![]() |
|
| あぁ、今シーズンの冬はほとんどといって出かけずじまいで、春がやってきてしまった。といっても、都内の3月はまだまだ寒さすら感じる今日このごろ、そんななか、一足早くやってくる春を探しに房総へ行ってみよう、ということになった。ところが、「年末にも千葉の県内をあんなに走ったばかりだというのに、また千葉?」"こあ"氏は思いきり不服そうな表情、まぁそれはとりあえず見なかったことにしよう。そうして、"ほし"は「花」に着目して廻るべく計画をたてはじめた。 我々の旅日記を毎回読んでくれている皆さんも、「おいおい、また千葉?しかも、前回とまたしても同じ場所ばかり・・・」、と思ったに違いないが、季節変わればまた印象も異なるということで、笑って見逃してほしい。春の花をおいかけたい、その欲求は既に誰にもとめられないのだ。 |
【東京都下出発時刻】06:35 【東京都下到着時刻】19:42 ■色は千葉県 赤文字は道の駅以外の場所 |
|||
| 中央自動車道/首都高速/東京湾アクアライン/ 館山自動車道 木更津南IC/国道127号 |
とみうら 08:39 |
![]() |
|
| 国道127号/(県)185号 | 花倶楽部 10:11 |
||
| (県)185号/市道/(県)257号/国道410号 | 千倉花畑(白間津P) 11:49 |
||
| 国道410号/町道 | ちくら・潮風王国 12:52 |
||
| 町道/国道410号/(県)297号 | ローズマリー公園 丸山町 14:53 |
||
| (県)297号/国道128号 | 鴨川 オーシャンパーク 15:57 |
||
| ▼道の駅「とみうら」へのルート: 自宅から中央自動車道/首都高速/東京湾アクアライン/館山自動車道 木更津南IC/国道127号 (距離:約129.2km) 朝ののどかな日差しのなか、あいかわらずどたばたと出発した我々が最初に向かう場所、それは千葉県の「とみうら」である。実は今回は「春の花」がメインテーマ、つまり道の駅「とみうら」よりも、姉妹場所である「花倶楽部」が主たる目的だったりするのだが、やはりここまで来たら「とみうら」にだって寄りたくなるってものだろう。 すっかり慣れ親しんだコースを走りながら、首都高速からレインボーブリッジを経由して千葉方面へ。「あぁ、昨年は天候に恵まれない旅が続いたけれど、今年はどうやらその不運からも脱出だろうか」と空を見上げながら、アクアラインを走っていると、どうも千葉の空は妙にどんよりと厚い。あぁ、やはりどこまでもついてないのか、我々の旅。さて、千葉県内に入り、一般道へとおりると国道127号をひたすら南下。「春を感じにきた割には、まだ周囲の風景は冬そのものだよ」、"こあ"氏の鋭い指摘に返す言葉もない"ほし"、「うーん、房総って2月頃から春の花が咲き始めるっていう話なんだけどな」とオロオロと周囲を見渡せど、確かに木々は冬の装いのまま、春にはまだ縁遠い。 |
そんななか、富浦町に入ると、今まで何度ともなく走っていながら全く気づかなかったものを今回発見。それは、なんと町中に設置された街灯、それも「富浦町」を思わせるものなのである。何故?その街灯は、何を隠そう富浦の特産である「枇杷」をイメージした外観なのだ。そういえば、街灯のデザインに町の特徴を活かしたものを採用している町を見かけるが、ここ富浦町もそうだったのか。我々はしばし枇杷街灯の下を走りながら、更に南下を続けていくと、約3ヶ月ぶりの「とみうら」の屋根が見えてきた。 |
|
||||||||||||||||||||
| ▼次なる場所「花倶楽部」へのルート: とみうらから国道127号/(県)185号 (距離:約3.7km) 道の駅「とみうら」の姉妹施設である「花倶楽部」は、その名から容易に連想できるだろう、花詰み等が可能な花ハウス群である。早速行ってみようと、まずは国道127号に出ると館山市方面へ走り、県道185号の看板に従って内陸部へと曲がる。あとは、しばし道なりに北上していけば良いはずなのだが、途中に分かれ道があったりと、「本当にこっちで良いのかな」と不安にさせる箇所に遭遇するのだが、前もって「とみうら」の店員さんにポイントを聞いていたおかげで、なんとか事なきを得たというところか。 山あいの道をしばし走っていれば、やがて右手に「花倶楽部」らしき建物が見えてきた。 |
|
||||||||||||||
| ▼次なる場所「千倉花畑」へのルート: 花倶楽部から(県)185号/市道/(県)257号/国道410号 (距離:約29.9km) そんなどんより空の下を走り出した我々が次に向かう先、それは千倉町の花畑(千倉町白間津パーキング)である。千倉町の花畑は房総の中でも有名、春を感じたいならば是非とも立ち寄りたいスポットのひとつではないか、と勝手ながらそう思いこんでいる。 というわけで館山市を南下開始、国道127号に復帰したうえで南下するのも良いだろうが、ここはカーナビの指示に従い、国道には出ずに更に海岸線に近い県道と市道を走ることにした。というのも、館山から内陸部を通って千倉町へ向かうのではなく、あくまでも海岸線に沿って州崎を回り、白浜町を経て千倉町へと向かおうと考えていたのだ。 ところが、県道257号にて州崎をぐるりと回りながら海岸線沿い、つまり「房総フラワーライン」と称する道をしばらく走るのは良いのだが、どこをどうみてもフラワーラインというには少々寂しすぎる風景である。しかも、南国を象徴しているフェニックスの並木も枯れてしまっており、とても「春を探しに房総巡り」といったお題目にはふさわしくないようだ。 |
それでも県道257号から国道410号に合流すると、道の両端に咲き乱れる菜の花を発見、ようやくフラワーラインらしい空気が漂ってきた。しかし、それもそう長くは続かない。その代わりに、町のあちらこちらに花畑らしきものが見え隠れし始めた。さて、そろそろ千倉の花畑は近いのか。 |
|
||||||||||||
| ▼次なる道の駅「ちくら・潮風王国」へのルート: 千倉花畑から国道410号/町道 (距離:約2.4km) さて、そろそろここらで昼食にしよう。となれば、やはり「ちくら・潮風王国」に行くしかないだろう。しかし、我々は12月のあの不気味な程に静けさを漂わせていた「ちくら・潮風王国」のイメージを、とことん忘れさせるような光景に遭遇することになる。 といっても、この千倉の花畑でその序章ともいえる人込みに遭遇したため、ちょっとやそっとでは驚かないつもりでいたのだが、数キロ走った先に見えてきた車・車・車の列に、思わずそのまま何事もなかったかのごとく通り過ぎてしまいたくなる衝動にかられる。 |
|
||||||||||||||||||
| ▼次なる道の駅「ローズマリー公園・丸山町」へのルート: ちくら・潮風王国から町道/国道410号/(県)297号 (距離:約10.1km) さて、春の花探しといえば、次の駅も立ち寄らずにはいられない、そう、それが道の駅「ローズマリー公園・丸山町」だ。昨年暮れ、スタンプラリーを兼ねて2度ほど訪れたこの駅だが、そろそろ本格的に春の華やかさが感じられそうではないか、と期待もふくらむ。 というわけで、再び千倉の町並みを抜けて丸山町に向けて走り出した。「昨年末からこの道を何度走ったことやら・・・」"こあ"氏は事あるごとに愚痴が飛び出す。いやいや、全くもってそのとおりではあるが、「一足早い春」を感じるならば、やはり房総巡りあたりがお決まりなコース、今回は「春の花」に免じて許してもらおう。 既に走り慣れた道と化した国道410号から県道297号へと進めば、道の駅「ローズマリー公園・丸山町」は近い。 |
|
||||||||||||||
| ▼次なる道の駅「鴨川オーシャンパーク」へのルート: ローズマリー公園・丸山町から(県)297号/国道128号 (距離:約12km) さて、ここまでやって来たは良いが、そろそろ花を楽しむ旅にも終わりを告げ、「鴨川オーシャンパーク」を経由して帰ることにしようか、と県道297号を鴨川市方面へと北上。おっと、ここで久々に沿道の菜の花群に遭遇、本日はせっかく房総フラワーラインを走っておきながら、思いのほか沿道の花々たちを見ることが出来なかっただけに、嬉しい花々たちである。というわけで、しばし菜の花の旅を堪能しながら北上、国道128号を目指す。 国道128号に出てからは、しばし海岸線に沿って北上、そろそろ「フラワー房総」のイメージから「シーサイド房総」の印象が勝る風景が広がるかと思いきや、鴨川市内である看板が目にとまる。 |
▼「花の駅」いわゆる花摘み可能な花販売所
(千葉県鴨川市) 「ん、花の駅?」、その強烈な看板に引き寄せられるように思わず駐車場に停まっていた我々。ここは、道の駅「鴨川オーシャンパーク」から3km程南に位置する花販売所である。どうも、最近「××の駅」なる施設がいよいよ目立つようになってきたのだが、これはやはり道の駅の影響なのだろうか。なにはともあれ、「花」を楽しむ最終駅として、ここに立ち寄ってみることにした。すると、看板に「トイレ等は3km先に道の駅があります」と掲げられていることに気づく。「駅を名乗るならば、せめてトイレは設置してくれないと・・・」と苦笑していると、いやはや、トイレはきちんと設置されているではないか。どうやら、トイレの数が少ないため、「他にもトイレがある」といった配慮だったらしい。 |
販売所の規模はかなり小さめではあるが、館内には珍しい色の花々があり、心そそられる場面もあったのだが、既に車の中には花倶楽部と千倉で購入した花たちが、我々の帰りを待っている。「うーん、狭い我が家にこれ以上の花々は無理か」と結局、目の保養だけに終わるしかなかった。 |
建物裏手には、花摘みが可能な花畑が広がり、せっせと花摘みにいそしんでいる人たちが何組か見受けられる。やはり、新鮮な花々を安価で入手できるのだから、ついついあれもこれも、と花摘みをしたくなるものだ。そんな衝動をぐっとこらえ、しばし花畑で香りを満喫するのであった。 |
| 道の駅「鴨川オーシャンパーク」は花の駅の看板に掲示してあるとおり、この花の駅から約3km程先に見えてきた。またしても混雑の中にとびこんで行かねばならないのか、と思いながら駐車場へと進むと・・・ |
|
||||||||||||||||
| これにて房総花巡りの旅はおしまい、あとはのんびり都内に向けて北上だ。鴨川から木更津方面へ北上する場合は、結局山間部を素直に北上するのが早道、というわけで、我々は道の駅「ふれあいパークきみつ」を経由して帰ることにする。あわよくば売店に間に合うかもしれない、なんて甘い期待を抱えて走り続けたは良いが、やはりそんなに世の中甘くはない。 「きみつ・・・閉まってるね」「もう17時40分だものね」「あぁ、残念。米を買いたかったのに」、結局、駐車場をぐるりと一周しただけでそのまま「ふれあいパークきみつ」を出た我々は、房総スカイラインを利用して君津市内をなおも北上である。 房総スカイラインから主要地方道92号に出て、道なりに北上していけば自動的に国道127号との交差点に出られる。しかも、国道127号に出れば、木更津南ICはすぐそばだ。夕刻という時間帯ゆえ、国道127号はかなり混雑しているだろう、多少料金はかかったものの、房総スカイライン+主要地方道92号北上ラインは混雑回避に丁度良かったようだ。国道127号に出る頃には、夕暮れ空が今まさに夜に変わろうとしている。その後、高速道路に入ってからは、あいかわらず湾岸道路や京葉道方面は混雑していたものの、アクアライン経由での都内入りは順調だ。それにしても、アクアラインも開通当時に比べれば随分と利用者が増えたものである。混雑こそしていないものの、車の量は予想以上に多いのだ。 こうして都内を抜け、無事に東京都下まで帰ってくると、今更ではあるが後部座席下の花たちの様子が気になってきた。半日、一緒に連れ回して果たして花の命は大丈夫なのだろうか。家に戻ると、慌ててバケツに水をはり、花たちの水分補給だ。「いやはや、花摘みなんて初めての体験だったからな。」と花々を眺めながらつぶやく"ほし"。 ちなみに、あの後、房総の花たちは実に長寿であり、長い間我々の目を楽しませてくれた。特に、かたい蕾だった状態のものも、時間の経過と共に次から次へと花開き、嬉しい限りである。房総の花巡り、混雑こそしていたが、得るものも多々あったと実感する旅であった。 |
前年度の旅日記を読む?(2002/05/04)
次の旅日記を読む?(2003/04/07)
ご意見・ご感想・ご要望は、ふゆのほしまで。
Copyright(c)2000-2004 ふゆのほし All rights reserved
本サイトに掲載されている全ての内容の無断使用を禁じます。
最終更新日:2003年04月15日