スタンプラリーも終盤を迎えちょっぴり寂しさすら感じる 
長野編(+新潟編)

2000年9月16日

そろそろ、我々の関東道の駅スタンプラリー全駅制覇も夢ではなくなってきた。今回で長野県を全駅制覇して次回、千葉県内の駅を巡れば、めでたく関東内スタンプラリー参加駅全制覇。今年の8月の登録で追加された駅の中で既に供用している処については、終了した後にゆっくり廻ろうと思っている。

さて、今回のラリー旅は、日曜日ではなく珍しく土曜日に決行することにした。長野県内の駅が早めに廻れたら、そのまま新潟の方にも足をのばしたい、となると想像するにかなりの距離を走ることになる。一日くらい休息の日がないと、月曜日からの"こあ"氏の仕事にも支障があるのではないだろうか。

と言いつつ、今回はまぁ最低でも長野県内だけでも廻れればいいか、なんて思いながら、いつものように早朝から準備を始め、6時20分に家を出た。

朝は、出発が数十分違うだけでも渋滞への巻き込まれ度が変わってくる。6時の時点で道路情報を見た時にはまだ渋滞は発生していなかったのに、我々が中央自動車道にのる6時40分頃には既に八王子付近は渋滞。その後もあちこちで、走行車線と追い越し車線を併走する車のために、大名行列状態。その先頭車の前はガランと空いているだけに、なんとも腹立たしい。朝から憂鬱な気分である。



【東京都下出発時刻】6:20 【帰宅時刻】次の日00:30
 色は長野県 (色は新潟県)
  中央自動車道 須玉IC/国道141号/
国道142号
ほっとぱーく・浅科
09:07
国道142号/(途中、国道254号のほう
が近道だが現在工事中)/国道152号
マルメロの駅ながと
09:56
国道152号/主要地方道81号/国道18号/
(一般道)/県道166号/主要地方道40号
みまき
11:14
主要地方道40号/県道166号/(一般道)/国道18号/主要地方道81号/
上信越自動車道 東部湯の丸IC-豊田飯山IC/
国道117号県道306号/県道275号/
主要地方道51号
ふるさと豊田
12:30
国道117号 信越さかえ
13:58
国道117号/道の駅左折看板が出た次の
信号を左折
(クロス10十日町)
14:54
今来た道を戻って/国道117号/国道253号 (まつだいふるさと会館)
15:57
国道253号/国道403号/国道252号/
主要地方道49号/国道117号/国道291号/国道17号 
(ちぢみの里おぢや)
 17:24

ほっとぱーく・浅科」、確かにやすらぎの駅だね (長野県)
到着時刻:09:07 スタンプ設置場所:食堂と売店の間
まず最初に向かう駅は、小諸市・佐久市の近くにある北佐久郡浅科村にある道の駅「ほっとぱーく・浅科」。最寄りの高速道は上信越自動車道のため、都内から関越道を利用するか中央自動車道を利用するかでまず悩む。ただ、我々が住む東京都下から関越道を利用するには、都内の混雑を抜けていく必要があり、且つ関越道も軽井沢方面はいつも混雑しているため、どうしても躊躇してしまう。やはり、ここは中央道の須玉ICでおり、ひたすら国道141号を走ろうということで、しばらく中央道の混雑を我慢する。大月あたりを越えたあたりからやっと快適に走り出し、気が付けば須玉ICはすぐそこだ。
須玉ICを降り、佐久市方面へ向け国道141号を走る。国道141号はところどころ車量が多いながら、うんざりするような渋滞ではない。須玉から佐久方面へ抜ける道は、地図を見たところ国道141号の他には1〜2本しかなく、結局その道も国道141号に合流することから、もっと混雑しているかと思っていたのだが、朝早い(と言う程早い訳ではないが)時間帯が幸いしたのだろうか。ただひたすらと国道141号を北上していき、どのくらい走っただろうか、やっと国道142号を誘導する標識が見えてきた。国道142号に入ればほどなく左手に道の駅「ほっとぱーく・浅科」が見えてくる。

一言でいえば「感じの良い駅」ってところだろうか。茶色の建物と芝生の広場が美しく映える、のどかな雰囲気の駅である。駅内を歩く人々に、店外の直売所に農産物を並べながら「いらっしゃい!」のかけ声をかけるおじさん、う〜む、駅に対する好感度も倍増だ。

さてスタンプの設置場所はというと、食堂と売店の間の入口付近に置いてある。"こあ"氏がスタンプを押しながら「これ、なかなか可愛いよ」とスタンプを指さす。「どれどれ」と覗き込むと、まんがチックな車に「H.P.A」の文字のスタンプ。「H.P.A」って何だろうと思ったら、「Hot Park Asashina」の略だ。う〜む、なかなか洒落ている。スタンプも駅によっていろんな持ち味があるが、オリジナリティいっぱいのスタンプに出逢うと妙に嬉しくなる。

物産館に入り、あれこれ見ているとガラスケースの中に「飲むヨーグルト」を発見。最近の我々のローカルブームは「飲むヨーグルト」ということもあり、早速手にとる。これは「望月高原の飲むヨーグルト」、望月高原とは浅科村のお隣望月町にある高原だ。それじゃまぁ買っていこうよ、とレジへ。他には何か無いかと更にウロウロしていると、ジャムの瓶等が置いてある所に一緒になって置いてある蜂蜜に「ハチヒゲおじさん ハニー牧場天然はちみつ」の文字を見る。「ハチヒゲおじさんって、なんかすごいネーミングだね」と笑いながら、ふとこの駅へ来る途中に見た道路沿いの看板を思い出した。その看板にも大きく「ハチヒゲおじさん〜」が書かれていた。あまり想像したくない構図が嫌でも頭の中に浮かんできたのだが、この辺りでは有名なのだろうか。

朝早くからご飯も食べずに飛び出した我々は、小腹がすいてきた。しかし、食堂がオープンするのは11時からのようだし、とにかく次へ行こうか、と車に乗り込んだ。


マルメロの駅ながと」、マルメロってかりんの事だったのね (長野県)
到着時刻:09:56 スタンプ設置場所:情報館入口の外
次なる駅は「マルメロの駅ながと」。「ほっとぱーく・浅科」からそのまま国道142号を下諏訪のほうへ走っていくと、途中で国道254号と142号の分岐がある。ここは国道254号のほうが次の駅がある長門町に抜けるのには近いはずなのだが、残念ながら国道254号は現在工事中、ほんの少しの区間が通行止めになっているが為に長門町へ抜けることが出来ない。仕方が無く、そのまま国道142号を走り、若干大回りをして国道152号へ入る。

そして4km弱走ると左手に「マルメロの駅ながと」が見えてくる。まず第1印象は「どこまでが道の駅なんだろう」という程、施設があちこちに分散している。ひとつひとつの施設を見ながら「これも道の駅の施設のひとつなのだろうか」と不思議に思いながら、覗いていく。農産物の直売所と観光案内所と食事処はまず間違い無いとして、つけもの処や喫茶店、雑貨屋、製菓店、コンビニはどうなんだろう。最近、駅の見取り図は"こあ"氏にメモして貰い、"ほし"はあちこちの写真を撮るのに専念しているのだが、メモをとる"こあ"氏はいささかうんざり気味のようだ。といっても、施設が多いとそれだけ見甲斐があるってもんだ。中でも、"こあ"氏の「製菓店に10種類以上ものおやきがあるのだけど、さすがに種類までは確認しきれなかった」の一言が、早速製菓店へ足を向かわせた。
丁度小腹も空いていることだし、前の駅でも何も食べられなかったから、ここでおやきを買って食べようかと提案。"こあ"氏が「何食べようかな」とショーケースを覗いている横で"ほし"は必死に山のような種類のおやきの品目をメモする。勿論、メモをとりながら「何食べようか」と考えることも忘れてはいない。そうして、"こあ"氏は「肉じゃが」、"ほし"は「野沢菜」を選んだ。この店ではすぐに食べる場合、おやきを電子レンジで暖めてくれる(他の店でも普通そうなのか??)。ほっかほかの肉まんみたいなおやき、実に美味しく頂けた。そういえば、今まで数々の駅で「おやき」を見てきたのだが、食べるのは初めて。こんなに美味しいのならば、もっと各地で食べておけば良かったって、何処もみんな同じように美味しいかどうかは分からないけど(笑)

おっと!かんじんのスタンプは何処か、それは情報館(商工会館と一緒)の外に置いてある。早速スタンプを押し、今度はつけもの処「菜の花館」に向かう。ここ、「つけもの処」って書かれているから、漬け物専門店なのかと思いきや、漬け物中心に置いてあるが他の特産も多数置いてある。いわゆる他の駅でいうところの物産店がここ「菜の花館」に相当するらしい。
あまりのんびりもしていられない。この駅はまたゆっくり来よう、と思いながら次の駅へ向かう。おっと忘れていた。駅の駐車場をカメラ片手に走り回っていたら、見知らぬ人に「写真、とってあげましょうか」って声をかけられた。他人の事なんて知らんぷりの多いこのご時世、まだまだ捨てたもんじゃないね、と思う我々であった。

みまき」、勘弁して!ここのスタンプに唖然 (長野県)
到着時刻:11:14 スタンプ設置場所:みまき物産処「一心庵」入口外
次の駅は、上信越自動車道の東部湯の丸ICにやや近い場所に位置する「みまき」である。「マルメロの駅ながと」から「みまき」に向かう場合、もし国道254号が途中通行止めでなければ、一度浅科方面に戻り、そこから主要地方道40号を通って「みまき」に向かうのが効率的かと思ったのだが、あいにく国道254号は使えない。となると、国道152号を北上し、丸子町を経由して「みまき」がある北御牧村に入る方法で行くしかない。

国道152号の途中から丸子東部インター線(主要地方道81号)に入り、県道を使って主要地方道40号に出られないかと地図を片手に、案内標識を確認していたのだが、結局わからずじまいで国道18号まで出てしまった。といっても、国道18号上で、「牧家西」の信号で北御牧村方面へ曲がれば程なく主要地方道40号を見つけることが出来る。このあたりの道は、非常に分かりづらいので、地図で前もって確認しておくことを強くお勧めする。この辺の信号名のキーワードは、国道18号上だったら「牧家西」、地方道40号上だったら「島川原」だ。

なんとか「みまき」に到着。道の駅看板の矢印に従って駐車場に入ると、なんともガランとした雰囲気。「ここって、何の施設もなかったっけ」と一瞬思ってしまう程だ。駐車場がある側の敷地にはトイレとテニスコート・公園があるだけ。なんだか寂しい駅だなぁと、道の向かい側をみるとどうやら物産店らしき施設がある。そう、こちらも一応道の駅の施設だった。

まずはスタンプを、と物産店「一心庵」の前に行くと入口の外に置かれたスタンプ台を発見。「もうすぐ長野も全駅制覇だね」と言いながらスタンプ帳に押したそのスタンプを見た瞬間、「なんだこれ、字が潰れて何が書いてあるか読めないじゃない」と唖然。そう、そのスタンプは既に文字の部分の山が潰れてしまっているのだ。ここってそんなに訪れる人が多いのか、それともスタンプの管理が悪いのか、とにかくひどい有様。しかしこの駅、駐車場に停まっている車の台数を見る限り、休日の昼時という背景も考慮すると、それほど栄えた駅とも思えない。全くどういうことなんだろう。
憤慨はそれだけに終わらなかった。とりあえず物産店を覗こうと店の中に入ったはいいが、これまた店の人同士ぺらぺら話していて客のほうなんて見向きもしない。あぁ、どこぞの駅でもこんなことがあったな、と思い返してしまう。しかし、駅に出入りしている業者風の人が入ってくると挨拶をして、「ちょっと、あんたのところ もうちょっと金額考えないと、売れないよ」なんて言っている。そんなこと、客がいる店内で言う言葉か、とちょっと恐ろしくなってしまう。

そんなことが続くと、店内をのんびり見ている気分にもなれない。ささっとひととおり見るだけ見て、さっさと店を出てしまった。ここの駅っていつもこんな感じなのだろうか。それともたまたま虫の居所でも悪かったのだろうか、いずれにせよ、我々にとっては悪印象だけが残った駅になってしまった。

ふるさと豊田」、素朴な雰囲気にホッと一息 (長野県)
到着時刻:12:30 スタンプ設置場所:特産店のレジ付近
さぁ気を取り直して次へ行こう。次なる駅は「みまき」からかなり離れた位置にあるため、東部湯の丸ICから豊田飯山ICまで上信越自動車道を利用する。豊田飯山ICで降りれば、「ふるさと豊田」はすぐ近くにあるのでナビの必要もない。国道117号を飯山市方面へ走ればまもなく右手に「ふるさと豊田」が見えてくる。

この駅、入口と出口が専用になっているため、くれぐれも出口から入らないように注意しよう。しかし、それにしては「出口専用」「入口専用」の看板が小さすぎるので、入ってから気づく人も多いような気がするが。
駅内は素朴な雰囲気いっぱい、施設自身も小綺麗である。物産店を覗くとそこそこの広さ、特産品以外のキャラクタグッズも結構多く置いてあったりする。置いてある特産品自体は先日訪れた「しなの」と共通するものが多い。そう、「しなの」で買った「小茄子のしば漬け」や「小茄子の辛子漬け」、同じく「しなの」では売り切れで買えなかった「黒姫高原の飲むヨーグルト」まで置いてある。となると、ここで買わない訳にはいかない。本日二本目の「飲むヨーグルト」ということで、ここで「飲むヨーグルト」をまた買ってしまう。

その「飲むヨーグルト」が置いてあるガラスケースの前にスタンプが置いてあったのも、きっと何かの縁かもしれない、と勝手に思うのであった。
さて、「ここでご飯食べちゃおうか」ということで食堂に寄り、我々はついに(?)天婦羅蕎麦を頼む。信州といったらやっぱり蕎麦。しかしながら、我々はスタンプラリー中あまりに多くの蕎麦を見てきたために、ついつい「蕎麦」を避けていた。といっても長野の駅も残すところ後一ヶ所となり、ここで信州そばを味わっておこうと、普段はうどんを好んで食べる"ほし"すらも蕎麦を頼む。こしの無い麺ってつまらないと思うのだが、ここの蕎麦はかなりこしがある。"こあ"氏曰く、「蕎麦自身がやや塩気が強い気がするのだけど」というのだが、"ほし"にはあまり感じられなかった。この辺が味覚の違いなのだろうか。天婦羅蕎麦の「天婦羅」もなかなか食べ応えがある。

お腹も満足したことだし、長野も残るはあと一ヶ所だ、と元気に車に乗り込んだ。

信越さかえ」、長野県内の道の駅スタンプ巡りもこれで一段落だ! (長野県)
到着時刻:13:58 スタンプ設置場所:物産館の入口
次の駅「信越さかえ」へは、このまま国道117号をただひたすら十日町方面へ向けて走るだけである。地図上でみれば結構近い距離にあるように見えるのだが、実際に走ってみるとその考えは甘かった。おまけにこの辺りは野沢温泉等があり観光バスも通るため、バスの後ろにはあっという間に渋滞が発生してしまう。バスも後続車を先にやるくらいの配慮があればこんな渋滞はおきないだろうに、としみじみと思う。

やっと「信越さかえ」に到着。施設は結構古く貫禄のある雰囲気の中、ただひとつ「ミルク工房」だけが浮いているように見えた。といっても、ミルク工房で販売しているソフトクリームは結構人気があるらしく、我々が駅内を散策している間にもこのソフトクリームを手にした人を何人も見かけた。
まずはスタンプを押さないと、と物産店に向かう。スタンプ台は入口に置いてあるのだが、入口に桐の椅子等が多数置いてあるためかやや狭くなっているので、さっさと押してその場を立ち去らないと通行人の邪魔になってしまう。長野県(北)最後のスタンプを押した後の余韻に浸ることも出来ず、一旦外に出てスタンプ帳を鞄にしまう。「これであとは千葉県だけだね」とホッと一息。

物産店内を歩きながら、珍しいものや特産品を探す。すると、冷蔵室に笹だんごがあるのを"こあ"氏が目ざとく発見。ほんと"こあ"氏はこの手の菓子に弱い。しかし、「まだ先週買った笹餅が残ってるでしょ、あれ食べ終わらないと買わないよ」と、いつもながら"ほし"は手厳しい(笑)。内心では「これから新潟に行けば比較的何処ででも手に入るだろうし」とちょっぴり思っていたりしたのだが。
これで、関東道の駅スタンプラリーも残すは千葉県6ヶ所のみとなった訳だが、まさかこれから千葉県に行くのは幾ら何でも無理。ということで、これからは純粋に道の駅巡りモードに切り替えて、この付近の道の駅を数カ所廻ってみようということになった。

番外編その1 「クロス10十日町」、ここほんとに道の駅? (新潟県)
到着時刻:14:54 スタンプ設置場所:1F観光案内の斜め向かい側
「信越さかえ」まで来たら、そのまま国道117号を新潟方面へ走れば、十日町にある道の駅「クロス10十日町」にたどり着ける。「よし、次はここに行こう」と我々は一路十日町へ向かって走り出した。余談だが、中学時代の友人の祖父だったか親戚だったかが十日町に住んでいて、その友人は「雪祭り」の時期になるとよく十日町へ行っていたらしい。"ほし"はその友人に「雪祭り」の素晴らしさをよく聞かされていただけに、いつか行きたい場所のひとつになっていたのだが、まさかこんな形でここを訪れるとは思ってもみなかった。それも雪以外のシーズンに(笑)。

さて十日町に入ったはいいが、国道117号沿いはまさしく商店街。こんな場所の何処に道の駅があるっていうのだろう。不思議に思っていると、道の駅看板が出てきた。とある信号の手前に「道の駅左折」の看板が出てきたのだが、その信号を曲がれ、と案内された道はあまりに細い。「おいおい、ほんとにこんな道を入るの?」とその道を横目に見ながら、つい信号を通り過ぎてしまった。「次の信号を左折すればいいか」と気を取り直して、次の信号まで行くとそこには道の駅とはひとつも書かれていないながらも、なぜか「クロス10十日町 左折」の看板を発見。「ここで曲がるが正解だね」と"こあ"氏が自信たっぷりに言いながら曲がる。「大正解!」、曲がって数10mもしないところに「クロス10十日町」と書かれた案内看板が見え、その先に「道の駅駐車場」と大きな案内看板がたてられていた。
しかし、その案内に従って駐車場に入るも「ほんとにここが道の駅なの?」と我々は不安。目の前に建っているのは、今まで見てきたような類の道の駅ではなく、ただのビルだからである。「ここって、どうみても町中にあるような公民館か役所じゃないの?」と駐車場に停めてからも"こあ"氏は怪訝そうにその建物をみる。"ほし"は、「だって、クロス10十日町って書いてあるし、道の駅駐車場って書かれているし、間違いは無いと思うのだけど・・・」と、しどろもどろに答える。恒例の道の駅看板を撮りに行くといっても、先程見かけた道の駅看板までは歩けば結構の距離だ。「まいったなぁ」と言いながらも、仕方が無くてくてくと歩いて看板まで戻る。「地図にも国道117号沿いって書いてあるけれど、ちっとも国道117号沿いじゃないよね」と寂しく呟きながら写真を撮り、再び「クロス10十日町」と称する建物まで戻る。

中に入れば、確かに物産館もある。観光案内コーナーもある。食事処もあるのだが、どうも道の駅にいる、といった感覚にいまひとつなれないのはどうしてだろう。違和感を隠しきれないまま、入口でスタンプを押す。スタンプラリー用のスタンプ帳しか持っていなかった我々としては、観光目的のみで押せるようなスタンプ帳を持ち合わせていなかった。「はて、どうしよう」と困ったあげく、とりあえず白紙にスタンプを押して、後に別のノートにでも貼ろうと暫定処置をとった。前もって用意しておけば良かった。

物産店は、勿論特産品も沢山置かれているのだが、雰囲気としてはデパートの地下一階のお土産コーナーっていった感じである。ロビーでは女子高生らしき人々が部活帰りなのかジャージ姿で話し込んでいた。こんな風景も、今までの駅では見かけなかったのだが、やはり全国いろんな駅の姿があるもんだ、と実感。


番外編その2 「まつだいふるさと会館」、鉄道と道路の駅が一体化 (新潟県)
到着時刻:15:57 スタンプ設置場所:1F観光案内コーナー
「クロス10十日町」から近い位置にある駅を地図で探すと、十日町市の隣に位置する松代町にある「まつだいふるさと会館」が近いようだ。国道117号から国道253号へ入りそのまま上越市方面へ走っていけば、道の駅案内看板が出てくる。国道253号沿いというよりは、国道253号からほくほく線「まつだい」駅方面へ曲がると、ほくほく線「まつだい」駅と併設された道の駅「まつだいふるさと会館」が見えてくる。
「クロス10十日町」にしてもこの「まつだいふるさと会館」にしても、今までに巡った道の駅とは全く異なった印象を持ってしまう。新潟ってこういった駅が多いのだろう、とつい思ってしまうのだが、まだ2駅しか廻っていない状態でこんな事をいうのは失礼か。

とりあえず車を駐車場に停め、駅内を散策し始める。鉄道の駅と一緒のため、時々「まもなく1番線に電車がまいります〜」のアナウンスが聞こえてくる。おまけに学校帰りの高校生を駅施設内のあちこちで見かける。"ほし"が観光案内コーナーでスタンプの写真を撮ろうとしているのが不思議な光景にみえるのか、こっちをちらちらみながらてコソコソ話している。どうやらどこかに電話をかけようとしているだろう、我々に聞かれてはまずいのか「早く去ってよ」といわんばかりの目。「う〜ん、なんか感じ悪いなぁ」と嘆きながらスタンプをそそくさと押して立ち去る。
おまけに「いろりコーナー」と言われるちょっとした休憩施設では、女子高生があぐらをかいてジュースを飲み、その横で彼氏らしき学生が足を投げ出して座っている。「・・・・」もう何も思うまい、ここはさっさと立ち去るに限ると、物産店もさらっと見ただけで駅の施設から出てしまった。

再び「全国いろんな駅の姿があるもんだ・・・」、本日何度こう思ったことか。


番外編その3 「ちぢみの里おじや」、いわゆる温泉施設 (新潟県)
到着時刻:17:24 スタンプ設置場所:温泉施設受付の右横
ほんとうは「クロス10十日町」「まつだいふるさと会館」の次には日本海側に出てみようかとも考えていた。しかし、「まつだいふるさと会館」を出る頃には既に16時半も過ぎていたため、日本海側は改めてゆっくり訪れたほうが良いかとも考え直し、急遽行き先を変更することにした。地図をみると「ちぢみの里おぢや」が比較的近い。「よし、ここに行ってみよう」と走り出したのだが、「まつだいふるさと会館」から「ちぢみの里おぢや」へ行くルートとして考えられるのはふたつ、今来た道をひたすら十日町までもどって国道117号を小千谷方面へ走るルート、もうひとつは今来た道をちょっとだけ戻って国道403号を北上し、途中から国道252号で十日町方面へ向かい、国道117号と平行に走る主要地方道49号を利用し小千谷市内に入るルートである。しかし関東の我々には新潟の道路事情はあまり分からない為、商店街等を通る国道117号は避けた方が良いかと"ほし"的独断考えで、結局後者の国道403号を利用するルートを選択することにした。

今回の旅では恒例の山道走行は無いと思っていたのだが、結局"ほし"が選ぶルートにはどこかしら超極細山道ルートが加わってしまう。それが国道403号である。しばらくはセンターラインもある極普通の道路であったのだが、気が付けばガードレールも無いような山道になっていて、おまけに「なだれ注意」の標識まである。って今の時期はなだれには注意する必要は無いのだが。その分、車窓から見える風景も自然がいっぱいで、しばし日常のストレス等も忘れてしまう。

このままずっと国道403号を上がっていくとだんだん小千谷市から遠ざかっていくので、途中から軌道修正をして国道117号と平行に走る主要地方道49号で小千谷市に入る。夕刻だと国道も混んでいるのか、と思ってルートを配慮したつもりなのだが、実際混んでいたのだろうか(笑)。小千谷市の中心部まで行くと、道の駅の案内看板が親切に幾つも出てくる。あの看板が無かったら、どうやって行こうかとちょっと悩んでいただけに、看板様〜ありがたや、と久々に感じる。
しかし、国道17号小千谷バイパスに入った(川口町から小千谷市方向)後には、いつもの道の駅名入り看板ではなくただの「道の駅→」で施設まで誘導されてしまったもんだから、「あれ、いつもの看板は何処にあるんだ?」と途方に暮れる状態。もしかしたら、国道17号小千谷バイパスを先程とは逆側から入ってきたら、道の駅名入り案内看板はあったのかもしれないが、結局確認ならず、ということで、「道の駅おぢや0.1km」の看板しか撮影することが出来なかった(ちょっと無念)。

今回、新潟の道の駅の形態にややショックを受けながらここまで来たので、この「ちぢみの里おぢや」はどんな駅なんだろう、とおそるおそる施設に入ってみる。どうやらここは温泉施設メインの駅らしい。露天風呂や家族風呂まであるようだし、温泉に入りに来たと思えば、なかなか良い施設に思える。ただ、道の駅によくある特産品コーナーの規模は極端に少なく、またレストランとして紹介されている店も温泉施設内の軽食コーナーにしかみえない。ただ、この施設の横に比較的広いインフォメーションコーナーがあり、そこでの休憩も可能だ。

スタンプはこのインフォメーションコーナーに置いてあるのかと思いきや、温泉施設のフロント横に置いてある。スタンプラリーが開催されている訳でもなく、温泉に入らずにスタンプだけ押していく我々って一体・・・と思いつつその場を後にした。
温泉の詳しい情報などはふゆのほし的道の駅案内で語るとして、まぁ施設観察とスタンプ押しがメインの我々にとっては、温泉施設だけの駅だとちょっと物足りないような気分。この駅には温泉を入りに来る、と割り切って訪れるのが良いかと思うのであった。

実はこの後に道の駅「ゆのたに」まで行くには行ったのだが、既に時遅く辺りは真っ暗。これじゃ写真も撮れないし、施設も店内こそ明かりがついているものの、既に閉館している雰囲気。「また改めて来ないとだめだね」と言いながらトイレだけ借りて帰ることにした。ここのトイレは施設に不釣り合い(失礼っ)な程、美しいらしい("こあ"氏談)。"ほし"も駐車場で車の中からトイレをそれとなく眺めたのだが、確かに立派そうなトイレ施設に見えた。今度寄った時には、"ほし"も体験してこよう。

というわけで、本日の旅は終了。いや、終了ではなくこれから帰らなければならない。どうやって帰るかって、この新潟から都内まで延々と一般道を走って帰ろうって計画だ。すぐそこには高速道路のICがあるというのに、それを横目に見ながら新潟の湯之谷村(北魚沼郡)から国道17号へ入り南下していく。このあたりの国道は一車線ゆえなかなか快調なペースで進むことが出来ないのが辛い。そういえば昔、"ほし"もまだ運転していた頃、埼玉から延々と国道17号で新潟まで走ったものだ。そんな記憶がふとよみがえる。

国道17号を走っていると所々で高速道路のICの案内が誘惑する。無理しないで高速道路を使えば良いのに、という"ほし"の言葉に耳も貸さず、"こあ"氏はひたすら一般道を走る。眠くなれば大きな声で唄い出すし、車窓から見える看板を読んだり、と睡魔対策も大変。こんな時は我慢せずに仮眠をとればいいのに、と思うものの、こんな時に限って国道17号線沿いには道の駅が無い(埼玉県までいけば「おかべ」があるが、まだまだ遠い)。三国峠にさしかかる頃には雨も降り出し、おまけにかなり大規模な工事も実施されていて、ペースはがくんと落ちる。しかし、新潟県から群馬県に入り、以前群馬の道の駅巡りをした時にこの辺りを走ったことを思い出したりすると、それが妙に懐かしく、楽しい。

さてまだまだ国道17号を走り続ける。やがて群馬県から埼玉県へ入り、道の駅「おかべ」を通り過ぎる。既に閉館しているのだが、駐車場にはかなりの台数の車が停まっている。みんな帰る途中で疲れて休んでいるのかなと思いながら、我々はひたすら突っ走る。これが昼間であれば地図を見ながら混雑回避ルートも考えることが出来たのだろうが、さすがに夜、暗い中で地図を見るのは辛い。そんな中、熊谷市内で国道17号バイパスから国道407号に入ったのもつかの間、気が付いたら国道140号を走っている。「なんだなんだ、何の案内標識も出てなかったぞ」とUターンして地図で確認すると、深谷バイパス(国道17号)から一旦国道407号に出た場合、そのまま道なりに走っていると熊谷警察署前交差点を越えた時点で国道140号に入ってしまうらしいのだ。きっと深谷バイパス側でない国道17号を走っていれば何の迷いもなく国道407号に入れただろうが、これは思わぬ落とし穴。まったくもって、熊谷警察署前交差点の案内標識を改善して欲しいものだ。

そんなことをいいながら国道407号をひたすら走り、国道254号を経由して国道16号へ入り、あとは東京都下方面へ向かうだけ。ここまで来たらもう走り慣れた道だから一安心。見知らぬ道を夜間走るのはなかなか緊張するもんだ。それだけに気が抜けた脳が一気に活動し始め、眠気も覚めて良いのだがその分どうしても目が疲れてしまう。今回は目も疲れないまま帰って来られると思っていたのに、結局目の使いすぎで頭痛が激しくなった"ほし"はダウン。次からは、最後に訪れた道の駅でコンタクトレンズは外しておこう。朝5時から夜中0時過ぎまでコンタクトレンズをいれっぱなしというのは、かなり目にも負担があるだろうし、まして"ほし"の場合はソフトレンズの為、疲れも倍増だ。

自宅にたどり着いたのは午前0時半過ぎ。全国のスタンプラリーストの皆さんは車中泊をしたり一般道走りまくりだなんて日常茶飯事のことだろう、少しずつハードな旅にも馴れていきたいものだ。

本日の関東道の駅スタンプラリー、スタンプ取得数は5個。北陸地方道の駅は3駅巡ることが出来たのだが、いずれもいろんな意味で印象には残った駅であった。ただ、わざわざその駅を訪れるかと聞かれると、本日訪れたうえの幾つかの駅は通り過ぎてしまうかもしれない。

ちょっぴり余談

ラリー旅の翌日(9/17日曜日)、東京地方の雷雨は本当にすごかった。いや、我々がラリー旅に出かけていた当日も東京地方では豪雨と雷に見舞われたらしいが、早々と東京脱出していたので全く気が付かなかった。しかし、その翌日の17日は早朝から激しい雷が鳴り続けていた。それはまるで地響きにも似た重々しい振動とともに身体中に伝わってくる。もしいつものように日曜日に出かけることにしていたら、多分家を出ること自体躊躇してしまったのではないかと思う程である。おまけに何年ぶりかで停電を経験した。最近の電化製品は内蔵電池を持っている為、停電しても時計機能はリセットされないのだが、それでも幾つかの機械はむなしく0:00が表示されている。24時間つけっぱなしのデスクトップPCも勿論被害者だ。つくづくUPSが欲しくなる今日このごろであるが、ノートPCだったら停電してもバッテリーでしばらく動作する。ありがたや、ノートPC。そういえば昔、無線機とPCをつないでパケット通信をやっていた頃、我が家に雷が落ちてPCのコンデンサが爆発したこともあったような。やっぱり雷は怖い。

そうそう、この早朝からの雷雨の影響か、日曜日は各道路ともさほど渋滞もなかったようだ。しかし、いくら渋滞が嫌いでもこんな恐ろしい雷が鳴っている中、家から出る勇気なんて"ほし"にはあるものか。土曜日に出かけておいて良かったと部屋の中で丸くなりながら雷が過ぎるのをひたすら待ち続けていたのであった。


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最終更新日:2000年09月22日