時間に余裕があるとつい「もうひと駅目指して」走ってしまう、
そんな一日

神奈川から静岡経由山梨、更に長野編
2000年8月19日

その日の起床、朝5時半。「行くぞー!!」と気合い十分。おっと、身だしなみも一応それなりに、そしてお留守番のベランダの花々に水もあげないとね。どたどたしているとあっという間に6時過ぎ。「おきろー!!」と"こあ"氏をたたき起こし、地図やスタンプ帳を鞄に詰め込んで、いつもの生活パターンではとても信じられないような時刻である6時半前には車に乗り込んだ。

何故こんなに朝早くから活動するか、というとそれは今回訪れる方面が大混雑で有名な箱根だからである。箱根といえば何時行っても渋滞にぶつかり、時間の読みが出来ない。これでは予定数をまた下回ってしまうのではと恐れ、渋滞に巻き込まれる前に箱根をクリアしてしまおうという計画だ。当初は、東名高速の大井松田IC付近にある駅「山北」を先に廻り、その後で「箱根峠」に向かうつもりでいたのだが、渋滞に巻き込まれることを恐れ、やや勿体ない走りはするが「箱根峠」を今回のスタートとすることにした。



【東京都下出発時刻】6:20 【帰宅時刻】23:30
 色は神奈川県 (色は静岡県) 色は山梨県 色は長野県
静岡県は関東道の駅スタンプラリーのエリア外だが、話が繋がらないので番外編として掲載
  東名高速〜小田原厚木道路〜箱根ターンパイク/
国道1号
箱根峠
8:45
国道1号/地方道75号/国道138号/
国道246号/地方道76号
山北
10:19
地方道76号/国道246号/国道138号/
東名高速御殿場IC-富士IC/県道353号/
一般道/県道174号/国道1号
(富士)
11:42
国道1号/一般道/地方道10号 (富士川楽座)
12:31
地方道10号/国道52号 とみざわ
13:56
国道52号/国道469号/地方道75号/
地方道71号/地方道75号/国道139号
(朝霧高原)
15:14
国道139号/国道358号−
中央自動車道甲府南IC-
*1(本来ならば長野自動車道塩尻IC/国道20号)
小坂田公園
18:27
*1 道間違いにより、中央自動車道伊北IC/国道153号/一般道/国道20号 で小坂田公園へ着

「箱根峠」、こじんまりした小さな駅 (神奈川県)
到着時刻:8:45 スタンプ設置場所:売店入り口
さて東名高速を川崎ICからのると、早速渋滞情報。高速には7時前にのることが出来たのに、既に横浜町田ICから厚木IC付近まで事故渋滞。「なんてこった」とため息。まだ事故発生して間もなくだったらしく、渋滞自体はその間、3kmと表示されていたのだが、確実に渋滞はのびている。しかし、事故渋滞の多くが見物渋滞によるものであり、事故発生場所を越えると嘘のように流れ始める。事故なんて見てないでさくさく行ってくれー!声を大にして言いたいものだ。

厚木から小田原厚木道路へ入る。ここもだいたい混むスポットが決まっていて、今日も例外ではなかった。それが「小田原西−箱根口」の渋滞。終点から箱根新道を使うはずだったのだが、この渋滞にまみれていては何時着くかわかったもんじゃない。そこで急遽箱根ターンパイクを使うべく渋滞の列から外れ、入り口を目指す。すんなりターンパイクを走り出したは良いが、なんとこの日はターンパイク内で速度違反取り締まりを実施していた。ありがたい事に入り口付近でとある人に教えてもらったから良かったものの、コーナーが多いためかレーダー探知機の反応も遅いので、くれぐれも気をつけよう。え?そんな捕まるような速度で走ってないって?? 日本の道路って道路事情と制限速度がどうみても釣り合ってないところ、多いんじゃない? 疑問のひとつである、っと話が横道にそれてしまった。

道の駅「箱根峠」は国道1号線沿い。駅から芦ノ湖がみえるのだが、この日はかすんでよく見えず、残念。我々が駅に到着したのは、売店など施設が開く前の8時45分。「よしっ、予定どおり」と喜びながら、施設が開く9時を待つ。しかし、朝が早かったためか、どうも調子がいまひとつ出ない。ぼーっとしながら売店の前をうろうろしているとやがてシャッターが開く。スタンプの前に行くと既に先客がいた。やはりスタンプラリー帳を手にし、そのほかに自分のスタンプコレクション用なのだろうか、ノートのようなものを持ち、それにもポンと押していた。我々も続いてスタンプを押し、売店を見て回ること十数分。そこでなんと道の駅箱根峠のお札を発見。今まで訪れた駅でそういえば道の駅グッズってあったかなぁと思い起こしながら、ついつい手にしてレジへ。ここには駅特有の農産物直売などが無かったのだが、時間がまだ早かったせいなのだろうか、それともここには無いのか。駅自体も結構小さいなぁ、そんなことをあれこれ考えながら、次の「山北」に向かう。向かいながら、ふと気づいた。「あ、スタンプ台の写真、撮るのを忘れたっ」

「山北」、道をはさんで、どっちが道の駅?? (神奈川県)
到着時刻:10:19 スタンプ設置場所:売店入り口
"ほし"はしばらくの間、思いきり落ち込んでいた。「箱根峠」は渋滞を越えてこなければならない関係上、そう簡単に何度も訪れる機会がない。それなのに、スタンプ台の写真を撮るのを忘れてしまうなんて。まぁ、大した写真じゃないし、気にするなよ、と言われてしまえばそれまでなのだが、やはり「お約束」になっていたうえに渋滞を避けわざわざ早くに訪れた場所だけに、後悔度200%には達していそうな気分だ。しかし、うじうじ考えていても仕方がない。いずれ行くであろう伊豆方面の道の駅の途中として箱根峠に寄ろう、珍しく前向き思考な"ほし"。

さあ、「山北」へ行くには地図上でみればまっすぐ上にあがっていけば良いだけなのだが、実際はそうはいかない。国道1号はなるべく避けるとしたら、地方道で芦ノ湖を左手にみながら仙石原へ向かうルートが良いだろう。仙石原まで出たところで地図をみると、金時山を越えてそのまま山北の下のほうまで行ける道があるのだが、よく見るとなんとここは一般車は通行禁止。御殿場廻りで行くしか道はない。結局、県道や地方道を検討してはみたものの、国道246号を走るのが時間的にも早道であると判断し、御殿場からひたすら国道246号を走る。この国道は基本的に一車線なのだが、ところどころに登坂車線が設けてあるので、そこで遅い車を抜くことが出来る。そこそこ快適に走ること数十分、やがて道の駅の看板が見えてくる。

道の駅「山北」は主要地方道76号沿い。道をはさんで片方にはなにやら賑やかそうな雰囲気の中、川辺にロッジ風の建物が2軒、、もう片方は小さな建物がポツンと道沿いに建っている。「はて?これ道を挟んで両方とも道の駅なんだろうか」と思ったが、とりあえず道の駅看板に従って、道沿いの小さな建物側の駐車場に車を停める。ここの駅は、建物からやや離れたところにも数台停められる駐車場がある。

早速売店に入ると、入り口のスタンプ台にあれれ、道の駅「箱根峠」のスタンプ場所で見かけた人がいるではないか。うむ、同じルートで来たのかとちょっと驚き。その他にも家族連れのスタンプ客もいて、いきなり売店は大賑わい。といっても、売店入り口にあるスタンプ場所はちょっと狭いため、スタンプ待ちで並んでいると通行の邪魔になってしまう。売店も特産品が所狭しと並べられていて、おまけに軽食コーナーもあるのだが、かなり狭め。くつろいで食事って訳にはちょっといかないようだ。「おっ」目にとまったのはまたしても道の駅グッズである。神奈川県の道の駅はグッズ販売にも力をいれているのだろうか、とふと思ってしまったほど。ステッカーやマグネット、キーホルダーなど定番のお土産グッズである。ここでもついつい「道の駅」の文字に惹かれてステッカーとキーホルダーをゲット。もし、全国の道の駅にこのようなグッズがあったら、お金がいくらあっても足りないなと苦笑しながらいったん外に出る。

道の向かいにある建物が妙に気になる。どちらかといえばこちらの道の駅売店よりも、向かい側の建物付近のほうが妙に賑やかである。しかし、向かい側の建物に行くためには川を渡り、かなり歩かなければならない。はてどうしたものかと再び売店に入り「すいません、あの向かいの建物は何ですか」と聞くと「キャンプ場ですよ」と教えてくれた。なるほど賑やかなのはキャンプに来ている人たちで、なのか。「ちなみにあちらのキャンプ場も道の駅、なんですか」と再び質問、「いえ、道の駅といったらこちらですよ」と今いる売店を指す。ちょっぴりホッとしてお礼を言いながら外に出る。

ということで、「じゃぁ次に行こうか」と出発。しかし、あとでスタンプ帳の「山北」の部分をよく読んでみると施設の箇所に「オートキャンプ」と書かれているのだが、これはいかに??


番外編その1 ここまで来たならば「富士」に行こう! (静岡県)
到着時刻:11:42 スタンプ設置場所:キーワードラリースタンプ:情報案内コーナー右側奥 記念スタンプ:情報案内コーナー右側出入口付近
今回の関東道の駅スタンプラリーのエリア外である静岡であるが、せっかくここまで来たならばちょっと寄って行こうと一路車は富士へ向かって走る。どちらにしても山梨県の「とみざわ」に行くならば静岡経由のほうがルート的にも都合が良い。ここは時間短縮のために東名高速を使用して御殿場から富士までひとっとび。本当ならば国道246号から国道1号または県道を使ってひたすら富士方向へ行くのが正統派ルート(なにが正統派なんだろ(笑))なのだが、邪道ルートをついつい選択。

国道1号を沼津方向から清水方面へと走っていると道の駅「富士」の看板が見えてくる。看板に従うと側道に入り、駐車場に導かれるような構造になっている。しかし、この駐車場にはトイレと軽食コーナーしか設置されておらず、ぐるっと見回すと国道の反対側(清水から沼津方面へ走る側)に大きな建物が見える。といっても、地下道(歩道)で行き来出来るため、車をその場に停め、反対側にある建物に向かうことにした。しかし、この駐車場の壁には落書きがいっぱいで、なんとなくすさんだ感じである。


(写真:キーワードラリー用スタンプ台 情報案内所右端)
さて、地下道を通り反対側へ渡ると、道の駅の施設が立ち並んでいる。早速、施設のあちこちをぐるっと回る。中部地方のキーワードラリーの用紙も既に朝霧高原で入手していたため、2駅目のスタンプを押そうと探すと、建物の中央の情報コーナーに設置されていた。しかし、キーワードラリー用?の小型スタンプしか置いていない。まぁとりあえず押そう、と"こあ"氏が鞄からスタンプ帳を出す。ところが"こあ"氏が手にするは関東道の駅スタンプ帳。「ねぇ、ここは静岡、つまり中部なんだけど」と"ほし"が笑いながら指摘すると、しばし「なに言ってるんだコイツ」的な顔をした直後、やっと気づく。いつもの癖でついついスタンプを見ると関東道の駅のスタンプ帳を出してしまうなんて、やはり慣れはコワイ(笑)。あらためて、中部キーワードラリー用の用紙を鞄から取り出して、無事にスタンプを押す。勿論、キーワードラリーというからには、キーワードになる文字もチェックだ。中部の道の駅キーワードラリーの場合、用紙に各道の駅が幾つかのグループに分けられていて、それをゾーンといっている。そのゾーン内の空欄を道の駅に貼っているキーワード一文字で埋めていくと、あるキーワードが完成する、といったもの。たまたま始めた箇所(ゾーン)が長い文字のキーワードなため、これはとても締め切りまでに完成させる事は無理だろうとは思っていても、つい参加してしまう。

(写真:記念スタンプ台 情報案内所左端手前)
しかし、キーワードラリー用でない普通のスタンプが見当たらない。中部では、中部道の駅スタンプを押せるスタンプコレクションブックといった小冊子も配布しているらしく、売店で貰ったのだが、かんじんのスタンプが置いていないのだ。再び売店の人に聞くと、キーワードラリーのスタンプ台とは別の場所に設置されているではないか。というわけで、真っ新な中部スタンプ帳の1ページ目を飾るは「富士」のスタンプとなった。しかし、このスタンプ帳、関東のものと違ってスタンプを押すページは使う人の自由、しかもページの両面に押すような印刷になっているため、スタンプを押すと裏面に若干写りこんでしまう。これではなんだか後で見ても美しくない。結局、スタンプを押した面の裏ページは空ページにしていくことにした。出来れば関東のスタンプ帳のようにスタンプを押すページもあらかじめ指定してくれたほうが、より集める楽しみを倍増させてくれるのに、と思ったのだが。
「富士」を訪れる客層が今まで訪れてきた駅とはちょっと異なるせいだろうか、2Fの展望台へあがる階段に座り込んでる人や、足を投げ出して座っている人たち、あの壁の落書き、トイレが不衛生、どれもが不快感をかき立てる。まぁ、人がいっぱい集まるところだから、仕方がないのだろうとは思うのだが、駅側で対応できる部分は、もう少し清潔感を保って貰いたい。

番外編その2 「富士川楽座」、ここって東名高速の富士川サービスエリアと合体施設なのね (静岡県)
到着時刻:12:31 スタンプ設置場所:記念スタンプと見延道スタンプラリー用:1階ロビー内 道の駅キーワードラリー用:3F出入口付近
道の駅「富士」から「富士川楽座」は近距離にある。国道1号の新富士川大橋を清水方面に向けて渡ったらすぐに右折して、富士川沿いを走るのが近道だ。ただ、道幅は狭い箇所もあるため、大型車は注意が必要かもしれない。しばらくすると突き当たりになるので、県道に出たあとは看板に従っていけば目の前に巨大?ビルが現れる。

しかし、どうしてこんなに混雑しているのか、満車である。一体、ここには何が待ってるのか、とわくわくしながら車が空くのを待ち、ほどなく駐車。ここに来るまで、この道の駅が東名の富士川SAと併設されているとは全く知らなかった。2000年の春にオープンしたことは情報として得ていたのだが、これほど大きいとは。雰囲気こそ全く異なってはいるのだが、道の駅「ふじおか」を思い出す。


(写真:記念スタンプ/見延道スタンプラリー用 1階入り口)
「富士川楽座」は4階のビル状の建物からなる。これはスタンプの場所を探すのも一苦労かと思いきや、1階入り口のロビーにて発見。しかし、ここにはキーワードラリー用スタンプが置いていない。とりあえずスタンプ帳にはいつもの記念スタンプを2種類押す。2階にあがると富士川の様々なパネル展示があり、その一角にキーワードラリーの一文字が貼ってある。あれ、普通はキーワードラリー用スタンプと一緒に置いてないか?と不思議に思いながら、3階にあがるといきなり人混みにもまれる。

(写真:キーワードラリー用スタンプ台 3階出入口付近)
「な・・・なんだここは」と、そう ここが東名の富士川SAと繋がっていて、東名利用客と一般道の利用客が合わさって混雑を増強しているのだ。丁度お昼時ともあって、その混雑模様はもう異様と言いたいほど。道の駅キーワードラリー用スタンプは、なんと3階の出入り口付近に置いてあった。幸い、スタンプに群がる人はいなかったため、安心して押す。しかし、物産店も人・人・人、食事処は長蛇の列、マクドナルドにまで行列が出来ているのだ。当初、ここで昼食をとろうかと考えていたのに、この人混みを見た途端、"こあ"氏はひとこと「まさか、ここで食べようなんて考えてないよね」とぼそっと言う。実は二人揃って人混みは大の苦手で、このせいで体力を奪われてしまうこととなった。一応、駅の様子はなんとか堪能しなければ、と急いでぐるっと廻り、逃げるようにして「富士川楽座」を後にしたふたりであった。

「とみざわ」、よし!これで山梨県全駅制覇だ (山梨県)
到着時刻:13:56 スタンプ設置場所:売店内レジ横
「富士川楽座」から次へ向かう駅「とみざわ」まではそれほど遠くない。地方道10号線をひたすら山梨県方面へ走り、途中から国道52号を走ると左側に大きなタケノコのモニュメントが見えてくる。それが「とみざわ」の目印だ。
この「とみざわ」のスタンプを押せば、無事に山梨県全駅を制覇したことになる。売店に入り、早速スタンプを押す。おっと忘れてはならない、山梨県道の駅スタンプラリーもここのスタンプを押せば4駅制覇で応募資格を得ることが出来ることを思いだし、先日3駅分を押したスタンプラリー用紙を鞄から引っぱり出す。4つ目の駅「とみざわ」のスタンプを押して、「やったねっ!」と満足げに住所氏名を記入して、応募ボックスに入れる。丁度、我々がスタンプを押している最中に、関東道の駅スタンプラリーのチャレンジ賞に応募するべく、店の人にスタンプ数をチェックして貰っている人に遭遇。何故チャレンジ賞だって?スタンプの数が13個と書かれていたのを、チラッと見てしまったから(笑)。我々もいつかああやって、店の人にスタンプをチェックして貰う日が来るのだろうか。うむ、楽しみである。
しかし、なかなか昼食にありつけない。この土地ならでは、といった食事もなさそうだし、先に行くしかないか、と売店を出る。どうやらここでは土日限定でタケノコご飯があるらしいのだが、ちょっと食事コーナーを覗いたところ、そのようなものがあるようには見えなかった。再度、大タケノコモニュメントを見上げたのちに車に乗り込んだ。

番外編その3 「朝霧高原」再び静岡県へ (静岡県)
到着時刻:15:14 スタンプ設置場所:記念・キーワードラリー用共に情報案内カウンター前
実は、「とみざわ」に来た時点で本日回る予定数に達したのであった。しかし、時間はまだ早い。おまけにご飯だって食べてない。じゃぁついでに近くにある駅に行ってみようか、と地図を広げて「とみざわ」付近を探すと、割と近い位置に「朝霧高原」があるではないか。朝霧高原は、ラリーを始めた最初の回で既に一度訪れているのだが、デジカメのメモリー残量が既になかったために、「要再訪駅」のひとつであったのだ。

今、「とみざわ」へ来た道を戻ると国道52号から国道469号へ分かれる道があるので、この国道469号をひたすら走り富士宮へ入るルートを選択したのだが、なんとこの国道469号、途中から極めて狭路が続くことになる。おまけにすれ違いも出来ない狭い道だというのにダンプは来るわ、ブラインドコーナーは続くわで、かなり極度の緊張を強いられることとなってしまった。この道を選択した"ほし"は、嵐のような後悔の中、なんとか"こあ"氏をなだめながら走ってもらう。まぁ、峠道を走ること自体は大好きな"こあ"氏だから、「まぁ、これもいわゆる余興みたいなもので・・・」と思ってくれているに違いない(苦笑)。

やっと普通に走れる道路に出て、無事に「朝霧高原」に到着。いかにも牧場に建っていそうな赤い屋根の建物が印象的だ。まずはかなり遅い昼食をとるべく、食堂に入る。食券形式の食堂で一見メニューも何処にでもありそうなものばかりだと思って見ると、意外や意外 朝霧高原牛ステーキ定食や、同じく朝霧高原牛ハンバーグ定食など、この場所ならでは、のメニューもある。といっても、時既に遅しで売り切れ、残念。まぁ、とにかくこの空腹を満たすには豚カツ定食だ!と二人揃って頼む。あまり期待はしていなかったのだが、いやはやこれがなかなか美味しい! 普通、こういった食堂のカツって、肉は薄いわ衣は厚いわつい不満のひとつやふたつ言いたくなるものが多いのに、ここは肉も厚く食べ応えがある。"ほし"も"こあ"氏も脂が大好きで、ヒレよりロース派なのだが、その点もばっちり! 空腹感を満たし、これからどうするかを話し合い出す。そう、まだこの時点で16時。今日は時間に余裕がありすぎて逆に調子がくるってしまっている。「このまま帰るのはなんだか勿体なくない?」「もう一カ所くらい行けるんじゃない?」ふたりともついつい欲が出る。出した結論が、「長野でここから一番近い駅に行こう」である。しかし、甲府から行く場合、長野県の中で一番山梨寄りといえば、先日行ってしまった「信州蔦木宿」。ここより先、というと「小坂田公園」や「風穴の里」しかない。人に言えば10人中9人は「勿体ない走り方」と言うであろうが、このまま帰るのが勿体ないということが既に頭にこびりついている我々は、結局勿体ない走りをするほうを選択。「よし、行くか」・・・ってまだスタンプを押してない。

といっても、ここでは既にキーワードラリーのスタンプは押し済みなので、記念スタンプのみ。売店を少し覗いて何か買おうかと物色する。売店では美味しそうな牛乳やアイスクリームもあったのだが、アイスクリームは行列が出来ていたので断念。まぁ先ほど食べたばかりで別腹にも入らないほど満足していたせいもあるかもしれない。さて、次に行くと決めたら、そろそろ出たほうが良いんじゃないか?と出発。

一路「小坂田公園」へ。こんな贅沢走りが出来るのもきっと今のうちなんだ (長野県)
到着時刻:18:27 スタンプ設置場所:管理事務所案内受付前 レストラン内売店入口にもある
普通だったら、「朝霧高原」を今日の駅めぐり最後にして帰宅するってもんだろう。しかし、夕方だというのについつい足は長野に向いている。このまま一泊して長野を巡って翌日に帰るならばいざ知らず、多分1駅しか行けないであろう時間にあえて長野へ行ってそのまま泊まらずに帰ってくる事を選択する我々も、つくづく呆れた面々である。しかし、既に中央高速は都内に向けて渋滞が広がっている。このまま渋滞で時間を費やすよりも有意義だ、なんて妙な納得をしながら長野へ向けて走るのであった。目指すは塩尻IC。

ところが韮崎を越えたあたりから雨が降り出した。長野へ近づけば近づくほど雨はひどくなる一方。前もろくに見えない状態である。そこで我々は決定的なミスをおかしてしまった。雨のせいもあって車はかなりのノロノロ運転。バスも走行車線と追い越し車線を併走する始末。どうせノロノロ走るならば走行車線を走れ、と言いたいものだが、走行車線よりもペースの遅い追い越し車線に、少々苛立ち始めていた。また、普段塩尻ICで降りる事なんて無いために、つい中央・長野自動車道の分岐を間違えて走る結果となってしまった。"ほし"の指示の仕方がまずかったのかもしれない。ただ、以前白馬方面にも行っているので、その途中に位置する塩尻ICならば、てっきり判ってるものと思いこんでしまったのもある。いずれにしても、車内は険悪な雰囲気。しかし、いつまでもそんな事を引きずっている訳にもいかない。中央自動車道の伊北ICで降りて、ひたすら国道153号線を北上する。雨は滝のように降り続き、道は川のごとく水であふれかえっている。通り沿いの住人が外に出て様子を心配そうに見ているくらいにひどい状況が続き、このままでは折角道の駅に着いても写真すら撮れないかもしれない、と心は重い。

「小坂田公園」は国道20号沿い。国道153号を塩尻方面へ走ると地図上では国道20号に接続できる一般道があるのだが、路上の標識では一向に国道20号を誘導する文字が出てこない。果たしてこの道で曲がって良いのだろうかと不安になりつつ、地図を頼りに進み、なんとか国道20号に出る。すると、道の駅「小坂田公園」の看板を発見。ホッとしながら駐車場に入ると、ここには駐車場しか無いではないか。「あれ、どうなってるんだろ」とよくよく見ると地下から道路の反対側へ出ることが出来るような構造になっている。道の駅「富士」の場合は、地下は歩道のみであったが、ここの場合は車ごと道路の反対側に行けるのは嬉しい。

地図をみてもスタンプ帳をみても、道の駅「小坂田公園」は岡谷市から塩尻市に向かって国道20号の左側に位置するように書かれているのだが、"ほし"にはどうみてもメイン建物は右側に位置するように思える。一体どうなってるんだろう。まぁ、それはさておき、そろそろ空は暗くなってきた。それもそのはず、時刻は18時半、しかもまだ雨が降っている。しかし、ここの施設は一応19時まで開館、レストランは22時まで、とスタンプ帳にも書かれていたので、安心しきっていた。

さて、何処から見ようかな、とウロウロし始め、まずはスタンプを探そうと歩いていると、お菓子の家のようなメルヘンチックな建物を発見。スタンプラリーの幟も確認。どうやらここは管理事務所らしいのだが、電気こそついているものの、入り口には「本日は終了いたしました。またのお越しをお待ちしています」の看板が・・・。「ちょっと・・・・19時までって書いてあるのに、どうしてなの?まだ19時になってないよぉ」と"ほし"は半べそ。折角ここまで苦労してやってきたのに冗談はよして、の気分である。"こあ"氏が入り口のドアを引くと、どうやら鍵はかかっていないようだ。「やっぱりまずいんじゃない?」と"ほし"が躊躇すると、「中に入って聞いてきてあげるよ」と 、なかなかたのもしい"こあ"氏。事務所の中にはまだ所員と思われる人が残っており、「スタンプを押しに来たのですけど」と理由を話すと、「いいよいいよ、ここで押していきな」とすんなり許可してくれた。"こあ"氏がさりげなく「ここって19時までじゃなかったでしたっけ」と事務所の人に話しかけると、その人はさらりとこう言ったのである。「あ、今日は雨が降ったから早く閉めたんだよ。」 ううむ、言葉もなくお礼だけを言って事務所を出たふたりであった。
ここはこんな閉館ぎりぎりの夕方に来てはだめかもしれない。ここで遊ぶことを考えている訳ではなかったのだが、レストランを除く施設は既にみんな終了している。ゴーカートも蝶の博物館もパターゴルフ場もプールも、みな静まり返っている。"ほし"が「ゴーカート、乗りたかった?」と"こあ"氏に聞くと、「いやぁ、いっつも本物の車に乗ってるんだから、今更良いよ」とごもっともな回答。子供でもいたらきっと回答は変わっていただろうが(笑)。それにしても人のいない遊び場ほど寂しいものはない。そうそう、レストランの入り口は2階からだが、入り口には売店があって、なんとそこにもスタンプが置いてあるではないか。事務所が閉館したからここに場所を移したのか、それとも最初から2カ所に設置してあるのかは不明である。

時間に余裕がありすぎると欲が出てこの有様である。番外編を含めると本日は7カ所を巡り、そのうち関東道の駅スタンプラリーとして有効な駅は4駅。ここにきてややペースもダウン気味である。しかし、道の駅ならでは、の雰囲気もしっかりと味わいたい。まぁ11月まではまだ日もあることだし、「楽しみながら」ラリーを続けたい。あくまでも「楽しい」気持ちを忘れない程度に頑張れれば、と。といっても、11月に入ってもまだ制覇しきれてなければきっと「楽しさ」後回しで走り回るのだろうか・・・そんなことの無いようしっかりと計画を練っておきたいものである。

ちょっぴり余談

朝、施設が開館する時間までに最初の駅にたどり着いたうえで待ち、そこからスタートするとこれだけ時間に余裕が出来るのか、ということを思い知らされたような一日であった。次もこの手で行こうとは思っているのだが、なにしろこう朝が早いと体力が保つかどうかがいまひとつ不安でもあったり。前日にはしっかりと早寝をしたつもりでも、極端な早起きに慣れていないと生活のリズムが崩れてしまうのだろう。なかなか難しい。学生時代などは朝3時頃から起きて出かけては山からアマ無線運用をする日々だったのに、やはり確実に年をとっているのだ、と実感するのである。


前回の日記を読む?(2000/08/12)  次の日記を読む?(2000/08/27)


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最終更新日:2000年08月23日