関東道の駅スタンプラリー2000、とうとう全駅制覇!! 千葉編
2000年09月30日

本当ならば先週、つまり9月23日に千葉県内の道の駅を廻って関東道の駅スタンプラリーも全駅制覇のはずであった。ところが、その前日から"ほし"は右目にひどい痛みを感じ始め、結局千葉行きでなく、病院行きを余儀なくされた。結局、ただのものもらいだったのだが、それでもしばらくコンタクトレンズも装着出来ず、しばらくは目を閉じる度に走る痛みと闘うことになってしまった。そう簡単に終わらせてくれないのか、関東道の駅巡りを。

仕方がない、次の土曜日まで待つとしよう。しかし、9月から10月にかけてほんとに天候は気まぐれだ。つい先日、関東地方は土曜日まで秋晴れが続くでしょうなんて言っていたのに、何時まにか土曜日及び日曜日は曇り時々雨、と言っている。平日はあれほど秋晴れの空だったのに、まったく誰の行いが悪いのか。

さて金曜日の夜。平日は"こあ"氏の帰宅が遅く、それから遅い夕飯を食べるのだが、ついついビデオ録画してあったブラックジャックを観ていたら時計は午前2時近いではないか。さすがに翌朝5時に起きるのは難儀かと思い、いつもよりも1時間遅い6時に起き、それから準備して出かけることにした。

あぁ、都内を抜けて千葉に行くまでの渋滞が憂鬱である。7時少し前に自宅を出発し、中央自動車道にのると既に都内へ向かう車の渋滞が始まっている。首都高速の道路状況表示板をみると、千葉方向も既に渋滞。覚悟していた事ではあるが、いざ目の前に繰り広げられる渋滞をみるといささかうんざりである。と言ってもまだIC間3〜4km程度の渋滞だ。我慢せねばならない。

当初、アクアライン経由でいきなり木更津入りすることを考えていた。しかし、わざわざアクアラインを使わずとも、現在の道路状況ならば湾岸道路を経由して館山自動車道で木更津に向かっても、十分に一日で千葉の道の駅を廻ることが出来るだろうと判断し、若干の渋滞の波に身を任せながらそのまま木更津に向けて走ることにした。



【東京都下出発時刻】06:55【帰宅時刻】07:35
 色は千葉県
  中央自動車道/首都高速(環状線〜湾岸道路経由)
/館山自動車道 -木更津南IC/国道127号
きょなん
09:40
国道127号 とみうら
10:29
国道127号/県道296号/主要地方道88号 三芳村
11:22
主要地方道88号/県道296号/
国道410号/県道297号
ローズマリー公園
丸山町
12:45
県道297号/国道128号 鴨川オーシャンパーク
13:48
国道128号/地方道24号/
鴨川道路(有料普通車200円)/地方道24号
ふれあいパークきみつ
14:50
地方道24号/国道465号/国道297号 たけゆらの里おおたき
16:13

きょなん」魚の天日干しが海の町らしさを出している (千葉県)
到着時刻:09:40 スタンプ設置場所:休憩室,プロジェクトヴィラ情報館,菱川師宣記念館,鋸南町中央公民館 以上4個所
館山自動車道に入ってからは、車の流れも非常に快適であり、予想していた時刻よりは早く道の駅に着きそうだ。木更津南ICで降りてから、国道127号をひたすら南下する。土曜日ということもありトラックが多く、制限速度以下でしばらく走行するが、前を行くトラックの列はいつの間にか左へ右へと曲がっていき、少しずつ走行ペースも上がっていく。実はこの国道127号ももっと混雑しているのではないか、と心配していたのだが、予想に反し車の量は少ない。丁度空が曇っていたせいもあってか、辺りの空気は妙にシーズンオフを思わせる寂しさすら漂わせている。

富津市を過ぎ、鋸南町に入ってしばらくすると右手に見えてくるは道の駅「きょなん」。南国情緒あふれる木々と黄色の屋根が目立つ情報館がまず目に入ってくる。車を駐車場に停め、辺りを見回すと目の前には魚の天日干し風景、そして見返り美人像がお出迎え。どうも見返り美人というと"ほし"の場合は記念切手を思い出してしまうのだが、ここ鋸南町は浮世絵の創作者である菱川師宣氏の誕生の地でもある。その菱川師宣氏の記念館がこの道の駅に隣接されている。
まずはスタンプを押そうと情報館らしき建物に足を運ぶ。すると何故か閉まっている。「あれっ」と張り紙をみるとどうやらこの情報館、土日・祝日は休館らしい。「おいおい、人が一番来るであろう土日・祝日に情報館が休みとは、なんということだ」と不思議に思いながら、むなしく張り紙を眺める。といっても、この駅のスタンプは4ヶ所に設置(上記参照)されているので、その隣にある休憩室に向かい、無事にスタンプを押す。

「朝だからかなぁ、結構人が少ないね」と言いながら物産店を歩き、珍しいものは無いかと探す。そういえば以前千葉を訪れた人に聞いた話では、「千葉はとにかくびわ製品が多いよ」ということだったのだが、確かに頷ける。早速びわ製品を発見。発見、というよりは嫌でも目に入ってくるくらいに多い。しかし、びわと同じくらいに多いのがサンマやイカの干した物である。外でも、丁度魚を天日干ししており、是非この光景を写真をおさめたいと店の人に許可を貰おうとしたところ、「どうぞどうぞ、撮ってください」って明るく答えてくれた。
ここの駅の空気も十分に味わったことだし、「さぁ、それじゃ次の駅に行こうか」と車に乗り込んだ。

とみうら」、ここは道の駅グランプリ2000最優秀駅 (千葉県)
到着時刻:10:29 スタンプ設置場所:施設入口インフォメーションコーナー
次なる駅は、安房郡富浦町にある道の駅「とみうら」。ここは道の駅グランプリ2000にて最優秀賞を受賞した駅である。まだ一度も訪れたことがなかったので、我々も興味津々。ルートも、「きょなん」からそのまま館山市方向へ国道127号を南下していけば、右手に見えてくる。

外観印象としては、緑のとんがり屋根が目立つ、それでいて決して巨大な施設群でない駅だ。隣接して「とみうらマート」や花野菜直売、トミーズ横町なる飲食店街(というにはあまりに小規模だが)があるのだが、さてどこまでが道の駅施設なんだろう。実は、我々はここも道の駅の施設のひとつと思いこんでいた。しかし、どうやらここらは道の駅施設では無いらしい。後で、道の駅「とみうら」枇杷倶楽部のホームページを見たところ、グランプリ2000を受賞した理由のひとつとして、「道の駅」の部分とそうでない部分の違いがはっきり明示されている、ということが書かれていたのだが、初めて訪れた者にはいささか分かりづらい。しっかりと勘違いした者がここに約2名いるのだが。ただ、道の駅とそうでない施設(隣接された施設)の区別がつきにくい駅が増えていることは事実だが、その違いが分かるうんぬんが評価対象である、ということにやや疑問を感じたりもする。
おっといきなり話が脱線してしまった。早速、スタンプを探しに緑のとんがり屋根施設「枇杷倶楽部」に入る。すると、入口のインフォメーションコーナーにスタンプや観光チラシが置いてある。まずはスタンプを押し、それから物産コーナーを散策し始めた。「枇杷倶楽部」という名のとおり、物産コーナーも「枇杷」色がいっぱいだ。「きょなん」でも枇杷製品の多さに驚いたが、ここはその比では無い。食品だけでなく、入浴等日用品に至るまで「枇杷」を用いた製品が並んでいる。我々もこの迫力(?)に推され、何時の間にやら手には「枇杷パイ」と「枇杷石鹸」が。

次に、物産コーナーの向かいにある喫茶コーナーを覗いてみる。「お、ここには話題の枇杷ソフトが売ってる」と早速買いに走る"ほし"。"こあ"氏は冷たいものはゆっくり食べる主義ゆえ、この手のソフトクリームは苦手のようなので、ここは"ほし"のみがその味をたっぷり楽しむ。「う〜ん、なんていったらいいんだろ、この味。でも以前に食べたことがあるような甘酸っぱい味」と最初はやや戸惑いを感じた味も慣れるとクセになるとはこういう事かと、あっという間に食べ終わってしまった。結局、一口しか食べさせてもらえなかった"こあ"氏は、「ソフトクリームは溶けるのが早いから嫌なんだよ」と負け惜しみを言う始末。
枇杷ソフトも堪能したことだし、さて次に行こう。

三芳村」、堂々並ぶジャンボカボチャコンテストのカボチャたち (千葉県)
到着時刻:11:22 スタンプ設置場所:交流センター「鄙の里」の情報コーナー
次に向かう駅は道の駅「三芳村」。今日、これまで廻ってきた「きょなん」「とみうら」そして次の駅「三芳村」はいずれも安房郡に位置するためか、何処の駅でも「安房××」の文字が目につく。さて、国道127号で館山市内に入り、途中から県道296号と交差する信号を左折する。この交差点には「道の駅三芳村左折」の看板があるため、特に地図を持っていなくても安心して三芳村に向かうことが出来る。次に、地方道88号と交差する信号があるため、またまた左折。ここにも同様に道の駅三芳村の誘導看板があるので、まず間違うことはない。すると、約1km先、右手に道の駅「三芳村」が見えてくる。

駐車場はふたつに分かれているが、物産センター前の駐車場は混んでいることが多いうえに一車分のスペースも小さい。車が心配な人は、もうひとつの大駐車場を利用した方が良いだろう。車を駐車場に置き、各施設の散策を始めたのだが、妙に目立つは通路に並べられた大きなカボチャ群。「な・・・なんだこのカボチャは」、よく見るとカボチャに貼られた紙に「ジャンボカボチャコンテスト」と書かれている。そうか、カボチャの大きさや形を競うコンテストをこの村で開催しているのか。秋にこの道の駅を訪れると、このジャンボカボチャたちが並んで出迎えてくれているようにも思えるから、楽しい。
そんなカボチャたちを見ながら、施設「鄙の里」に入ると情報コーナーにスタンプを発見。スタンプの横には自由帳が置いてあり、道の駅を訪れた感想等が書ける。その中に「食堂でご飯を食べたけど美味しかった」なる言葉が書いてあったので、「ちょっぴり早いお昼を食べておこうよ」と食堂に入る。「何食べようか」とさんざん悩んだあげく、"こあ"氏はビビンバ定食、"ほし"はおにぎり定食を頼むことにした。"こあ"氏のほうは「可もなく不可もなく」といった感想だったようだが、"ほし"の方はまずそのおにぎりの大きさにびっくり。一緒についてきた「ごった汁」(いわゆるけんちん汁)がなかなか美味しい。外に並ぶカボチャもジャンボならば、このおにぎりもジャンボか、と言いながらなんとか平らげて、フラフラになりながら外に出る。そう、ここの食堂は食券方式でなく、お客が席についたらすぐに店の人が注文を聞きにくる、といった形式だが、店の人の対応も良く、好感を持てる。
店外にも軽食コーナーと休憩場所があり、くつろげるスペースがある。物産センターには、この土地で採れた野菜が沢山並んでおり、買い物客も多い。屋外トイレも、造りがなかなかユニークであり、一見の価値があるかもしれない。ちょっと紹介するならば、手洗い場が柱を中心に囲むような形状になっている。さすがにトイレの内部を撮影するのは躊躇したゆえ、言葉のみにとどめておく。

ローズマリー公園丸山町」、中世ヨーロッパが目の前に (千葉県)
到着時刻:12:45 スタンプ設置場所:シェイクスピア・カントリー・パーク入口カウンター
さあ、次なる目的の駅は「ローズマリー公園丸山町」。道の駅「三芳村」を出て、地方道88号を南下し県道296号と交差する信号を左折する。しばらくすると国道410号と交差する信号があるため、その交差点を右折する。この国道410号線は途中からかなり道が細くなり、おまけに案内看板を見逃すとこれまたとんでもない細い道を走らされることになってしまうので、くれぐれも看板はチェックした方が良い(経験上)。やがて、国道128号と交差する信号まで出たら、「道の駅ローズマリー公園丸山町」の案内看板が出てくる。この看板が出るとホッと一息。あとはこの看板どおりに走っていけば良い。ちなみに、この国道128号と交差する信号はそのまままっすぐ国道410号に沿って走ることになる。すると、一時停止があり右に行けば国道410号、左に行けば県道297号の標識が出てくるので、県道297号を走る。ここも道の駅案内看板があるので、その看板に従えば良い。まもなく、道の駅「ローズマリー公園丸山町 IN」の看板が出るのでその案内に従って左に入ると、目の前に中世ヨーロッパの世界が広がる。

すぐに屋外トイレと身障者用駐車場があるのだが、実際には身障者用を含んだ駐車場のため、普通車も停まっていた。看板には大駐車場は180m先、と書かれていたため、我々はその大駐車場へ向かったのだが、数台しか停まっておらず、本当にここで良いのだろうか、と不安になる。「とりあえず降りて歩いてみよう」とエントランスへ向かったのだが、施設案内看板を見て「ホントにここって道の駅なの?」と"こあ"氏が不安そうに言う。"ほし"は前もってこの道の駅の施設概要を公式ホームページで確認してきたため、「間違いなくここは道の駅だよ」と回答するものの、今までに訪れた駅の中ではかなり異色の分野に属しそうだ。
まずは道の駅の案内看板の写真を撮りに、ひたすら歩いて県道297号まで戻る。そして改めて建物群を見ると、ローズマリーガーデンと称する中世ヨーロッパ式庭園が目に入ってくる。しばしその美しさに見とれながら、庭園内を歩く。すると庭園の奥に幾つかの建物が見えるのだが、どうやってもその建物に近づけない。それもそのはず、そちらの敷地内(シェイクスピア・カントリー・パーク)は有料。「なんだぁ、もっと近くで見たいのに」とがっかり。「ところでスタンプは何処にあるんだろうね」と先程見たエントランス前の施設案内看板まで戻る。そのエントランス内をひょこっと覗いてみると、正面に道の駅登録証が飾ってある。その前のカウンターにはスタンプも置いてある。
このエントランスは、シェイクスピア・カントリー・パークの入口であり、ここで入場券を買えばその中の施設を自由に観ることが出来る。もっと近くであの建物を観たいと思っていた"ほし"は、珍しく有料施設に入る決心をした。しかし、入場料は大人800円。「うっ、ちょっと高いなぁ」と思いつつ、財布からお金を取り出し入場券を買う。「どうぞ、いってらっしゃいませ」と係りの人の言葉を背に我々は、シェイクスピア・カントリー・パークに入っていった。この施設では、シェイクスピアに関する歴史があふれている。シェイクスピアメモワールと称するコーナーでは、精巧に造られたシェイクスピアの人形が当時の事をいろいろ語り出す。その人形がなんとも生々しい。「これはお金かかってるね〜」と言いながら、しばらくその言葉に耳を傾ける。その他、シェイクスピアの父親の仕事場風景や、母親の家などを再現している。それにしても、館内には人が少ない。「多すぎても嫌だけど、少なすぎるのもなんか寂しいね」と言いながら、しばらく施設内を散策。

しばらくしてエントランスに戻って、「いけないっ スタンプを押すのをすっかり忘れていたね」とスタンプ帳を取り出し、丸山町のページを開く。関東道の駅スタンプラリー全駅制覇まであと残すは2駅。ついついここでのんびりしてしまったが、まだ明るいうちに他の駅も訪れないと、と気を引き締めて車へ戻る。

鴨川オーシャンパーク」、以前訪れた時はもっと活気溢れる駅だったような (千葉県)
到着時刻:13:48 スタンプ設置場所:鴨川オーシャンパーク1階カウンター
次の駅は、道の駅「鴨川オーシャンパーク」である。「ローズマリー公園丸山町」を出て、県道297号をそのまま北上すると、まもなく国道128号にぶつかるので、鴨川市方面へ向かえば、その道沿いの右手に見えてくる。そういえば、ここの駅は1年半前に旅行をした際に訪れたことがあるのだが、その時は多くの家族連れ等で実に活気あふれていた印象が残っている。ところが、今回は妙に退廃的なイメージを強く感じたのはどうしてだろう、時期によってはそう感じることもあるのかもしれない。
この鴨川オーシャンパークは、なんといってもコンクリートの円柱形が積み重ねられたような、まるで古代遺跡のような建物が印象的だ。その建物全体から噴水のように水が湧き出ている。「懐かしいね」と言いながら、我々はその建物に入っていき、1階の物産コーナーを訪れた。スタンプは、この1階の物産コーナーの横にあるカウンターに置いてある。まずは忘れずにスタンプを押し、それから物産コーナー内を歩き回る。あの有名な「鴨川シーワールド」が近くにあるせいか、イルカグッズや数々の珍しい貝殻等も並べられており、一瞬「鴨川シーワールド」のギフトショップにいるのか、と思ったりもする。
今回は寄らなかったのだが、以前ここを訪れた時には2階のレストランにも寄った。ふと、その時の事が頭をよぎる。頼んだ食事は何時まで経っても出てこないことやら、レストランの外に客が待っているのに、食べ終わって客が去った後の皿が何時までも席に放置されたまま、といったことをついつい思い出し、そういえば「ここのレストランは二度と利用したくない」って憤慨しながら駅を出たっけ。それから1年以上が過ぎ、果たしてサービスは向上したのだろうか。

さぁ、残るはあと一駅。次の駅に向かって車は走り出した。

ふれあいパークきみつ」、大混雑の物産館 (千葉県)
到着時刻:14:50 スタンプ設置場所:物産館の軽食コーナーの前辺り
関東道の駅スタンプラリー2000全駅制覇まで残すところ、あと1駅となる。しかし、国道128号を北上し、主要地方道24号に入るため、「横渚」信号を左折した頃から雨がぽつりぽつりと降り始めた。「やっぱり降ってきちゃったね」とため息をつきながら、走り続ける。このルートを選んだ場合、途中有料道路である「鴨川道路」を使うことになる。この道路の何処が有料なんだ?と言ったような極普通の道路を走らされ、しばらくすると「ふれあいパークきみつ」の案内看板が見えてくる。この案内看板、施設の位置を指す矢印が左右両方を示している。一度は賑やかそうな左側の駐車場に入ったのだが、これまた駐車スペースが狭いため、結局ほとんど空いている反対側の駐車場に入れ直した。"こあ"氏の名誉の為に一応言っておくが、決して"こあ"氏の車庫入れが下手なのではない。どちらかと言えばかなりうまいほうだ。しかし、1年程前に我々の車が当て逃げされてから、それ以来「置く場所」には非常に慎重にならざるを得ないのである。全く嫌な世の中だ。
早速物産館に入ると、人・人・人の嵐。どうも店内の通路が狭いせいか、これが混雑感を更に倍増させている。スタンプを押そうにも、丁度物産館の入口から店内の奥へとつづく通路に置いてあるせいか、落ち着いて押す気分にもなれない。関東道の駅全駅制覇の最終駅としてはふさわしくなかったかもしれない(苦笑)。来年はもう少し考えよう。といっても、混雑している、ということは駅としては喜ばしい事なのかもしれない。

雨はいよいよ強くなってきた。道の駅の看板をみると「片倉ダム記念館」と書かれているのだが、まだ立ち入り禁止になっていた為、完成していないのだろう。様々な情報筋によるとそろそろ完成時期ではないだろうかと推測される。このダムが出来れば、道の駅「ふれあいパークきみつ」の新しい見どころになるのだろうな、と思いながら車に戻った。
時計を見ると空が暗くなるまでにはまだ余裕がありそうだ。よし、ここから比較的近い場所に、今年度登録された新しい駅があるはずだ。時間があれば新しい駅も訪れてみる、と道の駅同好会内でも宣言(笑)していたため、早速地図を広げた。

番外編 「たけゆらの里おおたき」、出来立てホヤホヤの「道の駅」案内看板もあるぞ! (千葉県)
到着時刻:16:13 スタンプ設置場所:残念ながらまだ無い(いずれ製作するとのこと)
道の駅「ふれあいパークきみつ」から、「たけゆらの里おおたき」がある大多喜町へ行くにはどのルートが早いだろう。地図をみると、とにかく国道465号へ出て、養老渓谷を経由して国道297号に出るしかない。しかし、まず国道465号へ向かうルートに苦戦してしまった。地方道24号から国道465号へ出るには、亀山湖辺りの一般道を通って国道465号へ出るのが早道と考えた我々は、まず亀山湖へ向かう一般道に入ったのだが、そこから慣れない地名標識に惑わされ、気が付けば国道410号をどんどん北上している。情けない話だが、一般道を右へ左へ走っていくうちに、どうやら方向感覚を失ってしまったらしい。初めて通る場合は、遠回りをしてでも、確実に「わかりやすい」道を選択するに限る、としみじみと思いながら、地図と向き合う。結局、「ふれあいパークきみつ」から地方道24号を北上していれば、じきに国道465号にぶつかるので、案内標識に従って「鴨川・大多喜町」方面へ走るのが確実だ。地方道24号から一般道を使ってショートカットして国道465号に入るのは、もう少し時間に余裕がある時か、または自車の位置が分かるナビでも搭載してからだ。
国道465号に入ってからは、ひたすら道なりに進む。養老渓谷を過ぎた辺りから、これまたショートカット(地図で見ると小湊鉄道 総元または東総元を過ぎた信号で右折すると国道297号へ通じる道がありそう、ただ道幅不明)して国道297号に出るかどうか悩んでいたが、先程と同じ結果になってはたまらないと結局安全ルートで進むことにした。国道465号はしばらくすると国道297号にぶつかるので、勝浦方面へ曲がれば(右折)右手にそれらしき施設が見えてくる。今年度の道の駅登録のため、まだ道の駅の案内看板は出ていないだろう、と思っていたのだが、その予測を嬉しい意味で裏切り、出来立てホヤホヤの道の駅看板「たけゆらの里おおたき」が建っていた。
この道の駅は元々、たけゆらの里おおたき(都市交流センター)として多くの人に利用されていた施設が、道の駅として登録されたようだ。屋根の上に風見鶏がある休憩所と24時間トイレがある施設、物産・ミルク工房等がある施設に分かれており、またJAのキャッシュサービスまである。訪れる人も多く、外で写真を撮っている間も、何台もの車が出入りしていた。
道の駅看板があるならば、もしかしてスタンプもあるのでは?と館内を探したのだが、見あたらない。ここは店の人に聞くのが早い!と事務所に行き、聞いてみると、「あぁ、まだ無いんですよ、具体的に何時出来るか、ということもちょっとまだ分からないのですけど、勿論製作はしますよ」と教えてくれた。来年のスタンプラリーにはこの駅も参加するだろうから、きっとそれまでには用意される、いや、もっと早い時期に製作されることを期待している。

詳しい施設の案内は「道の駅案内」で述べるとして、ここの駅の人たちは全体的に雰囲気が良い。乳製品コーナーでこの土地の牧場でとれた牛乳と、それを使用して作られたヨーグルトを手にレジに向かったのだが、レジの人もユーモアたっぷりだ。こじんまりとしていながら、人がこれだけ多く利用する理由ってこういったところにもあるのではないか、と思ったりもする。

さて、この駅も十分に堪能した事だし、そろそろ出ようかと時計をみるとまだ17時半である。普通ならば、この時間からだと後一ヶ所は廻れるところだが、この近くにはこれ以上道の駅は存在しない。まだ帰る時刻としては早いのだが、"こあ"氏も睡眠不足のためか、疲れてきたことだし、楽して早いルートを選択して帰ることにしよう。地図を広げたところ、このまま国道297号を北上し、国道409号と交差する信号で左折し、館山自動車道の木更津北ICを目指すのが妥当な線だ。国道409号に入ると、若干道も混雑気味になってきたが、それでも停まってしまう程のひどさではない。そうして、館山自動車道の木更津北ICに到着。本当ならば千葉へ向かう際に使うつもりであったアクアラインを帰りに使うことにし、アクアライン連絡道を走る。アクアラインを通るのはこれで2回目だが、さすがに陽の落ちた暗い中を走るのはあまり楽しくない。まぁ、このおかげで早く帰れるのだから、と思うしか無いだろう。ところが都内に入った途端、やはり渋滞が待ちかまえていた。「たまにこれだけ早い時間に帰れば、尚一層の渋滞に巻き込まれるだろう」と覚悟はしていたものの、数kmの渋滞が数カ所あっただけで、19時には中央自動車道にいた。「千葉内もすんなり廻れたし、帰りの渋滞もそれほど負担にならなかったし、今日はなんだか不気味なくらいにスムーズだったね」と笑いながら、19時半頃に我が家の丁度前の道路を通過。「道の駅を巡った後に、スーパーで買い物をして帰れるなんて、信じられないね」と食料を買い込むためにスーパーへ向かう我々は、道の駅巡りという非日常行動から、いつのまにか日常モードに戻っていたのであった。

というわけで、我々、道の駅制覇し隊が目指していた「関東道の駅スタンプラリー2000」全駅制覇への道、無事今回にて完結である。終わってみると、達成感と共になんだか寂しさすら感じてしまう。よくよく考えてみれば、7月中旬から毎週のように関東中のあちらこちらを走り回り、時には感激もし、また時には喧嘩もし、悔しがることもあった。しかし、そういった全てのことが今では楽しく思いだされもするものだ。

おっと、ここで終わってしまってはいけない。実は、「全駅制覇」を道の駅にてチェックして貰ったうえで全駅制覇を認定してもらわなければならない。今回、最後に廻った駅でチェックして貰わなかったのには理由がある。それは、どうせチェックして貰うならば、もう一度訪れたいと思える駅で、と考えていたからである。来週はその駅を訪れることにしよう。

スタンプラリーを終えて

今回、初めて道の駅スタンプラリーを経験した訳だが、このままただ終わってしまったのでは、次回もまたルート選択等でミスをする可能性もある。落ち着いたところで、ルート検討もまた改めて行い、是非とも来年に備えたいところである。といっても、来年にはまた新たな駅が追加されることだろう。それも十分に考慮したうえで、スタンプラリーシーズンオフには検討を重ねておくのも悪くない。今まで毎週のように走り回っていたが、多分これからは月にせいぜい2度程度のペースになるだろう。それも、今まで訪れていない場所となると、かなり遠距離になってしまう。先立つものがなければ行動すら出来ない。・・・と言いつつ、実は他地方の道の駅スタンプラリーに出かけたい今日この頃(笑)。


前回の日記を読む?(2000/09/16)  


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最終更新日:2000年10月03日