ひたすら車酔いに耐えながら信州走るよ、どこまでも!
長野編

2000年09月10日

さて一週間が過ぎ、また恒例のラリー旅の日がやってきた。おっと、その前日の話を少しだけしておこう。土曜日、「そうだ、今日は釣具屋に行かないと」と"こあ"氏が言う。どうして釣具屋?、それは前回のラリー日記の最後にちょっと書いていた内容の続きになってしまうのだが、お土産買いまくり専用クーラーボックスの購入の為である。まぁ、クーラーボックスならばホームセンターでも入手出来るのだろうが、ここはこだわりの"こあ"氏、後部シートの足下におけるサイズでなければ嫌だと言う。サイズが揃っているといえばやはり釣具屋、ということで早速釣具屋へ向かった。

確かに様々なサイズのクーラーボックスが揃っている。とはいえど、格好にこだわれば丁度良いサイズがなく、サイズが合えば格好はいまいち、となかなか選択に悩む。結局、車に置いてしまえば格好は関係ないか、と割り切って購入。保冷剤も買ったしこれで満足。いや待てよ、いちいち出先でジュースを買うのも勿体ないぞ、前もって安売りジュースを買ってこの中に詰め込んでおけば行きはジュースでいっぱい!帰りはお土産でいっぱい! クーラーもフル活用が出来るってもんだ。そんなことを言いながらスーパーへ向かい、安売りジュースを大量購入。

家に帰って、早速クーラーボックスを開けて説明書をみると、なかなか参考になることが書かれている。保冷剤の代わりに凍らしたジュース(おっと!炭酸はだめよ)をいれておけば保冷力もアップ!、ふむふむなるほど。ペットボトルに水を入れて凍らせて保冷剤代わりにしても、なにかと便利だしね。え?これってアウトドアの基本だって?

しかしその夜、"こあ"氏は体調不良でダウン。今回のラリー旅は延期かと半ば諦めかけていた"ほし"だが、なんとか体調も復活したらしく、そそくさと用意を始める。実は、当日になって"ほし"の左目が不調になり始めていたのだが、これを言ってしまえば間違いなく今回の旅はお休みになってしまうため、ここはぐっとこらえて我慢。そして、またまた早朝(とは言えない?)午前6時に出発したのであった。

中央高速にのったは良いが、「うわ、どうしてこんなに車がいっぱいいるの?」と唖然としてしまうほどの車の量。って、我々もその一台ではあるのだが、それにしても多い。朝6時過ぎだというのに、夕刻に見かけるような渋滞が目の前で繰り広げられているのだ。しかしその渋滞の先頭は、というと例によって例の如く、走行車線と追い越し車線を併走する車であった。今までに何度も言っている内容ではあるのだが、追い越し車線って追い越しをするための車線だろうに、何故に併走? 不思議でたまらない。そんな渋滞も大月を越えるころにはなんとか解消。我々はひたすら走り続ける。



【東京都下出発時刻】6:10 【帰宅時刻】23:00
 色は長野県
  中央自動車道/長野自動車道 松本IC/
国道158号
風穴の里
08:33
国道158号/主要地方道25号/県道315号/
安曇広域農道
アルプス安曇野
ほりがねの里
09:47
安曇広域農道/県道306号/国道147号/
県道329号/県道306号
安曇野松川
10:44
県道306号/県道275号/主要地方道51号 池田
11:48
主要地方道51号/主要地方道55号/県道469号/
一般道/国道19号
大岡村
12:47
国道19号 信州新町
13:20
国道19号/白馬長野道路(有料)/
主要地方道31号
(中条)
13:47
主要地方道31号 (新道の駅が出来る予定地)  (ぽかぽかランド美麻)
 14:07
主要地方道31号/主要地方道33号/国道148号 白馬
14:25
国道148号 小谷
15:32
国道148号/国道406号/主要地方道36号/国道18号 しなの
17:46

風穴の里」、上高地・乗鞍へ向かう観光客が多い (長野県)
到着時刻:08:33 スタンプ設置場所:物産店入口
長野道へ入ってからも特に目立った渋滞もなく、順調に車は走る。松本ICでおりてから、国道158号をひたすら乗鞍高原方面へ走っていけば、その途中に道の駅「風穴の里」がある。しかし、上高地や乗鞍といえばやはり有名どころだけあって、向かう車やバスも多い。まぁここまで来たらジタバタしても仕方がない、のんびり行こう。

もし、松本方面から来たのであれば、道の駅「風穴の里」は水車と大きな木の橋が目印。施設の雰囲気も悪くない。早速、物産店の中に入り、入口で目的のスタンプを押す。そういえば、スタンプ帳にはこれらの施設は9時から開館と書かれていたのに、9時前には開いていた。訪れる人が多いことへの配慮だろうか。何にしても開館時間よりも早くに開いてくれていること自体は嬉しい。

これらの施設群から少し離れたところに、この駅名にもなっている「風穴」があるということだったので、ちょっと見てみたいと歩き出す。普段歩く機会の少ない我々にとっては、ちょっとの距離でも遠く感じるのだが、まだ朝方ということもあり空気もひんやりとしていて、歩いていても気持ちが良い。目的の風穴に着いたが、ここはいわゆる「冷蔵庫代わりの倉庫」。もっと大規模なものを想像していた我々にはちょっと拍子抜けではあったが、風穴の意味を知るには良かったのかもしれない。「次に行こうか」と駐車場に戻ると、丁度観光バスが駐車場に到着したところであった。
ここは、観光バスが多い割にトイレの規模が小さいために、バスが到着した直後のトイレには近づきたくない。何故って想像はつくだろうが、女性トイレの長蛇の列は見ていてもなかなか凄まじい。思わずひいてしまう。出発前にトイレにでも、と思っていたがこれは早々に退散した方がいいや、と慌てて車に乗り込んだ。

アルプス安曇野ほりがねの里、あれ?豊科インター堀金線沿いじゃないの? (長野県)
到着時刻:09:47 スタンプ設置場所:情報交流館内
次の目的地は「アルプス安曇野ほねがねの里」。スタンプ帳に記載された地図と道路地図を照らし合わせながら確認すると、「風穴の里」を出て国道158号を松本方面に向けて走り、鍋割交差点で左折し、主要地方道25号(塩尻鍋割穂高線)をひたすら堀金村に向かって走り、主要地方道57号(豊科インター堀金線)に入れば右手に道の駅が見えてくる、となっている。我々もそのとおりに行く予定でいたのだが、地方道25号を走っているつもりが何時の間にやら県道315号を走っている。この辺りは案内標識に道路番号が表記されていない個所が多いため、気が付かないうちに違う道を走らされていたのだ。「ま、戻らなくても安曇野広域農道を使って堀金村方面へ走れば大丈夫か」と予定を変更し、更に走る。細かな地図を持っていないため、少ない情報の中で現在地を確認するのはなかなか大変。
安曇野広域農道を走っていればいずれ地方道57号(豊科インター堀金線)と交差する信号があり、そこを曲がれば道の駅がある、と地図にて再度確認したうえで安心しながら走っていると、まだ信号を曲がっていないうちから道の駅の看板が出てくる。それも2km直進(キロ数は記憶違いがあるかもしれないが、直進であることは確か)の表示。「あれ、スタンプ帳には豊科インター堀金線沿いって書いてあるのに」と不思議に思っているうちに、安曇野広域農道の左手に広がる施設群が見えてくる。「もしかしてここ?」と思うよりも早く、道の駅看板がここであることを主張している。
まぁ怪我の功名とでも言うか、運が良かったとでも言うか、とにかく無事に道の駅に到着した我々は、早速駅内を散策。ここの物産店は大混雑で、買い物籠いっぱいに野菜や惣菜、特産物を詰め込んだ人たちがレジに並んでいる。我々も何かめぼしいものは無いかとウロウロする。結局、手にしたのは地元産飲むヨーグルト。ほんとは他に気になった商品もあったのだが、その商品について質問した店の人の態度があまり良くなかっため、却下。迷ってる商品を買う買わない最後の決め手って、結構店の人の態度ひとつにかかっているのに。

情報交流館でスタンプを押し、早々に次の駅へと向かうことにした。


2度目の「安曇野松川」なんだか妙に懐かしい (長野県)
到着時刻:10:44 スタンプ設置場所:物産店レジ横
次なる駅は「安曇野松川」。ここは以前、旅行で白馬に向かう途中、長野県で初めて寄った道の駅だ。それだけに妙に懐かしさを感じ、気分もワクワク。しかし、「安曇野松川」へ向かう途中、穂高町内の県道306号が道路工事、我々は予想外に迂回させられ、現在地を見失ってしまう。農道をあちこち走り回り、やっと国道147号に出る。そして県道329号を経て再び川沿いに県道306号を走り、この辺りの風景を見ながら「あぁ、前にここ通ったよね」と懐かしさでいっぱい。するとまもなく道の駅の看板が見えてきて、無事に「安曇野松川」へ到着。
ここはこじんまりとしていながら施設も綺麗に整備されていて、その点でも気に入っている駅のひとつ。さて、久しぶりに店内を散策すると、お!あるある「いわさきちひろグッズ」。以前はここで随分買い込んだっけ。"ほし"は特にいわさきちひろが好きで、以前に来た時には「安曇野ちひろ美術館」にも訪れた。他に、村のシンボル「すずむし」にちなみ、「すずむしの里」グッズが所狭しと並んでいる。すずむしといえば、物産店入口の「すずむしのリン太くん」像はみんなの人気者。リン太くんと並んで写真を撮る人も多く見られる。
さて、物産店のレジ横にあるスタンプを押し、ちょっと早い昼食をとる。「うーん、安曇野定食はちょっと高いなぁ、1380円かぁ」とサイフに相談してみると、「ここは予算を抑えておかないとお土産買えないよ」とサイフから滲み出る無言の圧力に負け、安そうなメニューを探す。結局、"こあ"氏はカツ丼、"ほし"は野沢菜漬けチャーハン。りんごのソフトクリームっていうのも妙にそそられる。しかし、泣く泣くあきらめ、美味しそうにソフトクリームを食べる男女二人組を横目にみながら立ち去る。りんごのソフトクリームは結構美味しいという評判らしいので、予算がある人は食べてみよう。

「池田」、でも道の駅看板には「池田(ハーブセンター)」、はてはて? (長野県)
到着時刻:11:48 スタンプ設置場所:ハーブセンター入口
次の駅は、「安曇野 松川」から近い場所に位置する道の駅「池田」。実はこの「池田」も以前訪れたことがあるのだが、その時は道の駅、ということを意識せず、「池田町ハーブセンター」として寄った記憶がある。そうか、ここも道の駅だったのか、と今更ながらに思う。
「安曇野松川」からはすぐ近距離だと言うのに川を渡らなければならない為に、結構大回りをすることになる。県道306号から県道275号、または県道329号経由で主要地方道51号に出れば後はその道沿いにある。

我々は、県道275号で川を渡り、穂高町方面に行く方向で51号を走る。するとまもなく「道の駅 池田(ハーブセンター)」と書かれた看板が見えてくる。

しかし、この道の駅看板、実際にあるハーブセンターからやや離れているのが難点。おまけにハーブセンターを挟んだ向かい側の道沿いには木で作られた「道の駅 池田」の看板が。ハーブセンターの向かい側にもハーブ園があるため、これをハーブセンターと思う人だっているのではないかと、思ってしまう。

そんなことを思いつつ、ハーブセンターの駐車場に車を停め、店内に入る。スタンプは、店内のすぐ入口の樽の上に置いてあるため、わかりやすい。しかし、店内はハーブの香りがきつく、ちょっとクラッとする位である。"こあ"氏はどうやらそのきつい香りが苦手らしく、スタンプを押すと早々に外で待機モード。"ほし"だけが店内をウロウロ見て回る。"ほし"は、ラベンダーが特に好きなので、このようなハーブセンターはお気に入りだ。見ているとあれもこれも欲しくなる方なのだが、ここも以前にあれこれ買った事があるため、今回は見るだけにとどめておいた。

「大岡村」、昔ながらのドライブインといった雰囲気が漂う (長野県)
到着時刻:12:47 スタンプ設置場所:物産店内
「池田」から、地図上ではさほど離れていない位置にある「大岡村」。しかし、今回"ほし"が選んだ道は後悔だらけだ。間違っても人にはお勧め出来ない。今更ながらにルートを検討してみると、主要地方道51号を大町方面へ走り、池田1交差点で県道275号を使って早々に国道19号に出るのが良かったのかもしれない。しかし、ついつい恒例の極細難関峠越えルートを選択してしまい、自分で酔ってるんだから始末に負えない。

八坂村の県道469号あたりは道も細く、路面も悪い。対向車が来たらまずすれ違いも出来ない。おまけに自分たちは469号を走っているつもりがどうやら一般道に迷い込み、更に細い峠道を延々と走らされ、やっとの思いで国道19号に出た時には、"ほし"の胃の中は最悪だった。

そんな中でようやく「大岡村」へ到着。そういえば以前訪れた時には物産センターには立ち寄らずに、駅の後ろに流れる川を見ただけで出発してしまったのだが、今回はそうはいかない。「うぅ、気持ち悪いよぉ」と言いながら、それでも物産店に入り、スタンプを押し、特産を探してウロウロ。しかし、目を引くような特産品がなかなか見あたらない。これもあれも既に他の駅で見たものだし、これも「ここだから」といった商品じゃないし、とぶつぶつ言いながら結局気が付いたら店を出ていた。

以前も思ったのだが、大岡村の後ろを流れる川の風景は美しい。その風景は2年前も現在も変わっていない。それが妙に嬉しく感じるのであった。


「信州新町」、駐車場には巨大道路情報掲示板 (長野県)
到着時刻:13:20 スタンプ設置場所:蕎麦打ち実演の前
「大岡村」を出てからそのまま国道19号を長野市方面へ走っていると、右手に道の駅「信州新町」が見えてくる。物産店や農産物の直売所、蕎麦屋などの施設、休日だからだろうか、シャッターが閉まっている地場産業活性化センター、そして駐車場には巨大な道路情報掲示板がある。前回訪れた時にはこの巨大な道路情報掲示板に付近の道路状況がリアルタイムで映し出されていたのだが、今回は何も表示されていないのが、ちょっと寂しい。もしかして、各道路に渋滞が無い限りは表示されないのだろうか。
物産店内を歩いていると、何故か今も売られている長野オリンピックグッズ。ここではないが、以前"ほし"もオリンピックが終わった後に長野5輪マスコットのぬいぐるみを買ったっけ。いまだにグッズが売られているのには驚きである。それだけ長野じゅうが盛り上がったオリンピックだったのだろう。スタンプは、物産店隣の蕎麦打ち実演コーナーの前に置いてある。蕎麦打ちの実演を見ながら毎度思うことなのだが、あれだけ人に見られていて、手元がくるったりはしないのだろうか。普段、人に見られながら作業することなんて無いだろうに。そんなことを思いながら、ひととおり施設を見回り、次の駅へ向かうことにした。

おまけ編その1 スタンプ済みの「中条」、今回は駅の看板と施設外観を撮るべく立ち寄る (長野県)
到着時刻:13:47 スタンプ設置場所:物産店内(前回押し済)
「信州新町」と「中条」はきわめて近い位置にある。国道19号をそのまま長野方面へ向かって走ると、ほどなく白馬長野道路への誘導看板が出る。その有料道路を使えば、あっという間に「中条」に到着。

前回、スタンプを押しに「中条」を訪れた時には、既に夜。道の駅の看板もフラッシュを使用して無理矢理撮影したものだった為、そのままではあまりに悔しい、というわけで、今回も立ち寄ることにした。スタンプを押したり、施設をあれこれ見て廻る時間が今回は無いため、駅自身にいる時間はきわめて短時間で済むはずだったのだが、昼間に改めて駅をみると、駅の施設群の隣には大きな広場があるではないか。これは昼間でないと気が付かない。その「駅」を知りたければやはり昼間の訪問はかかせない。と言っても、夜、この駅にはまた違った美しさがあることを、既に知っている。うむ、奥が深いぞ道の駅。


おまけ編その2 長野に新道の駅「ぽかぽかランド美麻」 (長野県)
到着時刻:14:07 道の駅化するため現在工事中
「中条」と同じ線沿いに、今回の登録で新しい道の駅が誕生する。それが「ぽかぽかランド美麻」。ここは既に温泉施設としては人気のある処らしいのだが、どうやらその施設は主要地方道31号沿いではなく、その道沿いから県道497号に入ったところにあるようだ。今回は温泉施設までは確認出来なかったのだが、地方道31号沿いに見える部分で、工事していると思われる個所があったので、覗いてみた。といっても、この工事車両やフォークリフト等が置いてある施設は、既に室内遊技場「ぽかぽかランド美遊」として使われている処らしいので、ここら付近がどのように変わるのかは全く分からない。

というわけで、結局ただ立ち寄ったに過ぎなかった、といった結果になってしまった(笑)


気を取り直して、次なる駅は「白馬」だ! (長野県)
到着時刻:14:25 スタンプ設置場所:物産店レジの横辺り
さて、我々は「白馬」を目指して走り出す。「白馬」には、地方道31号から地方道33号を経て国道148号に出ればまもなく到着、のはずだったのだが、地方道33号を走る際に、道路案内標識に従って国道148号を目指すと一部一般道を走らされることになるため、かんじんの国道148号に出たはいいが、どの辺りに出てきたかが分からなくなってしまう。「いかん、右か、左か」と迷っているうちに道の駅「白馬」とは逆の方向を目指して走ってる、ということにもなりかねないので、今後は注意が必要かもしれない。って、次にここらを走る時にはきっと車にはナビも搭載されていることだろう(笑)。
「白馬」は、訪れる客層も若者が多いせいか物産店に置いてあるものも、いかにも若者が好みそうなお土産がいっぱいである。中でも驚いたのはジャムの種類の多さ。これは道の駅案内に別途その種類の多さについて語ろうと思うのだが、とにかく多い。これだけ多いと何を選んで良いか迷ってしまう程だ。最近、パンを食べる機会が少ないので、どうしてもジャムには手がのびないのだが、本来パン好きな"ほし"としては、かなり興味深いところだ。

スタンプも押したことだし、次に行こうかと物産店を出ようとすると、丁度出口付近に手作りアイスクリームを発見。まぁおやつ代わりにアイスでも食べて出発しようか、とアイスを買って車に乗り込んだ。

アイスを食べながら、次に行く駅についてあれこれ話をし、あっという間に"ほし"はアイスをたいらげる。しかし、もともと冷たい食べ物を早く食べられない"こあ"氏は、いつまで経っても食べ終わらない。しかも、顔には明らかに「そろそろ飽きてきた」と書かれている。食べているうちに飽きてくるだなんて、全く困ったもんだ。

「小谷」、正式な道の駅看板が出来るのは何時? (長野県)
到着時刻:15:32 スタンプ設置場所:店内入口にある公衆電話と共に
ようやくアイスも食べ終わったので、そそくさと次の駅へ向かうことにする。次なる駅は「小谷」。「白馬」からこのまま国道148号を新潟県方面へ向けて走っていれば、小谷村に入る。そのまましばらく走ると「道の駅小谷 2.5km」だったか、看板が出てくる。その看板はなんと小さな屋根付きだ。雪が多いためか看板を雪から守る為の配慮なのか、と思いながら通り過ぎると、道路整備の為か工事中が目立ってきた。おまけに、かんじんの道の駅「小谷」の看板が無い。そういえば、道の駅同好会の掲示板でも「小谷」の看板は現在仮看板だ、って話題が出ていた。「そうか、これの事か」と納得。ということで、2000年9月現在の今でもオレンジ色の仮看板が、道の駅「小谷」の看板代わりを務めている。この看板が、いつも見馴れた道の駅看板に変わるのは何時のことだろう。といっても、この仮看板もなかなか目につきやすくて個人的には気に入った(笑)。
道の駅「小谷」は、温泉施設(深山の湯)付きで、しかも各施設も整備されており美しい。しかし、スタンプが公衆電話と一緒に置いてあるのにはややがっかり。しかもこの公衆電話、たまたまだったのかもしれないが、利用する人が数名いて、なかなかスタンプを押しに行けない。情報コーナーがあるならば、そちらにテーブルを置いてスタンプ台を設置して欲しかった気もするのだが。
次に、物産店をあれこれ見ながら、酒コーナーにて足がとまる。「そういえば、敬老の日にお祖父ちゃんに何を贈ろう」、そう、もうすぐ9月15日。去年はワインを贈ったのだが、今年もまたワインを贈るのでは進歩がないかと思ったものの、そんな我々にひとつの文字が飛び込んできた。「葡萄交響曲」といったラベルのワインである。祖父は音楽家であり、今でもこよなく音楽を愛している。こんなところで、と言っては失礼だが、まさかこの道の駅で音楽にちなんだワインが見つかるとは思ってもいなかった。「これに決まりだね」と赤・白ペアにして道の駅から送ることにした。"ほし"自身も、音楽は好きで、この「葡萄交響曲」はのどから手が出る程欲しかったのであるが、その横には「道の駅小谷ラベル」なるワインが置いてあり、道の駅フリークの"ほし"としては結局こちらを選択してしまった。そんなにワインばかり買っていては、帰れなくなってしまう(苦笑)。

「小谷」を出る頃には雨が降り出していた。どうも、我々が長野を訪れるといつも雨が降るらしい。予定では、「小谷」までで今回の予定は終了であるが、もう1駅くらい行けるのではないか、と雨の中を走り出した。


「しなの」、夏を過ぎると日も短い、雨も降って一層外は薄暗い (長野県)
到着時刻:17:46 スタンプ設置場所:ふるさと天望館内物産コーナーのレジ前
まもなく雨は土砂降りになり、対向車線を走る車が雨水をはねて、一瞬前が見えなくなる。これは参った、ルートの選択もいよいよ悩む。「小谷」から次なる目的地「しなの」までは、山さえ無ければ非常に近い。しかし、このふたつの駅の間にはいくつもの山が存在し、「小谷」から直接「しなの」に抜ける為には、途中で林道を通らなければならない。この土砂降り且つ薄暗い中、林道を走るのはあまりに危険であるし、車にはマットガードすら装着していない。ここは安全策をとって、かなり遠回りにはなってしまうが、白馬まで戻り、そこから国道406号・主要地方道36号を経由して国道18号に出るのが良いのではないかと判断する。

この決断の裏で"ほし"は心配していた。昼間に思い切り車酔いをした自分が果たして今度は持ちこたえられるのだろうかと。自分で運転する限りは酔わなかった"ほし"も、ナビ席に座った途端、とにかく車に弱い。こんな"ほし"がよく長時間車に乗っていられると自分でも感心するのだが、長野の路面の悪さが完全に身体に伝わるせいか今回はかなり辛い。しかし、このルートの他に効率よく行けそうな道は考えられない。ここはなんとか我慢して、行くしかない。

そうして車は小谷から白馬まで戻ってきた。雨はまだ土砂降りのまま。山道へ入る前に給油し、いざ国道406号を走り出す。この国道、あまり利用する人がいないのだろうか、妙に空いている。空いてはいるものの、あいかわらず路面の凹凸はきつく、山道が続くため、徐々に気分が悪くなってくる。気分が悪いといよいよ遠く感じる。さほど時間も経過していないのに、既に数時間も山道を走っている気分にさせられる。我ながら情けない。主要地方道36号に入ってからも同じような道がずっと続き、ぱっと視界が開けたのは、戸隠高原辺りからであろうか。思わずホッとため息を漏らす。そこからはそれほど辛い道もなく、国道18号へと出た。

国道18号に出たら、後は上信越自動車道の信濃町ICを目指していれば道の駅「しなの」にたどり着く。「やっと着いた」と外を見るとやはり雨。おまけに既に暗く寒い。施設もまだ一部工事中だ。結局、外にずっと出ておられず、写真もろくに撮れないままに物産店に走り込む。店内をあれこれ見ているうちに少しずつ疲れも和らいでいき、しばらくすると元気にお土産を物色するまでに体力は復活していた。

まずはスタンプを押しにレジに寄っていく。すると店内の人が「いらっしゃいませ」と声をかける。本日、唯一愛想が良いと感じた駅かもしれない。夕刻、雨のせいか、駅に訪れる客も少ないのだが、お客が入ってくる度にきちんと「いらっしゃいませ」と言っているのを聞いていると、なんとも気持ちの良いものだ。

我々も本日最後の駅だけに、お土産選びに必死だ(笑)。結局、甘いもの好きの"こあ"氏が選択したのは「笹餅」、辛いもの大好きの"ほし"が選択したのは「こなすのしば漬け」。ここでは「飲むヨーグルト」が人気らしいのだが、既に売り切れていた。現在のところ、この駅には、「ふるさと天望館」内の物産コーナーと食事処しか施設が無いため、ちょっと休憩してお土産や食事程度の利用しか出来ないのだが、工事中の施設が何になるのか楽しみである。

ここで本日のラリー旅は終了。後は帰るだけとなった我々だが、これまたどのルートで帰ろうかと悩み出す。上信越自動車道で信濃町ICからそのまま長野自動車道・中央自動車道へと乗り継げば楽々ご帰宅コースであるのだが、日曜日の中央自動車道はそんなに簡単に我々を帰してはくれないだろう。そう、「渋滞」が待っているのだ。しかし、上信越自動車道にのったばかりでは、中央道の渋滞情報まではすぐには分からない。この渋滞情報によっては帰るルートも変更せざるを得ないのだ。

しばらくすると、まず分岐する先の関越道の渋滞情報が飛び込んできた。例によって例のごとく、花園や東松山あたりは大渋滞。それも20〜30kmらしい。「中央道はどうなってるんだろうね」と話している矢先、思わず帰る気をなくすような渋滞情報が聞こえてきた。「勝沼から小仏トンネルまで50km渋滞」、なんてこった! しばらくすると「勝沼から八王子まで60km渋滞」と、渋滞はその身を変え、我々を待ち受けている。いくらなんでも、こんな渋滞に身を任せるほど暇じゃないぞ、と急遽一宮御坂ICで降り、道志みち経由で地道に帰ることにした。道志みちもそこそこの山道なのであるが、何故か体調の復帰した"ほし"は元気いっぱい。やはり、それだけ長野の道の路面が悪かったのだろうか。それとも長野の路面に身体が馴れてしまい、道志程度の路面では酔わなくなってしまったのだろうか、だとしたらそれはそれで嬉しいことだ。

道志みちといえばやはり道の駅「どうし」。途中で小休憩を兼ねて「どうし」に立ち寄る。勿論、施設は既に閉館していたが、公園の木々に照明をあてているのか、幻想的である。トイレも相変わらず美しく清掃されており、あらためて関係者の人たちにはお礼を言いたいものだ。久々に車から出て、気分もすっきりしたところで、出発。道中、道志みちは渋滞することなく、それなりに流れていたのでストレスを感じることもなく、帰ることが出来た。

「しなの」を出たのは18時半過ぎ、そして都内の自宅に着いたのはちょうど23時、やはり長野は遠かった。

ちょっぴり余談

今回訪れた道の駅は、以前にも訪れた事がある場所ばかり。道の駅も一度訪れたことがあると、親近感が沸くものなのだろうか、再度訪れた駅には、初めて訪れた時の感覚とはまた違ったうれしさがこみ上げてくる。こうやって、どんどん「懐かしい」と思える駅が増えていくのは結構楽しいものだ。

これからも個性ある駅に出逢えることを楽しみに、駅巡りを続けたいと思っている。


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最終更新日:2000年09月13日