そろそろ中だるみの時期か?
体調すぐれず気合いも入らないままに スタンプ求めて走る1日
群馬南部/埼玉編
2001年08月05日

気が付けばもう8月、関東の道の駅スタンプラリーを開始してからもう何度目の旅だろうか。丁度、巡った駅数も半分に近づいてくると、暑さもてつだってか、中だるみ症状が出てくる。いかん、気合いをいれて頑張ろうと思う気持ちばかりが先行し、どうやら身体のほうは付いてきていないらしい。そんな今回の旅、一体どうなることやら・・・

前日の夕方、今回は何処へ行こうか相談し、決めた場所は群馬県の「みょうぎ」からスタートし、群馬南部と埼玉北部を廻るコース。群馬県の「みょうぎ」は今回初めて訪れる場所ゆえ、期待感も高まるのだが、問題はそのルートである。特に「みょうぎ」から「うえの」へ向かうルートは、地図でみる限り、いくつかの長い峠道を走ることになる。夏バテの身体に果たして持ちこたえるだろうか、と不安を残したまま、当日を迎えることになる。

昨年の場合、のんきに朝9時頃に出発していたというのに、今年は過去何回も朝5時かまたは6時起き、それだけでも気合いの入れ方は違うのだ、と言いたいところだが、廻るペースが昨年と変わらないのは何故だろう。昨年と異なる点といえば、ここ数回のスタンプ巡り、いずれも必ず昼食をしっかりとっているということだ。やはり体力の基本は食事から、と今更ながら当たり前なことに気づいた我々は、昨年と比べて劇的なペースアップもないままにマイペース巡りを続けている。

6時過ぎに車へ荷物を積み込み、いざ出発だ、と空を見上げると、今にも泣き出しそうだ。「今日は雨かなぁ・・・傘を持っていかないと」と気づいたまでは良いのだが、結局傘は我々の旅に同行することなく、留守番。てっとり早くいえば、「忘れた」のである。

先週同様に関越自動車道を利用する為、中央道の高井戸ICで降りると、環八通りで関越道の練馬ICを目指す。天候はいまひとつでも交通量には影響が無いのか、あいかわらず朝から車は多い。しかも、練馬IC入口では既に渋滞が始まっているではないか。「さい先悪そうだなぁ・・・」とそれでも関越自動車道にのると、今度は衝突事故だとかで鶴ヶ島ICから高坂SAまで渋滞。その渋滞も時間の経過と共に、生き物のように成長していく。

「まぁ、みょうぎの開店までにはまだ時間も十分あることだし、焦ることはないよ」と言いながら走り続けていると、何時の間にやら渋滞と言われていた箇所は過ぎている。そうして東松山を越えたあたりで、カーナビが算出した予想到着時刻を見ると、どうも8時前には着いてしまいそうだ。これは幾ら何でも早すぎるぞと、急遽高速道路をおりて一般道で「みょうぎ」へ向かうルートに変更。そうして藤岡JCTから上信越道に入ってすぐに藤岡ICでおりることにした。


【東京都下出発時刻】朝6時頃 【東京都下到着時刻】21時半過ぎ
色は群馬県 色は埼玉県
赤文字の駅名はスタンプを押す必要が無かった駅
  中央自動車道 高井戸IC/環八/(主)8号/
関越自動車道 練馬IC〜上信越 藤岡IC/
(主)13号/国道254号/(主)47号/
(県)191号/(県)196号
みょうぎ
08:28
(県)196号/(主)51号/国道254号/
(主)45号/国道299号
うえの
10:54
国道299号/国道462号 万葉の里
11:19
国道462号 上州おにし
12:43
国道462号/村道/(県)289号/
(主)13号/(主)44号/(主)37号
龍勢会館
13:49
(主)37号/(県)270号/(主)44号/
国道140号/皆野寄居有料道路/
(主)30号/国道254号
おがわまち
14:58
国道254号/(主)11号/(県)296号/
(県)184号/(主)69号/国道140号
かわもと
15:46
国道140号/(主)69号/市道/(県)263号/
(県)127号/国道407号
めぬま
16:24
国道407号/国道140号 はなぞの
17:12
国道140号 ちちぶ
18:17

 
 
みょうぎ」フレンドリーなおじさんがいる売店、やっぱり駅はこうでないとね (群馬県)
到着時刻:08:28 スタンプ設置場所:売店のレジ横
藤岡ICでおりた我々は、主要地方道13号を経由して国道254号に出ると、下仁田方面へと向かう。いやぁ、国道254号といえばもっと混雑している道路かと思って、藤岡まで高速道路を利用したのだが、予想は大きく外れて交通量は非常に少ない。「こんなことならば、もっと手前のICで降りて国道254号を走ってくれば良かったよね」なんて"こあ"氏が言うものだから、「うーむ、でも国道254号だって埼玉県内は混雑していたかもしれないよ」と、おりるICを決めた"ほし"はちょっぴり負け惜しみ。

そう言いながらも、昨年道の駅「おがわまち」へ向かった時に、朝方に国道254号を走ったのだが、混雑とは無縁だったことをふと思いだし、チッと舌打ちする。道の選択というのは、本当に「運」と「情報」で決まるものだ。しかし、折角快調なこの道路も、前方に一台スローペースな車がいれば、途端に後方は渋滞の出来上がりだ。我々の3台程前に、ノロノロ運転をする車がおり、大名行列状態になり始めると、後ろの外車がチョロチョロと我々の車を煽るではないか。おいおい、こっちだってまともな速度で走りたいんだい、もっと前方をよく見てみなさい、すぐ前方の車を煽っても意味が無いぞと文句を言いたいところだが、それと同時に、そういった状況もわからずにやみくもに煽る某外車を少し哀れにも思えてきた。

そんな無意味な闘いも、国道からはずれて主要地方道47号を走ることで解放。富岡市と妙義町を結ぶ富岡妙義線は、非常になだらかで静かな道路、そんな道ながら徐々に山の中を上がっていく。しかし、傘を家に置き忘れたことがたたったのか、車の窓に雨粒が付き始める。「うわ、やっぱり降り出しちゃったね、傘を家に置いてきほりにしたから、傘に恨まれて雨が降ってきちゃったのかなぁ」と非科学的なことを言う"ほし"。辺りは、霧も出始め、折角の眺めもほとんど視認不可だ。

群馬や栃木では局所的に豪雨が多い今年だが、全体的に雨が少なく、水不足が深刻化しそうなので、雨は本来喜ばしい事なのだが、やはり初めて訪れる駅を前に、雨に降られるとはちょっと残念。
そうして、主要地方道47号から県道191号にそのまま突入、県道196号に出た途端、道の駅「みょうぎ」が目の前に現れた。訪れた時には駐車場入口周囲の各所が工事中で、一瞬「あれ?」と思ったのだが、道の駅「みょうぎ」のメイン施設である「みょうぎ物産センター」は昨年2000年の夏に道の駅として登録された時から既に営業している。こじんまりとした施設だが、ユニークな木造建築がなんとも可愛さをただよわせている。屋外トイレの構造も同じく木造で、形もユニーク。丁度そこで雨やどりしているツーリング途中なのか、ライダーたちが座っていた。

「まいったなぁ、傘もないし、どうやって建物の写真を撮ろうかな」としばらく車の中で考え込んでいた"ほし"は、このままじっとしていてもらちがあかないので、結局持っていたハンカチ一枚をまず頭にのせ、もう一枚をデジタルカメラの上面にかぶせる。はたからみれば、非常に妙な格好であるが、傘を持っていない以上、これも仕方がない。しかし、これで少しはマシだろう、と慌てて道の駅の看板を撮りに行き、続いてパタパタと走りながら物産センターとトイレの写真を撮る。といっても、カメラのレンズに対して霧雨攻撃は容赦しない。濡れるレンズを物産センターの入口でせっせと拭きながら、何アングルか撮り続ける。

そうして、再び車に戻り、先日自分で作っておいた「この駅いつ押せる?リスト」を見ながら、「あれ、みょうぎって8時からスタンプが押せるって書いたっけ」とまったくもって自分の書いたリストを覚えていないのかと頭をかく(ってこのリストの時間83駅分を全て頭で覚える程、"ほし"の脳のキャパシティは大きくないのだ)。でも、開店は9時からである。実は、この駅は8時過ぎには店の人が来て開店の準備をしているので、一声かければスタンプを押させてくれるのだった。「このこと、一言コメントに書いておかないとまずいなぁ」と思い、印刷したリストに赤字で修正。

9時前ではあるが、早速物産センターの中に入ると、店のおじさんがせっせと開店準備をしている。「おじゃましまーす」と言いながら、売店コーナーに足を踏み入れると早速入口付近にあるレジの横で、スタンプを発見。早速、バタバタと鞄からスタンプ帳を出し、本日1駅目のスタンプを押そうとパラパラとページをめくっていると、店のおじさんが「いっぱい集まりました?」と声をかけてきた。「なんとか・・・でもまだ40駅くらいなんですよぉ」と"こあ"氏。「結構集まったじゃないですかぁ、・・・・ あ、34ページですよ」とおじさん、該当ページを探す"こあ"氏にナイスフォロー。ここのスタンプはオリジナルのスタンプの他、角形の認め印のような小さなスタンプも置いてある。普段、我々は別々のスタンプ帳を持って、2種類のスタンプがあるとそれぞれ異なるスタンプを押しているので、"こあ"氏が片方のスタンプ帳に小さな認め印だけを押そうとする。「ちょ、ちょっと待ってよ、スタンプ帳のこのスペースに認め印だけというのは、あまりに寂しすぎるよ」と、"ほし"は慌てて両方のスタンプを押すようにうながす。するとまたまたおじさん「この小さなスタンプのほうはね、認め印感覚で作ってみたんですよ」と優しく説明。その後も、「先日はね、閉店後になんとかスタンプを押したいからお願い!なる電話があったり、1日に10駅くらい廻る人たちがいたり等、スタンプラリーも大変ですねぇ」等の話等を楽しく聞かせてくれた。さすがに我々もそういった部類だとは言えなかったのだが(笑)
売店は農産物が中心、そして妙義町周辺の特産等が並んでいる。下仁田が近いということもあり、やはりコンニャクが多い。コンニャクに飽き気味の"こあ"氏が珍しく「このみそ漬けこんにゃく、美味しそうだな」と手を伸ばす。身体の脂肪が気になる我々にとっては、ピッタリの商品「コンニャク」ゆえ、"ほし"としては大歓迎、早速お買いあげである。

そうして売店を出た我々は、車に戻る。まだ雨はあがりそうにもない。
 
 

 
 
うえの」"ほし"本格的ダウンにつき、緊急停止命令発動か? (群馬県)
到着時刻:10:54 スタンプ設置場所:直売所内
次に向かう駅は、同じく群馬県の道の駅「うえの」。この駅へは既にラリー開催初日、閉館後に寄ってはいるものの、やはり売店等が開いている時間帯に寄りたいという訳で、あえて押印済みの紙をグッとこらえて再訪問である。

さて、「みょうぎ」を出て県道196号を下仁田町方面へと走り出したはいいが、霧は濃くなり、前方が見えにくい。「これは参ったなぁ」と言いつつも、この道のリズムが気に入った"こあ"氏は結構楽しく走っている。しかし、悪路面による振動が直接身体に伝わり、"ほし"は密かに不安になり始めていたのである。妙義山周辺は、以前"ほし"自身が車を所有していた頃に走ったことがあるはずなのだが、ステアリングを握る身と、同乗の身ではやはり身体への影響も随分違うようだ。おまけに、速度抑制の為のあのガタガタコーナーが、更に不快感をアップさせる。こんなガタガタコーナーで速度を抑制させるなんて手段はやめてくれーと、思わず自分勝手なことを言いたくなる。だいたい速度が出ていてもそうでなくても、身体に伝わる不快感は、車酔いしやすい者にとって変わらないのだ。

それでもなんとか元気なまま、主要地方道51号を経由して国道254号にまで出てきた。しかし、この後、更に過酷で長い(と感じるだけなのだが)峠が待っていたのである。主要地方道45号を上野村へと向かうと、最初はなだらかで穏やかな道が続いていたのだが、相変わらず路面からの突き上げがきつく、"ほし"は一層不快感を高めていた。峠道でもちっとも酔わずに元気に「行け行けぇ」と言ってる時もあるのに、どうも今日は「行け行けぇ」の言葉は出そうにないのは、やはり悪路面のせいだろうか、それとも暑さバテのせいか。次第に"こあ"氏も心配し始め、「大丈夫?」と声をかけるが、塩之沢峠にさしかかる前にはぐったり状態。よくもまぁ、こんな状態になってまでラリーにいそしむものだ、と我ながら感心もするのだが、今はそんなことを言ってる余裕もない。

おまけに塩之沢峠で分かれ道が出てくるのだが、そこで主要地方道45号ではない道に入ってしまい、霧のせいで先が見えずに真っ暗闇のトンネルにまで遭遇する始末。確かにこのような峠のトンネルに照明があるはずもない。しかし、一瞬だが闇に落ちたような、そんな恐怖を感じたことは事実である。そして、気弱になっている"ほし"には、道を間違えて一層長い時間、この峠を走っていなければならないことに、このうえない嫌悪感を感じていた。しかし、道は細く、そう簡単にUターンさせてはくれそうにない。なんとか広い場所を見つけ、やっとの思いで間違えた箇所まで戻って主要地方道45号に復帰。

「少し休もうか」と、たまりかねて"こあ"氏が言い、砂利状の広場になっている場所でしばらく車を停める。「ご、ごめん、なんだかかなり調子悪いみたいだよ。路面と疲れのせいかなぁ」と細々と"ほし"は嘆く。「まだまだ国道299号までは距離もありそうだよね、身体 もたないかもしれない・・・」とすっかりしょげる。"こあ"氏は苦笑しながら「まぁ仕方がないよ、少し外の空気を吸ったらなんとかなるんじゃない?」と窓をあける。すると、巨大な蜂が2,3匹程、車の周りをブンブン飛んでいるではないか。車酔いのうえ、蜂にまで刺されては、泣くに泣けない。慌てて窓を閉め、しばらくぐったりしている。

こういった場合、何が有効なのだろうか、車酔いしやすい"ほし"自身も、いまだにその解決方法が見いだせていない。今回は、車酔い止め薬まで飲んで対処していたはずなのに、まったく効果もなかったのだ。「睡眠時間が足りないんじゃないの?もっとちゃんと普段から寝ないと」とキツイ口調で"こあ"氏が"ほし"を叱る。"ほし"の場合、普段から睡眠時間は少ない方だが、どうも出掛ける前の日は、遠足前日の子供状態、つまり興奮してなかなか寝付けない状態に陥るらしい。車に乗ることも、峠を走ることも好きなだけに、非常に悔しい限りなのである。

しばらくしてまた走り出したはいいが、幾つ目かのコーナーを過ぎた瞬間、「ご、ごめん、やっぱり停まってっ」と"ほし"の緊急停止命令。いやぁ、ここまでひどい車酔いは、乗用車では初めてではなかろうか、というくらいに悲惨な状態。あぁ、近そうで遠い「うえの」までの距離、予定時間を大幅にオーバーしながらも、しばらくその場を動くことは出来なかった。
どのくらいが経ったであろうか、少しずつ回復し始めた"ほし"はやっと「行こうか」という一言を発することが出来た。その後、なんとか冗談を言えるまでに回復した時は、国道299号に入っていた。万場町方面へと走っていくと、まもなく右手に道の駅「うえの」が見えてきた。道の駅が見えてこれほどホッとしたのも、久々である。

しかし、「うえの」に着いてもしばらくは車から降りることが出来ずに、"ほし"はそのままじーっと固まっていた。10分くらい経過してから、ようやく外に出る元気が出て、直売所に向かう。この駅、スタンプ帳等では17時半まで開いていると書かれておきながら、実際に駅へ問い合わせてみると、17時15分までという回答だった。なるほど、それで7月14日 17時33分に訪れた時には、既に誰もいない状態だったのか、と今更ながら納得する。
直売所を覗くと、スタンプ設置場所には既に先客がおり、せっせとスタンプを押している。しばらく時間がかかりそうゆえ、"こあ"氏にスタンプ押印を任せ、"ほし"は店内をあれこれ散策して廻る。しかし、隣の物産センターには猪豚関連が多数並んでいたのに、この直売所の方ではそれらしきものが見当たらず、農産物が中心のようである。結局、先日食べた「猪豚汁」は美味しかったね、と会話をしながら車に戻る。

あぁ、これほど苦労して「うえの」まで来たのだが、文章でも分かるように数分程度の滞在に終わることになった。
 
 

 
 
万葉の里」これ、(まんばのさと)って読むんだよね (群馬県)
到着時刻:11:19 スタンプ設置場所:物産センター内休憩コーナー付近
さて、「うえの」を出発したら次に向かう駅は、ラリー初日に訪れて既に閉店していたショックに泣かされた駅パート2である「万葉の里」である。この駅も、公式情報によれば19時まで、ということだったのだが、実際は17時までと2時間もの差がある。スタンプだけが目的ならば、ここでもスタンプ押印済みの紙を貰えば良いだけの話なのだが、どうしてもスタンプ帳に直にスタンプを押したい我々としては、再訪問をするしか道は残されていなかったのだ。

国道299号から国道462号へと入り、そのまま何のアクシデントもなく、すんなりと次の道の駅「万葉の里」へ到着。しかし、いざ道の駅を車窓から確認すると、店先にはパラソルがズラリ、屋台等まで出てお祭りの雰囲気ではないか。これは、もしかしたらイベント中に来てしまったのか、と妙にドキドキしながら駐車場に入る。予想どおり、駐車場は大混雑しており、停める場所が無いのではないか、と心配になるくらいであった。しかし、タイミングよく数台のスペースを発見、ホッとしながら停める。
朝から腹をすかせた"こあ"氏は、早速「店内を見て廻る前に、先にここで昼食をとっちゃおうか」と提案。なんとか体調も復活してはきたものの、それほど食欲のない"ほし"は、それでもここで食事を逃すと何時食べられるか分からないと考え、同意。

まずは、物産センターの入口にある休憩コーナーでスタンプを押す。
そうして、食事処の入口でメニューを見ながら、あれやこれやと昼食のメニューを探す。"ほし"としては、もし健康体だったら、「万葉定食」なるとろろ飯やそば、天ぷら等がセットになったものを頼みたかったところだが、いきなり大量に食べるのは危険かと考え、さっぱりしたところで「刺身定食」に決定。それじゃぁ"こあ"氏にこの「万葉定食」を食べてもらおうとしたら、「いやぁ、とろろ飯は苦手でさぁ」とあっさり拒否され、「天ぷら定食」にしている。そうして入口で食券を買った我々は、食事処に入り、席につく。すると、店の人が水を運びながら「いらっしゃいませ、ようこそおいでくださいました」と丁寧にもてなす。多くの道の駅で食事をしているが、これほど丁寧なところがあっただろうか、と驚くくらいである。そして、今日は過ごしやすいですね、などの話をしながら、食券をチェック。1駅目の「みょうぎ」といい、この「万葉の里」といい、群馬の新しい駅はフレンドリーな人が多いと実感。

しかし、もっと驚いたのは、料理の出てくる早さである。天ぷら定食ってかなり時間がかかるだろうと思っていたのだが、ほんの数分で食事が出てきたのだ。これには"こあ"氏も、そして"ほし"もビックリ。しかし、"ほし"が頼んだ刺身定食の方はなかなか出てこない。そして"こあ"氏が天ぷらを口にして「なるほど・・・そうか、これ、作り置きしてるのかもしれないね」と一言。「え?どうして?」と"ほし"。「だって、天ぷら 冷めてるもん」再びぽつりという。ということは、あらかじめ注文の多そうな料理は作り置きしてるのかなぁ、と考えてしまう。それに比べて、こんな山間で刺身を食べる"ほし"は珍しいのだろうか。しばらく待ってやっと出てきた刺身定食は、刺身の下に氷が置いてあるなかなか涼やかな演出。見た目にも、なかなか高級そうだ。といっても、刺身はおろか、天ぷらの量を見ても、やや割高感は否めない。「天ぷら、ちょっと量が少なすぎるなぁ」と"こあ"氏はかなりがっかり。(写真は天ぷら定食)
食後は、売店を散策。直売所と特産品コーナーを別室や建物を分けている駅も多い中、「万葉の里」や「みょうぎ」は、直売所と特産品コーナーが一緒になっている。特産品コーナーでは、まんじゅうやおやきがあり、それを眺めていると、店の人が「どうです?試食も有りますので、是非食べてみてくださいよ」と元気に声をかけてくる。他の客も饅頭の試食をしながら、「あら、これ美味しいわ、買っていこうっと」等と手にとっている。他に、コンニャクや味噌等が多数置いてあるようだ。

そうして、ひととおり見て廻ると、次の駅へ向かうべく車に戻った。「昼食も無事に食べることが出来たし、なんだか体調もほとんど復活してきたよ」とホッと安心の"ほし"。食べたら安心した、というのもあるのかもしれない。
 
 

 
 
上州おにし」今度は"こあ"氏がダウン、眠さとの闘い (群馬県)
到着時刻:12:43 スタンプ設置場所:体験学習館MAG案内カウンター
次に向かう駅は「上州おにし」。「万葉の里」を出て、国道462号を藤岡市方面へと向かう途中にある鬼石町の駅である。交通量はそれほど多くはないのだが、なんともノロノロペースに"こあ"氏はすっかり睡魔にとりつかれたようである。「こんなペースでずーっと走らされると、寝ちゃうよぉ」と目をこすりながら運転をする"こあ"氏に対して、必死に声をかける"ほし"ではあるが、"ほし"だって先程まで最悪な状態だったのに、いきなり元気いっぱいにマシンガントークが出来るはずもない。それでも、なんとか「上州おにし」まで頑張ってもらおうと、そこらじゅうの看板を読んだり、歌を歌ったり。

やがて神流湖を越えると右手に道の駅「上州おにし」が見えてきた。しかし、慌てて駐車場に停めるやいなや、「ごめん、ちょっと寝かせて」と"こあ"氏はそのまま大爆睡。結局、"ほし"だけがこの「上州おにし」内を散策することになる。
すごすごと車から降りた"ほし"は、メイン施設である「体験学習館MAG」に入る。まずはスタンプを押さないとね、と案内カウンターのほうへ向かうと、またもや既に先客あり。

しかもその先客、手にするは10冊近くのスタンプ帳。その後ろ姿をギョッとして眺める"ほし"、先客はポンッポンッと一冊ずつ手慣れた様子で押していく。それはもうスタンプのインクが薄かろうが何だろうが、ポンッポンとまるでリズムにのっているようだ。しかし、"ほし"はここで考えてみた。この人はもしかしたら、団体客分のスタンプ帳を一手に引き受けて代表して押しに来ているのではなかろうか、と。そういえば、今日はやけに子供や学生が多い。うん、きっとそうなんだ、と思いながら、後ろで待ち続けていると、どうやら終わったらしく、手早くスタンプ帳をたたんで慌てて去っていく。
その後にスタンプをいざ試し押ししてみると、やはりインクは薄い、薄すぎる。こんな時はやはりマイスタンプ台の出番だ。こうして無事にスタンプを押し、他の場所を見て廻る。三波石のふるさとなる展示ホールは、昨年もゆっくり見た場所、今年もちょっと覗いてみると、あれは先生だったのだろうか、生徒らしき者を数名引き連れて展示パネルの前であれやこれやと説明をしている。2階にあがってみると、そこは売店とそば処、休憩所がある。売店では、三波石のふるさとらしく、石を使った置物が多く並んでいる。すると、とある家族の中にいた子供の「石がこんな値段するのぉ?こんなの、どこかで拾ってくればいいじゃん?」と大きな声が売店じゅうに響きわたる。まぁ、子供ゆえ、そう思ってしまうのも仕方がないが、この後、親はどのように教えたのだろうか。そこまでは聞いていなかったので分からない(苦笑)。

「いかん、そろそろ戻らなければ」とハッと我に返った"ほし"は慌てて車に戻った。
 
 

 
 
龍勢会館」あの龍勢を実際に見たら迫力だろうな (埼玉県)
到着時刻:13:49 スタンプ設置場所:龍勢会館入口
車に戻ると、"こあ"氏はぐったり眠ったまま。しかし、窓を開けていたものの車室内の温度はかなり高い。このまま寝かせておくと、熱でよけい体力を失ってしまうのではなかろうか、と"ほし"「戻ってきたよー」と声をかける。もそもそと起き出した"こあ"氏も、「うーむ、一応すっきりしたかな」とエンジンをかける。

そして次なる駅「龍勢会館」に向かって走り出した。「上州おにし」から「龍勢会館」へ向かうのはこれが初めてであり、一体どんな道を走らされるのだろうと内心やや心配。しかし、国道462号から村道に入り、県道296号・主要地方道13号を介して主要地方道44号に入るルートは交通量も少なく、非常に走りやすい。主要地方道44号を南下し、皆野町内から主要地方道37号に入ればあとはそのまま道なりに走っているだけで、「龍勢会館」に着くはずだったのだが、どうもこの主要地方道44号と同37号、同43号がいりみだれており、気が付けば主要地方道43号を走っているではないか。まぁ、わざわざUターンをしなくても、本来走りたかった37号には復帰できるゆえ、そのまま進んだうえで若干の遠回りをして37号に出る。

全体的にのんびりとした道路だったので、眠気は取り除かれた"こあ"氏もなんだか気合いが入らない。"ほし"も、まるで縁側でひなたぼっこしながらお茶でも飲んでるような、のほほん状態。「激しい峠道の後にこれほどのんびりした道だと、力も入らないねぇ、それともこれはラリーの中だるみ?」と、この気の抜けた空間を思わず見回してしまう。そんな状態のまま、道の駅「龍勢会館」に到着。
昨年も思った事だが、やはりここの建物を見ると一種、宗教色の強い不思議な感覚にとらわれる。それに、やはりこれも昨年同様であるが、時々何処からか修行でもしているような声が聞こえてくる。一体あれは何なんだろう、結局今年もその正体はわからないままであった。我々は車から降り、龍勢茶屋なる売店兼食堂へ行ってみる。この売店も農産物の直売を中心、その他に漬け物やコンニャク、ジャム等が並んでいる。また、「龍勢まんじゅう」なる饅頭もあり、1個単位と5個入ったパックがある。1個単位で売られているものは、残り1個になっており、ついついその1個に手を伸ばす。"こあ"氏は5個パックの方を欲しがったのだが、賞味期限内に全部食べられるかとなると、やはり1個にしておく方が良いと思い直したのであった。

次に龍勢会館のほうへ向かい、スタンプを押しに行く。今年もまた龍勢会館で展示を見る時間も無いまま、スタンプを押しただけでその場を後にしたのだが、出来るならば本当に龍勢が打ち上げられる姿を見たいものである。っと、本当の龍勢は、10月の第2日曜日に椋神社境内から見ることが出来るらしい。
 
 

 
 
おがわまち」和紙をみながら、日本を感じる (埼玉県)
到着時刻:14:58 スタンプ設置場所:埼玉伝統工芸会館入口
次に我々が向かう道の駅は「おがわまち」である。前日に地図を見ながら「龍勢会館」から「おがわまち」へ向かうルートを考えてみたのだが、どうも効率的なルートが見つからない。地図で見る分には両駅は丁度、東西直線上に位置しているのだが、意外に簡単に行けないようだ。両駅の間にはこれまた激しそうな峠(主要地方道11号線上にある定峯峠)があるのだが、これを通ることが早道になるかどうかは、ちょっと分かりかねる。

さて当日の話に戻るとして、カーナビに「龍勢会館」から「おがわまち」までのルート探索をさせてみると、途中に有料道路を利用するルートが表示された。「あれ、有料道路なんてこの付近にあるの?」と首を傾げる"ほし"。しかし、確かにカーナビ上の地図には、有料道路が表示されている。まぁ効率的に行けるのであれば、それでも良いかと安直に考え、そのルートにて行ってみることにした。

「龍勢会館」を出発し、主要地方道37号から県道270号・主要地方道13号を経由して国道140号に出ると、まもなく「皆野寄居有料道路」なる案内を発見。"ほし"はツーリングマップルを見ながらその位置を確認、すると「およ、この点線で描かれている建設中の道路が、この有料道路なんだぁ」と納得。確かにこの「皆野寄居有料道路」を使えば、国道140号でぐるりと寄居・花園方面へ向かうよりも効率的に向かう事が出来る。しかも、渋滞が発生しやすい長瀞町を通らないから、なお良いではないか。「へぇー、これは使える道路だなぁ」と思いつつ、寄居町へ。一旦、国道140号に出てすぐに主要地方道30号に入り、今度は国道254号へ向かうべく走る。実は、この時点で道の駅「はなぞの」のすぐ近くを通っていたのだが、夜20時まで開いている「はなぞの」は後で廻っても十分だと判断し、通過することにしたのだ。

主要地方道30号から国道254号に出ると、あとはそのまませっせと走るだけ。しかし、"こあ"氏はまたしても調子が悪そう。「どうも暑さにやられちゃったかなぁ」と、少し辛そうだ。「とにかく水分をとってなんとか頑張ろう」と、それでも頑張って走る"こあ"氏に感謝。口が悪い"ほし"はなかなかそういった感謝の意を素直に表現出来ないのが難点か(苦笑)。そうして、道の駅「おがわまち」が見えてきた。
駐車場は予想以上に混雑していて、ちょっとビックリ。しかし、それ程敷地内に人がいるようには見えないのだが、皆何処にいるのだろう。まぁ、近くには公園があるので、その利用者が多いのかもしれない。

まずは物産館を覗いてみよう、と足を運ぶ。昨年も感じたのだが、ここは小川町周辺の工芸特産品等を美しく展示販売しており、まさしく彩の国の伝統工芸をアピールするにふさわしい場所である。といっても、やはり小川町に来たからには、小川町の特産品を中心に見て廻る。「和紙のふるさと」というキャッチフレーズのとおり、小川和紙を使用した商品が数多くある。昔は、よく原稿用紙にあれこれ文書を書いては自分で製本したりと、紙に慣れ親しんできた"ほし"だが、ここ十数年、すっかりパソコンと密着した生活を送るようになってからは、ペンと紙は縁遠い。ここに来ると、自分の生活も味気なくなったものだな、と思う。和紙の便せんで、たまには手紙でも出してみたくもなるものだ。
スタンプは、この物産館ではなく、昨年同様に埼玉伝統工芸会館にあるだろう、と向かう。すると、伝統工芸会館の入口には、なんと道の駅スタンプラリーの参加賞であるステッカーが、数十枚、周囲に貼られているではないか。そういえば、道の駅同好会内でもこの話題は出ていたのだが、実際に見てみると確かに唖然。おいおい、参加賞のステッカーをこんなにベタベタと貼って良いものなのか、と思ってしまう我々はセコイだろうか(苦笑)。

おっと、かんじんのスタンプは、というと、昨年は会館内でもわかりにくい場所に置いてあったのだが、今年は入口の自動ドア付近に置かれている。そこで、スタンプを押した我々は、そのまま会館を後にする。
 
 

 
 
かわもと」閉館時間がわからなかったのでとりあえずこちらを先に・・・ (埼玉県)
到着時刻:15:46 スタンプ設置場所:直売所と花木販売所の間辺り
本来ならば、この後は「はなぞの」へ向かうつもりであった。しかし、「はなぞの」は既にスタンプも押していることだし、20時まで施設は開いていることは確認済みなので、何時まで開いているか分からない「かわもと」へ先に行くことにした。「かわもと」といえば、以前まだ道の駅としてオープンする8月よりも以前に訪れたことがある。その時には、まだほとんど工事も手つかず状態で、この駅は本当に8月にオープンするのだろうか、と不思議に思ったものだ。どうやら、8月になってもまだ工事は終わっていないらしい。といっても、スタンプは押せるらしいので、今回とりあえず寄ってみることにしたのだ。

「おがわまち」を出た我々は、国道254号から主要地方道11号に入り、そのまま嵐山町へと向かう。関越道を越えてまもなく主要地方道69号に入り、北上を開始。どの道ものどかな風景が車窓から広がり、気分は一層のほほん状態、何故か力も入らない。
やがて、川本町内で国道140号に出て、右折するとまもなく真っ白な看板が見えてきた。通過する際に、それが道の駅「かわもと」の看板である事を確認。そう、うっすらと道の駅「かわもと」と書かれていたのが見えたのだ。しかし、その上から白く覆われている。あぁ、この看板がデビューする日は一体何時なのだろう。
しかし、国道140号を川本町から熊谷市方面へ向かう場合、看板から、実際の道の駅までの距離はちょっと遠い。どうしてこんなところに看板を設けたのか、と言いたくなるのだが、反対車線側にある看板は、道の駅のすぐ側にあるので、何らかの都合があったのだろう。

さぁ、いざ、「かわもと」の駐車場へ入る。工事は、前回6/24に訪れた時よりは少し進んでいたのだが、それでもまだ建物らしきものは建っておらず、土台と思われるものだけが見える。おいおい、こんな状態では何時完成するのやら。
そうして車を降りた我々は、とりあえず直売所へと向かう。つい先日訪れてあれこれ散策したばかりなので、それから何も変わっておらず、農産物中心の陳列を眺めながらそのままレジの外へ出る。

こんな簡単な書き方では失礼だとは思うので、ひとつ特長を書いておくならば、とにかくここの農産物直売所、買い物かごいっぱいに買い物をされていく利用客が多い。それだけ野菜に人気があるということだ。店内は、前回訪問時同様、活気にあふれている。
我々は、第一の目的であるスタンプを探していると、レジを出たところのテーブルに真新しいスタンプが置いてあるのを発見。「おぉ、新品のスタンプだねぇ」と感動しながら、早速スタンプを押す。このスタンプの図案をみなから「あ、これってつい数ヶ月前に決まったマスコットキャラクターの もとクンだ。」と見入る"ほし"。ちなみに、ここの町のキャラクターは2パターンあり、「うぐいすの かわ君」「はくちょうの もと君」ふたつ合わせて「かわもと君」といった訳だ。

店の外に出た我々は、工事中の敷地をチラッと見て「これが完成したら、また来ないとね」と言いながら車に戻った。
 
 

 
 
めぬま」今回はちょっぴり立ち寄るだけでごめんなさい (埼玉県)
到着時刻:16:24 スタンプ設置場所:めぬまアグリパーク内1階案内コーナーカウンター
次に向かうは道の駅「めぬま」、以前は「めぬま」から「かわもと」へ訪れたのだが、今回はその逆ルートである。

まぁ、国道140号を熊谷方面(東)へと向かい、国道407号に出たら北上する"垂直三角形の直角を作る2辺的"なルートが最も一般的なのだが、ショートカットのつもりで主要地方道やら県道をことごとく利用する"直角三角形の斜辺的"なルートで「めぬま」に近づく。しかし、それが本当に早道だったのかどうかは、いまだ不明である。
そうして国道407号にひょっこり出たところに、道の駅「めぬま」が現れた。駐車場は先日訪れた時と同様に、やはり混雑しており、盛況ぶりが伺える。そして、車から降りて"こあ"氏はぽつりと「頭は痛いんだけど、お腹は空いたなぁ」と呟く。やはり、昼間の食事では全く足りなかったらしい。「アグリパークの2階に軽食コーナーっぽい食事処があったよね、そこに何かあるかもしれないよ」と言いながら、建物に入る。"ほし"はまず入口のすぐ側にある観光案内コーナーのカウンターで、スタンプを押す。そして、その案内コーナーのカウンターの奥には、見慣れない表紙の「道の駅旅案内 関東版」なる100円地図が置いてあるではないか。そうか、これが今回新しくなった100円地図だ、と喜び勇んで「す、すみませーん」と駅の職員さんを呼ぶ。そして無事に、昨年登録された道の駅が掲載されている新しい100円地図を入手。

満足げに観光案内コーナーを後にすると、丁度"こあ"氏がトボトボと近づいてきた。よほどお腹がすいているのか、頭痛がつらいのか、元気が無い。そして「ごめん、頭痛薬とか持ってない?」と"ほし"に聞くので、慌てて鞄の中を引っかき回すと、出てきた出てきた、頭痛薬。すぐに"こあ"氏にその薬を飲ませる。「大丈夫??」「うん、やっぱり暑さで頭に熱が溜まっちゃった感じだよ」と寂しく笑う"こあ"氏。「もう帰ろうかぁ、それとも駅の駐車場でちょっと仮眠する?」「いや、大丈夫だよ」と2階へ歩きながらそんな会話をする。しかし、残念ながら「めぬま」の食事処は雰囲気は軽食コーナーっぽいのだが、メニューのほうは、ちょっと小腹がすいた時に食べるようなものは置いていなかった。

「きっと、はなぞのに行けばあるかもよ」と言いつつ、とにかく車へ戻る。
 
 

 
 
はなぞの」今年になって何回寄ったか、やっと昼間に寄ってみた (埼玉県)
到着時刻:17:12 スタンプ設置場所:物産館アルエットの入口付近
「めぬま」を出た我々は、今度は単純なルートにて次の駅「はなぞの」へと向かう。国道407号を南下し、熊谷警察署前から国道140号に入るのだが、実際にこの道を走っていると、国道407号から熊谷警察署前交差点をそのまま直進していくと、自然と国道140号を走っているような感覚になる。そういえば以前、この付近から国道407号に沿って更に南下していくつもりだったのだが、気が付けば国道140号を走っていて面食らった記憶がある。「あれ、国道407号は何処へ行った?」という具合に。実際は、一旦国道17号に入り、途中からまた国道407号に分流するのだが、看板にはその旨が掲載されていないので、道に迷う人もいるのではないだろうか。

おっと、今は国道407号の話は関係ないか(苦笑)、というわけで、国道140号に入って、しばらく走れば、先程寄った道の駅「かわもと」が右手に見えてくるはずだ。更に西へと走り続けると、関越道 花園ICを越えてまもなく右手に道の駅「はなぞの」が見えてきた。

道の駅「はなぞの」は何時見ても非常に目立つ。なんといっても、巨大な洋風屋敷風が華やいだ雰囲気にさせているのだろう。しかし、その洋館の正面に大きく「地域特産物館・2F お食事処」と書かれた看板、もうちょっと洒落た掲示は出来なかったものだろうか、と思うのは"ほし"だけか。まぁ、あの目立つ看板があるから、それを見て立ち寄る客もいるのかと思うと、あまり見てくればかりを気にしてもいられないのか。また、昨年訪れた時には、国道から見える位置に田村亮子さんの巨大像があったはずなのだが、今年になって訪れてみたら、「あれ・・・・誰もいない」状態である。あれは、いつも誰かしらの像がある訳ではないのか、と改めて知ることになる。
そういえば、今年になってから、この「はなぞの」、一体何回来ただろう、それも寄ったのは夜ばかりである。

やっと、昼の間に寄ることが出来、"ほし"的には本望であるが、やはり店内は混雑しているようだ。それでも、今日は売店を散策するために、ここへ寄ったのだから、と勇んで店内へと向かう。「うわっ、混んでる・・・」予想どおりであった。そんな人混みの中をあれこれ散策、しかしお目当ての「おやき」は既に売り切れ。代わりにユニークな食べ物を発見、「ヒデさんの言うことにゃ はなぞのだネ」なる不思議なネーミングなもの、どうやら見た目は大判焼きなのだが、中身は違うようだ。その名前だけに惹かれて、ついつい購入。
更に、花園の黒豚ウィンナーを発見、昨年も購入したかったものの、クーラーボックスが無かったがために、買うのを断念。

1年ごしの夢が叶い、黒豚ウィンナーを購入し、満足顔で店を出る。
 
 

車に戻った我々は、カーナビの道路情報を見ながら、関越道の大渋滞を確認。「やっぱりねぇ、丁度観光帰りの車がわんさかいるって訳だよね」と、渋滞を示す赤いラインが何処までも続く様を画面でおいかける。これでは、今から帰りの途についたとしても、何時着くかわかったものではない。そこで"ほし"がにんまりとしながら言う。「今から、道の駅(申請中)ちちぶに行かない?」

 
 
ちちぶ」(08/05訪問時は道の駅申請中)、いやぁしっかりと道の駅として営業中 (埼玉県)
到着時刻:18:17 スタンプ設置場所:未設置(8月下旬に完成予定)
"ほし"の一言で、なんとこれから道の駅「ちちぶ」へ行ってみることに決定。道の駅「ちちぶ」は、まだ正式に道の駅として登録されていない駅である。といっても、今年(2001年)に登録されるのは間違いないだろう。実際に訪れた人もおり、その話を聞いていたら、無性に我々もその存在を確かめたくなってしまったのだ。

しかし、国道140号沿いである事、秩父市内である事以外、詳しい場所については全く分かっていない。もしかしたら通り過ぎてしまうかもしれない、そんな不安も少しだけ抱えながら、「はなぞの」を出た我々は、国道140号を秩父市方面へ走り始める。

我々のように今から秩父方面へと走る車は、それ程多くないのだが、反対車線は既に大渋滞になっている。「反対車線の列、一体何処まで続くのだろう?」と思う程、その車の列は長い。そう、それは、渋滞の先頭と思われる花園町内からずっと続き、寄居町・長瀞町・皆野町まで続いている巨大な列だ。「この列に並ぶのだけはちょっと勘弁して欲しいなぁ」と"こあ"氏は嫌悪感をあらわにしている。そして「来年のラリーの時には、廻る順序も十分に考慮しないと、この渋滞に巻き込まれることになるよね」と既に頭の中は来年のことを考えている。

そうしていつしか秩父市内に入ると、交通量も増えてきた。「まだ通り過ぎてないよね」「確か、道脇に捨て看板があるらしいから、それを目印に行けばなんとかなるよ」とそんな会話をしながら、なおも国道140号を走り続ける。しかし、いっこうに捨て看板らしきものは出てこない。と、その時、「あ、あった!」と捨て看板を発見。その後も「道の駅ちちぶ オープン」と大きく書かれた捨て看板を何度となく見つけ、更には国道299号の手前付近で、巨大なバルーンが目に飛び込んできた。そのバルーンにはこれまた大きく「道の駅ちちぶ」と書かれており、これならば気が付かず通過してしまうなんてことはなさそうだ。
建物も明るく、且つ洋風な雰囲気がただよっている。実は、開館時間すらも分からないままに訪れてしまった我々だが、駐車場にまだ多くの車が停まっている光景を見て、ホッと一息。

早速、車を停めて正面の入口へと向かう。道の駅「ちちぶ」は、大きな洋館風の建物の中に、左側から特産品コーナー・そばの立ち食いコーナーがあるホール、そしてホール中央は休憩スペースを兼ねた観光案内コーナー、そして右側にはレストラン「荷車屋」がある。特産品コーナー等があるホールはかなり広く、秩父名産品が種類も豊富に並んでいる。いやぁ、こうして商品がズラリと並んでいる光景をみると、秩父の特産品がこれほど多いとは改めて驚いてしまう。そんな数々の特産品を前にしながら、直売コーナーできゅうりを買う"ほし"は、やはり変わり者か。
「そういえばお腹が空いたって言ってたでしょう?ここで食べていこうよ」と"ほし"。"こあ"氏は「お腹が空いたといっても、体調もいまひとつすぐれないままだし、食べられるかどうか分からないよ」と、あまり乗り気ではなさそうだ。と言いつつ、「でもここで食べるとしたら、もうメニューは決めてあるんだ」とちゃっかりしている。「なんだぁ、それじゃぁ食べて行こうよ」と意見もまとまったところで、レストラン「荷車屋」に入る。
物産館は19時までだが、こちらのレストランは22時まで開いているのが嬉しい点だ。しかも、趣向を凝らした洋食中心のメニューというのも、実にそそられる。
道の駅同好会の掲示板で、「ここのアルペンカレーはなかなかユニークだ」という話を聞いていたので、"ほし"もまずここで食べるならば、カレーにしようと決めていた。というわけで、ふたりはあっという間にメニューも決定、"こあ"氏は「炭火焼きチキンガーリックとまとソース」を、"ほし"は「アルペンチキンカレー」を注文。まもなくワゴンにのってやって来たのは、カレーのソース皿、空のライス皿、そして飯盒であった。そして"ほし"の目の前で飯盒からライス皿にパカッと移し、テーブルの上に置いた。

「おぉ、これが噂のパフォーマンスかぁ・・・」と感心して見入る我々。このカレーのソースに浮かぶチキンも、結構大きく、しかも柔らかい。「美味しい、これ」と思わず一言。
続いて"こあ"氏が頼んだ「炭火焼きチキンガーリックとまとソース」、チキンはやや小さめだが、味はトマトの酸味とニンニクが利いて食欲が進む味だ。現物が目の前に来るまでは、食欲があまり無いと言っていた"こあ"氏だが、いざ食べてみると、あまりにペロッとあっけなく食べてしまった。

おまけに、デザートにソフトクリームとアイスカフェオレまで頼み、満足は頂点に達したのであった。"ほし"たちがレストランに入った当初は、客が少なかった店内も、いつの間にか満席状態になっており、店員さんたちも忙しそうに動いている。
レストランを出た我々は、観光案内コーナーで貼り紙を発見。そう、それにはスタンプが8月下旬には出来る旨、記載されていたのである。

す、すごいぞ、この駅の意気込みは、と思わずおののいてしまうばかり。道の駅として登録されていながら、なかなか完成しない道の駅もあるというのに、ここはまだ申請中ながら、バリバリと営業し、しかも道の駅を強くアピールしているのだ。勿論、物産館で買ったお土産を入れるレジ袋にも、しっかりと道の駅ちちぶと書かれていたことは言うまでもない。しかし、申請中でありながら、ここまで「道の駅」としっかり明言しても良いのだろうかと、ふと思ってしまったりも。
 
 

気合い入らず、のほほんとしたスタンプ巡りも、最後のこの熱い「ちちぶ」のパワーに圧倒されて、少し元気が戻ったようだ。何故か、"こあ"氏の頭痛も「ちちぶ」を出てしばらくしたら無くなり、めでたしめでたしといったところか。さて、後は自宅に帰るだけだが、ここからすぐに国道299号に入り、飯能市・所沢に抜けて帰るルートが最も単純かつ、早道である。幸い、国道299号は先程目撃したような渋滞の列にはなってないので、案外と早く家に着いてしまいそうだ。所沢市内で若干の渋滞に遭遇するも、結局2時間以内程で自宅に到着。時計をみれば、まだ21時半過ぎではないか。スタンプ巡りをしておきながら、こんなに早い時間に帰ってくること自体が珍しすぎる。やはり、気合いは足りないままだったのだろうか。

まぁ、施設等が開いている時間帯に寄りたい、というのが我々のスタンスゆえ、どうしても昼間に行動が集中してしまう。各施設がもう少し遅くまで開いていてくれればいいのに、と思うことも多々あるが、道路によってはそれも困難。だいたい、交通量の少ない路線に作られた道の駅の場合、よほどの特長が無い限りは、なかなかリピーターも望めないだろう。駅をずっと続けていくことも大変なんだろうなぁ、と駅を見るとそんなことを最近感じるようになってきた。

前回の旅日記を読む?(2001/07/29) 次の旅日記を読む?(2001/08/12)


 スタンプラリー参戦日記インデックスへ 関東スタンプラリー2001インデックスへ

総合案内ページに戻る

ご意見・ご感想・ご要望は、ふゆのほしまで。
Copyright(c)2000-2004 ふゆのほし All rights reserved
本サイトに掲載されている全ての内容の無断使用を禁じます。
最終更新日:2001年08月15日