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| 2001年初の旅、さぁ何処へ行こうかと地図を広げながら我々は悩んでいた。やはり年初めとあれば、道の駅巡りといきたいところ。それもまだ訪れたことが無い道の駅で、且つ日帰りが可能な場所といったら、おのずと限定されてくる。そう、我々はまだ伊豆方面の道の駅へ行ったことがなかったのだ。過去、数度にわたって伊豆への旅を楽しんでいるのだが、我々は海沿いのルートが多かった為か、山沿いに存在する道の駅に立ち寄る機会もなかったのだ。 さて、伊豆方面には道の駅は2駅しか無い。しかし都内から伊豆へと訪れればそれだけで1日を費やしてしまう。ということは、結局1日で2駅しか廻ることが出来ない。1日に出来るだけ多くの駅を廻りたい我々にとっては、かなり物足りないルートになってしまうため、今の今まで伊豆方面の道の駅を訪れるのは後回しになってしまっていたのだ。まぁ年初め、ということもあり、ゆっくりペースで駅巡りをするのも悪くないか、と思いながら今回の伊豆行きを決定した。 1月6日の夜、天気予報を見ていたら「東京では7日の夜半過ぎから8日にかけて雪になるでしょう」という言葉が耳に飛び込んできた。これはちょっとまずいな、と言いながらYahoo!天気情報を見ると、確かに7日の夜中辺りには雪の予報が出ている。伊豆方面では「くもりのち雨」の予報、果たして出掛けて良いものかどうか悩む。「まぁ、伊豆の駅は2駅しかないし、夕方前には伊豆を出れば幾らなんでも都内には雪が降る前に帰ってこられるよね」と安直に考えてしまった事が、この後どうなるかは、だいたい想像つくだろう。 1月7日の朝7時半、何時もの旅の出発よりはかなり遅めであるが、車に荷物を積み込み、我々は出発した。朝の空は明るく、太陽が顔を出していた。それはとても雪が降る前兆とは思えないいつもの晴れ空であった。 今回は珍しく高速道路を使わずに伊豆方面へ向かうつもりである。主要地方道を走り継ぎ、川崎付近で国道246号に出てからしばらく厚木市方面へと走り続ける。国道246号といえばどうも万年混雑、というイメージが強いのだが、日曜日の朝ということもあってなのか、渋滞に並ぶこともなく気が付けば厚木市内に入っている。「今日はなかなか順調だね、といってもまだまだ伊豆は遠いから覚悟してね」と"こあ"氏の一言。そ、そんなことわかってるわい!と"ほし"は地図を見入る。 |
【東京都下出発時刻】07:25 【東京都下到着時刻】翌日03:35 ■色は静岡県の道の駅 ■色は道の駅以外のスポット |
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| 〜国道246号/国道129号/ 国道1号(西湘バイパス)/ 国道135号(真鶴道路)(熱海ビーチライン)/ 国道135号/主要地方道80号/ 国道136号/国道414号 |
天城越え 10:42 |
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| 国道414号/主要地方道15号 | 花の三聖苑伊豆松崎 13:01 |
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| 主要地方道15号/国道136号/ 主要地方道16号 |
石廊崎 14:42 |
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| 主要地方道16号/一般道 | 弓ヶ浜 15:02 |
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| 一般道/主要地方道16号/ 国道136号/国道135号 |
伊豆高原ビール 18:09 |
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| 既に本日訪問を予定していた道の駅は2駅とも廻ってしまったため、後は南伊豆から下田、熱海へと、帰るルートも考慮しながら伊豆を満喫しようと走り出した。道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」から海沿いに出るには、そのまま主要地方道15号を西へと走れば国道136号へと出られる。 |
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「弓ヶ浜」、印象に残る白い砂 誰もいない海 到着時刻:15:02 奥石廊を出た我々が次に向かったのは、弓ヶ浜である。主要地方道16号をそのまま下田市方面へと向かう途中に、弓ヶ浜海水浴場を案内する看板が出てくるので、それに従い走り続ける。
この弓ヶ浜海水浴場は夏になるとかなり混雑する場所だが、さすがにシーズンオフの現在はほとんど人もおらず、静寂な海が広がっている。
弓ヶ浜の特長といったらやはりこの白い砂浜と穏やかな海。波が砂浜まで静かにうち寄せてはまた戻り、と先程の奥石廊で見た海とはまた異なった顔を持つ静かな海に、なんだか癒される気分である。我々は、道路脇に車を停め、穏やかな弓ヶ浜をバックに車の写真を撮る。折角、車で旅をしているということはやはり車も大切な相棒である。時には相棒の勇姿も記録として残しておいてあげたい、と"こあ"氏は常々語っているのだが、旅に出掛けるとつい道の駅の写真が中心になってしまい、いざ車の写真を撮ってあげようとしても、かんじんのデジタルカメラのメモリは既に空き無し状態。実は、デジタルカメラの外部メモリを買うつもりでとっておいた予算が、今回の旅行に化けてしまったりして。
まぁ話が横道にそれてしまったが、弓ヶ浜でしばし静かな海を感じ、「ここはまた来たいね、但しシーズンオフに限るけど」と言いながら車に戻った。
| 「お腹空いたよね」と時計をみると既に15時を過ぎている。道の駅巡りに明け暮れている時ならばこのような事は多々あるのだが、今日のようにのんびりしたペースで旅を楽しんでいるにもかかわらず、昼食が15時過ぎにまで繰り下げられるとは、いやはや我々の食生活は旅の最中は乱れっぱなしである。 海沿いにいるのだから、やはり海鮮料理が食べたいよね、と言いながら国道136号を下田市へ向けて走る。その昔、我々が初めて伊豆へ訪れた時もこの国道136号沿いで遅い昼食をとった記憶がある。そして、次に訪れた時も同様であった。三たび、我々は同じ食事処へ、しかも同じような時間に入ろうというのだから、いやはや飽きない面々だ。この分では、きっと次に来る時にもまた同様かもしれない。 そんなことを言いながら、海鮮食事処に入る。刺身だ、天ぷらだ、とあれこれ悩み、結局刺身盛り合わせ定食に落ち着き、あっという間に平らげてしまった。"こあ"氏は満腹だ、と腹をたたいている(笑)のに、"ほし"はまだ物足りない。いや、この辺でやめておかないと後で眠気が来てしまう、と諦めて食事処を出た。 外に出ると、既に雨が降り出している。時は16時半、「これはまっすぐ帰るしかないね」と国道136号を下田駅方面へと走り出したは良いが、徐々に交通量が増えだし、下田駅前まで大渋滞になっている。ところが、国道135号に入った途端、急に車は流れだした。「今までのあの渋滞って何だったの?」と不思議に思いながらもそのまま走っていると、途中、妙に道の駅に似た案内看板がある。「あれ、こんなところに道の駅があったっけ」とよくよく見ると「尾ヶ崎ウィング」と書かれている。どうやら、国道135号沿いに設置された道の駅ライクなドライブイン、といった感じだろうか。そろそろ道も混みだしていたし、既に空も暗くなっていたため、通り過ぎてしまったが、夏場は特に渋滞する国道135号沿いだからこそ、この手の休憩施設はありがたいのではないだろうか。 |
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| 再び渋滞の列に戻り、我々はだんだんと不安が大きくなってくる。伊豆の渋滞はある程度覚悟していたものの、ここまでひどい渋滞とはさすがに予想していなかったのだ。ということは、都内には何時に入れるか、全くわからない。もしかしたら、東伊豆経由ではなく西伊豆経由で、しかももっと早い時間に帰るべきではなかったのか。 しかし、冬まっただなか、しかも昼間の天気もいまひとつであったこの日に、どうしてここまで車がいるのか、理解の範囲を越えてしまっている。きっと、この渋滞の列に並んでいるどの車の中でも、我々と同じような事を考えているのかもしれない。以前、伊豆へ訪れた時は晩秋であったのだが、ここまで長蛇の列が出来る程の渋滞は無かった。「まさか、雪の影響じゃないよね」と一抹の不安が頭をよぎる。 その不安は見事に的中した。停まっては走り、また停まっては走りの繰り返しを続けているうちに、フロントウィンドウにあたる雨粒が少し変化してきたのだ。そして伊東市の吉田付近では本格的な雪へと変わってしまった。「やっぱりこの影響みたいだね」と窓から路面をみる。交通量が多いということもあってか、路面には雪が積もらず水が溜まっているような状態。どうも、雪が降ってきたことに対する恐怖からか、全体的に車のペースが落ち、それが大渋滞を引き起こしてしまっている。 「まいったね、これは・・・」と嘆きながら、ふと心配になったのは都内に入る時刻である。「天気予報では夜半過ぎから雪って言ってたけれど、実際どうなんだろう」と不安をつのらせる。さて、伊東市の市街地を抜け湯川あたりでは、雨に変わりホッと一安心するものの、渋滞は相変わらずである。「東名高速、使って帰ろうか」とハイウェイテレホンで情報を聞くも、「20時45分現在、東名高速は御殿場と大井松田間で25kmの渋滞、そして厚木〜横浜まで20kmの渋滞」という無惨な状態。 東名高速を使うにしても、小田原市までもが遙か彼方である。「小田原に着くのって22時過ぎくらいかな」なんて先程呑気な冗談を言っていたことが現実化、いや、それどころか22時なんてとても着かないのでは、と憂鬱になるばかり。そのうち、あまりに暇なのか、"こあ"氏は10分おきに区間毎の時速を計算しだした。まぁ、頭の体操には良さそうだが、その数値を聞けば聞くほど憂鬱度は増していく。「ただいまの区間時速、1.3キロでございます〜」なんて言われてしまうと、ガックリしてしまう。「歩いたほうが早いね、確実に」と乾いた笑い。 結局、西湘バイパス手前、小田原市の石橋にたどり着いたのは、午前0時。西湘バイパス入口の電光掲示板には「厚木〜東京 ユキ チェーン規制(だったか)」の文字が輝いている。この電光掲示板の前までは確実に大渋滞、ところが西湘バイパイに入った途端、その渋滞は一体何処へ行ったやら、と呆気にとられる。そう、これらの大渋滞の先頭はなんとこの西湘バイパス入口の電光掲示板だったのである。我々の前方にいる数々の車の動きを見ていると、この電光掲示板の前で一旦停まり、西湘バイパスを避けて一般道へと流れていくのである。多分、電光掲示板の文字を見て一旦躊躇し、一般道へ行くのではないだろうか。ほとんどの車が同じような動きをする中、「この電光掲示板、西湘バイパスではなく東名高速の規制だから、我々はそのまま行こう」と西湘バイパスにのったのであった。 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ 本当に先程までのあの渋滞は何だったのだ、と腹立たしく思える程、西湘バイパスは走る車も少なく、我々も快走。路面も雪は全くなく、雨が降っている。「雪、降ってないね。やっとこのまま無事に帰ることが出来るのかな」とホッとしながら西湘バイパスをおり、国道129号で厚木方面へと向かう。やはり、この辺りもそれほど雪が降った形跡がない。 |
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最終更新日:2001年02月15日