| 「はが」正式オープンは2002年4月予定 でも各施設は営業中 (栃木県) |
ルート:(主)16号/国道293号/(主)3号/国道121号/(主)2号/(江曽島町付近)一般道/国道4号/(主)64号/(主)69号
到着時刻:13:52 スタンプ設置場所:「友遊はが」総合案内所 |
さて、次に向かうはまだ正式にオープンはしていない道の駅「はが」である。といっても、駅の施設と言われている温泉施設「ロマンの湯」やら農産物直売所、観光案内所に至るまで既に営業している。我々は、「どまんなか
たぬま」を出発すると、主要地方道16号を北上し、国道293号へと入ると栃木市方面へと向かう。国道293号は交通量も多く、また、なかでもダンプカーがやたら多いのだ。栃木市に近づくにつれてその量はどんどん増えていき、周囲は土ぼこりだらけである。周囲を見渡せば、山々を切り崩している光景がまるで古代遺跡にでも見えてくる。
「なんだか空まで土ぼこりで霞んで見えるね」と車窓から見える空が、妙に黄色っぽいのが気になる。土ぼこりが舞ってしまい、そう見えるのだろう。しばらくダンプカーにつきあいながら走っていると、やがて前方のダンプカーたちは右へ左へと曲がっていき、ようやく快調なペースに戻っていく。
そして、鹿沼市内に入ったところで国道293号から分かれて主要地方道3号に入り、更に快調な走行が続く。「このまますんなり道の駅まで行けるかな」と甘い期待もつかの間、主要地方道3号から国道121号で宇都宮市に入った辺りからまた交通量が増えてきた。この先はどうも混雑していそうではないか、という不安は的中した。宇都宮市内の江曽島町辺りの市道をウロウロしながら、ひょっこり出てきたところは国道4号、それもJR宇都宮の近くである。渋滞していてもおかしくないこの場所から慌てて迂回路に入り、なんとか渋滞の列に並ぶことなく、主要地方道64号に出てきた。
主要地方道64号をこのまま東へと走っていくと、やがてそのまま道の駅「はが」の沿線上である主要地方道69号へと入ることが出来る。JR宇都宮駅から東へのびる主要地方道64号も、渋滞とは無縁ながらも、交通量は実にのんびりまったりした流れで、眠くなってきそうだ。しかし、芳賀町のちょっと手前から主要地方道69号へと入ったところから、少々メリハリのある流れへと変わり、どうやらこの調子で道の駅「はが」に着くことが出来そうだ。
といっても、道の駅の案内看板はまだ設置されていないだろうから、温泉施設である「ロマンの湯」を目指して行くしかない。すると、まもなく右手にそれらしき建物が見えてきた。「おぉ、あれだあれだ」と早速駐車場に入ろうとすると、予想を上まわる混雑で、駐車場に停められそうにもない。やはり温泉施設は何処も混雑してるのだなぁと改めて実感。というわけで、隣にある農産物直売・加工施設「友遊はが」の駐車場に停めることにした。 |
道の駅「はが」は、前述のとおり、温泉施設である「ロマンの湯」とその隣にある「友遊はが」と称する農産物直売・加工施設から構成されている。正式オープンは2002年の4月ということなのだが、既にどの施設も営業しているため、来年の4月までに何が変わるのだろう、とやや不思議にも思う。
まずは「友遊はが」の施設内から散策してみるべく、建物に足を踏み入れた。そこでふとある事に気づく。「そういえば、昼食がまだだったっけ」、そのまま我々は散策は後回しに、まずは胃袋を満たそうとレストランへ入ることにした。「ここはパスタがメインのレストランなんだけど、構わないかな?」と"ほし"は"こあ"氏にお伺いをたてる。すると、「あぁ、構わないよ、とにかく早く食べたい」と、昼食のことを思い出した途端、急激に力が抜けていく"こあ"氏。そこで、入口のメニューを軽く眺め、ある程度目星をつけてレストラン内に入る。さすがに、14時を過ぎているせいか、先客は少ない。 |
レストランの名前は「トラットリア・マンマ」、パスタを中心に新しい食文化を提供するという宣伝の元、数々のパスタと手作りケーキ等がある。"こあ"氏は「スパゲッティ・カルボナーラ」、そして"ほし"はといえば、最初は「きのこのクリームスープスパゲッティ」にするつもりだったのだが、「マッシュルーム」に惹かれて急遽「マッシュルームのトマトスープスパゲッティ」を注文することにした。おまけに、"ほし"はサラダが食べたいだなんて我が儘を言いだし、スパゲッティセットに格上げ。
レストラン内はちょっと洒落た雰囲気で、のほほんと座っていると、道の駅巡りをしていることを忘れてしまいそうだ。しばし窓から見える光景を楽しみながら料理が来るのを待っていると、まずはセットのサラダがやってきた。これがなかなか美しい盛りつけがされている。 |
「食べるのが勿体ないなぁ」なんて言っていると、次にパスタが目の前に置かれる。更に店員さんがチーズとチーズおろし機を持って登場。店員さんが、その場でパスタの上にチーズをおろしながら振り掛けてくれるのだ。
さぁ、早速「頂きます!」と食べ始める。"こあ"氏が食したカルボナーラ(左写真)は、割とあっさり目のカルボナーラソースのようで、本人はかなり気に入ったご様子。 |
対して"ほし"のトマトスープスパゲッティ(右写真)のほうは、全体的に控え目な味で、良い言い方をすれば上品といったところだろうか。
"ほし"的には味にもう少しパンチが欲しかったため、ついタバスコを入れすぎてしまい、却って後悔する羽目に陥る。今度、またここで食事する機会があったのならば、クリーム系のパスタにしよう、と思う"ほし"であった。
セットには更にケーキもついてくる。クリームチーズケーキをつつきながら、「この後、駅内を散策したらとりあえず本日の予定は終了なんだけど、まだ時間はありそうだよね。どうしようか」と今さらこれからの予定を決めようとしている。おいおい、本日の予定はあらかじめ決めておいたのではなかったのか、と言われそうだが、体調との兼ね合いもあった為、なかなかビシッと予定を組めなかったのである(言い訳がましい)。しかし、"こあ"氏の咳がいまだ多いことを気にし、結局南下する方に決定。 |
さて、胃も落ち着いたことだし、駅内の散策を開始しよう。っと会計を済ませてレストランを出ると、目の前にアイスクリーム工房「TMTM」があるではないか。「まさか、本当にまた食べるんじゃないだろうね」と"こあ"氏はしかめっ面。実は最初からそのつもりで、セットについてきたチーズケーキは"こあ"氏に半分以上食べてもらったのだが、さすがに今は何も食べたくない。甘いものは別腹といったって、限界というものがあるのだ。「駅内散策して歩いているうちに、きっと食べたくなるよ」と、そうまでして食べるのか。
というわけで、まずは観光案内所に寄ってみる。すると、テーブルのうえにはスタンプが置いてあるではないか。まだ道の駅の案内看板も無いのに、スタンプが既に設置されているとは、驚きである。だいたい、本格オープンまではスタンプの類は置いていない駅が多いのだ。と、その近くには、「とちぎいきあい街道スタンプラリー」のポスターが貼ってあり、「はがのスタンプは11月上旬」と掲載されている。もし、この「とちぎいきあい街道スタンプラリー」が開催されていなかったら、まだスタンプは設置されていなかったのだろうか。 |
何がともあれ、スタンプラリー用紙にスタンプを押して、これで栃木のスタンプは2駅目。続いて、向かいの棟にある農産物直売所とフラワーショップを覗いてみた。フラワーショップ内にはカフェがあり、花に囲まれながらコーヒーやケーキを頂くことが出来る洒落た造りだ。ただ、花に過ごしやすい温度を設定しているためだろうか、人間にはちょっと暖かすぎるような気がする。
フラワーショップの隣にはあるのは、農産物の直売所、そういえば今日、これまで立ち寄ったどの駅も直売所が元気だ。そして、ここ「はが」の直売所も、「どまんなか
たぬま」程では無いにしても、利用客が野菜等を物色する姿が目立つ。芳賀町の特産はなんといっても梨なのだが、さすがに旬な時期を外してしまった為、ほとんど置いていない。「梨ワイン」があるはずなのだが、それも何処にも見当たらない。「直売所では扱ってないのだろうか。」としばらく店内を行ったり来たりの繰り返し。
そうしてウロウロしているうちに、芳賀のブランド米を発見、その名も「芳賀のめぐみ」である。今日は丁度どこかの道の駅で米を買おうとしていたため、これ幸いと「芳賀のめぐみ」を手にしてレジへ向かう。この「芳賀のめぐみ」は、芳賀産のコシヒカリである。以前は、米は食べられれば何でも良いなんて言っていた我々が、新米のコシヒカリを食べることになるとは、いやはや道の駅のおかげである。 |
"こあ"氏に米を託し、車に置いてきて貰う間、"ほし"は先に温泉施設「ロマンの湯」を覗いてみることにする。しかし、ここの温泉施設はいきなり入口で靴を脱いで入る構造なため、温泉を利用しない者にとってはやや敷居が高い。しかも、入口で店員さんがドンと構えている。
「こりゃまいったなぁ」としばし躊躇していたものの、意を決して入口にいる店員さんに「すみません、売店をちょっと覗かせて頂いてもよろしいでしょうか」とおそるおそる聞いてみる。すると店員さん、"ほし"を何かの取材陣かと勘違いしたのか「あのぉ、何かの取材でしょうか」と逆に聞かれてしまう。「え?いえいえ、私は趣味で各地の道の駅を巡って廻ってるんですよ。ここも道の駅になったんですよね。それで是非見てみたいと思いまして・・・」と"ほし"は率直に答える。「あぁ、そうなんですか。どうぞゆっくり見てください」と売店まで丁寧に案内され(って入口からすぐのところだが)、早速売店内を見て回る。 |
すると、すぐに「梨ワイン」を発見。しかし、芳賀特産で有名な「なしのかほり」とは異なるようだ。「まぁ、芳賀町の梨を使ったワインってことだし、これを買っていこう」とそそくさと手にする。梨のワインって一体どんな味がするのだろう、やはり梨の味がするのだろうなぁ、等と一人でぶつくさ言っている姿は怪し過ぎる。
建物を出ると入口外の椅子にぽつんと"こあ"氏が座っている。"ほし"の姿を発見し、「あれ、やっぱり中にいたの?中に入りにくくなかった?」と言うものだから、"ほし"はおもむろに買い物袋を持ち上げ「梨ワインへの執念のせいかな。それと、美味しそうな饅頭があったから買ってきたよ」と、表向きは甘い物好きの"こあ"氏のために優しい心遣いをする"ほし"。しかし、その裏には「アイス・ソフトクリームばかり食べて、すまない」という詫び心ゆえのつもりであった。 |
食後にあちらこちらを歩いたおかげで、そろそろ胃袋に空きが出来たようだ。「それじゃぁ仕上げに行ってみようか!」と向かう先はアイスクリーム工房であった。こうして連続3駅でアイスクリームの類を食べることになった"ほし"に対し、既に哀れみしか感じない"こあ"氏。きっと、こんな相棒を持ったことを後悔しているに違いない。皆さんもくれぐれも相棒選びにはご用心を。
アイスクリーム工房は人気があるのか、休憩スペースでアイスクリームを食べている人が多い。"ほし"はあれこれ悩んだ結果、今回は「米(芳賀のめぐみ)」味を食べてみることにした。なにぶん、米アイスなんて初めてなため、興味津々。"こあ"氏がまず食べ「あれ?ゆず味買ってきたの?」といきなり"ほし"にアイスを突き返す。「え?米味だよ」と不思議に思いながら食べてみると、「言われてみればゆずっぽい味がするけれど、爽やかな味だよ。それに、米粒が中に入っているからなんとも不思議な食感」とそのまま食べ続ける。"こあ"氏は「もっと普通味のアイスを食べてよ」と言いたげに、"ほし"が食べ終わるのをひたすら待つだけであった。
時計をみれば、いつの間にか15時半を過ぎている。すっかりこの駅でくつろいでしまったが、「とちぎいきあい街道スタンプラリー」を完成させる為には、栃木県内の道の駅をあと1箇所廻らなければならない。 |