スタンプラリーオフシーズン 道の駅巡り旅日記
静岡の険しい峠道にマイッタ! 旅は万全体調で望むべし
静岡県〜愛知県
(2000年12月16日〜17日)
◆予定は大幅変更、山道はやめて海を見に行こう(12月17日)◆

一晩ゆっくり眠ったことだし、疲れはとれていたはずであった。しかし、朝から「すっきり快調」という訳にはいかなかった。やっぱり風邪気味なのかな、今日は大丈夫かな、と少々の不安を胸に、宿を出発。本日は、天竜市にある「いっぷく処横川」からその少し西方向にある「くんま水車の里」、そして愛知県入りをして北上していく予定であったのだが、予定はあくまでも予定、体調との相談により、それは大幅に変わってしまうのであった。


【浜松出発時刻】08:10 【東京都下到着時刻】22:30
 色は静岡県の道の駅 色は愛知県の道の駅 
  主要地方道45号/国道152号/
国道362号
いっぷく処横川
08:51
2000年12月17日ルート
国道362号/(県道286号は
通行止め)/主要地方道9号
くんま水車の里
10:29
主要地方道9号/
主要地方道47号/国道257号
鳳来三河三石
11:49
国道257号/国道151号/
国道23号/国道259号
田原
めっくんはうす
13:51
国道259号/国道42号 伊良湖
クリスタルポルト
15:06
国道42号/国道1号/
東名高速 浜松IC-富士川SA
富士川楽座
20:11

「いっぷく処横川」名物まぐろ寿司で朝から満腹! (静岡県)
到着時刻:08:51 スタンプ設置場所:売店内
本日最初に目指す駅は天竜市にある「いっぷく処横川」。実は前日(16日夜)に川根温泉から天竜市内に向けて走ってきた時に、この駅の駐車場には一度入ったのだが、既に閉館後だったため真っ暗で建物群がよく見えなかった。その時受けた印象は「駅の規模としては小さい方かな」ということだけであった。

さて、浜北市と天竜市の丁度境辺りで主要地方道45号から国道152号経由で国道362号に入る。あとは春野町方面へと走っていけば良い。途中、「本田宗一郎氏の小学校跡」なる看板を見かける。本田宗一郎氏といえば、あの本田技研工業の設立者である。そうか、本田宗一郎氏は天竜市の生まれだと思うとこの道を走っていても妙に感慨深い。そんな事を考えながら、気が付けば右側に道の駅「いっぷく処横川」が見えてきた。
「いっぷく処横川」という名にぴったりなちょっといっぷくしていこう、と思う昔懐かしの暖かな駅である。前日に受けた印象どおり決して大規模な駅ではないのだが、ホッとさせる雰囲気が駅全体に漂っている。我々は車から降りて、早速駅の建物の方へと歩いていった。道の駅の公式サイト情報によれば食堂も8時半から開いているはずなのだが、実際は9時半からのようだ。そういえば、ここのお勧め料理はなんと「まぐろ寿司」。何故、この山の中でまぐろなんだろう?といった疑問は残るのだが、ちょっと気になる存在である。その食堂の前には貼り紙がしてあり「名物まぐろ寿司は、食堂が開くまでは売店で販売してます」と書かれている。
それならば食堂が開くのを待たなくても、その名物まぐろ寿司が食べられるね、と今度は売店へ向かう。小さな売店だが、特産品や注目品等がわかりやすく陳列されていて、かなり好印象だ。他に「ポンポンサブレ」なるものを発見。オートバイを形どったサブレなのだが、やはり本田宗一郎氏にあやかった商品なのだろうか、と思ったりも。と言いながらしっかり一枚購入。

(写真補足:スタンプは売店レジの丁度前方、出入口側)
あとはお目当てのまぐろ寿司を買って売店を出た。しかしこのまぐろ寿司、ちょっと価格は高めだが、かなりのボリュームだ。朝からこんなリッチに食べて良いのだろうかと車の中で満足げに頬ばるふたりであった。(まぁ、食べられる時に食べておかなければ、次にいつ食べられるか、という心配も心のどこかにあったせいもある)

「くんま水車の里」、くんまって熊のことなのね (静岡県)
到着時刻:10:29 スタンプ設置場所:そば処かあさんの店内
次に目指すは同じく天竜市にある「くんま水車の里」である。地図上でみる限りはそれほど遠くはない。我々は、国道362号を北上し春野町内から県道286号に入ってそのまま県道を幾つか使ってショートカットしようと考えていた。

ところが、いざその県道286号に入ろうとした時、予想していなかった看板を見てしまった。道路復旧工事による「県道286号全面通行止め」である。な、なんてことだ、丁度通行止め期間にぶつかってしまった我々も、運が悪い。看板には「市道を使ってください」と説明が書いてあったので、それらしき細い道に入り、山の中をひたすら走ったのだが、気が付けばまた国道362号、それも先程入った市道らしき細い道よりも春野町寄りにひょっこり出てきてしまった。「まずいな、これって遠回りでもわかりやすい道で行くしかないよ」と、仕方が無く国道362号で今まで走ってきた道をかなり逆戻り、再び浜北市と天竜市の境付近から今度は主要地方道9号で次の駅を目指した。

主要地方道9号に入って約20km以上もの細い道をまたまた走るはめになり、"ほし"は自分の体調を少し心配し始めていた。このまま、また昨日と同じようなきつい山道を走っていたらまた体調を崩すのでないかと考えると、よけい気分も悪くなってしまうものだ。そうだ、昨日は水分を取らなかったから身体も参ってしまったに違いない、今日は出来るだけ水分もとろうと缶ジュースをにぎりしめ、コーナーを出たところで、ゴックン。そんなことを繰り返し、いつしかなだらかな道へと変わると左側に道の駅「くんま水車の里」が見えてきた。

「良かった、何とか無事に着いた」と安心しながら車を降り、外の空気を吸う。日曜日という割には駐車場も空いているのは、やはりまだ時間的に早いからだろうか。そう思いながら「かあさんの店」なる建物のドアを開けると、結構お客さんがいるではないか。ここの蕎麦は美味しいと評判なのだが、さすがに先程まぐろ寿司を食べたばかり、残念ながら見送ることにした。「今日は寒いから、暖かい蕎麦で身体を暖めたかったよね」とちょっぴり残念である。
ということで、蕎麦を食べているお客さんがいる横で、ごそごそと鞄からスタンプ帳を出してスタンプを押す。売店コーナーでは、いかにも手作りっぽいわさび漬けを発見したので、わさび漬けフリークな我々は早速買って帰ることにした。

外に出ると、横になにやら建物があるのだが、「くんまふれあいの家」と書かれた看板がむなしく壁に寄りかかっている状態。まさかこういうデザインって訳ではないよね、と思いながらその場を後にした。そういえば宿泊施設もあるらしいのだが、何処にあるのかが発見出来ないままであった。もし、次に訪れる機会があったら、その辺りも再度チェックしたい。

(スタンプ写真撮り忘れました)

「鳳来三河三石」、とうとう愛知の道の駅にやってきた! (愛知県)
到着時刻:11:49 スタンプ設置場所:食堂のレジ横
さて、次に目指すは「鳳来三河三石」、とうとう愛知県入りだ。「くんま水車の里」からはそれほど距離的には離れていないのだが、どうやらこれから走る道はまたまた細く険しいらしい。主要地方道9号を先程来た方向へと戻り、主要地方道47号の案内標識が出たところで、47号側に入る。さあ、これからが悪夢の始まりだ。主要地方道47号は天竜市と愛知県の鳳来町を結ぶ道路なのだが、特に天竜市側の方は思い出するだけでも車酔いしてしまいそうな道である。

愛知県の鳳来町に入った途端、少しだけなだらかな道へと変わるのだが、それも一時のことであり、再び吐き気を誘う(汚い表現で失礼)道になる。出来れば避けて通りたい道の一つとして頭の中にインプットされてしまったのだが、「くんま水車の里」からはこの道が一番近い為、仕方がない。

そんな悪夢の道もやっと山を降りるにつれてなだらかになる。しかし、"ほし"はすっかり胃の中を引っかき回されたような状態になり、ぐったりとしていた。「すぐに車酔いするくせに、細い道を選択する自分が悪いんだな」と自分をひたすら責め、また己の弱さにほとほと呆れてた。そうして国道257号へと入り、まもなく道の駅「鳳来三河三石」が左側に見えてきた。この駅は規模としてはかなり小さい方、しかもあまり特長の無いような外観の建物がポツンと建っている。
といっても「道の駅という施設が各所にあって本当に良かった、もし無かったら一体何処で休めっていうのだ」とあらためて痛感させられた。我々が「鳳来三河三石」に着く頃には、雨まで降り出し、まるで今日はこのまま帰った方がいいぞ、と言われているような感覚におそわれた。まぁ、今は体調との相談によってこのまま帰るかどうするか決めよう、とまずは売店に入った。
(写真補足:スタンプ場所、ちょっとわかりにくい)
愛知県の道の駅に訪れるのはこの駅が初めて、ということもあり、静岡とは違った味があるのではないかと期待は膨らむ。昔、愛知県を訪れた時に食べた五平餅の味が忘れられず、ここにもあるかな、と売店内を眺めていると五平餅パックを発見。本当ならば焼きたての五平餅をその場で食べたかったのだが、ここには無かったのでこのパックを買って帰ることにした。

他には見た目が柏餅っぽい「おかしわ」なるものが目に入ってきたので、これも買ってみることに。こうやって売店内で買い物をしているうちに、少しずつまた体調が回復してきたので、そろそろ出発しようかと売店の外へ出た。

「田原めっくんはうす」、まさか今から渥美半島へ行くとは (愛知県)
到着時刻:13:51 スタンプ設置場所:田原町観光情報サービスセンター内インフォメーション
「鳳来三河三石」からそのまま東名高速を使って帰るか、はたまた当初の予定どおりに北上を続け、山側の道の駅に行くか、それとも別の機会に行くつもりであった渥美半島まで行ってみるか、どの選択が今の自分にとって最適か悩んでいた。幸い、「鳳来三河三石」の売店にいるうちに体調も楽になってきたのだが、このまま続けたとしてもまた体調が崩れるのではないだろうか。山側に行けば道の駅が数カ所あるのだが、また険しい山道を通らなくてはならないので、今回は断念するに越したことはないだろう、とひとつの選択は却下。あとは帰るか海側へ行くかの二者択一だ。まぁ、国道257号から国道151号に出て豊川市内に入るまでに決めておけばいいか、と走り出した。

国道151号は、JR飯田線に平行して走るため、市街地も多く交通量も多い。"こあ"氏が「こんな調子じゃ渥美半島まで行くのにかなり時間かかっちゃうんじゃないの?別の日にしようよ」とあまり乗り気ではなさそうだ。しかし、地図で確認すると距離的にはそれほど遠く感じないし、胃に負担がかかりそうな道でもなさそうだ。おまけにまだ3駅しか巡っていないことに寂しさを感じる"ほし"としては、なんとかして次の駅へ行きたい。なんとか"こあ"氏をなだめながら、一路豊川市へと向かう。

東名高速の豊川IC入口を通り過ぎる頃には体調もかなり落ち着いてきたため、「よし、このまま行こう!」とこのまま国道を走り続ける。豊川ICを越えてしばらくするとまもなく三河湾が近くなる。この付近には有料道路が二つ程あるのだが、まぁここまで来たら景気良く有料道路を通ろうとそのまま走り続ける。まずは小坂井バイパス、ツーリングマップルには自動二輪の料金しか掲載されていなかったのだが、普通車も同様の料金である200円。丁度高架になっているこの道はなかなか快適に走行が出来る。そして三河湾に出たところから国道23号に入り、伊良湖岬を目指す。この国道23号に入ると同時に有料道路である「豊川橋」を利用することになるのだが、これも先程のバイパスと同料金である200円だ。東京都下にも、料金200円の橋があるのだが、この豊川橋の方が料金的にはかなり良心的だ。この橋は利用する車も多いようで、そこそこの交通量だった。
国道23号をそのまま南下していくと、やがて国道259号に入る交差点にぶつかるので、我々は伊良湖方面へと曲がり、しばらく走り続ける。この付近は車の量も多く、思った以上に時間がかかりそうだ。そうしてなおも走っていると、道の駅の案内看板が見えてきた。その数キロ先左手に見えるは道の駅「田原めっくんはうす」である。

駐車場は、雨だというのに混雑気味だ。なんとか停める場所を見つけて、車を降りる。すると、すぐ目の前には売店と思われる建物があるのだが、少し離れた所に妙に巨大な建物があるではないか。まさか、これも駅の施設なのだろうか、と不思議に思いながらも、まずは売店に入ることにした。

正面出入口から入ると、左側には田原町観光情報サービスセンターと称し、田原町の見どころや道路情報等をパネル展示している。パネルも非常に見やすく、田原町を散策したい人には非常に参考になりそうだ。そして、正面入口右側には売店がある。実は今まで全く知らなかったのだが、渥美半島はメロンにかなり力を入れているらしい。この売店にも温室メロンが山のように置いてある。そればかりか、メロン製品も種類豊富に並べられてて、一瞬ここは北海道?と思ってしまう程だ。まぁ、メロン=北海道と連想する"ほし"もかなり発想が貧困だが、今回この連想を見事崩してしまうことになった。とにかく、あっちもこっちもメロン・メロン・メロンの山なのだ。
再び、観光情報サービスセンター側に戻り、インフォメーションボードに置いてあるスタンプを押そうとする。家族連れが多いせいか、子供がスタンプを玩具代わりに触っていてなかなか場所を空けてくれないのが、ちょっと困ったのだが、しばらくしたらいなくなっていたので、慌ててスタンプに駆け寄り、ポンッと押した。
そして外に出ようとして、ふと外の巨大建物を思いだし、入口正面にいた案内の人に「すみません、あの駐車場の向こうにある巨大な建物は何なんですか」と聞いてみると、「あ、あれ?病院ですよ」と答えてくれた。いやはや、美術館か博物館かと思っていたのだが、なかなか華やかな病院だ、と改めて建物を遠くから眺めた。

「伊良湖クリスタルポルト」、ここはフェリー乗り場を兼ねてるのだ(愛知県)
到着時刻:15:06 スタンプ設置場所:建物2階にある観光案内所
次に目指す駅は伊良湖岬の近くにある道の駅「伊良湖クリスタルポルト」である。「田原めっくんはうす」から国道259号を伊良湖岬方面へ約40分程(予想所要時間)走ったところにあるのだが、走っていくうちに交通量も減ってきて、思ったよりも早く着きそうだ、とちょっと安心。
海岸線沿いである国道259号沿いには、右を見ても左を見ても多くの「メロン販売所」が存在する。まさかこれほど多くのメロンに遭遇するとは予想もしていなかったので、かなり驚きを隠せない。まぁこの驚きも、地元の人からみれば「今更そんなこと、言わないでよ」といったところだろうが、いやはやまだまだ知らない事が多いのだ、と実感。

こうして国道259号を走っていると、渥美町内で一旦海岸線沿いから離れる。次に海岸線沿いに出る時には丁度伊良湖岬直前である事を意味するのだ。このあたりになると道の駅案内看板も出るので、それに従って走れば良いのだが、フェリー乗り場を目指した方がよりわかりやすいと感じた。
雨はずっと降っており、少し憂鬱ではあるが、なんとか明るいうちに伊良湖岬まで来られたことに嬉しさを隠せない。体調の方もすっかり落ち着いているので、ホッと一安心。さて駐車場は、といえば混雑気味であるが待たされる程ではなく、駐車場内を一周ぐるっと回って、数カ所の空エリアを見つけて停めた。

「伊良湖クリスタルポルト」はフェリー乗り場も兼ねているのだが、丁度我々が訪れた時に船内に向かって何台もの車が入ろうとしているところだった。そんな光景をしばし眺めながら、雨の中傘も持っていなかったため、建物の中に走って入った。

建物内は3階建てになっており、2階入口から入るとまず目に飛び込んでくるのが、これまたメロンの販売である。「おぉ、ここでもメロンか・・・」とつぶやきながら売店コーナーへと足を向ける。フェリー利用客も多いためか、お土産コーナーもそこそこの規模のようだ。「う〜む、海の幸に弱い我々としてはここで散財してしまいそうだな」と数品を購入候補として頭に入れながら、買う前にまずはスタンプを押そうと売店を出た。
スタンプは売店等と同じ階にあるフェリー切符売り場横の観光案内所に置いてあった。そこで鞄からスタンプ帳を出して押そうとしていると、後ろから見知らぬおじいさんが「あ、そんなスタンプ帳もあるの?」と指さすはA5版のバインダー。

我々は振り向いてその声の方をみると、老夫婦が立っていた。そしてそのおじいさんの手にも「道の駅スタンプコレクション2000中部版」があるではないか。なるほど、このおじいさんもスタンパーな人なんだ、と思いながら、「このノートはただの市販のものですよ」と答える。「あ、そうなんですか、そういうスタンプ帳もあるのかと思っちゃいましたよ」と笑いながらおじいさんは自分のスタンプ帳を開いてスタンプを押す準備をしている。

なんだかとても微笑ましく感じ、我々はそそくさとスタンプを押したあと「どうぞ」と言って老夫婦に会釈をしながらその場を去った。「いいねぇ、停年になって、のんびり夫婦で旅してるのかな」と"こあ"氏がうらやましそうにつぶやく。おい!こら、こっちだって年とっちゃいないが、一緒に旅してるじゃないか、と突っ込みを入れようとはしたのだが、老後に仲良く日本中を回る旅をするっていうのも確かに良いな、でもそれってお互いが元気でないとなかなか実現出来ないことだな、としみじみと感じながら施設内を歩いた。
「ここでご飯食べる?」と3階にあるレストランに行こうとしたら、準備中の札と共にエスカレーターにチェーンがかかっている。あれ、レストランの閉館時間って17時半じゃなかったの?と唖然としながら売店の人に聞くと「あ、もう本日は終わりました」とあっさりと言われてしまった。仕方がない、売店でお土産を買って別のところで何か食べよう、とまた売店に入った。我々は海の幸が沢山置いてある売店ではついつい散財が過ぎる傾向がある。「最近、山の方の道の駅ばかり行っていたから、イカの塩辛が買えなかったね、それじゃ買っていこう」とまずはイカの塩辛を買い物籠に入れる。また、岩海苔等の可愛い詰め合わせ瓶詰めに惹かれ、これも買い物籠へ。"ほし"はこの施設の名前にちなんだお菓子「クリスタルメロン」、メロンの餅菓子だがこれが妙に美味しそうに感じ、これを買い物籠へ。"こあ"氏は「愛知に来たらやっぱりういろうでしょう」とういろう2種をねだる。そんな具合についついあれこれ買ってしまう結果になってしまった。

まぁこれで当分甘い菓子を買わずに済むか、とレジで清算をして駐車場に戻った。

これで今日の道の駅巡りはおしまい、ということで、とにかくご飯を食べようよ、と走り出した。「伊良湖クリスタルポルト」までは国道259号を走ったので、今度は国道42号を走って帰ることにしたのだが、食事処がなかなか見つからない。国道259号沿いでは、伊良湖岬付近で海の幸が食べられる地魚料理屋が幾つも並んでいたのに、国道42号沿いには無いのだろうか、と辺りを確認する。しかし、先に行けどもそれらしき料理屋は見つからない。「これって戻った方が良いかもね」と、我々は結局今来た道を戻り、再び国道259号を走るはめになってしまった。といっても程なく食事が出来そうな場所を幾つか見つけたので、その中のひとつに入ることにした。

まだ時間は16時半ちょっと前。食事出来るのかな、と少し不安になりながら戸を開けると威勢良い声で「いらっしゃーい」と言われたため、その不安も何処かに吹っ飛んでしまい、安心して席についた。夕食には少し早い時間のせいか、他には誰もいなかった。「もしかして、ここの店って人気ないのかな」なんてふとどきなことを考えた途端に、後から客が数名入ってきた。「なんだ、単に早すぎる夕食ってことね、失礼なこと、考えちゃった」と己を恥じる。

折角地魚料理屋なので、魚料理を食べないと、と魚中心の定食を頼む。すると、刺身・フライ・煮魚・小鉢・茶碗蒸し等がドーンと出てきた。いやはやこんなに食べきれるだろうか、しかし昼もまだ食べてないことだし、このくらいあっという間に平らげてしまうだろう、と早速食べ始める。さすが2500円の定食だけあるな、と変に感心するふたりであった。この辺りでは「大アサリ」が特産だから、胃に余裕があったら食べよう、なんて言っていた我々が甘かった。最後の一口を食べ終えた後は、すっかり満腹となりもう何処にも何も入る余地はない。特に、煮魚は懐かしい家庭の味、刺身は弾力のある引き締まった歯ごたえが印象的であった。

さて、あとは家に帰るだけである。車に戻って地図を広げ、帰りのルートを検討する。国道42号を浜松に向かって走り、適当なところから東名高速にのって帰ろうと決め、出発。しかし、国道42号は夕刻から夜になり急にペースが落ちだした。交通量が多い、という訳ではないのだが、一台の遅い車の為にその車を先頭に大渋滞が起きているのだ。腹をたてたトラック数台がその遅い車を抜いていく光景も何度かみられた。

のんびりとしたペースのまま、なんとか豊橋市内、そして静岡県内に入った。やがて前方に「浜名バイパス」の案内標識が出てくる。この浜名バイパスも夜間(22:00〜06:00)は無料だが、それ以外は普通車200円の料金が発生する。さすがに22時まで待つのは時間的にも勿体ないため、そのまま浜名バイパスを通る。しかし、この浜名バイパスを出た途端に国道1号は大渋滞。本当は静岡まで国道1号で帰るつもりでいたのだが、急遽浜松ICから東名高速にのることにした。

この判断が正しかったのかどうかは分からないのだが、東名高速は非常にスムーズに流れている。どうも普段、観光地からの帰りは渋滞に巻き込まれることが多いせいか、この東名高速も少々心配はしていたのだが、目立った渋滞もなく快適に帰路につくこととなった。

「富士川楽座」、東名高速富士川SAでクリスマスを感じる (静岡県)
到着時刻:20:11 スタンプ設置場所:富士川楽座正面入口
清水ICを通過した頃、「あ、そろそろガソリンを補給しておかなくては」と"こあ"氏がメータを見ながら言う。「じゃぁ、この先のサービスエリアで入れていこうよ、足柄SAがあるじゃない?」となにげなく言う。そう、"ほし"はこのとき富士川SAが道の駅「富士川楽座」であることをすっかり忘れていたのだ。しかし、道路上の標識「富士川SA」の文字が目にとまった時、やっと思い出した。「富士川SAって、富士川楽座じゃないの、こっちで入れていこうよ」と"ほし"が言うと、「わかってるよ、でもいくら富士川SAが道の駅だからっていっても、富士川SAの看板写真は撮らないでね、危ないから」と"こあ"氏がたしなめる。わ、わかってるわい!いくら看板マニアの"ほし"でも、高速道路上にある看板をわざわざ降りて撮るなんてことはしない。
そんなことを言いながら、富士川SAに到着。手前には富士川SAのインフォメーションセンターがあるのだが、正面奥には「富士川楽座」なる巨大建物がクリスマスのイルミネーションで飾られている。夜に見る「富士川楽座」はこれが初めてだ。道の駅もクリスマスになるとこれだけお洒落してみんなを待ってるんだ、と心躍らせながら建物に入る。すると、入口のガラス窓には雪だるまたちがお出迎え。
そして建物内ロビーには大きなクリスマスツリーがお出迎えだ。しばしぼーっとたたずみ、我に返ったようにスタンプを押しに行く。「ここは、前にも来てスタンプを押したのだけど、今回スタンプ帳も心機一転だから、もういっぺん押し直し」と言いながら、ポンと押す。

"ほし"がトイレに行ってある間に、"こあ"氏が車に戻って三脚とカメラのセッティングをしてくれていた。そして、"ほし"も車に戻り、二人でこの雨の中を傘もささずに三脚と共に建物の前へ。どうしても傘が無いとカメラが雨に当たってしまうので、思う存分じっくりと写真が撮れなかったのが唯一の心残りであるが、それでもなんとか数枚のクリスマスイルミネーション付き富士川楽座を撮る。


「富士川SAに寄ってホント良かった」と満足げに車に戻り、再び帰路につく。こうして我々の予定外いっぱいの道の駅巡りの旅はおしまいである。富士川SAを出てからも渋滞は全くなく、こんなにすんなり帰ることが出来て良いのだろうか、と思うくらいに順調に帰ることが出来た。

ちょっぴりひとこと

さて、旅の最中に体調を壊しっぱなしだった"ほし"であるが、翌日はひどい頭痛と首から肩の痛み、吐き気に見舞われた。どうやら風邪と極度の緊張からくる筋肉疲労が重なってしまったようだ。今、こうして文章を書ける程に回復したのだが、当初は座っていても横になっていても辛い状態であった。くれぐれも旅をする際には万全な体調の時に限る、と今更ながらの教訓だが、分かっていてもついちょっと体調が悪いくらい何とかなるだろう、と旅をしてしまう、これが後々の生活まで響いてしまうのだ。みなさんも是非気を付けて欲しい。


前日の旅日記を読む?(2000/12/16) 次の旅日記を読む?(2000/12/23)


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最終更新日:2001年02月01日