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| 2003年4月16日に、山梨県の道の駅「富士吉田」が供用開始された。それから約1ヶ月以上が経過したというのに、いまだに新駅散策の旅の計画すらたてられずじまいの日々が続いていた。相方の"こあ"氏が業務多忙につき、という大きな理由も抱えていたのだが、せめて休日くらいは人並みに休んでおくれ、と悲痛の叫びをあげる"ほし"。ようやくその願いはかない、貴重な1日の休みを新駅散策の旅にあてることが出来たのである。 実は"ほし"は、"うどん"の類を好んでいる。ここ数年でこそ、駅巡りのおかげで蕎麦を食するようにもなったのだが、それまでは、うどん一辺倒だったのである。それだけに、今回の旅のメイン的な駅である「富士吉田」の「吉田のうどん」は大いに気になるところなのだ。聞けばかなりのコシの強さ、というではないか。"ほし"的には大歓迎な要素であり、それとともに期待はますます膨らむばかりだ。 さぁ、期待のうどんは、果たして我々を満足させるのだろうか。 |
【東京都下出発時刻】06:09 【東京都下到着時刻】22:37 ■色は山梨県の道の駅 ■色は長野県の道の駅 |
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| 国道20号/国道16号/国道413号/ (県)729号/国道138号 |
富士吉田 08:34 |
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| 国道138号/国道358号/(主)29号/ (主)12号/国道52号 |
しらね 12:37 |
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| 国道52号/(主)6号/国道141号 | 南きよさと 13:58 |
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| 国道141号/(県)608号/(主)17号/ (主)11号/国道20号 |
信州蔦木宿 15:14 |
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| 国道20号 | はくしゅう 15:45 |
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| 国道20号/国道137号/国道138号 | 富士吉田(再) 18:47 |
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| ▼道の駅「富士吉田」へのルート: 自宅から(中央道本線に入ってまもなく表示された渋滞表記におののき国立府中ICで高速利用を断念)国道20号/国道16号/国道413号/(県)729号/国道138号 (距離:約102km) 朝、6時過ぎに自宅を出た我々は、調布ICから中央道の本線に入ったはいいが、まもなく前方の道路表示板になにやら輝く文字を確認する。「えっ、なになに?八王子−小仏トンネル 事故渋滞7km・・・」、おいおい、調布IC入口手前では、ひとつもそのような情報は掲示されていなかったではないか。 更に「大月まで2時間以上」、この表示が我々をうちのめした。このままダラダラと渋滞の列に並んでいたら、一般道以上に時間がかかりそうである。「迷っている場合ではないよ。次のICで降りよう」、そう、結局1区間だけ高速道路を利用した我々は、府中・国立IC出口ですごすごと一般道に降りる羽目となったのであった。「たった1区間走っただけでも600円、これは勿体なかったね」、そう、今まで我々が走っていた区間は、八王子料金所と首都高速道路をつなぐ特別線なので、一律600円なのである。 というわけで、少々勿体ない走りをしてしまった訳だが、この決断は正解であった。国道20号から国道16号(相模原市内)を経て国道413号に至るまで、行き交う車の量は不気味なほどに少なかったのである。GWの翌週あたりはドライブ人口も極端に少ないようだが、既に5月も下旬ゆえ、再び休日ドライブを楽しむ人も増えてきているはずだ。ところが、毎度混雑に悩まされるはずの津久井湖周辺も、すんなりと通過。 本格的な山道である国道413号を西へ西へと走れば、我々にとっての定番の駅である「どうし」が見えてきた。交通量こそ少ないが、この駅は何時訪れても多くの立ち寄り客で大にぎわい、それは本日も変わることはなかった。しかし、到着したのが8時前後ということもあってか、まだ開館前ゆえ、本日は小休憩のみで駅をあとにする。 |
| ▼本日はなんと山中湖ロードレース開催日だった そんな快適な山あいのドライブも長くは続かなかった。というのも、道路上に立てかけられた看板になにやら交通規制の文字が並んでいるではないか。しかも、その期日は「えっと、5月25日・・・って、今日だよ今日!」、実はこの日、山中湖畔では「山中湖ロードレース」なるマラソンが開催されるのだ。第23回ということなので、既に毎年恒例行事といったところだろう。ということは、山中湖周辺はこれから交通渋滞が発生するであろうことが、容易に予想できた。 「うわっ、とにかく早々に通過してしまおう」と先を急ぐ我々。看板によれば8時過ぎから山中湖畔は既に規制対象となっているようだが、幸いまだ迂回をうながす看板は出ていない。今日ばかりはのんきに富士山を拝みながらの湖畔ドライブは楽しめそうにない、と慌ただしく湖畔を脱出すると、国道138号を富士吉田IC方面へ。 すると、左手に「ふじやまビール」の看板と共に道の駅「富士吉田」の案内看板がみえてきた。 |
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| ▼次なる道の駅「しらね」へのルート: 富士吉田から国道138号/国道358号/(主)29号/(主)12号/国道52号 (距離:約55.4km) さぁ、次は向かうは白根町、もとい、南アルプス市にある道の駅「しらね」である。この駅も、2002年秋の建設中に一度訪れたことがある。その際にはほぼ外観は完成しており、「どんな駅になるのだろう」とワクワクしながら外から眺めたものである。 というわけで国道138号に出た我々は、鳴沢村方面へと走り出した。山中湖ロードレースの影響がこの周辺まで及んでいるかと心配したものの、どうやらそれは無いらしく、きわめて順調な流れを維持している。 |
| ▼道の駅なるさわ→とよとみ
道の駅きっぷはいずれも無し? 7月になれば、関東における道の駅スタンプラリーが始まるのだから、道の駅きっぷはその時に探せばいい、と頭では思っているものの、やはり気になる存在だ。結局、沿線上にある道の駅だけには立ち寄ってその存在を確かめておこうと考えた。そんなわけでまず立ち寄ったのが道の駅「なるさわ」、観光案内所の職員さんに聞いてみると「あぁ、うちは扱ってませんねぇ。朝霧高原ならばありますよ」と親切に教えてくれた。 そして、国道138号から国道358号へと進み、上九一色村から中道町を北上、主要地方道を経て国道141号に出ると、すぐに現れるのが道の駅「とよとみ」、ここでも売店の店員さんに聞いてみたが「きっぷ?いえ、うちではそういうものはありませんねぇ」といった回答が返ってくる。 「とよとみ」や「なるさわ」には道の駅ラベルワインなるものまであるから、もしかしたら切符だって扱ってくれているのでは、といった期待をもっていただけに、すっかり意気消沈の"ほし"である。それにしても、これではまるでアイテム求めて町の人に聞き回るといった、それこそロールプレイングゲームでもしているような気分である。ということは、さしずめアイテムが見つからず、オロオロする主人公といったところか。 「とよとみ」を出た我々は主要地方道12号をしばらく北上、国道52号に出ればまもなく左手に道の駅「しらね」が現れた。 |
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| ▼次なる道の駅「南きよさと」へのルート: しらねから国道52号/(主)6号/国道141号 (距離:約26.1km) さて、次に向かうは「しらね」や「富士吉田」と共に2002年度に新規登録された道の駅「南きよさと」である。この駅は以前より「南八ヶ岳花の森公園」として知られていた場所であり、我々も2002年の夏に訪問している。今回は、道の駅の案内看板が設置されたかどうか、更にスタンプの有無を確認したいという目的もあって、再度訪問することにしたのだ。 道の駅「しらね」を出た我々は主要地方道39号から国道52号に出るとしばらく北上、韮崎市内から主要地方道6号を経て国道141号に進む。実は、この先には道の駅「にらさき」も存在するのだが、今回はそのまま通過だ。「それにしても、この沿線上も交通量が少ないね。」、まぁ、国道141号といえば、もともとそれほど交通量が多い沿線では無いのだが、いつもにもまして、そう感じるのである。「混雑していないにこしたことはないのだけどね」そうして、沿道の木々に初夏を感じながら走れば、道の駅の案内看板と共に右手に見えてきたのは道の駅「南きよさと」だ。 |
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| ▼次なる道の駅「信州蔦木宿」へのルート: 南きよさとから国道141号/(県)608号/(主)17号/(主)11号/国道20号 (距離:約18km) さて、ここまで来たらやはり寄っておきたいところ、それが次に向かう道の駅「信州蔦木宿」である。高根町からならば、ほぼ西へ直進18km程の位置にあるのだ。国道141号 長沢交差点から県道608号に入ると、のどかな田舎道を西へ西へと走り、やがて小淵沢町へとさしかかる。 更に、中央道 小淵沢ICから道の駅「信州蔦木宿」へ向かう際に利用する道と合流すれば、山をくだる形で国道20号に近づいていく。この間も、やはり行き交う車はほとんどなく、そのせいで逆に不安感が増していく。それでいて、各道の駅はそこそこの混雑なのだから、不思議なものである。 特に交通量が少ないと思われる道を選んで走っている訳ではないため、たまたま運が良かったのか。 |
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| ▼次なる道の駅「はくしゅう」へのルート: 信州蔦木宿から国道20号 (距離:約7.9km) ここまで来たら立ち寄ろうシリーズ第2弾は、道の駅「はくしゅう」。「信州蔦木宿」と「はくしゅう」はこの沿線を通過する度に必ず立ち寄ってしまう駅たちなのだ。 というわけで、国道20号をしばし南下すれば、あれよあれよという間に道の駅「はくしゅう」が見えてきた。なんといっても、8kmほどの距離なので、息つく間もなく到着してしまうのだ。しかし、「信州蔦木宿」から「はくしゅう」へ向かう場合は、駅へは右折方向で入る必要がある。幸い、この日は交通量も少ないため、難なく駅内へと入ったのだが、これが混雑している日ともなれば、右折で「はくしゅう」に入るのは至難の業である。 |
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| ▼再び道の駅「富士吉田」へのルート: はくしゅうから国道20号/国道137号/国道138号 (距離:約73.6km) これで、本日の道の駅巡りは終了・・・ではなかった。いや、"道の駅"としての訪問はこれにて終了だが、再び道の駅「富士吉田」に逆戻りだ。というのも、"ほし"は道の駅「富士吉田」の向かいにある「ふじやまビール」でビールの味を堪能したかったのである。 帰りがてら、というには多少方向こそ異なるが、たいした遠回りにもならないだろう。酒好きの相棒をもってしまった"こあ"氏は既に諦め顔で、「はいはい、どこにでも行きましょう」と、カーナビの目的地に道の駅「富士吉田」、もとい、「ふじやまビール」を設定する。 そうして国道20号を延々と南下していく。なにしろ、富士吉田市内まで約73kmもあるため、そこそこの長丁場である。しかも、韮崎市を過ぎた辺りから甲府市の先まで、ここにきて今日1日分の渋滞がここに集まってきたのではないか、といった渋滞が発生しているではないか。「いやぁ、今日はどうしてこんなに誰も走っていないのだろうね」なんて呑気なセリフを語っていた己を思いきり後悔させるほどの混雑である。 甲府・石和町を抜け、国道137号へと進めば、ようやく混雑から解放され、御坂の山越えである。秋になればこの辺りの山一帯が真っ赤に染まり、まさしく秋を感じさせてくれるのだが、今は緑の山々が広がり、そんな山あいの道をぐいぐいと上がっていくのも気持ち良いものだ。 途中、御坂町から河口湖町を結ぶ新御坂トンネルを利用するが、なかには雄大な富士山を拝むことができる県道708号御坂峠を好んで走る人もいるだろう。時間と気持ち的ゆとりがあれば、いずれは通ってみたい道なのだが、毎度毎度気持ちに余裕がないのか、いや、単に先を急いでいるせいか、新御坂トンネルを利用して河口湖方面へと向かってしまう、情緒のかけらもない我々である。 こうして河口湖畔を抜けて再び富士吉田市内へと戻ってきた。国道138号山中湖方面へと出ると、まもなく本日の朝訪れたばかりの道の駅「富士吉田」の看板が見えてくる。本日2度目の到着である。 |
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| 館外に出ると、既に道の駅のメイン施設は照明が消えていた。それもそうだ、既に20時半になろうとしていたのだ。「さぁ、のんびり帰るか」と、朝に通過してきた山中湖方面へ。いつもは安直に高速道路を利用して帰る我々も、「のんびり帰る」という言葉のとおり、一般道でゆっくり帰ることにしたのだ。特に高速道路の渋滞を意識したつもりはなかったのだが、途中でカーナビの画面をなにげなく眺めれば、「うわっ、中央道は大渋滞だよ」、それは談合坂SAあたりから八王子付近まで混雑を示す赤ラインが輝いていたのである。 「中央道で帰らなくて良かったね」と心の奥底からほっと安心する我々は、そのまま国道413号を走りながら都内へと戻っていった。 こうして、「吉田のうどん」や「ふじやまビール」を堪能する、いわゆる「食」に始まり「食」に終わる今回の旅は、満足のうちに終了である。さぁ、買ってきた「吉田のうどん」はうまく茹でることができるだろうか。 |
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最終更新日:2003年06月23日