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| 前日まで、東北道の駅スタンプラリーに参加し時間に追われながらの道の駅巡りをしてきた我々も、やっと時間を気にせず気が済むまで道の駅を堪能できる季節がやってきた。時は11月、東北はすっかり秋色も深まり、晩秋といって良いかのごとく、木々の葉は鮮やかな黄色や赤から、茶色へと変化していた。 前日の夜、つまり10月31日、道の駅「てんのう」でスタンプラリーを終えた我々は「折角、休みをとって東北にいるならば、あと1日ゆっくりしていこう」と、地図を見ながらふとガイドブックに載っていたある写真を思い出した。それは、まぐろと拳骨の石像、本州最北端の地 大間崎にある石像である。あの実物が見たいよね、と前に話していた事も思い出し、下北半島をぐるっと廻ることにした。そうと決まれば、下北半島になるべく近い位置に宿泊して、次の日を迎えようと我々は走り出した。 道の駅「てんのう」、つまり秋田にいるならば、そのまま北上して津軽半島に行く方が楽だろうに、あえてそれを選ばないのが我々らしい。前々日に泊まった八戸の宿が結構気に入ったこともあり、我々は八戸まで走る。「てんのう」からであれば、国道7号経由で国道285号をひたすら北東に向かって走れば、東北道の十和田ICの近くまで(ってそんなに近い訳ではないが)出られる。「よしっ、行こう!」と勢いよく言ったは良いが、何故か力が入らない。そういえば、スタンプラリー最終日はほとんど何も食べなかった。口にしたものといえば、朝、道の駅「みねはま」で買ったそばおやきだけだったような気がする。道理で、ラリーが終わった途端に力が抜けたわけだ。我々は、スタンプ帳をみながら、「てんのう」に近い駅で食事が可能な駅を探すと、「しょうわ」のレストランが21時まで営業している、と書かれている。「よし、ここに行ってみようよ」と我々は、「しょうわ」から「てんのう」まで走ってきたルートを逆戻りして、「しょうわ」の駐車場に入る。 しかし、またしてもやられた、である。「しょうわ」のレストランはまだ18時過ぎだというのに既に真っ暗だったのだ。これだから道の駅は・・・と言いたくなる。昼間訪れた時には良い印象を持ったこの駅も、この開閉時間のいい加減さにがっかりだ。仕方がない、とにかく走ろう、と国道7号から国道285号へと入る。国道285号をこのまま北上していけば、道の駅「かみこあに」があるはずだ。ここの食事処も確か20時くらいまでは営業しているはず、と決して期待はせずに向かう。 道の駅「かみこあに」に着いたのは午後7時過ぎだっただろうか。外から覗くと食事処がある「秋田杉の館」がなにやら賑やかだ。軽食コーナーはほぼ満席状態だったのである。そういえばこの駅に着くまで、この付近に食事が出来るところはほとんど無かった。多分、そのせいでここに人が集まってくるのかもしれない。我々は、軽食コーナーでなく、奥の食事処へ入り、朝・昼の分も食べるぞ!とメニューを食い入るようにみる。同じく食事処では、地元の人たちなのか「酒持ってきて〜」といった調子で宴会を楽しんでいたようだ。 食事後、国道285号から国道103号へと入ればあとはすんなりと十和田IC入口まで道なりに進めばよいので、"ほし"の人間ナビ化もここで終了。そして、東北道にのった我々は八戸に向かって延々と走るのであった。東北道にしても八戸道にしても、夜間は空いているので快適走行が出来るのだが、そろそろ予算的なことも考えた方が良いかと、省エネ運転(とある速度で一定に保ったままずーっと走り続ける)に切り替えたところ、燃費は抜群に良い(まぁ、こんなことは今更文書にするほどのことではないのだが)。そして八戸に着き、早々に宿に入り次の日に備えて爆睡。 すっかり前置きが長くなってしまった。さあ、11月初日の朝がやってきた。今日から時間を気にせず、ゆっくり道の駅を堪能しよう。そんなことを思いながら、8時過ぎに出発。最初に向かう駅は「みさわ」である。今まで旅のお供にと使っていた地図「道の駅旅案内2東北」では、まだ新しい道の駅等が掲載されていないのだが、昨日道の駅「てんのう」で貰った東北の道の駅地図「ロードマップ」では、新しい道の駅が掲載されているため、これからはこのロードマップを参考に旅をしようかと思う。 |
【八戸出発時刻】08:00 【帰宅時刻】翌日09:50 ■色は青森県の道の駅 ■色は道の駅以外のスポット |
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| 国道104号(八戸発)/国道45号/ 主要地方道19号/国道338号/県道170号 |
みさわ (09:56) |
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| 県道170号/国道338号/県道180号/ 主要地方道24号/国道279号 |
よこはま (11:40) |
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| 国道279号/国道338号 | わきのさわ (14:39) |
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| 国道338号/県道253号 | かわうち湖 (15:40) |
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| 国道253号/主要地方道46号/ 国道338号/一般道 |
大間崎 (17:20) |
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| 一般道/国道279号/県道243号/国道4号 | 浅虫温泉 (20:20) |
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| さてどうやって帰ろうかと地図を見て確認。国道279号を海岸線に沿って走り、むつ市に向かうルートが妥当なのだが、やはりここを通るならば、明るいうちに海を横目に見ながら走りたかったなとほんのちょっと後悔。そして、いざ国道279号に出てみると、この沿線はガソリンスタンドが多い。しかもレギュラーもハイオクも軽油も揃っている。大間町を境に東と西では随分違うと実感しながら、走り続ける。途中、案内看板に何度も「恐山」の文字が出てくる度に、妙にゾクッとしながら通り過ぎる。この「恐山」、日本の三大霊場として有名な場所らしいのだが、どうも"ほし"はこの「恐山」の場所ではなく、単純に「恐」の文字に恐れをなしてしまったのか、看板を見るだけでおびえてしまう。 むつ市内に入ると、やがて昼間に走ったばかりなのか記憶に新しい建物などを横目に見ながら走る。雨足はだんだん強くなり、途中にジュースを買うために寄ろうと道の駅「よこはま」に入った頃には土砂降りになっていた。既に道の駅「よこはま」の施設は閉まっており、我々のように小休憩を目的として停まっている車が数台いるだけだった。 道の駅「よこはま」を出て、更に国道279号を南下していくと下北半島への玄関口と言われる野辺地町に入る。野辺地町内で一旦一般道に出て更に県道243号を走ると、少しは国道4号へのショートカットになるかと思ったのだが、道幅が狭いゆえおのずと速度も抑え気味になり、果たしてショートカットになったのやら。国道4号に出て、ひたすら青森市に向かうが、思った以上に遠い。 ふと国道4号を走っていてこの沿線に道の駅があることを思い出した。慌ててスタンプ帳をみると道の駅「浅虫温泉」がもうすぐあるはずだ。開館時間も21時までと遅くまで営業している。これは間に合うかもしれない、とちょっぴり期待しながら向かう。 |
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というわけで、浅虫温泉を出た我々は、再び帰路につく。まもなく青森市街に入り、東北道の青森ICを探すが道路上の案内看板の表記を見て一瞬戸惑ってしまい、本来曲がるべき個所を間違えてしまう。すぐにUターンしようにもなかなか出来ないまま、現在地が分からなくなり、途方に暮れる。こういう時はとにかく大きな道に出ればなんとかなる、と結局国道4号に復帰し、今度こそは国道103号に一旦入ったうえで青森環状バイパスを走り、無事に青森ICを見つける。後日、改めて地図を見ると、どうしてこんな単純なミスをしたのだろう、と笑ってしまうのだが、夜間に知らない土地を走り、しかも迷っている最中は、自分でも気が付かないうちに緊張の為か精神状態が高ぶっているのだろう、地図を冷静に見ることが出来なくなっている。 ◆◆◆ ちょっぴりひとこと ◆◆◆ 結局、スタンプラリー中の旅と何ら変わりの無かった今回の旅、それもそのはず、まだスタンプラリーの余韻が残っていたせいもあるだろう。しかし、これからも毎回こんな旅が続くのか? 来年度に備えてそれもまた良いかもしれない。 |
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最終更新日:2000年12月09日