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| 12月も気が付けば中旬、しかも岐阜県北部の天気予報をみれば12月10日の週から断続的に雪・雪・雪だらけである。せめて、ひだ・みの道の駅スタンプラリーに応募出来る程度の数は廻りたい、そう考えていた"ほし"にとっては、最大の試練が「雪」なのだ。 昨シーズンは結局、チェーンもスタッドレスタイヤも購入しないまま、過ごしてしまった。しかし、今シーズンは「ひだ・みの道の駅スタンプラリー」をうまい口実に、"ほし"がスタッドレスタイヤの購入をもくろんでいることを、"こあ"氏はまだ気づいていなかったのである。まぁ、"こあ"氏にしてみれば、冬にどれだけ雪道を走るだろうか、と思えば購入もおのずと躊躇していたようだ。 9日にカーショップに出掛けた時には、スタッドレスタイヤとチェーンを物色しながら、結局スタッドレスタイヤの高価さに圧倒されて帰ってきてしまった。以前、乗っていた車両の場合はタイヤサイズが185だったため、それほど勢いが無くても購入に踏み切れたのだが、現在乗っている車のタイヤサイズは225、しかも扁平率も45とくれば、価格はグンっとアップする。 結局、うだうだと悩みながら1週間が経とうとしていた。「ま、まずいぞ、この週を逃してはもう年内に岐阜県に行くチャンスは無いかもしれない」と焦った"ほし"は、口を開けば、「今度の日曜日、岐阜に行きたいんだよねぇ、それも奥飛騨あたり。」とそれとなく、いや、下心見え見えの言葉ばかり。しかし、"こあ"氏のほうは一向にのってこない。「いよいよまずいぞ、もっと効果的な説得は無いだろうか」、"ほし"は悩みに悩み抜き、結局、雪の奥飛騨がいかに美しいかを切々と語り出す。こんな話を毎日聞かされては"こあ"氏もたまらないと思ったのか、やっと重い腰をあげた"こあ"氏は「明日、タイヤを見に行こうか」と、ぽつり。 しかし、この手の計画にはだいたいドライバーのほうが熱心のはずだが、"こあ"氏は雪に対してあまり良い思い出でも無いのだろうか、と勘ぐる"ほし"。雪道のドライブ自体は、もともとスキー好きの"こあ"氏ならば特に心配することはないのだが、ここ数年は雪道から遠ざかっていたため、勘を取り戻すのにはほんの少し時間が必要そうだ。 ▼旅前日にスタッドレスタイヤを調達? そして、旅前日である15日になって、再びスタッドレスタイヤを見るべく(いや、買うべく)、いつもお世話になっているカーショップへと出向く。もともと、買うならばこのタイヤ、と型番も決まっていたため、あとは値段交渉と在庫の有無だけが懸念事項である。 ▼慣らし運転を兼ねて向かうは長野道 松本IC さぁ、いよいよ当日がやってきた。本日の予定は、まず岐阜県北東部にある上宝村の道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」まで向かい、南下しながら国道41号周辺にある道の駅を廻るつもりである。なにぶん、雪道が多そうなので、夏場のような強行スタンプラリーは出来そうにもない。一体1日で幾つ廻れるかは全く未知数なのである。 |
【東京都下出発時刻】05:21 【東京都下到着時刻】23:54 ■色は奥飛騨ルート ■色はせせらぎ街道ルート ■色は西美濃ルート |
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| 自宅/国道20号/中央自動車道/ 長野自動車道 〜松本IC/ 国道158号/安房トンネル/ 国道471号 |
奥飛騨温泉郷上宝 09:03 |
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| 国道471号/国道41号 | アルプ飛騨古川 10:48 |
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| 国道41号/(県)471号/(主)73号/ 国道158号 |
ななもり清見 11:51 |
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| 国道158号/国道41号/(主)87号/ 国道361号 |
ひだ朝日村 13:49 |
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| 国道361号 | 飛騨たかね工房 14:34 |
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| 国道361号/(主)87号/国道41号/ (主)98号 |
モンデウス飛騨位山 15:52 |
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| (主)98号/(県)455号/国道41号 | 飛騨街道なぎさ 16:26 |
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| 国道41号/(県)437号 | 南飛騨小坂 17:17 |
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| (県)437号/国道41号/(主)88号/ 国道257号/(県)431号 |
馬瀬美輝の里 18:37 |
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| そういえば、2001年3月に南木曽から飛騨へと駅巡りした時も、「馬瀬
美輝の里」が1日の最後の駅だったような気がする。あの時は、駅から下呂町や付知町を経由して国道19号に出た記憶がある。しかし、今回は「飛騨金山ぬく森の里温泉」を経由して恵那ICに出るルートにて帰ろう。「飛騨金山ぬく森の里温泉」といえば、ここも宿泊施設があるのだ。あわよくば閉館時間までに間に合うのではないか、なんて甘すぎる期待を胸に抱き始める。閉館時間は国土交通省のWebサイトによれば20時まで、しかし、以前駅で頂いたパンフレットによれば21時まで、更にスタンプラリー帳によれば22時までと、もう何がなんだかわからない状態。 どちらにしても道の駅「飛騨金山ぬく森の里温泉」の横を通って帰るため、開いていれば「ラッキー!」といったところだろうか。しかし、県道431号を南下したは良いが、路面の雪で一層悪路になり、気を抜くと滑り出すのではないかとヒヤヒヤする始末。更に、主要地方道86号に入ってからも、静寂に満ちた雪道をひたすら南下する。前方にも、そして後方にも走る車は一台もなく、まるで真夜中のようだ。 さて、深い闇から少しずつ周囲の照明がぽつりぽつりと見えてきたと思ったら、そこは国道256号だ。行き交う車もちらほらと見え、「あぁ、やっぱり国道なんだ」と妙に納得しながらまたしても南下を続けると、暗闇の中に道の駅の案内看板を発見。「飛騨金山ぬく森の里温泉」の看板である。時計を見ればまだ19時半にもなっていない。これならば開いているに違いない、強い確信をもって駐車場に入る。ところが、その確信は見事にうち砕かれ、コンクリートの無機質な建物は暗くひっそりと静まり返っている。閉館時間が変わったのだろうか、それとも臨時休館だったのだろうか。 "こあ"氏がトイレへ行っている間に、"ほし"はぼんやりとSoukenと書かれた建物を眺め、「やっぱりどこをどう見ても閉館してるみたいだなぁ。宿泊施設があることだし、温泉施設だってあるのだから当然開いていると思ったのに・・・」と深い溜息をつく。こうして結局スタンプを押せぬまま、「飛騨金山ぬく森の里温泉」を後にした。(注:後で調べたところ、なんと12月1日から12月19日まで建物改装中であった。12月20日にリニューアルオープン、レストランも和食・居酒屋レストランに変わるらしい。いやはやお恥ずかしい。) 国道256号を更に南下すれば、次には道の駅「美濃白川」を通過することになる。しかし、ここは既に本日の営業は終わっている事は分かっている。と言いながらも、ついついスッと駐車場に入ってしまう我々は、一体何なんだろう(苦笑)。しかし、駐車場内をぐるりと廻り、何もせぬまま再び国道へ復帰。「意味の無い走りをしちゃったね」と苦笑いをしながら、まもなく主要地方道68号へとそれ、しばらく川に沿って走り続ける。なだらかで快適な道がずっと続くと思いきや、だんだんと山道へと入り込み、やがては峠道へと変貌する主要地方道68号、「これが奥飛騨辺りだったら、路面がもっと雪に覆われて先に進めなかったかもしれないね」と、多少残る雪を不安に感じながらもせっせと進んでいく。雪がほとんど残っていないにしても、路面凍結の恐れは十分にあるのだ。このくらいの緊張感があると、"ほし"の車酔いも無縁のようである。ということは、普段いかに緊張せずに乗っているのか。 こうして、主要地方道68号の中では比較的「激しい」箇所であるヘアピン続きの中野方峠を越えながら、"ほし"は車窓から満天に輝く星を楽しむ。周囲に灯りが無いせいか、実に星が綺麗に見えるのだ。「これはすごい!」と喜ばずにはいられない。峠を越えると、再びなだらかな道となり、そのまま恵那ICまで続く。 恵那IC料金所を通過したのは、20時を過ぎていただろうか、そろそろガソリンも残り少ないというところで、タイミング良く恵那峡SAが見えてきた。ここで"ほし"が一言「通り過ぎないようにね」、実に嫌みたっぷりの言葉である。ってここで恵那峡SAを通り過ぎてしまったら、またしてもガソリン求めて放浪しなければならないのだ(前回の日記参照)。というわけで、無事に恵那峡SAに入り、ガソリンとともに人間のエネルギーも補給しなければ、とレストランへ向かう。そういえば、前回も恵那峡SA上り線のレストランに立ち寄ったはずだ。どうも我々にとって縁があるSAなのだろう、といそいそとショーウィンドウのメニューを見る。 "こあ"氏は軽く「カレーうどん」を、そして"ほし"は昼間の食事に多少不満が残ったため、少しボリュームのあるものを、と選んだのが「きのことシーフードのホイル焼き定食」(右写真)。実はこのメニュー、料理開発研究会の名古屋地区大会で優秀賞を受賞したもので、最近出現した人気定食なのだ。マヨネーズで味付けされているところがこれまた"ほし"好みである。しかし、飛騨まで来ておきながら、そういえばまだ一度も朴葉味噌を口にしていないとはなんたることだ。まぁ、飛騨牛や朴葉味噌を食べる機会は近いうちに、後数回は残されている、と勝手に思っている。さて、互いに満腹になったところで、身体がくつろぎの体勢になる前に出発しよう、とバタバタと店を出る。そして給油を済ませると、家路への長旅の再開だ。それにしても夜の高速道路は暇である。「夜間の高速道路って、目に入る情報量が少ないからつい眠くなるよね」と口を開く"ほし"。確かに、昼間のように周囲の風景や明るさで目に入る情報量はとてつもなく多い。それにより脳も活性化しているのか、眠気は襲ってこない。しかし、夜間はそうはいかない。「眠くならないための効果的な方法って何だろうね」とそんな会話をしばし続けながら、結局眠気は襲ってくる。 余談ではあるが、Webサイト等をあれこれ巡っていると、「居眠り運転防止」には様々な手法が考えられているようだ。中でも「なんだ?これは」といった商品は、椅子に取り付けられた振動によって眠気を防止するもの。本当にこれで眠気はとれるのだろうか。また、各自動車メーカでも居眠り防止システムは研究されているようで、運転状態から注意力を監視するタイプやドライバーの目の瞬き回数等から検知するもの等、手法は様々だ。まぁ、要はドライバーが「疲れたな」と思い始めたところで速やかに休憩をとることが一番なのだろうが、「疲れた、でも早く帰りたい」と、この心の迷いが事故を招く可能性がある。え?疲れるまで走り回るな?これが本当の意味での得策かもしれない。 中央道をひた走り、小淵沢あたりまで戻ってくると、「はぁ・・・帰ってきたなぁ」と実感する。関東の駅巡りをする際には馴染み深い箇所ゆえ、そう感じるのかもしれないが、都内と岐阜を日帰りで往復なんぞしていると、段々と距離感覚がずれていくようで怖いものだ。 そうして、前回に引き続き、夜の中央道は渋滞が発生することもなく、順調に八王子料金所を通過する。前回は、ETCとのトラブルに泣かされっぱなしであったが、今回は全く問題もなく全ての料金所で使用可能であった(こんな当たり前のことで喜んでどうするのだ)。 自宅前に着いたのは、どうにか23時台。夏場は、よく午前2時や3時に自宅にたどり着くことも多いのだが、やはり冬になると道の駅の営業時間も早いため、おのずと帰宅時間も健康的だ。ということは、1日のなかで駅巡りが可能な時間が少ないということである。あぁ、やはり冬場のスタンプラリーは、時間的な制約により、どうしても都内と岐阜の間を何度も往復することになりそうだ。え?宿泊した方がお得だって? まったくもってそのとおりである。1度は宿泊を兼ねてラリーに望みたいのが本音だが、なかなか都合がつかないのが現状かもしれない。 本日のスタンプ獲得数は9駅、前回は8駅だったので、計17駅である。さぁ、あと何駅廻れるだろうか。 |
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最終更新日:2002年01月08日