スタンプラリー締切ぎりぎりでも諦めない!
根性走りで東北を駆けめぐる編(宮城・青森・秋田編)

2000年10月29日夕刻〜10月31日
◆いよいよ最終日!何処で提出する?秋田編 10月31日◆

10月31日は、東北道の駅スタンプラリーの最終日だ。一体あと何駅廻ることが出来るのだろう。今日一日は駅内チェックよりもスタンプ数を優先すべきか、それとも元々の我々のスタンス通り、駅内チェックは行ったうえで廻れるだけ廻ろうか、頭の中は決めかねていた。

しかし、日帰り旅ならば施設の開館時間までに最初の駅に訪れて開くのを待つパターンなのだが、さすがに数日続けて駅巡りをしていると疲れが生じてくる。ってまだ3日目ではあるが、ほぼ一日中走っては降りを繰り返している訳で、これで疲れがたまらないはずがない。

その日は、国道101号を走り日本海側に出て南下していきながら道の駅を廻っていこうと考えていたのだが、所要時間の読みが甘かったのか、平日ということを甘く見ていたのか、思うように先に進まない。とにかくトラック等大型車が多いため、車の流れが著しく遅いのである。道路によっては後続車へ道を譲るトラックもいるのだが、この道路はトラックが強いのか、とにかくその遅い流れに身を任せるしかない。時間ばかりが経っていき、いつの間にか9時を過ぎていた。


【浪岡出発時刻】08:10 【帰宅時刻】--
 色は秋田県
  国道101号 はちもり
(10:03)
国道101号 みねはま
(10:42)
国道101号/国道7号 ふたつい
(11:45)
国道7号 たかのす
(12:27)
国道7号/国道105号/国道285号 かみこあに
(13:24)
国道285号/主要地方道37号/国道7号 ことおか
(14:25)
国道7号/県道229号 しょうわ
(15:17)
県道229号/国道101号/主要地方道56号 てんのう
(16:13)

はちもり」、お殿水を持って帰れる! (秋田県)
到着時刻:10:03 スタンプ設置場所:売店内
日本海を見ながら国道101号をひたすら南下していく。交通量は少ないのだが、とにかく皆マイペースである。制限速度って何?状態の車がまず自車の前をポツンと、そしてまた遙か前方にもポツンといらっしゃる。あぁ、前方の車が曲がってくれた、とホッと安心すると見計らったように今まで停止していた車が、フラフラ〜と出てくる。おーい、頼むよぉと何度この言葉を発したことか。

やっと本日最初の駅にたどり着いた時には、午前10時を過ぎていた。「こりゃ先が思いやられるな」とぶつぶつ言いながら車を降りる。この道の駅「はちもり」は、小さな売店とその裏に名水であるお殿水を飲んだり持って帰ったりが出来る場所がある。駅の規模としてはかなり小さい方だろう。

"ほし"が売店に入ると、スタンプ台の前にひとりの先客がいた。何冊もスタンプ帳を持っているのだが、この人は同じスタンプ帳を何冊も持って押しまくるふとどき者(注!ふとどき者とは、子供や家族の分と言うわけでもなく、賞品目当てに1人で何冊も持っている人のことをいう)ではなく、今年・数年前の東北スタンプラリーのスタンプ帳やら期限無し東北版スタンプ帳等数冊を広げて、一生懸命押している。東北にも、中部版スタンプ帳のような期限無しのスタンプ帳が以前存在したのだろうか、誰か知ってる人がいたら教えて欲しい。そしてそれはもう存在しないものなのだろうか、知りたいところである。
その後に続いて"ほし"も押し、あとは売店内を散策。ちなみに先客のスタンプラリーストの方は、そそくさと次の駅へ向かって行ってしまったらしい。"ほし"は"こあ"氏と共に売店をしばらくウロウロしていたのだが、そんな中あるひとつのペットボトルを発見。そのペットボトルには「お殿水」と書かれたシールが貼られており、店外にあるお殿水を汲んで帰りたい人用の専用らしい。よく名水等を汲んで帰る為に、自分でペットボトルや水筒を持参して来る人もいるが、この駅に来て初めてその存在を知る人もいるだろうということを考慮して、専用ペットボトルを用意してくれたのだろう。といっても、このペットボトルは150円、勿論有料である(笑)

さあ、あまりのんびりしていられない、次の駅へ行こう。

みねはま」、ぽんぽこたぬきの商品がいっぱい (秋田県)
到着時刻:10:42 スタンプ設置場所:峰浜村紹介コーナー内
次なる駅は「みねはま」、国道101号をそのまま南下していくと、まもなく右手に見えてくる。しかし、この「みねはま」、売店やトイレ等の施設は国道101号沿いにあるのだが、それらの施設とポンポコ山公園の間にある道路を入っていくと、ハーブ園がある。ハーブ園にも物産館があるようなのだが、今回は国道101号沿いにある施設のみのチェックにとどめることにした。
駐車場に入り、車を停めて施設に入る。売店へと向かい、店内に入ってから気づいたのだが、ここは売店というよりは農産物直売所、という言い方の方が正しい。農産物が店内いっぱいに並んでおり、その壁沿いに峰浜村の特産品が若干置いてある。といっても、この店では「峰浜村」ならではの特産がわかりやすく並んでいるのが嬉しい。我々は、峰浜村の特産「そばおやき」を手にしてレジに向かった。以前、関東の何処だったかで買ったおやきは暖めてもらって食べたので、これも加熱が必要なのかとレジの人に聞いてみるとそのままで食べられるとのこと。
その後、峰浜村紹介コーナーの部屋に入るとスタンプが置いてあった。端末等も設置されているので、対話式に峰浜村の紹介を閲覧することが出来る。

施設の外に出て、遠くにみえるハーブ園や建物を眺めたのだが、秋のせいか園内はやや寂しげである。春から夏にかけて改めて訪れた方が良いだろう、とそのままその場を後にした。

ふたつい」、恋文の里でちょっと休憩 (秋田県)
到着時刻:11:45 スタンプ設置場所:観光センター内カウンター上/屋外トイレ入口の2ヶ所
次に向かう駅は「ふたつい」、国道101号を南下していき能代市から国道7号へ入る案内に従って、国道7号へ入る。国道101号から主要地方道63号へ入り二ツ井町へ向かうルートもあるのだが、今回は道に迷いたくないという意識が働き、少しでも迷わないだろう道を選んで走っている。少し遠回りになったとしても、下手に迷子になって時間を費やすよりはマシではなかろうか。

しかし、国道7号に入ってから交通量は一層多く、道の駅「ふたつい」は地図上で予想した距離よりも遠く感じられる。そしてしばらくするとやっと道の駅案内看板とともに、左手に施設群が見えてきた。地図ツーリングマップルによるとこの道の駅のコメントとして「大駐車場あり」と掲載されていた為、それなりに大規模な施設を想像していたのだが、実際には売店と資料館、公園、テニスコート等がある極普通の道の駅であった。
スタンプは、観光センター(売店)内の観光案内カウンター上、そして屋外トイレの入口にも設置されていた。屋外トイレの方はもしかしたらスタンプラリーが終了した時点で回収されるのだろうか、それとも年中置いてあるのかは分からない。我々が訪れた時にも、トイレ入口のスタンプを押して走り去るスタンプラリーストを目撃。まだ20代風の若そうな人だったので、今日はわざわざ会社を休んでスタンプラリー最終日に賭けているのだろうか。あぁ、我々も人の事は言えないのだが。
観光センターの後ろには小さな公園があり、その奥に杉の木を乗せた貨車のようなものが置いてある。その昔、秋田杉を運んだ森林鉄道である。しばし歴史に触れながら、写真をパチリ。再び、観光センターに戻り、特産を眺めながら「何か買おうかな」と歩き回る。この道の駅銘菓の「恋文まんじゅう」なるものがあるらしいのだが、残念ながら売り切れ。どんな味なのだろう、皮がピンク色というところまでしか分からない。

「今日も午前中に廻れた駅は3つだけか、ちょっとのんびり過ぎるなぁ」と心配しながら、車に戻る。

たかのす」、大太鼓の里 (秋田県)
到着時刻:12:27 スタンプ設置場所:大太鼓の館ロビー
経過時間対スタンプ数にやや焦りを感じながら、次の駅「たかのす」へ向かう。「ふたつい」を出て、国道7号を大館市方面へと走っていくと、やがて右手に道の駅「たかのす」が見えてくる。入口に大きく「大太鼓の館」と書かれた看板が非常によく目立っている。

駐車場に入り、売店をさっと覗いてみたがスタンプはなさそう。それじゃ奥にある施設「大太鼓の館」にあるのかと、その建物に向かう。入口を覗くとロビーにスタンプが置いてある。「あった!」と早速押し、観光チラシ等の中に道の駅のパンフレットが無いか確認するが、どうやら無いようだ。"こあ"氏が受付の人に「ここの道の駅のパンフレットはありませんか」と聞くと、つんとして「チケットを買ったらついてくるチラシのみです」とだけ答えた。そう、ここは世界の大太鼓等を展示してある有料施設なのだ。受付の人がそんなそっけない態度をとってると、入ろうと思っていた客まで入る気をなくしてしまうぞ、と言いたい気持ちをぐっと抑えてその場を立ち去った。

我々は物産館に入り、特産品を見て歩く。丁度昼時ということもあり、隣のレストランはサラリーマン風の客が多い。売店コーナーはほとんど客がいないためか、売店の人はレジでじっと下を向いている。確かに、休日と違い平日だと利用客も少ないだけに、店の人もレジの中でぼーっとしているのは辛いだろう。

"ほし"はそれほど甘いお菓子を進んで食べるほうではないのだが、"こあ"氏は甘い菓子がかなりお好みのようで、この秋田名物もろこしに心奪われている。まぁ頑張って走って貰ってる訳だし、ここはねぎらいの意も込めて秋田もろこしを買って渡す。

さて、そろそろ次の駅へ向かうとしよう。


かみこあに」、秋田杉の館がそびえ立つ (秋田県)
到着時刻:13:24 スタンプ設置場所:物産センターの入口
「たかのす」を出た我々は、国道7号からすぐに国道105号へと入り、そのまま南下していく。国道105号は途中から国道285号と合流し、約8.8km先にまた分流する。分流後は国道105号ではなく、国道285号の方を南下していき、上小阿仁村に向かう。すると、左手に道の駅「かみこあに」が見えてくる。地図ツーリングマップルだと、国道285号の右手に見えるという書き方になっているのだが、これは間違い。どうもツーリングマップルは道の駅の場所を間違えている場合が多く、ちょっと悲しい。
車から降り、まず建物群を見渡すと、一際目立つのが「秋田杉の館」である。その他の施設にも要所に秋田杉が使われており、なんともいえぬ迫力を感じる。さて、施設をぐるっと廻ってみようと、まずトイレ横の休憩所にも訪れてみると、地元の方だろう、数人が椅子にこしかけて井戸端会議中。次に秋田杉の館へ入ってみる。最初、この館に入るまでは秋田杉に関する展示館かなんかだろう、と思って入ったのだが、その実際は軽食コーナーと食事処であった。「美味しそうだな」と思いつつもここは我慢し、続いて物産センターに足を向け、その入口にあるスタンプをまず押してから、物産センター内に入る。

物産センターの規模はやや広いほうの部類ではないだろうか、土産も多岐にわたっていたが、ここで道の駅手ぬぐいなるものを発見。しかしこの手ぬぐい、よく年始に配るような手ぬぐいのようで、本来会社名等を入れる場所に「道の駅かみこあに」と書かれている。さすがの道の駅グッズコレクター"ほし"もちょっと買うのを躊躇してしまったため、これはその存在の紹介のみにとどめておこう(つまり買わなかったことってこと)。

さぁ、のんびりしていられない、次に行こう。

ことおか」、ただじーっと立ったままのレジの人が寂しく見える (秋田県)
到着時刻:14:25 スタンプ設置場所:施設1階レストラン付近の観光案内コーナー
次に向かう駅は「ことおか」である。「かみこあに」を出ると、我々は国道285号を南下し途中から主要地方道37号に入る。

必ず旅の間に一度は超極細道を走ってしまう(笑)というジングスのとおり、主要地方道37号は細い。といっても、すれ違いが出来ない程ではないのだが、この時期は落ち葉が多く、それが湿気を帯びて道路の両端は滑りやすくなっていて、ややテクニカルコースになっている。幸いなことに交通量はほとんど無いので、約23kmの間をあっという間に走りきり、国道7号にたどり着く。

国道7号を南下すればまもなく左手に道の駅「ことおか」が見えてくる。地図ツーリングマップルはここの駅の位置も道路を挟んだ反対側、つまり右手に見えてくるという表記をしている。こう続けて位置を間違えられると腹立たしさが生まれてきそう。

さて駐車場に車を停め、施設に向かう。この駅は休憩所・トイレがある施設と、売店や展示室などがある2つの施設群からなっているのだが、規模的には小さい方。売店を覗くと客が誰もいないせいか、妙に寂しい空気が流れている。レジには店の人がポツンと立っているのだが、何もする事がなくじーっとうつむいている。店の構造上、レジの前が他のコーナーへの通路になっているため、「アレ見た?」「見てない」「あっち見た?」「見てないや」とレジの前をバタバタと何往復かする始末。その間もレジの人はじっとうつむいたまま。確かにレジの人が客の動きを監視するような態度をとれば、印象悪いだろうことを配慮して、なるべく目を合わさないようにとうつむいていたのだろうが、なんだか逆に申し訳なく感じてきた。
施設の2階に上がると手作り教室を丁度やっていたようで、講師らしき人たちと生徒数名が楽しそうになにやら作っていた。「おお、ここは盛り上がってるな」と言いながら更に3階へ上がると遺跡等の発掘品が数点並べられたショーケースがぽつんと置いてあり、また、ただ椅子が置いてあるだけの寂しい休憩所だった。

1階に戻り、うつむくレジの人の前を申し訳なさそうに通った我々は、そのまますごすごと施設を出た。「まぁ、ここだって休日になれば活気があるんじゃない?」と言いつつ車に乗り込んだ。

しょうわ」、花好きな人ならば是非行ってみよう (秋田県)
到着時刻:15:17 スタンプ設置場所:アグリプラザ昭和正面入口
次なる駅は「しょうわ」。実は、我々の向かう駅の順番は「しょうわ」の次に「てんのう」だ。つまり、しょうわてんのう、多分同じようなルートで向かう人もいるのではないかと思うのだが、なかなか頭に残る駅順だ(笑)。

「ことおか」を出て国道7号をしばらく南下していく。地図によるとそろそろ道の駅の看板が出てきても良いはずなのに、何故か出てこない。おまけに、このツーリングマップルと道の駅足案内の両地図を照らし合わせると位置的にも少しずれている。はて?何が正しいのか、とスタンプ帳をみるとこれまた位置が異なっている。結局、目の前に出てくるであろう看板だけを頼りに進む。すると、やがて「←道の駅しょうわ」の看板が見えてきた。

すっかり国道7号沿いと思っていただけに、その矢印の方向を見たのだがそれらしき建物は無い。もしかして、この県道を曲がれって意味かと、県道229号を左折してみると、数100m先右手にそれらしき建物が見える。「あれだ、きっと」と駐車場に入る。
今回はすっかり地図に騙された気分だ。まったくけしからん!とやや不機嫌になりかけたが、目の前に広がる温室やら洋館等をみて少し明るい気分になった。温室に入ると、多種多様な花木が出迎えてくれる。この温室は3室あり、それぞれのテーマに基づいて植物を配置しており、見ているだけでくつろいだ気分にさせてくれるのが嬉しい。温室からはテラスにも出られ、更にその外では造園作業を行っている。多分、春にむけて土を整えたり種を植えたりしているのだろう。春になると、このテラスからみる光景はきっと見事な花々で埋め尽くされているのではないだろうか。「ここ、春頃にまた来たいね」と言いながら再び温室に入り、そのまま歩いていくと物産館へと続いている。

物産館へと続く通路の両側にも花木の展示販売が行われており、手にとって見ている客も多い。さて、物産館に入ると、平日だというのにここはなかなかの客入りだ。この店では特に佃煮が多く、また種類も豊富だ。"ほし"がぼーっとその棚を見ていると、見知らぬおばちゃんが「ここの佃煮はいっぱいあるね〜」と"ほし"に言い残して別の佃煮コーナーへと去っていった。そう、ここは佃煮だけでもテナントが幾つか入っているらしく、各佃煮コーナーにそれぞれの店の名前が書かれている。
我々は温室からそのまま物産館に入ってしまったので、最初は気が付かなかったのだが、スタンプは駐車場から物産館に直接入る出入口側に置いてある。「しょうわ」のスタンプを押した時点で、目標50駅に達する。しかし、ここまで来たらやはり「てんのう」に行かねば、と先を急ぐ。

てんのう」、スカイタワーで日本海を見よう (秋田県)
到着時刻:16:13 スタンプ設置場所:スカイタワー1階の案内カウンター
さぁ、本日最後の駅は「てんのう」。我々のスタンプラリーもいよいよこの駅で幕を閉じることになる。この「てんのう」は温泉施設があるから遅くまで営業しているだろう、と安心はしているのだが、確か展望施設があるような事がスタンプ帳に書かれてあったので、どうせ日本海側へ行くならば、この展望施設で日没を拝むのも良いだろう。

「しょうわ」を出て、県道229号で先程来た方向へ戻り、国道7号を越えて更に229号をそのまま走るとやがて奥羽本線大久保駅付近に近づく。どうも駅前はどの土地も複雑になっているので慣れていないと道に迷ってしまう。駅付近の案内標識をみても、唯一頼りになる道路番号が書かれていない事があるので、一度自分のいるポイントが分からなくなってしまうと、とことん深みにはまってしまい、結果「道の駅を目前にしてここで迷うとは」とやや気弱になるはめに。
しかし、「とにかく線路を越えれば国道101号に出られるよ」と気を取り直し、迷ったあげくに気が付いたら国道101号に出ており、これ幸いと天王町に向かって走る。しばらく走ると突き当たりになり、右は国道101号、左は主要地方道56号の為、主要地方道56号側に曲がるとすぐに右手に道の駅「てんのう」が見えてきた。
「なんとかたどり着いたね」と一安心。"ほし"も"こあ"氏もまずは施設の外観をあれこれ見て回りながら、別行動をはじめた。この敷地内でとにかく目立つ存在、スタンプ帳に書いてあった超巨大展望塔、通称「スカイタワー」である。しかし、いくらスカイタワーが18時まで開館しているとはいえ、はやくスカイタワーに行かないと折角の日没が見られない、と心配になった"ほし"はタワーの前で"こあ"氏を携帯電話で呼び出して無理矢理来てもらった。

このスカイタワーを利用するには大人1人400円が必要なのだが、まぁこの際ケチケチしていてはいけないと券売場でチケットを買い、受付の人に手渡す。そしてエレベータに乗り、「何階が一番上なのかな」とボタンをみると3階までしかない。高さ59.8mもあるのに、たったの3階しか無いとは?と不思議に思いつつもエレベータはどんどん上がっていく。そして最上階にたどり着いてドアが開くと、空から地上を見下ろす風景が目にとびこんできた。そして西側には日本海が広がっている。今日は雲が多いせいか、水平線に沈む太陽を見ることは出来ないが、雲に夕日があたって幻想的だ。
ここでしばらく日本海の夕日を楽しみ、同時にスタンプラリーの終わりをしみじみと感じていた。「ん?終わりをしみじみと感じている場合じゃないか」と我に返り、1階に戻る。スタンプ帳ではこのスカイタワーは18時で閉館、と書かれていたのだが、一応心配になって受付の人に「ここって何時までですか」と聞くと「あ、5時までですよ」と言う。5時?ってことは17時??時は既に16時50分である。のんきに日本海の夕日を見ている場合ではなかったのだ。「すみません、ここでスタンプラリーのチェックってして貰えるんですか、今からでも良いですか」と改めて聞くと「大丈夫ですよ、ここで承りますので」と優しく答えてくれた。

そういえばスタンプラリーの応募用紙にアンケートを書く欄があったのに、まだひとつも書いていないや、と焦って書き始める。そんな我々の横を一組の男女が通り、受付の人に「お願いします」と差し出すはスタンプ帳。よよ、この人たちもスタンプラリーの最終チェックをここでするのか、とちょっぴり興味を抱きながらひたすらアンケートにあれこれ書き続けた。そう、"ほし"はこのスタンプリー提出用のアンケートに記入し、意見欄に今までの思いをぶつけるのが好きなのだ(笑)。
やっとアンケートを書き終えた時、先客のスタンプ帳のチェックが終わろうとしていたところだった。「何カ所かな」と遠目に見ていると28個所、おしいな、あと2個所廻れば30ではないか、なんて勝手なことを心の中でつぶやきながら、提出の順番を待っていた。そしてチェックを終えた彼らが去り、いざ我々も(ってスタンプ帳は一冊しかないので、"ほし"の名前で提出。"こあ"氏はちょっと寂しそう。ふたり組で廻るならばやっぱり1人一冊で廻れば良かったと後悔)、と受付の人にスタンプ帳を渡す。

東北の場合、スタンプの数は駅の人がひとつひとつ数えた上で数字を記入して貰い、その数字を記入したページのみ切り取って提出する。受付の人が間違えてはならん、と"ほし"はその受付の人と一緒に 1,2,3・・・と数えていると、その受付の人は途中で"ほし"の方をチラッと見て笑い、再び数え出す。「はい、51ですね」と用紙に記入して貰ったところ、突如先程の男女から横からひょっこり顔を出し、「ひえー、51だよー」と大声を出す。その声の方がよっぽどびっくりした我々は、とりあえず受付の人にお礼を言いながら受付を離れた。

その男女もきっと"ほし"たちのスタンプ数が気になっていたのだろう、我々のチェックが終わるのを待っていたらしい。そして「すごいですねぇ、道の駅一筋に出掛けていたんでしょ」って言われて、思わず「あはっ!道の駅一筋ですから」と爆笑しながら答える。しかし、やはり完全制覇出来なかったことが実は残念でたまらない。特に関東道の駅スタンプラリーで完全制覇したことに味をしめただけに、よけい残念無念さが心を占めている。

時計をみると17時2分前くらいだ。まだ売店もしっかり見てないのに、と慌てて売店に入り「ちょっとだけ見てもいいですか」と店の人にことわって一通り特産品をみる。そして、続いて温泉施設の方へと歩いていき、ロビーを覗き込むと店の人が入口で接客している。温泉に入る訳でもないのにずかずかと入っていくのも気が引けたので、結局、自動ドア越しに雰囲気を味わう(涙)。

辺りはすっかり暗くなってきた。外に出てみるとスカイタワーがライトアップされて美しい。その様子をじっと見ながら、やっとスタンプラリーが終わったことを実感しているのであった。しかし、外に出てから気づいたことがひとつ。恒例になっているスタンプ設置場所の写真を最後の最後で忘れるとは・・・・なんたる失態。

ということで、本日8駅巡った結果、既に上にも書いたように東北道の駅スタンプラリー2000のスタンプ数は計51駅で提出。これで、我々の今年のスタンプラリーは一応幕を閉じることになる。あぁ、これまでに一体どのくらいの時間とお金を費やしてきたのだろう。あまり考えたくないのだが、人間、時には何かに賭けてみたくなる時もあるってことで、ちっとも後悔なんてしていない。様々な土地を知り、様々な人を見て、自分の中でも少しだけ視野が広まったようにも思える。スタンプラリーのオフシーズンは少しお金を貯めて、また来年に備えないとね(爆)。

時計をみると17:30過ぎ、このまま都内に帰るべきか、それとももう一泊して今度はゆっくり東北を廻ってみるか、しばし悩んだ結果、折角東北の地にいるのだから、もう一泊して今度は自分たちのペースで東北を廻ってみようではないか、ということになり、そうと決まればゆっくりご飯でも食べながら次の日の事を考えよう、とまた走り出すのであった。

この後は「オフシーズン道の駅旅日記」に続く・・・

前回の日記を読む?(2000/10/30)


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最終更新日:2000年11月20日