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| 気が付けばもう12月、年の瀬である。世間ではそろそろクリスマス気分に心浮かれる頃ではないだろうか。12月に入ると何かと忙しい日々が続き、旅どころではなくなってしまいがちであるが、そんな中で我々はあるひとつのイベントに参加すべく、せっせと日帰りで出掛けることにした。それが、「ひだ・みの道の駅スタンプラリー」である。おいおい、やっと関東や東北のスタンプラリーが終わったばかりだというのに、今度は岐阜に乱入か、と呆れ顔の皆さん、スタンプラリー界にはもっと強者が多数いるのでご安心を(何が安心なのだ?)。 実は、昨年も冬から春の間はペースこそのんびりだが、中部の駅巡りを何度かにわたって楽しんでいる。今シーズンはそれにスタンプラリーが加わったという訳だ。 「ひだ・みの道の駅スタンプラリー」は国土交通省が開催しているのではなく、岐阜県(農林商工部)が独自に開催しており、規模こそ「県内」の道の駅にとどまっているものの、なんと岐阜県の駅数は北海道に次いで第2位の多さ。登録数は33駅にものぼるのだ。これは県内の駅を廻るだけでもかなり楽しめるはずなのだが、これから雪の季節になると、そう簡単には廻れそうにもない。 全駅を廻るともれなく完走証が貰えるとなると、俄然、力も入るのだが、残念ながらこのスタンプラリーにはそのようなものは無い。あくまでも抽選で県の特産品が当たるだけのようだ。開催期間は9月10日から2002年の2月末までのため、まだまだ期間はあるさ、と思いがちなのだが、これから雪に阻まれるとなると、我々の場合は今回を除いて後1回行けるかどうか、である。 こんな事ならば、もっと早く訪れておけば良かった、と後悔しても後の祭りである。 さて、何処に行こうか、と地図を広げてはみたものの、"ほし"としてはどうしても前々から奥飛騨の駅巡りをしてみたかったゆえ、既に頭の中で行き先は決まっていた。"こあ"氏はといえば、岐阜県の駅巡りよりも新潟の道の駅「能生」のカニの食べ放題に興味があるらしく、どうもいまひとつ話にのってこない。そんな"こあ"氏に無理矢理岐阜の地図を突きつけて、「今回はこっち!」と説得。 "ほし"は岐阜県北部を指さし、「ここらへんに行きたいのだけど、どうかな」と各駅をなぞっていく。「こりゃまた遠いなぁ」と"こあ"氏はややしかめっ面したものの、当日のスタートの駅になるであろう「奥飛騨温泉郷上宝」まではだいたい340km程度の距離だと慌てて"ほし"が注釈すると、普段の顔つきに戻る。まぁ、長野道の松本ICを降りて一般道を長々と走らなければならないため、ある程度の所要時間を考慮しておかなければならない。 というわけで、当日は「奥飛騨温泉郷上宝」や「白川郷」、「ななもり清見」あたりを中心に廻ろうと決定したのである。 ▼「到着頃の天気は雪、降水確率50%」のカーナビアナウンスに仰天 そして当日の朝、5時に起きた我々はいそいそと準備を整え、いざ車に乗り込み、カーナビにまず最初の目的地である「奥飛騨温泉郷上宝」を設定した。すると、なんとその上宝村周辺の天候は「雪」とカーナビが案内するではないか(注:事前に携帯電話とカーナビを接続し、天気予報の情報を入手しておけば、行き先を設定するとその周辺の天候をアナウンスする機能がある)。思わず我が耳を疑い絶句する我々。確かに朝方は雨という予報は前日のうちに確認していたのだが、何時の間に雪の予報に変わっていたのか。しかも、あんな山奥で雪にでも遭遇したらこれはちょっとまずいぞ、と判断した我々は、急遽行き先を変更することにした。 |
【東京都下出発時刻】06:12 【東京都下到着時刻】翌00:05 ■色は奥飛騨ルート ■色は奥美濃ルート ■色は西美濃ルート |
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| 自宅/国道20号/中央自動車道
調布IC-多治見IC/ 国道248号/国道248号BP/ (主)84号/国道21号/国道41号 |
ロック・ガーデンひちそう 09:42 |
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| 国道41号/(主)64号/(主)58号 | 平成 10:51 |
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| (主)58号/(主)80号/国道156号 | 美並 12:18 |
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| 国道156号/県道291号/ (主)81号/国道256号 |
ラステンほらど 13:16 |
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| 国道256号/(主)79号/(主)91号/ 農免農道/(県)155号/(県)167号 /(主)78号/国道157号 |
富有柿の里いとぬき 15:21 |
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| 国道157号 | 織部の里もとす 16:09 |
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| 国道157号/(主)40号 | 夢さんさん谷汲 16:59 |
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| (主)40号/国道303号 | 星のふる里ふじはし 17:17 |
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| ▼ETC事件簿その1:ETCが使えない時間があるだなんて聞いてないぞ! 今回の旅はやたらプロローグが長いと思った皆さん、実は駅巡り以外にアクシデント盛り沢山用意されているため、長文になってしまうことをお許し頂きたい。 ▼車窓から見える雪化粧の山々に冬の訪れを感じる しばらく走っていると、南アルプスの山々に既に雪が降り積もっている光景が車窓から見える。中央道からチラッと富士山を拝むことも出来るのだが、すっかり雪化粧されたその姿に思わず歓喜の声をあげる。 ▼ETC事件簿その2:出口ゲートで「待った」状態の情けない我々って・・・ 我々が降りるICは「多治見」である。「ETC専用レーンはきちんとあるかな」なんて言いながら、いざ料金所に近づく。そして事件は何の前触れもなく起こったのである。 |
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| さぁ、後はひたすら帰るだけである。しかし、随分と遠くまで来てしまったものだ。何のトラブルも無しに無事に家までたどり着くことは出来るのだろうか、と一抹の不安を抱えながら、我々は国道303号を南下し始める。次の日は平日ということも考慮し、早々に高速道路にのって帰ろうと考え、名神高速大垣ICを目指すべく、国道303号から国道417号に入り大垣市に向かう。せっせと南下していくにつれて交通量も増えていき、各所で渋滞も発生している。それもそうだ、時刻も19時くらいだとしたら、自宅へ急ぐ車もかなり多いだろう。「何処かでご飯を食べて時間を潰してから帰ろうか」とも考えたのだが、ここで満腹になってしまうと早々に眠くはならないかという心配もある。 「よし、もう少し頑張ろう」といざ大垣ICに近づくにつれて、道路上に表示されている高速道路の渋滞情報が虚しく輝いている。「名神高速道路 岐阜羽島−一宮 9km渋滞」、やっぱりそう来たか、と大垣ICから高速道路を利用する事を諦め、しばらく一般道でせっせと帰るべくルート変更。結局、国道21号を東へ東へと走り、岐阜市を越えたあたりから国道22号で南下し、一宮ICを目指す。カーナビのVICS情報を見ても、相変わらず岐阜羽島〜一宮間は渋滞を示す真っ赤な点滅が続いている。しかし、それ以降はとりあえず渋滞はなさそう、と安心して一宮ICから高速道路にのるべく高速入口へと入る。 ▼ETC事件簿その3:え?どうして?またしても使えないETC 名神高速一宮ICの料金所で、我々は朝の一件を少し気にしながらETCレーンを進む。すると、またしてもゲートは開かない。「一体どういうこと?」、"ほし"は少し腹が立って周囲を見渡す。"こあ"氏もやや呆れながらインターホンを押そうとする。今日2度目のトラブルである。すると、職員さんが「そこはETCレーンですよぉ」と言いながらやってくる。そんなこと分かってるってば、と言いたい気持ちを抑えながら"こあ"氏「車載器ついてますけど」と言い返す。すると職員さん、さらりと「調子悪いみたいだから、券持ってって」と、サッと券を"こあ"氏に手渡す。温厚な"こあ"氏もさすがにETCのトラブル続きに少しムッとしつつ、券を受け取り、とりあえず本線へ向かう。 ▼ガソリン残量との闘い再び?気の緩みが招く大失態 「そろそろガソリンの残量が4分の1くらいになったから、何処かで補給しないと家まで帰れないな。各SAまでの距離を教えて」と"こあ"氏の言葉に、"ほし"はカーナビを操作しながら幾つかSA名をあげていく。「じゃぁ、双葉SAで入れよう」とそのまま走り続ける。双葉SAまではまだ、50km以上はあるだろうか、せっせと走り続ける。 ▼ETC事件簿4:ETCトラブルの鍵は午前中に通過した多治見ICにある? 名神高速の一宮IC入口で、原因不明のトラブルで使えなかったETC、さぁ、果たして大月IC入口で使えるのだろうか、とおそるおそるETCレーンへと走り込む。やはり、ゲートは開かない。一体どうなってしまったのだ。当初は、料金所側のシステムに何らかのトラブルがあるのか、と思っていたものの、これほど連続して「使用不可」になると、我々のETC車載器かまたはカードに何らかのトラブルがあるのではないか、と疑い出す。 ▼談合坂SAまでの12.7km、ひたすら省エネ運転だ! 本線に入った我々は、とにかく省エネ運転を心がけ、談合坂SAまでの12.7kmの距離を走り続ける。しかし、先程のETCの件が気になり、車内ではその話題で持ちきりだ。「確かに多治見ICできちんと清算しているはずなのに、どういう事だろう」「でもそれ以降だものね、ETCがうまく動作しなくなっちゃったのは」「そのせいだけだったら良いよね」「早くも故障なんていうのはゴメンだよ」、そんな会話のおかげか、変に不安をあおるようなこともなく、目の前に談合坂SAが見えてきた。 ▼ETC事件簿解決?編:結局なんだったの?ETCカードの謎 我々は八王子料金所で料金を払う前に、ひとつやらなければならないことがあった。それは、数々のトラブルの元となったETCカードの謎を解き明かすことである。 |
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最終更新日:2001年12月26日