道353号 ぐりーんふらわー
牧場・大胡
16:09

 
 
たじま」久々の東北エリア、那須から少し足をのばして・・・ (福島県)
到着時刻:08:07 スタンプ設置場所:物産館の入口
東北自動車道は、宇都宮手前まではそこそこの交通量、しかも不思議なことに3車線のうち、最も混雑しているのは「追い越し車線」である。一体何を追い越しているのだ?と首を傾げること多々、左の車線はぽつぽつとのんびりペースの車がいる程度だ。更に道路情報掲示板には「本吉付近 通行止め」なる表示まで飛び込んでくる。「ん?ところで本吉って何処よ?」と慌てて地図をみると、それは郡山ICの先、今回我々はそこまでは行かないので、一応通行止めの影響は無いようだ、とホッと一安心。

そうしてどのくらい走っただろうか、西那須野塩原ICまでやって来た。栃木エリアの道の駅巡りだけだったら、ICを降りて国道400号を少し走れば道の駅「湯の香しおばら」に到着するのだが、今回の1駅目は更に北にある福島県の「たじま」、つまり、西那須野塩原ICから一般道を約1時間弱程かけて向かうことになる。国道400号を北上すると、右手に道の駅「湯の香しおばら」が見えてきた。9時からの開館のはずだが、車中泊なのか、それとも直売所の野菜目当てなのか、駐車場には既に車が何台も停まっている。我々がここまで戻ってくるまでに、どのくらい車が増えているだろうね、と駐車場を遠目に見ながらそのまま通過する。

国道400号を塩原温泉郷へと向かう途中、車窓から見える風景は本当に美しい。特に国道400号を平行して流れる川の情景は、その色もエメラルド色、そして白い水しぶきとのコントラスト、更に荒々しい岩によって、見る者に感動を与える。あぁ、停まって写真を撮りたいところだが、停車する位置がなかなか見つからず、結局瞳の中に焼き付けるに終わる。また機会をみつけて、ゆっくり訪れたい場所である。

昨年「たじま」へと向かう時は、塩原温泉郷は既に観光バスや歩行者で走りづらかったのだが、今年は昨年より30分以上は早い時間に通っているせいか、すんなりと走行。そうして延々と国道400号を走っていくと、いつの間にかこの道はなんと国道400号と352号、そして121号が合流していではないか。国道表記も、あの逆三角形の看板が3つ縦に並んでおり、それはまるで「だんご三兄弟」のごとく柱に串刺しにされた「国道3兄弟」。
そして山王峠を越え、左手に見えてきた道の駅「たじま」、入口の木の看板に「道の駅たじま」と書かれているはずなのに、既にほとんど消えかかっているのは昨年と同様である。そろそろ書き直しても良いだろうに、と苦笑しながら駐車場へと入る。既に開館している物産館、そして店先の直売所には客が数名いる。

駐車場にも、朝早い(といっても8時過ぎているが)ながらも割と停まっている車が多い。まぁ施設自体は特に特長があるといったものはなく、物産館の中には売店とちょっとした軽食コーナーがあるだけである。しかし、割と利用客が多いのは、山の上ということもあり夏ながらかなり涼しく、ちょっとした避暑には丁度良く、しかも交通量もそれ程多く無いので静かだからだろう。
物産館に入ると、早速スタンプを発見。久々に東北の道の駅スタンプ帳を開き、本日1駅目のスタンプを押す。次にこのスタンプ帳を開くのは何時になるのだろう、と思いつつ、パラパラとページをめくる。

次に、売店内を散策。山の幸や工芸品が多数並ぶ中、田島町の手作り商品を探す。「ばあちゃんの思い出」だったかそんな名前の漬け物等もあり、その暖かなネーミングに惹かれて手にとったり。他、田島町に近接する町のひとつ「只見町」の商品も幾つか並んでおり、その商品を見ながらふと千葉県の沼南町の道の駅「しょうなん」で只見町フェアがあったこと(期間限定だったが)を思い出したりもする。
土産物を手にしてレジへと向かおうとすると、そこには道の駅の100円地図東北版の改訂版が置いてある。「よしっ! 早速買うぞぉ」と手にすると、その横に見慣れない冊子を発見。(写真の100円地図は、予備のつもりで買った関東地図だが・・・)

「ん?なんかの写真集でも出たのか?」とまじまじと見ると、そこには「道の駅旅案内 全国地図」なるものが置いてあるではないか。「あらぁ、こんなものが出たの?」と早速パラパラとめくる。すると、中身は100円地図がそのまま冊子化した感じだ。そして巻末には、100円地図の裏面にある駅の紹介と同様のものが掲載されている。今までせっせと100円地図を各地方集めていた"ほし"にとっては、画期的な地図である。価格は800円、100円地図×7冊分と製本代といったところだろうか。「これ、買おう」と言いながらも、100円地図も買う気まんまん。100円地図の場合はその地方がボロボロになったらその部分だけ買い換えが可能だが、全国版はそうはいかないなんて適当な口実を見つけて、にんまりとしながらレジに向かう。
会計を済ませて外に出ると、敷地の端が階段状になっており、川に降りていけるところがあるのを発見。

しかし、ここは何をするところなのだろう、河辺で遊べることを目的としたところなのかな、と不思議に思いながら車に戻るのであった。
 
 

 
 
湯の香しおばら」手作りまんじゅうを待つ人々・・・ (栃木県)
到着時刻:09:15 スタンプ設置場所:観光案内カウンター
さて、先程走ってきた道をひたすら戻って、道の駅「湯の香しおばら」へと向かう我々だが、そろそろ前方を走る車も増えてきたのか、さすがに「たじま」へ向かったようなペースは出ない。まぁ、そんな時は周囲の風景を堪能するに限る。しかし、そんな時に限って、あぁ車窓から見える風景は川が遠くガードレールの合間からチラチラッと見えるばかり。
国道400号を走り、塩原温泉郷を越えるとやがて左手に道の駅「湯の香しおばら」が見えてきた。直売所前辺りの駐車場は、やはり車で混雑していたのだが、過去数回訪れた時程の混雑はない。

特に昨年の時点では未舗装部分だった駐車エリアも、今回来てみたらしっかりと舗装されており、そのエリアはかなり空いている。「やっぱり土曜日の方が空いているのかな」とホッとしながら車を停める。
何度来ても思うのだが、この駅の直売所はなかなか人気が高く、敷地内を歩いていると野菜をたんまり抱えた利用客が駐車場へと戻る光景をよく見かける。それらを横目に見ながら売店やレストランがある施設に近づくと、ちょうど加工施設を通った時に出来立ての饅頭が置いてあるのを目撃。「おお、今まさしく出来立てホヤホヤの饅頭だ」と期待しながら売店へと向かう。売店の規模自体は小さいのだが、手作り商品が多いのがこの売店の特長。ジャムやパン、饅頭、クッキー等が可愛らしく並んでいる。饅頭は加工施設で今完成したばかりということもあり、まだ売店には並んでいないのは分かっていたのだが、相変わらずパンも一種類を除いて並んでいない。これは既に売り切れてしまったのか、それともまだ出来ていないのか、過去2度程訪れていずれもパンには逢えていないのだ。

せめて饅頭が棚に陳列されるまではここで待とう、とウロウロしていたら、どうもそれは我々だけではなく、他の利用客も同じらしく、店の人に「いつ頃並びますかねぇ」と聞いている。「先程出来たんで、もうすぐだと思うのですけど・・・」と回答しているのを聞いて、そうか、もうちょっと待てばいいんだな、と更にウロウロ。

そうだ、その間にスタンプを押しておこう、と観光案内のカウンターへと向かう。そういえば昨年はこの観光案内カウンターでスタンプ数をチェックして貰い、応募用紙を提出したんだっけと、ふと思い出す。駅の人も感じが良く、本当ならばまたここで提出したいな、と考えてはいたものの、今年はどうなることやら。
そうこうしているうちに、饅頭が棚に置かれ始める。すると、パーッと子供連れの家族がやってきて「待ってました」といわんばかりにパックにまんじゅうを詰め込む。

「おかあさん、あれとこれと・・・あっちも。パックは大きいのに詰めてね」といやぁ、しっかりした子供だ(笑)。そんな様子を見ながら、"ほし"も饅頭をパックに詰める。紫芋や梅、ゴマ、田舎等の種類があり、札によればよもぎもあるらしいのだが、今回は作っていなかったらしい。"こあ"氏に「ごめん、よもぎは無かったみたいだよ」と言いながら小さなパックに2個詰めた饅頭を見せる。"こあ"氏はいささかその小さなパックに物足りなさを感じたようだが、「食べきれないと困るでしょう」と、すかさず"ほし"が一言。
そう言いながらも、近くの郡司牧場製のウィンナーと手作りクッキーまでもが手の中に追加され、レジで会計をする。この「郡司牧場」のウィンナーやハムは昨年もチェックしたのだが、今年になって改めて見ると価格的に結構高いことに気づき、かなり長い間、買うか買うまいか悩んだ末で手にしたものだ。実際のお味はまた別途、ということで乞う?ご期待。

そうして店を出て駐車場に戻ろうとすると、観光バスだろうか、駐車場の出口にドーンッと停車し、通行を妨げている。頼むから、奥にある大型バス用の駐車場に停めて欲しいものだ。
 
 

 
 
明治の森・黒磯」贅沢な造りの駐車場ならではの、ゆとり空間を大切にしている (栃木県)
到着時刻:10:02 スタンプ設置場所:ファームレストラン入口左側情報コーナー
次に向かう道の駅は「明治の森・黒磯」である。「湯の香しおばら」を出た我々は、その敷地の横を走る主要地方道30号へと入り、北上。昨年はそのまま主要地方道30号から戸田交差点に出ると県道369号を右折して向かったのだが、今回はちょっと異なるルートをとることになる。

まぁこの主要地方道30号自体、割と交通量は多いほうで、ペースも遅いほうだ。というわけで、途中から主要地方道53号へと入り、更に名も無き曲がり角を左折して真っ直ぐに走った末、県道369号へと出たのであった。道路に名称があれば詳しく説明も出来たのだが、残念ながら市道ゆえ、交通量の少ないやたら真っ直ぐの道路ということしか言えない。というわけで、県道369号に出たらまもなく右手に道の駅「明治の森・黒磯」が見えてきた。
ここの駅はなんといっても、駐車場の構造が贅沢ということで有名。敷地内の周囲に沿って二台ずつの広い駐車スペースが用意されており、その間には芝と木が植えられているので、まるで緑に包まれた駐車場といった感じなのだ。勿論、敷地の真ん中には普通の駐車スペースもあり、駐車台数自体もそれなりに確保されてはいる。まさしく、ゆとり空間を大切にする駐車場ということで、"こあ"氏絶賛の場所でもある。

駅の施設としては直売所と売店が一緒になった施設、そして手作りパン屋さんと軽食コーナーが一緒になった施設が並んでいる。森の奥には、明治の森記念館(有料)とハンナ・ガーデンなる花畑と緑の広場がある。昨年は、スタンプを押した後に売店をササッと覗いて出発してしまったのだが、今年は軽食だろうがなんだろうかここで食事をしていこうと固く心に決めていた。
最初にまずスタンプを押してしまおうとファームレストラン内の情報コーナーへと向かう。

ファームレストランの入口自体が狭いため、入口から入ってすぐ左に設置された情報コーナーもなんだか窮屈な感じがしてしまう。おまけに、ここの駅のパンフレットはやはり相変わらず無かった。やはり作っていないのだろうか、とがっかりしながらスタンプを押す。もしかしたら、「明治の森記念館」へ入場したらそれなりのチラシは貰えるのかもしれない。
半ば意見を押し切る形でここで昼食をとることにしてしまった"ほし"だが、"こあ"氏はやはり量的に物足りないのではないか、と少し不服そう。「まぁ、お腹がすいたらまた食べようよ」となんとか説得して軽食コーナーの注文カウンターへと向かう。なんだかんだと不満げだった割にはさっさとメニューは決まっていたらしく、「それじゃぁ オムライスね」と"こあ"氏はきっぱり言う。「げげ、まだ決めてなかったのに・・・」と慌てて"ほし"もクロワッサンサンドとポタージュを選び、注文。

席に座ると"こあ"氏は一言「クロワッサンサンドだけじゃぁ足りないんじゃない?」と鋭い指摘。「まあね、でも2個食べたらそれだけで700円だよ、ちょっとね・・・」と量と値段を考えて1個に押さえる けなげ?な"ほし"。オムライス自体も単品で750円と、まぁちょっと高め。しかし、いざ運ばれてきた両メニューを早速頂くと、これがなかなか美味である。あぁ、クロワッサンサンドはもう1個食べたい!という衝動にかられながらも、ぐっと我慢。その分、クロワッサンを買って帰ることにする。オムライスのほうも、"こあ"氏の胃にはちょっと少な目だったが、味的には上品ながらふんわり卵で包んであって、これまた良い感じ。女性ならばこのくらいの量で十分だろう、といったところか。
手作りパンコーナーでは、多くの客があれこれパンを選んでおり、ここでパンを買って外で食べる人も少なくない。特に、焼きたてパンが次から次へと並び、焼きたてのパンには「焼きたて」札が提示してある心配り。結局、我々はここでもせっせとパンを買い込んでしまうのであった。「今日はなにやら買い物にいそしみすぎてないか?」と言いつつも、「購入欲をそそる場所でしっかり買っておかないと、いざ買いたくても買いたいものが無い駅にだって遭遇するかもしれないよね」とまぁ都合良い言い訳をする。

その後、ファームマーケットであれこれ土産物を見て回る。やはりここでユニークな商品といえば「パンの缶詰」。レーズンやいちご、バナナ味などいろんな味があるユニークな商品だが、さすがにパンを買ったばかりの我々は今回見送ることにして、他にも何か無いかとウロウロする。すると、"こあ"氏が「ねぇねぇ、ここのウィンナーは結構安いよ」と"ほし"に耳打ちする。どれどれ、と陳列ケースを眺めると確かに全体的に価格は安め。「えーい、これも買っちゃえ」と大奮発。
店内を歩いていると、「ただいまの時期、ハンナガーデンではひまわりが見頃でございます。是非ご覧ください」なる店内放送が聞こえてきた。「ひまわり? じゃぁちょっと行ってみようか」と早速、公園のほうへと向かう。緑の芝が美しい広場では、レジャーシートを敷いてくつろいでいる家族等がいる。そしてその奥には、いっぱいのひまわりたちが出迎えて・・・くれていないではないか? そう、太陽のほうを向いているひまわりは、丁度我々が歩いてきた方向に対して一斉にそっぽを向く形になっている。「なんでぇなんでぇ、つれないなぁ、こっち向いてよ」と近づいていきながら、ひまわり畑をぐるりと歩いていく。こっちを向いてくれないならば、こっちから向かっていくだけだ、とテクテクと歩いていると、ようやくひまわりを正面から楽しめる位置までやってきた。そこには、既に何人かの人たちがおのおのカメラを構えて写真を撮っている。中には、三脚をたてて望遠レンズをとりつけた本格的な人もいる。そうして我々は、ひまわり畑を一周歩き、また芝生広場まで戻ってくる。

「こんなにのんびりしていて、本日の予定は大丈夫なのかな」と言いながらも、1日に6駅程度の駅巡りであれば、かなりゆっくり楽しむ事が出来る「はず」だ。今度はレジャーシートでも持参して、ファームレストランでパンを買って外で食べたいものだ、と思いながら車へと戻る。
 
 

 
 
那須高原友愛の森」丁度TBSラジオの中継中? (栃木県)
到着時刻:11:46 スタンプ設置場所:工芸館入口外
次に向かう道の駅は「那須高原友愛の森」だ。「明治の森・黒磯」を出た我々は県道369号から主要地方道30号へと出ると、那須町方面へと向かって走る。この周辺は牧場が多く、周囲のあちらこちらには牛の姿が見える。中でも驚いたのが、道路のすぐ脇まで出てきている牛、おいおい、飛び出して来ないでね、と思わず言いたくなってしまうが、牛にしてみれば、「運転気を付けろよー」でも言いたいのか、あんなのほほんとした姿を見せられると、おのずとゆっくりしたくなってしまう。

また、通り沿いにはお洒落な食事処や、広々とした公園等もあり、つくづく観光場所であることを感じさせられる。そうしているうちに、道の駅「那須高原友愛の森」の案内看板が見えてくると、主要地方道17号の交差点を曲がる合図だ。この17号を曲がるとまもなく道の駅の入口があるので、大混雑している反対車線を横切って駐車場へと入る。
昨年、この駐車場も混雑しており、なかなか停められなかった記憶があるのだが、今回はそんなこともなくすんなりと駐車出来たせいか、安堵感をあらわにして車から降りる。といっても、いざ敷地内を歩いていると、人・人・人がいっぱい。

駅の施設としては、まず駐車場に近いエリアに物産センター、そして軽食と土産ものが利用出来る自然観光館がある。また、前回は確認しなかったのだがやっと発見した屋外トイレ、ここは立ち寄るにはやや躊躇したいところである。そして、ググッと奥に歩いていくと、「工芸館」なる大きな建物がある。
自然観光館にまず入ってみたのだが、ここに置いてある土産は何処にでも販売していそうなものが多く、どうも食指をそそるものが見当たらない。結局そのまま出ると、次に「ふるさと物産センター」へと向かう。

こちらは地場産品が多数並んでおり、期待できそうだ。店内には、漬け物類やそば、味噌、地酒等が並び、わくわくしながらしばらく見て廻る。しかし、先程までとにかくせっせと買い物をしていた"ほし"は、すぐ横で"こあ"氏の「そろそろやめなさい」視線にはばまれ、グッとこらえる。「あぁ、那須高原のチーズケーキなんて美味しそうだったのに・・・」と、名残惜しそうに立ち去る。
さて、スタンプが置いてあるだろう「工芸館」へと向かうと、その入口ではTBSラジオのスタッフが機械を操りながら、イベント広場のアナウンサーの人となにやらやりとりをしている。どうやら、もうすぐここ「那須高原友愛の森」から中継でもするらしい。その様子を横目にみながら、店内へと入っていく。すると、昨年はレジ横に置いてあったはずのスタンプが見当たらない。「あれ、何処に行っちゃったんだろう?」と、"ほし"がオロオロしていると、"こあ"氏が後から入ってきて「スタンプ、外にあったよ。」と指をさす。工芸館の入口にもしっかりと「スタンプはこの右です→」と書かれているではないか。実に注意力散漫な"ほし"らしい見落としである。

外に出ると、丁度先程目撃したTBSラジオのスタッフが座っている横あたりにちょこんとスタンプが置いてある。早速、スタンプ台に近づき、スタンプを押す。まぁ、店内よりも外に設置しておいた方が通路をふさいだりせず、他の利用客にも邪魔にならないという点では良いかもしれない。
我々は再び店内へ入り、那須の工芸品を見て歩く。店内には工房もあり、職人さんが実際に作業している姿をみることも出来る。

店内の奥にはトイレもあり、これは屋外トイレよりも清潔そうだったため、"ほし"はついついこちらを利用してしまう。トイレについては利用者のマナーも問われてはいるが、施設自体が古く、清掃してもどうにもならない場合には、駅側も改装するなどの手段も考えて欲しいと思うのであった。

そろそろ次の駅へ向かうべく、車に戻ることにする。
 
 

 
 
東山道伊王野」大きな水車はやっぱり迫力いっぱい (栃木県)
到着時刻:12:51 スタンプ設置場所:まつり伝承館入口付近
次に向かう道の駅は「東山道伊王野」である。「那須高原友愛の森」から向かうのは初めてなのだが、昨年「東山道伊王野」から東北自動車道 那須ICまで走った記憶があるため、今回はその逆ルートを通ることになるだろう、とカーナビの画面を凝視する。「那須高原友愛の森」を出て、主要地方道17号を那須IC方面へと向かうと、やはり反対車線はとんでもない渋滞が起きている。これは那須ICの出口から延々と続いている車の列らしく、今から那須高原の各観光名所へ出掛けていく人の多さを見せつけられているようだ。

そんな渋滞の列を横目に見ながら、那須ICを過ぎ、更に国道4号方面へと走っていくとJR新幹線を越えて県道178号に入る。交通量は少ないので、気持ちよく走れる場所ではあるのだが、道は所々狭く、本当にこの道で良いのだろうか、とふと思ってしまうこともある。そうして伊王野に近づくと、向かう先の橋は掛け替え工事により通行止めになっている。「あれまぁ、これは予定外だ・・・」と結局大幅に迂回させられて、国道294号に出る。
迂回のせいで、駅よりもかなり北に出てきてしまい、国道294号をやや南下すると左手に道の駅「東山道伊王野」が見えてきた。

「おぉ、迫力の水車がなんといっても目印だねぇ」と感心しながら駐車場へと入ると、場内は予想以上に車が停まっている。
施設から離れた場所はまだまだ余裕があるため、そこへ車を停めて歩き出す。まだ新しい駅ということで、建物自体も綺麗さを保っている。

「去年の秋に来た時と変わってないねぇ」と言いながら、まずは屋外トイレ、そば処、水車小屋、体験加工施設等を覗く。すると、体験加工施設内では自分たちで打ったであろう蕎麦を堪能しているらしく、蕎麦を食べている人と外から覗く"ほし"の目がついつい合ってしまう。いやぁ、皆美味しそうに食べているもんで、ついつい見とれてしまっていたのだ。そば処からは天ぷらの香りがプンプンと外までただよい、これがまたたまらない。
この香りに包まれていては、またお腹が空いてきてしまうぞ、と慌てて物産センターとまつり伝承館などがある方へと向かう。物産センターは、直売所と特産品などが並ぶ小規模な店舗。昨年はここで「霞うどん」なるうどんを買って美味しく食べた記憶があるのだが、今年は他にも何かあるかな、とあれこれと物色。

菓子類も手作り品が並び、その中で甘味品担当の"こあ"氏が選択したのは「夢まんじゅう」なるもの。あんこの中にクリームまで入った贅沢な饅頭である。
"こあ"氏に会計を任せ、"ほし"はその間も店内を歩く。すると、その一角に小さな情報コーナーを発見。観光チラシや端末などが置いてあるのだが、「スタンプが無い?」。

そう、以前ここにはスタンプが置かれていたような名残があるのだが、かんじんなスタンプが置いていないではないか。よくよく貼り紙を見てみたら、スタンプは「まつり伝承館」に置いてあるとのこと。
スタンプを求めて「まつり伝承館」へと向かうと、入口にスタンプが置いてあるのを発見。なるほど、売店内の情報コーナーにスタンプを置いておくと、あの狭さゆえ、すぐに混雑してしまうことからこちらに移したのかな、と思ったりも。昨年訪れた時にはまだスタンプが完成していなかったので、今回初めてこの駅のスタンプを見ることになるのだが、やはり新しいスタンプは嬉しいものだ。

さぁ、そろそろ車に戻ろうかと歩いていると、"こあ"氏が「そういえば、さっき売店内のラジオで聞いたんだけど、スマップの誰かが逮捕されたらしいよ」と言いながら、車のドアを開ける。「ん?どうして??」まぁその先は車の中で・・・と、とにかくエンジンをかける。
 
 

 
 
くろほね・やまびこ」停まってる車は多いのに何故か利用客が少ない? (群馬県)
到着時刻:15:24 スタンプ設置場所:軽食堂の奥
那須周辺の道の駅はこれで全て廻った為、次は群馬県内でスタンプを押せなかった駅へ向かうべく、「東山道伊王野」を出発した。次に向かう駅は「くろほね・やまびこ」、宇都宮まで南下し、日光を経由してひたすら国道122号を南下して群馬県へと入るルートは、予想所要時間2時間以上である。「穴埋めスタンプ巡りは、やっぱり勿体ない感じがするよね。なにぶん、いつも日帰りしか出来ないからこんな事になっちゃうんだよなぁ」と言いながらも、まぁそれは個人の事情ゆえ仕方あるまい。

そうして、「東山道伊王野」まで向かった道を逆戻りして那須ICまで戻ってきた我々は、東北自動車道にのる。そろそろ帰る車もいるのか、割と交通量は多くなり始めているが、それでもまだ渋滞になりそうな予兆は無い。さて、先程気になったラジオの内容を確認すべく、i-mode端末でニュースを確認。すると、スマップのメンバーの中でクールなイメージが目立つ稲垣氏が駐車違反をして、その上逃げようとした為に逮捕されたらしく、24日の夜にテレビでも速報が流れたとか。我々は、今日の旅の為に早々と寝てしまったのでそんなことも知らなかったのだが、まぁどうして駐車禁止のところなんかに停めたのか、とにかく逃げるのはまずいだろう、とi-mode端末のニュースの内容を読みながら溜息。我々はわざわざCDを買ってまで聴くようなファンでは無いのだが、車を扱った事件だけに気になるところ。

そんな話をしながら、気がつけば宇都宮ICが見えてきた。ここからは日光宇都宮道路で日光方面へと向かうことになるのだが、混んでいないか、とやや不安になる。しかし、いざ日光宇都宮道路にのってみると、交通量はそれほど多くない。と、前方をみると、中央分離帯の土がえぐられて、道路に投げ出されているではないか。「お、おいおい、あれはなんだい?」と避けたのだが、数十メートル先にその原因となったであろう車がいる。こんなストレートな場所で一体何があったのだろう、と不思議に思いながら通過。昼過ぎあたりから疲れが出て、ぼんやりするドライバーもいるのではないか、と思うとやはり休憩は大いにするべきだと感じるのであった。

さて、終点である清滝ICをおりると、国道120号を経て国道122号へと入り、ここから延々と群馬県方面へと走ることになる。国道122号といえば、起点はこの日光市である。そうか、ちょうど起点から走ることになるのか、と走り始めるとまもなく長いトンネルへとさしかかる。交通量は多くはないのだが、かなり前方にかなり遅いペースの車がトロトロと走っているのを発見。「あー、あんなところにいるねぇ、その前方はガラガラなのにねぇ、あらあら、その後ろの車はなんか怒ってるみたい」と結構遠くからもその様子が見える。我々の後ろも、最初は全く車がいなかったのに、いつの間にかズラリと並んでいるのがサイドミラーで確認できる。途中、大型トラックがいきなり追い抜きにかかり、無謀にも山間のコーナーに飛び出す。「おいおい、大丈夫かぁ?」とヒヤヒヤしながらその様子を見守るが、結局そのトラックはその前方にいる遅い車の団体の後部につき、またもやイライラしているようだ。「こんな時って、いくら追い抜いてもきりがないからなぁ・・・」と深い溜息をつく"こあ"氏。"ほし"は、なるべくその様子を見てイライラしないように、車窓ら見える川の風景を楽しむ。

国道122号はしばらく川に沿って走る道路ゆえ、車窓から川の流れを楽しめるのだ。群馬県に入ると渡良瀬川から草木湖と続く水が非常にまぶしく、感動も一際大きい。"ほし"は、カメラを構えてなんとか車の中から写真を撮ろうとするのだが、一瞬のシャッターチャンスを逃してばかり。「ええい、だめじゃぁ!」と結局窓から見るだけに終わってしまう。

更に走っていくと、突然"こあ"氏は「くろほね村って、ああいう字だったんだぁ」とすっとんきょうな声をあげる。そう、やっと黒保根村に入ったのだ。「え? 知らなかったの?あの字だっていうこと」と"ほし"はかなり悲しげ。"ほし"の道の駅レポート(ふゆのほし的道の駅ご案内)にはしっかりと駅の住所も掲載されているはずだ。それを見てくれてないのか、とトホホ状態。まぁ、確かになかなか強烈な名称であることには違いない。確か「白骨温泉」なる場所もあるくらいだから、相反する漢字だと思ったのだろう。
苦笑しながら走っていると、やがて右手に道の駅「くろほね・やまびこ」が見えてきた。昨年、この駅へ来た時にはすっかり"こあ"氏はダウン状態で、しばし車の中で休んでいてもらったことを思い出す。

更に18時になると、駐車場は半分のエリアを締め切ってしまうことを知らなかったため、そのエリアに停めていた我々の車は危うく閉じこめられるところであった。
他にも、昨年の印象はあまり良くなかったこの駅、果たして今年は印象が変わるのだろうか、とドキドキしながら駅内の散策を開始する。まずはスタンプを押しがてら、軽食堂がある施設へと足を踏み入れる。すると、やはり相変わらず内輪で盛り上がっている雰囲気が否めない。当然、「いらっしゃいませ」の一言もない。なんだか嫌われてるのか?と頭をかきながら、特産品をあれこれ眺める。袋には、黒保根村特産品等と書かれたシールが貼ってあり、特産品には気を遣っているようだ。

随分前から「お腹空いたよー」と口癖のように言っていた"こあ"氏もやってきて、共にスタンプが置かれたカウンターへ向かう。「お腹空いてるんだったら、ここで何か食べる?」と"ほし"は気を利かせて聞いたものの、"こあ"氏は苦笑しながら黙って首を振る。スタンプを押した後、隣の直売所へと寄るべく店の外に出た。

この直売所、入口からは店内の様子が全く見えないので、初めて訪れた人は一瞬躊躇してしまいそうだが、中は極普通の直売所である。こちらの直売所にも食堂があるのだが、ランチ時だけなのだろうか、早々と準備中になっている。しかし、隣の軽食堂よりもこちらの方が明るい雰囲気が漂う。特産品は、手作りの田舎饅頭や、梅干し、味噌などが目立ち、他に野菜などがあるのだが、さすがに午後になると野菜はかなり売れてしまっているようだ。梅干しでも買おうかなと思ったのだが、量的にかなり多そうだったため、今回は残念ながら見送ることにする。

そうして店を出た我々は、本日廻る最後の駅へ向かうべく、そそくさと車へ戻った。
 
 

 
 
ぐりーんふらわー牧場・大胡」牧場ソフトクリームが人気! (群馬県)
到着時刻:16:09 スタンプ設置場所:農産物直売所「さんぽ道」の入口
さぁ、本日廻る最後の駅は「ぐりーんふらわー牧場・大胡」。芝広場や風車、子馬を見ることが出来たり、と家族に喜ばれそうな駅なのだが、"こあ"にとっては昨年この駅であまりの暑さと混雑に負けてダウンした場所でもあり、それ以来どうもこの駅を敬遠しがち。まぁ、駅自体が悪いって訳ではないのだから、なんとかその偏った印象を変えさせようと、"ほし"も必死。「今日は土曜日だし、それ程混雑してないし、暑さもピークを過ぎたから大丈夫だよ」と、あれこれ言っては"こあ"氏をなだめる。

国道122号から国道353号に入り、大胡町へ向かうルートが最も単純なのだが、多少ショートカットするならば、国道122号から県道333号に入る手段が考えられる。ただ、この県道333号、かなりタイトなコーナー続きの道、すれ違いが困難な箇所も幾つかあるため、果たしてこれが本当に時間的なショートカットになったのだろうか、という点はいまひとつ不明である。と言いながらも、この県道333号を走り、ひょっこりと国道353号に出てくる。そうして大胡町へと走ると、やがて左手に道の駅「ぐりーんふらわー牧場・大胡」が見えてきた。

この駅はエリアが2箇所に分かれており、ちょっとした遊戯広場やバーベキュー、子馬と遊べたりする場所と駐車場がある方と、更に少し先にいった場所には、風車や芝広場、そして農産物の直売所「さんぽ道」があるエリアが見えてくるはずだ。

昨年は、とにかく混雑しており、なかなか駐車場にも入れなかったのだが、今回はそんなこともなくすんなりと駐車場に停められ、一安心。
風車前の芝広場では、やはり昨年同様レジャーシートをひろげてのんびりしている人たちが目立つ。我々も、たまにはあんなのんびりとした旅が必要なのかもしれない。しかし、先程も車で話していたのだが、ひととおり駅内を散策し終えると「よし、次の駅に行こう」というクセが身体に染みついてしまい、必要以上にのんびりすることが出来なくなってしまっている。これは一種の「駅巡り病」いや「スタンプラリー病」かと考えてしまう程だ。

つくづく1日がもっと長ければ良いのに、と思ったりも。
さて、まずは農産物直売所「さんぽ道」の入口でスタンプを押そうと鞄からスタンプ帳を出し、せっせと押していると、"ほし"のすぐ横に、やはりスタンプ目当ての人だろうか、じーっと立っている。普通、後ろで静かに待っている人が多いなか、それはまるで"ほし"の横に"こあ"氏が立ってでもいるのか、といった位置にいて、「早く押してよ」とせかされているようである。

いやぁ、参ったと心の中で呟きながら、その場を去った。
次に直売所内を覗くと、割と広い店舗内に農産物の陳列を中心とした配置、そして壁面にはその他の特産品や日用品まで置いてある。

ちょっとしたスーパー的な感じといった感じだろう。既に夕刻ということもあってか、農産物はほとんど売り切れており、そのせいか客もそれ程多くない。かろうじで残った商品をあれこれ見て廻る。
「そうだ、外ではやたら美味しそうなソフトクリームを持った人たちが多かったような気がするぞ」と思い出したように"ほし"が外に出ると、やはり右も左もソフトクリームを頬ばる人たちがいっぱい。しかも、見た目にも非常に美味しそうなのだ。"ほし"は「これ、絶対食べるよ、誰がなんと言おうと食べるよ。」と"こあ"氏をその場に残して店先にあるソフトクリーム屋さんへと駆け込む。ソフトクリームといえば、相場は250円といったところが多い中、ここのソフトクリームは300円とちょっと高めだが、その分サイズも大きめ。「よしっ、いざ食べるぞ」とパクッと一口かじったのは、"こあ"氏であった。「あらら、結構柔らかめだね」と慌てて"ほし"にソフトクリームを手渡し、"ほし"も早速食べてみる。確かにのんびり食べていると溶けてしまいそうだ。

付近に座る場所もなく、といってウロウロしながら食べているのも、どうも落ち着かない。これは、風車がある芝広場でのんびり座って食べるべきだったのかもしれないが、結局トイレ前で食べるはめに。しかし、溶けるのを恐れて慌てて食べたせいで、なんとクリームの下の方にコークフレークが詰まっていることになかなか気づかず、あげくの果てにはクリームだけ先になくなり、周囲のコーンと中のコーンフレークだけをバリバリと食べるはめになってしまった。「クリーム、おかわり!」と言いたいところだ(笑)。

これにて本日の道の駅巡りは終了だ。時計をみればまだ16時半過ぎではないか。近々、母親の誕生日なので、花でも買って実家に寄ろうという話になった我々はその後、埼玉県の妻沼町にある道の駅「めぬま」に向かうことにし、いざ出発。
 
 

よくよく考えてみれば、わざわざ遠回りまでして、贈り物の花を道の駅で買わなくても良いのにと思いつつも、しっかりとその方向に向いて走っている。国道353号から主要地方道16,40号を経て国道17号に出たら、あとは埼玉県方面へとひたすら走るのだが、やはり夕刻は混雑気味で、思うように進まない。「めぬまって確か18時までなんだよね、もしかしたら間に合わないかな」と不安を抱えながらもせっせと走り、埼玉県へと入るとすぐに利根川沿いを経て国道407号に出る。道の駅「めぬま」には、なんとか18時前に着いたものの、いざこうして「何を贈ろうかな」という視点でみると、なかなかこれといったものが見つからない。結局、時間との闘いをしながらここまで走ってきたのだが、残念ながら花を買うことは出来ず、そのまま道の駅「めぬま」を去ることにする。

その後、地元の花屋で花を買って実家へ持参したはいいが、これほど苦労して買ったはずなのに、当の母親は「いやぁねぇ、夏場に切り花は保たないから、いらないわよぉ」、なんてこったい、人の厚意を踏みにじってずけずけとものを言うその態度、まるでそれでは"ほし"じゃないか。さすが親子だ、と溜息をつきながら、「まぁまぁそんなことを言わずに」と言う"ほし"はつくづく成長したものだ。まぁ、そのあとはしっかりと食事を頂くだけ頂き、まるで嵐のごとく立ち去る我々であった。

本日の駅巡り自体は17時前には終わってしまったのだが、結局自宅へ帰ってきたのは夜中の0時を過ぎていた。1日に5〜6駅ほど廻る旅は、なんとも物足りなさを感じてしまうようになった我々だが、その分もっと1つの駅に時間をかけられるのかと思えば、それもまた良いだろう。と言いつつ、身体に染みついたせっかちな旅のスタイルがなかなかゆっくりな旅をさせてくれそうにないようだ。さぁ、あと2回で関東地方は全駅制覇の予定なので、9月中にはまた東北のスタンプ巡りも再開出来そうだ。

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最終更新日:2001年09月07日