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| 2月の初めに木曽の方へ走りに行って以来、すっかり道の駅の旅から遠ざかっていた。というのも、厄介な風邪が我々の間を行ったり来たりで、まず"ほし"が1週間近く寝込んでしまい、その次には"こあ"氏が"ほし"の風邪をしっかりと引き継いで、同じように1週間程寝込んでしまうはめに。その後も鼻風邪を引きずり、ボックスティッシュを片手に憂鬱な日々を過ごしてきた。 そんな風邪もなんとか我々の元を去ってくれ、一安心。ということで、暖かな春の風を感じに行こう、と早速計画をたてることにした。「4月末からは東北道の駅スタンプラリーも始まるかもしれないし、夏になれば関東の道の駅スタンプラリーもあるだろうから、それ以外の地域でまだ行ったことがない道の駅に行ってみようよ」と地図を眺める。しかしながら、日帰りで往復できる地域となればやはり範囲は限定される。 結局、2月初めに訪れた木曽方面の続編として、出来れば南木曽から岐阜の辺りまで足をのばしてみよう、ということになった。本当ならば、宿泊して温泉と郷土料理でも楽しむのが本来の旅の醍醐味なのだろうが、あぁ今回も時間との闘いになるのだろうか。そんなことを思いながら、当日の朝を向かえた。 朝6時、眠たい目をこすりながら目覚め、慌ただしく準備をする。朝6時といったら早朝とは言えないのだが、こんなことでもない限りなかなか早起きをしないので、そんな点からも旅は日常生活とは異なることを実感する。日々の暮らしにこういったスパイスは是非とも必要だ、なんて思ったりも。さて、カメラや地図も持ったし、久々にクーラーボックスも活躍するか、と冷却剤を詰め込み、準備完了。勇んで車に乗り込んだ。 本日の最初の目的地は、先日雪のために駐車場に入ることが出来なかった長野県の「奈良井木曽の大橋」、太鼓橋がある無人の道の駅である。2月に訪れた時には橋上が雪と氷により渡ることすら出来ず、公園も雪ですっかり覆われてしまい全くその存在すら確認できなかった場所である。 我々は中央自動車道にのり、一路長野県方面へと目指して走り出した。しかし、道路交通情報サイトによれば渋滞表示は全く無いにも関わらず、この混雑は何事か。朝7時を過ぎると、山梨方面へ向かう車がどっと増え、例によって走行車線と追い越し車線を併走するマナー知らずの車たちが多い。しかも、走行車線を走る車はポツポツ状態、隣の追い越し車線がズラっと並んでいるような有様なのである。これではどちらが追い越し車線なんだ?と言いたくなる。 やがて大月ICを越えたあたりから車の量は減り始め、長野県に入るころにはスキーの板を積んだ車ばかりが目立つようになった。しばらく走ると長野自動車道と中央自動車道の分岐である岡谷JCTが見えてくる。そこから長野自動車道に入り、二つ目のICが塩尻ICだ。出口で料金を払うと、料金所のおじさんが「何処行くの?」と尋ねてきた。いやはやとっさに聞かれたもので、奈良井木曽の大橋が何村だったかをド忘れしてしまった。ハッと思いだし、「楢川村に行きたいのですけど」と答えると、「あ、それならばそこを出て左(国道19号方面)に入ったらずっと真っすぐだよ。そうだなぁ、だいたい30分くらいで着くよ。」と親切に教えてくれた。我々が地元ナンバー車ではなかったので、親切心で聞いてくれたのかな、と思うとかなり嬉しくなった。 |
【東京都下出発時刻】07:05 【東京都下到着時刻】翌00:05 ■色は長野県の道の駅 ■色は岐阜県の道の駅 |
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| 中央自動車道/長野自動車道 塩尻IC/国道20号/国道19号 |
奈良井木曽の大橋 09:37 |
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| 国道19号/主要地方道20号 | 三岳 10:26 |
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| 主要地方道20号/国道19号 | 大桑 11:00 |
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| 国道19号 | 賤母 12:34 |
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| 国道19号/国道256号 | きりら坂下 13:10 |
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| 国道256号 | 花街道付知 14:35 |
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| 国道256号/国道41号 | 美濃白川 15:54 |
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| 国道41号/国道256号 | 飛騨金山ぬく森の里温泉 16:45 |
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| 国道256号/主要地方道86号/県道431号 | 馬瀬美輝の里 17:37 |
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| 外に出ると既に空はかなり暗くなっている。それもそうだ。既に時刻は18時半、今日は何時に家に着くのだろう。と、その前にここからどうやって帰ろうか、それが問題だ。我々は車の中で、地図を広げたがあらためてとんでもないところまで来ちゃったな、ということを実感した。 最寄りの高速道路を使えば遠回りになるうえにお金も予想以上にかかるだろう。しばし地図を見ながら考えた結果、次のルートで帰ることにした。それは、このまま県道431号を北上し、国道257号に出たら萩原町方面へと入り、同町内で国道41号と合流し、そのまま下呂町へと向かう。その後、国道257号と国道41号が分岐したら257号側を走れば、「花街道付知」がある付知町まで戻って来られる。そこからは、元気が残っていれば日中に通ってきた逆ルートで塩尻まで戻り長野自動車道にのるか、または中津川ICから中央自動車道にのって帰るのも良し、ということだ。 「さて、気合い入れて帰ろう」と走り出した。しかし国道257号は交通量が多く、これではとても今日中に家には帰れそうにないな、と溜息をつく。ところが付知町を越え、昼間に走ったあの細道の国道256号に入ると交通量はほとんどなく、ちょっと安心。やがて、国道19号に入ると、我々が走る塩尻方面と反対車線側は大渋滞を起こしていた。それこそ何キロにもわたってズラッと車が並んでいるのだ。「あぁ、反対車線で良かったね」と言ったは良いが、塩尻方面も大型トラックが数台連なって走っており、交通量が少ないのにもかかわらずゆったりペース。「これは長丁場になりそうだ」と続いて走るも、登坂車線になってもトラックは車線を譲る気が無いらしい。 こうしてトラックの列に並ぶこと数時間、やっと塩尻市内に入ってきた時には既に時は21時半を過ぎていた。途中で夕食を食べようと思っていたのだが、なかなか寄るタイミングもなく塩尻市まで来てしまった。とにかく胃の中に何か入れておいた方が良いと考えた我々は、某ファミレスで夕食をとり、塩尻ICから長野自動車道にのった。その後は全く渋滞に巻き込まれることもなく、快適な夜間走行が続く。「あ、今日ってF1だったね、録画しておいて良かったね」と言いながらも自宅に着いたのは0時ちょっと過ぎ。テレビを付けるとスタートして数周後、"こあ"氏は早速テレビの前で画面を食い入るように観ている。"ほし"は、本日の土産をズラッと並べ、何から食べようかと頭の中で順番付けをする。 今日の道の駅旅は往復 約760km、長距離の割にはさほど身体に負担もないまま無事に帰宅したのは、きっと木曽路・飛騨の美味しい空気を吸ったからに違いない。日帰り旅でなく、1泊2日の旅であれば下呂温泉辺りに宿泊するのも良かっただろうな、としみじみと地図を見返しながら思うのであった。 |
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最終更新日:2001年03月27日